デッキ: v0.0.0 スタックス・ホワイト | はじめてのスタックス
2021年3月21日 deck## 概要
[先日の購入](https://mtg.senooken.jp/post/2021/03/07/)でスタックスの構築がギリギリ可能になり,Discordマジックで対戦の機会があったので,スタックス・ホワイトを構築した。
自分の最初のスタックス・ホワイトのデッキリストとなる。
## 一覧
## 変更
今回は,《ハルマゲドン/Armageddon》をぶっ放すことを念頭においた作りにした。したがって,《幕屋の大魔術師/Magus of the Tabernacle》採用型のスタックスにした。
必要なパーツの枚数がいろいろ足りていない。ひとまず,《三なる宝球/Trinisphere》の残りの3枚を《支配の片腕、ドビン/Dovin, Hand of Control》で代用することにした。
サイドボードには,《虚空の杯/Chalice of the Void》と併用可能なヘルムヴォイド・ヘルムピースコンボを用意した。同系や,効かない相手にはヘルムコンボでの瞬殺を狙う。
当初は,《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》や《慈悲深きセラ/Serra the Benevolent》などのプレインズウォーカーも採用していたが,WWがなかなか出せなかったので辞退した。
動かした感想としては,以下の4点を感じた。
1. 《支配の片腕、ドビン/Dovin, Hand of Control》では《三なる宝球/Trinisphere》の代わりにならない。《三なる宝球/Trinisphere》がやはり4枚ほしい。
2. 《ハルマゲドン/Armageddon》よりもやはり《煙突/Smokestack》の方が強い。《煙突/Smokestack》も4枚欲しい。
3. 《煙突/Smokestack》の維持に,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》か《悲運な職工/Doomed Artisan》が追加でほしい。
4. 《幕屋の大魔術師/Magus of the Tabernacle》は《ハルマゲドン/Armageddon》とセットで使わないと弱い。《幕屋の大魔術師/Magus of the Tabernacle》ではなく,《光輝王の野心家/Luminarch Aspirant》や《歩行バリスタ/Walking Ballista》を1-2ターン目に展開して,《三なる宝球/Trinisphere》,《ハルマゲドン/Armageddon》,《煙突/Smokestack》で時間を稼ぐのもありに感じた。
*《煙突/Smokestack》の強さを実感*できた。《煙突/Smokestack》のおかげで,*《金属モックス/Chrome Mox》の2枚目が無駄にならない*。
従来のストンピィデッキでは,《三なる宝球/Trinisphere》や《金属モックス/Chrome Mox》の2枚目以降が無駄になっていたので,これを実質的にパーマネント破壊に変えられる《煙突/Smokestack》の強さ,魅力を実感できた。
また,デッキの構成として,《三なる宝球/Trinisphere》+《煙突/Smokestack》は*リベリオンにも,搭載可能*と感じた。
《煙突/Smokestack》のコストの自分の支払いが,2ターン後からなので,リクルーターで生贄要員の用意がぎりぎり可能に感じた。これは実際にスタックス・ホワイトを動かしたことでしか得られない知見であり,これだけでも*組んだ価値が十分*にあった。
## 結論
自分の初めてのスタックス・ホワイトのリストを掲載した。
《ハルマゲドン/Armageddon》は前回使ったのはもやは10年近く前だ。当時は使いこなせなかったが,今なら少しは使いこなせるだろうか。
やはり《ハルマゲドン/Armageddon》で土地を全て吹き飛ばせるのは爽快だ。*白を使っていてよかった*と感じる。
必要なカードや枚数が圧倒的に足りていないが,実際に組んだことで,《三なる宝球/Trinisphere》+《煙突/Smokestack》は*リベリオンにも搭載可能*ではないかといいう新たな知見が得られた。
こちらはまだ大会に持ち込めるレベルではないが,これはこれで面白いので,引き続きパーツを収集しながら,可能性を探っていきたい。
[先日の購入](https://mtg.senooken.jp/post/2021/03/07/)でスタックスの構築がギリギリ可能になり,Discordマジックで対戦の機会があったので,スタックス・ホワイトを構築した。
自分の最初のスタックス・ホワイトのデッキリストとなる。
## 一覧
デッキ名/Deck Nameスタックス・ホワイト/Stax White
デッキ製作者/Deck Designer妹尾 賢/SENOO, Ken
バージョン/Version0.0.0
日付/Date2021-03-20 Sat
URLhttps://mtg.senooken/post/2021/03/21/
60メインデッキ/Main Deck
24土地/Land
04《平地/Plains》
04《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
04《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》
04《水晶鉱脈/Crystal Vein》
04《不毛の大地/Wasteland》
13クリーチャー/Creature
02《光輝王の野心家/Luminarch Aspirant》
03《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
04《幕屋の大魔術師/Magus of the Tabernacle》
04《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
23その他/Other
04《虚空の杯/Chalice of the Void》
04《金属モックス/Chrome Mox》
03《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
03《支配の片腕、ドビン/Dovin, Hand of Control》
02《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
01《三なる宝球/Trinisphere》
04《ハルマゲドン/Armageddon》
02《煙突/Smokestack》
15サイドボード/Sideboard
04《虚空の力線/Leyline of the Void》
03《安らかなる眠り/Rest in Peace》
03《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》
02《Helm of Obedience》
01《減衰球/Damping Sphere》
01《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01《罠の橋/Ensnaring Bridge》
## 変更
今回は,《ハルマゲドン/Armageddon》をぶっ放すことを念頭においた作りにした。したがって,《幕屋の大魔術師/Magus of the Tabernacle》採用型のスタックスにした。
必要なパーツの枚数がいろいろ足りていない。ひとまず,《三なる宝球/Trinisphere》の残りの3枚を《支配の片腕、ドビン/Dovin, Hand of Control》で代用することにした。
サイドボードには,《虚空の杯/Chalice of the Void》と併用可能なヘルムヴォイド・ヘルムピースコンボを用意した。同系や,効かない相手にはヘルムコンボでの瞬殺を狙う。
当初は,《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》や《慈悲深きセラ/Serra the Benevolent》などのプレインズウォーカーも採用していたが,WWがなかなか出せなかったので辞退した。
動かした感想としては,以下の4点を感じた。
1. 《支配の片腕、ドビン/Dovin, Hand of Control》では《三なる宝球/Trinisphere》の代わりにならない。《三なる宝球/Trinisphere》がやはり4枚ほしい。
2. 《ハルマゲドン/Armageddon》よりもやはり《煙突/Smokestack》の方が強い。《煙突/Smokestack》も4枚欲しい。
3. 《煙突/Smokestack》の維持に,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》か《悲運な職工/Doomed Artisan》が追加でほしい。
4. 《幕屋の大魔術師/Magus of the Tabernacle》は《ハルマゲドン/Armageddon》とセットで使わないと弱い。《幕屋の大魔術師/Magus of the Tabernacle》ではなく,《光輝王の野心家/Luminarch Aspirant》や《歩行バリスタ/Walking Ballista》を1-2ターン目に展開して,《三なる宝球/Trinisphere》,《ハルマゲドン/Armageddon》,《煙突/Smokestack》で時間を稼ぐのもありに感じた。
*《煙突/Smokestack》の強さを実感*できた。《煙突/Smokestack》のおかげで,*《金属モックス/Chrome Mox》の2枚目が無駄にならない*。
従来のストンピィデッキでは,《三なる宝球/Trinisphere》や《金属モックス/Chrome Mox》の2枚目以降が無駄になっていたので,これを実質的にパーマネント破壊に変えられる《煙突/Smokestack》の強さ,魅力を実感できた。
また,デッキの構成として,《三なる宝球/Trinisphere》+《煙突/Smokestack》は*リベリオンにも,搭載可能*と感じた。
《煙突/Smokestack》のコストの自分の支払いが,2ターン後からなので,リクルーターで生贄要員の用意がぎりぎり可能に感じた。これは実際にスタックス・ホワイトを動かしたことでしか得られない知見であり,これだけでも*組んだ価値が十分*にあった。
## 結論
自分の初めてのスタックス・ホワイトのリストを掲載した。
《ハルマゲドン/Armageddon》は前回使ったのはもやは10年近く前だ。当時は使いこなせなかったが,今なら少しは使いこなせるだろうか。
やはり《ハルマゲドン/Armageddon》で土地を全て吹き飛ばせるのは爽快だ。*白を使っていてよかった*と感じる。
必要なカードや枚数が圧倒的に足りていないが,実際に組んだことで,《三なる宝球/Trinisphere》+《煙突/Smokestack》は*リベリオンにも搭載可能*ではないかといいう新たな知見が得られた。
こちらはまだ大会に持ち込めるレベルではないが,これはこれで面白いので,引き続きパーツを収集しながら,可能性を探っていきたい。
デッキ: v8.0.0 リベリオン/Rebellion
2021年2月27日 deck## 概要
リベリオンのデッキリストを更新したので掲載する。
[2020-01-01 Wedに使ったきり](https://mtg.senooken.jp/post/2020/01/01/)の実に1年ぶりの更新となる。
最後に使ってから購入したカードの採用が主な更新となる。
## デッキ
## 変更点
以下のカードを採用した。新規カードの採用があったので,バージョンを7.0.0から8.0.0にメジャーアップデートした。
1. [《むかしむかし/Once Upon a Time》](https://mtg.senooken.jp/post/2020/12/01/)
2. [《スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition》](https://mtg.senooken.jp/post/2020/11/30/)
3. 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
4. 《虚空の杯/Chalice of the Void》の追加
《むかしむかし/Once Upon a Time》と《スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition》の採用に合わせて,長年愛用していた《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を始め以下のカード群を辞退した。
1. 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2. 《殴打頭蓋/Batterskull》
3. 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
4. 《爆発域/Blast Zone》
5. 《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
6. 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
《虚空の杯/Chalice of the Void》が4枚揃ったので,かさ増しで採用していた《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》と《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を辞退した。
また,《むかしむかし/Once Upon a Time》と《魂の洞窟/Cavern of Souls》により,初動が安定するようになったので,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+装備品を辞退して,代わりに汎用除去の《スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition》を採用した。
サイドボードは,個人的定番墓地対策の《虚空の力線/Leyline of the Void》+《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》の7枚に,《虚空の杯/Chalice of the Void》が効かない相手用の《悟りの教示者/Enlightened Tutor》パッケージ,そして《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》のために《光をもたらす者/Lightbringer》を採用した。
ただ,サイドボードには《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》の対策をもう少し練る必要があるように感じている。
## 結論
リベリオンのデッキリストを更新した。
1年前に不足していた《虚空の杯/Chalice of the Void》,《魂の洞窟/Cavern of Souls》を4枚揃え,さらに《むかしむかし/Once Upon a Time》と《スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition》により,初動と汎用性が高まった。
特に《虚空の杯/Chalice of the Void》と《魂の洞窟/Cavern of Souls》により,1年前に比べ,大幅にデッキの完成度が高まったように感じる。
《仮面の蛮人/Masked Vandal》,《エメリアの呼び声/Emeria’s Call》,《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》,《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》など,まだ必要なカードが足りていないので,カードの収集を進めながら,大会参加の機会を伺いたい。
リベリオンのデッキリストを更新したので掲載する。
[2020-01-01 Wedに使ったきり](https://mtg.senooken.jp/post/2020/01/01/)の実に1年ぶりの更新となる。
最後に使ってから購入したカードの採用が主な更新となる。
## デッキ
デッキ名/Deck Nameリベリオン/Rebellion
デッキ製作者/Deck Designer妹尾 賢/SENOO, Ken
バージョン/Version8.0.0
日付/Date2021-02-26 Fri
60メインデッキ/Main Deck
22土地/Land
03《平地/Plains》
04《魂の洞窟/Cavern of Souls》
04《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》
04《不毛の大地/Wasteland》
