購入報告: MTGで最も有名な天使の主
## 概要
2020-01-03 Fri 11:47にカードラッシュで以下のカードを購入した。

- [商品名]:[PLD]虚空の杯/Chalice of the Void《英語》【MRD】[こくうのさかずき] 4,680 円 x 1 個 4,680 円
- [商品名]:[EX+]聖域の僧院長/Sanctum Prelate《英語》【CN2】[せいいきのそういんちょう] 1,280 円 x 1 個 1,280 円
- [商品名]:慈悲深きセラ/Serra the Benevolent《英語》【MH1】[じひぶかきせら] 390 円 x 1 個 390 円
- [商品名]:慈悲深きセラ/Serra the Benevolent《日本語》【MH1】[じひぶかきせら] 390 円 x 1 個 390 円
- 商品 6,740 円
- 送料 0,170 円
- 合計 6,910 円

[新年初回の晴れる屋TC Let’s 5 レガシーDX](https://mtg.senooken.jp/post/2020/01/04/)の参加直前に注文したカードだ。

[前回の購入報告](https://mtg.senooken.jp/post/2020/01/06/)に続き,またしても《虚空の杯/Chalice of the Void》を購入した。これで4枚目の《虚空の杯/Chalice of the Void》が揃った。

その他に,《虚空の杯/Chalice of the Void》と似た効果を持つ《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》と,追加のプレインズウォーカーとして《慈悲深きセラ/Serra the Benevolent》を購入した。

どれも相場最安クラスで購入でき,満足の買い物だった。

## 効果
《虚空の杯/Chalice of the Void》については前回の購入報告で効果を説明したので,その他のカードの効果を説明する。

### 《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》の効果は以下となる。

Sanctum Prelate / 聖域の僧院長 (1)(白)(白)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)

聖域の僧院長が戦場に出るに際し、数を1つ選ぶ。
点数で見たマナ・コストが選ばれた数に等しい、クリーチャーでない呪文は唱えられない。
2/2


指定したマナコストのクリーチャー以外の呪文のキャストを禁止する。《虚空の杯/Chalice of the Void》と異なる点は以下の2点だろう。

1. マナコストの指定の柔軟性
2. キャスト自体の禁止
3. クリーチャー

1マナ域を止める目的では,《虚空の杯/Chalice of the Void》のほうが速効性と範囲が広い。しかし,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》は《実物提示教育/Show and Tell》デッキ相手に重要な3マナ域を止めることができる。

その他,《否定の力/Force of Negation》,《呪文貫き/Spell Pierce》,《呪文嵌め/Spell Snare》などのカウンターに引っかからない点も見逃せない。

《護衛募集員/Recruiter of the Guard》からサーチ可能であり,《虚空の杯/Chalice of the Void》とセットで使うのもありだろう。

今まで1枚しか保持しておらず,素引きする可能性を上げるために2枚目を購入した。

### 《慈悲深きセラ/Serra the Benevolent》
《慈悲深きセラ/Serra the Benevolent》の効果は以下となる。

Serra the Benevolent / 慈悲深きセラ (2)(白)(白)
伝説のプレインズウォーカー — セラ(Serra)

[+2]:ターン終了時まで、あなたがコントロールしていて飛行を持つクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
[-3]:飛行と警戒を持つ白の4/4の天使(Angel)クリーチャー・トークンを1体生成する。
[-6]:あなたは「あなたがクリーチャーをコントロールしているなら、あなたのライフ総量を1点未満に減少させるダメージは、代わりにあなたのライフ総量を1点になるまで減少させる。」を持つ紋章を得る。
4


MTGで最も有名な天使である《セラの天使/Serra Angel》の主のセラの待望のカード化であり,白使いとしては外すことのできないカードだ。

基本的には-3能力で《セラの天使/Serra Angel》相当の天使を生成するのが主な用途だろう。ただし,単純に4マナ4/4飛行・警戒+αは強い。《セラの天使/Serra Angel》を2回生成する呪文と割り切っても十分強いだろう。

モダンホライゾンのパッケージ・イラストとして目玉カードの一つでもあったが,大会ではあまり採用事例がなく,値段が380円程度と比較的安価になっていた。パイオニア需要で同じく4マナのプレインズウォーカーとして有力な《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》が1500円程度とじりじり値上がりしており,その代わりではないが試してみたかったのでこのタイミングで購入した。

1月末のマジック・フェストが終了すると,《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》の値段が落ち着くと予想しており,こちらはそのタイミングで買い増ししたい。

《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》への対策としては,7点クロックになる《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》のほうがやや有利だ。ただし,《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》が生成する3/3の鹿を突破できるという意味では,《セラの天使/Serra Angel》も悪くない。

前回の大会で当たったホガークデプスのように,飛行持ちが重要な盤面もありえる。

## 結論
念願の《虚空の杯/Chalice of the Void》の4枚目をとうとう購入した。これで現環境を支配する1マナ呪文と対抗できる。長く使い込んでいきたい。

その他,白の優良カードの《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》と《慈悲深きセラ/Serra the Benevolent》も購入した。

余談だが,[Eternal Party 2019東京大会](https://mtg.bigweb.co.jp/article/EternalParty2019/Tokyo/TOP16Decklist)で《虚空の杯/Chalice of the Void》入りのマーフォークがトップ8に残っていた。これを受けて,やはり《虚空の杯/Chalice of the Void》入りのDeath & Taxesもありではないかと思った。

D&Tはあまり好きなデッキではなかったが,《虚空の杯/Chalice of the Void》入りのパターンはまだ試したことがなく,検討の価値がある。数年振りに使うのもありに感じた。

また,2020-01-24発売予定のテーロス還魂記に収録されている「太陽冠のヘリオッド」が《歩行バリスタ/Walking Ballista》と無限コンボを形成することが巷で話題になっており,《歩行バリスタ/Walking Ballista》の値段が高騰している。白使いとしては,久しぶりの2枚コンボでありこちらも動向を注視していきたい。

これらを検討しながら,ひとまずは次回のエルドラージ・ホワイトの活躍に期待したい。
購入報告: ストンピィデッキに必須のあらゆる呪文を打ち消す置物
## 概要
2020-01-01 Wedにメルカリで《虚空の杯/Chalice of the Void》のミラディンのイタリア語版を4888円で購入した。

丁度,[カードボックス高槻店の新春デュアラン争奪レガシーで惨敗](https://mtg.senooken.jp/post/2020/01/01/)した晩に,メルカリで《虚空の杯/Chalice of the Void》を探していて見つけた。

ヘビープレイドで状態は悪いのだが,値段が4888円と*相場最安以下*だったので思わず購入した。丁度,お正月に5 %のポイントバックのクーポンが配布されており,[2020-01-31 Friまでのメルペイスマート払いで3 %ポイント還元](https://senooken.jp/post/2019/12/30/)も活用してうまく購入できた。

個人間取引で心配だったので,念のためライトチェックと重さチェックを実施した。

これで3枚目の《虚空の杯/Chalice of the Void》を入手できた。

## 効果
《虚空の杯/Chalice of the Void》の効果は以下の通りだ。

Chalice of the Void / 虚空の杯 (X)(X)
アーティファクト

虚空の杯はその上にX個の蓄積(charge)カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
プレイヤーが、この上に置かれている蓄積カウンターに等しい点数で見たマナ・コストを持つ呪文を1つ唱えるたび、その呪文を打ち消す。


特定のマナコストの呪文を永続的に打ち消すことができる。低マナ域に優良カードがひしめくエターナル環境では,ストンピィデッキにおいて必須の1枚だ。

基本的にはX=1で設置し,場合によってはX=2やX=0で設置する。《魂の洞窟/Cavern of Souls》や《突然の衰微/Abrupt Decay》のように打ち消されない呪文には効果がないので注意が必要だ。

日本語の読みがなは「こくうのさかずき」であり,「こくうのはい」ではないことに注意が必要だ。最近までずっと「こくうのはい」と呼んでしまっていた。

従来の白ウィニーでは,自分も1マナのクリーチャーや《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を使う都合,採用されることはあまりなかった。2マナランドや《金属モックス/Chrome Mox》・《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》を採用するエンジェル・ストンピィや白スタックス,白エルドラージなどで採用されるカードだった。

しかし,今のレガシー環境で白ウィニーが生き残るにはこのカードが必要だと感じる。理由は,**《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》と《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》**だ。

共に使い終わった1マナの除去である《剣を鍬に/Swords to Plowshares》や《稲妻/Lightning Bolt》や《稲妻の連鎖/Chain Lightning》を連発してくる。そして,共に1マナのドロー呪文である《渦まく知識/Brainstorm》や《思案/Ponder》も連発してきて,ゲームが長引けば長引くほど除去を連発される可能性が高くなる。

*1ゲームで5-6発の除去*を打たれることを覚悟する必要があり,プロテクションなどの除去耐性やアドバンテージを稼ぐ手段がなければ,戦場にクリーチャーを留めるのが難しい。

墓地対策などいくつか対策はあるが,これらのデッキはデッキの大半が1マナの呪文で構成されているので,単純に*《虚空の杯/Chalice of the Void》で1マナの呪文を禁止するのが手っ取り早い*。

実際,《虚空の杯/Chalice of the Void》を出しただけで勝てるゲームもあるくらいだ。1-2ターン目に展開するのはもちろん強いが,中盤以降に引いてもそれ以降のドロー呪文と除去を封じ込められるので悪くない。

《虚空の杯/Chalice of the Void》を使うためにデッキ構成を変更する価値は十分あるだろう。

## 結論
念願の3枚目の《虚空の杯/Chalice of the Void》を入手できた。エターナル環境で単色ビートデッキを組む上で年々価値の高まってきているカードだ。

中盤以降に出しても悪くないとはいえ,やはり序盤の1-2ターン目に設置したい。それには,デッキへの採用枚数を増やして,初手に引く確率を高めることが大事だ。残り1枚の4枚目も入手してデッキに採用したい。
購入報告 | 対エルドラージ・ポスト必須カードと白の最強単体除去
## 概要
2019-11-30 Satにトレトクで以下のカードを購入した。

