## 概要
- 大会名: Let’s 5 レガシー
- URL: https://www.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=202003
- 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
- 開催日時: 2020-03-25 Wed 12:00
- 参加人数: 約10
- デッキ: エルドラージ・ホワイト
- 結果: 1-4
- 1R oxx: 忍者
- 2R oo-: エルフ
- 3R xox: デルバー・青赤
- 4R xox: オムニスニーク
- 5R xox: アルーレン
新宿のSBCに髭脱毛に通う日だったのでついでに参加した。晴れる屋の大会では水曜日12:00のLet’s 5 レガシーが,参加費500円+100円商品券で5回戦で一番お得なことに気付いた。できるだけこの大会に参加できるように予定を合わせることにする。
## 購入
今まで大会参加時の購入品を大会報告と一緒に報告していた。
年末年始の総決算時に集計しにくいことと,大会報告の文量がやや多くなるため,別の記事に分けることにした。
## デッキ
今回もエルドラージ・ホワイトを使った。
主な変更点は以下となる。
- メインデッキ: 《無声開拓地/Silent Clearing》1→《平地/Plains》1
- メインデッキ: 《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》3→4
- メインデッキ: 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》2→1
- サイドボード: 《罠の橋/Ensnaring Bridge》1→《排斥/Cast Out》1
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》2枚は多く感じたので,1枚《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》に差し替えた。その他,白マナが不足しているように感じたので,ダメージの痛い《無声開拓地/Silent Clearing》を《平地/Plains》に差し替えた。
サイドボードの《罠の橋/Ensnaring Bridge》はエルドラージ・ポスト相手にも効かず,対策としていまいちなので,《実物提示教育/Show and Tell》に効果のある《排斥/Cast Out》に差し替えた。
## 試合
### 1R oxx: 忍者
晴れる屋に初めて参加した大会でコントロール・グリクシスで負かされた相手だった。
初戦で相手の雰囲気に気負わされ,試合が終わるまで終始緊張して震えが止まらない試合だった。
1Gは《虚空の杯/Chalice of the Void》から展開して確か勝利した。
2Gは,序盤を《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》などで,相手の攻撃をとめたものの,《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》の処理に失敗して負ける。こちらが《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》のカウンターが乗っているところで,こちらのターン終了時に相手が《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》でトークンを生成した。そのままターンを返すと,4/4トークンを生成されてしまった。ここはターンを返さずに,トークンを除去すべきだった。
3Gも2Gと同じような展開。今度は,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》から《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》で《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》をとめる。ただ,今度はエルドラージ指定の《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》を忍術で手札に戻され,キャスト。このときに,こちらが気づかなくて,《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》を指定して除去されてしまう。《爆発域/Blast Zone》を構えていたので,キャストスタックで《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》と《変わり身ののけ者/Changeling Outcast》を一緒に除去すべきだった。
結局,4/4トークンが2体余計に並んでしまい,このミスが決め手で負ける。
この試合はこちらがミスしなければ勝てる試合だったように感じた。相手の素早いプレイや雰囲気で気負わされ,冷静な判断があまりできなかったか。
例えば,《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》をキャストして,黙って考えていると即座に指定されて,間に処理を挟む余地がなかった。こういうところは待ったをかけるとか,事前に想定して構えておくとかしないと相手に持っていかれるということに気付いた。気をつけたい。
### 2R oo-: エルフ
1Rとはうってかわって,穏やかな感じのいい相手だった。
1Gは《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》+《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》で勝利した。《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote》を出されたので,《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》の飛行がありがたかった試合だった。
2Gは相手1ターン目に《クウィリーオン・エルフ/Quirion Elves》で,こちらは1ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void》をキャストする。返しで相手は土地セットで終わったので,2ターン目に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》で相手の手札の《再利用の賢者/Reclamation Sage》の除去に成功する。これが決定打となり,そのまま押し切れた。
1Gも2Gもうまく動きが噛み合って快勝できた。
### 3R xox: デルバー・青赤
比較的よく当たるデルバー・青赤使いだった。
1Gは相手先手で,《昆虫の逸脱者/Insectile Aberration》が止まらず負ける。
2Gは1ターン目の《魂の洞窟/Cavern of Souls》経由の《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が場に残り,そのまま《殴打頭蓋/Batterskull》に加えて,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》もキャストして勝利した。
3Gは痛恨の3マリガン,しゃーなしキープで特に何もできず《昆虫の逸脱者/Insectile Aberration》+《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》で4キルされる。
3Gは《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》が3回初手に来て,白マナが出ないためになくなくマリガンしてしまった。《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》は中長期線では悪くないのだが,そもそも序盤の初動で試合が決まるので,白マナの出る《無声開拓地/Silent Clearing》のほうがよかった。
### 4R xox: オムニスニーク
1Gは2ターン目に《魂の洞窟/Cavern of Souls》経由で《難題の予見者/Thought-Knot Seer》をキャストして展開する。《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》も追加して,攻め立てるところで,《騙し討ち/Sneak Attack》から《グリセルブランド/Griselbrand》。そのターン中には決められなかったので,返しで2体目の《難題の予見者/Thought-Knot Seer》をキャストすると,《渦まく知識/Brainstorm》でカードを退避させられる。返しで《直観/Intuition》から《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を展開されて負ける。
2Gは2ターン目に《魂の洞窟/Cavern of Souls》経由で《封じ込める僧侶/Containment Priest》を出す。こちらは,返しのターンで無色の《紅蓮地獄/Pyroclasm》で処理される。その返しで,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》が決まり,そのまま押し切る。
3Gは2ターン目《実物提示教育/Show and Tell》で《グリセルブランド/Griselbrand》を出されて3回攻撃されて負ける。確か1マリガンで,初手に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》2枚に《古えの墳墓/Ancient Tomb》2枚,《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》,《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》の2ターン目《難題の予見者/Thought-Knot Seer》の手札をキープした。最初のドローで《封じ込める僧侶/Containment Priest》を引き,1ターン目に《封じ込める僧侶/Containment Priest》をキャストするかどうか悩み,2ターン目の《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を優先した。これが結果的にミスだった。
相手の手札には《削剥/Abrade》もあり,結果的に間に合わなかった。《実物提示教育/Show and Tell》デッキは,《古えの墳墓/Ancient Tomb》,《裏切り者の都/City of Traitors》,《水蓮の花びら/Lotus Petal》など2ターン目に決めてくることもあるので,こちらも1-2ターン目から対処できないとだめだった。
また,この3Gも途中で《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》を引いてしまい,やはり《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》は不要に感じた。
### 5R xox: アルーレン
先日の第16期レガシー神に輝いた話題のアルーレンだった。もっとも肝心の《魔の魅惑/Aluren》を出されなかったので,試合終了までわからなかった。
1Gはこちら《虚空の杯/Chalice of the Void》,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》の手札をキープする。1ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void》,2ターン目に《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》X=3を展開。途中で《虚空の杯/Chalice of the Void》を引いたので,こちらはX=2でキャストしてがちがちに固める。相手は,《突然の衰微/Abrupt Decay》でX=2の《虚空の杯/Chalice of the Void》を破壊する。《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を引いたので,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》に装備して攻撃すると,《氷牙のコアトル/Ice-Fang Coatl》でブロックされる。その後,《トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest》を出され,1体目は《爆発域/Blast Zone》で対処するも,2体目の対処が間に合わず負ける。
2Gは痛恨の3マリガン。この時点で勝てる気はあまりしなかった。1ターン目に,《金属モックス/Chrome Mox》+《古えの墳墓/Ancient Tomb》から《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》のスタート。その後,相手に《氷牙のコアトル/Ice-Fang Coatl》や《悪意の大梟/Baleful Strix》,《再利用の賢者/Reclamation Sage》で《金属モックス/Chrome Mox》を破壊と苦しくなるが,《爆発域/Blast Zone》で《氷牙のコアトル/Ice-Fang Coatl》と《悪意の大梟/Baleful Strix》の処理に成功。
《不毛の大地/Wasteland》で土地を破壊すると,相手は土地が2枚で詰まり,そのまま相手は何もできずに《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》と途中で追加した3/3の《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》で殴りきり,勝てた。
3Gは《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》+《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》を《爆発域/Blast Zone》で処理するも,その後に出てきた《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》がサイズ的にとめられず,ひたすらアドバンテージを稼がれて負けた。
## 結果
1-4と負け散らかしてしまった。どの試合も1Gは取れており,惜しいところまで来ているのだがなかなか難しい。
[前回の大会](https://mtg.senooken.jp/post/2020/03/07/)で久し振りに勝ち越して,デッキに手応えを感じてそれをさらに改良したので,いけるかと思ったのだが…
対戦相手を振り返ると,デルバー・青赤とエルフ以外はここ半年ほどで大きな大会で成果を挙げているデッキばかりで,なかなかレベルが高く感じた。強いデッキのコピーデッキが流行るのはしかたない。その割に,サルベイジャーコンボはあまりみかけないが…
忍者とアルーレン相手に《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》が役立ってくれた。今まであまり活躍の場を与えられず申し訳なかったのだが,今日は活躍してもらえた。
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》はやはりまずかったので,ここは差し替えるとして,他にも改良が必要に感じた。
負けて思いついたのが,《封じ込める僧侶/Containment Priest》+《ちらつき鬼火/Flickerwisp》や《太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned》+《歩行バリスタ/Walking Ballista》コンボだ。あるいは,リベリオンに戻して安定5キルを目指したり,《魂の洞窟/Cavern of Souls》のおかげで打ち消しを回避できるので,《現実を砕くもの/Reality Smasher》もありか。
こちらも何か一発がほしい。そういう意味では,バリヘルコンボが有力だろうか。やるとしたら,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+装備品の6枚セットと差し替える感じだろうか。《歩行バリスタ/Walking Ballista》の追加は,デルバー・青赤や《氷牙のコアトル/Ice-Fang Coatl》にも有効なので悪くない。この場合,枚数が足りないので,買い足す必要がある。うーん…
その他,サイドボードも中途半端になっている。苦手意識の強いエルドラージ・ポストを意識して,サイドをそれに対応できる構成にしているのだが,ここも見直しが必要だ。
また新しい課題が見つかったので,次は勝てるように改善したい。
- 大会名: Let’s 5 レガシー
- URL: https://www.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=202003
- 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
- 開催日時: 2020-03-25 Wed 12:00
- 参加人数: 約10
- デッキ: エルドラージ・ホワイト
- 結果: 1-4
- 1R oxx: 忍者
- 2R oo-: エルフ
- 3R xox: デルバー・青赤
- 4R xox: オムニスニーク
- 5R xox: アルーレン
新宿のSBCに髭脱毛に通う日だったのでついでに参加した。晴れる屋の大会では水曜日12:00のLet’s 5 レガシーが,参加費500円+100円商品券で5回戦で一番お得なことに気付いた。できるだけこの大会に参加できるように予定を合わせることにする。
## 購入
今まで大会参加時の購入品を大会報告と一緒に報告していた。
年末年始の総決算時に集計しにくいことと,大会報告の文量がやや多くなるため,別の記事に分けることにした。
## デッキ
今回もエルドラージ・ホワイトを使った。
デッキ名/Deck Nameエルドラージ・ホワイト/Eldrazi White
デッキ製作者/Deck Designer妹尾 賢/SENOO, Ken
バージョン/Version6.2.0
日付/Date2020-03-25 Wed
60メインデッキ/Main Deck
26土地/Land
04《平地/Plains》
04《魂の洞窟/Cavern of Souls》
04《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》
04《不毛の大地/Wasteland》
04《爆発域/Blast Zone》
02《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
24クリーチャー/Creature
01《歩行バリスタ/Walking Ballista》
04《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
04《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》
01《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
03《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
03《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》
02《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
02《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
04《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
10その他/Other
04《虚空の杯/Chalice of the Void》
03《金属モックス/Chrome Mox》
01《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
01《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
01《殴打頭蓋/Batterskull》
15サイドボード/Sideboard
01《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》
01《歩行バリスタ/Walking Ballista》
03《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
01《封じ込める僧侶/Containment Priest》
01《無のロッド/Null Rod》
01《減衰球/Damping Sphere》
01《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
04《虚空の力線/Leyline of the Void》
01《排斥/Cast Out》
01《謙虚/Humility》
主な変更点は以下となる。
- メインデッキ: 《無声開拓地/Silent Clearing》1→《平地/Plains》1
- メインデッキ: 《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》3→4
- メインデッキ: 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》2→1
- サイドボード: 《罠の橋/Ensnaring Bridge》1→《排斥/Cast Out》1
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》2枚は多く感じたので,1枚《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》に差し替えた。その他,白マナが不足しているように感じたので,ダメージの痛い《無声開拓地/Silent Clearing》を《平地/Plains》に差し替えた。
サイドボードの《罠の橋/Ensnaring Bridge》はエルドラージ・ポスト相手にも効かず,対策としていまいちなので,《実物提示教育/Show and Tell》に効果のある《排斥/Cast Out》に差し替えた。
## 試合
### 1R oxx: 忍者
晴れる屋に初めて参加した大会でコントロール・グリクシスで負かされた相手だった。
初戦で相手の雰囲気に気負わされ,試合が終わるまで終始緊張して震えが止まらない試合だった。
1Gは《虚空の杯/Chalice of the Void》から展開して確か勝利した。
2Gは,序盤を《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》などで,相手の攻撃をとめたものの,《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》の処理に失敗して負ける。こちらが《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》のカウンターが乗っているところで,こちらのターン終了時に相手が《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》でトークンを生成した。そのままターンを返すと,4/4トークンを生成されてしまった。ここはターンを返さずに,トークンを除去すべきだった。
3Gも2Gと同じような展開。今度は,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》から《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》で《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》をとめる。ただ,今度はエルドラージ指定の《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》を忍術で手札に戻され,キャスト。このときに,こちらが気づかなくて,《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》を指定して除去されてしまう。《爆発域/Blast Zone》を構えていたので,キャストスタックで《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》と《変わり身ののけ者/Changeling Outcast》を一緒に除去すべきだった。
結局,4/4トークンが2体余計に並んでしまい,このミスが決め手で負ける。
この試合はこちらがミスしなければ勝てる試合だったように感じた。相手の素早いプレイや雰囲気で気負わされ,冷静な判断があまりできなかったか。
例えば,《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》をキャストして,黙って考えていると即座に指定されて,間に処理を挟む余地がなかった。こういうところは待ったをかけるとか,事前に想定して構えておくとかしないと相手に持っていかれるということに気付いた。気をつけたい。
### 2R oo-: エルフ
1Rとはうってかわって,穏やかな感じのいい相手だった。
1Gは《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》+《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》で勝利した。《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote》を出されたので,《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》の飛行がありがたかった試合だった。
2Gは相手1ターン目に《クウィリーオン・エルフ/Quirion Elves》で,こちらは1ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void》をキャストする。返しで相手は土地セットで終わったので,2ターン目に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》で相手の手札の《再利用の賢者/Reclamation Sage》の除去に成功する。これが決定打となり,そのまま押し切れた。
1Gも2Gもうまく動きが噛み合って快勝できた。
### 3R xox: デルバー・青赤
比較的よく当たるデルバー・青赤使いだった。
1Gは相手先手で,《昆虫の逸脱者/Insectile Aberration》が止まらず負ける。
2Gは1ターン目の《魂の洞窟/Cavern of Souls》経由の《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が場に残り,そのまま《殴打頭蓋/Batterskull》に加えて,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》もキャストして勝利した。
3Gは痛恨の3マリガン,しゃーなしキープで特に何もできず《昆虫の逸脱者/Insectile Aberration》+《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》で4キルされる。
3Gは《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》が3回初手に来て,白マナが出ないためになくなくマリガンしてしまった。《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》は中長期線では悪くないのだが,そもそも序盤の初動で試合が決まるので,白マナの出る《無声開拓地/Silent Clearing》のほうがよかった。
### 4R xox: オムニスニーク
1Gは2ターン目に《魂の洞窟/Cavern of Souls》経由で《難題の予見者/Thought-Knot Seer》をキャストして展開する。《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》も追加して,攻め立てるところで,《騙し討ち/Sneak Attack》から《グリセルブランド/Griselbrand》。そのターン中には決められなかったので,返しで2体目の《難題の予見者/Thought-Knot Seer》をキャストすると,《渦まく知識/Brainstorm》でカードを退避させられる。返しで《直観/Intuition》から《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を展開されて負ける。
2Gは2ターン目に《魂の洞窟/Cavern of Souls》経由で《封じ込める僧侶/Containment Priest》を出す。こちらは,返しのターンで無色の《紅蓮地獄/Pyroclasm》で処理される。その返しで,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》が決まり,そのまま押し切る。
3Gは2ターン目《実物提示教育/Show and Tell》で《グリセルブランド/Griselbrand》を出されて3回攻撃されて負ける。確か1マリガンで,初手に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》2枚に《古えの墳墓/Ancient Tomb》2枚,《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》,《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》の2ターン目《難題の予見者/Thought-Knot Seer》の手札をキープした。最初のドローで《封じ込める僧侶/Containment Priest》を引き,1ターン目に《封じ込める僧侶/Containment Priest》をキャストするかどうか悩み,2ターン目の《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を優先した。これが結果的にミスだった。
相手の手札には《削剥/Abrade》もあり,結果的に間に合わなかった。《実物提示教育/Show and Tell》デッキは,《古えの墳墓/Ancient Tomb》,《裏切り者の都/City of Traitors》,《水蓮の花びら/Lotus Petal》など2ターン目に決めてくることもあるので,こちらも1-2ターン目から対処できないとだめだった。
また,この3Gも途中で《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》を引いてしまい,やはり《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》は不要に感じた。
### 5R xox: アルーレン
先日の第16期レガシー神に輝いた話題のアルーレンだった。もっとも肝心の《魔の魅惑/Aluren》を出されなかったので,試合終了までわからなかった。
1Gはこちら《虚空の杯/Chalice of the Void》,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》の手札をキープする。1ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void》,2ターン目に《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》X=3を展開。途中で《虚空の杯/Chalice of the Void》を引いたので,こちらはX=2でキャストしてがちがちに固める。相手は,《突然の衰微/Abrupt Decay》でX=2の《虚空の杯/Chalice of the Void》を破壊する。《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を引いたので,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》に装備して攻撃すると,《氷牙のコアトル/Ice-Fang Coatl》でブロックされる。その後,《トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest》を出され,1体目は《爆発域/Blast Zone》で対処するも,2体目の対処が間に合わず負ける。
2Gは痛恨の3マリガン。この時点で勝てる気はあまりしなかった。1ターン目に,《金属モックス/Chrome Mox》+《古えの墳墓/Ancient Tomb》から《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》のスタート。その後,相手に《氷牙のコアトル/Ice-Fang Coatl》や《悪意の大梟/Baleful Strix》,《再利用の賢者/Reclamation Sage》で《金属モックス/Chrome Mox》を破壊と苦しくなるが,《爆発域/Blast Zone》で《氷牙のコアトル/Ice-Fang Coatl》と《悪意の大梟/Baleful Strix》の処理に成功。
《不毛の大地/Wasteland》で土地を破壊すると,相手は土地が2枚で詰まり,そのまま相手は何もできずに《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》と途中で追加した3/3の《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》で殴りきり,勝てた。
3Gは《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》+《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》を《爆発域/Blast Zone》で処理するも,その後に出てきた《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》がサイズ的にとめられず,ひたすらアドバンテージを稼がれて負けた。
## 結果
1-4と負け散らかしてしまった。どの試合も1Gは取れており,惜しいところまで来ているのだがなかなか難しい。
[前回の大会](https://mtg.senooken.jp/post/2020/03/07/)で久し振りに勝ち越して,デッキに手応えを感じてそれをさらに改良したので,いけるかと思ったのだが…
対戦相手を振り返ると,デルバー・青赤とエルフ以外はここ半年ほどで大きな大会で成果を挙げているデッキばかりで,なかなかレベルが高く感じた。強いデッキのコピーデッキが流行るのはしかたない。その割に,サルベイジャーコンボはあまりみかけないが…
忍者とアルーレン相手に《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》が役立ってくれた。今まであまり活躍の場を与えられず申し訳なかったのだが,今日は活躍してもらえた。
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》はやはりまずかったので,ここは差し替えるとして,他にも改良が必要に感じた。
負けて思いついたのが,《封じ込める僧侶/Containment Priest》+《ちらつき鬼火/Flickerwisp》や《太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned》+《歩行バリスタ/Walking Ballista》コンボだ。あるいは,リベリオンに戻して安定5キルを目指したり,《魂の洞窟/Cavern of Souls》のおかげで打ち消しを回避できるので,《現実を砕くもの/Reality Smasher》もありか。
こちらも何か一発がほしい。そういう意味では,バリヘルコンボが有力だろうか。やるとしたら,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+装備品の6枚セットと差し替える感じだろうか。《歩行バリスタ/Walking Ballista》の追加は,デルバー・青赤や《氷牙のコアトル/Ice-Fang Coatl》にも有効なので悪くない。この場合,枚数が足りないので,買い足す必要がある。うーん…
その他,サイドボードも中途半端になっている。苦手意識の強いエルドラージ・ポストを意識して,サイドをそれに対応できる構成にしているのだが,ここも見直しが必要だ。
また新しい課題が見つかったので,次は勝てるように改善したい。
## 概要
- イベント名: 平日レガシー
- URL: https://www.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=202003
- 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
- 開催日時: 2020-03-06 Fri 20:00
- 参加人数: ?
- デッキ: エルドラージ・ホワイト
- 結果: 2-1
- 1R oo-: リアニメイト・黒赤
- 2R oo-: デルバー・青赤緑
- 3R xox: ANT・ブリーチ
[前回の購入報告](https://mtg.senooken.jp/post/2020/02/28/)の最後で,3月から就職したと軽く報告した。その後,4日間勤務して意思疎通に問題を感じたため,木曜日に契約を打ち切る意思を固め,金曜日から出勤していない。この件は現在協議中で落ちついたら本体サイトで退職報告を記したい。
購入した通勤定期券は7日以内であれば,使用分以外全額返金可能なため,定期券の払い戻しのついでに大会に参加することにした。[2020-02-13の前回](https://mtg.senooken.jp/post/2020/02/14/)から約1か月ぶりの参加となった。
本来ならば,17:00の部の2回戦目から途中参加したく17:45に到着した。しかし,5分間に合わず,2回戦目が始まっていた。しかたなく,20:00の部まで待つことにした。次回から,**途中参加は40分までに到着**することを心に決めた。
## 購入
到着してから3時間ほど待ち時間が発生したため,カードの購入や不要カードの買い取りに時間をあてた。
まず,ゲームショップとどで以下のカードを購入した。
- 英1枚4980円: 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
- 日1枚0050円: 《過大な贈り物/Generous Gift》
《魂の洞窟/Cavern of Souls》が安く売られていたので,4枚目を揃えた。3枚目の購入報告はまだだが,2月末に通販で購入しており,収集し初めて約2か月で4枚揃った。
その他,晴れる屋では《輝きの乗り手/Glowrider》英1日1を300円で購入した。こちらはヴィンテージ用のカードで《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》と《魂の洞窟/Cavern of Souls》のセットで使うために購入した。
《魂の洞窟/Cavern of Souls》を経由することで,無理やりねじ通し,一度着地してしまえば相手のキャストを妨害できる。
特にヴィンテージでの白ウィニーでの対ドレッジには,《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》,《輝きの乗り手/Glowrider》,《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》,《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》のキャストからゲームを初めて,その後確実に墓地対策を通すゲームプランになると予想している。
その上で,相手の《意志の力/Force of Will》と《否定の力/Force of Negation》を無視できる《輝きの乗り手/Glowrider》は《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》よりも重要かもしれない。当初は《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》のほうが性能は高く,《輝きの乗り手/Glowrider》の出番などないだろうと思っていたのだが,後のカードの登場で価値が変わるので,MTGは面白い。
なお,今回購入したゲームショップとどでは[2020-03-15 Sun 13:00にヴィンテージの大会](https://todo.ocnk.net/page/19)を開催するらしい。店員に聞いたところ,今回は常連の希望での試験的な開催とのことで,参加者が多い場合に定例開催もありえるとのことだ。ヴィンテージ勢は参加するのもありだろう。
なお,こちらはタイミングとカードの調達,デッキ案が不十分なのもあり,今回はまだ見送る。ただ,年内にはヴィンテージの大会に参加してみたい。
## デッキ
今回もエルドラージ・ホワイトを使った。
[前回の大会](https://mtg.senooken.jp/post/2020/02/14/)で課題だった部分を解消するように調整を加えた。主な変更点は以下となる。
- メインデッキ: 《魂の洞窟/Cavern of Souls》の1→4への増加
- メインデッキ: 《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》3枚の採用
課題のクロック・パーミッション相手に序盤の攻防を制するために,《魂の洞窟/Cavern of Souls》を増量した。購入報告をまだ公開していないが,2月末に別でもう1枚購入しており,当日に購入した1枚とあわせて4枚揃えた。
その他に,クロック・パーミッション相手にキャストが難しい《議会の採決/Council’s Judgment》とプレインズウォーカー (ギデオン,セラ) を外して,《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》をブロックでき,他の課題だった墓地コンボの対策にもなる《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》を採用した。
サイドボードは変更しなかった。
今まで試したカードの枚数変更のため,バージョンは6.0.0から6.1.0に更新した。
## 試合
### 1R oo-: リアニメイト・黒赤
高速リアニメイトの黒赤型との対戦だった。
[2019-11-17](https://mtg.senooken.jp/post/2019/11/17/)に一度対戦した相手だった。
1Gは,こちら先手で初手をキープ。1ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void》X=1,2ターン目に《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》を展開する。相手は2ターン目に《暴露/Unmask》経由の《死体発掘/Exhume》で《グリセルブランド/Griselbrand》をプレイする。ここで14ペイからの14ドローで,追加の《暴露/Unmask》でこちらの手札の《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》を捨てさせ,《金属モックス/Chrome Mox》+《水蓮の花びら/Lotus Petal》+《動く死体/Animate Dead》で釣り上げられる。
厳しいゲーム展開だったのだが,《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》で《グリセルブランド/Griselbrand》の攻撃を抑止する。さらに追加の《死体発掘/Exhume》で《別館の大長/Chancellor of the Annex》を釣り上げられるも,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《殴打頭蓋/Batterskull》を展開し,なんとか勝利する。《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》さまさまの試合だった。
2Gは,1マリガンで《虚空の力線/Leyline of the Void》,《謙虚/Humility》,《金属モックス/Chrome Mox》などの手札をキープする。相手も《別館の大長/Chancellor of the Annex》をゲーム開始時に公開してきた。キャスト内容から,相手は1キルハンドだったように感じた。
《虚空の力線/Leyline of the Void》は《摩耗+損耗/Wear+Tear》で割られ,《再活性/Reanimate》から《墓所のタイタン/Grave Titan》をリアニメイトされる。こちらは《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《殴打頭蓋/Batterskull》で耐える。念願の2枚目の《平地/Plains》を引き当て,《謙虚/Humility》のキャストに成功する。
途中で《納墓/Entomb》から発掘持ちのアーティファクト破壊カードをサーチされて危なくなるも,《虚空の杯/Chalice of the Void》X=2で封殺して勝利した。
1Gも2Gもヒヤヒヤする試合で,手の震えが止まらない試合だった。
### 2R oo-: デルバー・青赤緑
因縁の課題のクロック・パーミッションだった。1Gで長引いていた卓だったため,試合前からデルバーと事前にわかっていた。
1Gはこちら先手1マリガンで,1ターン目こちら土地セット,相手《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》,2ターン目に《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》>《目くらまし/Daze》>《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》でシャクる狙い通りのゲーム展開。しかもその返しで《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》が攻撃してきたので,相打ちも取れた。
ここまではよかったのだが,その後3/4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を2体展開されるも,こちらは《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》+《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》X=1で少々弱い。6点クロックでビート負けを覚悟する。《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》,《爆発域/Blast Zone》のどれかを引ければなんとかなるというところで,《爆発域/Blast Zone》を引き当てる。
この《爆発域/Blast Zone》が《不毛の大地/Wasteland》で破壊されずに残る。《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》でチャンプブロックして,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》を残し,残りライフ2の状態で*《爆発域/Blast Zone》で《タルモゴイフ/Tarmogoyf》2体の処理に成功*する。
その後,相手はおそらく1マナ呪文や打ち消しを手札に大量に抱えていたようで,その後ほぼ《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》で20点を削りきる。
2Gはこちら2マリガン。相手1ターン目動きがなかったので,《金属モックス/Chrome Mox》+《古えの墳墓/Ancient Tomb》で《虚空の杯/Chalice of the Void》をキャストすると通る。続くターンで《魂の洞窟/Cavern of Souls》経由で《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》をねじ通し,《殴打頭蓋/Batterskull》の着地まで成功する。
その後,《クローサの掌握/Krosan Grip》で《虚空の杯/Chalice of the Void》を破壊され,《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》で《殴打頭蓋/Batterskull》を3/3の鹿にされるも,返しで《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が通り,戦闘で《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》の破壊に成功する。
その後手札にかかえていた《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を《難題の予見者/Thought-Knot Seer》に装備する。相手は《真髄の針/Pithing Needle》で《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を指定するも,《爆発域/Blast Zone》があったので,処理してそのまま勝利した。
課題のクロック・パーミッションの代表格のオーコ入りのデルバー・青赤緑に初勝利できた。こちらの狙い通りのゲームプランができ,《魂の洞窟/Cavern of Souls》と《爆発域/Blast Zone》に助けられた試合だった。
### 3R xox: ANT・ブリーチ
こちらも[2019-11-17](https://mtg.senooken.jp/post/2019/11/17/)の5Gで一度対戦した相手だった。
初めて戦う《死の国からの脱出/Underworld Breach》デッキだった。
1Gはこちら2マリガンで1ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void》をX=1で設置するも,白マナを引けず手札の《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》をキャストできず,何もできないまま,4キルされる。仮に白マナを引けていても無理だったように感じる。
2Gは初手で《虚空の杯/Chalice of the Void》X=0と,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》X=2で相手の動きをとめて《難題の予見者/Thought-Knot Seer》も追加して殴り勝つ。
3Gは少々こちらのプレイミスがあった。初手の《虚空の杯/Chalice of the Void》と《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》の手札をキープ。1ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void》X=1,2ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void》を《突然の衰微/Abrupt Decay》で破壊されたので,3ターン目に《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》で再びX=1を指定したのだが,ここがだめだった。
結局,《むかつき/Ad Nauseam》から始まり,《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》+《冥府の教示者/Infernal Tutor》から《死の国からの脱出/Underworld Breach》で,もう一度《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》と《冥府の教示者/Infernal Tutor》から《思考停止/Brain Freeze》で決められた。《死の国からの脱出/Underworld Breach》が入ったことで,《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》+《冥府の教示者/Infernal Tutor》がより重要になってきているので,**X=2を指定すべき**だった。
相手のデッキ的に,1マナは手札破壊と《暗黒の儀式/Dark Ritual》,ドロースペルしか無いのだから,X=0, 2をとめるべきだったと反省だ。また,《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》や《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》も減らして,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》も入れてもよかったかもしれない。
## 結果
結果は2-1だった。
前回勝ち越せたのが,丁度引用した[2019-11-17](https://mtg.senooken.jp/post/2019/11/17/)のが最後であり,約4か月ぶりの勝ち越しとなった。
素直に久し振りの勝ち越しで嬉しかった。2勝した時点で参加費の元が取れて十分満足だった。
《魂の洞窟/Cavern of Souls》が4枚揃ったことで,課題のクロックパーミッションにはやや有利に戦えるようになったと感じる。それに加えて,《魂の洞窟/Cavern of Souls》のおかげでデッキのレベルが1段階上がり,大会で通用するレベルになってきたように感じる。
後は,最近流行りだした《死の国からの脱出/Underworld Breach》デッキをはじめとした墓地コンボの対策として,サイドボードの見直しや,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》がやや微妙な場面があったので,このあたりの調整をして完成度を高めていきたい。
ヴィンテージ向けカードの収集も継続し,ヴィンテージの白ウィニーの可能性も引き続き探っていきたい。
- イベント名: 平日レガシー
- URL: https://www.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=202003
- 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
- 開催日時: 2020-03-06 Fri 20:00
- 参加人数: ?
- デッキ: エルドラージ・ホワイト
- 結果: 2-1
- 1R oo-: リアニメイト・黒赤
- 2R oo-: デルバー・青赤緑
- 3R xox: ANT・ブリーチ
[前回の購入報告](https://mtg.senooken.jp/post/2020/02/28/)の最後で,3月から就職したと軽く報告した。その後,4日間勤務して意思疎通に問題を感じたため,木曜日に契約を打ち切る意思を固め,金曜日から出勤していない。この件は現在協議中で落ちついたら本体サイトで退職報告を記したい。
購入した通勤定期券は7日以内であれば,使用分以外全額返金可能なため,定期券の払い戻しのついでに大会に参加することにした。[2020-02-13の前回](https://mtg.senooken.jp/post/2020/02/14/)から約1か月ぶりの参加となった。
本来ならば,17:00の部の2回戦目から途中参加したく17:45に到着した。しかし,5分間に合わず,2回戦目が始まっていた。しかたなく,20:00の部まで待つことにした。次回から,**途中参加は40分までに到着**することを心に決めた。
## 購入
到着してから3時間ほど待ち時間が発生したため,カードの購入や不要カードの買い取りに時間をあてた。
まず,ゲームショップとどで以下のカードを購入した。
- 英1枚4980円: 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
- 日1枚0050円: 《過大な贈り物/Generous Gift》
《魂の洞窟/Cavern of Souls》が安く売られていたので,4枚目を揃えた。3枚目の購入報告はまだだが,2月末に通販で購入しており,収集し初めて約2か月で4枚揃った。
その他,晴れる屋では《輝きの乗り手/Glowrider》英1日1を300円で購入した。こちらはヴィンテージ用のカードで《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》と《魂の洞窟/Cavern of Souls》のセットで使うために購入した。
《魂の洞窟/Cavern of Souls》を経由することで,無理やりねじ通し,一度着地してしまえば相手のキャストを妨害できる。
特にヴィンテージでの白ウィニーでの対ドレッジには,《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》,《輝きの乗り手/Glowrider》,《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》,《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》のキャストからゲームを初めて,その後確実に墓地対策を通すゲームプランになると予想している。
その上で,相手の《意志の力/Force of Will》と《否定の力/Force of Negation》を無視できる《輝きの乗り手/Glowrider》は《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》よりも重要かもしれない。当初は《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》のほうが性能は高く,《輝きの乗り手/Glowrider》の出番などないだろうと思っていたのだが,後のカードの登場で価値が変わるので,MTGは面白い。
なお,今回購入したゲームショップとどでは[2020-03-15 Sun 13:00にヴィンテージの大会](https://todo.ocnk.net/page/19)を開催するらしい。店員に聞いたところ,今回は常連の希望での試験的な開催とのことで,参加者が多い場合に定例開催もありえるとのことだ。ヴィンテージ勢は参加するのもありだろう。
なお,こちらはタイミングとカードの調達,デッキ案が不十分なのもあり,今回はまだ見送る。ただ,年内にはヴィンテージの大会に参加してみたい。
## デッキ
今回もエルドラージ・ホワイトを使った。
デッキ名/Deck Nameエルドラージ・ホワイト/Eldrazi White
デッキ製作者/Deck Designer妹尾 賢/SENOO, Ken
バージョン/Version6.1.0
日付/Date2020-03-06 Fri
60メインデッキ/Main Deck
26土地/Land
03《平地/Plains》
04《魂の洞窟/Cavern of Souls》
04《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》
04《不毛の大地/Wasteland》
04《爆発域/Blast Zone》
02《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
01《無声開拓地/Silent Clearing》
23クリーチャー/Creature
01《歩行バリスタ/Walking Ballista》
04《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
03《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》
01《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
03《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
03《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》
02《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
02《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
04《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
11その他/Other
04《虚空の杯/Chalice of the Void》
03《金属モックス/Chrome Mox》
02《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
01《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
01《殴打頭蓋/Batterskull》
15サイドボード/Sideboard
01《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》
01《歩行バリスタ/Walking Ballista》
03《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
01《封じ込める僧侶/Containment Priest》
01《無のロッド/Null Rod》
01《減衰球/Damping Sphere》
01《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01《罠の橋/Ensnaring Bridge》
04《虚空の力線/Leyline of the Void》
01《謙虚/Humility》
[前回の大会](https://mtg.senooken.jp/post/2020/02/14/)で課題だった部分を解消するように調整を加えた。主な変更点は以下となる。
- メインデッキ: 《魂の洞窟/Cavern of Souls》の1→4への増加
- メインデッキ: 《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》3枚の採用
課題のクロック・パーミッション相手に序盤の攻防を制するために,《魂の洞窟/Cavern of Souls》を増量した。購入報告をまだ公開していないが,2月末に別でもう1枚購入しており,当日に購入した1枚とあわせて4枚揃えた。
その他に,クロック・パーミッション相手にキャストが難しい《議会の採決/Council’s Judgment》とプレインズウォーカー (ギデオン,セラ) を外して,《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》をブロックでき,他の課題だった墓地コンボの対策にもなる《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》を採用した。
サイドボードは変更しなかった。
今まで試したカードの枚数変更のため,バージョンは6.0.0から6.1.0に更新した。
## 試合
### 1R oo-: リアニメイト・黒赤
高速リアニメイトの黒赤型との対戦だった。
[2019-11-17](https://mtg.senooken.jp/post/2019/11/17/)に一度対戦した相手だった。
1Gは,こちら先手で初手をキープ。1ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void》X=1,2ターン目に《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》を展開する。相手は2ターン目に《暴露/Unmask》経由の《死体発掘/Exhume》で《グリセルブランド/Griselbrand》をプレイする。ここで14ペイからの14ドローで,追加の《暴露/Unmask》でこちらの手札の《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》を捨てさせ,《金属モックス/Chrome Mox》+《水蓮の花びら/Lotus Petal》+《動く死体/Animate Dead》で釣り上げられる。
厳しいゲーム展開だったのだが,《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》で《グリセルブランド/Griselbrand》の攻撃を抑止する。さらに追加の《死体発掘/Exhume》で《別館の大長/Chancellor of the Annex》を釣り上げられるも,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《殴打頭蓋/Batterskull》を展開し,なんとか勝利する。《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》さまさまの試合だった。
2Gは,1マリガンで《虚空の力線/Leyline of the Void》,《謙虚/Humility》,《金属モックス/Chrome Mox》などの手札をキープする。相手も《別館の大長/Chancellor of the Annex》をゲーム開始時に公開してきた。キャスト内容から,相手は1キルハンドだったように感じた。
《虚空の力線/Leyline of the Void》は《摩耗+損耗/Wear+Tear》で割られ,《再活性/Reanimate》から《墓所のタイタン/Grave Titan》をリアニメイトされる。こちらは《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《殴打頭蓋/Batterskull》で耐える。念願の2枚目の《平地/Plains》を引き当て,《謙虚/Humility》のキャストに成功する。
途中で《納墓/Entomb》から発掘持ちのアーティファクト破壊カードをサーチされて危なくなるも,《虚空の杯/Chalice of the Void》X=2で封殺して勝利した。
1Gも2Gもヒヤヒヤする試合で,手の震えが止まらない試合だった。
### 2R oo-: デルバー・青赤緑
因縁の課題のクロック・パーミッションだった。1Gで長引いていた卓だったため,試合前からデルバーと事前にわかっていた。
1Gはこちら先手1マリガンで,1ターン目こちら土地セット,相手《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》,2ターン目に《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》>《目くらまし/Daze》>《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》でシャクる狙い通りのゲーム展開。しかもその返しで《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》が攻撃してきたので,相打ちも取れた。
ここまではよかったのだが,その後3/4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を2体展開されるも,こちらは《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》+《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》X=1で少々弱い。6点クロックでビート負けを覚悟する。《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》,《爆発域/Blast Zone》のどれかを引ければなんとかなるというところで,《爆発域/Blast Zone》を引き当てる。
この《爆発域/Blast Zone》が《不毛の大地/Wasteland》で破壊されずに残る。《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》でチャンプブロックして,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》を残し,残りライフ2の状態で*《爆発域/Blast Zone》で《タルモゴイフ/Tarmogoyf》2体の処理に成功*する。
その後,相手はおそらく1マナ呪文や打ち消しを手札に大量に抱えていたようで,その後ほぼ《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》で20点を削りきる。
2Gはこちら2マリガン。相手1ターン目動きがなかったので,《金属モックス/Chrome Mox》+《古えの墳墓/Ancient Tomb》で《虚空の杯/Chalice of the Void》をキャストすると通る。続くターンで《魂の洞窟/Cavern of Souls》経由で《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》をねじ通し,《殴打頭蓋/Batterskull》の着地まで成功する。
その後,《クローサの掌握/Krosan Grip》で《虚空の杯/Chalice of the Void》を破壊され,《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》で《殴打頭蓋/Batterskull》を3/3の鹿にされるも,返しで《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が通り,戦闘で《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》の破壊に成功する。
その後手札にかかえていた《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を《難題の予見者/Thought-Knot Seer》に装備する。相手は《真髄の針/Pithing Needle》で《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を指定するも,《爆発域/Blast Zone》があったので,処理してそのまま勝利した。
課題のクロック・パーミッションの代表格のオーコ入りのデルバー・青赤緑に初勝利できた。こちらの狙い通りのゲームプランができ,《魂の洞窟/Cavern of Souls》と《爆発域/Blast Zone》に助けられた試合だった。
### 3R xox: ANT・ブリーチ
こちらも[2019-11-17](https://mtg.senooken.jp/post/2019/11/17/)の5Gで一度対戦した相手だった。
初めて戦う《死の国からの脱出/Underworld Breach》デッキだった。
1Gはこちら2マリガンで1ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void》をX=1で設置するも,白マナを引けず手札の《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》をキャストできず,何もできないまま,4キルされる。仮に白マナを引けていても無理だったように感じる。
2Gは初手で《虚空の杯/Chalice of the Void》X=0と,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》X=2で相手の動きをとめて《難題の予見者/Thought-Knot Seer》も追加して殴り勝つ。
3Gは少々こちらのプレイミスがあった。初手の《虚空の杯/Chalice of the Void》と《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》の手札をキープ。1ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void》X=1,2ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void》を《突然の衰微/Abrupt Decay》で破壊されたので,3ターン目に《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》で再びX=1を指定したのだが,ここがだめだった。
結局,《むかつき/Ad Nauseam》から始まり,《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》+《冥府の教示者/Infernal Tutor》から《死の国からの脱出/Underworld Breach》で,もう一度《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》と《冥府の教示者/Infernal Tutor》から《思考停止/Brain Freeze》で決められた。《死の国からの脱出/Underworld Breach》が入ったことで,《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》+《冥府の教示者/Infernal Tutor》がより重要になってきているので,**X=2を指定すべき**だった。
相手のデッキ的に,1マナは手札破壊と《暗黒の儀式/Dark Ritual》,ドロースペルしか無いのだから,X=0, 2をとめるべきだったと反省だ。また,《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》や《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》も減らして,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》も入れてもよかったかもしれない。
## 結果
結果は2-1だった。
前回勝ち越せたのが,丁度引用した[2019-11-17](https://mtg.senooken.jp/post/2019/11/17/)のが最後であり,約4か月ぶりの勝ち越しとなった。
素直に久し振りの勝ち越しで嬉しかった。2勝した時点で参加費の元が取れて十分満足だった。
《魂の洞窟/Cavern of Souls》が4枚揃ったことで,課題のクロックパーミッションにはやや有利に戦えるようになったと感じる。それに加えて,《魂の洞窟/Cavern of Souls》のおかげでデッキのレベルが1段階上がり,大会で通用するレベルになってきたように感じる。
後は,最近流行りだした《死の国からの脱出/Underworld Breach》デッキをはじめとした墓地コンボの対策として,サイドボードの見直しや,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》がやや微妙な場面があったので,このあたりの調整をして完成度を高めていきたい。
ヴィンテージ向けカードの収集も継続し,ヴィンテージの白ウィニーの可能性も引き続き探っていきたい。
大会報告: 2020-02-13 Thu 20:00 晴れる屋TC平日レガシー | 年間戦績の分析通りクロック・パーミッションと墓地コンボと対戦し対策不足を痛感
2020年2月14日 tournament
## 概要
- イベント名: 平日レガシー
- URL: https://www.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=202002
- 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
- 開催日時: 2020-02-13 Thu 20:00
- 参加人数: ?