03《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
24クリーチャー/Creature
04《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》
04《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》
01《果敢な隼/Defiant Falcon》
01《アムローの偵察兵/Amrou Scout》
02《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》
02《鏡の精体/Mirror Entity》
03《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
03《スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition》
04《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
14その他/Other
04《虚空の杯/Chalice of the Void》
04《金属モックス/Chrome Mox》
04《むかしむかし/Once Upon a Time》
02《静寂の捕縛/Bound in Silence》
15サイドボード/Sideboard
04《虚空の力線/Leyline of the Void》
03《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》
03《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
01《減衰球/Damping Sphere》
01《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01《罠の橋/Ensnaring Bridge》
01《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
01《光をもたらす者/Lightbringer》
## 変更点
以下のカードを採用した。新規カードの採用があったので,バージョンを7.0.0から8.0.0にメジャーアップデートした。
1. [《むかしむかし/Once Upon a Time》](https://mtg.senooken.jp/post/2020/12/01/)
2. [《スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition》](https://mtg.senooken.jp/post/2020/11/30/)
3. 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
4. 《虚空の杯/Chalice of the Void》の追加
《むかしむかし/Once Upon a Time》と《スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition》の採用に合わせて,長年愛用していた《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を始め以下のカード群を辞退した。
1. 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2. 《殴打頭蓋/Batterskull》
3. 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
4. 《爆発域/Blast Zone》
5. 《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
6. 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
《虚空の杯/Chalice of the Void》が4枚揃ったので,かさ増しで採用していた《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》と《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を辞退した。
また,《むかしむかし/Once Upon a Time》と《魂の洞窟/Cavern of Souls》により,初動が安定するようになったので,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+装備品を辞退して,代わりに汎用除去の《スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition》を採用した。
サイドボードは,個人的定番墓地対策の《虚空の力線/Leyline of the Void》+《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》の7枚に,《虚空の杯/Chalice of the Void》が効かない相手用の《悟りの教示者/Enlightened Tutor》パッケージ,そして《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》のために《光をもたらす者/Lightbringer》を採用した。
ただ,サイドボードには《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》の対策をもう少し練る必要があるように感じている。
## 結論
リベリオンのデッキリストを更新した。
1年前に不足していた《虚空の杯/Chalice of the Void》,《魂の洞窟/Cavern of Souls》を4枚揃え,さらに《むかしむかし/Once Upon a Time》と《スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition》により,初動と汎用性が高まった。
特に《虚空の杯/Chalice of the Void》と《魂の洞窟/Cavern of Souls》により,1年前に比べ,大幅にデッキの完成度が高まったように感じる。
《仮面の蛮人/Masked Vandal》,《エメリアの呼び声/Emeria’s Call》,《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》,《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》など,まだ必要なカードが足りていないので,カードの収集を進めながら,大会参加の機会を伺いたい。
デッキ: v5.0.0 デプス・ホワイト/Depth White
2021年2月14日 deck コメント (2)## 概要
前回[2019-05-10 Fri](https://mtg.senooken.jp/post/2019/05/11/)に使ったきりだった,デプス・ホワイトを久し振りに使ったので,デッキリストを掲載する。
## デッキ
## 変更点
新規カードの採用があったので,バージョンを4.0.0から5.0.0にメジャーアップデートした。
2020年の後半に購入した以下のカードと《丸砥石/Grindstone》コンボの採用が大きな変更点となる。
1. 《むかしむかし/Once Upon a Time》
2. 《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
3. 《丸砥石/Grindstone》
4. 《絵描きの召使い/Painter’s Servant》
5. 《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》
以前は,《暗黒の深部/Dark Depths》と《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《難題の予見者/Thought-Knot Seer》のビートダウンが勝ち筋だった。
ビートダウンにしても,中途半端で遅いと感じたので,《暗黒の深部/Dark Depths》の他に《丸砥石/Grindstone》のコンボを《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》とともに軸に据えた。
《暗黒の深部/Dark Depths》1本で行くには,肝心の《暗黒の深部/Dark Depths》の枚数が不足しているので,別の勝ち筋の併用は当分必要となる。
代わりに,[2キルを狙える](https://mtg.senooken.jp/post/2020/12/19/)ように《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》を採用してみた。
メインデッキで《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を採用したので,サイドボードは定番墓地対策の7枚の他は,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》からのサーチカードにした。
## 考察
実際に使ってみたところ,白マナが足りなかったり,うまく《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》やコンボパーツが揃わず,2キル3キルが思っていたより難しかった。
その他,《むかしむかし/Once Upon a Time》が基本的に土地しかサーチできないため,思っていたより使いにくかった。
《金属モックス/Chrome Mox》を使うため,やはり《エメリアの呼び声/Emeria’s Call》が欲しく感じた。その他,《丸砥石/Grindstone》コンボのパーツをメインにもう少し多く採用してもよいように感じた。
デプス・ホワイトでは《暗黒の深部/Dark Depths》のサーチに,《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》と《探検の地図/Expedition Map》を使うため,《虚空の杯/Chalice of the Void》を併用できないのが若干気になる。
## 結論
デプス・ホワイトのデッキリストを更新した。
《厳粛/Solemnity》を用いた《暗黒の深部/Dark Depths》デッキは,大会での実績はまだまだ少ないが,可能性を感じるデッキだ。
必要パーツを集めながら,検討を進めたい。
前回[2019-05-10 Fri](https://mtg.senooken.jp/post/2019/05/11/)に使ったきりだった,デプス・ホワイトを久し振りに使ったので,デッキリストを掲載する。
## デッキ
デッキ名/Deck Nameデプス・ホワイト/Depth White
デッキ製作者/Deck Designer妹尾 賢/SENOO, Ken
バージョン/Version5.0.0
日付/Date2021-02-13 Sat
60メインデッキ/Main Deck
22土地/Land
03《平地/Plains》
03《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
04《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04《水晶鉱脈/Crystal Vein》
04《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
02《暗黒の深部/Dark Depths》
01《不毛の大地/Wasteland》
01《Glacial Chasm》
08クリーチャー/Creature
04《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》
03《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
01《絵描きの召使い/Painter’s Servant》
30その他/Other
03《金属モックス/Chrome Mox》
01《丸砥石/Grindstone》
04《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
04《探検の地図/Expedition Map》
04《むかしむかし/Once Upon a Time》
04《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
04《厳粛/Solemnity》
01《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
01《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》
04《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》
15サイドボード/Sideboard
04《虚空の力線/Leyline of the Void》
03《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》
01《減衰球/Damping Sphere》
01《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》
01《丸砥石/Grindstone》
01《絵描きの召使い/Painter’s Servant》
01《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
01《罠の橋/Ensnaring Bridge》
01《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》
## 変更点
新規カードの採用があったので,バージョンを4.0.0から5.0.0にメジャーアップデートした。
2020年の後半に購入した以下のカードと《丸砥石/Grindstone》コンボの採用が大きな変更点となる。
1. 《むかしむかし/Once Upon a Time》
2. 《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
3. 《丸砥石/Grindstone》
4. 《絵描きの召使い/Painter’s Servant》
5. 《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》
以前は,《暗黒の深部/Dark Depths》と《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《難題の予見者/Thought-Knot Seer》のビートダウンが勝ち筋だった。
ビートダウンにしても,中途半端で遅いと感じたので,《暗黒の深部/Dark Depths》の他に《丸砥石/Grindstone》のコンボを《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》とともに軸に据えた。
《暗黒の深部/Dark Depths》1本で行くには,肝心の《暗黒の深部/Dark Depths》の枚数が不足しているので,別の勝ち筋の併用は当分必要となる。
代わりに,[2キルを狙える](https://mtg.senooken.jp/post/2020/12/19/)ように《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》を採用してみた。
メインデッキで《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を採用したので,サイドボードは定番墓地対策の7枚の他は,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》からのサーチカードにした。
## 考察
実際に使ってみたところ,白マナが足りなかったり,うまく《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》やコンボパーツが揃わず,2キル3キルが思っていたより難しかった。
その他,《むかしむかし/Once Upon a Time》が基本的に土地しかサーチできないため,思っていたより使いにくかった。
《金属モックス/Chrome Mox》を使うため,やはり《エメリアの呼び声/Emeria’s Call》が欲しく感じた。その他,《丸砥石/Grindstone》コンボのパーツをメインにもう少し多く採用してもよいように感じた。