- 0300: 1《刃の接合者/Blade Splicer》
- 0050: 1《真心の光を放つ者/Devout Lightcaster》
- 0250: 1《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》
- 0800: 1《ルーンの与え手/Giver of Runes》
- 0040: 1《高名な弁護士、トミク/Tomik, Distinguished Advokist》
- 0120: 2《戦隊の鷹/Squadron Hawk》
- 0160: 2《耳の痛い静寂/Deafening Silence》
- 0280: 2《減衰球/Damping Sphere》
- 3200: 2《議会の採決/Council’s Judgment》
- 5200: 合計

今回の購入の主な目的は《減衰球/Damping Sphere》と《議会の採決/Council’s Judgment》だ。

トレトクでは5000円以上の購入でゆうパケット200円の送料が無料になるため,他に欲しいカードとまとめて購入した。

購入内容を簡単に説明する。

## 《減衰球/Damping Sphere》
Damping Sphere / 減衰球 (2)
アーティファクト

2点以上のマナを引き出す目的で土地が1つタップされるなら、それは他のタイプや点数の代わりに(◇)を生み出す。
プレイヤーが各呪文を唱えるためのコストはそれぞれ、そのプレイヤーがこのターンに唱えた他の呪文1つにつき(1)多くなる。


記事タイトルに記載した「対エルドラージ・ポストの必須カード」とは《減衰球/Damping Sphere》のことだ。

2019-11-18 Monの禁止改訂により《レンと六番/Wrenn and Six》がレガシーで禁止され, それまで勢力を潜めていたエルドラージ・ポストが徐々に表に出てくるようになった。

過去に2-3回ほど装備リベリオンで対戦したことがあるが,相手のカードパワーが高く,*全く勝てる気がしなかった*。《金属モックス/Chrome Mox》により速度が上がったとはいえ,《全ては塵/All Is Dust》や《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》をキャストされるとかなり苦しい戦いになる。**対策無しで勝てるほど甘い相手ではない。**

そもそもエルドラージ・ポストは《雲上の座/Cloudpost》から大量マナを生成できるため,《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》や《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》,《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》が効きにくい。

やはり相手のデッキの根幹である2マナランドを抑制できる《減衰球/Damping Sphere》が必要だろうと感じた。逆に他に白でできる対策が思いつかなかった。《全ては塵/All Is Dust》や《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》がいる以上,《謙虚/Humility》や《罠の橋/Ensnaring Bridge》は対策にならない。

ゲームプランとしては,*サイド後に1-2ターン目に《減衰球/Damping Sphere》を設置し,できれば《不毛の大地/Wasteland》も絡めながらリベリオンの通常ルートによる4-5ターンキル*が理想だろう。

徐々に値段が上がってきていることに気付き,慌てて購入した。これで日本語版で3枚入手した。残り1枚を英語版でどこかで入手したい。

## 《議会の採決/Council’s Judgment》
2018年09月のレガシー復帰直後からほしいなと思っていた《議会の採決/Council’s Judgment》を購入した。

Council’s Judgment / 議会の採決 (1)(白)(白)
ソーサリー

議決 ― あなたから始めて各プレイヤーは、あなたがコントロールしていない土地でないパーマネント1つに投票する。最多あるいは最多と同数の票を獲得した各パーマネントを追放する。


タイトルに記載した「白の最強単体除去」とは《議会の採決/Council’s Judgment》のことだ。

今回はトレトクで1枚1600円と相場的には比較的安く購入できそうだったので,この機会に2枚購入した。

長年白の万能単体除去としては,《忘却の輪/Oblivion Ring》を愛用しており,このカードにお世話になってきた。ただし,昨今の強力なプレインズウォーカーの登場により,《突然の衰微/Abrupt Decay》や《議会の採決/Council’s Judgment》により《忘却の輪/Oblivion Ring》の除去されると,即座に能力によりアドバンテージを取られてしまう問題があった。

そこで確実に除去できる《議会の採決/Council’s Judgment》の必要性を強く感じており,今回の購入に踏み切った。白の単体クリーチャー除去としては*《剣を鍬に/Swords to Plowshares》が最強*だが,**白の単体万能除去としては《議会の採決/Council’s Judgment》最強**だろう。

対象を取らないため,*《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》や《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》まで対応*できる。

マジックの歴史やゲームバランスから見ても,**今後これより強力な白の万能単体除去は作りようがない**とすら思っている。ヴィンテージはゲーム速度的に間に合うか微妙なラインだが,レガシーでは十分通用する。逆に,レガシーで白を使うならば,*《剣を鍬に/Swords to Plowshares》とともに保持しておくべき必須の除去*になるだろうと思った。

どこかで3枚目を英語版で入手したい。

## その他
購入金額を5000円にするため,その他に欲しかったカードをまとめて購入した。簡単に説明していく。

### 《刃の接合者/Blade Splicer》
ETB (Enter The Battlefiled) で3/3のゴーレムを生成する。ETB能力としては強いほうであり,《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》との相性が良好だ。1枚100円と安かったのでひとまず3枚購入した。

### 《真心の光を放つ者/Devout Lightcaster》
ETBで黒のパーマネントを除去する白のトリプルシンボルでプロテクション黒をもつクリーチャーだ。ETBで黒のパーマネントを除去できるというのはやや限定的だが,《レンと六番/Wrenn and Six》のような強力な黒のプレインズウォーカーが今後いつ登場してもおかしくない。その際の有力カードとなるため,1枚購入した。

ちなみに,これと似たカードの赤への対策としては《茨の騎士ティヴァダール/Tivadar of Thorn》がいるのだが,惜しいことにこのカードがETBで除去するのはゴブリンだ。これが赤のパーマネントであれば《レンと六番/Wrenn and Six》やチャンドラの有力な対策カードになったのだが…

### 《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》
白の中堅最強クラスのフィニッシャーである《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》の2枚目を購入した。装備リベリオンや白エルドラージの他に白のストンピィ系デッキで使いたいなと,今は活用のタイミングを伺っている。

### 《ルーンの与え手/Giver of Runes》
《レンと六番/Wrenn and Six》禁止前において,タフネス1クリーチャーに人権を与えるためにほしいなと思っていたカードだ。値段が上昇傾向だったのだが,やや落ち着いたようなので1枚だけひとまず購入した。

《レンと六番/Wrenn and Six》が禁止されたため,以前よりは必要性が下がったのだが,《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》や《歩行バリスタ/Walking Ballista》などが依然としているわけで,*タフネス2*というのはやはり意味がある。《ルーンの母/Mother of Runes》との使い分けが悩ましい。

### 《高名な弁護士、トミク/Tomik, Distinguished Advokist》
1枚40円と安く,土地系デッキ相手のいい対策カードになるのでひとまず入手しづらそうな英語版を購入した。

《暗黒の深部/Dark Depths》系デッキの場合,《突然の衰微/Abrupt Decay》やら黒の除去が入っているので,そこまで信頼性は高くない。が,2マナ2/3飛行はウィニーとして悪くなく,《セラの報復者/Serra Avenger》を考えると悪くない。

が,やはり個人的にはやや微妙なカードだと思うので,使いどころが難しい。

### 《戦隊の鷹/Squadron Hawk》
地味に持っていなかった白の優良コモンだ。白で手軽にアドバンテージを稼げるカードであり,いろいろと使いみちを考えると面白いカードだ。今後のために比較的安い在庫を購入した。

### 《耳の痛い静寂/Deafening Silence》
1マナでストーム系デッキを牽制できるということで,サイド後に3-4枚必要だろうと感じ,2枚追加で購入した。残り1枚は英語版をどこかで購入した。

## 結論
2019-11-18 Monの禁止改訂後のレガシー環境を見据えて,エルドラージ・ポスト対策として《減衰球/Damping Sphere》を,その他の万能単体除去として《議会の採決/Council’s Judgment》を購入した。

装備リベリオンのメインデッキはほぼ固まったため,サイドボードを充実させるための購入となった。

今回の購入を踏まえて,サイドボードを以下のように練ってみた。

- 4《外科的摘出/Surgical Extraction》
- 3《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
- 2《呪われた巻物/Cursed Scroll》
- 3《減衰球/Damping Sphere》
- 2《議会の採決/Council’s Judgment》
- 1《夜風の滑空者/Nightwind Glider》

エルドラージ・ポストをどれだけ考慮する必要があるのかがやや未知数なのだが…

12月末には今回の購入で充実させたサイドボードで大会に参加したい。
購入報告 | たった2マナでプレインズウォーカーを除去できる白のカード
2019-11-18 Monにトレトクで以下のカードを購入した。

- 0650: 《呪われた巻物/Cursed Scroll》日1
- 0480: 《予期せぬ不在/Unexpectedly Absent》英2日2
- 0060: 《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》英1
- 0140: 《断片化/Fragmentize》日3英1
- 0800: 《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》日1
- 0140: 《天界の粛清/Celestial Purge》英1日2
- 0050: 《溶鉄の尾のマスティコア/Molten-Tail Masticore》日1
- 2320: 合計

[前回の大会参加](https://senooken.jp/blog/2019/11/17/)でまたしても《レンと六番/Wrenn and Six》系デッキに負けたため,次は勝てるようにその対策カードを主に購入した。

## 《天界の粛清/Celestial Purge》,《予期せぬ不在/Unexpectedly Absent》

投稿タイトルに付けた「たった2マナでプレインズウォーカーを除去できる白のカード」とは《天界の粛清/Celestial Purge》と《予期せぬ不在/Unexpectedly Absent》だ。