- デッキ: エルドラージ:ホワイト
- 結果: 1-2
- 1R xx-: ホガーク・ヴァイン
- 2R xox: デルバー:青赤緑
- 3R oxo: デルバー:青赤
元々本日は外出の予定はなく,次回の大会参加は3月の予定だった。ただ,急遽商談が入り,半蔵門に夕方に外出することになったので,せっかくなので帰りに大会に参加した。
到着が少々早かったので,1時間ほど本を読んで待機していた。
## 購入
100円商品券で以下のカードを購入した。
- 50円: 英1《金輪際/Nevermore》
- 10円: 日1《空中走査器/Skyscanner》
- 20円: 日1英1《光をもたらす者/Lightbringer》
- 20円: 日1英1《法をもたらす者/Lawbringer》
《金輪際/Nevermore》は《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からのサーチ用として前から1枚は欲しかった。
《空中走査器/Skyscanner》は《オパール色の輝き/Opalescence》+《パララクスの波/Parallax Wave》などで無限ドローのパーツとして前々から1枚は欲しかった。
《光をもたらす者/Lightbringer》と《法をもたらす者/Lawbringer》は,ヒロシさんの「[レベルの今年試したカード色々](https://k283hiro4.diarynote.jp/201912252328359216/)」で知ってなるほどと思って購入した。たしかに,《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》がいるだけで,展開が止まってしまう。リベリオンのサイドボードに《光をもたらす者/Lightbringer》を採用するのはありに感じた。地味に,《グリセルブランド/Griselbrand》や《甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis》,マリット・レイジトークンに対応できるのも良い。
1枚10円と安かったので,《法をもたらす者/Lawbringer》も購入した。
その他,丁度2020-02-03 Mon~2020-02-13 Thuの今日まで[11 Days鬼退治 | 晴れる屋](https://www.hareruyamtg.com/ja/user_data/11Days_onitaiji)というキャンペーンがあり,3G目で鬼に勝利できたので,テーロス還魂記のブースターパックをもらえた。
帰宅して開けたのだが,レアが《未知なるものの魅惑/Allure of the Unknown》で他にめぼしいものがなく,完全に外れだった。元々無料でもらえたとはいえ,開封せずに転売したほうが元とれるレベル。次回晴れる屋訪問時に1枚2円で買い取ってもらおうかしら…
## デッキ
前回の大会でわからされたものの,懲りずに再びエルドラージを使った。
[前回](https://mtg.senooken.jp/post/2020/01/26/)との主な変更点は以下となる。
- メインデッキ: 《魂の洞窟/Cavern of Souls》の採用
- メインデッキ: 《現実を砕くもの/Reality Smasher》から《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》に変更
- メインデッキ: 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を辞めて,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》と《議会の採決/Council’s Judgment》を採用
- メインデッキ: 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》+《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》を採用
- メインデッキ: 《金属モックス/Chrome Mox》の減量
- サイドボード: メインデッキの《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を移動
後日購入報告を作成するが,《魂の洞窟/Cavern of Souls》を1枚購入し,今朝届いたため早速採用した。
[年間戦績](https://mtg.senooken.jp/post/2020/02/08/)で分析の結果,クロック・パーミッションと墓地コンボが課題とわかった。そのうち,**《魂の洞窟/Cavern of Souls》がクロック・パーミッションへの自分の回答**となる。残り3枚も時間をかけて集めていきたい。
メインデッキの《悟りの教示者/Enlightened Tutor》は,*アドバンテージの面でいまいち*だった。どうせ《虚空の杯/Chalice of the Void》をサーチするのだから,単体で仕事できる《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》のほうがよいだろうと考え,こちらに差し替えた。
また,同じ理由でアドバンテージの面ではいまいちな《金属モックス/Chrome Mox》を1枚減らしてみた。《金属モックス/Chrome Mox》や《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》は引きすぎると負けるため,調整が難しい。
その他,マナコストが重くキャストが難しく感じたため,《現実を砕くもの/Reality Smasher》を辞退し,代わりに軽くて序盤に展開できる《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》に差し替えた。
また,空いたスロットに《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》と《議会の採決/Council’s Judgment》も採用した。《議会の採決/Council’s Judgment》は白白がでるか少々怪しいのだが,プレインズウォーカー対策として採用した。
《魂の洞窟/Cavern of Souls》という新規カードを採用したため,バージョンをv5.0.0からv6.0.0にメジャーアップした。
## 試合
年間戦績で分析した墓地コンボとクロック・パーミッションに当たった大会だった。
### 1R xx-: ホガーク・ヴァイン
課題の墓地コンボだった。
1Gは,相手先手1ターン目に《入念な研究/Careful Study》から《復讐蔦/Vengevine》2枚を墓地に落としており,戦慄が走る。手札が《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》2, 《古えの墳墓/Ancient Tomb》,《虚空の杯/Chalice of the Void》,《平地/Plains》,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》などだった。
相手は《Underground Sea》を出しており,相手のデッキをよく知らなかったので,念のため《目くらまし/Daze》をケアして,《虚空の杯/Chalice of the Void》のみキャストしたのだが,ここが失敗だった。
返しのターンで1マナのクリーチャーを2回キャストされ,墓地から《復讐蔦/Vengevine》が復活して攻撃されてしまった。ここは相手に《目くらまし/Daze》がないのだから,《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》2枚で《虚空の杯/Chalice of the Void》をキャストし,《不毛の大地/Wasteland》で土地も破壊すべきだった。
《歩行バリスタ/Walking Ballista》のチャンプや《難題の予見者/Thought-Knot Seer》のブロックでしのぎ,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《殴打頭蓋/Batterskull》まで持ち込む。ただ,ここで途中で相手は《狂気の祭壇/Altar of Dementia》をキャストしており,絆魂でライフゲインできない。
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を引いたものの少々プレイミスをした。《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の装備して,2体でアタックしてライフを稼ぎに行けばよかったのに,ビビってしまい《殴打頭蓋/Batterskull》の細菌トークンに装備し,ライフゲインのタイミングを逃す。
返しのターンで,《恐血鬼/Bloodghast》を引かれ,《狂気の祭壇/Altar of Dementia》とフェッチランドからライブラリーを大量に墓地に落とし,その中に《黄泉からの橋/Bridge from Below》があったため,ゾンビトークンが6体ほどでてしまい,ライフが足りずに負ける。
2Gはサイドから《虚空の力線/Leyline of the Void》4, 《封じ込める僧侶/Containment Priest》,《謙虚/Humility》などを採用した。
初手に《虚空の力線/Leyline of the Void》が来ず,マリガンをするも《虚空の力線/Leyline of the Void》3枚に《謙虚/Humility》などなかなか理想の手札が来ず,3マリガンの末,《虚空の力線/Leyline of the Void》,《封じ込める僧侶/Containment Priest》,《平地/Plains》,《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》をキープする。
しかし,こちらの2ターン目のエンド時に《活性の力/Force of Vigor》で《虚空の力線/Leyline of the Void》を破壊される。しかたなく《封じ込める僧侶/Containment Priest》で粘る。しかし,《恐血鬼/Bloodghast》や《復讐蔦/Vengevine》の戦場への復帰は任意であり,《墓所這い/Gravecrawler》や《甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis》はキャストのため,**《封じ込める僧侶/Containment Priest》がほぼ効かなかった**。
そのまま,《黄泉からの橋/Bridge from Below》がある状態で《甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis》をレジェンドルールの対消滅で何回も墓地と戦場を行き来させられ,ゾンビトークンを大量に生成されて負けてしまった。
*《虚空の力線/Leyline of the Void》4枚で墓地対策は十分だろうと思っていたのが甘かった*。ヴィンテージのドレッジのように,《活性の力/Force of Vigor》があるため,エンチャント・アーティファクトの墓地対策は不十分だった。墓地コンボへの対策の見直しに迫られた。
なお,1Gの《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》の装備先を考える場面で,相手にプレイを急かされたのもミスの原因だったように感じる。重要な場面で,時間に余裕があったのに急かされた。プレイ中の急かしの扱いはどうなんだろう。次同じような場面に出くわしたら,ルール上の扱いを確認したいと思う。席についたときから,無粋な感じであまりあたりたくない相手に感じてしまった。
### 2R xox: デルバー:青赤緑
課題のクロック・パーミッションだった。
1Gは《昆虫の逸脱者/Insectile Aberration》が止まらず負ける。
2Gは1ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void》のキャストで《意志の力/Force of Will》を使わせ,《昆虫の逸脱者/Insectile Aberration》と《難題の予見者/Thought-Knot Seer》とのダメージレースになる。残りライフ1のところで,《歩行バリスタ/Walking Ballista》でなんとか《昆虫の逸脱者/Insectile Aberration》を除去でき,ぎりぎりで勝利できた。
3Gは初手の《謙虚/Humility》の設置が勝敗を分ける試合だった。ただ,《意志の力/Force of Will》や《目くらまし/Daze》をうまく合わされてこちらが展開できず,設置のタイミングがなかなかない。ようやく設置できるときには相手に数を並べられてそのまま押し負ける。
3Gは土地を出す順番を間違えたのがミスプレイだった。[以前の大会](https://mtg.senooken.jp/post/2019/12/26/)でバント・コントロール相手に,《古えの墳墓/Ancient Tomb》を出し渋って,《爆発域/Blast Zone》による《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》の除去が遅れてしまい負けたことがあったため,《古えの墳墓/Ancient Tomb》から出した。
今回は返しに相手に《不毛の大地/Wasteland》で破壊されてしまい,《謙虚/Humility》含む後続の《目くらまし/Daze》のケアができなくなってしまった。
《不毛の大地/Wasteland》が入っている相手に対しては,《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》から入っておびき出すべきだった。ここは次回以降の反省点にしたい。
### 3R oxo: デルバー:青赤
課題のクロック・パーミッションとの2戦目だった。
1Gは初手の《虚空の杯/Chalice of the Void》2枚を連打し,2枚目を着地させる。その後は,《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》や《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を展開し,《殴打頭蓋/Batterskull》と《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》をサーチしたところで相手が投了した。
2Gは相手の《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》2体が止まらず負ける。2Gは《難題の予見者/Thought-Knot Seer》と《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》があり,《目くらまし/Daze》ケアのために《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》から入ったが,《意志の力/Force of Will》で打ち消された。しかし,どちらかというと《難題の予見者/Thought-Knot Seer》よりもライフゲインできる《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を優先すべきだったかもしれない。
《魂の洞窟/Cavern of Souls》で《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》をねじ込みたい試合だった。
3Gは《虚空の杯/Chalice of the Void》こそないものの,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》と《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》+《爆発域/Blast Zone》の手札をキープした。相手はなんと土地なし手札で,全力でこちらの初動の1ターン目の《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》と2ターン目の《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》を《意志の力/Force of Will》x2で打ち消してくる。
その後,しばらくドローゴーが続くも,こちらが《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》を引き込み,その後も《虚空の杯/Chalice of the Void》,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》などを引き込み,圧殺した。
## 結果
結果は1-2だった。
[年間戦績](https://mtg.senooken.jp/post/2020/02/08/)での分析通り,よくあたる墓地コンボとクロック・パーミッションに当たった大会だった。この傾向がわかっただけでも,時間をかけて分析した意味があった。
しかしながら,両者への*対策不足*が判明した。
まず,墓地コンボのホガーク・ヴァインだが,こちらは新しく入手したばかりの*《虚空の力線/Leyline of the Void》を過信*しすぎていた。
ヴィンテージにも白ウィニーで挑みたいとぼんやり考えており,DiaryNoteのヴィンテージ勢の日記もときどき見ている。最近だと,武漢さんの[【NOTE】ドレッジ史](https://bagupokemon.diarynote.jp/201912300423005541/)や,[第15期ヴィンテージ神決定戦](https://www.youtube.com/watch?v=arV1UQ3OgPk)でヴィンテージのドレッジの動きを目の当たりにし,このマナなしで何でもできるデッキ相手に白ウィニーでどう立ち向かえるか頭を悩ましている。
《活性の力/Force of Vigor》がある以上,エンチャントとアーティファクトの置物以外の対策も必要になる。白のクリーチャーでの墓地対策としては,《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》,《薄青幕の侍/Samurai of the Pale Curtain》あたりが有力なので,このあたりのカードの併用を検討したい。
あるいは赤黒リアニメイトの1キルを諦めて,《虚空の力線/Leyline of the Void》ではなく,《安らかなる眠り/Rest in Peace》に差し替えるのもありなのかもしれない。《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》との相性を考えると,《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》なのだが…どちらにしても,4枚では足りないので,増加を検討する。
続いてクロック・パーミッションだ。《魂の洞窟/Cavern of Souls》が足りないのはしかたないとしても,*メインデッキの構成からして悪かった*。具体的には,4マナのプレインズウォーカーや《議会の採決/Council’s Judgment》だ。
クロック・パーミッション相手にこれらのカードを*《目くらまし/Daze》や《呪文貫き/Spell Pierce》をケアしてのキャストは現実的でない*。
自分の感触としては,《爆発域/Blast Zone》は打ち消されない除去であり,これは悪くなかった。そして,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》も《爆発域/Blast Zone》の使い回しや,マナ加速,アドバンテージ源としても悪くなかった。3マナなのでぎりぎり《目くらまし/Daze》をケアできる。4マナプレインズウォーカーの代わりに,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》を増量したほうがよく感じた。
[年間戦績](https://mtg.senooken.jp/post/2020/02/08/)で分析して実戦を積んだことで,今まで見えなかった課題が見えてきた。
今回の敗北を次に活かしていきたい。
- イベント名: 平日レガシー
- URL: https://www.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=202002
- 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
- 開催日時: 2020-02-13 Thu 20:00
- 参加人数: ?
- デッキ: エルドラージ:ホワイト
- 結果: 1-2
- 1R xx-: ホガーク・ヴァイン
- 2R xox: デルバー:青赤緑
- 3R oxo: デルバー:青赤
元々本日は外出の予定はなく,次回の大会参加は3月の予定だった。ただ,急遽商談が入り,半蔵門に夕方に外出することになったので,せっかくなので帰りに大会に参加した。
到着が少々早かったので,1時間ほど本を読んで待機していた。
## 購入
100円商品券で以下のカードを購入した。
- 50円: 英1《金輪際/Nevermore》
- 10円: 日1《空中走査器/Skyscanner》
- 20円: 日1英1《光をもたらす者/Lightbringer》
- 20円: 日1英1《法をもたらす者/Lawbringer》
《金輪際/Nevermore》は《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からのサーチ用として前から1枚は欲しかった。
《空中走査器/Skyscanner》は《オパール色の輝き/Opalescence》+《パララクスの波/Parallax Wave》などで無限ドローのパーツとして前々から1枚は欲しかった。
《光をもたらす者/Lightbringer》と《法をもたらす者/Lawbringer》は,ヒロシさんの「[レベルの今年試したカード色々](https://k283hiro4.diarynote.jp/201912252328359216/)」で知ってなるほどと思って購入した。たしかに,《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》がいるだけで,展開が止まってしまう。リベリオンのサイドボードに《光をもたらす者/Lightbringer》を採用するのはありに感じた。地味に,《グリセルブランド/Griselbrand》や《甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis》,マリット・レイジトークンに対応できるのも良い。
1枚10円と安かったので,《法をもたらす者/Lawbringer》も購入した。
その他,丁度2020-02-03 Mon~2020-02-13 Thuの今日まで[11 Days鬼退治 | 晴れる屋](https://www.hareruyamtg.com/ja/user_data/11Days_onitaiji)というキャンペーンがあり,3G目で鬼に勝利できたので,テーロス還魂記のブースターパックをもらえた。
帰宅して開けたのだが,レアが《未知なるものの魅惑/Allure of the Unknown》で他にめぼしいものがなく,完全に外れだった。元々無料でもらえたとはいえ,開封せずに転売したほうが元とれるレベル。次回晴れる屋訪問時に1枚2円で買い取ってもらおうかしら…
## デッキ
前回の大会でわからされたものの,懲りずに再びエルドラージを使った。
デッキ名/Deck Nameエルドラージ・ホワイト/Eldrazi White
デッキ製作者/Deck Designer妹尾 賢/SENOO, Ken
バージョン/Version6.0.0
日付/Date2020-02-13 Thu
60メインデッキ/Main Deck
26土地/Land
04《平地/Plains》
01《魂の洞窟/Cavern of Souls》
04《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》
04《不毛の大地/Wasteland》
04《爆発域/Blast Zone》
03《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
02《無声開拓地/Silent Clearing》
20クリーチャー/Creature
01《歩行バリスタ/Walking Ballista》
04《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
01《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
03《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
03《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》
02《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
02《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
04《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
14その他/Other
04《虚空の杯/Chalice of the Void》
03《金属モックス/Chrome Mox》
02《議会の採決/Council’s Judgment》
01《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
01《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
01《殴打頭蓋/Batterskull》
01《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》
01《慈悲深きセラ/Serra the Benevolent》
15サイドボード/Sideboard
01《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》
01《歩行バリスタ/Walking Ballista》
03《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
01《封じ込める僧侶/Containment Priest》
01《無のロッド/Null Rod》
01《減衰球/Damping Sphere》
01《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01《罠の橋/Ensnaring Bridge》
04《虚空の力線/Leyline of the Void》
01《謙虚/Humility》
[前回](https://mtg.senooken.jp/post/2020/01/26/)との主な変更点は以下となる。
- メインデッキ: 《魂の洞窟/Cavern of Souls》の採用
- メインデッキ: 《現実を砕くもの/Reality Smasher》から《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》に変更
- メインデッキ: 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を辞めて,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》と《議会の採決/Council’s Judgment》を採用
- メインデッキ: 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》+《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》を採用
- メインデッキ: 《金属モックス/Chrome Mox》の減量
- サイドボード: メインデッキの《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を移動
後日購入報告を作成するが,《魂の洞窟/Cavern of Souls》を1枚購入し,今朝届いたため早速採用した。
[年間戦績](https://mtg.senooken.jp/post/2020/02/08/)で分析の結果,クロック・パーミッションと墓地コンボが課題とわかった。そのうち,**《魂の洞窟/Cavern of Souls》がクロック・パーミッションへの自分の回答**となる。残り3枚も時間をかけて集めていきたい。
メインデッキの《悟りの教示者/Enlightened Tutor》は,*アドバンテージの面でいまいち*だった。どうせ《虚空の杯/Chalice of the Void》をサーチするのだから,単体で仕事できる《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》のほうがよいだろうと考え,こちらに差し替えた。
また,同じ理由でアドバンテージの面ではいまいちな《金属モックス/Chrome Mox》を1枚減らしてみた。《金属モックス/Chrome Mox》や《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》は引きすぎると負けるため,調整が難しい。
その他,マナコストが重くキャストが難しく感じたため,《現実を砕くもの/Reality Smasher》を辞退し,代わりに軽くて序盤に展開できる《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》に差し替えた。
また,空いたスロットに《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》と《議会の採決/Council’s Judgment》も採用した。《議会の採決/Council’s Judgment》は白白がでるか少々怪しいのだが,プレインズウォーカー対策として採用した。
《魂の洞窟/Cavern of Souls》という新規カードを採用したため,バージョンをv5.0.0からv6.0.0にメジャーアップした。
## 試合
年間戦績で分析した墓地コンボとクロック・パーミッションに当たった大会だった。
### 1R xx-: ホガーク・ヴァイン
課題の墓地コンボだった。
1Gは,相手先手1ターン目に《入念な研究/Careful Study》から《復讐蔦/Vengevine》2枚を墓地に落としており,戦慄が走る。手札が《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》2, 《古えの墳墓/Ancient Tomb》,《虚空の杯/Chalice of the Void》,《平地/Plains》,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》などだった。
相手は《Underground Sea》を出しており,相手のデッキをよく知らなかったので,念のため《目くらまし/Daze》をケアして,《虚空の杯/Chalice of the Void》のみキャストしたのだが,ここが失敗だった。
返しのターンで1マナのクリーチャーを2回キャストされ,墓地から《復讐蔦/Vengevine》が復活して攻撃されてしまった。ここは相手に《目くらまし/Daze》がないのだから,《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》2枚で《虚空の杯/Chalice of the Void》をキャストし,《不毛の大地/Wasteland》で土地も破壊すべきだった。
《歩行バリスタ/Walking Ballista》のチャンプや《難題の予見者/Thought-Knot Seer》のブロックでしのぎ,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《殴打頭蓋/Batterskull》まで持ち込む。ただ,ここで途中で相手は《狂気の祭壇/Altar of Dementia》をキャストしており,絆魂でライフゲインできない。
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を引いたものの少々プレイミスをした。《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の装備して,2体でアタックしてライフを稼ぎに行けばよかったのに,ビビってしまい《殴打頭蓋/Batterskull》の細菌トークンに装備し,ライフゲインのタイミングを逃す。
返しのターンで,《恐血鬼/Bloodghast》を引かれ,《狂気の祭壇/Altar of Dementia》とフェッチランドからライブラリーを大量に墓地に落とし,その中に《黄泉からの橋/Bridge from Below》があったため,ゾンビトークンが6体ほどでてしまい,ライフが足りずに負ける。
2Gはサイドから《虚空の力線/Leyline of the Void》4, 《封じ込める僧侶/Containment Priest》,《謙虚/Humility》などを採用した。
初手に《虚空の力線/Leyline of the Void》が来ず,マリガンをするも《虚空の力線/Leyline of the Void》3枚に《謙虚/Humility》などなかなか理想の手札が来ず,3マリガンの末,《虚空の力線/Leyline of the Void》,《封じ込める僧侶/Containment Priest》,《平地/Plains》,《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》をキープする。
しかし,こちらの2ターン目のエンド時に《活性の力/Force of Vigor》で《虚空の力線/Leyline of the Void》を破壊される。しかたなく《封じ込める僧侶/Containment Priest》で粘る。しかし,《恐血鬼/Bloodghast》や《復讐蔦/Vengevine》の戦場への復帰は任意であり,《墓所這い/Gravecrawler》や《甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis》はキャストのため,**《封じ込める僧侶/Containment Priest》がほぼ効かなかった**。
そのまま,《黄泉からの橋/Bridge from Below》がある状態で《甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis》をレジェンドルールの対消滅で何回も墓地と戦場を行き来させられ,ゾンビトークンを大量に生成されて負けてしまった。
*《虚空の力線/Leyline of the Void》4枚で墓地対策は十分だろうと思っていたのが甘かった*。ヴィンテージのドレッジのように,《活性の力/Force of Vigor》があるため,エンチャント・アーティファクトの墓地対策は不十分だった。墓地コンボへの対策の見直しに迫られた。
なお,1Gの《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》の装備先を考える場面で,相手にプレイを急かされたのもミスの原因だったように感じる。重要な場面で,時間に余裕があったのに急かされた。プレイ中の急かしの扱いはどうなんだろう。次同じような場面に出くわしたら,ルール上の扱いを確認したいと思う。席についたときから,無粋な感じであまりあたりたくない相手に感じてしまった。
### 2R xox: デルバー:青赤緑
課題のクロック・パーミッションだった。
1Gは《昆虫の逸脱者/Insectile Aberration》が止まらず負ける。
2Gは1ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void》のキャストで《意志の力/Force of Will》を使わせ,《昆虫の逸脱者/Insectile Aberration》と《難題の予見者/Thought-Knot Seer》とのダメージレースになる。残りライフ1のところで,《歩行バリスタ/Walking Ballista》でなんとか《昆虫の逸脱者/Insectile Aberration》を除去でき,ぎりぎりで勝利できた。
3Gは初手の《謙虚/Humility》の設置が勝敗を分ける試合だった。ただ,《意志の力/Force of Will》や《目くらまし/Daze》をうまく合わされてこちらが展開できず,設置のタイミングがなかなかない。ようやく設置できるときには相手に数を並べられてそのまま押し負ける。
3Gは土地を出す順番を間違えたのがミスプレイだった。[以前の大会](https://mtg.senooken.jp/post/2019/12/26/)でバント・コントロール相手に,《古えの墳墓/Ancient Tomb》を出し渋って,《爆発域/Blast Zone》による《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》の除去が遅れてしまい負けたことがあったため,《古えの墳墓/Ancient Tomb》から出した。
今回は返しに相手に《不毛の大地/Wasteland》で破壊されてしまい,《謙虚/Humility》含む後続の《目くらまし/Daze》のケアができなくなってしまった。
《不毛の大地/Wasteland》が入っている相手に対しては,《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》から入っておびき出すべきだった。ここは次回以降の反省点にしたい。
### 3R oxo: デルバー:青赤
課題のクロック・パーミッションとの2戦目だった。
1Gは初手の《虚空の杯/Chalice of the Void》2枚を連打し,2枚目を着地させる。その後は,《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》や《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を展開し,《殴打頭蓋/Batterskull》と《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》をサーチしたところで相手が投了した。
2Gは相手の《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》2体が止まらず負ける。2Gは《難題の予見者/Thought-Knot Seer》と《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》があり,《目くらまし/Daze》ケアのために《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》から入ったが,《意志の力/Force of Will》で打ち消された。しかし,どちらかというと《難題の予見者/Thought-Knot Seer》よりもライフゲインできる《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を優先すべきだったかもしれない。
《魂の洞窟/Cavern of Souls》で《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》をねじ込みたい試合だった。
3Gは《虚空の杯/Chalice of the Void》こそないものの,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》と《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》+《爆発域/Blast Zone》の手札をキープした。相手はなんと土地なし手札で,全力でこちらの初動の1ターン目の《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》と2ターン目の《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》を《意志の力/Force of Will》x2で打ち消してくる。
その後,しばらくドローゴーが続くも,こちらが《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》を引き込み,その後も《虚空の杯/Chalice of the Void》,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》などを引き込み,圧殺した。
## 結果
結果は1-2だった。
[年間戦績](https://mtg.senooken.jp/post/2020/02/08/)での分析通り,よくあたる墓地コンボとクロック・パーミッションに当たった大会だった。この傾向がわかっただけでも,時間をかけて分析した意味があった。
しかしながら,両者への*対策不足*が判明した。
まず,墓地コンボのホガーク・ヴァインだが,こちらは新しく入手したばかりの*《虚空の力線/Leyline of the Void》を過信*しすぎていた。
ヴィンテージにも白ウィニーで挑みたいとぼんやり考えており,DiaryNoteのヴィンテージ勢の日記もときどき見ている。最近だと,武漢さんの[【NOTE】ドレッジ史](https://bagupokemon.diarynote.jp/201912300423005541/)や,[第15期ヴィンテージ神決定戦](https://www.youtube.com/watch?v=arV1UQ3OgPk)でヴィンテージのドレッジの動きを目の当たりにし,このマナなしで何でもできるデッキ相手に白ウィニーでどう立ち向かえるか頭を悩ましている。
《活性の力/Force of Vigor》がある以上,エンチャントとアーティファクトの置物以外の対策も必要になる。白のクリーチャーでの墓地対策としては,《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》,《薄青幕の侍/Samurai of the Pale Curtain》あたりが有力なので,このあたりのカードの併用を検討したい。
あるいは赤黒リアニメイトの1キルを諦めて,《虚空の力線/Leyline of the Void》ではなく,《安らかなる眠り/Rest in Peace》に差し替えるのもありなのかもしれない。《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》との相性を考えると,《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》なのだが…どちらにしても,4枚では足りないので,増加を検討する。
続いてクロック・パーミッションだ。《魂の洞窟/Cavern of Souls》が足りないのはしかたないとしても,*メインデッキの構成からして悪かった*。具体的には,4マナのプレインズウォーカーや《議会の採決/Council’s Judgment》だ。
クロック・パーミッション相手にこれらのカードを*《目くらまし/Daze》や《呪文貫き/Spell Pierce》をケアしてのキャストは現実的でない*。
自分の感触としては,《爆発域/Blast Zone》は打ち消されない除去であり,これは悪くなかった。そして,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》も《爆発域/Blast Zone》の使い回しや,マナ加速,アドバンテージ源としても悪くなかった。3マナなのでぎりぎり《目くらまし/Daze》をケアできる。4マナプレインズウォーカーの代わりに,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》を増量したほうがよく感じた。
[年間戦績](https://mtg.senooken.jp/post/2020/02/08/)で分析して実戦を積んだことで,今まで見えなかった課題が見えてきた。
今回の敗北を次に活かしていきたい。
## 概要
- イベント名: 休日レガシー
- URL: https://www.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=202001
- 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
- 開催日時: 2020-01-25 Sat 17:00
- 参加人数: ?
- デッキ: エルドラージ:ホワイト
- 結果: 1-2
- 1R ---: 不戦敗
- 2R xx-: エルドラージ・ノート
- 3R ---: 不戦勝
前回の購入報告で告知した通り,この日の日中は東京ビッグサイトで開催された[資産運用EXPO](https://senooken.jp/post/2020/01/25/)に参加していた。その帰りに大会に参加した。
当初は20:00の大会に参加予定だったが,日中の資産運用EXPOを予定より早く退場したため,17:00の大会に参加した。
## 購入
テーロス還魂記が前日に販売され,気になっていたカードを購入した。その他,1/31まで店頭でのメルペイスマート払いのポイント還元が上限P1000で50 %だったので,せっかくなのでメルペイを使えるバトコロで買い物をした。
- 0200円: 《古えの居住地/Ancient Den》英1
- 0330円: 《牧歌的な教示者/Idyllic Tutor》日3
- 0099円: 《太陽の恵みの執政官/Archon of Sun’s Grace》日3
- 3300円: 《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》日1
《古えの居住地/Ancient Den》のみ晴れる屋TCで購入し,残りはバトロコで購入した。
《古えの居住地/Ancient Den》は2枚所持している。現在,マナ加速として,《金属モックス/Chrome Mox》を採用している。Eternal Party 2019 関東で優勝したサルベイジャーコンボでマナ加速に《オパールのモックス/Mox Opal》が使われているのをみた。*アドバンテージのロスがないので,《金属モックス/Chrome Mox》よりも《オパールのモックス/Mox Opal》のほうが強い*ように感じた。ただし,その分デッキ内のアーティファクトの比重を増やす必要がある。手始めにアーティファクトランドを4枚揃えようと思い,参加賞の100円商品券を併用して購入した。
《牧歌的な教示者/Idyllic Tutor》は次のデッキで予定している,ヘルムピースやバリヘルコンボのサーチ用に3枚購入した。《太陽の恵みの執政官/Archon of Sun’s Grace》はもともと購入予定ではなかったのだが,さすがに33円は安いと感じ,いくらなんでも過小評価ではないかと思い購入した。どちらも残り一枚は英語でどこかで購入したい。
《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》は《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》との組み合わせが強力なカードだ。モダンで禁止され,値段が3000円まで急落した。メルペイのキャンペーンを思い出し,このタイミングで購入することにした。
## デッキ
年始の購入でようやく《虚空の杯/Chalice of the Void》が4枚揃ったので,それらを投入したエルドラージ:ホワイトを使った。
[前回](https://mtg.senooken.jp/post/2020/01/04/)との主な変更点は以下となる。
- メインデッキに《虚空の杯/Chalice of the Void》を2枚追加
- メインデッキに《慈悲深きセラ/Serra the Benevolent》,《現実を砕くもの/Reality Smasher》を新規採用
- サイドボードに《虚空の力線/Leyline of the Void》を新規採用
前回大会参加から購入した《虚空の杯/Chalice of the Void》,《慈悲深きセラ/Serra the Benevolent》,《現実を砕くもの/Reality Smasher》,《虚空の力線/Leyline of the Void》を採用した。
## 試合
### 1R ---: 不戦敗
東京ビッグサイトからバスを経由して向かっていた。乗換案内アプリの予定では間に合う予定だったのだが,思っていたより乗車客が多く,1Rに間に合わなかった。
### 2R xx-: エルドラージ・ノート
いつもスタイフルノートを使っている人との対戦だった。今回は《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic》や《運命の巻物/Scroll of Fate》,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》+ヘルムヴォイドを搭載したコンボデッキだった。
1Gは相手先手で,こちら2マリガン。《ウギンの目/Eye of Ugin》スタート。1ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void》を設置するも,《ウギンの目/Eye of Ugin》の時点で効かないだろうと感じた。2ターン目に,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を出され,その後のこちらの動きが鈍く,そのまま殴り負けてしまった。
2Gはこちら先手で《悟りの教示者/Enlightened Tutor》,《平地/Plains》2,《金属モックス/Chrome Mox》,《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》,《議会の採決/Council’s Judgment》の初手をキープ。《議会の採決/Council’s Judgment》で時間を稼ぎ,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》から《謙虚/Humility》を設置するプランでいく。
しかし,土地を引き込めず,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》が出てしまい,《金属モックス/Chrome Mox》でマナ加速できず,そのままほぼ何もできず,《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic》+《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought》で負ける。
ほとんど何もできないまま負けてしまい,こちらが弱すぎることを痛感してしまった。
### 3R ---: 不戦勝
デッキに問題を感じたので,20:00の大会はやめて,そのままバトロコで買い物して帰ることにした。
## 結果
結果は1-2で惨敗だった。
《虚空の杯/Chalice of the Void》が効かない相手だったとはいえ,**こちらのデッキが弱すぎ**た。
サイドボードから《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》を採用することがあるならば,やはりフェッチランドは採用すべきだった。2Gで初手の《平地/Plains》2のうちどちらかがフェッチランドであれば,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》からマナ加速してもう少しゲームを展開できた。
また,《現実を砕くもの/Reality Smasher》を採用したことによって,デッキ内の無色率が上がり,《金属モックス/Chrome Mox》がやや使いにくく感じた。
これだったら素直にエルドラージ・ストンピィとか大会入賞デッキを丸々コピーしたり,なんならリベリオンのほうが動きが安定してましだったのではないかと感じてしまった。
自分のデッキ構築力の低さを痛感した大会だった。
コンボパーツがだいたい揃ったので,次回はヘルムピースとペインターコンボのハイブリッドコンボを試したい。
次回の参加予定は[今月の参加予定大会の告知](https://mtg.senooken.jp/post/2020/01/13/)通り,1/28 Tue 11:00の晴れる屋平日サービスレガシーだ。
負けてもめげずに次のデッキに挑戦していきたい。
- イベント名: 休日レガシー
- URL: https://www.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=202001
- 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
- 開催日時: 2020-01-25 Sat 17:00
- 参加人数: ?