デプス・ホワイトでは《暗黒の深部/Dark Depths》のサーチに,《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》と《探検の地図/Expedition Map》を使うため,《虚空の杯/Chalice of the Void》を併用できないのが若干気になる。
## 結論
デプス・ホワイトのデッキリストを更新した。
《厳粛/Solemnity》を用いた《暗黒の深部/Dark Depths》デッキは,大会での実績はまだまだ少ないが,可能性を感じるデッキだ。
必要パーツを集めながら,検討を進めたい。
デッキ: v7.0.0 エルドラージ・ホワイト/Eldrazi White
2021年2月13日 deck## 概要
ここ1-2年メインとして愛用しているエルドラージ・ホワイトをv7.0.0に更新したのでデッキリストを掲載する。
前日の「[はじめてのDiscordマジックでスタンのサイクリングに敗北 | エターナルホワイトマジック/Eternal White Magic](https://mtg.senooken.jp/post/2021/02/12/)」での使用デッキとなる。
前回の大会参加が [2020-03-25](https://mtg.senooken.jp/post/2020/03/26/)となるため,約1年ぶりのデッキ更新となる。
ゼンディカーの夜明けで登場したカードの採用が主な更新内容となる。
## デッキ
## 変更点
2020年の後半に購入した以下のカードを採用した。新規カードの採用があったので,バージョンを6.2.0から7.0.0にメジャーアップデートした。
1. [《むかしむかし/Once Upon a Time》](https://mtg.senooken.jp/post/2020/12/01/)
2. [《スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition》](https://mtg.senooken.jp/post/2020/11/30/)
3. [《光輝王の野心家/Luminarch Aspirant》](https://mtg.senooken.jp/post/2020/12/05/)
逆に長年愛用していた《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を始め以下のカード群を辞退した。
1. 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2. 《殴打頭蓋/Batterskull》
3. 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
4. 《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》
5. 《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
6. 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
7. 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
サイドボードはメインから外した《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》を移動させ,墓地対策を7枚体制にしてて,《議会の採決/Council’s Judgment》を採用するなど,《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》や《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》への対応カードを増やして受けを広くした。
対応が難しいエルドラージ・ポストなど一部の相手には,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》+《減衰球/Damping Sphere》,《謙虚/Humility》などで対応することにした。
## 説明
ゼンディカーの夜明けで登場した《光輝王の野心家/Luminarch Aspirant》と《スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition》の採用が特に大きな変更点となる。
その他,《むかしむかし/Once Upon a Time》を採用して,初動の安定性を向上させた。
## 感想
土地を削らなかったので,少々マナフラッド気味となる。やはり,《エメリアの呼び声/Emeria’s Call》も採用して,《爆発域/Blast Zone》を減らすなどしたほうがよかったかもしれない。
また,《スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition》のWWが出しづらかったり,1ターン目に3マナのキャストが難しかった。4枚は多かったので,《光輝王の野心家/Luminarch Aspirant》や《歩行バリスタ/Walking Ballista》を増やしても良いと感じた。
## 結論
《光輝王の野心家/Luminarch Aspirant》,《スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition》,《むかしむかし/Once Upon a Time》を採用した新しい形のエルドラージ・ホワイトに更新した。
長年愛用していた《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》パッケージをようやく辞退でき,レガシーの白ウィニーの歴史がまた大きく動いたように思う。
この他には,《エメリアの呼び声/Emeria’s Call》4枚と《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》を追加で2枚ほしいなと思っている。どこかのタイミングで購入して,更新したい。
ここ1-2年メインとして愛用しているエルドラージ・ホワイトをv7.0.0に更新したのでデッキリストを掲載する。
前日の「[はじめてのDiscordマジックでスタンのサイクリングに敗北 | エターナルホワイトマジック/Eternal White Magic](https://mtg.senooken.jp/post/2021/02/12/)」での使用デッキとなる。
前回の大会参加が [2020-03-25](https://mtg.senooken.jp/post/2020/03/26/)となるため,約1年ぶりのデッキ更新となる。
ゼンディカーの夜明けで登場したカードの採用が主な更新内容となる。
## デッキ
デッキ名/Deck Nameエルドラージ・ホワイト/Eldrazi White
デッキ製作者/Deck Designer妹尾 賢/SENOO, Ken
バージョン/Version7.0.0
日付/Date2021-01-30 Sat
60メインデッキ/Main Deck
26土地/Land
06《平地/Plains》
04《魂の洞窟/Cavern of Souls》
04《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》
04《不毛の大地/Wasteland》
04《爆発域/Blast Zone》
22クリーチャー/Creature
03《歩行バリスタ/Walking Ballista》
03《光輝王の野心家/Luminarch Aspirant》
03《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》
03《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
04《スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition》
02《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
04《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
12その他/Other
04《虚空の杯/Chalice of the Void》
04《金属モックス/Chrome Mox》
04《むかしむかし/Once Upon a Time》
15サイドボード/Sideboard
04《虚空の力線/Leyline of the Void》
03《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》
03《議会の採決/Council’s Judgment》
02《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
01《減衰球/Damping Sphere》
01《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01《謙虚/Humility》
## 変更点
2020年の後半に購入した以下のカードを採用した。新規カードの採用があったので,バージョンを6.2.0から7.0.0にメジャーアップデートした。
1. [《むかしむかし/Once Upon a Time》](https://mtg.senooken.jp/post/2020/12/01/)
2. [《スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition》](https://mtg.senooken.jp/post/2020/11/30/)
3. [《光輝王の野心家/Luminarch Aspirant》](https://mtg.senooken.jp/post/2020/12/05/)
逆に長年愛用していた《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を始め以下のカード群を辞退した。
1. 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2. 《殴打頭蓋/Batterskull》
3. 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
4. 《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》
5. 《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
6. 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
7. 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
サイドボードはメインから外した《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》を移動させ,墓地対策を7枚体制にしてて,《議会の採決/Council’s Judgment》を採用するなど,《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》や《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》への対応カードを増やして受けを広くした。
対応が難しいエルドラージ・ポストなど一部の相手には,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》+《減衰球/Damping Sphere》,《謙虚/Humility》などで対応することにした。
## 説明
ゼンディカーの夜明けで登場した《光輝王の野心家/Luminarch Aspirant》と《スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition》の採用が特に大きな変更点となる。
その他,《むかしむかし/Once Upon a Time》を採用して,初動の安定性を向上させた。
## 感想
土地を削らなかったので,少々マナフラッド気味となる。やはり,《エメリアの呼び声/Emeria’s Call》も採用して,《爆発域/Blast Zone》を減らすなどしたほうがよかったかもしれない。
また,《スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition》のWWが出しづらかったり,1ターン目に3マナのキャストが難しかった。4枚は多かったので,《光輝王の野心家/Luminarch Aspirant》や《歩行バリスタ/Walking Ballista》を増やしても良いと感じた。
## 結論
《光輝王の野心家/Luminarch Aspirant》,《スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition》,《むかしむかし/Once Upon a Time》を採用した新しい形のエルドラージ・ホワイトに更新した。
長年愛用していた《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》パッケージをようやく辞退でき,レガシーの白ウィニーの歴史がまた大きく動いたように思う。
この他には,《エメリアの呼び声/Emeria’s Call》4枚と《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》を追加で2枚ほしいなと思っている。どこかのタイミングで購入して,更新したい。
デッキ解説: 装備リベリオンv2.0.0
2019年2月20日 deck
前回の大会で復帰後初の3-0を達成した。いいタイミングなので,使用デッキの装備リベリオンを解説する。
## デッキ
## コンセプト
このデッキは[2018-10-12](https://senooken.jp/blog/2018/10/12/)に初めて使った。そこから改良を加えつつ現在の形となっている。
デッキ名通り,このデッキは以下の2通りの方針を持ったデッキだ。
1. 装備品
2. リベリオン
1点目の装備品は,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》から《殴打頭蓋/Batterskull》を始めとするデッキ内の4種類の装備品によるビートダウンで勝利を狙うものだ。レガシー環境では白のビートダウンデッキを使う場合,ほぼ必須とみられる《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》とそのセットを使ったもので,ありふれたものだ。
2点目のリベリオンは,かつてのメルカディアン・マスクスブロック時代のスタンダードで猛威を奮った名デッキである[リベリオン](http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%AA%E3%83%99%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3)の動きを採用したものだ。デッキ内からレベル・クリーチャーを直接戦場に出すことができるリクルーターを軸にしたデッキだ。
このデッキでのリクルーターは以下のカードが該当する。
* 《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》
* 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》
* 《果敢な隼/Defiant Falcon》
* 《アムローの偵察兵/Amrou Scout》
* 《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》
リベリオンの基本的な動きは以下となる。
1. 2マナのリクルーターをキャスト
2. 2マナのリクルーターの能力を起動し,《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》を召喚
3. リクルーターから《鏡の精体/Mirror Entity》を召喚
4. 《鏡の精体/Mirror Entity》の能力で,こちらのクリーチャー3-4体を4/4-5/5に強化してフルアタック
理想的な動きは以下の5ターンキルだ。
1. 2ターン目に2マナリクルーターを召喚
2. 3ターン目に《古えの墳墓/Ancient Tomb》経由でリクルーターの能力を起動し《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》を召喚
3. 4ターン目にリクルーターから《鏡の精体/Mirror Entity》と《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》を召喚
4. 5ターン目に《鏡の精体/Mirror Entity》で強化した5/5クリーチャー4体で20点を削りきる。