それぞれカードテキストは以下となる。

Celestial Purge / 天界の粛清 (1)(白)
インスタント

黒か赤のパーマネント1つを対象とし、それを追放する。


Unexpectedly Absent / 予期せぬ不在 (X)(白)(白)
インスタント

土地でないパーマネント1つを対象とし、それをオーナーのライブラリーの一番上からX枚のカードの直下に置く。



《天界の粛清/Celestial Purge》はいわずもがな赤と黒のパーマネント対策カードだ。具体的には,《レンと六番/Wrenn and Six》や各種チャンドラ・リリアナのプレインズ・ウォーカー (PW) に対応できる。その他,《暗黒の深部/Dark Depths》のマリット・レイジトークンにも対応でき,現在のメタゲームにあっているカードだ。

もう1枚の《予期せぬ不在/Unexpectedly Absent》は古くは《時の引き潮/Time Ebb》から始まるライブラリーへのバウンス呪文だ。この手のカードとしては,最低白白の2マナで非土地パーマネントを対象に取れ,最強クラスに近いと思う。時間稼ぎにしかならないものの,たった2マナで非土地パーマネントに対応できるのは他にはない特徴だ。

環境が高速化するに当たって,低マナカードの重要性を痛感している。自身も《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》や《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》を使う上でも,使う呪文は1-2マナに抑えておきたい。

3マナになれば,非土地パーマネント除去としては最強クラスの《議会の採決/Council’s Judgment》や《忘却の輪/Oblivion Ring》などがある。が,《議会の採決/Council’s Judgment》は2000円程度の高額カードであり,やはり2マナと3マナの違いがあるということで,今回は購入を見送った。

残念ながら,白で3マナ以下でPWを確実に除去するには,**今のところ《天界の粛清/Celestial Purge》か《議会の採決/Council’s Judgment》くらいしかない**。他は結局,《忘却の輪/Oblivion Ring》,《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》,《呪詛の寄生虫/Hex Parasite》のような置物で対応するしかなく,《突然の衰微/Abrupt Decay》や除去で解放されてしまう。解放された瞬間にPWの能力を使われてしまい,アドバンテージ差がついてしまう。

そういう意味でも*2-3マナで確実にPWを除去できるカードは貴重*であり,今後いつ出番が出てきてもおかしくない。《予期せぬ不在/Unexpectedly Absent》はしばらく使う予定はないものの,収録されているカードセットが特殊なセットであり,そのうち入手困難になるだろうと考えて,このタイミングで購入した。

*《天界の粛清/Celestial Purge》は現在のメタゲームにマッチ*しているので,サイドに3枚ほど確保したいと思う。特に,赤単プリズンにおいて,1-2ターン目にキャストされるはチャンドラや《軍勢の戦親分/Legion Warboss》,《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》あたりは,返しに即座に対応できないとゲームが決まる。そのため,2マナであることがますます重要となる。

## 《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》,《呪われた巻物/Cursed Scroll》
《レンと六番/Wrenn and Six》が11/18 Monに禁止されてしまったが,禁止されるかどうかは不明のため,今後も続投というつもりで策を練っていた。

《レンと六番/Wrenn and Six》系相手だと,《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》が無駄になる可能性が高い。そのため,サイド後は《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》の代わりに《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》を採用しようと,3枚目を購入した。

この手のマナコスト増加カードは対応できるカードの*幅が広い*。MTGは基本的に呪文を唱えるデッキが大半であり,せいぜいドレッジくらいが例外となる。今後低マナで優秀なクリーチャーが出てきた場合に,《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》の代わりにこちらを採用するという可能性はいつでもありえる。800円と比較的安価だったため,購入を決めた。

確実に1-2ターン目に出すにはセットで8枚程度の枠を取る必要がある。3-4ターン目に1枚目を出すのは弱いが,1-2ターン目に1枚出すことができれば,仮にカウンターや除去で対応されても,その後3-4ターン目に2枚目を出すのは悪くない動きだ。

いずれは4枚目をできれば英語で購入を検討したい。

その他,《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》や《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》と相性のいい《呪われた巻物/Cursed Scroll》の3枚目を購入した。装備リベリオンではサイド後フェアデッキ相手には消耗戦になりがちだ。その場合,《呪われた巻物/Cursed Scroll》は**手札を使わずに**相手の《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》やプレインズウォーカーなどに対応できるので,悪くないカードだと考えた。サイド後に中長期戦で引く確率を上げるために3枚目を購入した。

## その他
その他に,《断片化/Fragmentize》《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》《溶鉄の尾のマスティコア/Molten-Tail Masticore》を購入した。

《断片化/Fragmentize》は**白で唯一の1マナのアーティファクト・エンチャント除去**であり,貴重なカードだ。主にヴィンテージ向けのカードだが,レガシーでもこの先いつ必要になってもおかしくない。是非とも保持しておきたいと思い購入した。

その他の《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》と《溶鉄の尾のマスティコア/Molten-Tail Masticore》は,晴れる屋TCでも在庫が十分あるのだが,言語の都合で1枚だけ購入した。これらのカードは当分使う予定はないが,今後の検討として長い目で収集を考えている。

もともと11/24 Sunに晴れる屋TCのEternal Party Trialに参加予定だったのが辞退した。前回の大会が日曜開催で今週はしんどかった…やはり日曜日の試合は翌日以降仕事が控えているのもありしんどい…その他,1月以降の仕事を探す必要が出てきて,こちらもけっこう忙しくなりそうなので,時間を確保したかった。

《レンと六番/Wrenn and Six》が禁止され,メタゲームがまた動くと思うが,現在のデッキは自分の中でメインデッキの完成度はかなり高いと思っており,メインに関しては特に変更する余地があまりないと考えている。相手に合わせてサイドボードとプレイングをひたすら磨くことになると思う。

次回は12月,1月以降の仕事のめどがついたところで大会に参加したい。
購入報告 | あらゆる呪文を阻む置物
2019-11-03 Sunにトレトクで以下のカードを購入した。

- 0080: 《耳の痛い静寂/Deafening Silence》日1
- 1000: 《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》日1
- 0750: 《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》英1
- 0350: 《爆発域/Blast Zone》日1
- 0200: 送料
- 2180: 合計

[昨日の購入報告](https://senooken.jp/blog/2019/11/09/)と被るのだが,高速コンボ対策・妨害手段として《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》を購入した。その他前から欲しかった《耳の痛い静寂/Deafening Silence》や4枚目の《爆発域/Blast Zone》も購入した。

《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》が750円と相場最安レベルで販売されていたのが主な購入理由だ。もともとはこちらを先に購入していたのだが,デッキを調整していくと,自分のクリーチャーのキャストにも影響があるので,《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》のほうがいいかと思って買い足した次第だった。

《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》を1ターン目に設置できれば,《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》も含めて*相手の速度を大幅に落とす*ことができる。《虚空の杯/Chalice of the Void》とは異なり,こちらは1マナの呪文を唱えることができるので,《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》を展開し,そのままリベリオンの通常の動きを狙うことも可能になる。

《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》はヴィンテージで制限カードになっているが,《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》には制限がかかっていない。このあたりのカードはどのヴィンテージでも通用しそうなので,パワー9や高額カードはあまりは持っていないけれど,もう少しカードを集められればヴィンテージへの参戦もありかなと思った。

トーナメントレベルのマナコスト増加カードはありがたいことに白に固まっている。《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》の他には《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》が有力候補で,《支配の片腕、ドビン/Dovin, Hand of Control》もある。

今は装備リベリオンの補助として,《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》と《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》の採用を考えている。今後,《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》や《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》も含めた16枚体制で,《レオニンの裁き人/Leonin Arbiter》+《幽霊街/Ghost Quarter》の*土地破壊も含めたガチガチにマナロックするデッキ*も面白いなと考えた。

プレインズウォーカーや,打ち消しなどのやっかいな呪文群さえどうにかできれば,クリーチャーは《剣を鍬に/Swords to Plowshares》などでどうにかなる。

まずは《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》と《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》を採用した新生装備リベリオンの様子を見て検討していきたい。

次回の大会参加は*11/17 Sun 12:00の晴れる屋TCのLet’s 5 DXと11/24 Sun 12:00の晴れる屋TCのEternal Party Trial*を予定している。

予定を確認したところ,丁度それぞれで午前から昼にかけて資格試験やら脱毛サロンの予定が入っていた。これらの予定と一緒に効率よく対応できそうなので,参加することにした。

サイドボード案を練り,次の大会ではうまくやれるようにしたい。
購入報告 | あらゆる非クリーチャー呪文を阻む置物
2019-11-03 Sunにカードラッシュで以下のカードを購入した。

- 2560: 《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》英2
- 0660: 《爆発域/Blast Zone》英2
- 0170: 送料
- 3390: 合計

[前回の大会参加](https://senooken.jp/blog/2019/11/02/)で白エルドラージでは,デスシャドーや青赤デルバーなどクロックパーミッション系に速度で劣ることがわかった。

また,次の使用予定デッキのヘイトベアーや装備リベリオンでも,速度の問題を考えていた。特に,装備リベリオンでは4ターンキル,5ターンキルが現実的なラインであるため,これより速度の早い*高速コンボが課題*だった。

これを解決するために,《金属モックス/Chrome Mox》+《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》と《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》や《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》,《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》あたりを8枚ほど組み合わせて,**1ターン目に確実に妨害カードを設置する戦略**を取ろうと考えた。

そこで手持ちが2枚しかなかった《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》を追加で2枚買い足した。ゼンディカー登場時あたり,ANT全盛期頃に1枚200円で2枚購入した記憶がある。今や1枚1200円と随分値上がりしたなと驚いた。

前回対戦したデスシャドーで感じていたのだが,もう慣れているのか*《虚空の杯/Chalice of the Void》は対策されている*。前回のデスシャドーでは,緑がタッチされていて《突然の衰微/Abrupt Decay》があった。

単純に《虚空の杯/Chalice of the Void》は値段が高いというのもあるが,マナコストを増加して対策カードのキャストすら抑制できる《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》や《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》もありではないかと考えた。

《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》は2枚目が腐る欠点があるが,《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》は重ね貼りが可能で,*マナコスト増加カードは重ねることで効果も大きくなる*。