- デッキ: エルドラージ:ホワイト
- 結果: 1-2
- 1R ---: 不戦敗
- 2R xx-: エルドラージ・ノート
- 3R ---: 不戦勝
前回の購入報告で告知した通り,この日の日中は東京ビッグサイトで開催された[資産運用EXPO](https://senooken.jp/post/2020/01/25/)に参加していた。その帰りに大会に参加した。
当初は20:00の大会に参加予定だったが,日中の資産運用EXPOを予定より早く退場したため,17:00の大会に参加した。
## 購入
テーロス還魂記が前日に販売され,気になっていたカードを購入した。その他,1/31まで店頭でのメルペイスマート払いのポイント還元が上限P1000で50 %だったので,せっかくなのでメルペイを使えるバトコロで買い物をした。
- 0200円: 《古えの居住地/Ancient Den》英1
- 0330円: 《牧歌的な教示者/Idyllic Tutor》日3
- 0099円: 《太陽の恵みの執政官/Archon of Sun’s Grace》日3
- 3300円: 《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》日1
《古えの居住地/Ancient Den》のみ晴れる屋TCで購入し,残りはバトロコで購入した。
《古えの居住地/Ancient Den》は2枚所持している。現在,マナ加速として,《金属モックス/Chrome Mox》を採用している。Eternal Party 2019 関東で優勝したサルベイジャーコンボでマナ加速に《オパールのモックス/Mox Opal》が使われているのをみた。*アドバンテージのロスがないので,《金属モックス/Chrome Mox》よりも《オパールのモックス/Mox Opal》のほうが強い*ように感じた。ただし,その分デッキ内のアーティファクトの比重を増やす必要がある。手始めにアーティファクトランドを4枚揃えようと思い,参加賞の100円商品券を併用して購入した。
《牧歌的な教示者/Idyllic Tutor》は次のデッキで予定している,ヘルムピースやバリヘルコンボのサーチ用に3枚購入した。《太陽の恵みの執政官/Archon of Sun’s Grace》はもともと購入予定ではなかったのだが,さすがに33円は安いと感じ,いくらなんでも過小評価ではないかと思い購入した。どちらも残り一枚は英語でどこかで購入したい。
《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》は《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》との組み合わせが強力なカードだ。モダンで禁止され,値段が3000円まで急落した。メルペイのキャンペーンを思い出し,このタイミングで購入することにした。
## デッキ
年始の購入でようやく《虚空の杯/Chalice of the Void》が4枚揃ったので,それらを投入したエルドラージ:ホワイトを使った。
デッキ名/Deck Nameエルドラージ・ホワイト/Eldrazi White
デッキ製作者/Deck Designer妹尾 賢/SENOO, Ken
バージョン/Version5.0.0
日付/Date2020-01-25 Sat
60メインデッキ/Main Deck
26土地/Land
07《平地/Plains》
04《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》
04《不毛の大地/Wasteland》
04《爆発域/Blast Zone》
03《無声開拓地/Silent Clearing》
17クリーチャー/Creature
01《歩行バリスタ/Walking Ballista》
04《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
01《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
02《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
03《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
04《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
02《現実を砕くもの/Reality Smasher》
17その他/Other
04《虚空の杯/Chalice of the Void》
04《金属モックス/Chrome Mox》
04《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
01《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》
01《慈悲深きセラ/Serra the Benevolent》
01《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
01《殴打頭蓋/Batterskull》
15サイドボード/Sideboard
04《虚空の力線/Leyline of the Void》
03《議会の採決/Council’s Judgment》
01《歩行バリスタ/Walking Ballista》
01《無のロッド/Null Rod》
01《減衰球/Damping Sphere》
01《謙虚/Humility》
01《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
01《封じ込める僧侶/Containment Priest》
01《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》
01《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
[前回](https://mtg.senooken.jp/post/2020/01/04/)との主な変更点は以下となる。
- メインデッキに《虚空の杯/Chalice of the Void》を2枚追加
- メインデッキに《慈悲深きセラ/Serra the Benevolent》,《現実を砕くもの/Reality Smasher》を新規採用
- サイドボードに《虚空の力線/Leyline of the Void》を新規採用
前回大会参加から購入した《虚空の杯/Chalice of the Void》,《慈悲深きセラ/Serra the Benevolent》,《現実を砕くもの/Reality Smasher》,《虚空の力線/Leyline of the Void》を採用した。
## 試合
### 1R ---: 不戦敗
東京ビッグサイトからバスを経由して向かっていた。乗換案内アプリの予定では間に合う予定だったのだが,思っていたより乗車客が多く,1Rに間に合わなかった。
### 2R xx-: エルドラージ・ノート
いつもスタイフルノートを使っている人との対戦だった。今回は《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic》や《運命の巻物/Scroll of Fate》,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》+ヘルムヴォイドを搭載したコンボデッキだった。
1Gは相手先手で,こちら2マリガン。《ウギンの目/Eye of Ugin》スタート。1ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void》を設置するも,《ウギンの目/Eye of Ugin》の時点で効かないだろうと感じた。2ターン目に,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を出され,その後のこちらの動きが鈍く,そのまま殴り負けてしまった。
2Gはこちら先手で《悟りの教示者/Enlightened Tutor》,《平地/Plains》2,《金属モックス/Chrome Mox》,《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》,《議会の採決/Council’s Judgment》の初手をキープ。《議会の採決/Council’s Judgment》で時間を稼ぎ,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》から《謙虚/Humility》を設置するプランでいく。
しかし,土地を引き込めず,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》が出てしまい,《金属モックス/Chrome Mox》でマナ加速できず,そのままほぼ何もできず,《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic》+《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought》で負ける。
ほとんど何もできないまま負けてしまい,こちらが弱すぎることを痛感してしまった。
### 3R ---: 不戦勝
デッキに問題を感じたので,20:00の大会はやめて,そのままバトロコで買い物して帰ることにした。
## 結果
結果は1-2で惨敗だった。
《虚空の杯/Chalice of the Void》が効かない相手だったとはいえ,**こちらのデッキが弱すぎ**た。
サイドボードから《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》を採用することがあるならば,やはりフェッチランドは採用すべきだった。2Gで初手の《平地/Plains》2のうちどちらかがフェッチランドであれば,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》からマナ加速してもう少しゲームを展開できた。
また,《現実を砕くもの/Reality Smasher》を採用したことによって,デッキ内の無色率が上がり,《金属モックス/Chrome Mox》がやや使いにくく感じた。
これだったら素直にエルドラージ・ストンピィとか大会入賞デッキを丸々コピーしたり,なんならリベリオンのほうが動きが安定してましだったのではないかと感じてしまった。
自分のデッキ構築力の低さを痛感した大会だった。
コンボパーツがだいたい揃ったので,次回はヘルムピースとペインターコンボのハイブリッドコンボを試したい。
次回の参加予定は[今月の参加予定大会の告知](https://mtg.senooken.jp/post/2020/01/13/)通り,1/28 Tue 11:00の晴れる屋平日サービスレガシーだ。
負けてもめげずに次のデッキに挑戦していきたい。
## 概要
- イベント名: Let’s 5 レガシーDX
- URL: https://www.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=202001
- 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
- 開催日時: 2020-01-03 Fri 12:00
- 参加人数: ?
- 結果: 1-4
- 1R xx-: 奇跡
- 2R oo-: ホガークデプス
- 3R xx-: 忍者
- 4R xox: 大祖始オーダー
- 5R xx-: 感染
[前回の大会報告の最後](https://mtg.senooken.jp/post/2020/01/01/)で予告した通り,やることがないので実家の帰省を前倒して,1/3 Friの午前の新幹線で東京に帰郷した。新幹線の予約の都合で,午前の早い時間しかとれなかったので,12:00からの晴れる屋の大会に間に合いそうだったので参加した。新年初晴れる屋だった。
## 購入
概要に掲載したとおり,今回も負け散らかしてしまった。商品券やポイントなどなにももらえなかったのだが,デッキに必要で値段が他とあまり変わらなかったので,《現実を砕くもの/Reality Smasher》を2枚1000円で購入した。
《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》を出された返しでも,《現実を砕くもの/Reality Smasher》ならば十分対応できる。やはり速攻は強い。
## デッキ
前回の大会でリベリオンには限界を感じたので,《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》入りのエルドラージ・ホワイトで参加した。
[前回](https://mtg.senooken.jp/post/2019/12/26/)との主な変更点は以下となる。
- メインデッキに《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》を採用
- サイドボードに《謙虚/Humility》などを採用
サイドボードは入れ替えを忘れてしまい,リベリオンで使っていた《熱風の滑空者/Thermal Glider》と《夜風の滑空者/Nightwind Glider》がそのままとなってしまった。
初めてエルドラージ・ホワイトに《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》を採用したので,バージョンをv3.0.0から4.0.0に更新した。
## 試合
お正月にも関わらず店内は賑わっていた。特に,12:00開始のチームPioneerの参加者が多かった。初めて店内の定員オーバーで参加を締め切るアナウンスをきいた。
### 1R xx-: 奇跡
今の環境で支配的な《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》入り奇跡との対戦だった。
1Gは,予定通り《虚空の杯/Chalice of the Void》を設置するところからゲームを始めるも,これは《意志の力/Force of Will》で弾かれる。その後,《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》を《呪文捕らえ/Spell Queller》で打ち消され,《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》が着地して負ける。
2Gも《虚空の杯/Chalice of the Void》を打ち消され,《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》が着地して負ける。
完敗だった。《虚空の杯/Chalice of the Void》の手持ちが少ないのもあり,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でのキープはやはり少々弱いかもしれない。《虚空の杯/Chalice of the Void》も《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》で無効化されてしまう。
### 2R oo-: ホガークデプス
ブリッジヴァインかと思ったのだが,ホガークデプスだった。
1Gは《悟りの教示者/Enlightened Tutor》から《虚空の杯/Chalice of the Void》を設置する初動。相手は何やら墓地にいろいろカードを落としていく。その間に,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《殴打頭蓋/Batterskull》で攻め立てて,《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》も追加する。相手は墓地から《甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis》を展開するも,そのまま飛行で殴りきる。
復帰以来数年ぶりくらいに《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》を使ったが,飛行はやはり強かった。が,今なら《慈悲深きセラ/Serra the Benevolent》のほうがやはり強いか。
2Gは1マリガンで《悟りの教示者/Enlightened Tutor》+《難題の予見者/Thought-Knot Seer》の手札をキープするも,案の定1ターン目に《思考囲い/Thoughtseize》で《悟りの教示者/Enlightened Tutor》キープがバレる。うまく《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を引き込み,2ターン目に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》から《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》,3ターン目に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》で手札を覗く。《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage》,《頑強な決意/Steely Resolve》,《エルフの開墾者/Elvish Reclaimer》の手札だった。4キルハンドだった。
ここで《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage》を除外したのだが,*手札に《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》があったので,《頑強な決意/Steely Resolve》で良かったと直後に反省*してしまった。
返しのターンで《エルフの開墾者/Elvish Reclaimer》の2体目を展開されるも,返しのドローで《爆発域/Blast Zone》を引いたため,即起動して更地にして,《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》も追加してそのまま殴りきる。
《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》を久しぶりに使えた試合だった。ただ,役割としては別に《慈悲深きセラ/Serra the Benevolent》でもよかったし,むしろこちらのほうが打点は高かった。
### 3R xx-: 忍者
初めての忍者との対戦だった。
1Gはこちら先手で《悟りの教示者/Enlightened Tutor》+《虚空の杯/Chalice of the Void》の動き。相手は《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》x2から《虎の影、百合子/Yuriko, the Tiger’s Shadow》と《巧妙な潜入者/Ingenious Infiltrator》を連打され,大量ドローされて負ける。
2Gは痛恨の3マリガンで,ほぼ同じ展開で負ける。《爆発域/Blast Zone》+《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》ではめようかと思ったのだが,肝心の忍者は3-4マナで能力起動まで時間がかかり,間に合わなかった。
*キープ基準を厳しくしすぎてしまった。*デルバーでも奇跡でもないのだから,初動の《虚空の杯/Chalice of the Void》にこだわりすぎなくてよかった。あるいは,《虚空の杯/Chalice of the Void》X=0で《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》を封じ込める必要もあったかもしれない。こういう速攻ビート相手用に,2マナ除去も必要かもしれない。《遺棄の風/Winds of Abandon》を購入するか。
初見の相手は戦い方がわからないのでなかなか厳しい。
### 4R xox: 大祖始オーダー
久しぶりにみた《自然の秩序/Natural Order》デッキだった。
1Gは《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》を展開されるも,《爆発域/Blast Zone》でうまく処理する。その後,相手は土地が詰まっていたので,こちらの《難題の予見者/Thought-Knot Seer》でビートをかける。このときに,《自然の秩序/Natural Order》がみえていたのに,*痛恨のプレイミス*をしてしまう。
土地が詰まっていたのだから,**3枚めの土地が出た時点で,《爆発域/Blast Zone》で《氷牙のコアトル/Ice-Fang Coatl》を除去すべき**だった。せっかく残り1点までライフを詰めていたのに,《自然の秩序/Natural Order》で《大祖始/Progenitus》をだされて負けてしまった。
2Gはこちらは《悟りの教示者/Enlightened Tutor》+《虚空の杯/Chalice of the Void》,相手は《金のガチョウ/Gilded Goose》+《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》の動き。《虚空の杯/Chalice of the Void》は3/3の鹿にされてしまうも,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》と《爆発域/Blast Zone》による《金のガチョウ/Gilded Goose》の除去で,うまく《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》を落とす。その後,相手の引き込みが弱かったのもあり,ビートで勝利する。
3Gはこちらの*サイドインのミス*が決定的となる試合だった。2Gと同様に,相手は《金のガチョウ/Gilded Goose》から最速の《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》。こちらも1ターン目《悟りの教示者/Enlightened Tutor》+《虚空の杯/Chalice of the Void》の動き。本来ならば,《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》をサーチして《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》を止めるべきだったのだが,**肝心の《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》をサイドインし忘れる**という失態をしてしまう。
結局,《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》がどうにもならず負ける。試合が終わって気付いたが,途中で相手は*《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》の奥義でこちらの《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》と《金属モックス/Chrome Mox》を奪ってきた*。その場ではそのままだったのだが,**《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》の奥義は相手のパワー3以下のクリーチャーしか奪えないので,これは不正**だった。《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》が場に残れば,まだ勝負はわからなかった。相手のカードもよく把握しておかないといけないなと痛感した。
### 5R xx-: 感染
またしても初見のデッキだった。
1Gは1ターン目こちら先手で《悟りの教示者/Enlightened Tutor》+《虚空の杯/Chalice of the Void》の初動。相手は,《貴族の教主/Noble Hierarch》+《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》の動き。その後,こちらの動きが良くなく,3/3の鹿を強化され《狂暴化/Berserk》を打たれて5ターンキルだった。
2Gは1マリガンの手札をキープ。1ターン目の《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を《呪文貫き/Spell Pierce》で打ち消され,しかたなく《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》を展開する。今度は《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》を持ってなく,感染・強化ハンドだった。ここで《目くらまし/Daze》がみえていたので,こちらは残りの手札が《議会の採決/Council’s Judgment》+《悟りの教示者/Enlightened Tutor》2枚目で身動きが取れない。その間に,《狂暴化/Berserk》をひかれてしまい,3ターンキルされた。
## 結果
結果は1-4で惨敗だった。4Rは勝てたかもしれない勝負だっただけに,プレイミスが痛かった。
今回は*やはり《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》が支配的な大会*だった。3マナのプレインズウォーカーで3/3トークンを連打されるだけでもきついのだが,こちらのクリーチャーやアーティファクトまで無効化してくるのは強い。さすがにこれだけ使われると,《レンと六番/Wrenn and Six》と同様に,また禁止になる気がするし,禁止されてほしい…。
**レガシーの白ウィニーとしては冬の時代が続きそう**だ。しかし,嘆いていてもしかたないので,こちらもパワーカードを入れて対抗したい。忍者と感染はほぼ当たらないのでひとまず無視するとしても,*やはり《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》は無視できないし,ここには勝ちたい*。
《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》の増加や,こちらのクリーチャーが鹿にされても大丈夫なように,*《美徳の力/Force of Virtue》+《戦隊の鷹/Squadron Hawk》+《幽体の行列/Spectral Procession》もあり*かもしれない。
長年トークンデッキは序盤の動きに課題があり,コンボ相手に絶望的だったため敬遠していた。しかし,今であれば*1-2ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void》と《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》を全力で展開*することで,コンボを止めることは可能だ。この構成であれば,*《幽体の行列/Spectral Procession》と相性の悪かった《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を使わなくて済む*ので,可能性を感じる。
以前コメントをいただいた[名無しPW](https://senooken.diarynote.jp/201912202356382106/)さんのいうとおり,盲点となりえる《戦隊の鷹/Squadron Hawk》はありかもしれない。
ひとまず必要カードの収集を続行したい。お正月セールでうまく*《虚空の杯/Chalice of the Void》の残り2枚を購入*できたので,近日購入報告の予定だ。後は,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》,《戦隊の鷹/Squadron Hawk》,《美徳の力/Force of Virtue》,《遺棄の風/Winds of Abandon》か。この他,《絞首された処刑人/Hanged Executioner》もありか。
ここのところ連敗続きで大会の底辺をさまよっているが,レガシー初めたての頃もこんなもんだった。それよりも,毎回確実に前進していることを感じているので,負けても気にせず挑んでいきたい。
- イベント名: Let’s 5 レガシーDX
- URL: https://www.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=202001
- 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
- 開催日時: 2020-01-03 Fri 12:00
- 参加人数: ?
- 結果: 1-4
- 1R xx-: 奇跡
- 2R oo-: ホガークデプス
- 3R xx-: 忍者
- 4R xox: 大祖始オーダー
- 5R xx-: 感染
[前回の大会報告の最後](https://mtg.senooken.jp/post/2020/01/01/)で予告した通り,やることがないので実家の帰省を前倒して,1/3 Friの午前の新幹線で東京に帰郷した。新幹線の予約の都合で,午前の早い時間しかとれなかったので,12:00からの晴れる屋の大会に間に合いそうだったので参加した。新年初晴れる屋だった。
## 購入
概要に掲載したとおり,今回も負け散らかしてしまった。商品券やポイントなどなにももらえなかったのだが,デッキに必要で値段が他とあまり変わらなかったので,《現実を砕くもの/Reality Smasher》を2枚1000円で購入した。
《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》を出された返しでも,《現実を砕くもの/Reality Smasher》ならば十分対応できる。やはり速攻は強い。
## デッキ
前回の大会でリベリオンには限界を感じたので,《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》入りのエルドラージ・ホワイトで参加した。
デッキ名/Deck Nameエルドラージ・ホワイト/Eldrazi White
デッキ製作者/Deck Designer妹尾 賢/SENOO, Ken
バージョン/Version4.0.0
日付/Date2020-01-03 Fri
60メインデッキ/Main Deck
26土地/Land
05《平地/Plains》
04《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》
04《不毛の大地/Wasteland》
04《爆発域/Blast Zone》
02《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
02《無声開拓地/Silent Clearing》
01《古えの居住地/Ancient Den》
19クリーチャー/Creature
01《歩行バリスタ/Walking Ballista》
04《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
01《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》
02《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
01《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
01《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
03《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
04《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
02《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》
15その他/Other
02《虚空の杯/Chalice of the Void》
04《金属モックス/Chrome Mox》
04《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
01《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
01《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》
01《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
01《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
01《殴打頭蓋/Batterskull》
15サイドボード/Sideboard
03《議会の採決/Council’s Judgment》
01《歩行バリスタ/Walking Ballista》
01《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
01《安らかなる眠り/Rest in Peace》
01《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
01《無のロッド/Null Rod》
01《減衰球/Damping Sphere》
01《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01《熱風の滑空者/Thermal Glider》
01《夜風の滑空者/Nightwind Glider》
01《謙虚/Humility》
01《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
01《罠の橋/Ensnaring Bridge》
[前回](https://mtg.senooken.jp/post/2019/12/26/)との主な変更点は以下となる。
- メインデッキに《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》を採用
- サイドボードに《謙虚/Humility》などを採用
サイドボードは入れ替えを忘れてしまい,リベリオンで使っていた《熱風の滑空者/Thermal Glider》と《夜風の滑空者/Nightwind Glider》がそのままとなってしまった。
初めてエルドラージ・ホワイトに《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》を採用したので,バージョンをv3.0.0から4.0.0に更新した。
## 試合
お正月にも関わらず店内は賑わっていた。特に,12:00開始のチームPioneerの参加者が多かった。初めて店内の定員オーバーで参加を締め切るアナウンスをきいた。
### 1R xx-: 奇跡
今の環境で支配的な《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》入り奇跡との対戦だった。
1Gは,予定通り《虚空の杯/Chalice of the Void》を設置するところからゲームを始めるも,これは《意志の力/Force of Will》で弾かれる。その後,《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》を《呪文捕らえ/Spell Queller》で打ち消され,《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》が着地して負ける。
2Gも《虚空の杯/Chalice of the Void》を打ち消され,《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》が着地して負ける。
完敗だった。《虚空の杯/Chalice of the Void》の手持ちが少ないのもあり,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でのキープはやはり少々弱いかもしれない。《虚空の杯/Chalice of the Void》も《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》で無効化されてしまう。
### 2R oo-: ホガークデプス
ブリッジヴァインかと思ったのだが,ホガークデプスだった。
1Gは《悟りの教示者/Enlightened Tutor》から《虚空の杯/Chalice of the Void》を設置する初動。相手は何やら墓地にいろいろカードを落としていく。その間に,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《殴打頭蓋/Batterskull》で攻め立てて,《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》も追加する。相手は墓地から《甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis》を展開するも,そのまま飛行で殴りきる。
復帰以来数年ぶりくらいに《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》を使ったが,飛行はやはり強かった。が,今なら《慈悲深きセラ/Serra the Benevolent》のほうがやはり強いか。
2Gは1マリガンで《悟りの教示者/Enlightened Tutor》+《難題の予見者/Thought-Knot Seer》の手札をキープするも,案の定1ターン目に《思考囲い/Thoughtseize》で《悟りの教示者/Enlightened Tutor》キープがバレる。うまく《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を引き込み,2ターン目に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》から《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》,3ターン目に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》で手札を覗く。《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage》,《頑強な決意/Steely Resolve》,《エルフの開墾者/Elvish Reclaimer》の手札だった。4キルハンドだった。
ここで《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage》を除外したのだが,*手札に《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》があったので,《頑強な決意/Steely Resolve》で良かったと直後に反省*してしまった。
返しのターンで《エルフの開墾者/Elvish Reclaimer》の2体目を展開されるも,返しのドローで《爆発域/Blast Zone》を引いたため,即起動して更地にして,《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》も追加してそのまま殴りきる。
《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》を久しぶりに使えた試合だった。ただ,役割としては別に《慈悲深きセラ/Serra the Benevolent》でもよかったし,むしろこちらのほうが打点は高かった。
### 3R xx-: 忍者
初めての忍者との対戦だった。
1Gはこちら先手で《悟りの教示者/Enlightened Tutor》+《虚空の杯/Chalice of the Void》の動き。相手は《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》x2から《虎の影、百合子/Yuriko, the Tiger’s Shadow》と《巧妙な潜入者/Ingenious Infiltrator》を連打され,大量ドローされて負ける。
2Gは痛恨の3マリガンで,ほぼ同じ展開で負ける。《爆発域/Blast Zone》+《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》ではめようかと思ったのだが,肝心の忍者は3-4マナで能力起動まで時間がかかり,間に合わなかった。
*キープ基準を厳しくしすぎてしまった。*デルバーでも奇跡でもないのだから,初動の《虚空の杯/Chalice of the Void》にこだわりすぎなくてよかった。あるいは,《虚空の杯/Chalice of the Void》X=0で《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》を封じ込める必要もあったかもしれない。こういう速攻ビート相手用に,2マナ除去も必要かもしれない。《遺棄の風/Winds of Abandon》を購入するか。
初見の相手は戦い方がわからないのでなかなか厳しい。
### 4R xox: 大祖始オーダー
久しぶりにみた《自然の秩序/Natural Order》デッキだった。
1Gは《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》を展開されるも,《爆発域/Blast Zone》でうまく処理する。その後,相手は土地が詰まっていたので,こちらの《難題の予見者/Thought-Knot Seer》でビートをかける。このときに,《自然の秩序/Natural Order》がみえていたのに,*痛恨のプレイミス*をしてしまう。
土地が詰まっていたのだから,**3枚めの土地が出た時点で,《爆発域/Blast Zone》で《氷牙のコアトル/Ice-Fang Coatl》を除去すべき**だった。せっかく残り1点までライフを詰めていたのに,《自然の秩序/Natural Order》で《大祖始/Progenitus》をだされて負けてしまった。
2Gはこちらは《悟りの教示者/Enlightened Tutor》+《虚空の杯/Chalice of the Void》,相手は《金のガチョウ/Gilded Goose》+《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》の動き。《虚空の杯/Chalice of the Void》は3/3の鹿にされてしまうも,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》と《爆発域/Blast Zone》による《金のガチョウ/Gilded Goose》の除去で,うまく《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》を落とす。その後,相手の引き込みが弱かったのもあり,ビートで勝利する。
3Gはこちらの*サイドインのミス*が決定的となる試合だった。2Gと同様に,相手は《金のガチョウ/Gilded Goose》から最速の《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》。こちらも1ターン目《悟りの教示者/Enlightened Tutor》+《虚空の杯/Chalice of the Void》の動き。本来ならば,《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》をサーチして《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》を止めるべきだったのだが,**肝心の《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》をサイドインし忘れる**という失態をしてしまう。
結局,《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》がどうにもならず負ける。試合が終わって気付いたが,途中で相手は*《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》の奥義でこちらの《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》と《金属モックス/Chrome Mox》を奪ってきた*。その場ではそのままだったのだが,**《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》の奥義は相手のパワー3以下のクリーチャーしか奪えないので,これは不正**だった。《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》が場に残れば,まだ勝負はわからなかった。相手のカードもよく把握しておかないといけないなと痛感した。
### 5R xx-: 感染
またしても初見のデッキだった。
1Gは1ターン目こちら先手で《悟りの教示者/Enlightened Tutor》+《虚空の杯/Chalice of the Void》の初動。相手は,《貴族の教主/Noble Hierarch》+《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》の動き。その後,こちらの動きが良くなく,3/3の鹿を強化され《狂暴化/Berserk》を打たれて5ターンキルだった。
2Gは1マリガンの手札をキープ。1ターン目の《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を《呪文貫き/Spell Pierce》で打ち消され,しかたなく《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》を展開する。今度は《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》を持ってなく,感染・強化ハンドだった。ここで《目くらまし/Daze》がみえていたので,こちらは残りの手札が《議会の採決/Council’s Judgment》+《悟りの教示者/Enlightened Tutor》2枚目で身動きが取れない。その間に,《狂暴化/Berserk》をひかれてしまい,3ターンキルされた。
## 結果
結果は1-4で惨敗だった。4Rは勝てたかもしれない勝負だっただけに,プレイミスが痛かった。
今回は*やはり《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》が支配的な大会*だった。3マナのプレインズウォーカーで3/3トークンを連打されるだけでもきついのだが,こちらのクリーチャーやアーティファクトまで無効化してくるのは強い。さすがにこれだけ使われると,《レンと六番/Wrenn and Six》と同様に,また禁止になる気がするし,禁止されてほしい…。
**レガシーの白ウィニーとしては冬の時代が続きそう**だ。しかし,嘆いていてもしかたないので,こちらもパワーカードを入れて対抗したい。忍者と感染はほぼ当たらないのでひとまず無視するとしても,*やはり《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》は無視できないし,ここには勝ちたい*。
《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》の増加や,こちらのクリーチャーが鹿にされても大丈夫なように,*《美徳の力/Force of Virtue》+《戦隊の鷹/Squadron Hawk》+《幽体の行列/Spectral Procession》もあり*かもしれない。
長年トークンデッキは序盤の動きに課題があり,コンボ相手に絶望的だったため敬遠していた。しかし,今であれば*1-2ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void》と《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》を全力で展開*することで,コンボを止めることは可能だ。この構成であれば,*《幽体の行列/Spectral Procession》と相性の悪かった《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を使わなくて済む*ので,可能性を感じる。
以前コメントをいただいた[名無しPW](https://senooken.diarynote.jp/201912202356382106/)さんのいうとおり,盲点となりえる《戦隊の鷹/Squadron Hawk》はありかもしれない。
ひとまず必要カードの収集を続行したい。お正月セールでうまく*《虚空の杯/Chalice of the Void》の残り2枚を購入*できたので,近日購入報告の予定だ。後は,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》,《戦隊の鷹/Squadron Hawk》,《美徳の力/Force of Virtue》,《遺棄の風/Winds of Abandon》か。この他,《絞首された処刑人/Hanged Executioner》もありか。
ここのところ連敗続きで大会の底辺をさまよっているが,レガシー初めたての頃もこんなもんだった。それよりも,毎回確実に前進していることを感じているので,負けても気にせず挑んでいきたい。
大会報告: 2020-01-01 Wed 14:00 カードボックス高槻店 新春デュアラン争奪レガシー!!! | 新年のレガシー初めは難題の予見者入りリベリオンでジャンク,テゼレット,土地単に惨敗
2020年1月1日 tournament
## 概要
- イベント名: 新春デュアラン争奪レガシー!!!
- URL: http://www.cardbox.sc/shop/4161/blog?id=40501
- 主催者: カードボックス高槻店
- 開催地: 〒569-0802大阪府高槻市北園町19-12 切目ビル4F
- 開催日時: 2020-01-01 Wed 14:00
- 参加人数: 24
- 結果: 1-3 (1 Bye)
- 1R xx-: ジャンク・アブザン
- 2R xx-: テゼレット?
- 3R oxx: 土地単
- 4R ---: Bye
[前回の告知](https://mtg.senooken.jp/post/2019/12/29/)通り,2019-12-29 Sunから実家の大阪府高槻市に帰省している。2019年内は残務に従事しており,2020-01-01 Wedにカードボックス高槻店で新年のレガシー初めを行った。
カードボックス高槻店は上京して休止した2012年の後にできたお店で,初参加のお店だった。阪急高槻市駅のすぐ近くで立地がとてもいい。また,プレイスペースも広く,ドリンクバーも販売している。スタンダード以外にもいろんなフォーマットの大会も,晴れる屋にはかなわないが頻繁に開催されており,地元のとてもいいお店だった。
## 購入
参加費が1500円と高いのだが,商品券500円と15 %商品券,さらにドリンクバー無料もついてきた。
シングルカードを調べてみると,今特に欲しいカード群は売り切れだったり,値段が高かったりしたため,いつか買おうと思っていた以下のカードを購入した。
- 3枚150円: 《賞罰の天使/Angel of Sanctions》
- 3枚150円: 《払拭/Dispel》
- 1枚050円: 《調和のアルコン/Harmonious Archon》
- 1枚100円: 《アーデンベイル城/Castle Ardenvale》
- 1枚050円: 《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite》
《賞罰の天使/Angel of Sanctions》,《調和のアルコン/Harmonious Archon》,《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite》は白の重量級のフィニッシャーだ。特に,《賞罰の天使/Angel of Sanctions》は《忘却の輪/Oblivion Ring》を内蔵しており,いつでもチャンスがあると感じている。
## デッキ
今回は《難題の予見者/Thought-Knot Seer》入りリベリオンで挑んだ。前々から《難題の予見者/Thought-Knot Seer》は強く感じており,2ターン目の行動の強化として試した。
[v6.0.0](https://mtg.senooken.jp/post/2019/12/23/)との主な変更点は以下となる。
- 《難題の予見者/Thought-Knot Seer》+《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》の採用
- 《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》+《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》の辞退
- 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を念頭においたサイドボードの見直し
初めてリベリオンに《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を採用したので,バージョンをv6.0.0から7.0.0に更新した。
また,デッキ名も今までは装備リベリオンと呼んでいたが,リベリオンの単なるバリエーションなので,単にリベリオンと呼ぶことにした。
## 試合
14:00開始で参加費1500円で24名の参加だった。年末から休みなく元旦から始業しており,お店の人はたいへんだなと思ってしまった。
### 1R xx-: ジャンク・アブザン
1Gは相手が不明だったため,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》から《虚空の杯/Chalice of the Void》を展開するゲーム。相手は《タルモゴイフ/Tarmogoyf》,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を展開する。こちらも《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《殴打頭蓋/Batterskull》を展開し,《殴打頭蓋/Batterskull》同士で相打ちをとる。
その後に,相手は土地がやや詰まったからか《毒の濁流/Toxic Deluge》で《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を除去してきた。チャンスと思い,2ターン後にゲームを決めるつもりで手札のリクルーターを2体展開したのが失敗だった。返しに,《毒の濁流/Toxic Deluge》の2枚めで場を流され,その後は《セヴィンの再利用/Sevinne’s Reclamation》や《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》,《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》を展開されて負ける。
2Gは1マリガンで《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《難題の予見者/Thought-Knot Seer》の手札をキープ。1ターン目の後手に《思考囲い/Thoughtseize》で《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を手札破壊され,その後《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》で粘るも,《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》で数を減らされ,その後《セヴィンの再利用/Sevinne’s Reclamation》で更に《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》を再利用されアドバンテージを広げられて負ける。
1Gの展開は素直にミスプレイだった可能性が高い。が,《虚空の杯/Chalice of the Void》が効かない相手に対して,レベルは除去に弱い割に,除去耐性もなく単純にカードパワーの不足を感じた。
### 2R xx-: テゼレット?
《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》や《改良式鋳造所/Retrofitter Foundry》,《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》を搭載したデッキだった。
1Gは後手2マリガンで《悟りの教示者/Enlightened Tutor》から《虚空の杯/Chalice of the Void》を探しに行くも,2ターンの間に《金のガチョウ/Gilded Goose》や《アーカムの天測儀/Arcum’s Astrolabe》,《改良式鋳造所/Retrofitter Foundry》を一通り展開されており,《虚空の杯/Chalice of the Void》の展開が遅かった。その後に《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》を展開されて盤面を構築され,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》だけでは対応できずに負ける。
2Gも2マリガンで《悟りの教示者/Enlightened Tutor》から《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を展開して展開された《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》を《爆発域/Blast Zone》で《金のガチョウ/Gilded Goose》を除去しながら,戦闘で打ち取る。が,その後《基本に帰れ/Back to Basics》で土地を封じられてしまい,身動きが取れない間に《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》が出てしまい,なすすべもなく負ける。
完全に完敗の試合だった。《虚空の杯/Chalice of the Void》の枚数不足がもろ影響の出た試合だった。
### 3R oxx: 土地単
初めての土地単との対戦だった。
1Gは先手で1ターン目《虚空の杯/Chalice of the Void》,2ターン目《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《殴打頭蓋/Batterskull》を展開すると,相手が早々に投了した。
2Gは相手のデッキが《不毛の大地/Wasteland》しか展開されず不明だった。こちらも相手が《不毛の大地/Wasteland》からスタートしたためこちらも《不毛の大地/Wasteland》で破壊するところから始める。が,これは囮だったようで,その後に《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》が見えて,《罰する火/Punishing Fire》入りデッキと判明した。その後に,《壌土からの生命/Life from the Loam》も見えロームかな思う。その後,《罰する火/Punishing Fire》の対策カードが入っていないため,途中でこちらが投了した。
3Gは2マリガンから1ターン目《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の手札をキープして展開する。が,《輪作/Crop Rotation》から《イス卿の迷路/Maze of Ith》を出され時間を稼がれる。《悟りの教示者/Enlightened Tutor》から《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》をサーチして,《不毛の大地/Wasteland》嵌めを狙うも,《古えの遺恨/Ancient Grudge》で《殴打頭蓋/Batterskull》ごと破壊されてしまう。その後,《暗黒の深部/Dark Depths》+《演劇の舞台/Thespian’s Stage》を決められて負ける。
試合中は《暗黒の深部/Dark Depths》デッキかなと思ったのだが,4Rで他の人の対戦を見ていて,土地単だと初めて気付いた。
初見のデッキで戦い方がよくわかっていなかった。《虚空の杯/Chalice of the Void》X=2または《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》X=2が必要な試合だったか。
### 4R ---: Bye
全敗者が他に1名いたのだが,ドロップしたせいでByeとなってしまった。
4Rで全勝者が1名になったため,4Rで終了となった。
## 結果
結果は1-3だった。1 Byeだったので,またしても全敗となってしまった。
今回の大会では《難題の予見者/Thought-Knot Seer》入りリベリオンを試した。しかし,大会を通して**リベリオンのカードパワーが相対的に弱いことを痛感**することとなった。
結局,リクルーターが始動するのに4マナ必要で,ゲームを決めるためには2回は能力を起動する必要がある。言い換えれば,展開後*2ターンは何もできないマグロ状態*だ。しかも除去耐性が一切ないため,《罰する火/Punishing Fire》などの除去で簡単に処理されてしまう。
《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》の返しでリクルーターを展開しても,3/3の鹿を止めることができず,そのままダメージレースで負ける。かいってゲームを決めるターンを早めようと大量展開すると全体除去の的になってしまう。
同じ4マナでもこれが《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》などのプレインズウォーカーなら,1体の展開でも全体除去を回避しながら展開できた。悲しいことに,リクルーターを引いて弱いと感じる場面が多かった。
多様な相手の存在するエターナル環境ではサイドボードは重要なのだが,リベリオンはスロットが多く必要な都合,*サイドチェンジがしにくくて困ってしまった*。
正直なところ,今のカードパワーの高い環境でのリベリオンの立ち位置が厳しく感じてしまったので,しばらくはリベリオンを控えようと思う。
代わりに,エルドラージ・ホワイトの可能性をより探りたい。今回の大会でも,1Rのジャンク以外には《虚空の杯/Chalice of the Void》は有効だった。いっそのこと,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》も4枚積み込んで,*《虚空の杯/Chalice of the Void》12枚体制*にしたほうが強いかもしれない。土地単相手にも《現実を砕くもの/Reality Smasher》は有効そうだ。
大会参加の前の晩で《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》対策として,《慈悲深きセラ/Serra the Benevolent》もありだなと感じた。4/4 飛行 警戒を展開できるならば,3/3の鹿とも勝負できる。《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》のような*パワーカードが環境を支配するならばこちらもパワーカードで対抗せざるをえない*。
[昨年と同じく](https://senooken.jp/post/2019/01/07/)新年1発目の大会で全敗という幸先の悪いスタートとなった。が,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》入りリベリオンを試して,いろいろとわかったのでよかった。今回の敗北を次の勝利につなげていきたい。
なお,今回の大会の合間や大会後に,共に参加していた地元の友人とフリープレイした。友人の使用デッキの奇跡・WUGは今回の大会の全勝デッキであり,正直勝てる気はしなかった。案の定,メインは負けたのだが,その後のサイド後の2戦ででなんと勝利できた。結局,《虚空の杯/Chalice of the Void》頼みの手札だったのだが,デッキの大半が1マナで構成されている奇跡にはやはりこれが効くようだ。
数少ない友人との1年ぶりのフリープレイで,新しい環境の話ができて,楽しい時間を過ごせた。本戦は惨敗だったが,*フリープレイで楽しい時間を過ごせたのでいいMTG初め*だった。
なお,当初は1/6 Monに東京に戻る予定だったが,1/2 Thuに大会がなく,実家にいても特にすることがないので,1/3 Friの早朝の新幹線で帰ることにした。1/3 Friの東京への離郷後そのまま晴れる屋TCの大会に直行するのもありかなとぼんやり考えている。
- イベント名: 新春デュアラン争奪レガシー!!!
- URL: http://www.cardbox.sc/shop/4161/blog?id=40501
- 主催者: カードボックス高槻店
- 開催地: 〒569-0802大阪府高槻市北園町19-12 切目ビル4F
- 開催日時: 2020-01-01 Wed 14:00
- 参加人数: 24
- 結果: 1-3 (1 Bye)
- 1R xx-: ジャンク・アブザン
- 2R xx-: テゼレット?