現在のレガシー環境では,グリクシス・コントロールが猛威を奮っており,《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》や《削剥/Abrade》といったアーティファクト破壊が多い。そのため,装備品だけに依存すると苦しい戦いとなる。そこで,装備品以外の勝ち手段としてリベリオンを採用した。
リベリオンはリクルーターが**1体でも**戦場に残れば手札を消費せずにクリーチャーを展開できる。奇跡を始めたした全体除去を持つ相手にも手札に後続を温存でき,消耗戦にも強い。
### 装備品
装備品プランは以下の8枚のカードで構成される。
* 4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
* 1 《殴打頭蓋/Batterskull》
* 1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
* 1 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
* 1 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》でサーチする装備品は基本的に《殴打頭蓋/Batterskull》だ。Death & Taxesのようなウィニー寄りのデッキの場合は《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》をサーチする。その他は,プロテクションの色に応じて《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》か《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》をサーチする。
リクルーターと《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が両方手札にある場合は,先に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を唱える。
理由は以下2点だ。
1. 《殴打頭蓋/Batterskull》をサーチして展開するほうが,展開が早く,相手のプレインズウォーカーの召喚にも間に合う。
2. 除去や打ち消しを相手に使わせて,本命のリクルーターを通せる。
単純に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を連打するだけでも勝てるゲームが存在する。このセットはおそらく今後も変わらないだろう。
### リベリオン
リベリオンプランは以下の14枚のカードで構成される。
* 1 《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》
* 2 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》
* 2 《アムローの偵察兵/Amrou Scout》
* 2 《果敢な隼/Defiant Falcon》
* 1 《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》
* 1 《熱風の滑空者/Thermal Glider》
* 1 《夜風の滑空者/Nightwind Glider》
* 1 《鏡の精体/Mirror Entity》
* 1 《静寂の捕縛/Bound in Silence》
前半の5種8枚がリクルーターだ。この中で一番重要なのは《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》を始めとする2マナのリクルーターだ。2マナのリクルーターを展開できれば,デッキ内の**全レベルカードにアクセス**できるからだ。そのため,6枚と多く取っている。
中でも《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》は2マナリクルーターでは唯一タフネスが2となっており,重要なカードだ。《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》,《夜の戦慄/Dread of Night》,《暗黒破/Darkblast》,《二股の稲妻/Forked Bolt》,《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》,《歩行バリスタ/Walking Ballista》などタフネス2であることが重要な場面がある。
1マナの《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》は,《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》でサーチするように入れている。5マナあれば,2マナのリクルーターと《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》で2体のレベルカードのサーチが可能だからだ。
リクルーター以外のレベルカードを解説する。
まず,《鏡の精体/Mirror Entity》はこのデッキのエンドカードだ。リクルーターでクリーチャーを並べながら,このカードを召喚することで,高速で高打点を実現する。
《静寂の捕縛/Bound in Silence》は擬似的なクリーチャー除去だ。2マナのリクルーターさえ着地できれば,サーチできるため,相手の高速ビートに耐えることができる。
《熱風の滑空者/Thermal Glider》と《夜風の滑空者/Nightwind Glider》はそれぞれ,プロテクション赤と黒を持つ2/1の飛行クリーチャーだ。プロテクションの色が合えば,除去されず非常に心強い。また,飛行をもっているため,プロテクションの色が合わなくても無駄にはならない。
2マナのリクルーターが着地した場合,最初にサーチするのは《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》だ。リクルートのためのマナ効率が一番良いのが理由だ。リクルーター着地後に除去を打たれた場合に備え,場に2体はリクルーターが残るように展開を心がける。1体でも残れば後続を手札の消費なしに展開できるからだ。
## 補助
デッキのコアとなる部分の解説をしたので,残りの補助カード18枚を解説する。
* 2 《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》
* 1 《精神石/Mind Stone》
* 4 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
* 1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
* 2 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
* 1 《忘却の輪/Oblivion Ring》
* 1 《虚空の杯/Chalice of the Void》
* 1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
* 1 《謙虚/Humility》
* 2 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
これらの18枚は大きく3種類に分類される。
1. マナ
2. 除去
3. ロック
### マナ
以下の2種類はマナ基盤としての役割を持つ。
* 2 《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》
* 1 《精神石/Mind Stone》
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》なしの装備品もリベリオンも初動に4マナかかる。そのため,後半無駄にならないマナ発生源が必要だ。そこでこれらの2種類を採用している。
《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》は後半の消耗戦では,回収してそのままフィニッシャーとなる。《精神石/Mind Stone》は序盤はマナ加速であり,マナが余ればドローに変換でき無駄がない。
ただし,これらのカードは初手のキープ基準にしにくいので,素直に《地平線の梢/Horizon Canopy》などに差し替えたほうがいいのではないかと考えている。
### 除去
以下の4種類は除去としての役割を持つ。
* 1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
* 2 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
* 4 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
* 1 《忘却の輪/Oblivion Ring》
特に目立つのが,4枚採用している《漸増爆弾/Ratchet Bomb》だ。序盤や手の空いたときに設置でき,特にプレインズウォーカーを破壊できるのが強い。装備品の除去の避雷針にもなる。時間はかかるものの対応できるカードの幅が広いため,4枚採用している。
《歩行バリスタ/Walking Ballista》はウィニー相手はもちろんことと,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》と同様に相手のプレインズウォーカーを破壊できるのが強い。このカードのおかげで,プレインズウォーカーを即座に除去できて難を逃れた場面が多くあった。また,後述する《謙虚/Humility》とも相性がいい。+1/+1カウンターが乗るため,《謙虚/Humility》設置後は戦闘で非常に有利に立てる。
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》はこのデッキではあまり強くない。後述するロック手段に《虚空の杯/Chalice of the Void》を採用しているため,競合することがあるので枚数を控えている。とはいうものの,デルバーなど高速ビート相手には必要なので,残している。
《忘却の輪/Oblivion Ring》は《漸増爆弾/Ratchet Bomb》で間に合わないときのために1枚採用している。《漸増爆弾/Ratchet Bomb》に巻き込まれる可能性があるため,あまり多くは採用したくない。しかし,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でサーチでき,《殴打頭蓋/Batterskull》などこのカードでなければ対応が難しいカードもあるので採用している。
### ロック
以下の3種類のカードはロックの役割を持つ。
* 1 《虚空の杯/Chalice of the Void》
* 1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
* 1 《謙虚/Humility》
どれも相手にとっては致命的なカードだ。
《虚空の杯/Chalice of the Void》は,奇跡,グリクシス・コントロール,デルバーなど,ストンピィ系以外のデッキに非常に有効なカードだ。基本的にX=1で唱える。相手によってはこれだけで勝てることもある。基本的には後述する《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で最優先でのサーチ対象となる。序盤に出せなくても中盤に出しても,それ以降の1マナの除去,手札破壊,ドロー操作を遮断できるため強い。
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》はアドバンテージの源泉だ。基本的には,《不毛の大地/Wasteland》を使いまわすことを狙う。《虚空の杯/Chalice of the Void》同様,相手によってはこの《不毛の大地/Wasteland》ループだけでも勝てる。《不毛の大地/Wasteland》の他には,《埋没した廃墟/Buried Ruin》によるアーティファクト回収も強い。環境にアーティファクト破壊が多いので,これで回収することで対応できる。その他,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》をループする動きも強い。最後に単純なマナ加速として,《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》も採用している。これはレジェンドルールで自分で墓地に落ちることを狙ったものだ。デッキに4枚採用しているので,それなりの確率で墓地に落ちてくれる。
《謙虚/Humility》はビート殺しの1枚だ。環境にはエルドラージや《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》など,非常に強力なクリーチャーが蔓延している。この1枚があることで,これらのクリーチャーを無力化できる。《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》や《アカデミーの学長/Academy Rector》などの戦場や墓地に落ちることで効果の発生するカードも永続的に封じることできるのが非常に強い。もちろん自分にも影響はあるが,装備品で強化できるし,そもそも頭数は多いのでカバーできる。
### 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
装備品とリベリオンの他に特徴的なのが,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を用いたシルバーバレット戦略だろう。
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》と各種の強力なエンチャント・アーティファクトを採用することで,幅広い場面への対応を実現する。
基本的には以下の4枚がこの優先順位でサーチ対象となる。
* 《虚空の杯/Chalice of the Void》: 初手に《悟りの教示者/Enlightened Tutor》がある場合,まずこのカードをサーチして設置することからゲームを始める。
* 《謙虚/Humility》: ゲーム中盤以降,劣勢になった場合,あるいはこちらが有利になった場合に状況を固定するために展開。
* 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》: 主にJunk系相手で特殊地形が多い場合,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》と《埋没した廃墟/Buried Ruin》が出ており,アドバンテージを稼げる場合。
* 《古えの居住地/Ancient Den》: 初手に土地が1枚しかない場合や,後1マナでリクルーターを起動できる場合にサーチする。あまり好ましくないが,マリガン1回分と考えると悪くはない。
* 《忘却の輪/Oblivion Ring》,《歩行バリスタ/Walking Ballista》: 相手のプレインズウォーカーを除去したい場合にサーチ。
ロック手段をメインに,その場に応じたカードをサーチする。
## マナ
メインデッキの最後に土地を解説する。
* 24 土地
* 6 《平地/Plains》
* 4 《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
* 4 《不毛の大地/Wasteland》
* 4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
* 4 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
* 1 《カラカス/Karakas》
* 1 《古えの居住地/Ancient Den》
基本的に4マナ必要なデッキなので,土地は多めに24枚採用している。特に特徴的なのが,*《埋没した廃墟/Buried Ruin》と《古えの墳墓/Ancient Tomb》*だろう。
《埋没した廃墟/Buried Ruin》はアーティファクト破壊への対策として採用している。装備品はゲームを決める力を持っているため,破壊されても回収して再度の展開を狙う。その他に,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》や《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》ともシナジーがあり,ゲーム中に1枚は引きたいので4枚採用している。