どのみち,装備リベリオンでのリクルーターの起動は3-4ターン目がメインとなり,1-2ターン目のアクションが課題だった。《悟りの教示者/Enlightened Tutor》は柔軟性はあるものの,肝心の*1ターン目に展開できない点*が無視できなく感じた。

この課題だった1-2ターン目の動きを,《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》と《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》のキャストにあてることで,続く2-4ターン目のリベリオンの通常の動きまでの時間を稼ぐ。

また,低マナ域の致命的なカードに対応できるように《爆発域/Blast Zone》を買い足した。念頭においているのは,《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》だ。ウィニーデッキの宿命だが,反復使用可能な火力は致命的となる。

久しぶりにCockatriceをインストールして試してみたが,悪くなかった。ロンドン・マリガンのおかげで,《金属モックス/Chrome Mox》や《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》の2枚目などを無駄なく処理でき,初手に妨害カードが来るまで粘れるようになった。

今月末にまた大会に参加しようと思うので,それまでにデッキの完成度を高めていきたい
購入報告 | はじめてのモックス
2019-10-21 Monに[ラクマでプロモ版《金属モックス/Chrome Mox》4枚1.6万円](https://item.fril.jp/ebaaba5aa572a2446e795a63d72a9328)を購入した。

自分にとっては初めてのモックスで,とうとうモックスに手を出してしまった。

9月に開業準備でプリンターなどいろいろと買い物をしており,11月末期限の楽天スーパーポイントが9000ポイントが残っており,これの消化も兼ねている。タイミング良くラクマで不定期で突然配布される3 %割引券をもらえたので,ここがタイミングと購入した。

現在の相場では最安3000円くらいだ。ただし,状態がやや悪いものとなっている。今回はプロモ版のフォイルの《金属モックス/Chrome Mox》だったため,そこまで値下がりしないだろうとみて,この値段で購入を踏み切った。

《金属モックス/Chrome Mox》のテキストは以下の通りだ。

Chrome Mox / 金属モックス (0)
アーティファクト

刻印 ― 金属モックスが戦場に出たとき、あなたの手札にあるアーティファクトでも土地でもないカードを1枚、追放してもよい。
(T):その追放されたカードと共通する好きな色のマナ1点を加える。


手札を一枚消費することで,恒久的なマナ発生源となる。かのモックスの一種で,単色のストンピィ系デッキで採用され,トーナメントでの実績も多数あるカードだ。

レガシーだと赤単プリズン,赤単ペインターでの採用が目に付く。

既に過去の投稿で何回か言及している通り,《レンと六番/Wrenn and Six》の対策として,ヘイトベアーデッキで《水蓮の花びら/Lotus Petal》と併用して,*1ターン目に2マナカードを展開*するために必要なカードだ。

一時的な《水蓮の花びら/Lotus Petal》と異なり,*恒久的なマナソースとして初手のキープ基準*にできるのが強みだ。

2011年など学生の頃からエンジェル・ストンピィなどを組む上で必要だったが,当時から高額カードだったため,*憧れのカード*でもあった。このカードを4枚揃えたことで,*金銭的に大人になったな*と感じてしまった。初めて偽造カードのチェック (ライトチェック) までしてしまった。

このカードを入手できたことで,白のストンピィ系デッキを組むことが可能になった。ただし,このカードは有色カードを必要とするため,**白エルドラージや《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》とは若干相性が悪い**。無色カードが多いと色マナを出せないからだ。

そのため,白エルドラージは一旦お預けとなり,次のデッキとしては*ヘイトベアーや装備リベリオン*を組むことになるだろう。

装備リベリオンはスピードの遅さに課題を感じていたため,《金属モックス/Chrome Mox》の採用により,またチャンスがあるのではないかと期待している。

ヘイトベアーでは《ルーンの与え手/Giver of Runes》も必要なカードとなるので,こちらの購入もタイミングを見計らって行いたい。

《レンと六番/Wrenn and Six》の登場により,グリクシス・コントロール全盛期にもまして*タフネス1クリーチャーの採用が難しく*なってきている。そのため,白単としては《ルーンの母/Mother of Runes》の居場所がなく,タフネス2の《ルーンの与え手/Giver of Runes》を使わざるをえない。

相変わらず次回の大会参加予定は未定だが,デッキ構築案を練りながら,次回に備えたい。
購入報告 | 白単で貴重なトランプル持ちクリーチャー
SBCで髭の脱毛に通っており,今日は午前中に脱毛に通い,その帰り道についでに晴れる屋のレガシー大会に参加しようと向かった。

しかし,今日は昼間のLet’s 5 DXがなく,休日レガシー大会が17:00からとのことだったので,しかたなく帰った。どうせあるだろうと事前に確認しなかった自分があほなだけなのだが,せっかく出向いて何もしないのは悔しいので,買い物をした。

ゲームショップとどで,[前回の購入報告](https://senooken.jp/blog/2019/10/12/)で新しく購入を考えていたエルドレインの王権の《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》を4枚1160円 (英1枚280円x3, 日1枚320円x1) で購入した。

最安ショップではないが,十分お買い得な値段だと思ったのでこの値段で4枚購入した。

《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》のテキストは以下の通りだ。

Stonecoil Serpent / 石とぐろの海蛇 (X)
アーティファクト クリーチャー — 蛇(Snake)

到達、トランプル、プロテクション(多色)
石とぐろの海蛇は、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
0/0


マナレシオが1の割に能力が3個もついており,単純にカードパワーが高い。

前回の購入報告でも書いた通り,序盤はX=2で《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》のブロッカー,中盤以降はX=4で《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》や《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》を突破でき,柔軟性が高い。

プロテクション多色のおかげで,**にっくき《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》で除去されない**のもポイントが高い。

白使いの視点からいうと,**白のクリーチャーでトランプル持ちのカードはほとんどいない**。そのため,装備品で強化したパワーを無駄なく活用でき,白単でも興味深いカードだ。《悟りの教示者/Enlightened Tutor》と《護衛募集員/Recruiter of the Guard》でサーチでき,+1/+1カウンターを使うので,《謙虚/Humility》とも相性がいい。

正直なところ4枚もいるのかというと,そんなにいるかはわからない。また,当分使う予定もない。が,いつ使うことになったり,トーナメントで活躍して高騰してもおかしくないと感じたので,このタイミングで購入した。*白単で使用可能なトランプル持ち*は希少性が高い。

他にほしいと思っている《金属モックス/Chrome Mox》と《ルーンの与え手/Giver of Runes》だが,どうやら底値は過ぎて,値段がじりじり右肩上がりになっている。諦めてこのあたりでまとめて購入しようと思う。

《金属モックス/Chrome Mox》と《ルーンの与え手/Giver of Runes》を入手できれば,装備リベリオンの復帰もありかもしれない。*《金属モックス/Chrome Mox》が入るとデッキの速度が1段階加速*され,今まで速度で負けていた相手にも勝負できる可能性がある。

値段の話では,*《丸砥石/Grindstone》や《絵描きの召使い/Painter’s Servant》もなぜか急に2-3倍の値段に高騰*しており,白単ペインターでも組もうかと残りの2枚ずつを購入しようかと思って確認して気付いた。

エターナル環境で使われるカードはなかなか値下がりしないので,惜しいことをしてしまった。再録でもされないかしらね…また必要なタイミングで購入を検討する。

それと余談だが,晴れる屋のYouTube動画に過去出演していたコマンダー塚本がゲームショップとどの店員ということに今更気付いた。ゲームショップとどには既に数回以上買い物で立ち寄っており,どこかで見たことあるなと思っていたのだが,ようやく疑問が解けた。

晴れる屋CombatはYouTubeで勝手に動画を推薦されるので時々みていた。レイラインズなどのデッキの紹介などがあって,おもしろ興味深く眺めていた。晴れる屋Combat2になってから,登場しなくなったので,何かあったのだろう。

話がそれてしまったが,《金属モックス/Chrome Mox》と《ルーンの与え手/Giver of Runes》を入手して,さらなる白ウィニーの探求を進めたい。
購入報告 | スタンダードで禁止されたアーティファクト
## 概要
2019-10-05 Satにカードラッシュで以下のカードを購入した。

- [商品名]:[EX+]密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter《日本語》【KLD】[みつゆにんのかいてんよくき] 220 円 x 1 個 220 円
- [商品名]:密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter《英語》【KLD】[みつゆにんのかいてんよくき] 190 円 x 3 個 570 円
- [商品名]:[EX+]異端聖戦士、サリア/Thalia, Heretic Cathar《英語》【Buy-A-Box Promos】[イタンノセイセンシ] 180 円 x 1 個 180 円
- [商品名]:[HPLD]水蓮の花びら/Lotus Petal《英語》【TMP】[すいれんのはなびら] 420 円 x 1 個 420 円
- [商品名]:魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass《日本語》【ELD】[まじゅつとおめがね] 90 円 x 2 個 180 円
- [商品名]:魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass《英語》【ELD】[まじゅつとおめがね] 90 円 x 1 個 90 円
- [商品名]:ガラスの棺/Glass Casket《日本語》【ELD】[がらすのひつぎ] 60 円 x 1 個 60 円
- [商品名]:静寂をもたらすもの/Hushbringer《日本語》【ELD】[せいじゃくをもたらすもの] 130 円 x 1 個 130 円
- [商品名]:磁石のゴーレム/Lodestone Golem《英語》【Archenemy】[じしゃくのごーれむ] 190 円 x 1 個 190 円
- [商品名]:[EX+]磁石のゴーレム/Lodestone Golem《英語》【WWK】[じしゃくのごーれむ] 180 円 x 1 個 180 円
- [商品名]:磁石のゴーレム/Lodestone Golem《英語》【WWK】[じしゃくのごーれむ] 190 円 x 1 個 190 円
- [商品名]:[EX+]磁石のゴーレム/Lodestone Golem《英語》【MM2】[じしゃくのごーれむ] 180 円 x 1 個 180 円
- [商品名]:[PLD]冠雪の平地/Snow-Covered Plains《英語》【MH1】[かんせつのへいち] 30 円 x 1 個 30 円
- [商品名]:[PLD]刃砦の英雄/Hero of Bladehold《英語》【Prerelease Cards】[やいばとりでのえいゆう] 220 円 x 1 個 220 円
- [商品名]:仕組まれた爆薬/Engineered Explosives《英語》【MMA】[しくまれたばくやく] 1,590 円 x 1 個 1,590 円
- 商品合計 4,430 円
- 送料合計 170 円
- 合計 4,600 円