- 3R oxx: 土地単
- 4R ---: Bye
[前回の告知](https://mtg.senooken.jp/post/2019/12/29/)通り,2019-12-29 Sunから実家の大阪府高槻市に帰省している。2019年内は残務に従事しており,2020-01-01 Wedにカードボックス高槻店で新年のレガシー初めを行った。
カードボックス高槻店は上京して休止した2012年の後にできたお店で,初参加のお店だった。阪急高槻市駅のすぐ近くで立地がとてもいい。また,プレイスペースも広く,ドリンクバーも販売している。スタンダード以外にもいろんなフォーマットの大会も,晴れる屋にはかなわないが頻繁に開催されており,地元のとてもいいお店だった。
## 購入
参加費が1500円と高いのだが,商品券500円と15 %商品券,さらにドリンクバー無料もついてきた。
シングルカードを調べてみると,今特に欲しいカード群は売り切れだったり,値段が高かったりしたため,いつか買おうと思っていた以下のカードを購入した。
- 3枚150円: 《賞罰の天使/Angel of Sanctions》
- 3枚150円: 《払拭/Dispel》
- 1枚050円: 《調和のアルコン/Harmonious Archon》
- 1枚100円: 《アーデンベイル城/Castle Ardenvale》
- 1枚050円: 《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite》
《賞罰の天使/Angel of Sanctions》,《調和のアルコン/Harmonious Archon》,《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite》は白の重量級のフィニッシャーだ。特に,《賞罰の天使/Angel of Sanctions》は《忘却の輪/Oblivion Ring》を内蔵しており,いつでもチャンスがあると感じている。
## デッキ
今回は《難題の予見者/Thought-Knot Seer》入りリベリオンで挑んだ。前々から《難題の予見者/Thought-Knot Seer》は強く感じており,2ターン目の行動の強化として試した。
デッキ名/Deck Nameリベリオン/Rebellion
デッキ製作者/Deck Designer妹尾 賢/SENOO, Ken
バージョン/Version7.0.0
日付/Date2020-01-01 Wed
60メインデッキ/Main Deck
25土地/Land
04《平地/Plains》
04《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04《不毛の大地/Wasteland》
04《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》
04《爆発域/Blast Zone》
02《無声開拓地/Silent Clearing》
02《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
01《古えの居住地/Ancient Den》
21クリーチャー/Creature
01《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》
04《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
04《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》
01《果敢な隼/Defiant Falcon》
03《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
01《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》
02《鏡の精体/Mirror Entity》
01《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
04《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
14その他/Other
02《虚空の杯/Chalice of the Void》
04《金属モックス/Chrome Mox》
01《水蓮の花びら/Lotus Petal》
04《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
01《静寂の捕縛/Bound in Silence》
01《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
01《殴打頭蓋/Batterskull》
15サイドボード/Sideboard
02《歩行バリスタ/Walking Ballista》
03《議会の採決/Council’s Judgment》
01《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
01《安らかなる眠り/Rest in Peace》
01《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
01《無のロッド/Null Rod》
01《減衰球/Damping Sphere》
01《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
01《謙虚/Humility》
01《夜風の滑空者/Nightwind Glider》
01《熱風の滑空者/Thermal Glider》
[v6.0.0](https://mtg.senooken.jp/post/2019/12/23/)との主な変更点は以下となる。
- 《難題の予見者/Thought-Knot Seer》+《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》の採用
- 《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》+《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》の辞退
- 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を念頭においたサイドボードの見直し
初めてリベリオンに《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を採用したので,バージョンをv6.0.0から7.0.0に更新した。
また,デッキ名も今までは装備リベリオンと呼んでいたが,リベリオンの単なるバリエーションなので,単にリベリオンと呼ぶことにした。
## 試合
14:00開始で参加費1500円で24名の参加だった。年末から休みなく元旦から始業しており,お店の人はたいへんだなと思ってしまった。
### 1R xx-: ジャンク・アブザン
1Gは相手が不明だったため,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》から《虚空の杯/Chalice of the Void》を展開するゲーム。相手は《タルモゴイフ/Tarmogoyf》,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を展開する。こちらも《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《殴打頭蓋/Batterskull》を展開し,《殴打頭蓋/Batterskull》同士で相打ちをとる。
その後に,相手は土地がやや詰まったからか《毒の濁流/Toxic Deluge》で《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を除去してきた。チャンスと思い,2ターン後にゲームを決めるつもりで手札のリクルーターを2体展開したのが失敗だった。返しに,《毒の濁流/Toxic Deluge》の2枚めで場を流され,その後は《セヴィンの再利用/Sevinne’s Reclamation》や《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》,《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》を展開されて負ける。
2Gは1マリガンで《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《難題の予見者/Thought-Knot Seer》の手札をキープ。1ターン目の後手に《思考囲い/Thoughtseize》で《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を手札破壊され,その後《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》で粘るも,《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》で数を減らされ,その後《セヴィンの再利用/Sevinne’s Reclamation》で更に《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》を再利用されアドバンテージを広げられて負ける。
1Gの展開は素直にミスプレイだった可能性が高い。が,《虚空の杯/Chalice of the Void》が効かない相手に対して,レベルは除去に弱い割に,除去耐性もなく単純にカードパワーの不足を感じた。
### 2R xx-: テゼレット?
《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》や《改良式鋳造所/Retrofitter Foundry》,《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》を搭載したデッキだった。
1Gは後手2マリガンで《悟りの教示者/Enlightened Tutor》から《虚空の杯/Chalice of the Void》を探しに行くも,2ターンの間に《金のガチョウ/Gilded Goose》や《アーカムの天測儀/Arcum’s Astrolabe》,《改良式鋳造所/Retrofitter Foundry》を一通り展開されており,《虚空の杯/Chalice of the Void》の展開が遅かった。その後に《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》を展開されて盤面を構築され,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》だけでは対応できずに負ける。
2Gも2マリガンで《悟りの教示者/Enlightened Tutor》から《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を展開して展開された《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》を《爆発域/Blast Zone》で《金のガチョウ/Gilded Goose》を除去しながら,戦闘で打ち取る。が,その後《基本に帰れ/Back to Basics》で土地を封じられてしまい,身動きが取れない間に《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》が出てしまい,なすすべもなく負ける。
完全に完敗の試合だった。《虚空の杯/Chalice of the Void》の枚数不足がもろ影響の出た試合だった。
### 3R oxx: 土地単
初めての土地単との対戦だった。
1Gは先手で1ターン目《虚空の杯/Chalice of the Void》,2ターン目《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《殴打頭蓋/Batterskull》を展開すると,相手が早々に投了した。
2Gは相手のデッキが《不毛の大地/Wasteland》しか展開されず不明だった。こちらも相手が《不毛の大地/Wasteland》からスタートしたためこちらも《不毛の大地/Wasteland》で破壊するところから始める。が,これは囮だったようで,その後に《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》が見えて,《罰する火/Punishing Fire》入りデッキと判明した。その後に,《壌土からの生命/Life from the Loam》も見えロームかな思う。その後,《罰する火/Punishing Fire》の対策カードが入っていないため,途中でこちらが投了した。
3Gは2マリガンから1ターン目《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の手札をキープして展開する。が,《輪作/Crop Rotation》から《イス卿の迷路/Maze of Ith》を出され時間を稼がれる。《悟りの教示者/Enlightened Tutor》から《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》をサーチして,《不毛の大地/Wasteland》嵌めを狙うも,《古えの遺恨/Ancient Grudge》で《殴打頭蓋/Batterskull》ごと破壊されてしまう。その後,《暗黒の深部/Dark Depths》+《演劇の舞台/Thespian’s Stage》を決められて負ける。
試合中は《暗黒の深部/Dark Depths》デッキかなと思ったのだが,4Rで他の人の対戦を見ていて,土地単だと初めて気付いた。
初見のデッキで戦い方がよくわかっていなかった。《虚空の杯/Chalice of the Void》X=2または《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》X=2が必要な試合だったか。
### 4R ---: Bye
全敗者が他に1名いたのだが,ドロップしたせいでByeとなってしまった。
4Rで全勝者が1名になったため,4Rで終了となった。
## 結果
結果は1-3だった。1 Byeだったので,またしても全敗となってしまった。
今回の大会では《難題の予見者/Thought-Knot Seer》入りリベリオンを試した。しかし,大会を通して**リベリオンのカードパワーが相対的に弱いことを痛感**することとなった。
結局,リクルーターが始動するのに4マナ必要で,ゲームを決めるためには2回は能力を起動する必要がある。言い換えれば,展開後*2ターンは何もできないマグロ状態*だ。しかも除去耐性が一切ないため,《罰する火/Punishing Fire》などの除去で簡単に処理されてしまう。
《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》の返しでリクルーターを展開しても,3/3の鹿を止めることができず,そのままダメージレースで負ける。かいってゲームを決めるターンを早めようと大量展開すると全体除去の的になってしまう。
同じ4マナでもこれが《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》などのプレインズウォーカーなら,1体の展開でも全体除去を回避しながら展開できた。悲しいことに,リクルーターを引いて弱いと感じる場面が多かった。
多様な相手の存在するエターナル環境ではサイドボードは重要なのだが,リベリオンはスロットが多く必要な都合,*サイドチェンジがしにくくて困ってしまった*。
正直なところ,今のカードパワーの高い環境でのリベリオンの立ち位置が厳しく感じてしまったので,しばらくはリベリオンを控えようと思う。
代わりに,エルドラージ・ホワイトの可能性をより探りたい。今回の大会でも,1Rのジャンク以外には《虚空の杯/Chalice of the Void》は有効だった。いっそのこと,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》も4枚積み込んで,*《虚空の杯/Chalice of the Void》12枚体制*にしたほうが強いかもしれない。土地単相手にも《現実を砕くもの/Reality Smasher》は有効そうだ。
大会参加の前の晩で《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》対策として,《慈悲深きセラ/Serra the Benevolent》もありだなと感じた。4/4 飛行 警戒を展開できるならば,3/3の鹿とも勝負できる。《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》のような*パワーカードが環境を支配するならばこちらもパワーカードで対抗せざるをえない*。
[昨年と同じく](https://senooken.jp/post/2019/01/07/)新年1発目の大会で全敗という幸先の悪いスタートとなった。が,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》入りリベリオンを試して,いろいろとわかったのでよかった。今回の敗北を次の勝利につなげていきたい。
なお,今回の大会の合間や大会後に,共に参加していた地元の友人とフリープレイした。友人の使用デッキの奇跡・WUGは今回の大会の全勝デッキであり,正直勝てる気はしなかった。案の定,メインは負けたのだが,その後のサイド後の2戦ででなんと勝利できた。結局,《虚空の杯/Chalice of the Void》頼みの手札だったのだが,デッキの大半が1マナで構成されている奇跡にはやはりこれが効くようだ。
数少ない友人との1年ぶりのフリープレイで,新しい環境の話ができて,楽しい時間を過ごせた。本戦は惨敗だったが,*フリープレイで楽しい時間を過ごせたのでいいMTG初め*だった。
なお,当初は1/6 Monに東京に戻る予定だったが,1/2 Thuに大会がなく,実家にいても特にすることがないので,1/3 Friの早朝の新幹線で帰ることにした。1/3 Friの東京への離郷後そのまま晴れる屋TCの大会に直行するのもありかなとぼんやり考えている。
## 概要
- イベント名: DCI公認レガシー
- URL: https://sinjintei.diarynote.jp/201912261344282793/
- 主催者: MTG Shop 信心亭
- 開催地: 神奈川県横浜市西区南幸2丁目16-22金属ビル9階
- 開催日時: 2019-12-25 Wed 19:00
- 結果: 1-2
- 1R oo-: デルバー/ジェスカイ
- 2R xox: コントロール/バント
- 3R xox: エルフ (全勝者)
[前回の大会報告](https://mtg.senooken.jp/post/2019/12/23/)で予告した通り,今月で新横浜での仕事が終わるため,横浜での大会開催店舗での参加納めとして,信心亭のレガシー大会に参加した。
信心亭は初めて訪問したカードショップだ。位置はMINT横浜店のすぐ近くだ。ビル9Fのフロアに居室しており,室内が広くて落ち着いたお店だった。地域に根ざしたカードショップとしては,空間に余裕がありいいお店だなと感じた。
購入者としては,ストレージはあるのだが,シングルカードのバインダーをおいていないのが残念だった。
地元の知り合い同士が多く参加されているようで,アットホームな身内感の強いお店だった。
## デッキ
前回の大会ではリベリオンを使ったので,今回はエルドラージで挑んだ。エルドラージでは《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が使えるので,より対応力が高いのではないかと考えたからだ。
[v2.0.0](https://mtg.senooken.jp/post/2019/12/22/)との差分は以下となる。
要点をまとめると以下となる。
- 《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》+《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》の辞退
- 《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》+《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》の辞退
- 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》+《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》の採用
- 《爆発域/Blast Zone》の採用
- 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を念頭においたサイドボードの見直し
- 《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》の辞退+PWの採用
上記変更の他に,デッキ名を白エルドラージからエルドラージ・ホワイトに変更した。エルドラージ・ストンピィやエルドラージ・ポストと表記を統一したかったのが理由だ。
デッキにPWの新カードを搭載したのでバージョンをv2.0.0->v3.0.0に更新した。
今回の更新で注意したいのが,*《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》の辞退*だ。前回のエルドラージ・ホワイトを使用した大会で,デルバー/UR相手に3点火力で簡単に対処され,また起動型能力の3マナを構えるのがやや難しく感じたための辞退だ。
そして,デルバーのブロッカーとして有効な2マナの飛行クリーチャーとして,《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》と《無私の霊魂/Selfless Spirit》を採用した。それぞれ1枚しかもっていなかったため1枚ずつの採用となった。《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の他の白の2マナ域が,意外と思いつかなくて悩んでいいたところでの閃きだった。
特に,《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》はメインから墓地対策もできるので悪くないと思った。1枚100円程度で購入できそうなので,残り3枚も買い揃えたい。
その他,同じくデルバーに有効な《爆発域/Blast Zone》を採用した。やはり,《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》に対応できるカードをメインから採用しておきたい。
《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》の代わりにフィニッシャーとして《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》と《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》を採用した。本来ならば,《現実を砕くもの/Reality Smasher》を採用したいのだが,あいにく手持ちがないため,ギデオンも1枚しかないためこの採用となった。
## 試合
19:00開始で参加費500円で12名の参加だった。初めてのお店での初めての大会だったのでなんだか緊張してしまった。
### 1R oo-: デルバー/ジェスカイ
WURの初めて戦う色の相手だった。初動からしてデルバー/URかと思ってしまった。
1Gは《虚空の杯/Chalice of the Void》から始められるも,土地が《古えの墳墓/Ancient Tomb》3枚しか引かず,手札の《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を出せない。
幸い相手も動きが鈍かったので,どうにか《金属モックス/Chrome Mox》を引き込み《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《殴打頭蓋/Batterskull》で,土地からのダメージでライフが危なかったものの勝利。
2Gは《悟りの教示者/Enlightened Tutor》経由の2ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void》。予定通り,《目くらまし/Daze》に《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》を合わせてテンポをとる。
その後,《解呪/Disenchant》2枚で《虚空の杯/Chalice of the Void》と《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の《殴打頭蓋/Batterskull》を破壊される。ライフを詰められるも,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》+《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》で勝利。
《虚空の杯/Chalice of the Void》を1-2ターン目に展開するというこちらのゲームプランが見事に決まった試合だった。
### 2R xox: コントロール/バント
1Gは1ターン目に《金属モックス/Chrome Mox》から《歩行バリスタ/Walking Ballista》,アップキープに《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からの《虚空の杯/Chalice of the Void》で始める。《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》で手札に戻されて時間を稼がれ,こちらの後続が途絶えたところでプレインズウォーカーを並べられる。《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》+《無声開拓地/Silent Clearing》で対抗するも,《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》に攻撃されて負ける。
2Gは《虚空の杯/Chalice of the Void》を展開するも,《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》2体をだされる。《議会の採決/Council’s Judgment》2枚でなんとか対応するも,3/3トークン2体で窮地に立たされる。《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》と《殴打頭蓋/Batterskull》をうまく展開して,最終的に《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》に《殴打頭蓋/Batterskull》を装備して殴りきることに成功した。
白の中堅最強と名高い《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》の立派な仕事だった。このカードは使っていて面白い。増量したいかもしれない。
3Gは《虚空の杯/Chalice of the Void》はないものの,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を2ターン目に展開できる初手をキープする。《難題の予見者/Thought-Knot Seer》自体は《剣を鍬に/Swords to Plowshares》で除去される。その後,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》経由で《虚空の杯/Chalice of the Void》を展開するも,こちらは《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》でバウンスされて時間を稼がれる。その次のターンに《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》を展開される。《爆発域/Blast Zone》で処理しようとするも,その間に3/3の鹿を2体用意され,《爆発域/Blast Zone》で《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》と《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》を除去するも,返しで《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》2体を展開されてビート負けした。
3Gは初手が《難題の予見者/Thought-Knot Seer》,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》,《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》2,《古えの墳墓/Ancient Tomb》,《平地/Plains》,《爆発域/Blast Zone》のような手札だった。ここでライフの消耗を嫌って,**《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》2枚で始めたのがまずかった**。
1枚を《古えの墳墓/Ancient Tomb》にしておけば,《爆発域/Blast Zone》にカウンターを載せながら行動できたので,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の展開が間に合っていた可能性があった。序盤は速度が特に重要なため,*今後は《古えの墳墓/Ancient Tomb》のダメージを我慢*する。
### 3R xox: エルフ
1Gは2ターン目に《無私の霊魂/Selfless Spirit》,3ターン目に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》の動き。ここで確認した手札に《垣間見る自然/Glimpse of Nature》と《自然の秩序/Natural Order》があった。ここで《垣間見る自然/Glimpse of Nature》を除外したのが失敗だった。3ターン後くらいに《自然の秩序/Natural Order》から《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》を出されて負ける。
ここは場に《遺産のドルイド/Heritage Druid》がいなかったので,より脅威となりえる《自然の秩序/Natural Order》を除外すべきだった。
2Gは1ターン目《剣を鍬に/Swords to Plowshares》から,アップキープ《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からの2ターン目《虚空の杯/Chalice of the Void》の初動。途中で《突然の衰微/Abrupt Decay》で破壊されるも,2枚目を即サーチして出したり,《剣を鍬に/Swords to Plowshares》をうまく引き込んで《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》に持ち込んで勝利した。
3Gは**プレイミスで負けた試合**だった。2ターン目に《不毛の大地/Wasteland》で《魂の洞窟/Cavern of Souls》を破壊して,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》経由で3ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void》を展開する動きをする。
続くターンで《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を展開すると,手札に2枚目の《突然の衰微/Abrupt Decay》があったので除外。しかし,相手も3枚目の《突然の衰微/Abrupt Decay》を引き込み,《虚空の杯/Chalice of the Void》を破壊してくる。
ここから《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》で決めにいく。途中で,《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》を出されて《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を封じられる。2ターン後に《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を引き込んだので,《剣を鍬に/Swords to Plowshares》構える。返しのターンで《自然の秩序/Natural Order》をキャストされる。
《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》は既に手札にあったので何を持ってくるのかわからなかったので,出てから《剣を鍬に/Swords to Plowshares》で除去すればいいかと思って通してしまう。
ここから,《武勇の場の執政官/Archon of Valor’s Reach》でインスタントを封じられてしまい,そのまま負けてしまった。
ここで対応して《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》を除去していれば,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》+《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》勝つことができた可能性が高い。
エルフは1年に1-2回しか対戦しないため,相手のデッキへの理解不足が敗北につながってしまった。《垣間見る自然/Glimpse of Nature》があったので,サイドボードから《減衰球/Damping Sphere》を採用したのだが,これはいらなかった。代わりに,《遺産のドルイド/Heritage Druid》をきっちり除去していけば十分だった。
それよりも**《謙虚/Humility》がほしい試合**だった。相手のパーマネント破壊が《突然の衰微/Abrupt Decay》であったため,《謙虚/Humility》を破壊する手段を相手は持っていなかった。つまり,《謙虚/Humility》を出せば後は《殴打頭蓋/Batterskull》で,《虚空の杯/Chalice of the Void》すら不要で勝てる試合となっていた。
## 結果
結果は1-2だった。久しぶりに1勝を勝ち取ることができた。[《レンと六番/Wrenn and Six》が禁止される直前の大会](https://senooken.jp/post/2019/11/17/)以来の4大会ぶりの勝利となった。
勝利できた試合は《虚空の杯/Chalice of the Void》を場に残せた試合であり,《虚空の杯/Chalice of the Void》が勝利のポイントという仮説はやはり正しそうだ。
2Rのコントロール/バント相手の《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》がやはり強かった。返しで即除去できないとゲームが決まるように感じてしまった。この他,エルフのような横に並べる相手にも効くので,《爆発域/Blast Zone》の4枚目が必要に感じた。
3Rのエルフに負けたのは悔しかった。サイドボードに忘れずに《謙虚/Humility》を採用して,次回は勝ちたい。
信心亭はアットホームな感じでいいお店だった。平日にも関わらず12名の参加者がいたため,MINT 横浜店に行くくらいならこちらのほうがよいように感じた。
ただし,こちらは参加費500円で*2勝できないと何もない*。これを考えると,晴れる屋横浜店の**参加賞の100円商品券が弱小プレイヤーには地味にありがたい**。
今月の残りの大会参加予定は以下となる。
- 12/28 Sat 14:00 晴れる屋TC休日レガシー
次回のデッキをどうするかはちょっと考える。やはり《難題の予見者/Thought-Knot Seer》の手札破壊の安心感が大きい。リベリオンに《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を採用した形もありかもしれない。逆に,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》が動きが遅くていまいちに感じた。
いろいろ検討して次の大会に挑みたい。
- イベント名: DCI公認レガシー
- URL: https://sinjintei.diarynote.jp/201912261344282793/
- 主催者: MTG Shop 信心亭
- 開催地: 神奈川県横浜市西区南幸2丁目16-22金属ビル9階
- 開催日時: 2019-12-25 Wed 19:00
- 結果: 1-2
- 1R oo-: デルバー/ジェスカイ
- 2R xox: コントロール/バント
- 3R xox: エルフ (全勝者)
[前回の大会報告](https://mtg.senooken.jp/post/2019/12/23/)で予告した通り,今月で新横浜での仕事が終わるため,横浜での大会開催店舗での参加納めとして,信心亭のレガシー大会に参加した。
信心亭は初めて訪問したカードショップだ。位置はMINT横浜店のすぐ近くだ。ビル9Fのフロアに居室しており,室内が広くて落ち着いたお店だった。地域に根ざしたカードショップとしては,空間に余裕がありいいお店だなと感じた。
購入者としては,ストレージはあるのだが,シングルカードのバインダーをおいていないのが残念だった。
地元の知り合い同士が多く参加されているようで,アットホームな身内感の強いお店だった。
## デッキ
前回の大会ではリベリオンを使ったので,今回はエルドラージで挑んだ。エルドラージでは《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が使えるので,より対応力が高いのではないかと考えたからだ。
デッキ名/Deck Nameエルドラージ・ホワイト/Eldrazi White
デッキ製作者/Deck Designer妹尾 賢/SENOO, Ken
バージョン/Version3.0.0
日付/Date2019-12-25 Wed
60メインデッキ/Main Deck
24土地/Land
04《平地/Plains》
04《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》
04《不毛の大地/Wasteland》
03《爆発域/Blast Zone》
02《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
02《無声開拓地/Silent Clearing》
01《古えの居住地/Ancient Den》
21クリーチャー/Creature
01《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》
01《歩行バリスタ/Walking Ballista》
04《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
01《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》
01《無私の霊魂/Selfless Spirit》
01《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》
02《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
01《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
03《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
04《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
02《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》
15その他/Other
02《虚空の杯/Chalice of the Void》
04《金属モックス/Chrome Mox》
04《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
01《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
01《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》
01《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
01《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
01《殴打頭蓋/Batterskull》
15サイドボード/Sideboard
03《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
03《議会の採決/Council’s Judgment》
01《歩行バリスタ/Walking Ballista》
01《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》
01《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
01《安らかなる眠り/Rest in Peace》
02《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
01《無のロッド/Null Rod》
01《減衰球/Damping Sphere》
01《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
[v2.0.0](https://mtg.senooken.jp/post/2019/12/22/)との差分は以下となる。
024土地/Land
-02《平地/Plains》
+03《爆発域/Blast Zone》
+02《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
-02《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》
+01《古えの居住地/Ancient Den》
021クリーチャー/Creature
-03《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
-02《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》
-03《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》
+01《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》
+01《無私の霊魂/Selfless Spirit》
+01《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
015その他/Other
-04《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
+04《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
+01《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
+01《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》
+01《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
015サイドボード/Sideboard
-01《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》
-04《外科的摘出/Surgical Extraction》
-02《呪われた巻物/Cursed Scroll》
+01《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
+01《安らかなる眠り/Rest in Peace》
+02《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
+01《無のロッド/Null Rod》
+01《減衰球/Damping Sphere》
+01《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
要点をまとめると以下となる。
- 《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》+《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》の辞退
- 《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》+《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》の辞退
- 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》+《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》の採用
- 《爆発域/Blast Zone》の採用
- 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を念頭においたサイドボードの見直し
- 《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》の辞退+PWの採用
上記変更の他に,デッキ名を白エルドラージからエルドラージ・ホワイトに変更した。エルドラージ・ストンピィやエルドラージ・ポストと表記を統一したかったのが理由だ。
デッキにPWの新カードを搭載したのでバージョンをv2.0.0->v3.0.0に更新した。
今回の更新で注意したいのが,*《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》の辞退*だ。前回のエルドラージ・ホワイトを使用した大会で,デルバー/UR相手に3点火力で簡単に対処され,また起動型能力の3マナを構えるのがやや難しく感じたための辞退だ。
そして,デルバーのブロッカーとして有効な2マナの飛行クリーチャーとして,《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》と《無私の霊魂/Selfless Spirit》を採用した。それぞれ1枚しかもっていなかったため1枚ずつの採用となった。《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の他の白の2マナ域が,意外と思いつかなくて悩んでいいたところでの閃きだった。
特に,《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》はメインから墓地対策もできるので悪くないと思った。1枚100円程度で購入できそうなので,残り3枚も買い揃えたい。
その他,同じくデルバーに有効な《爆発域/Blast Zone》を採用した。やはり,《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》に対応できるカードをメインから採用しておきたい。
《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》の代わりにフィニッシャーとして《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》と《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》を採用した。本来ならば,《現実を砕くもの/Reality Smasher》を採用したいのだが,あいにく手持ちがないため,ギデオンも1枚しかないためこの採用となった。
## 試合
19:00開始で参加費500円で12名の参加だった。初めてのお店での初めての大会だったのでなんだか緊張してしまった。
### 1R oo-: デルバー/ジェスカイ
WURの初めて戦う色の相手だった。初動からしてデルバー/URかと思ってしまった。
1Gは《虚空の杯/Chalice of the Void》から始められるも,土地が《古えの墳墓/Ancient Tomb》3枚しか引かず,手札の《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を出せない。
幸い相手も動きが鈍かったので,どうにか《金属モックス/Chrome Mox》を引き込み《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《殴打頭蓋/Batterskull》で,土地からのダメージでライフが危なかったものの勝利。
2Gは《悟りの教示者/Enlightened Tutor》経由の2ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void》。予定通り,《目くらまし/Daze》に《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》を合わせてテンポをとる。
その後,《解呪/Disenchant》2枚で《虚空の杯/Chalice of the Void》と《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の《殴打頭蓋/Batterskull》を破壊される。ライフを詰められるも,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》+《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》で勝利。
《虚空の杯/Chalice of the Void》を1-2ターン目に展開するというこちらのゲームプランが見事に決まった試合だった。
### 2R xox: コントロール/バント
1Gは1ターン目に《金属モックス/Chrome Mox》から《歩行バリスタ/Walking Ballista》,アップキープに《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からの《虚空の杯/Chalice of the Void》で始める。《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》で手札に戻されて時間を稼がれ,こちらの後続が途絶えたところでプレインズウォーカーを並べられる。《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》+《無声開拓地/Silent Clearing》で対抗するも,《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》に攻撃されて負ける。
2Gは《虚空の杯/Chalice of the Void》を展開するも,《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》2体をだされる。《議会の採決/Council’s Judgment》2枚でなんとか対応するも,3/3トークン2体で窮地に立たされる。《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》と《殴打頭蓋/Batterskull》をうまく展開して,最終的に《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》に《殴打頭蓋/Batterskull》を装備して殴りきることに成功した。
白の中堅最強と名高い《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》の立派な仕事だった。このカードは使っていて面白い。増量したいかもしれない。
3Gは《虚空の杯/Chalice of the Void》はないものの,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を2ターン目に展開できる初手をキープする。《難題の予見者/Thought-Knot Seer》自体は《剣を鍬に/Swords to Plowshares》で除去される。その後,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》経由で《虚空の杯/Chalice of the Void》を展開するも,こちらは《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》でバウンスされて時間を稼がれる。その次のターンに《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》を展開される。《爆発域/Blast Zone》で処理しようとするも,その間に3/3の鹿を2体用意され,《爆発域/Blast Zone》で《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》と《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》を除去するも,返しで《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》2体を展開されてビート負けした。
3Gは初手が《難題の予見者/Thought-Knot Seer》,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》,《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》2,《古えの墳墓/Ancient Tomb》,《平地/Plains》,《爆発域/Blast Zone》のような手札だった。ここでライフの消耗を嫌って,**《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》2枚で始めたのがまずかった**。
1枚を《古えの墳墓/Ancient Tomb》にしておけば,《爆発域/Blast Zone》にカウンターを載せながら行動できたので,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の展開が間に合っていた可能性があった。序盤は速度が特に重要なため,*今後は《古えの墳墓/Ancient Tomb》のダメージを我慢*する。
### 3R xox: エルフ
1Gは2ターン目に《無私の霊魂/Selfless Spirit》,3ターン目に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》の動き。ここで確認した手札に《垣間見る自然/Glimpse of Nature》と《自然の秩序/Natural Order》があった。ここで《垣間見る自然/Glimpse of Nature》を除外したのが失敗だった。3ターン後くらいに《自然の秩序/Natural Order》から《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》を出されて負ける。
ここは場に《遺産のドルイド/Heritage Druid》がいなかったので,より脅威となりえる《自然の秩序/Natural Order》を除外すべきだった。
2Gは1ターン目《剣を鍬に/Swords to Plowshares》から,アップキープ《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からの2ターン目《虚空の杯/Chalice of the Void》の初動。途中で《突然の衰微/Abrupt Decay》で破壊されるも,2枚目を即サーチして出したり,《剣を鍬に/Swords to Plowshares》をうまく引き込んで《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》に持ち込んで勝利した。
3Gは**プレイミスで負けた試合**だった。2ターン目に《不毛の大地/Wasteland》で《魂の洞窟/Cavern of Souls》を破壊して,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》経由で3ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void》を展開する動きをする。
続くターンで《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を展開すると,手札に2枚目の《突然の衰微/Abrupt Decay》があったので除外。しかし,相手も3枚目の《突然の衰微/Abrupt Decay》を引き込み,《虚空の杯/Chalice of the Void》を破壊してくる。
ここから《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》で決めにいく。途中で,《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》を出されて《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を封じられる。2ターン後に《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を引き込んだので,《剣を鍬に/Swords to Plowshares》構える。返しのターンで《自然の秩序/Natural Order》をキャストされる。
《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》は既に手札にあったので何を持ってくるのかわからなかったので,出てから《剣を鍬に/Swords to Plowshares》で除去すればいいかと思って通してしまう。
ここから,《武勇の場の執政官/Archon of Valor’s Reach》でインスタントを封じられてしまい,そのまま負けてしまった。
ここで対応して《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》を除去していれば,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》+《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》勝つことができた可能性が高い。
エルフは1年に1-2回しか対戦しないため,相手のデッキへの理解不足が敗北につながってしまった。《垣間見る自然/Glimpse of Nature》があったので,サイドボードから《減衰球/Damping Sphere》を採用したのだが,これはいらなかった。代わりに,《遺産のドルイド/Heritage Druid》をきっちり除去していけば十分だった。
それよりも**《謙虚/Humility》がほしい試合**だった。相手のパーマネント破壊が《突然の衰微/Abrupt Decay》であったため,《謙虚/Humility》を破壊する手段を相手は持っていなかった。つまり,《謙虚/Humility》を出せば後は《殴打頭蓋/Batterskull》で,《虚空の杯/Chalice of the Void》すら不要で勝てる試合となっていた。
## 結果
結果は1-2だった。久しぶりに1勝を勝ち取ることができた。[《レンと六番/Wrenn and Six》が禁止される直前の大会](https://senooken.jp/post/2019/11/17/)以来の4大会ぶりの勝利となった。
勝利できた試合は《虚空の杯/Chalice of the Void》を場に残せた試合であり,《虚空の杯/Chalice of the Void》が勝利のポイントという仮説はやはり正しそうだ。
2Rのコントロール/バント相手の《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》がやはり強かった。返しで即除去できないとゲームが決まるように感じてしまった。この他,エルフのような横に並べる相手にも効くので,《爆発域/Blast Zone》の4枚目が必要に感じた。
3Rのエルフに負けたのは悔しかった。サイドボードに忘れずに《謙虚/Humility》を採用して,次回は勝ちたい。
信心亭はアットホームな感じでいいお店だった。平日にも関わらず12名の参加者がいたため,MINT 横浜店に行くくらいならこちらのほうがよいように感じた。
ただし,こちらは参加費500円で*2勝できないと何もない*。これを考えると,晴れる屋横浜店の**参加賞の100円商品券が弱小プレイヤーには地味にありがたい**。
今月の残りの大会参加予定は以下となる。
- 12/28 Sat 14:00 晴れる屋TC休日レガシー
次回のデッキをどうするかはちょっと考える。やはり《難題の予見者/Thought-Knot Seer》の手札破壊の安心感が大きい。リベリオンに《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を採用した形もありかもしれない。逆に,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》が動きが遅くていまいちに感じた。
いろいろ検討して次の大会に挑みたい。
大会報告 2019-12-23 Mon 19:15 MINT 横浜店 カジュアルレガシー | ありったけの虚空の杯入りリベリオンでNic Fitと緑トロンに返り討ちにあい,悟りの教示者の必要性を再認識
2019年12月23日 tournament
## 概要
- イベント名: カジュアルレガシー
- URL: https://mintyokohamamtg.diarynote.jp/201912211810356711/
- 主催者: MINT 横浜店
- 開催地: 〒220-8577神奈川県横浜市西区南幸2-15-13 横浜ビブレ8階
- 開催日時: 2019-12-23 Mon 19:15
- 結果: 0-1-1
- 1R xo-: Nic Fit/レクター型
- 2R xox: 緑トロン
[前回の大会報告](https://mtg.senooken.jp/post/2019/12/22/)で予告した通り,今月で新横浜での仕事が終わるため,横浜での大会開催店舗での参加納めとして,MINT 横浜店のレガシー大会に参加した。
MINT 横浜店は新横浜での勤務開始日である[2019-01-07 Monでの新年初回の大会参加](https://senooken.jp/post/2019/01/10/)でもあり,感慨深い。結局,アクセスが微妙なのもあり,前回と今回の2回の参加となった。
参加者4人のぎりぎりの開催であり,参加費200円だが商品は一切なく,閉店時間が21:00である都合2回戦が上限ということで,MTGの大会としてはいまいちな大会だった。
晴れる屋横浜店がこれから毎日営業し,そちらの平日大会では最低商品券100円がもらえることを考えると,参加者としてはいまいちに感じた。
## デッキ
[前回の大会報告](https://mtg.senooken.jp/post/2019/12/22/)で書いた通り,今の環境は《虚空の杯/Chalice of the Void》が重要なことが判明したため,手持ちの《虚空の杯/Chalice of the Void》をありったけ詰め込んだ装備リベリオンで可能性を探りに行った。
変更点は以下の通りだ。
要点をまとめると以下となる。
- 《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》+《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》の辞退
- 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》+《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》の採用
- 《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》+《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》の採用
- 《爆発域/Blast Zone》の増量
前回の大会参加報告で書いた通り,《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》と《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》があまり効果がないと感じたため,これらを辞退し,代わりに手持ちありったけの《虚空の杯/Chalice of the Void》を投入した。
もっとも,《虚空の杯/Chalice of the Void》は2枚しか手持ちがないため,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》1枚と《悟りの教示者/Enlightened Tutor》4枚でかさ増しした。《金属モックス/Chrome Mox》や《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》を採用したこのデッキでは,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》はアドバンテージの損失が大きいのだが,《虚空の杯/Chalice of the Void》の残り2枚と《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》の追加を入手できるまでは代用でいこうと思う。
その他,前回の大会だけでは感触がわからなかった《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》+《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》は,装備リベリオンでも引き続き試すことにした。
そして,個人的にいいかなと思ったのが《爆発域/Blast Zone》の増量だ。当初は《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》を試そうかと思っていたのだが,前回の大会でデルバー/URの《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》にやられたので,こいつへの対策とマナベースの安定化に《爆発域/Blast Zone》を2枚から4枚に増加させた。
## 試合
### 1R xo-: Nic Fit/レクター型
たまに対戦するNic Fit/レクター型だった。
1Gは2マナのエンチャントでクリーチャーを生贄に捧げて,ライブラリートップからクリーチャーがめくれるまでめくって手札に加えるカードで《アカデミーの学長/Academy Rector》を墓地に落とされ,そこから《鳩散らし/Dovescape》→《圧倒的輝き/Overwhelming Splendor》→《天上の赦免/Ethereal Absolution》で盤面を制圧されて負ける。
2Gはうまいこと《アカデミーの学長/Academy Rector》に《外科的摘出/Surgical Extraction》を合わせて後はリベリオンの通常の動きで勝利した。が,これは相手のミスに助けられた試合だった。《虚空の杯/Chalice of the Void》を出していたので,そのままだと手札の《外科的摘出/Surgical Extraction》を使えなかった。《破滅的な行為/Pernicious Deed》で《虚空の杯/Chalice of the Void》ごと《アカデミーの学長/Academy Rector》を除去してくれたおかげでどうになかった。
3Gは時間切れで引き分けた。が盤面はこちらが不利だったのでほぼ負けだった。
《虚空の杯/Chalice of the Void》を採用する都合,墓地対策に《外科的摘出/Surgical Extraction》はまずいように感じてしまった。ここは練り直す必要がありそうだ。
サイドから採用した《議会の採決/Council’s Judgment》が要所要所で活躍してくれてよかった。《忘却の輪/Oblivion Ring》なら《破滅的な行為/Pernicious Deed》や《突然の衰微/Abrupt Decay》で対応されて致命的になっていた。購入してよかった。
### 2R xox: 緑トロン
モダンで猛威を奮っていた緑トロンだった。ただしこちらはウルザランドではなく《雲上の座/Cloudpost》を採用していた。
1Gは緑トロンの通常の動きで《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》を出されて負ける。
2Gは《不毛の大地/Wasteland》2枚で相手の《雲上の座/Cloudpost》を破壊しながら,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《殴打頭蓋/Batterskull》で殴りきれた。
3Gは相手《真髄の針/Pithing Needle》で《不毛の大地/Wasteland》をきっちりガードされ,順調にマナを伸ばされて《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》や《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》などを展開されて負けた。
エルドラージ・ポストには当たらないだろうと対策をしなかったつけが回ってきたようだった。
## 結果
結果は0-1-1だったが,実質的にまたもや全敗だった。
今回はあまり想定していなかったNic Fitとポスト系デッキが相手だった。特に,《虚空の杯/Chalice of the Void》と《外科的摘出/Surgical Extraction》は相性が悪いことをすっかり忘れていた。赤単プリズンで《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》を採用していた理由がわかった。
そして,懸念していたポスト系デッキにやはり当たってしまった。この手の相手は《不毛の大地/Wasteland》ではめるしかなく,対策が必要だ。
こうした少しトップメタから外れた相手とも戦えるように,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》はやはり必要に感じた。今回はただの《虚空の杯/Chalice of the Void》のかさ増しにしか考えていなかったが,《虚空の杯/Chalice of the Void》が効きにくい相手用にサイドボードに《減衰球/Damping Sphere》などの特定の相手に必要なカードを採用できた。
そして,《レンと六番/Wrenn and Six》が消えたことで《不毛の大地/Wasteland》嵌めで身を潜めていたポスト系デッキはやはりいる。土地嵌めで勝てるように,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》をメインデッキかサイドボードにあってもいいように感じた。
以前は《漸増爆弾/Ratchet Bomb》+《埋没した廃墟/Buried Ruin》+《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》による《漸増爆弾/Ratchet Bomb》ループを実現していたが,今なら《爆発域/Blast Zone》+《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》のお手軽2枚でコンボを決めれて,*《不毛の大地/Wasteland》が効きにくいフェアデッキ相手にも悪くない*。