《古えの墳墓/Ancient Tomb》はリベリオンの動きを強化するために採用した。ストンピィ系デッキに顕著だが,速度が間に合わなくて負ける試合が数多くあった。このカードを採用することで初動4マナのリベリオンを3ターン目に起動でき,最速6ターンキルだったのが5ターンキルに短縮できた。また,《目くらまし/Daze》をケアした動きができるようになり,デッキの基礎力向上に欠かせない。
《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》は,POX相手への対策と共に,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》でアドバンテージを稼ぐ要素として4枚採用している。
## サイドボード
メインデッキの解説が終わったので,サイドボードを解説する。
* 15 サイドボード
* 1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
* 1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
* 1 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
* 1 《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
* 1 《真髄の針/Pithing Needle》
* 1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
* 1 《未達への旅/Journey to Nowhere》
* 2 《呪われた巻物/Cursed Scroll》
* 2 《忘却の輪/Oblivion Ring》
* 1 《無のロッド/Null Rod》
* 1 《弱者の石/Meekstone》
* 1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
* 1 《見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen》
内容は大きく以下3種類に分類される。
1. 除去
2. 妨害
3. その他
### 除去
除去の役割を持つのは以下の4種6枚のカードだ。
* 1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
* 1 《未達への旅/Journey to Nowhere》
* 2 《呪われた巻物/Cursed Scroll》
* 2 《忘却の輪/Oblivion Ring》
まず,コンボ以外の相手にはほぼ《歩行バリスタ/Walking Ballista》は投入する。相手のシステムクリーチャーやプレインズウォーカーにも対応できるからだ。
《忘却の輪/Oblivion Ring》は万能除去であり,スニークショー対策でもある。中速コントロールの奇跡やPOXあたりに使う。
《未達への旅/Journey to Nowhere》は青赤デルバーなど高速ビート相手に追加の除去として入れる。《忘却の輪/Oblivion Ring》では間に合わないためだ。
《呪われた巻物/Cursed Scroll》は中長期戦を見越したカードだ。奇跡,POX,Death & Taxesなどに入れる。ただし,自分の《虚空の杯/Chalice of the Void》と競合するので,ここは枚数を減らしたほうがいいように感じている。
### 妨害
妨害の役割を持つのは以下の7種類のカードだ。
* 1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
* 1 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
* 1 《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
* 1 《真髄の針/Pithing Needle》
* 1 《無のロッド/Null Rod》
* 1 《弱者の石/Meekstone》
* 1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
墓地対策としては,《安らかなる眠り/Rest in Peace》1枚に頼っている。ドレッジなどは《安らかなる眠り/Rest in Peace》の他に,《謙虚/Humility》も有効であり,これらでカバーしている。ただし,あまり当たらないので,あまり使わない。もう1枚墓地対策があったほうがいいかもしれない。
《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》と《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》は高速コンボのANT用だ。
《真髄の針/Pithing Needle》は,プレインズウォーカーを止めたり,スニークショーの《騙し討ち/Sneak Attack》を止めることがメインだ。
《無のロッド/Null Rod》はMUD対策のための専用カードだ。それ以外に目的はない。
《弱者の石/Meekstone》と《罠の橋/Ensnaring Bridge》はエルドラージ対策だ。《罠の橋/Ensnaring Bridge》に関しては,リアニメートやスニークショーの簡易的な対策にもなる。
### その他
最後に除去と妨害以外のカードが以下の2枚だ。
* 1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
* 1 《見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen》
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》は妨害カードのかさ増しだ。サイド後はサイドインしたカードを引けるかどうかが勝敗に直結する。アドバンテージを失ってでも序盤に引くためにサイド後は《悟りの教示者/Enlightened Tutor》3枚で戦いに挑む。
《見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen》は追加の勝ち手段だ。奇跡やグリクシス・コントロールのように,消耗戦となる場合の勝ち手段とする。
### サイドプラン
基本的にサイドアウトするカードは以下のカードだ。
* 《夜風の滑空者/Nightwind Glider》 or 《熱風の滑空者/Thermal Glider》: 相手の色に合わせる
* 《静寂の捕縛/Bound in Silence》: 奇跡など非クリーチャーデッキ
* 《アムローの偵察兵/Amrou Scout》と《果敢な隼/Defiant Falcon》合計2枚
* 《謙虚/Humility》(非クリーチャー),《虚空の杯/Chalice of the Void》 (ストンピィ系)
サイド後は相手のクリーチャー除去が増えることを見越して,タフネス1のレベルカードを減らす。その他,相手によっては効果の薄いカードを減らし,その枠にサイドボードから有効なカードを投入していく。
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》は,相手が《虚空の杯/Chalice of the Void》を使っていない限りは毎回サイドインする。その他,《歩行バリスタ/Walking Ballista》や《忘却の輪/Oblivion Ring》をよくサイドインする。
## 初手キープ基準
基本的に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》かリクルーターのどちらかが,**1枚以上** くるまで2マリガンまでは積極的に行う。2マリガンの時点で土地がない場合だけ,3マリガンする。
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》もリクルーターも,手札の消費なしで展開可能であり,除去されなければそのままゲームを決めることもできる。そのため,初手が1-2枚減っても大きな問題ではない。それよりも,序盤にこれらのカードを確実に展開できることが大事だ。
## 課題
スニークショーやANTを始めとする高速コンボは対戦回数も少ないのもあり,勝つのが難しい。
その他,2マナランドを採用してからはまだ当たっていないのでわからないが,奇跡とグリクシス・コントロールもなかなか勝てない。
個人的にはメインデッキはあまり変更できる箇所がなくなってきた印象なので,サイドボードの完成度を高めてこれらの苦手デッキに対応することになるだろう。
## 改良案
最後にデッキの改良案を示す。
ひとまずメインデッキでぱっと思いつくのは以下だろう。
* Out: 《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》2,《精神石/Mind Stone》1,《アムローの偵察兵/Amrou Scout》1
* In: 《地平線の梢/Horizon Canopy》1,《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》2,《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》1
《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》と《精神石/Mind Stone》は無駄にならないマナ供給源としていいかと思った。しかし,初手のキープ基準や安定性に欠けるので,やはり《地平線の梢/Horizon Canopy》や《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》のような無駄になりにくい土地のほうがいいだろうと感じた。
それと,リクルーターで生存確率の高い《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》は増やすべきだ。次回購入する。
その他,サイドボードはまだまだ検討の余地があるだろう。《虚空の杯/Chalice of the Void》と競合しにくい《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》もよいだろうし,場合によっては《日中の光/Light of Day》や《因果応報/Karma》も検討の余地があるかもしれない。
今後も,特に《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からサーチ可能なアーティファクトとエンチャントの調査・検討を継続していく。
## まとめ
復帰後初の3-0を達成した装備リベリオンを解説した。
装備品とリベリオンといった手札を消耗しない勝ち手段を用意し,今までのウィニーの課題だった手札の消耗への解決策を出せた。
その他に,《虚空の杯/Chalice of the Void》,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》,《謙虚/Humility》といった強力なアーティファクトとエンチャントを《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で引っ張ってくるというコントロール的な動きもできる。
アドバンテージやパワーカードが念頭に置かれた現在のレガシー環境にあったデッキになった。白ウィニーばかりを使ってきた自分にとっては,手応えのあるデッキを構築できた。
3-0に満足せず,次は4-1,5-0を達成できるように精進していく。
## デッキ
デッキ名: 装備リベリオン
バージョン: 2.0.0
URL: https://deck.hareruyamtg.com/ja/deck/224461/show/
60 メインデッキ
24 土地
6 《平地/Plains》
4 《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
4 《不毛の大地/Wasteland》
4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
4 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
1 《カラカス/Karakas》
1 《古えの居住地/Ancient Den》
18 クリーチャー
1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
1 《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》
4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2 《果敢な隼/Defiant Falcon》
2 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》
2 《アムローの偵察兵/Amrou Scout》
1 《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》
1 《夜風の滑空者/Nightwind Glider》
1 《熱風の操縦者/Thermal Navigator》
1 《鏡の精体/Mirror Entity》
2 《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》
18 その他
1 《虚空の杯/Chalice of the Void》
2 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
2 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1 《精神石/Mind Stone》
4 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
1 《忘却の輪/Oblivion Ring》
1 《静寂の捕縛/Bound in Silence》
1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
1 《謙虚/Humility》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》
15 サイドボード
1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1 《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
1 《真髄の針/Pithing Needle》
1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
1 《未達への旅/Journey to Nowhere》
2 《呪われた巻物/Cursed Scroll》
2 《忘却の輪/Oblivion Ring》
1 《無のロッド/Null Rod》
1 《弱者の石/Meekstone》
1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
1 《見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen》
## コンセプト
このデッキは[2018-10-12](https://senooken.jp/blog/2018/10/12/)に初めて使った。そこから改良を加えつつ現在の形となっている。
デッキ名通り,このデッキは以下の2通りの方針を持ったデッキだ。
1. 装備品
2. リベリオン
1点目の装備品は,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》から《殴打頭蓋/Batterskull》を始めとするデッキ内の4種類の装備品によるビートダウンで勝利を狙うものだ。レガシー環境では白のビートダウンデッキを使う場合,ほぼ必須とみられる《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》とそのセットを使ったもので,ありふれたものだ。
2点目のリベリオンは,かつてのメルカディアン・マスクスブロック時代のスタンダードで猛威を奮った名デッキである[リベリオン](http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%AA%E3%83%99%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3)の動きを採用したものだ。デッキ内からレベル・クリーチャーを直接戦場に出すことができるリクルーターを軸にしたデッキだ。
このデッキでのリクルーターは以下のカードが該当する。
* 《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》