久しぶりに大量購入した。

エルドレインの王権の注目カードと,《レンと六番/Wrenn and Six》に対抗するためのカード群の購入が主な目的だ。

簡単に内訳を解説する。

## 《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》・《異端聖戦士、サリア/Thalia, Heretic Cathar》
かつてスタンダードで禁止された《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》と《異端聖戦士、サリア/Thalia, Heretic Cathar》の4枚目を購入した。

これらはヘイトベアーで採用を検討しているカード達だ。

《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》のテキストは以下となる。


Smuggler’s Copter / 密輸人の回転翼機 (2)
アーティファクト — 機体(Vehicle)

飛行
密輸人の回転翼機が攻撃かブロックするたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。そうしたなら、カード1枚を捨てる。
搭乗1(あなたがコントロールする望む数のクリーチャーを、パワーの合計が1以上になるように選んでタップする:ターン終了時まで、この機体(Vehicle)はアーティファクト・クリーチャーになる。)
3/3


《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》はスタンダードで禁止されただけあってポテンシャルは高い。カードの効果的に,装備品や《十字軍/Crusade》のような強化カードのイメージが強い。

過去に《記憶の仮面/Mask of Memory》をD&Tで使っていたことがあるが,そちらより使いやすそうだ。

単純に2マナ3/3飛行は《セラの報復者/Serra Avenger》相当であり,飛行持ちカードとしては十分強い。

クリーチャー化するためには,もう1体クリーチャーが必要になる。が,これは《ルーンの母/Mother of Runes》や《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》,《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》,《レオニンの裁き人/Leonin Arbiter》など,中盤から後半にかけて,相手のブロッカーを突破できないウィニークリーチャーの活用先ともなる。そして,中盤以降の無駄引きの回避も可能となる。

今後のウィニー系デッキで,常に検討候補に上がるカードだろう。1枚200円程度と安く入手できてよかった。

また,ヘイトベアーを組む場合,序盤の動きがやはり大事なので,ハイバネさんとこのサリア・ストンピィにならって,2種サリアを4枚ずつ採用するのはありだろうと感じた。そこで,4枚目の《異端聖戦士、サリア/Thalia, Heretic Cathar》を購入した。

## 《水蓮の花びら/Lotus Petal》
ようやく4枚目の《水蓮の花びら/Lotus Petal》を用意できた。任意の色マナを出せるこのカードはやはり重要だ。2マナランドから《異端聖戦士、サリア/Thalia, Heretic Cathar》や《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》を1ターン目に出すことが可能になるからだ。

ただし,初手のキープ基準として,土地としてはカウントできない欠点がある。《レンと六番/Wrenn and Six》の《不毛の大地/Wasteland》はめを考えると,特殊地形ではなくアーティファクトのマナソースである《金属モックス/Chrome Mox》が強い。

3000円を下回ったタイミングで4枚揃えたいと値段をチェックしている。《金属モックス/Chrome Mox》をそれえられれば,エンジェル・ストンピィなどのストンピィ系デッキを構築しやすい。どうにか入手していきたい。後は《ルーンの与え手/Giver of Runes》も《レンと六番/Wrenn and Six》対策として気になっている。

## エルドレインの王権: 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》,《ガラスの棺/Glass Casket》,《静寂をもたらすもの/Hushbringer》
10/4 Friに発売されたエルドレインの王権から以下の3種類のカードを購入した。

- 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
- 《ガラスの棺/Glass Casket》
- 《静寂をもたらすもの/Hushbringer》

《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》はヴィンテージでも通用する強力カードであり,これを90円という格安価格で購入できたのはとてもよかった。《レンと六番/Wrenn and Six》+《不毛の大地/Wasteland》対策として,白エルドラージで早速メインに3枚採用,サイドに1枚採用する。

《ガラスの棺/Glass Casket》は《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》用にサイドボードに1枚キープした。《静寂をもたらすもの/Hushbringer》は当分使う予定はないのだが,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》からのサーチ用に1枚購入した。

エルドレインの王権ではこの他に,《耳の痛い静寂/Deafening Silence》と《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》を購入したいと思う。

《耳の痛い静寂/Deafening Silence》はやはり1マナというのが重要だ。エンチャントなので破壊されにくく,《法の定め/Rule of Law》は3マナで重い。ANT相手に《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で手札破壊を回避しながら展開できる。今後いつストーム系デッキが台頭してくるかもわからない。1-2枚は保持しておきたい。

《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》だが,やはりマナレシオ1で単純に性能が高い。序盤ならX=2で《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》のブロッカー要因として,中盤移行はX=4で展開できれば,《稲妻/Lightning Bolt》や《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》で止まらないフィニッシャーになる。ストンピィ系デッキで序盤から終盤までいつ引いても活躍できる,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》と《護衛募集員/Recruiter of the Guard》の両方でサーチでき,汎用性が高い。最低1枚,4枚購入してもいいかなと感じた。

## ストンピィカード: 《磁石のゴーレム/Lodestone Golem》,《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》
続いて値段が200円程度と安かったので思わず購入したのが《磁石のゴーレム/Lodestone Golem》と《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》だ。

《磁石のゴーレム/Lodestone Golem》は4マナ5/3トランプルで,《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》に似たマナコスト増加効果を持つ。MUDのメインカードの1枚であり,白単でも《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》などと組み合わせるのはありのように感じた。

そして,《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》だ。このカードは打点が極めて高い。この1枚でたった2回の攻撃で18点を叩き出せる。4マナ以下のカード単体でこの打点を叩き出せるカードは他に知らない。勝負できるのは,《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》,《レオニンの戦導者/Leonin Warleader》,《先駆のゴーレム/Precursor Golem》くらいだろう。

回避能力がないという欠点はあるものの,これだけの高打点を誇るカードはそうないので,白のストンピィ系デッキでは常に採用候補にあがると考えている。今回は220円と安かったので1枚購入したが,残り3枚もいずれは揃えたい。

## 《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》,《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
全体除去として《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》を購入した。今までは《漸増爆弾/Ratchet Bomb》を使っていた。が,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》はカウンターを貯めるのに時間がかかり,中盤から後半にかけて引いても間に合わないことがよくあった。その点,《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》はキャストしてすぐに起動できる利点がある。特に,1マナの《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》対策としては,キャストコストを下げて,《呪文嵌め/Spell Snare》や《呪文貫き/Spell Pierce》を回避できるので,この違いは重要だ。《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》からのサーチ用としても1枚ほしかった。1500円とそれなりの値段だったが,相場最安だったのでこの機会に購入した。

《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》は1枚30円だったので,フェッチランドからのサーチ用として1枚だけ購入した。

## 結論
エルドレインの王権が発売され,《レンと六番/Wrenn and Six》対策や次の新デッキのヘイトベアー用に久しぶりにカードを大量購入した。

《レンと六番/Wrenn and Six》の暫定対策として,《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》を増加させて白エルドラージをもう少し使い込んでみる。それと並行して,《金属モックス/Chrome Mox》と《ルーンの与え手/Giver of Runes》の購入を検討しており,これらが揃ったらヘイトベアーを組んでみて,《レンと六番/Wrenn and Six》へリベンジしたい。

仕事が忙しくなってきて,次いつ大会に参加できるかは未定だが,今後に備えていきたい。
購入報告 | アーティファクト版《ハルマゲドン/Armageddon》?
2019-08-06 Tueにメルカリで[《からみつく鉄線/Tangle Wire》4枚を1222円](https://item.mercari.com/jp/m92427962616/)で購入した。

[《水蓮の花びら/Lotus Petal》](https://senooken.jp/blog/2019/08/17/)の購入時に獲得した期間限定500ポイントの消化が大きな目的だった。

《からみつく鉄線/Tangle Wire》のテキストは以下となる。

Tangle Wire / からみつく鉄線 (3)
アーティファクト

消散4(このアーティファクトは、その上に消散(fade)カウンターが4個置かれた状態で戦場に出る。あなたのアップキープの開始時に、それから消散カウンターを1個取り除く。できない場合、それを生け贄に捧げる。)
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーはからみつく鉄線の上に置かれている消散カウンター1個につき、そのプレイヤーがコントロールするアンタップ状態のアーティファクト1つかクリーチャー1体か土地1つをタップする。


お互いのパーマネントを4ターン拘束するアーティファクトだ。

2-3ターン目に展開できれば,《ハルマゲドン/Armageddon》に近い役割を果たせる。消散カウンターがなくなれば,拘束が消えてしまったり,インスタントタイミングでのアクションを許可するため,もちろん厳密には同じとはいえない。

《ハルマゲドン/Armageddon》に近い役割を果たせるカードとしては,他に《煙突/Smokestack》がある。こちらは,効果を発揮するまでに時間がかかるため,即効性では《からみつく鉄線/Tangle Wire》が優位だ。

《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からサーチ可能な疑似《ハルマゲドン/Armageddon》として前から気になっていた。今回まとまったポイントがもらえたので購入に踏み切った。

個人的には,灯争大戦で登場したプレイヤーに戦闘ダメージを与えると増殖を行う《奉謝の亡霊/Grateful Apparition》との組み合わせに若干の可能性を感じた。

1ターン目に,《奉謝の亡霊/Grateful Apparition》を展開し,2ターン目に《からみつく鉄線/Tangle Wire》を展開しながら《奉謝の亡霊/Grateful Apparition》で攻撃することで,疑似ロックをかけられる。