今回の当たりでは《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》がいまいちだった。
また負けてしまったが,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》の強さと必要性を再認識できたのはとても良かった。
サイドボードの墓地対策のスロットと,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》のサーチ先を検討して,次につなげていきたい。
今月の残りの大会参加予定は以下となる。今回の敗北にめげずに改良を施して挑戦していきたい。
- 12/25 Wed 19:00 信心亭レガシー
- 12/28 Sat 14:00 晴れる屋TC休日レガシー
- イベント名: カジュアルレガシー
- URL: https://mintyokohamamtg.diarynote.jp/201912211810356711/
- 主催者: MINT 横浜店
- 開催地: 〒220-8577神奈川県横浜市西区南幸2-15-13 横浜ビブレ8階
- 開催日時: 2019-12-23 Mon 19:15
- 結果: 0-1-1
- 1R xo-: Nic Fit/レクター型
- 2R xox: 緑トロン
[前回の大会報告](https://mtg.senooken.jp/post/2019/12/22/)で予告した通り,今月で新横浜での仕事が終わるため,横浜での大会開催店舗での参加納めとして,MINT 横浜店のレガシー大会に参加した。
MINT 横浜店は新横浜での勤務開始日である[2019-01-07 Monでの新年初回の大会参加](https://senooken.jp/post/2019/01/10/)でもあり,感慨深い。結局,アクセスが微妙なのもあり,前回と今回の2回の参加となった。
参加者4人のぎりぎりの開催であり,参加費200円だが商品は一切なく,閉店時間が21:00である都合2回戦が上限ということで,MTGの大会としてはいまいちな大会だった。
晴れる屋横浜店がこれから毎日営業し,そちらの平日大会では最低商品券100円がもらえることを考えると,参加者としてはいまいちに感じた。
## デッキ
[前回の大会報告](https://mtg.senooken.jp/post/2019/12/22/)で書いた通り,今の環境は《虚空の杯/Chalice of the Void》が重要なことが判明したため,手持ちの《虚空の杯/Chalice of the Void》をありったけ詰め込んだ装備リベリオンで可能性を探りに行った。
デッキ名/Deck Name装備リベリオン/Equipped Rebellion
デッキ製作者/Deck Designer妹尾 賢/SENOO, Ken
バージョン/Version6.0.0
日付/Date2019-12-23 Mon
60メインデッキ/Main Deck
24土地/Land
08《平地/Plains》
04《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04《不毛の大地/Wasteland》
02《無声開拓地/Silent Clearing》
04《爆発域/Blast Zone》
02《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》
22クリーチャー/Creature
01《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》
03《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》
04《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
04《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》
02《果敢な隼/Defiant Falcon》
03《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
02《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》
02《鏡の精体/Mirror Entity》
01《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
14その他/Other
02《虚空の杯/Chalice of the Void》
04《金属モックス/Chrome Mox》
04《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
02《静寂の捕縛/Bound in Silence》
01《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
01《殴打頭蓋/Batterskull》
15サイドボード/Sideboard
04《外科的摘出/Surgical Extraction》
04《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
02《呪われた巻物/Cursed Scroll》
03《議会の採決/Council’s Judgment》
01《夜風の滑空者/Nightwind Glider》
01《熱風の滑空者/Thermal Glider》
変更点は以下の通りだ。
060メインデッキ/Main Deck
-02《無声開拓地/Silent Clearing》
+02《爆発域/Blast Zone》
+02《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》
-03《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》
-04《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
+03《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》
-01《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
+01《果敢な隼/Defiant Falcon》
-01《熱風の滑空者/Thermal Glider》
+01《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
+02《虚空の杯/Chalice of the Void》
-04《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
+04《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
015サイドボード/Sideboard
-01《呪われた巻物/Cursed Scroll》
+01《議会の採決/Council’s Judgment》
-01《忘却の輪/Oblivion Ring》
+01《熱風の滑空者/Thermal Glider》
要点をまとめると以下となる。
- 《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》+《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》の辞退
- 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》+《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》の採用
- 《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》+《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》の採用
- 《爆発域/Blast Zone》の増量
前回の大会参加報告で書いた通り,《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》と《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》があまり効果がないと感じたため,これらを辞退し,代わりに手持ちありったけの《虚空の杯/Chalice of the Void》を投入した。
もっとも,《虚空の杯/Chalice of the Void》は2枚しか手持ちがないため,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》1枚と《悟りの教示者/Enlightened Tutor》4枚でかさ増しした。《金属モックス/Chrome Mox》や《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》を採用したこのデッキでは,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》はアドバンテージの損失が大きいのだが,《虚空の杯/Chalice of the Void》の残り2枚と《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》の追加を入手できるまでは代用でいこうと思う。
その他,前回の大会だけでは感触がわからなかった《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》+《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》は,装備リベリオンでも引き続き試すことにした。
そして,個人的にいいかなと思ったのが《爆発域/Blast Zone》の増量だ。当初は《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》を試そうかと思っていたのだが,前回の大会でデルバー/URの《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》にやられたので,こいつへの対策とマナベースの安定化に《爆発域/Blast Zone》を2枚から4枚に増加させた。
## 試合
### 1R xo-: Nic Fit/レクター型
たまに対戦するNic Fit/レクター型だった。
1Gは2マナのエンチャントでクリーチャーを生贄に捧げて,ライブラリートップからクリーチャーがめくれるまでめくって手札に加えるカードで《アカデミーの学長/Academy Rector》を墓地に落とされ,そこから《鳩散らし/Dovescape》→《圧倒的輝き/Overwhelming Splendor》→《天上の赦免/Ethereal Absolution》で盤面を制圧されて負ける。
2Gはうまいこと《アカデミーの学長/Academy Rector》に《外科的摘出/Surgical Extraction》を合わせて後はリベリオンの通常の動きで勝利した。が,これは相手のミスに助けられた試合だった。《虚空の杯/Chalice of the Void》を出していたので,そのままだと手札の《外科的摘出/Surgical Extraction》を使えなかった。《破滅的な行為/Pernicious Deed》で《虚空の杯/Chalice of the Void》ごと《アカデミーの学長/Academy Rector》を除去してくれたおかげでどうになかった。
3Gは時間切れで引き分けた。が盤面はこちらが不利だったのでほぼ負けだった。
《虚空の杯/Chalice of the Void》を採用する都合,墓地対策に《外科的摘出/Surgical Extraction》はまずいように感じてしまった。ここは練り直す必要がありそうだ。
サイドから採用した《議会の採決/Council’s Judgment》が要所要所で活躍してくれてよかった。《忘却の輪/Oblivion Ring》なら《破滅的な行為/Pernicious Deed》や《突然の衰微/Abrupt Decay》で対応されて致命的になっていた。購入してよかった。
### 2R xox: 緑トロン
モダンで猛威を奮っていた緑トロンだった。ただしこちらはウルザランドではなく《雲上の座/Cloudpost》を採用していた。
1Gは緑トロンの通常の動きで《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》を出されて負ける。
2Gは《不毛の大地/Wasteland》2枚で相手の《雲上の座/Cloudpost》を破壊しながら,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《殴打頭蓋/Batterskull》で殴りきれた。
3Gは相手《真髄の針/Pithing Needle》で《不毛の大地/Wasteland》をきっちりガードされ,順調にマナを伸ばされて《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》や《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》などを展開されて負けた。
エルドラージ・ポストには当たらないだろうと対策をしなかったつけが回ってきたようだった。
## 結果
結果は0-1-1だったが,実質的にまたもや全敗だった。
今回はあまり想定していなかったNic Fitとポスト系デッキが相手だった。特に,《虚空の杯/Chalice of the Void》と《外科的摘出/Surgical Extraction》は相性が悪いことをすっかり忘れていた。赤単プリズンで《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》を採用していた理由がわかった。
そして,懸念していたポスト系デッキにやはり当たってしまった。この手の相手は《不毛の大地/Wasteland》ではめるしかなく,対策が必要だ。
こうした少しトップメタから外れた相手とも戦えるように,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》はやはり必要に感じた。今回はただの《虚空の杯/Chalice of the Void》のかさ増しにしか考えていなかったが,《虚空の杯/Chalice of the Void》が効きにくい相手用にサイドボードに《減衰球/Damping Sphere》などの特定の相手に必要なカードを採用できた。
そして,《レンと六番/Wrenn and Six》が消えたことで《不毛の大地/Wasteland》嵌めで身を潜めていたポスト系デッキはやはりいる。土地嵌めで勝てるように,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》をメインデッキかサイドボードにあってもいいように感じた。
以前は《漸増爆弾/Ratchet Bomb》+《埋没した廃墟/Buried Ruin》+《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》による《漸増爆弾/Ratchet Bomb》ループを実現していたが,今なら《爆発域/Blast Zone》+《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》のお手軽2枚でコンボを決めれて,*《不毛の大地/Wasteland》が効きにくいフェアデッキ相手にも悪くない*。
今回の当たりでは《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》がいまいちだった。
また負けてしまったが,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》の強さと必要性を再認識できたのはとても良かった。
サイドボードの墓地対策のスロットと,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》のサーチ先を検討して,次につなげていきたい。
今月の残りの大会参加予定は以下となる。今回の敗北にめげずに改良を施して挑戦していきたい。
- 12/25 Wed 19:00 信心亭レガシー
- 12/28 Sat 14:00 晴れる屋TC休日レガシー
大会報告 2019-12-22 Sun 12:00 晴れる屋横浜店 超・千客万来 レガシー | 気分転換の白エルドラージで重要なミスプレイを連発し無念の全敗
2019年12月22日 tournament
## 概要
- イベント名: 超・千客万来 レガシー
- URL: https://www.hareruyamtg.com/ja/events/88780/detail
- 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
- 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
- 開催日時: 2019-12-20 Fri 17:00
- 結果: 2-3 (2Bye)
- 1R xox: ブリッジヴァイン
- 2R ---: Bye
- 3R oxx: デルバー/UR
- 4R oxx: スタイフルノート
- 5R ---: Bye
[前回の大会報告](https://mtg.senooken.jp/post/2019/12/20/)で予告した通り,今月で新横浜での仕事が終わるため,横浜での大会参加納めとして,12/20 Friに開店した晴れる屋横浜店のレガシー大会に参加した。
開店サービスの大会であり,参加費無料で100円商品券がもらえ,さらに上位8位までは1000ポイントがもらえる。最大参加人数64名の先着であったため,参加者多数の可能性があったため,念のため早めに向かった。が,実際には参加者9名であり,最下位1名以外は1000ポイントがもらえるという参加し得な大会だった。
前回惨敗したのもあり,気分転換に白エルドラージで参加したのだが,プレイミスもあり全敗でポイントがもらえない1名になってしまった。
## 購入
《虚空の杯/Chalice of the Void》が安く売っていないかとショーケースを眺めていたら,なんと相場最安以下の4500円で並んでいた。そのため,すかさず購入した。これでデッキの《虚空の杯/Chalice of the Void》が2枚となった。大会参加前に購入できてよかった。最下位だったが,安く買えたのでまあいいかと思えた。
その他にも,《罠の橋/Ensnaring Bridge》が2600円,《古えの墳墓/Ancient Tomb》が1000円など開店セールなのかお得な商品もそれなりにあった。
## デッキ
装備リベリオンは金曜日の大会で惨敗して心が折れたので,気分転換に白エルドラージで挑んだ。《金属モックス/Chrome Mox》が入り,[2019-11-02 Fri](https://senooken.jp/post/2019/11/02/)から大幅にデッキが変わった。
変更が大きいので特徴を抜粋する。
- 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》+《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》の辞退
- 《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》+《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》の採用
- フィニッシャーに《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》と《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》の採用
まず,動きが遅かった《悟りの教示者/Enlightened Tutor》と《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を辞退した。《金属モックス/Chrome Mox》を採用する都合,無色のカードやディスアドバンテージのカードを減らしたい思惑もあった。
続いて,《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》+《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》のコンボを採用した。《虚空の杯/Chalice of the Void》をあまり持っていない都合,1ターン目に展開可能な妨害手段として,《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》を採用した。《レンと六番/Wrenn and Six》が禁止されたことで搭載が可能になったカードだ。
そして,フィニッシャーに今までこつこつ買い集めて機会を伺っていた《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》と白の中堅最強と名高い《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》を採用した。
《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》に関しては,X=4で展開できればデルバー系デッキに対しては強いだろうと期待していた。
## 試合
### 1ラウンド xox: ブリッジヴァイン
初めて対戦するブリッジヴァインとの対戦だった。
1ゲーム目は,《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》x3と《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を並べて,中長期戦になりこちらのプレイミスがあり,負けてしまった。
《難題の予見者/Thought-Knot Seer》や《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》で攻撃し,残ライフ2まで追い込む。その後再び《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》を引き込み,数で押し込めるところで,相手が《墓所這い/Gravecrawler》2体で攻撃,不振に思うもこれをブロックすると,《朽ちゆくインプ/Putrid Imp》で《黄泉からの橋/Bridge from Below》を捨てられ,ゾンビトークン2体を許してしまう。結局,ゾンビトークンによるブロッカーにより攻撃がとおらず負けた。
相手のデッキへの理解不足による敗北だった。
2ゲーム目は,《虚空の杯/Chalice of the Void》で序盤を止めて,その間にエルドラージを展開して,《暗殺者の戦利品/Assassin’s Trophy》で破壊されるも押し切る。
3ゲーム目は,初手のキープもややぬるく,その後のプレイも悪かった。《外科的摘出/Surgical Extraction》なしで《剣を鍬に/Swords to Plowshares》ハンドをキープ。相手は1ターン目《信仰無き物あさり/Faithless Looting》で《墓所這い/Gravecrawler》と《恐血鬼/Bloodghast》を捨て,次のターンに上陸から《屍肉喰らい/Carrion Feeder》を展開。ここで何を考えたのか,《屍肉喰らい/Carrion Feeder》に《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を使ってしまった。ここは素直に《恐血鬼/Bloodghast》に打つべきだった。
結局,その後《屍肉喰らい/Carrion Feeder》+《墓所這い/Gravecrawler》+《恐血鬼/Bloodghast》に加えて,《復讐蔦/Vengevine》や《黄泉からの橋/Bridge from Below》で大量展開されて圧殺される。
### 2ラウンド ---: Bye
### 3ラウンド oxx: デルバー/UR
新しく採用した《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》の真価が試される試合だった。
1Gは《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が通り,そこから《殴打頭蓋/Batterskull》や《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を展開してじりじりと追い詰めて勝利した。
2Gは,《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》が場に残ってしまい,《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》をX=4で出すも,《稲妻/Lightning Bolt》+《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》により即座に除去されてしまった。《呪われた巻物/Cursed Scroll》も《粉々/Smash to Smithereens》で破壊され,そこからアドバンテージを稼がれて負ける。
3Gは,《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》を3体出すも,全て《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》+火力で除去されてしまい,負ける。
URデルバーは《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》が大量にアドバンテージを稼いでくるので,こいつに対応できなければ負けると感じた。期待していた《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》も実質火力1枚でなんなく除去されてしまい,悲しかった。
やはり《虚空の杯/Chalice of the Void》により1マナ呪文を止めなければ勝利は難しいと感じた。
### 4ラウンド oxx: スタイフルノート
1Gはこちら先手で《虚空の杯/Chalice of the Void》スタートで,その後も《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》+《不毛の大地/Wasteland》をかますと速攻で投了された。
2Gは3-4ターン目に《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought》+《もみ消し/Stifle》を決められて敗北した。
3Gは,2マリガンでスタート。こちらがプレイミスをして負ける。4ターン目に《金属モックス/Chrome Mox》を出すことで,《目くらまし/Daze》をケアして《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を展開できたところをケアせずにキャストして《目くらまし/Daze》で打ち消され,返しでスタイフルノートを決められて敗北した。
### 5ラウンド ---: Bye
## 結果
結果は2-3で全敗だった。重要な場面でのプレイミスもあり,自分の未熟さを思い知らされた大会だった。
《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》には期待していたのだが,それよりも《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》が強すぎて,思うように活躍させてやれなかったのはなんだか申し訳なかった。
大会を通して《虚空の杯/Chalice of the Void》が決め手になる相手ばかりで,**《虚空の杯/Chalice of the Void》の強さを痛感**した。
逆に,*《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》と《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》が微妙*に感じてしまった。結局1マナの呪文を止めることが重要な環境になっており,**1-2ターン遅らせただけでは根本的な解決にはならない**。サイド後は基本的に外していたし…
だから,中途半端なマナコスト増加カードを採用するくらいならば,**完全に禁止できる《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》や《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》のほうがまし**に感じた。
またしても負け散らかしてしまったが,《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》と《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》がいまいちとわかったのは大きな成果だ。《虚空の杯/Chalice of the Void》4枚に加えて,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》4枚や《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》4枚など相手のアクションを完全に止められるカードを採用していきたい。
まずは《虚空の杯/Chalice of the Void》の残り2枚と,これに加えて《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》の残り3枚もかき集めていきたい。
今月の大会参加予定は以下となる。今回の敗北にめげずに改良を施して挑戦していきたい。
- 12/23 Mon MINT横浜店カジュアルレガシー
- 12/27 Fri 信心亭FNMレガシー
- 12/28 Sat 14:00 晴れる屋TC休日レガシー
- 12/31 Tue 晴れる屋TCレガシー
- イベント名: 超・千客万来 レガシー
- URL: https://www.hareruyamtg.com/ja/events/88780/detail
- 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
- 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
- 開催日時: 2019-12-20 Fri 17:00
- 結果: 2-3 (2Bye)
- 1R xox: ブリッジヴァイン
- 2R ---: Bye
- 3R oxx: デルバー/UR
- 4R oxx: スタイフルノート
- 5R ---: Bye
[前回の大会報告](https://mtg.senooken.jp/post/2019/12/20/)で予告した通り,今月で新横浜での仕事が終わるため,横浜での大会参加納めとして,12/20 Friに開店した晴れる屋横浜店のレガシー大会に参加した。
開店サービスの大会であり,参加費無料で100円商品券がもらえ,さらに上位8位までは1000ポイントがもらえる。最大参加人数64名の先着であったため,参加者多数の可能性があったため,念のため早めに向かった。が,実際には参加者9名であり,最下位1名以外は1000ポイントがもらえるという参加し得な大会だった。
前回惨敗したのもあり,気分転換に白エルドラージで参加したのだが,プレイミスもあり全敗でポイントがもらえない1名になってしまった。
## 購入
《虚空の杯/Chalice of the Void》が安く売っていないかとショーケースを眺めていたら,なんと相場最安以下の4500円で並んでいた。そのため,すかさず購入した。これでデッキの《虚空の杯/Chalice of the Void》が2枚となった。大会参加前に購入できてよかった。最下位だったが,安く買えたのでまあいいかと思えた。
その他にも,《罠の橋/Ensnaring Bridge》が2600円,《古えの墳墓/Ancient Tomb》が1000円など開店セールなのかお得な商品もそれなりにあった。
## デッキ
装備リベリオンは金曜日の大会で惨敗して心が折れたので,気分転換に白エルドラージで挑んだ。《金属モックス/Chrome Mox》が入り,[2019-11-02 Fri](https://senooken.jp/post/2019/11/02/)から大幅にデッキが変わった。
デッキ名/Deck Name白エルドラージ/White Eldrazi
デッキ製作者/Deck Designer妹尾 賢/SENOO, Ken
バージョン/Version2.0.0
日付/Date2019-12-22 Sun
60メインデッキ/Main Deck
22土地/Land
06《平地/Plains》
04《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》
04《不毛の大地/Wasteland》
02《無声開拓地/Silent Clearing》
02《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》
26クリーチャー/Creature
01《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》
01《歩行バリスタ/Walking Ballista》
03《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
04《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
03《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》
03《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
03《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》
02《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
04《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
02《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》
12その他/Other
02《虚空の杯/Chalice of the Void》
04《金属モックス/Chrome Mox》
04《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
01《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
01《殴打頭蓋/Batterskull》
15サイドボード/Sideboard
02《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》
01《歩行バリスタ/Walking Ballista》
04《外科的摘出/Surgical Extraction》
03《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
02《呪われた巻物/Cursed Scroll》
03《議会の採決/Council’s Judgment》
変更が大きいので特徴を抜粋する。
- 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》+《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》の辞退
- 《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》+《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》の採用
- フィニッシャーに《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》と《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》の採用
まず,動きが遅かった《悟りの教示者/Enlightened Tutor》と《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を辞退した。《金属モックス/Chrome Mox》を採用する都合,無色のカードやディスアドバンテージのカードを減らしたい思惑もあった。
続いて,《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》+《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》のコンボを採用した。《虚空の杯/Chalice of the Void》をあまり持っていない都合,1ターン目に展開可能な妨害手段として,《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》を採用した。《レンと六番/Wrenn and Six》が禁止されたことで搭載が可能になったカードだ。
そして,フィニッシャーに今までこつこつ買い集めて機会を伺っていた《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》と白の中堅最強と名高い《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》を採用した。
《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》に関しては,X=4で展開できればデルバー系デッキに対しては強いだろうと期待していた。
## 試合
### 1ラウンド xox: ブリッジヴァイン
初めて対戦するブリッジヴァインとの対戦だった。
1ゲーム目は,《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》x3と《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を並べて,中長期戦になりこちらのプレイミスがあり,負けてしまった。
《難題の予見者/Thought-Knot Seer》や《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》で攻撃し,残ライフ2まで追い込む。その後再び《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》を引き込み,数で押し込めるところで,相手が《墓所這い/Gravecrawler》2体で攻撃,不振に思うもこれをブロックすると,《朽ちゆくインプ/Putrid Imp》で《黄泉からの橋/Bridge from Below》を捨てられ,ゾンビトークン2体を許してしまう。結局,ゾンビトークンによるブロッカーにより攻撃がとおらず負けた。
相手のデッキへの理解不足による敗北だった。
2ゲーム目は,《虚空の杯/Chalice of the Void》で序盤を止めて,その間にエルドラージを展開して,《暗殺者の戦利品/Assassin’s Trophy》で破壊されるも押し切る。
3ゲーム目は,初手のキープもややぬるく,その後のプレイも悪かった。《外科的摘出/Surgical Extraction》なしで《剣を鍬に/Swords to Plowshares》ハンドをキープ。相手は1ターン目《信仰無き物あさり/Faithless Looting》で《墓所這い/Gravecrawler》と《恐血鬼/Bloodghast》を捨て,次のターンに上陸から《屍肉喰らい/Carrion Feeder》を展開。ここで何を考えたのか,《屍肉喰らい/Carrion Feeder》に《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を使ってしまった。ここは素直に《恐血鬼/Bloodghast》に打つべきだった。
結局,その後《屍肉喰らい/Carrion Feeder》+《墓所這い/Gravecrawler》+《恐血鬼/Bloodghast》に加えて,《復讐蔦/Vengevine》や《黄泉からの橋/Bridge from Below》で大量展開されて圧殺される。
### 2ラウンド ---: Bye
### 3ラウンド oxx: デルバー/UR
新しく採用した《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》の真価が試される試合だった。
1Gは《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が通り,そこから《殴打頭蓋/Batterskull》や《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を展開してじりじりと追い詰めて勝利した。
2Gは,《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》が場に残ってしまい,《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》をX=4で出すも,《稲妻/Lightning Bolt》+《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》により即座に除去されてしまった。《呪われた巻物/Cursed Scroll》も《粉々/Smash to Smithereens》で破壊され,そこからアドバンテージを稼がれて負ける。
3Gは,《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》を3体出すも,全て《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》+火力で除去されてしまい,負ける。
URデルバーは《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》が大量にアドバンテージを稼いでくるので,こいつに対応できなければ負けると感じた。期待していた《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》も実質火力1枚でなんなく除去されてしまい,悲しかった。
やはり《虚空の杯/Chalice of the Void》により1マナ呪文を止めなければ勝利は難しいと感じた。
### 4ラウンド oxx: スタイフルノート
1Gはこちら先手で《虚空の杯/Chalice of the Void》スタートで,その後も《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》+《不毛の大地/Wasteland》をかますと速攻で投了された。
2Gは3-4ターン目に《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought》+《もみ消し/Stifle》を決められて敗北した。
3Gは,2マリガンでスタート。こちらがプレイミスをして負ける。4ターン目に《金属モックス/Chrome Mox》を出すことで,《目くらまし/Daze》をケアして《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を展開できたところをケアせずにキャストして《目くらまし/Daze》で打ち消され,返しでスタイフルノートを決められて敗北した。
### 5ラウンド ---: Bye
## 結果
結果は2-3で全敗だった。重要な場面でのプレイミスもあり,自分の未熟さを思い知らされた大会だった。
《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》には期待していたのだが,それよりも《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》が強すぎて,思うように活躍させてやれなかったのはなんだか申し訳なかった。
大会を通して《虚空の杯/Chalice of the Void》が決め手になる相手ばかりで,**《虚空の杯/Chalice of the Void》の強さを痛感**した。
逆に,*《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》と《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》が微妙*に感じてしまった。結局1マナの呪文を止めることが重要な環境になっており,**1-2ターン遅らせただけでは根本的な解決にはならない**。サイド後は基本的に外していたし…
だから,中途半端なマナコスト増加カードを採用するくらいならば,**完全に禁止できる《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》や《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》のほうがまし**に感じた。
またしても負け散らかしてしまったが,《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》と《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》がいまいちとわかったのは大きな成果だ。《虚空の杯/Chalice of the Void》4枚に加えて,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》4枚や《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》4枚など相手のアクションを完全に止められるカードを採用していきたい。
まずは《虚空の杯/Chalice of the Void》の残り2枚と,これに加えて《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》の残り3枚もかき集めていきたい。
今月の大会参加予定は以下となる。今回の敗北にめげずに改良を施して挑戦していきたい。
- 12/23 Mon MINT横浜店カジュアルレガシー
- 12/27 Fri 信心亭FNMレガシー
- 12/28 Sat 14:00 晴れる屋TC休日レガシー
- 12/31 Tue 晴れる屋TCレガシー
大会報告 2019-12-20 Fri 17:00 晴れる屋TC平日レガシー | 《レンと六番/Wrenn and Six》禁止後の装備リベリオンでデルバーと奇跡相手に負け散らかす
2019年12月20日 tournament コメント (3)
## 概要
- イベント名: 平日レガシー
- URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201912
- 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
- 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
- 開催日時: 2019-12-20 Fri 17:00
- 結果: 0-3
- 1R xx-: デルバー/URG
- 2R oxx: デルバー/UR
- 3R xx-: 奇跡/UWG
次の仕事探しの面談のため早退して時間ができたので初めて晴れる屋トーナメントセンターの平日レガシー17:00の部に参加した。調子が良ければ,20:00の部にもそのまま参加しようと思っていたのだが,デッキの課題を見つけたので断念した。
11/18 Monの《レンと六番/Wrenn and Six》の禁止後の初の参加大会であり,期待していた。しかしながら,結果は惨敗でデッキ構築を見直す必要に迫られることとなった。
## 購入
晴れる屋の100円商品券を使い,《俗物の放棄/Forsake the Worldly》4枚を120円で購入した。《俗物の放棄/Forsake the Worldly》は《解呪/Disenchant》にサイクリングが付いたカードだ。いつひいても無駄がなく,ヴィンテージや今後強力なエンチャント・アーティファクトが流行った場合にお世話になると思い購入した。
その他,《議会の採決/Council’s Judgment》の英語版がカードショップとどで1580円で販売されていたので,購入した。これで《議会の採決/Council’s Judgment》を合計3枚入手できたので,《議会の採決/Council’s Judgment》の収集は完了となった。やはり,白でプレインズウォーカーに確実に対応するために必要だろう。
## デッキ
メインボードは[前回と同一](https://senooken.jp/post/2019/11/17/)でサイドボードのみ変更した。
変更点はサイドボードの以下となる。
- -02《流刑への道/Path to Exile》
- -01《天界の粛清/Celestial Purge》
- -03《忘却の輪/Oblivion Ring》
- +03《呪われた巻物/Cursed Scroll》
- +02《議会の採決/Council’s Judgment》
- +01《忘却の輪/Oblivion Ring》
[前回の購入報告](https://mtg.senooken.jp/post/2019/12/07/)で報告した通り,《議会の採決/Council’s Judgment》を入手できたので,これを採用した。最近レガシーでも存在感をましている《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》などのプレインズウォーカーへの対策が主な目的だ。
その他,フェアデッキ相手の中長期戦を見越して《呪われた巻物/Cursed Scroll》を採用した。
大会参加に先行してメタゲームを「[USA Legacy Express vol.161 -《レンと六番》なき世界、復活を遂げる者たち- | 記事](https://article.hareruyamtg.com/article/34904/)」で確認したところ,おそれていたエルドラージ・ポストはあまり数がいないみたいなので,《減衰球/Damping Sphere》の採用は見送った。
## 試合
17:00ということでさすがに店内はやや空いていた。しかし,17:00の大会開始時に大半が参加しており,大会参加目的での客入りが多いのだろうと思った。
### 1ラウンド xx-: デルバー/URG
1ゲーム目はこちら後手で,相手は《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》,こちらは《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》の初動となった。《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》がなかなか裏返らない間に展開を試みるも,相手にうまくいなされる。粘ってみるも,結局《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》に押し切られて負ける。
2ゲーム目は,相手に《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》を2ターン目に出されて,これが刺さって負けてしまった。
あまり対策してこないだろうと,《議会の採決/Council’s Judgment》を1枚しかサイドインせず,肝心の《議会の採決/Council’s Judgment》も打ち消されてしまった。
こちらのサイド戦略の失敗だった。
### 2ラウンド oxx: デルバー/UR
1ゲーム目はこちら先攻で1ターン目《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》を展開する。2ターン目《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が通り,そのまま《殴打頭蓋/Batterskull》を展開したところで投了された。
2ゲーム目は,消耗戦になるも,《厚かましい借り手/Brazen Borrower》と赤の物語持ちのクリーチャーを展開されて負ける。
3ゲーム目は,《古えの墳墓/Ancient Tomb》と《無声開拓地/Silent Clearing》2枚からダメージを受けすぎてしまい,《硫黄の渦/Sulfuric Vortex》も追加で出されてほぼ自爆した感じだった。
### 3ラウンド xx-: 奇跡/UWG
1ゲーム目,先手で《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》と《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》のハンドをキープした。2ターン目に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を出し,《殴打頭蓋/Batterskull》で攻撃を始める。
伺いながら,5ターン目に《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》を出すと,返しで《終末/Terminus》で流される。その後,《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》を展開され,《殴打頭蓋/Batterskull》で粘るも,《天使への願い/Entreat the Angels》のトークンがどうにもならず負ける。
2ゲーム目は,2マリガンで《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》+《議会の採決/Council’s Judgment》残りは平地2枚に《古えの墳墓/Ancient Tomb》の手札をキープ。ここで効かないだろうというのと,白白を確保したくて《不毛の大地/Wasteland》を下に送ったのは失敗だった。
こちらの初動が《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》以降展開できず,相手に大きな時間を与えてしまい,結局《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》から《アーカムの天測儀/Arcum’s Astrolabe》を3/3の鹿にされる。《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》自体は返しに即《議会の採決/Council’s Judgment》で除去するも,3/3がどうにもならず,負ける。
## 結果
結果は0-3の惨敗だった。前回勝ち越せたのは単純に当たりが相性の良いコンボに当たっただけのようだ。
まず,単純に土地からのダメージが気になったので,《無声開拓地/Silent Clearing》を1枚減らす。白マナのでる《カラカス/Karakas》や《アーデンベイル城/Castle Ardenvale》に差し替える。
2Rのデルバ/URの人とはいろいろお話をした。その中で,置物やクリーチャーの選択で,リベリオン,エンジェル・ストンピィや白エルドラージなどパーツを変えることで,似たような構成でバリエーションが出せるなどの話をしていた。
その中で,《虚空の杯/Chalice of the Void》と《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》がなぜ同時に採用されているのか説明してくださり,納得した。
MTG WikiのEldrazi & Taxesのページに[グランプリボローニャ19ベスト8の白エルドラージのデッキリスト](http://mtgwiki.com/wiki/Eldrazi_%26_Taxes#.E3.82.B5.E3.83.B3.E3.83.97.E3.83.AB.E3.83.AA.E3.82.B9.E3.83.88_2)が最近追加されており,このデッキリストを気にしている。
*《虚空の杯/Chalice of the Void》で1マナを止め,《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》でアーティファクト破壊を遅らせる*ということだと気付いた。
3Rの奇跡もそうだが,《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》は時間が立てば1マナカードのキャストを許可してしまう。《虚空の杯/Chalice of the Void》は完全に禁止できるので,やはり《虚空の杯/Chalice of the Void》のほうが上に感じた。
装備リベリオン的には,《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》と競合するため,《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》を採用していたのだが,**やはり《虚空の杯/Chalice of the Void》のほうが効果が大きい**。
《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》を1枚にするなど枚数を調整するとか,《魂の洞窟/Cavern of Souls》を採用するなどしてでも《虚空の杯/Chalice of the Void》を採用したほうがよいように感じた。
今月で新横浜の勤務が終了となるため,横浜近辺の大会への参加が最後の機会となりそうなので,以下のように参加予定を考えている。
- 12/22 Sun 晴れる屋横浜店
- 12/23 Mon MINT横浜店カジュアルレガシー
- 12/27 Fri 信心亭FNMレガシー
- 12/28 Sat 14:00 晴れる屋TC休日レガシー
- 12/31 Tue 晴れる屋TCレガシー
大会が控えているので,惨敗に反省してデッキ構成を練り直していきたい。
《議会の採決/Council’s Judgment》を集め終わったところだが,《虚空の杯/Chalice of the Void》はやはり4枚必要なので,高額で躊躇するが地道に集めていきたい。
- イベント名: 平日レガシー
- URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201912
- 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
- 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
- 開催日時: 2019-12-20 Fri 17:00
- 結果: 0-3
- 1R xx-: デルバー/URG
- 2R oxx: デルバー/UR
- 3R xx-: 奇跡/UWG
次の仕事探しの面談のため早退して時間ができたので初めて晴れる屋トーナメントセンターの平日レガシー17:00の部に参加した。調子が良ければ,20:00の部にもそのまま参加しようと思っていたのだが,デッキの課題を見つけたので断念した。
11/18 Monの《レンと六番/Wrenn and Six》の禁止後の初の参加大会であり,期待していた。しかしながら,結果は惨敗でデッキ構築を見直す必要に迫られることとなった。
## 購入
晴れる屋の100円商品券を使い,《俗物の放棄/Forsake the Worldly》4枚を120円で購入した。《俗物の放棄/Forsake the Worldly》は《解呪/Disenchant》にサイクリングが付いたカードだ。いつひいても無駄がなく,ヴィンテージや今後強力なエンチャント・アーティファクトが流行った場合にお世話になると思い購入した。
その他,《議会の採決/Council’s Judgment》の英語版がカードショップとどで1580円で販売されていたので,購入した。これで《議会の採決/Council’s Judgment》を合計3枚入手できたので,《議会の採決/Council’s Judgment》の収集は完了となった。やはり,白でプレインズウォーカーに確実に対応するために必要だろう。
## デッキ
メインボードは[前回と同一](https://senooken.jp/post/2019/11/17/)でサイドボードのみ変更した。
デッキ名/Deck Name装備リベリオン/Equipped Rebellion
デッキ製作者/Deck Designer妹尾 賢/SENOO, Ken
バージョン/Version5.1.0
日付/Date2019-12-20 Fri
60メインデッキ/Main Deck
22土地/Land
08《平地/Plains》
04《無声開拓地/Silent Clearing》
04《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04《不毛の大地/Wasteland》
02《爆発域/Blast Zone》
26クリーチャー/Creature
04《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》
04《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
04《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
04《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》
01《果敢な隼/Defiant Falcon》
04《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
02《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》
01《熱風の滑空者/Thermal Glider》
02《鏡の精体/Mirror Entity》
12その他/Other
04《金属モックス/Chrome Mox》
04《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
02《静寂の捕縛/Bound in Silence》
01《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
01《殴打頭蓋/Batterskull》
15サイドボード/Sideboard
04《外科的摘出/Surgical Extraction》
04《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
03《呪われた巻物/Cursed Scroll》
02《議会の採決/Council’s Judgment》
01《忘却の輪/Oblivion Ring》
01《夜風の滑空者/Nightwind Glider》
変更点はサイドボードの以下となる。
- -02《流刑への道/Path to Exile》
- -01《天界の粛清/Celestial Purge》
- -03《忘却の輪/Oblivion Ring》
- +03《呪われた巻物/Cursed Scroll》
- +02《議会の採決/Council’s Judgment》
- +01《忘却の輪/Oblivion Ring》
[前回の購入報告](https://mtg.senooken.jp/post/2019/12/07/)で報告した通り,《議会の採決/Council’s Judgment》を入手できたので,これを採用した。最近レガシーでも存在感をましている《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》などのプレインズウォーカーへの対策が主な目的だ。
その他,フェアデッキ相手の中長期戦を見越して《呪われた巻物/Cursed Scroll》を採用した。
大会参加に先行してメタゲームを「[USA Legacy Express vol.161 -《レンと六番》なき世界、復活を遂げる者たち- | 記事](https://article.hareruyamtg.com/article/34904/)」で確認したところ,おそれていたエルドラージ・ポストはあまり数がいないみたいなので,《減衰球/Damping Sphere》の採用は見送った。
## 試合
17:00ということでさすがに店内はやや空いていた。しかし,17:00の大会開始時に大半が参加しており,大会参加目的での客入りが多いのだろうと思った。
### 1ラウンド xx-: デルバー/URG
1ゲーム目はこちら後手で,相手は《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》,こちらは《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》の初動となった。《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》がなかなか裏返らない間に展開を試みるも,相手にうまくいなされる。粘ってみるも,結局《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》に押し切られて負ける。
2ゲーム目は,相手に《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》を2ターン目に出されて,これが刺さって負けてしまった。
あまり対策してこないだろうと,《議会の採決/Council’s Judgment》を1枚しかサイドインせず,肝心の《議会の採決/Council’s Judgment》も打ち消されてしまった。
こちらのサイド戦略の失敗だった。
### 2ラウンド oxx: デルバー/UR
1ゲーム目はこちら先攻で1ターン目《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》を展開する。2ターン目《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が通り,そのまま《殴打頭蓋/Batterskull》を展開したところで投了された。
2ゲーム目は,消耗戦になるも,《厚かましい借り手/Brazen Borrower》と赤の物語持ちのクリーチャーを展開されて負ける。
3ゲーム目は,《古えの墳墓/Ancient Tomb》と《無声開拓地/Silent Clearing》2枚からダメージを受けすぎてしまい,《硫黄の渦/Sulfuric Vortex》も追加で出されてほぼ自爆した感じだった。
### 3ラウンド xx-: 奇跡/UWG
1ゲーム目,先手で《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》と《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》のハンドをキープした。2ターン目に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を出し,《殴打頭蓋/Batterskull》で攻撃を始める。
伺いながら,5ターン目に《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》を出すと,返しで《終末/Terminus》で流される。その後,《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》を展開され,《殴打頭蓋/Batterskull》で粘るも,《天使への願い/Entreat the Angels》のトークンがどうにもならず負ける。
2ゲーム目は,2マリガンで《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》+《議会の採決/Council’s Judgment》残りは平地2枚に《古えの墳墓/Ancient Tomb》の手札をキープ。ここで効かないだろうというのと,白白を確保したくて《不毛の大地/Wasteland》を下に送ったのは失敗だった。
こちらの初動が《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》以降展開できず,相手に大きな時間を与えてしまい,結局《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》から《アーカムの天測儀/Arcum’s Astrolabe》を3/3の鹿にされる。《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》自体は返しに即《議会の採決/Council’s Judgment》で除去するも,3/3がどうにもならず,負ける。
## 結果
結果は0-3の惨敗だった。前回勝ち越せたのは単純に当たりが相性の良いコンボに当たっただけのようだ。
まず,単純に土地からのダメージが気になったので,《無声開拓地/Silent Clearing》を1枚減らす。白マナのでる《カラカス/Karakas》や《アーデンベイル城/Castle Ardenvale》に差し替える。
2Rのデルバ/URの人とはいろいろお話をした。その中で,置物やクリーチャーの選択で,リベリオン,エンジェル・ストンピィや白エルドラージなどパーツを変えることで,似たような構成でバリエーションが出せるなどの話をしていた。
その中で,《虚空の杯/Chalice of the Void》と《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》がなぜ同時に採用されているのか説明してくださり,納得した。
MTG WikiのEldrazi & Taxesのページに[グランプリボローニャ19ベスト8の白エルドラージのデッキリスト](http://mtgwiki.com/wiki/Eldrazi_%26_Taxes#.E3.82.B5.E3.83.B3.E3.83.97.E3.83.AB.E3.83.AA.E3.82.B9.E3.83.88_2)が最近追加されており,このデッキリストを気にしている。
*《虚空の杯/Chalice of the Void》で1マナを止め,《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》でアーティファクト破壊を遅らせる*ということだと気付いた。
3Rの奇跡もそうだが,《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》は時間が立てば1マナカードのキャストを許可してしまう。《虚空の杯/Chalice of the Void》は完全に禁止できるので,やはり《虚空の杯/Chalice of the Void》のほうが上に感じた。
装備リベリオン的には,《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》と競合するため,《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》を採用していたのだが,**やはり《虚空の杯/Chalice of the Void》のほうが効果が大きい**。
《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》を1枚にするなど枚数を調整するとか,《魂の洞窟/Cavern of Souls》を採用するなどしてでも《虚空の杯/Chalice of the Void》を採用したほうがよいように感じた。
今月で新横浜の勤務が終了となるため,横浜近辺の大会への参加が最後の機会となりそうなので,以下のように参加予定を考えている。
- 12/22 Sun 晴れる屋横浜店
- 12/23 Mon MINT横浜店カジュアルレガシー
- 12/27 Fri 信心亭FNMレガシー
- 12/28 Sat 14:00 晴れる屋TC休日レガシー
- 12/31 Tue 晴れる屋TCレガシー
大会が控えているので,惨敗に反省してデッキ構成を練り直していきたい。
《議会の採決/Council’s Judgment》を集め終わったところだが,《虚空の杯/Chalice of the Void》はやはり4枚必要なので,高額で躊躇するが地道に集めていきたい。
大会報告 2019-11-17 Sun 12:00 晴れる屋TC Let’s 5レガシーDX | 速度を追求した新生装備リベリオンで課題の高速コンボに連勝!