* 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》
* 《果敢な隼/Defiant Falcon》
* 《アムローの偵察兵/Amrou Scout》
* 《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》
リベリオンの基本的な動きは以下となる。
1. 2マナのリクルーターをキャスト
2. 2マナのリクルーターの能力を起動し,《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》を召喚
3. リクルーターから《鏡の精体/Mirror Entity》を召喚
4. 《鏡の精体/Mirror Entity》の能力で,こちらのクリーチャー3-4体を4/4-5/5に強化してフルアタック
理想的な動きは以下の5ターンキルだ。
1. 2ターン目に2マナリクルーターを召喚
2. 3ターン目に《古えの墳墓/Ancient Tomb》経由でリクルーターの能力を起動し《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》を召喚
3. 4ターン目にリクルーターから《鏡の精体/Mirror Entity》と《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》を召喚
4. 5ターン目に《鏡の精体/Mirror Entity》で強化した5/5クリーチャー4体で20点を削りきる。
現在のレガシー環境では,グリクシス・コントロールが猛威を奮っており,《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》や《削剥/Abrade》といったアーティファクト破壊が多い。そのため,装備品だけに依存すると苦しい戦いとなる。そこで,装備品以外の勝ち手段としてリベリオンを採用した。
リベリオンはリクルーターが**1体でも**戦場に残れば手札を消費せずにクリーチャーを展開できる。奇跡を始めたした全体除去を持つ相手にも手札に後続を温存でき,消耗戦にも強い。
### 装備品
装備品プランは以下の8枚のカードで構成される。
* 4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
* 1 《殴打頭蓋/Batterskull》
* 1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
* 1 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
* 1 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》でサーチする装備品は基本的に《殴打頭蓋/Batterskull》だ。Death & Taxesのようなウィニー寄りのデッキの場合は《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》をサーチする。その他は,プロテクションの色に応じて《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》か《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》をサーチする。
リクルーターと《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が両方手札にある場合は,先に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を唱える。
理由は以下2点だ。
1. 《殴打頭蓋/Batterskull》をサーチして展開するほうが,展開が早く,相手のプレインズウォーカーの召喚にも間に合う。
2. 除去や打ち消しを相手に使わせて,本命のリクルーターを通せる。
単純に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を連打するだけでも勝てるゲームが存在する。このセットはおそらく今後も変わらないだろう。
### リベリオン
リベリオンプランは以下の14枚のカードで構成される。
* 1 《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》
* 2 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》
* 2 《アムローの偵察兵/Amrou Scout》
* 2 《果敢な隼/Defiant Falcon》
* 1 《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》
* 1 《熱風の滑空者/Thermal Glider》
* 1 《夜風の滑空者/Nightwind Glider》
* 1 《鏡の精体/Mirror Entity》
* 1 《静寂の捕縛/Bound in Silence》
前半の5種8枚がリクルーターだ。この中で一番重要なのは《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》を始めとする2マナのリクルーターだ。2マナのリクルーターを展開できれば,デッキ内の**全レベルカードにアクセス**できるからだ。そのため,6枚と多く取っている。
中でも《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》は2マナリクルーターでは唯一タフネスが2となっており,重要なカードだ。《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》,《夜の戦慄/Dread of Night》,《暗黒破/Darkblast》,《二股の稲妻/Forked Bolt》,《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》,《歩行バリスタ/Walking Ballista》などタフネス2であることが重要な場面がある。
1マナの《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》は,《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》でサーチするように入れている。5マナあれば,2マナのリクルーターと《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》で2体のレベルカードのサーチが可能だからだ。
リクルーター以外のレベルカードを解説する。
まず,《鏡の精体/Mirror Entity》はこのデッキのエンドカードだ。リクルーターでクリーチャーを並べながら,このカードを召喚することで,高速で高打点を実現する。
《静寂の捕縛/Bound in Silence》は擬似的なクリーチャー除去だ。2マナのリクルーターさえ着地できれば,サーチできるため,相手の高速ビートに耐えることができる。
《熱風の滑空者/Thermal Glider》と《夜風の滑空者/Nightwind Glider》はそれぞれ,プロテクション赤と黒を持つ2/1の飛行クリーチャーだ。プロテクションの色が合えば,除去されず非常に心強い。また,飛行をもっているため,プロテクションの色が合わなくても無駄にはならない。
2マナのリクルーターが着地した場合,最初にサーチするのは《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》だ。リクルートのためのマナ効率が一番良いのが理由だ。リクルーター着地後に除去を打たれた場合に備え,場に2体はリクルーターが残るように展開を心がける。1体でも残れば後続を手札の消費なしに展開できるからだ。
## 補助
デッキのコアとなる部分の解説をしたので,残りの補助カード18枚を解説する。
* 2 《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》
* 1 《精神石/Mind Stone》
* 4 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
* 1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
* 2 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
* 1 《忘却の輪/Oblivion Ring》
* 1 《虚空の杯/Chalice of the Void》
* 1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
* 1 《謙虚/Humility》
* 2 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
これらの18枚は大きく3種類に分類される。
1. マナ
2. 除去
3. ロック
### マナ
以下の2種類はマナ基盤としての役割を持つ。
* 2 《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》
* 1 《精神石/Mind Stone》
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》なしの装備品もリベリオンも初動に4マナかかる。そのため,後半無駄にならないマナ発生源が必要だ。そこでこれらの2種類を採用している。
《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》は後半の消耗戦では,回収してそのままフィニッシャーとなる。《精神石/Mind Stone》は序盤はマナ加速であり,マナが余ればドローに変換でき無駄がない。
ただし,これらのカードは初手のキープ基準にしにくいので,素直に《地平線の梢/Horizon Canopy》などに差し替えたほうがいいのではないかと考えている。
### 除去
以下の4種類は除去としての役割を持つ。
* 1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
* 2 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
* 4 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
* 1 《忘却の輪/Oblivion Ring》
特に目立つのが,4枚採用している《漸増爆弾/Ratchet Bomb》だ。序盤や手の空いたときに設置でき,特にプレインズウォーカーを破壊できるのが強い。装備品の除去の避雷針にもなる。時間はかかるものの対応できるカードの幅が広いため,4枚採用している。
《歩行バリスタ/Walking Ballista》はウィニー相手はもちろんことと,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》と同様に相手のプレインズウォーカーを破壊できるのが強い。このカードのおかげで,プレインズウォーカーを即座に除去できて難を逃れた場面が多くあった。また,後述する《謙虚/Humility》とも相性がいい。+1/+1カウンターが乗るため,《謙虚/Humility》設置後は戦闘で非常に有利に立てる。
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》はこのデッキではあまり強くない。後述するロック手段に《虚空の杯/Chalice of the Void》を採用しているため,競合することがあるので枚数を控えている。とはいうものの,デルバーなど高速ビート相手には必要なので,残している。
《忘却の輪/Oblivion Ring》は《漸増爆弾/Ratchet Bomb》で間に合わないときのために1枚採用している。《漸増爆弾/Ratchet Bomb》に巻き込まれる可能性があるため,あまり多くは採用したくない。しかし,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でサーチでき,《殴打頭蓋/Batterskull》などこのカードでなければ対応が難しいカードもあるので採用している。
### ロック
以下の3種類のカードはロックの役割を持つ。
* 1 《虚空の杯/Chalice of the Void》
* 1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
* 1 《謙虚/Humility》
どれも相手にとっては致命的なカードだ。
《虚空の杯/Chalice of the Void》は,奇跡,グリクシス・コントロール,デルバーなど,ストンピィ系以外のデッキに非常に有効なカードだ。基本的にX=1で唱える。相手によってはこれだけで勝てることもある。基本的には後述する《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で最優先でのサーチ対象となる。序盤に出せなくても中盤に出しても,それ以降の1マナの除去,手札破壊,ドロー操作を遮断できるため強い。
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》はアドバンテージの源泉だ。基本的には,《不毛の大地/Wasteland》を使いまわすことを狙う。《虚空の杯/Chalice of the Void》同様,相手によってはこの《不毛の大地/Wasteland》ループだけでも勝てる。《不毛の大地/Wasteland》の他には,《埋没した廃墟/Buried Ruin》によるアーティファクト回収も強い。環境にアーティファクト破壊が多いので,これで回収することで対応できる。その他,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》をループする動きも強い。最後に単純なマナ加速として,《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》も採用している。これはレジェンドルールで自分で墓地に落ちることを狙ったものだ。デッキに4枚採用しているので,それなりの確率で墓地に落ちてくれる。
《謙虚/Humility》はビート殺しの1枚だ。環境にはエルドラージや《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》など,非常に強力なクリーチャーが蔓延している。この1枚があることで,これらのクリーチャーを無力化できる。《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》や《アカデミーの学長/Academy Rector》などの戦場や墓地に落ちることで効果の発生するカードも永続的に封じることできるのが非常に強い。もちろん自分にも影響はあるが,装備品で強化できるし,そもそも頭数は多いのでカバーできる。
### 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
装備品とリベリオンの他に特徴的なのが,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を用いたシルバーバレット戦略だろう。
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》と各種の強力なエンチャント・アーティファクトを採用することで,幅広い場面への対応を実現する。
基本的には以下の4枚がこの優先順位でサーチ対象となる。
* 《虚空の杯/Chalice of the Void》: 初手に《悟りの教示者/Enlightened Tutor》がある場合,まずこのカードをサーチして設置することからゲームを始める。
* 《謙虚/Humility》: ゲーム中盤以降,劣勢になった場合,あるいはこちらが有利になった場合に状況を固定するために展開。
* 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》: 主にJunk系相手で特殊地形が多い場合,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》と《埋没した廃墟/Buried Ruin》が出ており,アドバンテージを稼げる場合。
* 《古えの居住地/Ancient Den》: 初手に土地が1枚しかない場合や,後1マナでリクルーターを起動できる場合にサーチする。あまり好ましくないが,マリガン1回分と考えると悪くはない。
* 《忘却の輪/Oblivion Ring》,《歩行バリスタ/Walking Ballista》: 相手のプレインズウォーカーを除去したい場合にサーチ。
ロック手段をメインに,その場に応じたカードをサーチする。
## マナ
メインデッキの最後に土地を解説する。