ただ,この手の増殖カードがもう1種類存在しないと,さすがにデッキとしては安定性に欠けると感じている。

[前回](https://senooken.jp/blog/2019/08/24/)の記事で書いた上陸ウィニーを思いつく前の話だったので,今思えば代わりに上陸ウィニーのパーツを買い集めたほうが良かったかなと若干後悔している。こんままカードバインダーの肥やしになるかもしれない。

[前回](https://senooken.jp/blog/2019/08/24/)の記事で,次回の大会参加予定は8/30 Friの信心亭のFNMレガシーと告知したが,予定が変わったため断念した。

現在の勤務先と給与交渉していたのだが,交渉が決裂したため9月で退職することにした。10月からは個人事業主として働いていくため,その準備にあてようと考えたからだ。もっとも,個人事業主といっても同じ現場で働くので,契約形態が変わり事務処理を自分でやるだけなのだが。

そのため,次回の大会参加予定は未定となる。その間は,カードを購入したり,カード評価を書いたりして,ほそぼそと1-2週間に1回程度のブログ更新になるだろう。

早く身分を上げて泥沼から脱出したい。
購入報告 | 土地とブロッカーを1ターン遅らせるクリーチャー
2019-08-07 Wedにラクマで[《異端聖戦士、サリア/Thalia, Heretic Cathar》日3枚を460円](https://item.fril.jp/0bf8984d9cad6d7077dac6e16749e58e)で購入した。

ちょうどラクマで全商品に利用可能な8/9 Friまでの200ポイントがあったため,ポイント消化目的で購入した。

《異端聖戦士、サリア/Thalia, Heretic Cathar》のテキストは以下となる。

Thalia, Heretic Cathar / 異端聖戦士、サリア (2)(白)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)

先制攻撃
対戦相手がコントロールする、クリーチャーと基本でない土地はタップ状態で戦場に出る。
3/2


相手のクリーチャーと特殊地形をタップインさせる能力を持つ。

《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》と同様に,最序盤に展開することが重要なクリーチャーだ。

個人的には,中盤以降引いて嬉しくないカードのため,ガチガチにロックするような専用デッキ向けのカードだと考えている。そのため,あまり購入を考えていなかったのだが,レガシーレベルで低価格で他にほしいカードが思いつかなかったため,購入した。

大会にはなかなか参加できていないが,デッキの案だけは常に考えている。現在は白エルドラージを使っているが,この次のデッキとして,上陸ウィニーを考えている。

以前から,《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》は強いカードと考えており,可能性を探っていた。《幽霊街/Ghost Quarter》や《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》の組み合わせて,たった1マナでアドバンテージロス無しに6/7になれるのはさすがに強い。

そして,M20で《帰寂からの帰還/Brought Back》,統率者2019で《セヴィンの再利用/Sevinne’s Reclamation》が登場したことにインスパイアされた。上陸に《第二の日の出/Second Sunrise》を組み合わせることで**2キルが可能**なことに気付いた。

具体的には以下の手順となる。

1. 1ターン目に,《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》または《幽霊街/Ghost Quarter》を設置しながら,《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》,《板金鎧の土百足/Plated Geopede》,《ゼクター祭殿の探検/Zektar Shrine Expedition》のいずれかを展開。
2. 2ターン目に,1ターン目に置かなかった片方の土地を設置し《幽霊街/Ghost Quarter》を《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》対象に起動。
3. 《水蓮の花びら/Lotus Petal》経由で《第二の日の出/Second Sunrise》をキャスト。戻ってきた《幽霊街/Ghost Quarter》と《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》から,さらに《幽霊街/Ghost Quarter》を《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》に起動。
4. ここまでで上陸が7回発動しているので,《群れの統率者アジャニ/Ajani, Caller of the Pride》,《銀刃の聖騎士/Silverblade Paladin》,《ボロスの魔除け/Boros Charm》で二段攻撃を付与してアタック。

白系ウィニーで2キルは今まで存在しなかった。残念なことに,上陸持ちの優秀なカードが《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》,《板金鎧の土百足/Plated Geopede》,《冒険者の装具/Adventuring Gear》,《ゼクター祭殿の探検/Zektar Shrine Expedition》くらいしかないため,赤を使うことにはなる。しかし,その代わりに《ボロスの魔除け/Boros Charm》も使用可能になるので,爆発力は急激に高まる。《焼身の魂喰い/Immolating Souleater》も面白いかもしれない。

《第二の日の出/Second Sunrise》,《帰寂からの帰還/Brought Back》,《セヴィンの再利用/Sevinne’s Reclamation》がマナ加速にもなるので,《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》や《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》などの白単のパワーカードにも繋げやすい。

墓地に依存すると,墓地対策に弱くなるが,上陸自体は墓地に依存しないため,仮に墓地対策されてもその間に殴りきることも可能だと予想している。

2キルが可能であれば,レガシーでも十分通用する。2キルがダメでも,3キル4キルも十分現実的なラインだ。レガシーの大会で白単以外を使うのは初めてとなるが,面白いデッキを思いついたので,徐々にカードを集めていこうと思う。
購入報告 | 0から1を生むアーティファクト
2019-08-04 Sunにメルカリで[《水蓮の花びら/Lotus Petal》2枚を1111円](https://item.mercari.com/jp/m75364100848/)で購入した。

ちょうどメルカリで1000円以上購入で500円のポイントキャンペーンがあったため,ポイント目当てで購入した。

《水蓮の花びら/Lotus Petal》のテキストは以下となる。

Lotus Petal / 水蓮の花びら (0)
アーティファクト

(T),水蓮の花びらを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。


生贄に捧げることで色1マナを生み出すことができる。土地以外で他のカードに頼らずに0からマナ生み出すには,《水蓮の花びら/Lotus Petal》,《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》,《Elvish Spirit Guide》くらいしかない。

そして,*赤と緑以外の色マナ*を生み出すには,《水蓮の花びら/Lotus Petal》を使うしかない。

初速を上げ,1ターン目から2マナの有色カードをキャストするために,《水蓮の花びら/Lotus Petal》が必要だった。

《水蓮の花びら/Lotus Petal》があることで,1ターン目に無色マナ土地を置きながら,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》や《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》を展開できる。この動きは《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》では実現できず,白マナを生み出せる《水蓮の花びら/Lotus Petal》が必要だった。

やはり,1ターン目に2マナの行動できるのは強い。*1ターン目の《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》は強い*し,《虚空の杯/Chalice of the Void》を出すのももちろん強い。

ストンピィ系デッキの他にも,瞬殺コンボでも必要になる。以前は1枚350円ほどだったのだが,じりじりと値上がりしており,1枚500円程度での購入となった。あと1枚で4枚揃うので,別のタイミングで最後の1枚も購入したい。

なお,[前回の記事](https://senooken.jp/blog/2019/08/10/)で2019-08-16 Friの信心亭のFNMレガシーに参加予定と告知したのだが,残念なことに残業が発生し,参加できなかった。

来週の金曜日は会社の用事が入っているので,次回の大会参加は月末の2019-08-30 Friの信心亭のFNMレガシーになるだろう。
購入報告 | 白単で可能な手札破壊コンボ
2019-08-05 Monにトレトク楽天市場で以下のカードを合計1200円で購入した。

- 2枚280円: 《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》
- 4枚240円: 《歪める嘆き/Warping Wail》
- 3枚270円: 《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》
- 2枚160円: 《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》
- 1枚050円: 《飛翔艦ウェザーライト/Skyship Weatherlight》
- 送料200円

[前回参加した2019-08-02 Friの大会](https://senooken.jp/blog/2019/08/04/)で《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》と《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》が追加で必要なことに気付いたため,これらのカードを4枚揃えた。

また,《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》と組み合わせることで手札破壊が可能な《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》も併せて4枚揃えた。

白は手札破壊ができない色であるが,《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》と《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》のコンボにより,手札破壊が可能となる。

それぞれのテキストは以下となる。

Spirit of the Labyrinth / 迷宮の霊魂 (1)(白)
クリーチャー エンチャント — スピリット(Spirit)

各プレイヤーは、各ターンにカードを2枚以上引くことができない。
3/1


Geier Reach Sanitarium / ガイアー岬の療養所
伝説の土地

(T):(◇)を加える。
(2),(T):各プレイヤーはそれぞれ、カードを1枚引き、その後カード1枚を捨てる。


《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》はルーター能力なので,単体では手札の増減はない。

しかし,《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》が戦場に存在する状態で,相手ターンのアップキープに《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》を使うことで,ドローステップのドローを禁止でき,実質的に1枚の手札破壊となる。

1ターン目に《金属モックス/Chrome Mox》や《水蓮の花びら/Lotus Petal》+《古えの墳墓/Ancient Tomb》で《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》を展開し,2ターン目に《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》をプレイすることで,*最速2ターン目にコンボを達成*できる。

即座に勝利に繋がるコンボではないが,リソース差をじりじりと広げ,その後の展開に差を付けることができる。

白単での手札破壊は《天秤/Balance》以来である。《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》と《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》が単体でも十分活躍できるカードであるので,自然に組み込むことができる。

《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》は,《渦まく知識/Brainstorm》,《思案/Ponder》,《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》,《グリセルブランド/Griselbrand》,《信仰無き物あさり/Faithless Looting》,《垣間見る自然/Glimpse of Nature》などを封じ込めることができる,青い相手やコンボデッキ相手に有効だ。単体でも,3/1とアタッカーとして悪くない性能だ。

《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》は,ストンピィ系デッキで2枚目以降不要なカード (《古えの墳墓/Ancient Tomb》,《虚空の杯/Chalice of the Void》,《三なる宝球/Trinisphere》,伝説のカードなど) を再利用できる。《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》は伝説であるため,本来ならば4枚の採用は控えたいところだが,自分自身の能力で2枚目以降を処理できるので,問題なく4枚採用できる。

また,《探検の地図/Expedition Map》を経由することで,どちらも*《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からアクセス可能*なのもポイントが高い。