2019年11月17日 tournament## 概要
- イベント名: 休日レガシー
- URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201911
- 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
- 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
- 開催日時: 2019-11-17 Sun 12:00
- 結果: 3-2
- 1ラウンド xoo: ANT
- 2ラウンド oxx: 青赤デルバー
- 3ラウンド xoo: 黒赤リアニメイト
- 4ラウンド xx-: 4Cフレンド
- 5ラウンド oxo: ANT
[2019-10-21 Monに購入した《金属モックス/Chrome Mox》の購入報告](https://senooken.jp/blog/2019/10/27/)や最近の記事でも言及していた通り,いよいよ《金属モックス/Chrome Mox》を使ったデッキで大会に参加した。
午前中に水道橋で日商簿記3級を受験していた。10月から個人事業主という名のフリーターとなっており,どのみち確定申告で必要だったため,ここ1-2か月はその勉強をしていた。が,試験の手応えはいまいちだったので,また次回受験することになるだろう…
試験の終了後,そのまま直行して参加した。初戦から5回戦2018-09に復帰して以来の初の5回戦の大会だった。
## デッキ
《金属モックス/Chrome Mox》を使ったデッキとして,今回は[半年前に使って以来の装備リベリオン](https://senooken.jp/blog/2019/03/30/)を復活させることにした。
半年前の時点で速度に問題を感じており,《金属モックス/Chrome Mox》の採用で課題を解決できるのではないかと考えたからだ。
最後に使ったv4.0.3とは構成が大幅に変わっている。
全体的にデッキ速度が環境に追いついていなかったため,速度を大幅に改善した。課題の一つだった高速コンボを念頭においたものになる。
ポイントは以下の4点だ。
1. 《金属モックス/Chrome Mox》+《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》の採用
2. 《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》+《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》による妨害
3. 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》の廃止
4. アグレッシブサイドボード
まず,いわずもがな《金属モックス/Chrome Mox》を採用した。これにより今まで《古えの墳墓/Ancient Tomb》頼みだったマナ基盤の速度を上げた。
これとセットでメインから《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》+《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》のセットを8枚搭載し,高速コンボやコントロール系デッキを対策する。1ターン目に確実にこれらの妨害カードを設置するため,《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》も採用した。
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》は応用が効くので,好んで使っていたのだが,どうしても行動が1ターン遅れてしまう。この1ターンの遅れがロンドン・マリガン後の高速環境では致命的になるため,やむなく辞退した。
最後に,メインから高速コンボを対策できているため,サイドでは《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》+《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》が効かないような高速ビートを念頭においたサイド構成にした。
ただし,ここはまだ手探り状態だ。本当はにっくき《レンと六番/Wrenn and Six》を除去でき,《暗黒の深部/Dark Depths》系デッキ,赤単プリズンの対策にもなる《天界の粛清/Celestial Purge》を3-4枚取りたかったのだが,手持ちがなかったため中途半端な枚数になっている。
デッキのコンセプトとしては,1-2ターン目に《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》+《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》を1-2枚設置し,その後はリベリオンの通常の動きによる4-5ターンキルか,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《殴打頭蓋/Batterskull》のビートでゲームを決める。
装備リベリオンのキル速度はどうしても最速4-5ターンになる。また,1ターン目のアクションが弱いことが課題だった。その課題を1ターン目の《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》+《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》で補ったというわけだ。
デッキの軸であるリベリオンと妨害カードがそれぞれ8枚以上あり,2マリガンもすればだいたいどちらかは揃う。できれば,リクルーターと妨害を各1枚以上保持した初手をキープしたい。2マリガンまでは狙っていく。
デッキのコアが安定し,なかなかのデッキではないかと好感触だった。
## 試合
同じタイミングでパイオニア神挑戦者決定戦が8回戦で開催されており,店内はかなり賑わっていた。
また,今回の大会では提携キャンペーンとして,近所のカレー屋であるカレーハウス横幅ボンベイ高田馬場店とTOKYO SPiCE CURRY赤と黒の2店舗共通150円割引券を参加賞として配布していた。
謎のキャンペーンだった。
### 1ラウンド xoo: ANT
新生装備リベリオンの初陣は復帰後は初のANTだった。久しぶりの対戦で懐かしかった。レガシーの高速コンボの筆頭であり,数多く敗北した相手だが,今回はメインから妨害カードを8枚搭載しており,新生装備リベリオンの真価が発揮される試合だった。
1ゲーム目は,残念ながら2マリガンで妨害カードをキープできなかった。通常のリベリオンの動きを狙ったところ,4ターンキルされる。こちらが先手であればリベリオン動きで間に合ったのだが,高速コンボ相手では特に先手後手のターン目差が勝敗を分けてしまう。
2-3ゲーム目は,妨害カードが初手に来るまでともに2マリガンし,それらを展開して妨害しながら,リベリオンの通常の動きで4-5ターンキルを狙うという理想的な立ち回りができ,勝利できた。
ANT相手では《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》と《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》を2枚展開できれば,勝てたも同然だろう。
### 2ラウンド oxx: 青赤デルバー
1ゲーム目は,こちら先手で1ターン目に《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》を設置しながら,《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》を設置するという高速展開を行う。その後,青赤キャノピーランドを《不毛の大地/Wasteland》で破壊すると,相手が土地を出してこなかった。その間にリベリオンの通常の動きで勝利。おそらく,負けを悟りわざと土地を出さなかったのではないかと予想する。
2-3ゲーム目は,こちら相手が対策カードを大量に投入してくることを予想し,《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》+《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》のセットを外し,《剣を鍬に/Swords to Plowshares》+《流刑への道/Path to Exile》の妨害カードを投入する。
結局どちらも消耗戦の末,相手のクリーチャーが残りそれで負けてしまった。
特に印象的だったのは,2ゲーム目の《昆虫の逸脱者/Insectile Aberration》をめぐる攻防。2マナリクルーターがいたので,アタックに対して《熱風の滑空者/Thermal Glider》でブロックして相打ちを狙いにいった。*色的に除去不可能*と予想したからだ。ただ,これが**大きな失敗**だった。《蒸気の絡みつき/Vapor Snag》でバウンスされてしまった。ここは《蒸気の絡みつき/Vapor Snag》をケアして,より確実な《静寂の捕縛/Bound in Silence》で攻撃を止めるべきだった。ここは大きな反省点だった。ここでの攻防で余計に6点ダメージを受けたのが響き,火力で負けてしまった。
また,3ゲーム目はこちらが序盤に一気に2体展開した《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》を《稲妻/Lightning Bolt》と《稲妻の連鎖/Chain Lightning》で除去されてしまった。結局最後は,《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》が止まらず墓地の火力やドロー呪文を連打されて負けた。
青赤デルバーに関しては,《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》+《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》を外さないほうがいいように感じた。その他,《外科的摘出/Surgical Extraction》で《稲妻/Lightning Bolt》や《稲妻の連鎖/Chain Lightning》を除外するのもありかなと感じた。
### 3ラウンド xoo: 赤黒リアニメイト
高速コンボとして有名な赤黒リアニメイトとの対戦だった。
1ゲーム目は,案の定相手先手の《暴露/Unmask》の手札破壊から3ターン目にリアニメイトされ,どうにもできず負けた。
2ゲーム目は,こちらの手札はいまいちだったのだが,《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》と《外科的摘出/Surgical Extraction》の手札をキープして挑む。相手の《再活性/Reanimate》に《外科的摘出/Surgical Extraction》を合わせたところ,3ターン目に投了された。
3ゲーム目は,相手先手1ターン目の《再活性/Reanimate》に《外科的摘出/Surgical Extraction》を合わせ,その後リベリオンの通常の動きで勝利した。
《外科的摘出/Surgical Extraction》さまさまな試合だった。*先手1ターン目のリアニメイトには,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》や《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》では到底間に合わない*。今まではこれらで十分かと思っていたのだが,こうした高速リアニメイトがいる以上,**墓地対策は《外科的摘出/Surgical Extraction》一択**だと認識させられた。
### 4ラウンド xx-: 4Cフレンド
ここまで,高速コンボとは別の課題である《レンと六番/Wrenn and Six》系デッキとはあたっていなかったが,いよいよここで対戦となった。
1ゲーム目は,惜しい展開だったのだが,こちらの一瞬の気の緩みで負けてしまった。反省すべきゲームだった。
《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》からゲームが始まり,その後リベリオンや《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を連打するお互い消耗戦になるゲーム展開だった。後半にこちらの《殴打頭蓋/Batterskull》素だしによるビートが始まり,最終的に今引きした《熱風の滑空者/Thermal Glider》でライフを1まで追い詰める。が,ここで気が緩んだのか,もう展開しても意味がなく,《古えの墳墓/Ancient Tomb》からのダメージを嫌がり,《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》を展開しなかった。これが**致命的な失敗**だった。
結局,その後相手は《思案/Ponder》や《渦まく知識/Brainstorm》を連打し,最終的に《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》と《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を展開してしまう。ここでこちらの攻撃陣がバウンスで止められてしまい,負けてしまった。
これはライフにも余裕があり,勝てるだろうと気が緩んだ失敗だった。反省する。
2ゲーム目は,青赤デルバーと同様に妨害カードを除去カードに差し替えてゲームを始めた。こちらも消耗戦になり,結局《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》やエルドレインの王権のバウンス持ちフェアリーでビートを決められて負けた。
途中,《外科的摘出/Surgical Extraction》で相手のデッキを確認したのだが,あまりそれらしい対策カードは入っていなかった。《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》は残しておいてもよかったのかもしれない。
あるいは,《レンと六番/Wrenn and Six》で《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を除去されるのが嫌なので,《虚空の杯/Chalice of the Void》や《耳の痛い静寂/Deafening Silence》に差し替えるなど,検討の余地がありそうだ。
### 5ラウンド oxo: ANT
今までの平日レガシーでは全然当たらなかったANTに今日は2回もあたってしまった。
1ゲーム目は,《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を展開しながら,リベリオンの通常の動きで勝利。
2ゲーム目は,4-5ターン目にこちらの《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を《残響する真実/Echoing Truth》によるバウンスからコンボが決まり負け。
3ゲーム目は,1ターン目にこそ展開できないものの,初手に《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》と《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》があったので,サリアから順番に展開し,その後リベリオンの通常の動きで勝利。
## 結果
結果は3-2で久しぶりの勝ち越しとなった。
デッキを対コンボな構成にしたところに3回も高速コンボに当たってしまったのは運がよかったのだろうか。それとも,《レンと六番/Wrenn and Six》や《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》のパワーカードが環境に増えてきたため,それらに勝利できる高速コンボがメタ上に増えたのかもしれない。
課題の一つだった高速コンボに全て勝利できたのはよかった。デッキの動きとしてたしかな手応えを感じた。しかし,その他の青赤デルバーや肝心の《レンと六番/Wrenn and Six》系デッキに対する課題が残ったままとなった。
やはりだが,これらの青いデッキは《渦まく知識/Brainstorm》と《思案/Ponder》の8枚体制になっているので,ここを崩すのがポイントだろう。《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》は《レンと六番/Wrenn and Six》で除去されてしまうのが,大きな課題となる。
《天界の粛清/Celestial Purge》や《不敬の命令/Profane Command》を多めに積んで,《レンと六番/Wrenn and Six》を除去できるようにするとか,《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》,《耳の痛い静寂/Deafening Silence》や《虚空の杯/Chalice of the Void》を搭載するなどして,《レンと六番/Wrenn and Six》の除去をうまく回避するなど,特にサイドボードに検討の余地がありそうだ。この中では《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》が確実な気もする。
次回の大会は1週間後の11/27 Sunの晴れる屋TCでのEternal Party Trialの予定だ。それまでにもう少しサイドボードの案を練って,次こそは《レンと六番/Wrenn and Six》系デッキに勝てるようにしたい。
- イベント名: 休日レガシー
- URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201911
- 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
- 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
- 開催日時: 2019-11-17 Sun 12:00
- 結果: 3-2
- 1ラウンド xoo: ANT
- 2ラウンド oxx: 青赤デルバー
- 3ラウンド xoo: 黒赤リアニメイト
- 4ラウンド xx-: 4Cフレンド
- 5ラウンド oxo: ANT
[2019-10-21 Monに購入した《金属モックス/Chrome Mox》の購入報告](https://senooken.jp/blog/2019/10/27/)や最近の記事でも言及していた通り,いよいよ《金属モックス/Chrome Mox》を使ったデッキで大会に参加した。
午前中に水道橋で日商簿記3級を受験していた。10月から個人事業主という名のフリーターとなっており,どのみち確定申告で必要だったため,ここ1-2か月はその勉強をしていた。が,試験の手応えはいまいちだったので,また次回受験することになるだろう…
試験の終了後,そのまま直行して参加した。初戦から5回戦2018-09に復帰して以来の初の5回戦の大会だった。
## デッキ
《金属モックス/Chrome Mox》を使ったデッキとして,今回は[半年前に使って以来の装備リベリオン](https://senooken.jp/blog/2019/03/30/)を復活させることにした。
半年前の時点で速度に問題を感じており,《金属モックス/Chrome Mox》の採用で課題を解決できるのではないかと考えたからだ。
デッキ名/Deck Name装備リベリオン/Equipped Rebellion
デッキ製作者/Deck Designer妹尾 賢/SENOO, Ken
バージョン/Version5.0.0
日付/Date2019-11-17 Sun
60メインデッキ/Main Deck
22土地/Land
08《平地/Plains》
04《無声開拓地/Silent Clearing》
04《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04《不毛の大地/Wasteland》
02《爆発域/Blast Zone》
26クリーチャー/Creature
04《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》
04《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
04《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
04《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》
01《果敢な隼/Defiant Falcon》
04《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
02《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》
01《熱風の操縦者/Thermal Navigator》
02《鏡の精体/Mirror Entity》
12その他/Other
04《金属モックス/Chrome Mox》
04《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
02《静寂の捕縛/Bound in Silence》
01《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
01《殴打頭蓋/Batterskull》
15サイドボード/Sideboard
04《外科的摘出/Surgical Extraction》
04《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
02《流刑への道/Path to Exile》
01《天界の粛清/Celestial Purge》
03《忘却の輪/Oblivion Ring》
01《夜風の滑空者/Nightwind Glider》
最後に使ったv4.0.3とは構成が大幅に変わっている。
全体的にデッキ速度が環境に追いついていなかったため,速度を大幅に改善した。課題の一つだった高速コンボを念頭においたものになる。
ポイントは以下の4点だ。
1. 《金属モックス/Chrome Mox》+《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》の採用
2. 《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》+《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》による妨害
3. 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》の廃止
4. アグレッシブサイドボード
まず,いわずもがな《金属モックス/Chrome Mox》を採用した。これにより今まで《古えの墳墓/Ancient Tomb》頼みだったマナ基盤の速度を上げた。
これとセットでメインから《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》+《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》のセットを8枚搭載し,高速コンボやコントロール系デッキを対策する。1ターン目に確実にこれらの妨害カードを設置するため,《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》も採用した。
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》は応用が効くので,好んで使っていたのだが,どうしても行動が1ターン遅れてしまう。この1ターンの遅れがロンドン・マリガン後の高速環境では致命的になるため,やむなく辞退した。
最後に,メインから高速コンボを対策できているため,サイドでは《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》+《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》が効かないような高速ビートを念頭においたサイド構成にした。
ただし,ここはまだ手探り状態だ。本当はにっくき《レンと六番/Wrenn and Six》を除去でき,《暗黒の深部/Dark Depths》系デッキ,赤単プリズンの対策にもなる《天界の粛清/Celestial Purge》を3-4枚取りたかったのだが,手持ちがなかったため中途半端な枚数になっている。
デッキのコンセプトとしては,1-2ターン目に《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》+《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》を1-2枚設置し,その後はリベリオンの通常の動きによる4-5ターンキルか,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《殴打頭蓋/Batterskull》のビートでゲームを決める。
装備リベリオンのキル速度はどうしても最速4-5ターンになる。また,1ターン目のアクションが弱いことが課題だった。その課題を1ターン目の《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》+《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》で補ったというわけだ。
デッキの軸であるリベリオンと妨害カードがそれぞれ8枚以上あり,2マリガンもすればだいたいどちらかは揃う。できれば,リクルーターと妨害を各1枚以上保持した初手をキープしたい。2マリガンまでは狙っていく。
デッキのコアが安定し,なかなかのデッキではないかと好感触だった。
## 試合
同じタイミングでパイオニア神挑戦者決定戦が8回戦で開催されており,店内はかなり賑わっていた。
また,今回の大会では提携キャンペーンとして,近所のカレー屋であるカレーハウス横幅ボンベイ高田馬場店とTOKYO SPiCE CURRY赤と黒の2店舗共通150円割引券を参加賞として配布していた。
謎のキャンペーンだった。
### 1ラウンド xoo: ANT
新生装備リベリオンの初陣は復帰後は初のANTだった。久しぶりの対戦で懐かしかった。レガシーの高速コンボの筆頭であり,数多く敗北した相手だが,今回はメインから妨害カードを8枚搭載しており,新生装備リベリオンの真価が発揮される試合だった。
1ゲーム目は,残念ながら2マリガンで妨害カードをキープできなかった。通常のリベリオンの動きを狙ったところ,4ターンキルされる。こちらが先手であればリベリオン動きで間に合ったのだが,高速コンボ相手では特に先手後手のターン目差が勝敗を分けてしまう。
2-3ゲーム目は,妨害カードが初手に来るまでともに2マリガンし,それらを展開して妨害しながら,リベリオンの通常の動きで4-5ターンキルを狙うという理想的な立ち回りができ,勝利できた。
ANT相手では《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》と《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》を2枚展開できれば,勝てたも同然だろう。
### 2ラウンド oxx: 青赤デルバー
1ゲーム目は,こちら先手で1ターン目に《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》を設置しながら,《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》を設置するという高速展開を行う。その後,青赤キャノピーランドを《不毛の大地/Wasteland》で破壊すると,相手が土地を出してこなかった。その間にリベリオンの通常の動きで勝利。おそらく,負けを悟りわざと土地を出さなかったのではないかと予想する。
2-3ゲーム目は,こちら相手が対策カードを大量に投入してくることを予想し,《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》+《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》のセットを外し,《剣を鍬に/Swords to Plowshares》+《流刑への道/Path to Exile》の妨害カードを投入する。
結局どちらも消耗戦の末,相手のクリーチャーが残りそれで負けてしまった。
特に印象的だったのは,2ゲーム目の《昆虫の逸脱者/Insectile Aberration》をめぐる攻防。2マナリクルーターがいたので,アタックに対して《熱風の滑空者/Thermal Glider》でブロックして相打ちを狙いにいった。*色的に除去不可能*と予想したからだ。ただ,これが**大きな失敗**だった。《蒸気の絡みつき/Vapor Snag》でバウンスされてしまった。ここは《蒸気の絡みつき/Vapor Snag》をケアして,より確実な《静寂の捕縛/Bound in Silence》で攻撃を止めるべきだった。ここは大きな反省点だった。ここでの攻防で余計に6点ダメージを受けたのが響き,火力で負けてしまった。
また,3ゲーム目はこちらが序盤に一気に2体展開した《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》を《稲妻/Lightning Bolt》と《稲妻の連鎖/Chain Lightning》で除去されてしまった。結局最後は,《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》が止まらず墓地の火力やドロー呪文を連打されて負けた。
青赤デルバーに関しては,《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》+《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》を外さないほうがいいように感じた。その他,《外科的摘出/Surgical Extraction》で《稲妻/Lightning Bolt》や《稲妻の連鎖/Chain Lightning》を除外するのもありかなと感じた。
### 3ラウンド xoo: 赤黒リアニメイト
高速コンボとして有名な赤黒リアニメイトとの対戦だった。
1ゲーム目は,案の定相手先手の《暴露/Unmask》の手札破壊から3ターン目にリアニメイトされ,どうにもできず負けた。
2ゲーム目は,こちらの手札はいまいちだったのだが,《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》と《外科的摘出/Surgical Extraction》の手札をキープして挑む。相手の《再活性/Reanimate》に《外科的摘出/Surgical Extraction》を合わせたところ,3ターン目に投了された。
3ゲーム目は,相手先手1ターン目の《再活性/Reanimate》に《外科的摘出/Surgical Extraction》を合わせ,その後リベリオンの通常の動きで勝利した。
《外科的摘出/Surgical Extraction》さまさまな試合だった。*先手1ターン目のリアニメイトには,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》や《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》では到底間に合わない*。今まではこれらで十分かと思っていたのだが,こうした高速リアニメイトがいる以上,**墓地対策は《外科的摘出/Surgical Extraction》一択**だと認識させられた。
### 4ラウンド xx-: 4Cフレンド
ここまで,高速コンボとは別の課題である《レンと六番/Wrenn and Six》系デッキとはあたっていなかったが,いよいよここで対戦となった。
1ゲーム目は,惜しい展開だったのだが,こちらの一瞬の気の緩みで負けてしまった。反省すべきゲームだった。
《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》からゲームが始まり,その後リベリオンや《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を連打するお互い消耗戦になるゲーム展開だった。後半にこちらの《殴打頭蓋/Batterskull》素だしによるビートが始まり,最終的に今引きした《熱風の滑空者/Thermal Glider》でライフを1まで追い詰める。が,ここで気が緩んだのか,もう展開しても意味がなく,《古えの墳墓/Ancient Tomb》からのダメージを嫌がり,《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》を展開しなかった。これが**致命的な失敗**だった。
結局,その後相手は《思案/Ponder》や《渦まく知識/Brainstorm》を連打し,最終的に《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》と《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を展開してしまう。ここでこちらの攻撃陣がバウンスで止められてしまい,負けてしまった。
これはライフにも余裕があり,勝てるだろうと気が緩んだ失敗だった。反省する。
2ゲーム目は,青赤デルバーと同様に妨害カードを除去カードに差し替えてゲームを始めた。こちらも消耗戦になり,結局《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》やエルドレインの王権のバウンス持ちフェアリーでビートを決められて負けた。
途中,《外科的摘出/Surgical Extraction》で相手のデッキを確認したのだが,あまりそれらしい対策カードは入っていなかった。《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》は残しておいてもよかったのかもしれない。
あるいは,《レンと六番/Wrenn and Six》で《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を除去されるのが嫌なので,《虚空の杯/Chalice of the Void》や《耳の痛い静寂/Deafening Silence》に差し替えるなど,検討の余地がありそうだ。
### 5ラウンド oxo: ANT
今までの平日レガシーでは全然当たらなかったANTに今日は2回もあたってしまった。
1ゲーム目は,《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を展開しながら,リベリオンの通常の動きで勝利。
2ゲーム目は,4-5ターン目にこちらの《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を《残響する真実/Echoing Truth》によるバウンスからコンボが決まり負け。
3ゲーム目は,1ターン目にこそ展開できないものの,初手に《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》と《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》があったので,サリアから順番に展開し,その後リベリオンの通常の動きで勝利。
## 結果
結果は3-2で久しぶりの勝ち越しとなった。
デッキを対コンボな構成にしたところに3回も高速コンボに当たってしまったのは運がよかったのだろうか。それとも,《レンと六番/Wrenn and Six》や《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》のパワーカードが環境に増えてきたため,それらに勝利できる高速コンボがメタ上に増えたのかもしれない。
課題の一つだった高速コンボに全て勝利できたのはよかった。デッキの動きとしてたしかな手応えを感じた。しかし,その他の青赤デルバーや肝心の《レンと六番/Wrenn and Six》系デッキに対する課題が残ったままとなった。
やはりだが,これらの青いデッキは《渦まく知識/Brainstorm》と《思案/Ponder》の8枚体制になっているので,ここを崩すのがポイントだろう。《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》は《レンと六番/Wrenn and Six》で除去されてしまうのが,大きな課題となる。
《天界の粛清/Celestial Purge》や《不敬の命令/Profane Command》を多めに積んで,《レンと六番/Wrenn and Six》を除去できるようにするとか,《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》,《耳の痛い静寂/Deafening Silence》や《虚空の杯/Chalice of the Void》を搭載するなどして,《レンと六番/Wrenn and Six》の除去をうまく回避するなど,特にサイドボードに検討の余地がありそうだ。この中では《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》が確実な気もする。
次回の大会は1週間後の11/27 Sunの晴れる屋TCでのEternal Party Trialの予定だ。それまでにもう少しサイドボードの案を練って,次こそは《レンと六番/Wrenn and Six》系デッキに勝てるようにしたい。
## 概要
- イベント名: 休日レガシー
- URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201911
- 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
- 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
- 開催日時: 2019-11-02 Sat 17:00
- 結果: 1-2 (不戦勝1,不戦敗1)
ここ1-2か月ほどで,退職やら個人事業主というなのフリーターへの雇用形態変化があった。年齢も30歳という節目に差し掛かったのもあり,節税・貯蓄を兼ねて保険の加入を検討していた。それで,今日は新宿の「ほけんの窓口」で保険に加入していた。
時間的に,晴れる屋休日レガシー17:00の2回戦から参加できそうだったので,3連休の初日で少し時間に余裕雨もあるので,急遽参加した。
17:00と20:00の両方に参加予定だったのだが,珍しく今日は17:00の大会で終了だった。結果はいまいちだったが,しかたないのでおとなしく帰った。
## 購入
100円商品券を使い,以下のカードを購入した。
- 120円: 《静寂の捕縛/Bound in Silence》日
- 100円: 《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
次のデッキは,装備リベリオンを復活させようと思い,2枚目の《静寂の捕縛/Bound in Silence》を購入した。メインの1枚に加え,ビート系デッキ相手には追加で1枚用意して,確実にリクルーターから展開できたほうがよいと考えたからだ。
その他,前々から欲しかった《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》を購入した。M20で再録され,お手軽な値段になったのはありがたかった。他にも《耳の痛い静寂/Deafening Silence》も欲しかったが,晴れる屋の100円の在庫が減ってきていたので,こちらを優先した。
## デッキ
前回の[2019-09-14 Sat](https://senooken.jp/blog/2019/09/14/)で大会で使用した白エルドラージを若干修正したものを使った。
以下のカードを辞退した。
- 01: 《カラカス/Karakas》
- 01: 《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
- 01: 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
- 01: 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》 (サイド)
以下のカードを採用した。
- 02: 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
- 01: 《平地/Plains》
- 01: 《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》 (サイド)
《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》という新規採用カードがあったので,バージョンを1.0.0から1.1.0に更新した。
[以前の購入](https://senooken.jp/blog/2019/10/12/)で,《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》を4枚揃え,《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》を入手したので,これらを採用した。
もともとは,[前回の購入報告](https://senooken.jp/blog/2019/10/27/)で報告した通り,《金属モックス/Chrome Mox》を4枚揃えたので,早速これを使用したヘイトベアーや装備リベリオンを組むつもりだった。しかし,ここのところ仕事が忙しくなり,デッキを触る余裕がなかったため,白エルドラージを使うことにした。
## 試合
MF名古屋の裏日程であったが,それなりに参加者がいた。
### 第1試合: 不戦敗
保険の相談が終わったのが,17:30であり,電車で向かって2回戦にギリギリ間に合うかどうかというところだった。
ペアリング終わって発表直前に申し込めて,本当にぎりぎり間に合った。
### 第2試合: ××青黒緑デスシャドー
1ゲーム目は,こちら先手で初手をキープ。《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》,《平地/Plains》,《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》,《古えの墳墓/Ancient Tomb》,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》2というハンドでキープした。
2ターン目に,《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》キャストすると,《目くらまし/Daze》で打ち消される。返しの3ターン目に展開した《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》は《意志の力/Force of Will》で打ち消される。その返しで,《再活性/Reanimate》で《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》をリアニメイトされ,追加で《死の影/Death’s Shadow》を展開される。
たまらず,2枚目の《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》でサイドから《罠の橋/Ensnaring Bridge》をサーチしてなんとか耐える。その後に,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》で手札を確認すると,《突然の衰微/Abrupt Decay》2枚抱えていた。相手には緑マナがなかったので,なんとか2枚目の《難題の予見者/Thought-Knot Seer》か対抗策を引きあてれないか粘るも,相手のほうが緑マナへのアクセスが早く,そのまま《罠の橋/Ensnaring Bridge》を破壊されて負ける。
2ゲーム目,先手2マリガン。《古えの墳墓/Ancient Tomb》,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》,《平地/Plains》,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》,《無声開拓地/Silent Clearing》の手札をキープ。
相手は《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》スタート。2ターン目に,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の着地に成功させるも,相手は《渦まく知識/Brainstorm》で《四肢切断/Dismember》をトップに積み込みながら,《不毛の大地/Wasteland》で《古えの墳墓/Ancient Tomb》を破壊してきた。
次のドローが《悟りの教示者/Enlightened Tutor》。ここで《弱者の石/Meekstone》をサイドインしていれば話が簡単だったのだが,しておらず,土地が詰まる。やむを得ず,《古えの居住地/Ancient Den》をサーチするも,その間に《死の影/Death’s Shadow》を展開され,そのままビートで押し負ける。
こちらの完敗だった。やはり,特殊地形が多く,《不毛の大地/Wasteland》+《目くらまし/Daze》に弱くなってしまった。また,相手の1マナカードの連打にこちらが圧倒され,スピード面で遅れを取ってしまっている。
《難題の予見者/Thought-Knot Seer》,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》でコンボデッキに若干体制がついたものの,代わりにデルバーを使うのクロックパーミッション系デッキに弱くなってしまった。
サイドのイン・アウトのミスもあったものの,デッキ構築的にも問題を感じた。せっかく,2マナランドを多めに取っているにも関わらず,この手の1マナカードを封じ込めるカードが《虚空の杯/Chalice of the Void》と《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》しかなく,枚数が少ないため,*1ターン目に展開できない*。
特殊地形をふんだんに活用するならば,先手1ターン目により確実に《虚空の杯/Chalice of the Void》や《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を展開して,相手の1マナカード群を足止めしないといけなかった。
### 第3試合: 不戦勝
20:00の大会に参加しようと,装備リベリオンを組んでいた。組み終わって,カードを購入しようと受付の前を通ると,本日の大会が終了とあった。ホームページのイベントページを確認すると,たしかに20:00の大会がなかった。しかたなく,購入後退散した。
## 結果
結果は1-2 (不戦勝1,不戦敗1) で実質的に全敗だった。
正直なところ,同じビート系相手に速度で押し負けるのが,白ウィニー使いとして歯がゆく思った。
環境が《レンと六番/Wrenn and Six》を意識しており,タフネス1があまりいないので,メインとサイドで1枚ずつ確保している《歩行バリスタ/Walking Ballista》が不要に感じた。
白エルドラージの限界を感じた。やるなら,《虚空の杯/Chalice of the Void》やら《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》やらを多めにとるとか,デッキ構築を見直す必要を感じた。
どのみち,白エルドラージでは《レンと六番/Wrenn and Six》に勝つのが難しい。《難題の予見者/Thought-Knot Seer》で手札破壊できたのはよかったのだが,メタゲーム的に不利になってしまっている。
やはり,半年ほど使い込んだ装備リベリオンに《金属モックス/Chrome Mox》を採用することで,スピードとアドバンテージで勝負できるようにしたい。
メインで安定した動きでビート相手に有利を付け,サイド後は《悟りの教示者/Enlightened Tutor》をフル活用した銀玉戦法で,コンボに挑むようにしたい。
- イベント名: 休日レガシー
- URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201911
- 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
- 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
- 開催日時: 2019-11-02 Sat 17:00
- 結果: 1-2 (不戦勝1,不戦敗1)
ここ1-2か月ほどで,退職やら個人事業主というなのフリーターへの雇用形態変化があった。年齢も30歳という節目に差し掛かったのもあり,節税・貯蓄を兼ねて保険の加入を検討していた。それで,今日は新宿の「ほけんの窓口」で保険に加入していた。
時間的に,晴れる屋休日レガシー17:00の2回戦から参加できそうだったので,3連休の初日で少し時間に余裕雨もあるので,急遽参加した。
17:00と20:00の両方に参加予定だったのだが,珍しく今日は17:00の大会で終了だった。結果はいまいちだったが,しかたないのでおとなしく帰った。
## 購入
100円商品券を使い,以下のカードを購入した。
- 120円: 《静寂の捕縛/Bound in Silence》日
- 100円: 《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
次のデッキは,装備リベリオンを復活させようと思い,2枚目の《静寂の捕縛/Bound in Silence》を購入した。メインの1枚に加え,ビート系デッキ相手には追加で1枚用意して,確実にリクルーターから展開できたほうがよいと考えたからだ。
その他,前々から欲しかった《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》を購入した。M20で再録され,お手軽な値段になったのはありがたかった。他にも《耳の痛い静寂/Deafening Silence》も欲しかったが,晴れる屋の100円の在庫が減ってきていたので,こちらを優先した。
## デッキ
前回の[2019-09-14 Sat](https://senooken.jp/blog/2019/09/14/)で大会で使用した白エルドラージを若干修正したものを使った。
デッキ名/Deck Name白エルドラージ/White Eldrazi
デッキ製作者/Deck Designer妹尾 賢/SENOO, Ken
バージョン/Version1.1.0
60メインデッキ/Main Deck
26土地/Land
09《平地/Plains》
04《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》
04《水晶鉱脈/Crystal Vein》
04《無声開拓地/Silent Clearing》
01《古えの居住地/Ancient Den》
17クリーチャー/Creature
01《歩行バリスタ/Walking Ballista》
04《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
01《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
04《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》
02《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
01《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
04《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
17その他/Other
01《虚空の杯/Chalice of the Void》
04《水蓮の花びら/Lotus Petal》
02《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
03《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01《忘却の輪/Oblivion Ring》
04《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》
01《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
01《殴打頭蓋/Batterskull》
15サイドボード/Sideboard
01《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
01《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
01《安らかなる眠り/Rest in Peace》
01《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01《歩行バリスタ/Walking Ballista》
01《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
01《忘却石/Oblivion Stone》
01《忘却の輪/Oblivion Ring》
01《謙虚/Humility》
01《弱者の石/Meekstone》
01《罠の橋/Ensnaring Bridge》
01《減衰球/Damping Sphere》
01《絵描きの召使い/Painter’s Servant》
01《丸砥石/Grindstone》
01《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》
以下のカードを辞退した。
- 01: 《カラカス/Karakas》
- 01: 《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
- 01: 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
- 01: 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》 (サイド)
以下のカードを採用した。
- 02: 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
- 01: 《平地/Plains》
- 01: 《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》 (サイド)
《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》という新規採用カードがあったので,バージョンを1.0.0から1.1.0に更新した。
[以前の購入](https://senooken.jp/blog/2019/10/12/)で,《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》を4枚揃え,《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》を入手したので,これらを採用した。
もともとは,[前回の購入報告](https://senooken.jp/blog/2019/10/27/)で報告した通り,《金属モックス/Chrome Mox》を4枚揃えたので,早速これを使用したヘイトベアーや装備リベリオンを組むつもりだった。しかし,ここのところ仕事が忙しくなり,デッキを触る余裕がなかったため,白エルドラージを使うことにした。
## 試合
MF名古屋の裏日程であったが,それなりに参加者がいた。
### 第1試合: 不戦敗
保険の相談が終わったのが,17:30であり,電車で向かって2回戦にギリギリ間に合うかどうかというところだった。
ペアリング終わって発表直前に申し込めて,本当にぎりぎり間に合った。
### 第2試合: ××青黒緑デスシャドー
1ゲーム目は,こちら先手で初手をキープ。《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》,《平地/Plains》,《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》,《古えの墳墓/Ancient Tomb》,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》2というハンドでキープした。
2ターン目に,《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》キャストすると,《目くらまし/Daze》で打ち消される。返しの3ターン目に展開した《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》は《意志の力/Force of Will》で打ち消される。その返しで,《再活性/Reanimate》で《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》をリアニメイトされ,追加で《死の影/Death’s Shadow》を展開される。
たまらず,2枚目の《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》でサイドから《罠の橋/Ensnaring Bridge》をサーチしてなんとか耐える。その後に,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》で手札を確認すると,《突然の衰微/Abrupt Decay》2枚抱えていた。相手には緑マナがなかったので,なんとか2枚目の《難題の予見者/Thought-Knot Seer》か対抗策を引きあてれないか粘るも,相手のほうが緑マナへのアクセスが早く,そのまま《罠の橋/Ensnaring Bridge》を破壊されて負ける。
2ゲーム目,先手2マリガン。《古えの墳墓/Ancient Tomb》,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》,《平地/Plains》,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》,《無声開拓地/Silent Clearing》の手札をキープ。
相手は《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》スタート。2ターン目に,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の着地に成功させるも,相手は《渦まく知識/Brainstorm》で《四肢切断/Dismember》をトップに積み込みながら,《不毛の大地/Wasteland》で《古えの墳墓/Ancient Tomb》を破壊してきた。
次のドローが《悟りの教示者/Enlightened Tutor》。ここで《弱者の石/Meekstone》をサイドインしていれば話が簡単だったのだが,しておらず,土地が詰まる。やむを得ず,《古えの居住地/Ancient Den》をサーチするも,その間に《死の影/Death’s Shadow》を展開され,そのままビートで押し負ける。
こちらの完敗だった。やはり,特殊地形が多く,《不毛の大地/Wasteland》+《目くらまし/Daze》に弱くなってしまった。また,相手の1マナカードの連打にこちらが圧倒され,スピード面で遅れを取ってしまっている。
《難題の予見者/Thought-Knot Seer》,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》でコンボデッキに若干体制がついたものの,代わりにデルバーを使うのクロックパーミッション系デッキに弱くなってしまった。
サイドのイン・アウトのミスもあったものの,デッキ構築的にも問題を感じた。せっかく,2マナランドを多めに取っているにも関わらず,この手の1マナカードを封じ込めるカードが《虚空の杯/Chalice of the Void》と《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》しかなく,枚数が少ないため,*1ターン目に展開できない*。
特殊地形をふんだんに活用するならば,先手1ターン目により確実に《虚空の杯/Chalice of the Void》や《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を展開して,相手の1マナカード群を足止めしないといけなかった。
### 第3試合: 不戦勝
20:00の大会に参加しようと,装備リベリオンを組んでいた。組み終わって,カードを購入しようと受付の前を通ると,本日の大会が終了とあった。ホームページのイベントページを確認すると,たしかに20:00の大会がなかった。しかたなく,購入後退散した。
## 結果
結果は1-2 (不戦勝1,不戦敗1) で実質的に全敗だった。
正直なところ,同じビート系相手に速度で押し負けるのが,白ウィニー使いとして歯がゆく思った。
環境が《レンと六番/Wrenn and Six》を意識しており,タフネス1があまりいないので,メインとサイドで1枚ずつ確保している《歩行バリスタ/Walking Ballista》が不要に感じた。
白エルドラージの限界を感じた。やるなら,《虚空の杯/Chalice of the Void》やら《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》やらを多めにとるとか,デッキ構築を見直す必要を感じた。
どのみち,白エルドラージでは《レンと六番/Wrenn and Six》に勝つのが難しい。《難題の予見者/Thought-Knot Seer》で手札破壊できたのはよかったのだが,メタゲーム的に不利になってしまっている。
やはり,半年ほど使い込んだ装備リベリオンに《金属モックス/Chrome Mox》を採用することで,スピードとアドバンテージで勝負できるようにしたい。
メインで安定した動きでビート相手に有利を付け,サイド後は《悟りの教示者/Enlightened Tutor》をフル活用した銀玉戦法で,コンボに挑むようにしたい。
大会報告 2019-09-14 Sat 12:00 晴れる屋TC Let’s 5 レガシーDX | 改良白エルドラージで挑むも《レンと六番/Wrenn and Six》にわからされ完敗の1-4
2019年9月14日 tournament## 概要
- イベント名: Let’s 5 レガシーDX
- URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201909
- 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
- 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
- 開催日時: 2019-09-14 Sat 12:00
- 結果: 1-4 (不戦敗1)
17 Tueから20 Friに有休消化の残りをあてて10連休を作った。定期券の区間変更をするため,新宿駅まで出向く必要があったので,退職前の最後に大会に参加することにした。
休日の昼間の大会参加は初めてだった。午前中に定期券の区間変更を行った。新デッキの調整はまだまだ不十分で,勝ちきれる自信もなかったので,2回戦目からの途中参加した。これで参加費が1000円から500円に割引になった。ただし,参加賞の100円商品券はもらえなかった。
平日レガシーや休日レガシーでは途中参加でももらえたので,忘れられたのかもしれない。いえばよかったか。
## 購入
商品券がもらえたら何か買うつもりだったのだけど,もらえなかったので購入を控えた。
《水蓮の花びら/Lotus Petal》,《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》,《安らかなる眠り/Rest in Peace》あたりがほしかったのだけど,また今度にする。
## デッキ
[2019-08-02 Fri](https://senooken.jp/blog/2019/08/04/)で初使用となった白エルドラージをこの1か月であれこれ考えて改良した。
《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を採用し,デッキ内容が変わった。
以下のカードを辞退した。
- 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
- 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
- 《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》
- 《爆発域/Blast Zone》
- 《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》
- 《屍肉あさりの地/Scavenger Grounds》
- 《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》
- 《斑岩の節/Porphyry Nodes》
- 《探検の地図/Expedition Map》
- 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
- 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
- 《謙虚/Humility》
- 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
以下のカードを採用した。
- 《水晶鉱脈/Crystal Vein》
- 《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》
その他に,《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》,《水蓮の花びら/Lotus Petal》などの枚数を増加した。
冷静になって考えると,《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》+《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》のコンボは,環境トップメタの《レンと六番/Wrenn and Six》を採用したティムールデルバー系デッキには**全く効果がない**。
そのため,これらのカードをやめて,より決定的な《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を採用した。これに合わせて,土地基盤も見直し,《水晶鉱脈/Crystal Vein》を4枚採用して,2-3ターン目に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》や《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を展開できるようにした。
サイドボードは,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を念頭においた構成にした。
以下のカードを辞退した。
- 《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
- 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
- 《石のような静寂/Stony Silence》
- 《浄化の印章/Seal of Cleansing》
- 《静月の騎兵/Stillmoon Cavalier》
- 《秘教の十字軍/Mystic Crusader》
- 《封じ込める僧侶/Containment Priest》
以下のカードを採用した。
- 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
- 《忘却石/Oblivion Stone》
- 《謙虚/Humility》
- 《絵描きの召使い/Painter’s Servant》
- 《丸砥石/Grindstone》
- 《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》
《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》は高額カードで,まだ入手できていないので,丸砥石コンボを搭載した。《安らかなる眠り/Rest in Peace》+《Helm of Obedience》のヘルムピースコンボも考えたのだが,メインのビートダウンの動きが不安定になりそうだったので,こちらは見送った。
今日の大会で《レンと六番/Wrenn and Six》にわからされたことをふまえると,メインから墓地対策のできるこれもありのように感じた。
パワーカードとして,《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》や《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》も考えたのだが,応用が効き,ビート以外でも勝利できる《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を優先した。
新規カードを採用したため,デッキのバージョンを0.0.0から1.0.0にメジャーアップデートとした。
《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》や《水蓮の花びら/Lotus Petal》の4枚目が欠如しており,完全ではないものの,悪くないデッキだと少しは自信があった。
## 試合
休みの昼間ということで,レガシー以外にもスタン・モダン・ヴィンテージと各種大会が開催されており,賑わっていた。
### 第1試合: 不戦敗
この時間に定期券の区間変更を行い,参加費を割り引いた。
自分の調査では,定期券は基本的に区間変更で延長していくのが払戻金額が多くなってお得だと結論づいている。
### 第2試合: ××ティムールデルバー
噂の《レンと六番/Wrenn and Six》採用デッキだった。
ゲームの展開としては,2戦とも《不毛の大地/Wasteland》+《レンと六番/Wrenn and Six》の不毛嵌めをくらい,こちらの土地が延びず,その間に《タルモゴイフ/Tarmogoyf》と《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》を展開されてしまい,殴り負ける。
《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を展開しても,3/4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》1-2体+《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》と睨み合いになり,その間に《レンと六番/Wrenn and Six》でアドバンテージを広げられてしまった。
《水晶鉱脈/Crystal Vein》を生け贄に捧げて,《目くらまし/Daze》をケアしながら《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を展開できる場面もあった。土地を失い後続を展開できない不安があったため,結局しなかったのだが,ここはいちかばちかやるべきだったのかもしれない。
ほとんどこちらのやりたい動きが取れず,完敗だった。今まで不毛はめする側だったので,不毛はめされる初体験だった。
《レンと六番/Wrenn and Six》の洗礼を受けた試合となった。対策案を練らなければ,勝利は難しいように感じた。
### 第3試合: ○××白ウィニー
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》は不採用で,《戦隊の鷹/Squadron Hawk》,《美徳の力/Force of Virtue》などを採用したデッキだった。
1戦目は,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》から丸砥石コンボを決めて勝利した。
2戦目は,《ルーンの与え手/Giver of Runes》の対応に手こずり,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》の使い方を間違えてしまい,ビート負けする。
序盤の3-4ターン目に《高名な弁護士、トミク/Tomik, Distinguished Advokist》を展開されていた状態で,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を展開した。序盤なので土地破壊しようと《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》をサーチしたのだが,これがまずかった。《高名な弁護士、トミク/Tomik, Distinguished Advokist》の2回の攻撃で《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を落とさせてしまい,土地を1枚だけしか破壊できなかった。
ここは素直に,後のことを考えて《忘却石/Oblivion Stone》や隣の《ルーンの与え手/Giver of Runes》を止めるために《真髄の針/Pithing Needle》,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》あたりをサーチすべきだった。クリーチャーを展開されている状態での《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》の使い方を誤ってしまった。
3戦目は十手ゲーを狙いに行くも,《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》+《美徳の力/Force of Virtue》でこちらの《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》持ちの《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》を討ち取られてしまい,そこから《美徳の力/Force of Virtue》+《戦隊の鷹/Squadron Hawk》の連打を受ける。《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》+《罠の橋/Ensnaring Bridge》で耐えるも,破壊されて負ける。
こちらのプレイミスが響いた試合だった。サイドボードの入れ替えや組み方もダメダメだったかもしれない。
試合とは別で,白ウィニーとして面白いデッキだなと思った。
### 第4試合: ○○オムニスニーク
《全知/Omniscience》入りの《騙し討ち/Sneak Attack》デッキだった。あまりレガシーに慣れていないような感じで,プレイが気になった。
1戦目は,1-2ターン目に《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》を展開すると,《意志の力/Force of Will》で打ち消される。その後,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》を展開すると,これが通ったので,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》をサーチする。返しのターンで《実物提示教育/Show and Tell》を展開され,こちらは《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》を展開し,X=3を選択した。相手は《全知/Omniscience》を展開していたが,これが響いたようで,その後呪文を展開されずに勝利できた。
2戦目は2マリガンから《忘却の輪/Oblivion Ring》2枚の手札をキープした。案の定3-4ターン目に《実物提示教育/Show and Tell》から《全知/Omniscience》を展開するも,《忘却の輪/Oblivion Ring》を合わせることで,対応できその後相手の動きがなく勝利できた。
1戦目メインで勝利できたのは運がよかった。また,2戦目も《忘却の輪/Oblivion Ring》だけで対応できてよかった。《忘却の輪/Oblivion Ring》の誘発型能力に対応して即死コンボを決められることがあるため,これだけだと若干不安だったのが,運がよかった。
### 第5試合: ×○×オムニスニーク
4試合目と引き続き,オムニスニークだった。
1戦目は,こちらの動きとしてはそんなに悪くなかった。しかし,《実物提示教育/Show and Tell》+《全知/Omniscience》+《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》+《グリセルブランド/Griselbrand》を展開され,3キルされる。オムニスニーク相手のメインはこれが普通であって,メインで勝てるのは運が良いと思ったほうがいいだろう。
2戦目は,2ターン目《難題の予見者/Thought-Knot Seer》の動きをする。これに対して相手は《渦まく知識/Brainstorm》でカードを退避される。その後お互い特に動きがなく《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が5回攻撃して終了した。お互いマナフラッド気味だった。
3戦目は,2マリガンで《忘却の輪/Oblivion Ring》と《護衛募集員/Recruiter of the Guard》のハンドをキープした。2-3ターン目に《護衛募集員/Recruiter of the Guard》から《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》をサーチし,《実物提示教育/Show and Tell》に備える。案の定,返しのターンで《実物提示教育/Show and Tell》を展開されたので,《忘却の輪/Oblivion Ring》を合わせるも,そこから《狡猾な願い/Cunning Wish》から《蟻の解き放ち/Release the Ants》で即死だった。
試合後,《実物提示教育/Show and Tell》に《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》をあわせたらどうするつもりだったか聞くと,手札に《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》と《グリセルブランド/Griselbrand》があったので,対応できたとのことだった。テンパイハンドだった。
## 結果
結果は1-4だった。けっこう自信のあるデッキだっただけに残念だった。
特に初戦のティムールデルバーにこてんぱんに負かされたのがショックだった。対策を練らないと**絶対勝てない**だろうと思った。
まず,《カラカス/Karakas》は《平地/Plains》に変えようと思う。《不毛の大地/Wasteland》へ耐性を付けたほうがよいだろう。
エンチャント・アーティファクトは,色的に相手は破壊しやすく,クリーチャーもタフネス3以下は《稲妻/Lightning Bolt》で破壊されるので対策は頭を悩ます。
プロテクション赤で飛行を持つ,装備リベリオンで使っていた《熱風の滑空者/Thermal Glider》もありだろうか?