* 24 土地
* 6 《平地/Plains》
* 4 《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
* 4 《不毛の大地/Wasteland》
* 4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
* 4 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
* 1 《カラカス/Karakas》
* 1 《古えの居住地/Ancient Den》
基本的に4マナ必要なデッキなので,土地は多めに24枚採用している。特に特徴的なのが,*《埋没した廃墟/Buried Ruin》と《古えの墳墓/Ancient Tomb》*だろう。
《埋没した廃墟/Buried Ruin》はアーティファクト破壊への対策として採用している。装備品はゲームを決める力を持っているため,破壊されても回収して再度の展開を狙う。その他に,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》や《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》ともシナジーがあり,ゲーム中に1枚は引きたいので4枚採用している。
《古えの墳墓/Ancient Tomb》はリベリオンの動きを強化するために採用した。ストンピィ系デッキに顕著だが,速度が間に合わなくて負ける試合が数多くあった。このカードを採用することで初動4マナのリベリオンを3ターン目に起動でき,最速6ターンキルだったのが5ターンキルに短縮できた。また,《目くらまし/Daze》をケアした動きができるようになり,デッキの基礎力向上に欠かせない。
《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》は,POX相手への対策と共に,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》でアドバンテージを稼ぐ要素として4枚採用している。
## サイドボード
メインデッキの解説が終わったので,サイドボードを解説する。
* 15 サイドボード
* 1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
* 1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
* 1 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
* 1 《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
* 1 《真髄の針/Pithing Needle》
* 1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
* 1 《未達への旅/Journey to Nowhere》
* 2 《呪われた巻物/Cursed Scroll》
* 2 《忘却の輪/Oblivion Ring》
* 1 《無のロッド/Null Rod》
* 1 《弱者の石/Meekstone》
* 1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
* 1 《見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen》
内容は大きく以下3種類に分類される。
1. 除去
2. 妨害
3. その他
### 除去
除去の役割を持つのは以下の4種6枚のカードだ。
* 1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
* 1 《未達への旅/Journey to Nowhere》
* 2 《呪われた巻物/Cursed Scroll》
* 2 《忘却の輪/Oblivion Ring》
まず,コンボ以外の相手にはほぼ《歩行バリスタ/Walking Ballista》は投入する。相手のシステムクリーチャーやプレインズウォーカーにも対応できるからだ。
《忘却の輪/Oblivion Ring》は万能除去であり,スニークショー対策でもある。中速コントロールの奇跡やPOXあたりに使う。
《未達への旅/Journey to Nowhere》は青赤デルバーなど高速ビート相手に追加の除去として入れる。《忘却の輪/Oblivion Ring》では間に合わないためだ。
《呪われた巻物/Cursed Scroll》は中長期戦を見越したカードだ。奇跡,POX,Death & Taxesなどに入れる。ただし,自分の《虚空の杯/Chalice of the Void》と競合するので,ここは枚数を減らしたほうがいいように感じている。
### 妨害
妨害の役割を持つのは以下の7種類のカードだ。
* 1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
* 1 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
* 1 《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
* 1 《真髄の針/Pithing Needle》
* 1 《無のロッド/Null Rod》
* 1 《弱者の石/Meekstone》
* 1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
墓地対策としては,《安らかなる眠り/Rest in Peace》1枚に頼っている。ドレッジなどは《安らかなる眠り/Rest in Peace》の他に,《謙虚/Humility》も有効であり,これらでカバーしている。ただし,あまり当たらないので,あまり使わない。もう1枚墓地対策があったほうがいいかもしれない。
《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》と《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》は高速コンボのANT用だ。
《真髄の針/Pithing Needle》は,プレインズウォーカーを止めたり,スニークショーの《騙し討ち/Sneak Attack》を止めることがメインだ。
《無のロッド/Null Rod》はMUD対策のための専用カードだ。それ以外に目的はない。
《弱者の石/Meekstone》と《罠の橋/Ensnaring Bridge》はエルドラージ対策だ。《罠の橋/Ensnaring Bridge》に関しては,リアニメートやスニークショーの簡易的な対策にもなる。
### その他
最後に除去と妨害以外のカードが以下の2枚だ。
* 1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
* 1 《見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen》
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》は妨害カードのかさ増しだ。サイド後はサイドインしたカードを引けるかどうかが勝敗に直結する。アドバンテージを失ってでも序盤に引くためにサイド後は《悟りの教示者/Enlightened Tutor》3枚で戦いに挑む。
《見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen》は追加の勝ち手段だ。奇跡やグリクシス・コントロールのように,消耗戦となる場合の勝ち手段とする。
### サイドプラン
基本的にサイドアウトするカードは以下のカードだ。
* 《夜風の滑空者/Nightwind Glider》 or 《熱風の滑空者/Thermal Glider》: 相手の色に合わせる
* 《静寂の捕縛/Bound in Silence》: 奇跡など非クリーチャーデッキ
* 《アムローの偵察兵/Amrou Scout》と《果敢な隼/Defiant Falcon》合計2枚
* 《謙虚/Humility》(非クリーチャー),《虚空の杯/Chalice of the Void》 (ストンピィ系)
サイド後は相手のクリーチャー除去が増えることを見越して,タフネス1のレベルカードを減らす。その他,相手によっては効果の薄いカードを減らし,その枠にサイドボードから有効なカードを投入していく。
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》は,相手が《虚空の杯/Chalice of the Void》を使っていない限りは毎回サイドインする。その他,《歩行バリスタ/Walking Ballista》や《忘却の輪/Oblivion Ring》をよくサイドインする。
## 初手キープ基準
基本的に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》かリクルーターのどちらかが,**1枚以上** くるまで2マリガンまでは積極的に行う。2マリガンの時点で土地がない場合だけ,3マリガンする。
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》もリクルーターも,手札の消費なしで展開可能であり,除去されなければそのままゲームを決めることもできる。そのため,初手が1-2枚減っても大きな問題ではない。それよりも,序盤にこれらのカードを確実に展開できることが大事だ。
## 課題
スニークショーやANTを始めとする高速コンボは対戦回数も少ないのもあり,勝つのが難しい。
その他,2マナランドを採用してからはまだ当たっていないのでわからないが,奇跡とグリクシス・コントロールもなかなか勝てない。
個人的にはメインデッキはあまり変更できる箇所がなくなってきた印象なので,サイドボードの完成度を高めてこれらの苦手デッキに対応することになるだろう。
## 改良案
最後にデッキの改良案を示す。
ひとまずメインデッキでぱっと思いつくのは以下だろう。
* Out: 《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》2,《精神石/Mind Stone》1,《アムローの偵察兵/Amrou Scout》1
* In: 《地平線の梢/Horizon Canopy》1,《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》2,《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》1
《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》と《精神石/Mind Stone》は無駄にならないマナ供給源としていいかと思った。しかし,初手のキープ基準や安定性に欠けるので,やはり《地平線の梢/Horizon Canopy》や《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》のような無駄になりにくい土地のほうがいいだろうと感じた。
それと,リクルーターで生存確率の高い《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》は増やすべきだ。次回購入する。
その他,サイドボードはまだまだ検討の余地があるだろう。《虚空の杯/Chalice of the Void》と競合しにくい《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》もよいだろうし,場合によっては《日中の光/Light of Day》や《因果応報/Karma》も検討の余地があるかもしれない。
今後も,特に《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からサーチ可能なアーティファクトとエンチャントの調査・検討を継続していく。
## まとめ
復帰後初の3-0を達成した装備リベリオンを解説した。
装備品とリベリオンといった手札を消耗しない勝ち手段を用意し,今までのウィニーの課題だった手札の消耗への解決策を出せた。
その他に,《虚空の杯/Chalice of the Void》,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》,《謙虚/Humility》といった強力なアーティファクトとエンチャントを《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で引っ張ってくるというコントロール的な動きもできる。
アドバンテージやパワーカードが念頭に置かれた現在のレガシー環境にあったデッキになった。白ウィニーばかりを使ってきた自分にとっては,手応えのあるデッキを構築できた。
3-0に満足せず,次は4-1,5-0を達成できるように精進していく。
脳内デッキ構築「エンジェルストンピィ」
2012年5月13日 deck最近MTGをしようという勇気がない。
大学院にいるし、なんかもっと勉強しないといけないのではないか?という背徳心が原因かな。かといって勉強はせずに、ネットでいろいろ調べたりして無駄に時間を使っている。
閑話休題。
アヴァシンの帰還がでて、ちょっと強そうなカードがでたのでそれを使ったデッキを構築してみよう。
気になったのは以下の二種
天使への願いはさすがに奇跡が決まったら強すぎじゃないかな?
4マナで4/4飛行2体ならいけるでしょ?たぶん…
修復の天使はスペックが高い。瞬速なのがかなりよい。白はコントロールの強い色でもあるけれど、青と違ってインスタントタイミングで行動するカードがそこまでなかった。なので、この子はかなり期待できる。ブリンク能力はうまくいけばアドが取れるのでなおよい。
これを踏まえて、デッキ構築。
最近《ハルマゲドン/Armageddon》が強いように感じていて採用してみた。
但し、そのせいで天使への願いや修復の天使の枚数が少なめ。
さすがに、コンセプトがぐちゃぐちゃでアンチシナジーでまずいか。いっそ無い方が良かったかも(苦笑)
《ちらつき鬼火/Flickerwisp》や《憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Fury》を入れて、明滅のギミックによったデッキにしてもよかったのだけれど、ゲドンをいれてみたかった(笑)
D&Tはサリアが入って、土地攻めがだいぶ有効になっていて、さらに決定的な物にするのにゲドンはありかなと最近感じています。
このエンジェルストンピィも、天使を減らして《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》を増やしたり《堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》を採用したりするのも面白いかな。
今回は以上。
コメント
カードゲームおじさん カードゲームおじさん2012年5月14日18:37
白単だと初手に来てしまった天使への願いが処理できない これが問題ですね
初手や序盤に引いてしまうリスクを考えると自分なら正義の命令の方を選択しちゃいますね
nophotoイエネコ2012年5月14日21:21
正義の命令ですか。なるほど。
正義の命令はサイクリングだと思い割に生物が小さいのが難点と思っています。
初手にあったら困りますが、それ以外なら問題ないのではないかと今のところ思っています。
3マナ4/4飛行でも十分だと思っています。序盤に相手の石鍛冶とかに除去を打たないといけない場面だと困りますが苦笑
大学院にいるし、なんかもっと勉強しないといけないのではないか?という背徳心が原因かな。かといって勉強はせずに、ネットでいろいろ調べたりして無駄に時間を使っている。
閑話休題。
アヴァシンの帰還がでて、ちょっと強そうなカードがでたのでそれを使ったデッキを構築してみよう。
気になったのは以下の二種
Entreat the Angels / 天使への願い (X)(X)(白)(白)(白)
ソーサリー
飛行を持つ白の4/4の天使(Angel)クリーチャー・トークンをX体戦場に出す。
奇跡(X)(白)(白)(あなたがこのカードを引いたとき、これがこのターンに最初に引いたカードだった場合、あなたはこれの奇跡コストを支払うことでこれを唱えてもよい。)
Restoration Angel / 修復の天使 (3)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)
瞬速
飛行
修復の天使が戦場に出たとき、あなたがコントロールする天使(Angel)でないクリーチャー1体を対象とする。あなたはそれを追放し、その後そのカードをあなたのコントロール下で戦場に戻してもよい。
3/4
天使への願いはさすがに奇跡が決まったら強すぎじゃないかな?