その他に,《歪める嘆き/Warping Wail》を《飛翔艦ウェザーライト/Skyship Weatherlight》を購入した。

《歪める嘆き/Warping Wail》は3のモードを持つカードであり,レガシーでも通用するカードだ。レガシーのトーナメントレベルのカードはいつ値上がりしてもおかしくなく,今後使う可能性があるので,安い内に揃えることにした。

《飛翔艦ウェザーライト/Skyship Weatherlight》は前から探していたカードだった。*任意のクリーチャーをサーチ可能な最も軽いアーティファクト*だからだ。白デプス/White Depthに無限頑強コンボを採用していたときに,頑強持ちのサーチのために,《シタヌールのフルート/Citanul Flute》を試していた。しかし,《シタヌールのフルート/Citanul Flute》は5マナと重く,展開が難しかった。

1マナの違いが勝敗を分けるため,今後のために《飛翔艦ウェザーライト/Skyship Weatherlight》を1枚保持しておきたかった。古いカードであるためか,値段は安いもののお店の在庫があまりなく,なかなか購入できなかった。今回1枚だけ入荷されていたので,迷わず購入に踏み切った。

今回購入した《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》,《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》,《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》は早速白エルドラージに全部投入する。

次回の大会参加予定は8/16 Friの信心亭のFNMレガシーだ。7月から新横浜の職場の定時が10:00-19:00から09:00-17:35に変更となったおかげで,19:00開始のFNMレガシーに参加できることに気付いた。横浜でのMTGは今の職場でなければできないので,こちらにも参加していきたい。
購入報告 | 創成期より伝わる伝統的無限コンボのキーカード
2019-07-06 Satに《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》2枚を[ラクマで300円](https://item.fril.jp/f868e7ba4d86730dad00ed10f45fcabb)で購入した。

期間限定の200ポイントを使うことが主な目的だった。

カードテキストは以下となる。

Ashnod’s Altar / アシュノッドの供犠台 (3)
アーティファクト

クリーチャー1体を生け贄に捧げる:(◇)(◇)を加える。


クリーチャー1体の生贄で2マナを生成する。マナを生成するサクり台でもある。

MTGの2番目のカードセットであるアンティキティーが初出であり,その後第5版,第6版など基本セットに複数回再録されている。

MTGの創成期に登場し,数多くの無限コンボのキーカードとなっている。

最近であれば,同種の《クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks》の禁止による影響を受けたモダンの「アイアンワークス」として活躍した。その他に,レガシーでは同種の《食物連鎖/Food Chain》が存在する。

単純なサクり台として使うだけであれば,1マナ軽く,モダンホライゾンでも再録され過去に購入した[《狂気の祭壇/Altar of Dementia》](https://senooken.jp/blog/2019/04/07/)が使いやすいだろう。ただし,こちらはマナを生み出すので展開しやすいという違いがある。

《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》を使った無限コンボは墓地を経由するので,対策自体はしやすい。が,先日の[晴れる屋第7期レガシー東海王がドレッジ](https://article.hareruyamtg.com/article/28677/)だったことを踏まえると,墓地利用コンボでもまだまだチャンスはあると感じた。

レガシーでも《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》を使用したアイアンワークスは存在しており,横浜の信心亭で愛用されているプレイヤーの活躍が気になっている。

* [【Bigweb | MTG】日本最大級の激安カードゲーム通販専門店](https://mtg.bigweb.co.jp/article/kiji/bokutakashi/81)
* [FNMレガシー 6月7日](https://sinjintei.diarynote.jp/201906081416277675/)
* [FNMレガシー 6月28日](https://sinjintei.diarynote.jp/201906291241261127/)

白単で構築可能なため,今後の可能性の検討のため購入した。

話が変わるが,最近は大会の参加のための外出が億劫になっている。カードを購入したものの使う場面がなくなってしまっている。いっそのことMagic Onlineをやるのもありかなと考えている。

基本的に,MTGしたいだけならば,デジタルの方がカードの管理もシャッフルやサーチもしやすく効率がいい。MOでデッキを調整し,自信ができたら紙でも集めて店舗の大会に参加するという流れが合理的に感じた。MOは自宅でいつでもプレイできるので,歯止めが効かなくなりそうで躊躇していた。その他,また10万円近くかけて今のデッキを用意するのが高く感じてしまい,ずっと躊躇していた。が,いつまでもそうもいっていられないのでぼちぼち導入を検討してみる。

また,先日の月曜日から「イエネコ」のアカウント名で2011年から2012年ころに活動していた[旧ブログ](https://uonosa.diarynote.jp/)の記事を のアカウントと本体 (https://senooken.jp) にマージしていっている。

旧アカウントで作成した記事が120件ほどあり,これをそのまま捨てるのはもったいないと感じたからだ。自分の著作物は自分で管理したいので,本体へのマージも進めている。

会社の休み時間に作業し,1日5件程度進めている。今月いっぱいで移転が終わる予定だ。学生時代の幼稚であほな記事が大量にあり,振り返るとなかなか微笑ましい。

新着記事で日付の古い記事が表示されてしまうのが残念だが,そういう事情なので,一つご理解いただきたい。
購入報告 |《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》のお供
2019-06-23 Sunに《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》1枚を[メルカリで399円](https://item.mercari.com/jp/m97159698538/)で購入した。

丁度,[前回購入した《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》](https://senooken.jp/blog/2019/06/29/)と同じタイミングで,メルカリの期間限定ポイントの消化が主な目的で購入した。

《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》のテキストは以下となる。

Liquimetal Coating / 液鋼の塗膜 (2)
アーティファクト

(T):パーマネント1つを対象とする。それはターン終了時までそれの他のタイプに加えてアーティファクトになる。


タップでパーマネント1個をアーティファクト化するという能力だ。アーティファクト化カードとしては,軽量で最も使いやすいカードだ。

このカードは《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》の登場により,価値が高まった。これらの2枚により,以下の手順で枚ターン土地破壊が可能だ。

1. 《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》の-2能力によりサイドボードからサーチ。
2. 次ターンに《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》をキャストし,相手の土地をアーティファクト化。
3. 《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》の+1能力で,アーティファクト化した相手のクリーチャー化して破壊。

《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》は,《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》との組み合わせによる,土地ロックが有名なコンボだ。

しかし,《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》は6マナであり,キャストできないこともある。また,《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》は単純に6000円超過の高額カードだ。手頃に,そうした序盤にロックを掛ける手段として,《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》がいいお供となる。

《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を使うならば,1枚保持しておきたいと思い,購入した。

《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》はせっかく4枚揃えたものの,しばらく使う予定がない。次の新デッキの白エルドラージがだめだった場合,白スタックスで土地破壊・マナロックとして,《ハルマゲドン/Armageddon》や《からみつく鉄線/Tangle Wire》あたりと共に使うのが面白いだろうか。

次の大会は,7/12 Friを予定していたが,その日は職場の懇親会と重なってしまったため,見送る。7/5 Friになり,とうとうロンドン・マリガン導入が始まった。環境も大きく変わるので,様子を注視していく。
購入報告 | 白エルドラージのエース
2019-06-23 Sunに《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》2枚を[メルカリで399円](https://item.mercari.com/jp/m73581422566/)で購入した。

[前回](https://senooken.jp/blog/2019/06/23/)《無声開拓地/Silent Clearing》の購入で期間限定2000ポイントの内,1444ポイントを使ったので,残りのポイント消化が主な目的で購入した。

《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》のテキストは以下となる。

Eldrazi Displacer / 変位エルドラージ (2)(白)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)

欠色(このカードは無色である。)
(2)(◇):他のクリーチャー1体を対象とし、それを追放し、その後それをオーナーのコントロール下でタップ状態で戦場に戻す。((◇)は無色マナを表す。)
3/3


白のエルドラージデッキ (エルドラージ・タックスなど) で《難題の予見者/Thought-Knot Seer》と共に使われているカードだ。

《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》と併用することで,2枚の土地から2ターン目の展開も可能だ。

そして能力がなかなか強い。クリーチャーに対して明滅を行うものだ。これにより,以下の6機能を果たすことができる。

* ETB能力の再利用
* ブロッカー排除
* 攻撃防止
* トークン除去
* 装備品・オーラ剥がし
* 単体除去回避

単純に自分の《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》や《護衛募集員/Recruiter of the Guard》,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》のETB能力を再利用してアドバンテージを稼いでも強い。

そして,スニークショーなどの《グリセルブランド/Griselbrand》や《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》の攻撃を単体で防止できるのも強い。

キャストと能力起動の3マナのコストは軽くはないが,ゲーム中盤以降で*盤面を掌握できる*この能力は強力だ。

2019-07-05 Friにロンドン・マリガンが導入される。3月頃から使っていた白デプス/White Depthでは速度が間に合わないだろうと予想している。そこで,次の新デッキは白エルドラージ/White Eldraziを考えている。

今回購入した《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》は,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》と共にデッキの名を冠するエースカードとして活躍してもらうつもりだ。

また,7月からは勤務時間が10:00-19:00から09:00-17:35に変更となる。これにより,定時で退勤すれば晴れる屋平日レガシーの20:00の1回戦目から参加可能となる。2019-07-05 Friは別の用事が既に入っているので,次回大会参加は2019-07-12 Friの予定だ。それまでに,新デッキの白エルドラージのデッキ構築を練っていきたい。
購入報告 | はじめてのキャノピーランド
2019-06-12 Wedに発売されたモダンホライゾンの《無声開拓地/Silent Clearing》1枚を2019-06-18 Tueに[メルカリで1444円](https://item.mercari.com/jp/m38551063713/)で購入した。

[前回](https://senooken.jp/blog/2019/06/22/),[前々回](https://senooken.jp/blog/2019/06/15/)の購入で貯めた月末までの期間限定のメルカリのポイントが2000円分あるので,これで購入した。