その他,スロットを取る《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を辞めて,ヘルムピースを採用するのもありかもしれない。
《護衛募集員/Recruiter of the Guard》や《悟りの教示者/Enlightened Tutor》から,《レンと六番/Wrenn and Six》に効くカードを考える必要がありそうだ。
この大会を通して,サイドボードの入れ替えがせいぜ2-3枚程度であり,うまくサイドボードを活用できていないように感じた。《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》や《悟りの教示者/Enlightened Tutor》の場面ごとのサーチ対象を含め,練り込みがまだまだ足りなく感じた。
《レンと六番/Wrenn and Six》の対策を考えながら,またタイミングを見て大会に参加していきたい。
- イベント名: Let’s 5 レガシーDX
- URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201909
- 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
- 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
- 開催日時: 2019-09-14 Sat 12:00
- 結果: 1-4 (不戦敗1)
17 Tueから20 Friに有休消化の残りをあてて10連休を作った。定期券の区間変更をするため,新宿駅まで出向く必要があったので,退職前の最後に大会に参加することにした。
休日の昼間の大会参加は初めてだった。午前中に定期券の区間変更を行った。新デッキの調整はまだまだ不十分で,勝ちきれる自信もなかったので,2回戦目からの途中参加した。これで参加費が1000円から500円に割引になった。ただし,参加賞の100円商品券はもらえなかった。
平日レガシーや休日レガシーでは途中参加でももらえたので,忘れられたのかもしれない。いえばよかったか。
## 購入
商品券がもらえたら何か買うつもりだったのだけど,もらえなかったので購入を控えた。
《水蓮の花びら/Lotus Petal》,《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》,《安らかなる眠り/Rest in Peace》あたりがほしかったのだけど,また今度にする。
## デッキ
[2019-08-02 Fri](https://senooken.jp/blog/2019/08/04/)で初使用となった白エルドラージをこの1か月であれこれ考えて改良した。
デッキ名/Deck Name: 白エルドラージ/White Eldrazi
デッキ製作者/Deck Designer: 妹尾 賢/SENOO, Ken
バージョン/Version: 1.0.0
60 メインデッキ/Main Deck
26 土地/Land
08 《平地/Plains》
04 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04 《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》
04 《水晶鉱脈/Crystal Vein》
04 《無声開拓地/Silent Clearing》
01 《古えの居住地/Ancient Den》
01 《カラカス/Karakas》
19 クリーチャー/Creature
01 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
04 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
01 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
04 《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》
03 《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
01 《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
01 《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
04 《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
15 その他/Other
01 《虚空の杯/Chalice of the Void》
03 《水蓮の花びら/Lotus Petal》
03 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
01 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01 《忘却の輪/Oblivion Ring》
04 《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》
01 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
01 《殴打頭蓋/Batterskull》
15 サイドボード/Sideboard
01 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
01 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
01 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
01 《真髄の針/Pithing Needle》
01 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
01 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
01 《忘却石/Oblivion Stone》
01 《忘却の輪/Oblivion Ring》
01 《謙虚/Humility》
01 《弱者の石/Meekstone》
01 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
01 《減衰球/Damping Sphere》
01 《絵描きの召使い/Painter’s Servant》
01 《丸砥石/Grindstone》
01 《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》
《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を採用し,デッキ内容が変わった。
以下のカードを辞退した。
- 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
- 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
- 《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》
- 《爆発域/Blast Zone》
- 《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》
- 《屍肉あさりの地/Scavenger Grounds》
- 《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》
- 《斑岩の節/Porphyry Nodes》
- 《探検の地図/Expedition Map》
- 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
- 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
- 《謙虚/Humility》
- 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
以下のカードを採用した。
- 《水晶鉱脈/Crystal Vein》
- 《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》
その他に,《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》,《水蓮の花びら/Lotus Petal》などの枚数を増加した。
冷静になって考えると,《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》+《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》のコンボは,環境トップメタの《レンと六番/Wrenn and Six》を採用したティムールデルバー系デッキには**全く効果がない**。
そのため,これらのカードをやめて,より決定的な《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を採用した。これに合わせて,土地基盤も見直し,《水晶鉱脈/Crystal Vein》を4枚採用して,2-3ターン目に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》や《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を展開できるようにした。
サイドボードは,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を念頭においた構成にした。
以下のカードを辞退した。
- 《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
- 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
- 《石のような静寂/Stony Silence》
- 《浄化の印章/Seal of Cleansing》
- 《静月の騎兵/Stillmoon Cavalier》
- 《秘教の十字軍/Mystic Crusader》
- 《封じ込める僧侶/Containment Priest》
以下のカードを採用した。
- 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
- 《忘却石/Oblivion Stone》
- 《謙虚/Humility》
- 《絵描きの召使い/Painter’s Servant》
- 《丸砥石/Grindstone》
- 《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》
《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》は高額カードで,まだ入手できていないので,丸砥石コンボを搭載した。《安らかなる眠り/Rest in Peace》+《Helm of Obedience》のヘルムピースコンボも考えたのだが,メインのビートダウンの動きが不安定になりそうだったので,こちらは見送った。
今日の大会で《レンと六番/Wrenn and Six》にわからされたことをふまえると,メインから墓地対策のできるこれもありのように感じた。
パワーカードとして,《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》や《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》も考えたのだが,応用が効き,ビート以外でも勝利できる《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を優先した。
新規カードを採用したため,デッキのバージョンを0.0.0から1.0.0にメジャーアップデートとした。
《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》や《水蓮の花びら/Lotus Petal》の4枚目が欠如しており,完全ではないものの,悪くないデッキだと少しは自信があった。
## 試合
休みの昼間ということで,レガシー以外にもスタン・モダン・ヴィンテージと各種大会が開催されており,賑わっていた。
### 第1試合: 不戦敗
この時間に定期券の区間変更を行い,参加費を割り引いた。
自分の調査では,定期券は基本的に区間変更で延長していくのが払戻金額が多くなってお得だと結論づいている。
### 第2試合: ××ティムールデルバー
噂の《レンと六番/Wrenn and Six》採用デッキだった。
ゲームの展開としては,2戦とも《不毛の大地/Wasteland》+《レンと六番/Wrenn and Six》の不毛嵌めをくらい,こちらの土地が延びず,その間に《タルモゴイフ/Tarmogoyf》と《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》を展開されてしまい,殴り負ける。
《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を展開しても,3/4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》1-2体+《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》と睨み合いになり,その間に《レンと六番/Wrenn and Six》でアドバンテージを広げられてしまった。
《水晶鉱脈/Crystal Vein》を生け贄に捧げて,《目くらまし/Daze》をケアしながら《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を展開できる場面もあった。土地を失い後続を展開できない不安があったため,結局しなかったのだが,ここはいちかばちかやるべきだったのかもしれない。
ほとんどこちらのやりたい動きが取れず,完敗だった。今まで不毛はめする側だったので,不毛はめされる初体験だった。
《レンと六番/Wrenn and Six》の洗礼を受けた試合となった。対策案を練らなければ,勝利は難しいように感じた。
### 第3試合: ○××白ウィニー
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》は不採用で,《戦隊の鷹/Squadron Hawk》,《美徳の力/Force of Virtue》などを採用したデッキだった。
1戦目は,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》から丸砥石コンボを決めて勝利した。
2戦目は,《ルーンの与え手/Giver of Runes》の対応に手こずり,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》の使い方を間違えてしまい,ビート負けする。
序盤の3-4ターン目に《高名な弁護士、トミク/Tomik, Distinguished Advokist》を展開されていた状態で,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を展開した。序盤なので土地破壊しようと《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》をサーチしたのだが,これがまずかった。《高名な弁護士、トミク/Tomik, Distinguished Advokist》の2回の攻撃で《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を落とさせてしまい,土地を1枚だけしか破壊できなかった。
ここは素直に,後のことを考えて《忘却石/Oblivion Stone》や隣の《ルーンの与え手/Giver of Runes》を止めるために《真髄の針/Pithing Needle》,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》あたりをサーチすべきだった。クリーチャーを展開されている状態での《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》の使い方を誤ってしまった。
3戦目は十手ゲーを狙いに行くも,《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》+《美徳の力/Force of Virtue》でこちらの《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》持ちの《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》を討ち取られてしまい,そこから《美徳の力/Force of Virtue》+《戦隊の鷹/Squadron Hawk》の連打を受ける。《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》+《罠の橋/Ensnaring Bridge》で耐えるも,破壊されて負ける。
こちらのプレイミスが響いた試合だった。サイドボードの入れ替えや組み方もダメダメだったかもしれない。
試合とは別で,白ウィニーとして面白いデッキだなと思った。
### 第4試合: ○○オムニスニーク
《全知/Omniscience》入りの《騙し討ち/Sneak Attack》デッキだった。あまりレガシーに慣れていないような感じで,プレイが気になった。
1戦目は,1-2ターン目に《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》を展開すると,《意志の力/Force of Will》で打ち消される。その後,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》を展開すると,これが通ったので,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》をサーチする。返しのターンで《実物提示教育/Show and Tell》を展開され,こちらは《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》を展開し,X=3を選択した。相手は《全知/Omniscience》を展開していたが,これが響いたようで,その後呪文を展開されずに勝利できた。
2戦目は2マリガンから《忘却の輪/Oblivion Ring》2枚の手札をキープした。案の定3-4ターン目に《実物提示教育/Show and Tell》から《全知/Omniscience》を展開するも,《忘却の輪/Oblivion Ring》を合わせることで,対応できその後相手の動きがなく勝利できた。
1戦目メインで勝利できたのは運がよかった。また,2戦目も《忘却の輪/Oblivion Ring》だけで対応できてよかった。《忘却の輪/Oblivion Ring》の誘発型能力に対応して即死コンボを決められることがあるため,これだけだと若干不安だったのが,運がよかった。
### 第5試合: ×○×オムニスニーク
4試合目と引き続き,オムニスニークだった。
1戦目は,こちらの動きとしてはそんなに悪くなかった。しかし,《実物提示教育/Show and Tell》+《全知/Omniscience》+《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》+《グリセルブランド/Griselbrand》を展開され,3キルされる。オムニスニーク相手のメインはこれが普通であって,メインで勝てるのは運が良いと思ったほうがいいだろう。
2戦目は,2ターン目《難題の予見者/Thought-Knot Seer》の動きをする。これに対して相手は《渦まく知識/Brainstorm》でカードを退避される。その後お互い特に動きがなく《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が5回攻撃して終了した。お互いマナフラッド気味だった。
3戦目は,2マリガンで《忘却の輪/Oblivion Ring》と《護衛募集員/Recruiter of the Guard》のハンドをキープした。2-3ターン目に《護衛募集員/Recruiter of the Guard》から《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》をサーチし,《実物提示教育/Show and Tell》に備える。案の定,返しのターンで《実物提示教育/Show and Tell》を展開されたので,《忘却の輪/Oblivion Ring》を合わせるも,そこから《狡猾な願い/Cunning Wish》から《蟻の解き放ち/Release the Ants》で即死だった。
試合後,《実物提示教育/Show and Tell》に《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》をあわせたらどうするつもりだったか聞くと,手札に《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》と《グリセルブランド/Griselbrand》があったので,対応できたとのことだった。テンパイハンドだった。
## 結果
結果は1-4だった。けっこう自信のあるデッキだっただけに残念だった。
特に初戦のティムールデルバーにこてんぱんに負かされたのがショックだった。対策を練らないと**絶対勝てない**だろうと思った。
まず,《カラカス/Karakas》は《平地/Plains》に変えようと思う。《不毛の大地/Wasteland》へ耐性を付けたほうがよいだろう。
エンチャント・アーティファクトは,色的に相手は破壊しやすく,クリーチャーもタフネス3以下は《稲妻/Lightning Bolt》で破壊されるので対策は頭を悩ます。
プロテクション赤で飛行を持つ,装備リベリオンで使っていた《熱風の滑空者/Thermal Glider》もありだろうか?
その他,スロットを取る《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を辞めて,ヘルムピースを採用するのもありかもしれない。
《護衛募集員/Recruiter of the Guard》や《悟りの教示者/Enlightened Tutor》から,《レンと六番/Wrenn and Six》に効くカードを考える必要がありそうだ。
この大会を通して,サイドボードの入れ替えがせいぜ2-3枚程度であり,うまくサイドボードを活用できていないように感じた。《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》や《悟りの教示者/Enlightened Tutor》の場面ごとのサーチ対象を含め,練り込みがまだまだ足りなく感じた。
《レンと六番/Wrenn and Six》の対策を考えながら,またタイミングを見て大会に参加していきたい。
## 概要
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201908
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-08-02 Fri 20:00
* 結果: 1-2
ここしばらくは「[予告通り](https://senooken.jp/blog/2019/07/14/)」旧アカウント (イエネコ,https://uonosa.diarynote.jp/) のマージを進めており,それが「[はじめまして](https://senooken.diarynote.jp/201907231238406223/)」で完了した。
[前回参加](https://senooken.jp/blog/2019/05/11/)から実に3か月ぶりの大会参加となった。ロンドン・マリガンやモダンホライゾン,基本セット2020の発売後の初の大会参加となった。
7月から勤務時間が09:00-17:35になったので,アメニティードリーム新宿店で18:30開始のFNMレガシーへの参加を試みたが,5分間に合わなかった。電話で参加申し込みして,5-10分程度遅延を認めてくれないか交渉してみたが,時間厳守ということで拒絶されてしまった。家から近くて,開始時間も早くて参加費も安いので,こちらに参加できればいうことなしだったのだが,しかたない。
## 購入
晴れる屋トーナメントセンターで《減衰球/Damping Sphere》を160円で購入し,バトロコ高田馬場で《無声開拓地/Silent Clearing》3枚を2850円で購入した。
《減衰球/Damping Sphere》は今まで一度も勝利できていない,エルドラージ・ポスト相手の対策カードとして前から欲しかった1枚だった。
《無声開拓地/Silent Clearing》は既に1枚保有していた。キャノピーランドはマナフラッド対策として手軽であり,今後増量する余地がある。そして,1枚950円はさすがに底値だと感じたので,この機会に4枚揃えることにした。
## デッキ
「[ロンドン・マリガン導入後に本気出す](https://senooken.jp/blog/2019/06/08/)」の予告通り,ロンドン・マリガン導入を見越したデッキを構築して,参戦した。
[前回の大会](https://senooken.jp/blog/2019/05/11/)まで使っていた,白デプス/White Depthは最速3ターンキルであり,ロンドン・マリガン導入後の高速環境において,1-2ターン目のアクションが弱いと判断し,新デッキの白エルドラージ/White Eldraziを作成した。
デッキコンセプトとしては,1-2ターン目に妨害カードの《難題の予見者/Thought-Knot Seer》+《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》,ヘイトベアー,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》+《虚空の杯/Chalice of the Void》を展開し,そのまま殴りきるというものだ。
過去の「[装備・リベリオン](https://senooken.jp/blog/2019/02/20/)」で《悟りの教示者/Enlightened Tutor》の強さ,「[白デプス](https://senooken.jp/blog/2019/05/11/)」で土地サーチに強さを感じていたので,それらを盛り込んだデッキとなっている。
また,ハイバネさんの「[サリア・ストンピィ](https://99flowerchild.diarynote.jp/201904252205272871/)」のデッキリストに感化され,1ターン目から展開できるように,《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》を3枚搭載した。
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で《水蓮の花びら/Lotus Petal》を1ターン目にサーチすることで,2マナランドが1枚でもあれば,2ターン目に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を展開できるようにしている。
## 試合
本日はマジックフェスト・千葉があるようで,店内は比較的空いていた。
### 第1試合: ○○オムニテル
新デッキの初陣はオムニテルだった。
1ゲーム目は,こちら先手で1ターン目《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》。2ターン目の相手のターンに《実物提示教育/Show and Tell》をキャストされ,戦慄が走る。
運良くデッキに1枚の《忘却の輪/Oblivion Ring》を合わせることができた。しかし,相手は《前知/Precognition》+《直観/Intuition》+《狡猾な願い/Cunning Wish》+《計略縛り/Trickbind》で《忘却の輪/Oblivion Ring》の能力を打ち消す。
その後,相手はエンドカードを引き込めず,その間に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》も展開して殴りきる。
2ゲーム目は,相手2マリガン。たしか1ターン目に《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》を展開するも,《意志の力/Force of Will》で打ち消される。その後,相手はドロースペルを連打するも特に動きがない。《難題の予見者/Thought-Knot Seer》で手札を確認すると,《前知/Precognition》と《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を抱えており,《実物提示教育/Show and Tell》待ちのようだった。そのまま殴りきり勝利した。
オムニテルは初対戦だった。1ゲーム目は《忘却の輪/Oblivion Ring》による偶然の勝利だったが,今までスニーカーショーなどには勝てたことがなかったので,新デッキの本領が発揮された試合だった。
### 第2試合: ○××バントコントロール
初見のデッキだった。《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》や基本セット2020の1マナエルフを使い,土地サーチをして《演劇の舞台/Thespian’s Stage》+《暗黒の深部/Dark Depths》コンボを仕込んだバントコントロールだった。
1ゲーム目はこちらプレイミスをするも《難題の予見者/Thought-Knot Seer》3連打で勝利する。ミスの内容は,3ターン目に《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》の展開時に,色的に青白奇跡かなと思い,手札の《不毛の大地/Wasteland》を出さずに展開し,《目くらまし/Daze》で打ち消されたことだ。
2ゲーム目もプレイミスをしでかす。4ターン目に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》をキャストしようとして,*誤って白マナの土地を4枚並べて,キャストが1ターン遅れる*。
展開が続いて消耗したところで,相手に《演劇の舞台/Thespian’s Stage》+《暗黒の深部/Dark Depths》のコンボを決められ敗北する。
直前のターンに,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で《安らかなる眠り/Rest in Peace》をサーチして,《壌土からの生命/Life from the Loam》を除外したのが失敗だった。どちらかというと,*《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》で《演劇の舞台/Thespian’s Stage》を止めるか,《謙虚/Humility》をサーチすべき*だった。
3ゲーム目は,消耗戦になったところ,こちらが土地からダメージを受けすぎたために,6/6の《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》で殴り切られてしまった。
プレイミスはあったものの,この試合は,《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》が必要な試合だった。また,《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》ももっと枚数がほしかった。
### 第3試合: ××青赤デルバー
1ゲーム目は,1ターン目《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からの《虚空の杯/Chalice of the Void》を打ち消されるところから始まる。その後,《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》,《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》を展開される。
ここでプレイミスをしてしまう。手札に《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》と《斑岩の節/Porphyry Nodes》を抱えていた。直前のターンで相手の手札は《思案/Ponder》1枚ということがわかっていた。ダメージレースを気にして,《斑岩の節/Porphyry Nodes》を先に展開してしまった。そのため,次のターンで《思案/Ponder》を2回打たれて相手の手札に余裕を与えてしまった。ここは我慢して,*《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》を展開すべき*だった。
その後火力で残りライフを削り切られる。
2ゲーム目は,1ターン目《虚空の杯/Chalice of the Void》を《否定の力/Force of Negation》で打ち消されるところから始まる。こちら,《虚空の杯/Chalice of the Void》頼みだったので,後続があまり続かず,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》や《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》を展開する。その間に,《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》や《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》を展開される。《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で《探検の地図/Expedition Map》+《爆発域/Blast Zone》をサーチして,次のターンに備える。しかし,ここで《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》で6点,その他土地で4点ダメージを受けており,《発展の代価/Price of Progress》と《稲妻/Lightning Bolt》で10点削られて負ける。
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》があったので,アドバンテージを優先して,《探検の地図/Expedition Map》を《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からサーチしたのが失敗だった。*《謙虚/Humility》か《忘却の輪/Oblivion Ring》で《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》を対処すべき*だった。
今回の対戦相手はジャッジだったので,驚いてそのことをきいてみた。今日は20:00までだったので,退勤後参加されたとのことだった。晴れる屋で働くために,最近近くに引っ越して,満喫しているようだった。
## 結果
結果は1-2だった。デッキコンセプトとしては悪くなかったが,まだまだデッキの練りが甘いと感じた。
特に以下の2種類のカードの増量が必要に感じた。
* 《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》
* 《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》
今回は青い相手に3連戦したのもあり,《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》がもっと欲しかった。また,相手のビートを止めつつアドバンテージも稼げる《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》は,《暗黒の深部/Dark Depths》や《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》への対策にもなるので,もっと枚数が必要に感じた。
《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》+《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》をそれぞれ4枚ずつ揃えて,*手札破壊のソフトロックコンボの搭載*もありだと感じた。
こちらは序盤の高速化のために,後半無駄になりがちなカードもある (特に2枚目以降の《古えの墳墓/Ancient Tomb》)。《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》はそれの緩和としても有効だと感じた。
また,今回はそこまで必要性を感じなかったが,序盤からのマナ加速としては,土地としてカウントできる《金属モックス/Chrome Mox》に利があると感じた。《金属モックス/Chrome Mox》は高額カードだが,高速化に必要なので収集を検討したい。
デッキへ手応えを感じているので,今回の敗北に学び,白エルドラージを強化していきたい。
それと,MTGやるのもいいのだけれど,それよりも社会的身分を上げて,生活に余裕を作ってからMTGやるほうが効率がいいのではないかと感じている。Yahoo! JAPANのような一流企業に入社して,底辺からの脱出を狙って勉強を進めている。
今後は隔週や月1くらいの頻度での大会参加になるだろう。
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201908
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-08-02 Fri 20:00
* 結果: 1-2
ここしばらくは「[予告通り](https://senooken.jp/blog/2019/07/14/)」旧アカウント (イエネコ,https://uonosa.diarynote.jp/) のマージを進めており,それが「[はじめまして](https://senooken.diarynote.jp/201907231238406223/)」で完了した。
[前回参加](https://senooken.jp/blog/2019/05/11/)から実に3か月ぶりの大会参加となった。ロンドン・マリガンやモダンホライゾン,基本セット2020の発売後の初の大会参加となった。
7月から勤務時間が09:00-17:35になったので,アメニティードリーム新宿店で18:30開始のFNMレガシーへの参加を試みたが,5分間に合わなかった。電話で参加申し込みして,5-10分程度遅延を認めてくれないか交渉してみたが,時間厳守ということで拒絶されてしまった。家から近くて,開始時間も早くて参加費も安いので,こちらに参加できればいうことなしだったのだが,しかたない。
## 購入
晴れる屋トーナメントセンターで《減衰球/Damping Sphere》を160円で購入し,バトロコ高田馬場で《無声開拓地/Silent Clearing》3枚を2850円で購入した。
《減衰球/Damping Sphere》は今まで一度も勝利できていない,エルドラージ・ポスト相手の対策カードとして前から欲しかった1枚だった。
《無声開拓地/Silent Clearing》は既に1枚保有していた。キャノピーランドはマナフラッド対策として手軽であり,今後増量する余地がある。そして,1枚950円はさすがに底値だと感じたので,この機会に4枚揃えることにした。
## デッキ
「[ロンドン・マリガン導入後に本気出す](https://senooken.jp/blog/2019/06/08/)」の予告通り,ロンドン・マリガン導入を見越したデッキを構築して,参戦した。
デッキ名/Deck Name: 白エルドラージ/White Eldrazi
デッキ製作者/Deck Designer: 妹尾 賢/SENOO, Ken
バージョン/Version: 0.0.0
60 メインデッキ/Main Deck
26 土地/Land
04 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
04 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04 《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》
03 《平地/Plains》
03 《不毛の大地/Wasteland》》
01 《古えの居住地/Ancient Den》
01 《カラカス/Karakas》
01 《無声開拓地/Silent Clearing》
01 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
01 《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》
01 《爆発域/Blast Zone》
01 《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》
01 《屍肉あさりの地/Scavenger Grounds》
19 クリーチャー/Creature
01 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
04 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
01 《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》
01 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
03 《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
02 《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
02 《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》
01 《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
04 《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
15 その他/Other
01 《虚空の杯/Chalice of the Void》
01 《水蓮の花びら/Lotus Petal》
03 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
01 《斑岩の節/Porphyry Nodes》
01 《探検の地図/Expedition Map》
01 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
01 《忘却の輪/Oblivion Ring》
01 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
01 《謙虚/Humility》
01 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
01 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
01 《殴打頭蓋/Batterskull》
15 サイドボード/Sideboard
01 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
01 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
01 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
01 《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
01 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
01 《真髄の針/Pithing Needle》
01 《石のような静寂/Stony Silence》
01 《浄化の印章/Seal of Cleansing》
01 《忘却の輪/Oblivion Ring》
01 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
01 《静月の騎兵/Stillmoon Cavalier》
01 《秘教の十字軍/Mystic Crusader》
01 《弱者の石/Meekstone》
01 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
01 《封じ込める僧侶/Containment Priest》
01 《減衰球/Damping Sphere》
[前回の大会](https://senooken.jp/blog/2019/05/11/)まで使っていた,白デプス/White Depthは最速3ターンキルであり,ロンドン・マリガン導入後の高速環境において,1-2ターン目のアクションが弱いと判断し,新デッキの白エルドラージ/White Eldraziを作成した。
デッキコンセプトとしては,1-2ターン目に妨害カードの《難題の予見者/Thought-Knot Seer》+《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》,ヘイトベアー,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》+《虚空の杯/Chalice of the Void》を展開し,そのまま殴りきるというものだ。
過去の「[装備・リベリオン](https://senooken.jp/blog/2019/02/20/)」で《悟りの教示者/Enlightened Tutor》の強さ,「[白デプス](https://senooken.jp/blog/2019/05/11/)」で土地サーチに強さを感じていたので,それらを盛り込んだデッキとなっている。
また,ハイバネさんの「[サリア・ストンピィ](https://99flowerchild.diarynote.jp/201904252205272871/)」のデッキリストに感化され,1ターン目から展開できるように,《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》を3枚搭載した。
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で《水蓮の花びら/Lotus Petal》を1ターン目にサーチすることで,2マナランドが1枚でもあれば,2ターン目に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を展開できるようにしている。
## 試合
本日はマジックフェスト・千葉があるようで,店内は比較的空いていた。
### 第1試合: ○○オムニテル
新デッキの初陣はオムニテルだった。
1ゲーム目は,こちら先手で1ターン目《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》。2ターン目の相手のターンに《実物提示教育/Show and Tell》をキャストされ,戦慄が走る。
運良くデッキに1枚の《忘却の輪/Oblivion Ring》を合わせることができた。しかし,相手は《前知/Precognition》+《直観/Intuition》+《狡猾な願い/Cunning Wish》+《計略縛り/Trickbind》で《忘却の輪/Oblivion Ring》の能力を打ち消す。
その後,相手はエンドカードを引き込めず,その間に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》も展開して殴りきる。
2ゲーム目は,相手2マリガン。たしか1ターン目に《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》を展開するも,《意志の力/Force of Will》で打ち消される。その後,相手はドロースペルを連打するも特に動きがない。《難題の予見者/Thought-Knot Seer》で手札を確認すると,《前知/Precognition》と《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を抱えており,《実物提示教育/Show and Tell》待ちのようだった。そのまま殴りきり勝利した。
オムニテルは初対戦だった。1ゲーム目は《忘却の輪/Oblivion Ring》による偶然の勝利だったが,今までスニーカーショーなどには勝てたことがなかったので,新デッキの本領が発揮された試合だった。
### 第2試合: ○××バントコントロール
初見のデッキだった。《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》や基本セット2020の1マナエルフを使い,土地サーチをして《演劇の舞台/Thespian’s Stage》+《暗黒の深部/Dark Depths》コンボを仕込んだバントコントロールだった。
1ゲーム目はこちらプレイミスをするも《難題の予見者/Thought-Knot Seer》3連打で勝利する。ミスの内容は,3ターン目に《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》の展開時に,色的に青白奇跡かなと思い,手札の《不毛の大地/Wasteland》を出さずに展開し,《目くらまし/Daze》で打ち消されたことだ。
2ゲーム目もプレイミスをしでかす。4ターン目に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》をキャストしようとして,*誤って白マナの土地を4枚並べて,キャストが1ターン遅れる*。
展開が続いて消耗したところで,相手に《演劇の舞台/Thespian’s Stage》+《暗黒の深部/Dark Depths》のコンボを決められ敗北する。
直前のターンに,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で《安らかなる眠り/Rest in Peace》をサーチして,《壌土からの生命/Life from the Loam》を除外したのが失敗だった。どちらかというと,*《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》で《演劇の舞台/Thespian’s Stage》を止めるか,《謙虚/Humility》をサーチすべき*だった。
3ゲーム目は,消耗戦になったところ,こちらが土地からダメージを受けすぎたために,6/6の《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》で殴り切られてしまった。
プレイミスはあったものの,この試合は,《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》が必要な試合だった。また,《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》ももっと枚数がほしかった。
### 第3試合: ××青赤デルバー
1ゲーム目は,1ターン目《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からの《虚空の杯/Chalice of the Void》を打ち消されるところから始まる。その後,《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》,《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》を展開される。
ここでプレイミスをしてしまう。手札に《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》と《斑岩の節/Porphyry Nodes》を抱えていた。直前のターンで相手の手札は《思案/Ponder》1枚ということがわかっていた。ダメージレースを気にして,《斑岩の節/Porphyry Nodes》を先に展開してしまった。そのため,次のターンで《思案/Ponder》を2回打たれて相手の手札に余裕を与えてしまった。ここは我慢して,*《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》を展開すべき*だった。
その後火力で残りライフを削り切られる。
2ゲーム目は,1ターン目《虚空の杯/Chalice of the Void》を《否定の力/Force of Negation》で打ち消されるところから始まる。こちら,《虚空の杯/Chalice of the Void》頼みだったので,後続があまり続かず,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》や《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》を展開する。その間に,《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》や《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》を展開される。《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で《探検の地図/Expedition Map》+《爆発域/Blast Zone》をサーチして,次のターンに備える。しかし,ここで《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》で6点,その他土地で4点ダメージを受けており,《発展の代価/Price of Progress》と《稲妻/Lightning Bolt》で10点削られて負ける。
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》があったので,アドバンテージを優先して,《探検の地図/Expedition Map》を《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からサーチしたのが失敗だった。*《謙虚/Humility》か《忘却の輪/Oblivion Ring》で《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》を対処すべき*だった。
今回の対戦相手はジャッジだったので,驚いてそのことをきいてみた。今日は20:00までだったので,退勤後参加されたとのことだった。晴れる屋で働くために,最近近くに引っ越して,満喫しているようだった。
## 結果
結果は1-2だった。デッキコンセプトとしては悪くなかったが,まだまだデッキの練りが甘いと感じた。
特に以下の2種類のカードの増量が必要に感じた。
* 《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》
* 《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》
今回は青い相手に3連戦したのもあり,《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》がもっと欲しかった。また,相手のビートを止めつつアドバンテージも稼げる《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》は,《暗黒の深部/Dark Depths》や《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》への対策にもなるので,もっと枚数が必要に感じた。
《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》+《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》をそれぞれ4枚ずつ揃えて,*手札破壊のソフトロックコンボの搭載*もありだと感じた。
こちらは序盤の高速化のために,後半無駄になりがちなカードもある (特に2枚目以降の《古えの墳墓/Ancient Tomb》)。《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》はそれの緩和としても有効だと感じた。
また,今回はそこまで必要性を感じなかったが,序盤からのマナ加速としては,土地としてカウントできる《金属モックス/Chrome Mox》に利があると感じた。《金属モックス/Chrome Mox》は高額カードだが,高速化に必要なので収集を検討したい。
デッキへ手応えを感じているので,今回の敗北に学び,白エルドラージを強化していきたい。
それと,MTGやるのもいいのだけれど,それよりも社会的身分を上げて,生活に余裕を作ってからMTGやるほうが効率がいいのではないかと感じている。Yahoo! JAPANのような一流企業に入社して,底辺からの脱出を狙って勉強を進めている。
今後は隔週や月1くらいの頻度での大会参加になるだろう。
## 概要
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201905
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-05-11 Fri 20:00
* 結果: 0-2-1 (内不戦勝敗1)
[前回参加](https://senooken.jp/blog/2019/04/20/)から3週間ぶりの大会参加となった。元号が平成から令和に変わり,灯争大戦登場後の初の大会となった。
## 購入
アメニティドリーム新宿店で《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》英2枚2138円で購入した。新カーンはやはり強く,値段の底をつき,ここから値上がりするしかないと感じたので,別で購入した2枚と合わせて,ここで4枚揃えることにした。
無色なのでどのデッキにも投入でき,《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》と組み合わせるだけで,1枚コンボで勝てるのはやはり強い。モダンで禁止になる気がする。
その他,晴れる屋の100円商品券で以下のカードを購入した。
* 1枚50円《変換/Conversion》
* 2枚20円《呪われた者の揺り籠/Cradle of the Accursed》
* 2枚40円《鎖ナイフの障壁/Lashknife Barrier》
《変換/Conversion》は山を平地に変える珍しいカードだ。《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からのサーチ用に1枚購入した。
《呪われた者の揺り籠/Cradle of the Accursed》はクリーチャーを生成できる土地だ。中長期戦では《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》との組み合わせが強い。《探検の地図/Expedition Map》がある以上,こうしたカードも検討の余地がある。
《鎖ナイフの障壁/Lashknife Barrier》は,単体でもクリーチャー保護にも使えるし,コンボ用のパーツになり得る。具体的には,《オパール色の輝き/Opalescence》+《パララクスの波/Parallax Wave》により,無限明滅から無限ドローが可能となる。どこかで保持したかったので,このタイミングで購入した。
## デッキ
まず,[前回の大会参加時](https://senooken.jp/blog/2019/04/20/)からデッキから無限頑強のコンボがなくなった。そのため,デッキの勝ち筋が《暗黒の深部/Dark Depths》一本になったため,**デッキ名を厳粛∞から白デプス/White Depthに変更**した。ただし,デッキのベースは同じなので,バージョンを3.0.0→4.0.0に上げるだけにして,リセットは控えた。
メインデッキの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《水晶鉱脈/Crystal Vein》1, 《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》1
* In: 《爆発域/Blast Zone》1, 《厳かなモノリス/Grim Monolith》1
メインデッキに《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》は不要だと判断し,2ターン目の《難題の予見者/Thought-Knot Seer》のプレイ確率を上げるために,[先日購入](https://senooken.jp/blog/2019/05/04/)した《厳かなモノリス/Grim Monolith》を採用した。
その他,灯争大戦の新カードの《爆発域/Blast Zone》を1枚お試しで採用してみた。
サイドボードの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《忘却の輪/Oblivion Ring》1
* In: 《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》1
メインデッキから外した《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》をサイドボードに移動させた。
## 試合
### 第1試合: 不戦敗
いつも新宿から歩きで晴れる屋TCに向かっている。道中,アメニティドリーム新宿店に立ち寄り値段をチェックした。《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》が相場最安クラスだったので思い切って買った。
### 第2試合: ××赤単プリズン
1ゲーム目は,1ターン目に《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》を出されて焦る。
メインデッキでこのカードに対応できるのは,《忘却の輪/Oblivion Ring》のみだからだ。返しに《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で《忘却の輪/Oblivion Ring》サーチし,《水晶鉱脈/Crystal Vein》を生贄に捧げて,チャンドラを除去する。しかし,ここで《水晶鉱脈/Crystal Vein》を生贄に捧げるしかなかったのが痛かった。その後のゴブリンの2連打に対する《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が間に合わず,殴り切られてしまった。