4マナで4/4飛行2体ならいけるでしょ?たぶん…
修復の天使はスペックが高い。瞬速なのがかなりよい。白はコントロールの強い色でもあるけれど、青と違ってインスタントタイミングで行動するカードがそこまでなかった。なので、この子はかなり期待できる。ブリンク能力はうまくいけばアドが取れるのでなおよい。
これを踏まえて、デッキ構築。
20 土地
10 《平地/Plains》
2 《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
4 《不毛の大地/Wasteland》
21 生物
4 《ルーンの母/Mother of Runes》
4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4 《戦隊の鷹/Squadron Hawk》
2 《ヨツンの兵卒/Jotun Grunt》
3 《賛美されし天使/Exalted Angel》
2 《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》
2 修復の天使
19 その他
4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4 《金属モックス/Chrome Mox》
1 《記憶の仮面/Mask of Memory》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》
1 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
3 《ハルマゲドン/Armageddon》
2 《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
2 天使への願い
最近《ハルマゲドン/Armageddon》が強いように感じていて採用してみた。
但し、そのせいで天使への願いや修復の天使の枚数が少なめ。
さすがに、コンセプトがぐちゃぐちゃでアンチシナジーでまずいか。いっそ無い方が良かったかも(苦笑)
《ちらつき鬼火/Flickerwisp》や《憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Fury》を入れて、明滅のギミックによったデッキにしてもよかったのだけれど、ゲドンをいれてみたかった(笑)
D&Tはサリアが入って、土地攻めがだいぶ有効になっていて、さらに決定的な物にするのにゲドンはありかなと最近感じています。
このエンジェルストンピィも、天使を減らして《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》を増やしたり《堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》を採用したりするのも面白いかな。
今回は以上。
コメント
カードゲームおじさん カードゲームおじさん2012年5月14日18:37
白単だと初手に来てしまった天使への願いが処理できない これが問題ですね
初手や序盤に引いてしまうリスクを考えると自分なら正義の命令の方を選択しちゃいますね
nophotoイエネコ2012年5月14日21:21
正義の命令ですか。なるほど。
正義の命令はサイクリングだと思い割に生物が小さいのが難点と思っています。
初手にあったら困りますが、それ以外なら問題ないのではないかと今のところ思っています。
3マナ4/4飛行でも十分だと思っています。序盤に相手の石鍛冶とかに除去を打たないといけない場面だと困りますが苦笑
なかなか更新するのが面倒な今日このごろです。
「アヴァシンの帰還」という新しいエキスパンションが発売されるということで新カードの情報がでてきて、いくつか面白そうカードもでてきている。
機会を見つけてその雑感でも書きたいね。全リストが発表になったら一度書こうかね。
閑話休題。
以前友人に完全に負けて以来デッキを改良することが大きなテーマとなっていた。
青白石鍛冶の鷹やムーアランドのトークンとか、未練ある魂のトークンなどで、今PWのエルズペスがあまり強くないと感じていた。そこで、再び《幽体の行列/Spectral Procession》を採用してみようと考えた。
しかしながら、《幽体の行列/Spectral Procession》が強いのは全体強化の呪文や能力と組み合わさったとき。それを考えて、前から気になっていたあるカードを思いついた。
いま考えているデッキを以下に示す。
最後に載せたリストは以下のリンクを参照。
http://uonosa.diarynote.jp/201111140055566480/
メインの変更点を示す。
最近流行りのサリアをメインから試しに採用してみた。除去耐性の高い《静月の騎兵/Stillmoon Cavalier》を採用。同じく単体除去に強い《幽体の行列/Spectral Procession》を採用。
全体的にサイズが小さいので《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch》を採用。
《幽体の行列/Spectral Procession》と相性のよい全体強化は今まで《清浄の名誉/Honor of the Pure》とか《鏡の精体/Mirror Entity》とか《天界の十字軍/Celestial Crusader》を使っていた。(他には試したこと無いけど《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》も考えられる。)
しかし、どれも弱いところがあってあまり積極的に採用したいと思えなかった。しかし、前から気になっていた《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch》は速効性がないところを除けば柔軟性があってよさそうだと思い、採用してみた。
まだ《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch》はもっていないのでプロキシだ。
何回か動かしてみたけれど、白白がたまに出ないときがあって、《静月の騎兵/Stillmoon Cavalier》と《幽体の行列/Spectral Procession》がだせないことがあった。
対戦して、不具合などをみていきたい。
他に検討しているのはいつかの大会で上位にいたサリアを採用した白単D&T。
こちらもそのうち紹介したい。今回は以上。
京都でMTGの大会は次の大会情報を参考にすると
http://mtgtaikai.web.fc2.com/legacy.html
けっこうな頻度で行われているようだ。
BMに行くより費用と時間がかからないので、ワンチャンいくか?
「アヴァシンの帰還」という新しいエキスパンションが発売されるということで新カードの情報がでてきて、いくつか面白そうカードもでてきている。
機会を見つけてその雑感でも書きたいね。全リストが発表になったら一度書こうかね。
閑話休題。
以前友人に完全に負けて以来デッキを改良することが大きなテーマとなっていた。
青白石鍛冶の鷹やムーアランドのトークンとか、未練ある魂のトークンなどで、今PWのエルズペスがあまり強くないと感じていた。そこで、再び《幽体の行列/Spectral Procession》を採用してみようと考えた。
しかしながら、《幽体の行列/Spectral Procession》が強いのは全体強化の呪文や能力と組み合わさったとき。それを考えて、前から気になっていたあるカードを思いついた。
いま考えているデッキを以下に示す。
23 土地
13 《平地/Plains》
1 《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
1 《Karakas》
4 《不毛の大地/Wasteland》
4 《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》
28 生物
4 《闘争の学び手/Student of Warfare》
4 《ルーンの母/Mother of Runes》
3 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
3 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
3 スレイベンの守護者、サリア
3 《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》
2 《静月の騎兵/Stillmoon Cavalier》
3 《幽体の行列/Spectral Procession》
3 《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch》
9 呪文
4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
2 《忘却の輪/Oblivion Ring》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
1 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
15 サイドボード
2 《外科的摘出/Surgical Extraction》
3 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
3 《流刑への道/Path to Exile》
2 《忘却の輪/Oblivion Ring》
2 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
1 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1 《万力鎖/Manriki-Gusari》
最後に載せたリストは以下のリンクを参照。
http://uonosa.diarynote.jp/201111140055566480/
メインの変更点を示す。
11 out
3 《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
2 《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》
1 《忘却の輪/Oblivion Ring》
2 《運命の大立者/Figure of Destiny》
1 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》
1 《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》
11 in
3 サリア
3 《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch》
3 《幽体の行列/Spectral Procession》
2 《静月の騎兵/Stillmoon Cavalier》
最近流行りのサリアをメインから試しに採用してみた。除去耐性の高い《静月の騎兵/Stillmoon Cavalier》を採用。同じく単体除去に強い《幽体の行列/Spectral Procession》を採用。
全体的にサイズが小さいので《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch》を採用。
《幽体の行列/Spectral Procession》と相性のよい全体強化は今まで《清浄の名誉/Honor of the Pure》とか《鏡の精体/Mirror Entity》とか《天界の十字軍/Celestial Crusader》を使っていた。(他には試したこと無いけど《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》も考えられる。)
しかし、どれも弱いところがあってあまり積極的に採用したいと思えなかった。しかし、前から気になっていた《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch》は速効性がないところを除けば柔軟性があってよさそうだと思い、採用してみた。
まだ《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch》はもっていないのでプロキシだ。
何回か動かしてみたけれど、白白がたまに出ないときがあって、《静月の騎兵/Stillmoon Cavalier》と《幽体の行列/Spectral Procession》がだせないことがあった。
対戦して、不具合などをみていきたい。
他に検討しているのはいつかの大会で上位にいたサリアを採用した白単D&T。
こちらもそのうち紹介したい。今回は以上。
京都でMTGの大会は次の大会情報を参考にすると
http://mtgtaikai.web.fc2.com/legacy.html
けっこうな頻度で行われているようだ。
BMに行くより費用と時間がかからないので、ワンチャンいくか?
青白D&Tに鷹を採用する
2012年4月4日 deck卒業論文は4/3にようやく提出しました。しかし、提出後脱字を一個見つけた…。けっこう見直したつもりだったのだけれど…
新しい学校。いろいろプレッシャーがあるけれど、何かいいことがあればいいな。
就職活動が怖い。それとテーマ決め。目先の嫌なことは新しい研究室の人達への学部でやった卒研の発表か。
閑話休題。
しばらく放置していた青白D&T。しもべさん
http://kingslover34.diarynote.jp/201204031050058143/
が紹介していたをみて思いだした。
それとさざめ雪さんが使っているNogoyfというデッキで《戦隊の鷹/Squadron Hawk》と《ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt》を採用しているのを参考に自分のにもこれを取り入れてみた。
変更点は
瞬唱1、《セラの報復者/Serra Avenger》3→《戦隊の鷹/Squadron Hawk》4
《殴打頭蓋/Batterskull》1→《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》1
《ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt》1を追加
瞬唱は序盤に複数枚あってもそもそもフラッシュバックする余裕がない。また、序盤の展開と除去が多いことをそれにアドの面からセラと鷹を交換。
《殴打頭蓋/Batterskull》は石鍛冶が残らないと使えないのでやめて、さらなる除去の点から《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》を採用。
スペースがなかったので《ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt》は1追加。
ただ、今後《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》やら《二股の稲妻/Forked Bolt》が増えるとタフネス1が多いのでちょっと不安だ。
動かしてすらいないただの思いつきです。
今後あまり時間がとれないので、暇を見つけてこういう駄文でも残していきます。
新しい学校。いろいろプレッシャーがあるけれど、何かいいことがあればいいな。
就職活動が怖い。それとテーマ決め。目先の嫌なことは新しい研究室の人達への学部でやった卒研の発表か。
閑話休題。
しばらく放置していた青白D&T。しもべさん
http://kingslover34.diarynote.jp/201204031050058143/
が紹介していたをみて思いだした。
それとさざめ雪さんが使っているNogoyfというデッキで《戦隊の鷹/Squadron Hawk》と《ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt》を採用しているのを参考に自分のにもこれを取り入れてみた。
61 青白D&T
21 土地
1 《平地/Plains》
1 《島/Island》
4 《Tundra》
4 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
2 《Karakas》
4 《不毛の大地/Wasteland》
1 《雲の宮殿、朧宮/Oboro, Palace in the Clouds》
1 《石化した原野/Petrified Field》
1 《地平線の梢/Horizon Canopy》
1 《Maze of Ith》
1 《ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt》
22 生物
3 《ルーンの母/Mother of Runes》
4 《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》
3 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
2 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4 《戦隊の鷹/Squadron Hawk》
2 《波止場の用心棒/Waterfront Bouncer》
2 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
2 《コロンドールのマンガラ/Mangara of Corondor》
18 呪文
4 《渦まく知識/Brainstorm》
4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
2 《呪文嵌め/Spell Snare》
2 《もみ消し/Stifle》
4 《霊気の薬瓶/AEther Vial》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
15 サイド
3 《外科的摘出/Surgical Extraction》
2 《解呪/Disenchant》
2 《失脚/Oust》
3 《翻弄する魔道士/Meddling Mage》
3 《呪文貫き/Spell Pierce》
2 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
変更点は
瞬唱1、《セラの報復者/Serra Avenger》3→《戦隊の鷹/Squadron Hawk》4
《殴打頭蓋/Batterskull》1→《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》1
《ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt》1を追加
瞬唱は序盤に複数枚あってもそもそもフラッシュバックする余裕がない。また、序盤の展開と除去が多いことをそれにアドの面からセラと鷹を交換。
《殴打頭蓋/Batterskull》は石鍛冶が残らないと使えないのでやめて、さらなる除去の点から《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》を採用。
スペースがなかったので《ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt》は1追加。
ただ、今後《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》やら《二股の稲妻/Forked Bolt》が増えるとタフネス1が多いのでちょっと不安だ。
動かしてすらいないただの思いつきです。
今後あまり時間がとれないので、暇を見つけてこういう駄文でも残していきます。