《無声開拓地/Silent Clearing》のテキストは以下となっている。

Silent Clearing / 無声開拓地
土地

(T),1点のライフを支払う:あなたのマナ・プールに(白)か(黒)を加える。
(1),(T),無声開拓地を生け贄に捧げる:カードを1枚引く。


《地平線の梢/Horizon Canopy》と同じ能力を持つモダンホライゾンの土地サイクルであり,通称キャノピーランドと呼ばれている。

《地平線の梢/Horizon Canopy》は以前から1枚欲しいカードだった。アンタップで戦場にプレイでき,中盤から後半にかけてはドローに変換できる。1ターン,1枚の差が勝敗を分けるゲームで,どちらも重要な機能だ。

《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》と組み合わせることで毎ターン追加で1ドローできる。このアドバンテージなら,《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》のアドバンテージにも対抗できる。

しかし,《地平線の梢/Horizon Canopy》は6000円程度の高額レアとなっている。デッキの根幹をなす機能ではなく,必須カードではないので,ほしいと思いつつ値段が高いので後回しにしていた。

モダンホライゾンにサイクルが登場して,《地平線の梢/Horizon Canopy》に比べると比較的安価に入手できるようになったので,このタイミングで1枚購入した。

プレリリースでの発売当初は2000円程度の相場だったが,今は1200円程度の相場になっているようだ。強力なカードが手頃な値段で購入できるのはいいことだ。

《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》と共に白デッキで末永く使っていきたい。

まだ500ポイント分メルカリのポイントが残っているので,カードを購入し,7月のロンドン・マリガン導入後の環境に備える。
購入報告 | エンチャントを回収可能な唯一の土地
2019-06-12 Wedに先日発売されたモダンホライゾンの《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》2枚を[メルカリで1222円](https://item.mercari.com/jp/m46494898785/)で購入した。

[前回](https://senooken.jp/blog/2019/06/15/)同様,メルカリで1000円以上購入で1000円ポイントバックのキャンペーンが2019-06-14 Friまで実施されており,これ目当てで購入した。1枚あれば十分だったのだが,丁度1000円くらいで欲しいカードが他になかったのもあり,キャンペーンの条件を満たすために,2枚購入した。

今は相場が300円程度と思っていたより安くなっているが,《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》が1枚2000-3000円程度になっており,このカードもそれくらいのポテンシャルがあるので,もったいなくはない。

《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》のテキストは以下となっている。

Hall of Heliod’s Generosity / ヘリオッドの高潔の聖堂
伝説の土地

(T):(◇)を加える。
(1)(白),(T):あなたの墓地からエンチャント・カード1枚を対象とし、それをあなたのライブラリーの一番上に置く。


実質3マナでエンチャントをライブラリートップに回収して使いまわせる。アーティファクトと異なり,生贄に捧げて強いエンチャントはそこまで多くはないので,《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》よりかは使いにくいだろう。

しかし,[モダンホライゾンのカード評価](https://senooken.jp/blog/2019/06/09/)でも書いた通り,以下のカードを使いまわせるのが強いと考えている。

* 《謙虚/Humility》
* 《忘却の輪/Oblivion Ring》
* 《静寂/Serenity》
* 《浄化の印章/Seal of Cleansing》
* 《斑岩の節/Porphyry Nodes》
* 《独房監禁/Solitary Confinement》

中でも,ゲームを決定づける《謙虚/Humility》を再利用できるのが一番強い。MTGのほとんどのデッキはクリーチャーの攻撃が勝利方法となっており,スニークショーもリアニメイトもドレッジも結局はクリーチャーを使ったデッキだ。

これらをたった1枚で継続的に無効化できる《謙虚/Humility》はとても強い。自分のデッキもクリーチャーが勝ち手段であるが,それにも関わらず,**このカードのおかげで勝てた試合は数多い**。それゆえに,このカードを打ち消しや破壊されたときに,回収できればと思うことが何度もあった。《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》の登場により,スペースをとらずにこれができるようになった。

《謙虚/Humility》の他には,《斑岩の節/Porphyry Nodes》との組み合わせが面白いと感じている。《斑岩の節/Porphyry Nodes》はたった1マナで継続的にクリーチャーを破壊できる珍しいカードだ。破壊のタイミングが次の自分のアップキープとやや遅いので,相手の展開に間に合わないこともある。しかし,1回の攻撃を我慢できるようであれば悪くない。

その他では,《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》や《弁論の幻霊/Eidolon of Rhetoric》といった,エンチャント・クリーチャーを使い回すのも有効な使い方だろう。

エンチャントを墓地から回収する方法は限られており,《水晶のチャイム/Crystal Chimes》や《オーラ術師/Auramancer》,《補充/Replenish》くらいしかなかった。

《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》の登場により,プレインズ・ウォーカー,インスタント,ソーサリー以外のカードは**土地だけで回収可能**となった。

* 土地: 《石化した原野/Petrified Field》
* クリーチャー: 《ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold》,《憑依された沼墓/Haunted Fengraf》,《亡骸のぬかるみ/Mortuary Mire》
* アーティファクト: 《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》,《埋没した廃墟/Buried Ruin》
* エンチャント: 《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》

土地が強いので,ゲーム中盤以降は《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》により,大きなアドバンテージを簡単に獲得できるようになる。

《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》は今後使用する全ての白デッキで採用するだろう。長く使い込んでいきたい。
購入報告 | 化物のための2マナランド
2019-06-12 Wedに[メルカリで《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》3枚を3888円](https://item.mercari.com/jp/m19690207105/)で購入した。

無料で付与された300ポイントを使い,3588円で3枚の購入となり,1枚約1200円と相場としては普通の値段での購入となった。

丁度,メルカリで3000円以上購入で1000円ポイントバックのキャンペーンが2019-06-15 Satまで実施されており,これ目当てで前からほしかった《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》を購入した。

[前回購入時](https://senooken.jp/blog/2019/05/12/)と合わせて,《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》が4枚揃った。これで,後は《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》さえ揃えば白エルドラージ/White Eldraziデッキが作れそうだ。

《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》のテキストは以下となっている。

Eldrazi Temple / エルドラージの寺院
土地

(T):(◇)を加える。
(T):(◇)(◇)を加える。このマナは、無色のエルドラージ(Eldrazi)呪文を唱えるためか、無色のエルドラージの能力を起動するためにのみ支払える。


無色のエルドラージの呪文や能力に限り,2マナ出せ,それ以外では1マナ出せる土地だ。

継続的な2マナランドは貴重であり,《裏切り者の都/City of Traitors》が1万円を超える高額カードである以上,こうした2マナランドは重要だ。

[ロンドン・マリガン導入後](https://senooken.jp/blog/2019/06/08/),環境速度が高速になることが予想される。2ターン目に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》をより確実にキャストし,その後の展開につなげるためにも,《水晶鉱脈/Crystal Vein》ではなく,《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》が必要だった。

《古えの墳墓/Ancient Tomb》と《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》の8枚体制に加えて,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》+《水蓮の花びら/Lotus Petal》1枚により,2ターン目に4マナ出す可能性を高められる。

1ターンキルはどうしようもないとしても,2-3ターン目には少なくとも何かしら動く必要がある。

5月まで使っていた白デプス/White Depthは最速でも4ターンキルしかできない。環境速度に間に合わない可能性がある。速度が間に合わないくらいならば,2-3ターン目は妨害や相手の脅威への対応に徹するという方法もある。

ロンドン・マリガン導入後の環境に備え,デッキ案を引き続き練っていきたい。
購入報告 | 灯争大戦の注目カード
2019-05-05 Sunにカードラッシュで以下のカードを購入した。

* 1枚2080円: 《Helm of Obedience》
* 2枚1780円: 《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》
* 1枚980円: 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
* 1枚880円: 《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》
* 1枚790円: 《爆発域/Blast Zone》
* 1枚130円: 《屍肉あさりの地/Scavenger Grounds》
* 1枚90円: 《発明博覧会/Inventors’ Fair》
* 1枚90円: 《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》
* 送料170円
* 計7090円

灯争大戦の個人的注目カードの《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》と《爆発域/Blast Zone》,さらに《Helm of Obedience》の購入が目的だった。

《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》は1枚890円で,おそらくここが相場の最安だろうが,自信がなかったのでこの段階では2枚だけ購入した。その後,[前回の大会参加時](https://senooken.jp/blog/2019/05/11/)に慌てて残り2枚を購入した。

《爆発域/Blast Zone》はお試しとして1枚だけひとまず購入した。現在の白デプスだと,《厳粛/Solemnity》と相性が悪いので様子見だった。[前回の大会参加時](https://senooken.jp/blog/2019/05/11/)でわかったとおり,やはり《厳粛/Solemnity》と相性が悪いので*白デプスには不要だった*。

《Helm of Obedience》+《安らかなる眠り/Rest in Peace》のセットがそれぞれ1枚ずつしか持っていなかった。デッキ成立としては最低2枚は必要だった。《Helm of Obedience》が相場最安だったので,これ以上安くならないと判断してこのタイミングで購入した。

残りは土地を購入した。《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》は相場最安だったので購入した。やはり,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が強く,これと《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》を採用した白エルドラージは十分デッキとしてありだと感じた。その準備としてひとまず1枚購入した。また,値段を見ながら安いタイミングで集めていきたい。

《屍肉あさりの地/Scavenger Grounds》は墓地対策できる土地だ。《ボジューカの沼/Bojuka Bog》と異なり,アンタップインでインスタントタイミングで墓地を除外できる。1枚持っていていいカードだ。

《発明博覧会/Inventors’ Fair》は,条件がやや厳しいが,それでもライブラリーから任意のアーティファクトをサーチできる貴重な土地なので,1枚購入した。

《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》は,手札の整理ができる土地だ。前回の大会でも,手札に2枚目の《厳粛/Solemnity》が来るなど,余ったカードの処理に悩まされた。また,《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》とのコンボで手札破壊もできる。

4月だけで2万円,5月で既に1万円とここのところ出費がかさんでいる。元がとれるように精進していきたい。

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