1ゲーム目は,メインデッキに《真髄の針/Pithing Needle》か《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》,《Glacial Chasm》がほしいゲームだった。
2ゲーム目は,こちら3マリガンで《厳粛/Solemnity》2枚のハンドをやむなくキープ。最速コンボを願うが結局パーツを引けず,相手に2ターン目からゴブリンを連打されそのまま殴りきられて負けた。
1ゲーム目も2ゲーム目も瞬殺されてしまった。相手がぶん回りだったのもあったかもしれないが,自分のデッキの対応力の不十分さをわからされる試合だった。
### 第3試合: ○×バントコントロール
青白奇跡に緑を足して,《壌土からの生命/Life from the Loam》と紋章で9/9トークンを生成する青緑のプレインズウォーカーを搭載した初見のデッキだった。
1ゲーム目が長引く。こちらは《厳粛/Solemnity》+《暗黒の深部/Dark Depths》で4ターン目にコンボを決める動きをするが,相手が《壌土からの生命/Life from the Loam》と《不毛の大地/Wasteland》を持っていた。そのため,《不毛の大地/Wasteland》を回避するためにこちらも《不毛の大地/Wasteland》をサーチするなど,土地をめぐる攻防が発生した。
途中で《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》が着地し,その後も青緑のPWも着地し,《暗黒の深部/Dark Depths》トークンがPWで対処され,青緑PWの紋章で負ける。
途中で《探検の地図/Expedition Map》から《爆発域/Blast Zone》をサーチしたものの,*《厳粛/Solemnity》が出ていたので能力を起動できなかった*。
このゲームでは,2回のプレイミスをしでかす。
1. 相手のカウンターを期待した2枚目の《悟りの教示者/Enlightened Tutor》による《厳粛/Solemnity》のサーチ
2. 《難題の予見者/Thought-Knot Seer》での手札破壊に青緑のPWではなく,《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
どちらもゲームを決定づけるプレイミスだった。
2ゲーム目は,残り5分だったので2マリガンでこちら最速コンボの動きを狙う。こちらの初動の《古えの墳墓/Ancient Tomb》+《探検の地図/Expedition Map》と《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を《意志の力/Force of Will》2発と《不毛の大地/Wasteland》で対処される。しかし,うまくカード引き込み,《厳粛/Solemnity》と《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が着地する。
その後《探検の地図/Expedition Map》から《暗黒の深部/Dark Depths》を引き込み,延長でぎりぎり勝利した。
## 結果
0-2-1だった。昨年9月に復帰してから初めての引き分けだった。
2試合とも自分のデッキの対応の不十分さを感じた。*《暗黒の深部/Dark Depths》は相手の《不毛の大地/Wasteland》で止まる*ので,《真髄の針/Pithing Needle》か《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》はメインデッキに必要だと感じた。
また,《厳粛/Solemnity》と相性が悪いので,《爆発域/Blast Zone》は不要だと感じた。まだ,《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》のほうがましだった。
そして,サイドボードの《防御の光網/Defense Grid》は不要だなと感じた。《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からのサーチ用カードだが,*仮に打ち消されたとしても,打ち消されたカードをまたサーチすればいいだけ*なので,このカードをサーチするタイミングがなかった。
また,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が若干微妙に思えてきた。《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》だと単体でゲームを決めきれない。やはり単体でゲームを決められる《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を入れたほうがよく感じた。
今回の反省を活かして,白デプスを強化していきたい。
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201905
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-05-11 Fri 20:00
* 結果: 0-2-1 (内不戦勝敗1)
[前回参加](https://senooken.jp/blog/2019/04/20/)から3週間ぶりの大会参加となった。元号が平成から令和に変わり,灯争大戦登場後の初の大会となった。
## 購入
アメニティドリーム新宿店で《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》英2枚2138円で購入した。新カーンはやはり強く,値段の底をつき,ここから値上がりするしかないと感じたので,別で購入した2枚と合わせて,ここで4枚揃えることにした。
無色なのでどのデッキにも投入でき,《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》と組み合わせるだけで,1枚コンボで勝てるのはやはり強い。モダンで禁止になる気がする。
その他,晴れる屋の100円商品券で以下のカードを購入した。
* 1枚50円《変換/Conversion》
* 2枚20円《呪われた者の揺り籠/Cradle of the Accursed》
* 2枚40円《鎖ナイフの障壁/Lashknife Barrier》
《変換/Conversion》は山を平地に変える珍しいカードだ。《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からのサーチ用に1枚購入した。
《呪われた者の揺り籠/Cradle of the Accursed》はクリーチャーを生成できる土地だ。中長期戦では《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》との組み合わせが強い。《探検の地図/Expedition Map》がある以上,こうしたカードも検討の余地がある。
《鎖ナイフの障壁/Lashknife Barrier》は,単体でもクリーチャー保護にも使えるし,コンボ用のパーツになり得る。具体的には,《オパール色の輝き/Opalescence》+《パララクスの波/Parallax Wave》により,無限明滅から無限ドローが可能となる。どこかで保持したかったので,このタイミングで購入した。
## デッキ
デッキ名: 白デプス/White Depth
バージョン: 4.0.0
60 メインデッキ
30 土地
05 《平地/Plains》
04 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
04 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
03 《水晶鉱脈/Crystal Vein》
04 《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
02 《不毛の大地/Wasteland》
01 《幽霊街/Ghost Quarter》
01 《暗黒の深部/Dark Depths》
01 《古えの居住地/Ancient Den》
01 《カラカス/Karakas》
01 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
01 《石化した原野/Petrified Field》
01 《爆発域/Blast Zone》
01 《イス卿の迷路/Maze of Ith》
12 クリーチャー
04 《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》
04 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
04 《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
18 その他
04 《探検の地図/Expedition Map》
04 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
04 《厳粛/Solemnity》
01 《厳かなモノリス/Grim Monolith》
01 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
01 《忘却の輪/Oblivion Ring》
01 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
01 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
01 《殴打頭蓋/Batterskull》
15 サイドボード
01 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
01 《沈黙の墓石/Silent Gravestone》
01 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
01 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
01 《真髄の針/Pithing Needle》
01 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
02 《忘却の輪/Oblivion Ring》
02 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
01 《浄化の印章/Seal of Cleansing》
01 《弱者の石/Meekstone》
01 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
01 《防御の光網/Defense Grid》
まず,[前回の大会参加時](https://senooken.jp/blog/2019/04/20/)からデッキから無限頑強のコンボがなくなった。そのため,デッキの勝ち筋が《暗黒の深部/Dark Depths》一本になったため,**デッキ名を厳粛∞から白デプス/White Depthに変更**した。ただし,デッキのベースは同じなので,バージョンを3.0.0→4.0.0に上げるだけにして,リセットは控えた。
メインデッキの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《水晶鉱脈/Crystal Vein》1, 《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》1
* In: 《爆発域/Blast Zone》1, 《厳かなモノリス/Grim Monolith》1
メインデッキに《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》は不要だと判断し,2ターン目の《難題の予見者/Thought-Knot Seer》のプレイ確率を上げるために,[先日購入](https://senooken.jp/blog/2019/05/04/)した《厳かなモノリス/Grim Monolith》を採用した。
その他,灯争大戦の新カードの《爆発域/Blast Zone》を1枚お試しで採用してみた。
サイドボードの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《忘却の輪/Oblivion Ring》1
* In: 《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》1
メインデッキから外した《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》をサイドボードに移動させた。
## 試合
### 第1試合: 不戦敗
いつも新宿から歩きで晴れる屋TCに向かっている。道中,アメニティドリーム新宿店に立ち寄り値段をチェックした。《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》が相場最安クラスだったので思い切って買った。
### 第2試合: ××赤単プリズン
1ゲーム目は,1ターン目に《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》を出されて焦る。
メインデッキでこのカードに対応できるのは,《忘却の輪/Oblivion Ring》のみだからだ。返しに《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で《忘却の輪/Oblivion Ring》サーチし,《水晶鉱脈/Crystal Vein》を生贄に捧げて,チャンドラを除去する。しかし,ここで《水晶鉱脈/Crystal Vein》を生贄に捧げるしかなかったのが痛かった。その後のゴブリンの2連打に対する《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が間に合わず,殴り切られてしまった。
1ゲーム目は,メインデッキに《真髄の針/Pithing Needle》か《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》,《Glacial Chasm》がほしいゲームだった。
2ゲーム目は,こちら3マリガンで《厳粛/Solemnity》2枚のハンドをやむなくキープ。最速コンボを願うが結局パーツを引けず,相手に2ターン目からゴブリンを連打されそのまま殴りきられて負けた。
1ゲーム目も2ゲーム目も瞬殺されてしまった。相手がぶん回りだったのもあったかもしれないが,自分のデッキの対応力の不十分さをわからされる試合だった。
### 第3試合: ○×バントコントロール
青白奇跡に緑を足して,《壌土からの生命/Life from the Loam》と紋章で9/9トークンを生成する青緑のプレインズウォーカーを搭載した初見のデッキだった。
1ゲーム目が長引く。こちらは《厳粛/Solemnity》+《暗黒の深部/Dark Depths》で4ターン目にコンボを決める動きをするが,相手が《壌土からの生命/Life from the Loam》と《不毛の大地/Wasteland》を持っていた。そのため,《不毛の大地/Wasteland》を回避するためにこちらも《不毛の大地/Wasteland》をサーチするなど,土地をめぐる攻防が発生した。
途中で《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》が着地し,その後も青緑のPWも着地し,《暗黒の深部/Dark Depths》トークンがPWで対処され,青緑PWの紋章で負ける。
途中で《探検の地図/Expedition Map》から《爆発域/Blast Zone》をサーチしたものの,*《厳粛/Solemnity》が出ていたので能力を起動できなかった*。
このゲームでは,2回のプレイミスをしでかす。
1. 相手のカウンターを期待した2枚目の《悟りの教示者/Enlightened Tutor》による《厳粛/Solemnity》のサーチ
2. 《難題の予見者/Thought-Knot Seer》での手札破壊に青緑のPWではなく,《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
どちらもゲームを決定づけるプレイミスだった。
2ゲーム目は,残り5分だったので2マリガンでこちら最速コンボの動きを狙う。こちらの初動の《古えの墳墓/Ancient Tomb》+《探検の地図/Expedition Map》と《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を《意志の力/Force of Will》2発と《不毛の大地/Wasteland》で対処される。しかし,うまくカード引き込み,《厳粛/Solemnity》と《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が着地する。
その後《探検の地図/Expedition Map》から《暗黒の深部/Dark Depths》を引き込み,延長でぎりぎり勝利した。
## 結果
0-2-1だった。昨年9月に復帰してから初めての引き分けだった。
2試合とも自分のデッキの対応の不十分さを感じた。*《暗黒の深部/Dark Depths》は相手の《不毛の大地/Wasteland》で止まる*ので,《真髄の針/Pithing Needle》か《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》はメインデッキに必要だと感じた。
また,《厳粛/Solemnity》と相性が悪いので,《爆発域/Blast Zone》は不要だと感じた。まだ,《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》のほうがましだった。
そして,サイドボードの《防御の光網/Defense Grid》は不要だなと感じた。《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からのサーチ用カードだが,*仮に打ち消されたとしても,打ち消されたカードをまたサーチすればいいだけ*なので,このカードをサーチするタイミングがなかった。
また,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が若干微妙に思えてきた。《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》だと単体でゲームを決めきれない。やはり単体でゲームを決められる《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を入れたほうがよく感じた。
今回の反省を活かして,白デプスを強化していきたい。
## 概要
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201904
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-04-19 Fri 20:00
* 結果: 2-1 (内不戦勝敗1)
前回での大会の反省を活かすべく,大会に臨んだ。
## 購入
2枚目の《暗黒の深部/Dark Depths》2400円を,大会での2勝で得た500ポイントと参加賞の100円商品券を使い購入した。
《暗黒の深部/Dark Depths》を1枚しか所持していなかったため,一度のマリット・レイジトークンを除去された場合,《石化した原野/Petrified Field》か《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》で墓地から使い回すしかなかった。
デッキ内に2枚目があることで,墓地からの再利用だけでなく,後続をサーチできるようになった。中長期戦で特に重要になる。今後のために購入できてよかった。
## デッキ
メインデッキの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》2, 《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》1, 《金属ミミック/Metallic Mimic》1, 《護衛募集員/Recruiter of the Guard》3, 《修復専門家/Restoration Specialist》1, 《爆破基地/Blasting Station》1, 《狂気の祭壇/Altar of Dementia》2, 《シタヌールのフルート/Citanul Flute》1
* In: 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》3, 《難題の予見者/Thought-Knot Seer》4, 《殴打頭蓋/Batterskull》1, 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》1, 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》1, 《忘却の輪/Oblivion Ring》1
[前回の大会](https://senooken.jp/blog/2019/04/14/)で惨敗し,3枚コンボの無限頑強は,コンボ成立が難しく,デッキの安定性を下げる要因だと判断した。そこで,無限頑強のパーツ一式をごっそり外し,単体で強い《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》と《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を採用した。
特に,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》は過去に4枚購入 (参考: [#mtgjp 購入報告 | 「稲妻のように素早く動け。そうすれば稲妻のように致命的になれる。」](https://senooken.jp/blog/2019/01/16/),[#mtgjp 2019-02-10 Sat 17:00+20:00 晴れる屋TCレガシー参加報告 | 祝!装備リベリオン初3-0で有終の美を飾る](https://senooken.jp/blog/2019/02/11/)) したものの,使うあてがなかったので,減価償却するのにもよかった。当初は,《賛美されし天使/Exalted Angel》と半分ずつにしようかと思っていた。しかし,思っていたより白白を出すのが難しかったのと,ハンデスできるのがやはり強いと感じたので,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》4枚にした。
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+装備品では,《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》は《厳粛/Solemnity》と相性が悪いので,代わりに《忘却の輪/Oblivion Ring》を1枚採用した。
サイドボードの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》1, 《平和の番人/Peacekeeper》1, 《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》1, 《放逐する僧侶/Banisher Priest》1,
* In: 《忘却の輪/Oblivion Ring》1, 《安らかなる眠り/Rest in Peace》1, 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》2,
メインデッキから《護衛募集員/Recruiter of the Guard》が抜けたので,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》からのサーチ用カード一式を差し替えた。
メインデッキから無限頑強のパーツ一式が抜け,新しく《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が入ったので,バージョンを2.0.0から3.0.0に更新した。
## 試合
マジック・フェスト横浜初日の裏の大会だったため,参加者は8人程度と少なかった。
### 第1試合: 不戦敗
参加者が少なかったのもあり,いつもより早く試合が終わっていた。バトロコ高田馬場でカードを見ていたので,若干遅刻してしまった。
### 第2試合: ○○青白石鍛冶
開始に遅刻してしまい,3分間の追加時間が与えられた。
1ゲーム目は,相手の《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の返しに,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》で《殴打頭蓋/Batterskull》の除外に成功する。その後,こちらも《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を展開し,ビートをかけながら,《暗黒の深部/Dark Depths》を達成を狙う。ビートでもライフをだいぶ追い詰めて,《暗黒の深部/Dark Depths》もダメ押しで展開して勝利した。
2ゲーム目は,《暗黒の深部/Dark Depths》x2を《剣を鍬に/Swords to Plowshares》で対処される。《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+ 装備品で耐える。結局,《殴打頭蓋/Batterskull》に《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》+《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》が装備され,ビートする。*最終的にライフが83まで膨れ上がり*,相手が対応できなかったので,そのままビートで削りきる。
途中,《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》を引いたのだが,デッキ内に2枚目の《暗黒の深部/Dark Depths》がなかったため,《埋没した廃墟/Buried Ruin》で《探検の地図/Expedition Map》を再利用することにした。しかし,こちらは*《対抗呪文/Counterspell》で打ち消されてしまった*。ここで,《暗黒の深部/Dark Depths》をサーチできれば,もっと早くゲームを決められた。やはり,*2枚目の《暗黒の深部/Dark Depths》は必要*なので,大会終了後の購入を決める。
### 第3試合: ○○スタイフルノート
1ゲーム目は,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を展開し,《不毛の大地/Wasteland》+《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》で相手の土地を全て破壊する。5/6の《タルモゴイフ/Tarmogoyf》がやっかいだったが,《殴打頭蓋/Batterskull》を《難題の予見者/Thought-Knot Seer》に装備できたので,これで勝利できた。
《難題の予見者/Thought-Knot Seer》で相手の《三角エイの捕食者/Trygon Predator》を除外できたのが強かった。
2ゲーム目は,こちら《演劇の舞台/Thespian’s Stage》+《古えの墳墓/Ancient Tomb》+《探検の地図/Expedition Map》経由《暗黒の深部/Dark Depths》の最速マリット・レイジトークンの展開プランの初手をキープする。相手は対応できなかったので,そのまま4ターンキル。
## 結果
**新デッキの厳粛∞での初勝利**を飾ることができた。
やはり,*成立の難しい無限頑強よりも,単体でゲームを決めるパワーを持つ《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》と《難題の予見者/Thought-Knot Seer》のほうが強かった*。
当初は,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《難題の予見者/Thought-Knot Seer》のスロットは,《丸砥石/Grindstone》+《絵描きの召使い/Painter’s Servant》と《安らかなる眠り/Rest in Peace》+《Helm of Obedience》の2枚コンボを挟み込もうかと思っていた。しかし,*《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《難題の予見者/Thought-Knot Seer》も十分強い*ので,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を減価償却するためにも,もう少しこちらを使い込みながら,残りのコンボパーツの収集を進めることにする。
[2019-03-29 Friの大会](https://senooken.jp/blog/2019/03/30/)で勝利したっきり,約1か月ぶりの勝利だった。そして,勝ち越しに関しては[2019-02-10 Sat](https://senooken.jp/blog/2019/02/11/)以来の約2か月ぶりだった。久しぶりに試合で勝利できてよかった。
ここで天狗にならずに,さらに精進していきたい。
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201904
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-04-19 Fri 20:00
* 結果: 2-1 (内不戦勝敗1)
前回での大会の反省を活かすべく,大会に臨んだ。
## 購入
2枚目の《暗黒の深部/Dark Depths》2400円を,大会での2勝で得た500ポイントと参加賞の100円商品券を使い購入した。
《暗黒の深部/Dark Depths》を1枚しか所持していなかったため,一度のマリット・レイジトークンを除去された場合,《石化した原野/Petrified Field》か《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》で墓地から使い回すしかなかった。
デッキ内に2枚目があることで,墓地からの再利用だけでなく,後続をサーチできるようになった。中長期戦で特に重要になる。今後のために購入できてよかった。
## デッキ
デッキ名: 厳粛∞
バージョン: 3.0.0
60 メインデッキ
30 土地
05 《平地/Plains》
04 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
04 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04 《水晶鉱脈/Crystal Vein》
04 《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
02 《不毛の大地/Wasteland》
01 《幽霊街/Ghost Quarter》
01 《暗黒の深部/Dark Depths》
01 《古えの居住地/Ancient Den》
01 《カラカス/Karakas》
01 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
01 《石化した原野/Petrified Field》
01 《イス卿の迷路/Maze of Ith》
12 クリーチャー
04 《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》
04 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
04 《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
18 その他
04 《探検の地図/Expedition Map》
04 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
04 《厳粛/Solemnity》
01 《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》
01 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
01 《忘却の輪/Oblivion Ring》
01 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
01 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
01 《殴打頭蓋/Batterskull》
15 サイドボード
01 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
01 《沈黙の墓石/Silent Gravestone》
01 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
01 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
01 《真髄の針/Pithing Needle》
01 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
02 《忘却の輪/Oblivion Ring》
02 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
01 《浄化の印章/Seal of Cleansing》
01 《弱者の石/Meekstone》
01 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
01 《防御の光網/Defense Grid》
メインデッキの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》2, 《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》1, 《金属ミミック/Metallic Mimic》1, 《護衛募集員/Recruiter of the Guard》3, 《修復専門家/Restoration Specialist》1, 《爆破基地/Blasting Station》1, 《狂気の祭壇/Altar of Dementia》2, 《シタヌールのフルート/Citanul Flute》1
* In: 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》3, 《難題の予見者/Thought-Knot Seer》4, 《殴打頭蓋/Batterskull》1, 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》1, 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》1, 《忘却の輪/Oblivion Ring》1
[前回の大会](https://senooken.jp/blog/2019/04/14/)で惨敗し,3枚コンボの無限頑強は,コンボ成立が難しく,デッキの安定性を下げる要因だと判断した。そこで,無限頑強のパーツ一式をごっそり外し,単体で強い《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》と《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を採用した。
特に,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》は過去に4枚購入 (参考: [#mtgjp 購入報告 | 「稲妻のように素早く動け。そうすれば稲妻のように致命的になれる。」](https://senooken.jp/blog/2019/01/16/),[#mtgjp 2019-02-10 Sat 17:00+20:00 晴れる屋TCレガシー参加報告 | 祝!装備リベリオン初3-0で有終の美を飾る](https://senooken.jp/blog/2019/02/11/)) したものの,使うあてがなかったので,減価償却するのにもよかった。当初は,《賛美されし天使/Exalted Angel》と半分ずつにしようかと思っていた。しかし,思っていたより白白を出すのが難しかったのと,ハンデスできるのがやはり強いと感じたので,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》4枚にした。
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+装備品では,《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》は《厳粛/Solemnity》と相性が悪いので,代わりに《忘却の輪/Oblivion Ring》を1枚採用した。
サイドボードの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》1, 《平和の番人/Peacekeeper》1, 《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》1, 《放逐する僧侶/Banisher Priest》1,
* In: 《忘却の輪/Oblivion Ring》1, 《安らかなる眠り/Rest in Peace》1, 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》2,
メインデッキから《護衛募集員/Recruiter of the Guard》が抜けたので,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》からのサーチ用カード一式を差し替えた。
メインデッキから無限頑強のパーツ一式が抜け,新しく《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が入ったので,バージョンを2.0.0から3.0.0に更新した。
## 試合
マジック・フェスト横浜初日の裏の大会だったため,参加者は8人程度と少なかった。
### 第1試合: 不戦敗
参加者が少なかったのもあり,いつもより早く試合が終わっていた。バトロコ高田馬場でカードを見ていたので,若干遅刻してしまった。
### 第2試合: ○○青白石鍛冶
開始に遅刻してしまい,3分間の追加時間が与えられた。
1ゲーム目は,相手の《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の返しに,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》で《殴打頭蓋/Batterskull》の除外に成功する。その後,こちらも《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を展開し,ビートをかけながら,《暗黒の深部/Dark Depths》を達成を狙う。ビートでもライフをだいぶ追い詰めて,《暗黒の深部/Dark Depths》もダメ押しで展開して勝利した。
2ゲーム目は,《暗黒の深部/Dark Depths》x2を《剣を鍬に/Swords to Plowshares》で対処される。《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+ 装備品で耐える。結局,《殴打頭蓋/Batterskull》に《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》+《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》が装備され,ビートする。*最終的にライフが83まで膨れ上がり*,相手が対応できなかったので,そのままビートで削りきる。
途中,《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》を引いたのだが,デッキ内に2枚目の《暗黒の深部/Dark Depths》がなかったため,《埋没した廃墟/Buried Ruin》で《探検の地図/Expedition Map》を再利用することにした。しかし,こちらは*《対抗呪文/Counterspell》で打ち消されてしまった*。ここで,《暗黒の深部/Dark Depths》をサーチできれば,もっと早くゲームを決められた。やはり,*2枚目の《暗黒の深部/Dark Depths》は必要*なので,大会終了後の購入を決める。
### 第3試合: ○○スタイフルノート
1ゲーム目は,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を展開し,《不毛の大地/Wasteland》+《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》で相手の土地を全て破壊する。5/6の《タルモゴイフ/Tarmogoyf》がやっかいだったが,《殴打頭蓋/Batterskull》を《難題の予見者/Thought-Knot Seer》に装備できたので,これで勝利できた。
《難題の予見者/Thought-Knot Seer》で相手の《三角エイの捕食者/Trygon Predator》を除外できたのが強かった。
2ゲーム目は,こちら《演劇の舞台/Thespian’s Stage》+《古えの墳墓/Ancient Tomb》+《探検の地図/Expedition Map》経由《暗黒の深部/Dark Depths》の最速マリット・レイジトークンの展開プランの初手をキープする。相手は対応できなかったので,そのまま4ターンキル。
## 結果
**新デッキの厳粛∞での初勝利**を飾ることができた。
やはり,*成立の難しい無限頑強よりも,単体でゲームを決めるパワーを持つ《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》と《難題の予見者/Thought-Knot Seer》のほうが強かった*。
当初は,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《難題の予見者/Thought-Knot Seer》のスロットは,《丸砥石/Grindstone》+《絵描きの召使い/Painter’s Servant》と《安らかなる眠り/Rest in Peace》+《Helm of Obedience》の2枚コンボを挟み込もうかと思っていた。しかし,*《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《難題の予見者/Thought-Knot Seer》も十分強い*ので,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を減価償却するためにも,もう少しこちらを使い込みながら,残りのコンボパーツの収集を進めることにする。
[2019-03-29 Friの大会](https://senooken.jp/blog/2019/03/30/)で勝利したっきり,約1か月ぶりの勝利だった。そして,勝ち越しに関しては[2019-02-10 Sat](https://senooken.jp/blog/2019/02/11/)以来の約2か月ぶりだった。久しぶりに試合で勝利できてよかった。
ここで天狗にならずに,さらに精進していきたい。
## 概要
* イベント名: 休日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201904
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-04-13 Sat 20:00
* 結果: 1-2 (内不戦勝1)
普段は休日の大会には参加しないのだが,日中に外出の用事があったので,その帰りに参加した。
## 購入
大会参加直前に,ゲームショップとどで《沈黙の墓石/Silent Gravestone》2枚を190円で購入した。このカードで*《外科的摘出/Surgical Extraction》を対策*できる。
そして,晴れる屋TCでは参加賞の100円商品券を使うことを目的に,以下のカードを購入した。
* 2枚50円: 《憑依された沼墓/Haunted Fengraf》
* 2枚20円: 《亡骸のぬかるみ/Mortuary Mire》
* 1枚10円: 《日中の光/Light of Day》
* 1枚20円: 《因果応報/Karma》
《憑依された沼墓/Haunted Fengraf》と《亡骸のぬかるみ/Mortuary Mire》は墓地からクリーチャーを回収できる土地だ。土地でクリーチャーを回収できるカードは珍しい。土地であれば《探検の地図/Expedition Map》や《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》からサーチできるので,サーチ対象として確保した。
その他,強力な黒対策カードの《日中の光/Light of Day》と《因果応報/Karma》を今後のために購入した。
## デッキ
メインデッキの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》1 ,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》1,《狂気の祭壇/Altar of Dementia》1
* In: 《イス卿の迷路/Maze of Ith》1,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》1,《シタヌールのフルート/Citanul Flute》1,《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》1
[前回の大会](https://senooken.jp/blog/2019/04/13/)の反省点だった,《イス卿の迷路/Maze of Ith》を早速採用した。その他,前回購入した《シタヌールのフルート/Citanul Flute》を採用し,新たに購入した《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を追加した。そして,《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》をサイドからメインに移動させた。
サイドボードの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》1,《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》1
* In: 《沈黙の墓石/Silent Gravestone》1,《防御の光網/Defense Grid》1
今回新しく購入した《沈黙の墓石/Silent Gravestone》をサイドに採用した。また,打ち消し呪文対策で《防御の光網/Defense Grid》を1枚採用した。
メインデッキに新規採用カード (《イス卿の迷路/Maze of Ith》,《シタヌールのフルート/Citanul Flute》,《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》) が発生したので,バージョンを0.0.0から1.0.0に更新した。
## 試合
久しぶりの大会開始時からの参加だった。
### 第1試合: ×○×バント石鍛冶
1ゲーム目は,相手の《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》でビートされ,コンボが間に合わず負ける。
2ゲーム目は,相手の土地が詰まっているところに,《厳粛/Solemnity》+《暗黒の深部/Dark Depths》を決めて勝つ。
3ゲーム目は,相手の《不毛の大地/Wasteland》でこちらの土地が詰まり,コンボも《目くらまし/Daze》や《意志の力/Force of Will》で打ち消されてしまい負ける。
### 第2試合: 不戦勝
待ち時間で晴れる屋TCでシングルカードを購入した。
### 第3試合: ×○×グリセルシュート
1ゲーム目は,相手に2ターンキルされる。
2ゲーム目は,1ターン目に《古えの墳墓/Ancient Tomb》→《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》指定《グリセルブランド/Griselbrand》するスタート。3ターン目に《納墓/Entomb》2枚から《グリセルブランド/Griselbrand》と《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》を落とされ,《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》を展開される。7ドローを2回され,負けたかと思ったが,相手その後動きが鈍い。こちらも動きは鈍かったが,素引きした《爆破基地/Blasting Station》とクリーチャーで残りの4点を削りきる。
3ゲーム目は,こちら*プレイミスを2回*やらかして負ける。2マリガンで,《真髄の針/Pithing Needle》,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》ハンドをキープ。ここで,何を思ったのか*土地を置いてターンを返してしまう*。
返しで相手に《グリセルブランド/Griselbrand》を釣り上げられてしまった。その後,《思考囲い/Thoughtseize》で手札の《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を狙われるので,《沈黙の墓石/Silent Gravestone》をサーチする。返しのターンで《沈黙の墓石/Silent Gravestone》を設置するも,相手は《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を墓地に落とし,そのスタックで《浅すぎる墓穴/Shallow Grave》でリアニメイトされて負ける。
ここは*《真髄の針/Pithing Needle》を設置し,アップキープに《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》を積み込むべき*だった。相手は瞬殺コンボなので,キーカードを止めるためのカードの展開を最優先すべきだった。アップキープに《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を使うということを完全に失念していた。
## 結果
1-2 (不戦勝1)だった。不戦勝もあり,ゲーム単位では勝てたが,こちらのプレイミスもあり,やはり*試合では勝てない*。
特に,第3試合の2ゲーム目が象徴的だった。[無限頑強のコンボパーツ収集時](https://senooken.jp/blog/2019/04/01/)にも感じたのだが,**3枚コンボの無限頑強が全く揃わない**。特に,サイド後はコンボパーツの枚数を減らすため,初手のキープ基準が難しくなり,なおさら無限頑強のコンボを成立できない。
また,今回は影響なかったが,無限頑強は墓地を使うため,相手の墓地対策の的にもなり,サイド後のコンボ成立は困難だ。
これならば,まだ*《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》や《賛美されし天使/Exalted Angel》などの単体でゲームを決められるカード*を採用した方がましだった。
あるいは,*《絵描きの召使い/Painter’s Servant》+《丸砥石/Grindstone》や《安らかなる眠り/Rest in Peace》+《Helm of Obedience》の2枚コンボ*を残りの枠に採用するのもありだと感じた。やはり,2枚コンボは揃えやすく,速度も早い。大会で成果が出ているだけのことはある。
《絵描きの召使い/Painter’s Servant》+《丸砥石/Grindstone》は2マナランド2枚を使えば,最速2ターンキルが可能だ。また,《安らかなる眠り/Rest in Peace》は*メインからリアニメイト対策ができ,サイド後の《外科的摘出/Surgical Extraction》対策*にもなる。そして,万が一相手が《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を採用していても,《絵描きの召使い/Painter’s Servant》+《丸砥石/Grindstone》を決められる。
これらの2枚コンボのパーツを収集しながら,次回は試しに無限頑強をやめてそのスロットに《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《賛美されし天使/Exalted Angel》を採用して大会に臨む。
* イベント名: 休日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201904
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-04-13 Sat 20:00
* 結果: 1-2 (内不戦勝1)
普段は休日の大会には参加しないのだが,日中に外出の用事があったので,その帰りに参加した。
## 購入
大会参加直前に,ゲームショップとどで《沈黙の墓石/Silent Gravestone》2枚を190円で購入した。このカードで*《外科的摘出/Surgical Extraction》を対策*できる。
そして,晴れる屋TCでは参加賞の100円商品券を使うことを目的に,以下のカードを購入した。
* 2枚50円: 《憑依された沼墓/Haunted Fengraf》
* 2枚20円: 《亡骸のぬかるみ/Mortuary Mire》
* 1枚10円: 《日中の光/Light of Day》
* 1枚20円: 《因果応報/Karma》
《憑依された沼墓/Haunted Fengraf》と《亡骸のぬかるみ/Mortuary Mire》は墓地からクリーチャーを回収できる土地だ。土地でクリーチャーを回収できるカードは珍しい。土地であれば《探検の地図/Expedition Map》や《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》からサーチできるので,サーチ対象として確保した。
その他,強力な黒対策カードの《日中の光/Light of Day》と《因果応報/Karma》を今後のために購入した。
## デッキ
デッキ名: 厳粛∞
バージョン: 2.0.0
60 メインデッキ
30 土地
05 《平地/Plains》
04 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
04 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04 《水晶鉱脈/Crystal Vein》
04 《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
02 《不毛の大地/Wasteland》
01 《幽霊街/Ghost Quarter》
01 《暗黒の深部/Dark Depths》
01 《古えの居住地/Ancient Den》
01 《カラカス/Karakas》
01 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
01 《石化した原野/Petrified Field》
01 《イス卿の迷路/Maze of Ith》
12 クリーチャー
04 《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》
02 《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》
01 《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
01 《金属ミミック/Metallic Mimic》
03 《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
01 《修復専門家/Restoration Specialist》
18 その他
04 《探検の地図/Expedition Map》
04 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
02 《狂気の祭壇/Altar of Dementia》
04 《厳粛/Solemnity》
01 《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》
01 《爆破基地/Blasting Station》
01 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
01 《シタヌールのフルート/Citanul Flute》
15 サイドボード
01 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
01 《沈黙の墓石/Silent Gravestone》
01 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
01 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
01 《真髄の針/Pithing Needle》
01 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
01 《忘却の輪/Oblivion Ring》
01 《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
01 《放逐する僧侶/Banisher Priest》
01 《浄化の印章/Seal of Cleansing》
01 《弱者の石/Meekstone》
01 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
01 《平和の番人/Peacekeeper》
01 《防御の光網/Defense Grid》
メインデッキの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》1 ,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》1,《狂気の祭壇/Altar of Dementia》1
* In: 《イス卿の迷路/Maze of Ith》1,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》1,《シタヌールのフルート/Citanul Flute》1,《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》1
[前回の大会](https://senooken.jp/blog/2019/04/13/)の反省点だった,《イス卿の迷路/Maze of Ith》を早速採用した。その他,前回購入した《シタヌールのフルート/Citanul Flute》を採用し,新たに購入した《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を追加した。そして,《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》をサイドからメインに移動させた。
サイドボードの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》1,《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》1
* In: 《沈黙の墓石/Silent Gravestone》1,《防御の光網/Defense Grid》1
今回新しく購入した《沈黙の墓石/Silent Gravestone》をサイドに採用した。また,打ち消し呪文対策で《防御の光網/Defense Grid》を1枚採用した。
メインデッキに新規採用カード (《イス卿の迷路/Maze of Ith》,《シタヌールのフルート/Citanul Flute》,《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》) が発生したので,バージョンを0.0.0から1.0.0に更新した。
## 試合
久しぶりの大会開始時からの参加だった。
### 第1試合: ×○×バント石鍛冶
1ゲーム目は,相手の《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》でビートされ,コンボが間に合わず負ける。
2ゲーム目は,相手の土地が詰まっているところに,《厳粛/Solemnity》+《暗黒の深部/Dark Depths》を決めて勝つ。
3ゲーム目は,相手の《不毛の大地/Wasteland》でこちらの土地が詰まり,コンボも《目くらまし/Daze》や《意志の力/Force of Will》で打ち消されてしまい負ける。
### 第2試合: 不戦勝
待ち時間で晴れる屋TCでシングルカードを購入した。
### 第3試合: ×○×グリセルシュート
1ゲーム目は,相手に2ターンキルされる。
2ゲーム目は,1ターン目に《古えの墳墓/Ancient Tomb》→《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》指定《グリセルブランド/Griselbrand》するスタート。3ターン目に《納墓/Entomb》2枚から《グリセルブランド/Griselbrand》と《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》を落とされ,《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》を展開される。7ドローを2回され,負けたかと思ったが,相手その後動きが鈍い。こちらも動きは鈍かったが,素引きした《爆破基地/Blasting Station》とクリーチャーで残りの4点を削りきる。
3ゲーム目は,こちら*プレイミスを2回*やらかして負ける。2マリガンで,《真髄の針/Pithing Needle》,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》ハンドをキープ。ここで,何を思ったのか*土地を置いてターンを返してしまう*。
返しで相手に《グリセルブランド/Griselbrand》を釣り上げられてしまった。その後,《思考囲い/Thoughtseize》で手札の《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を狙われるので,《沈黙の墓石/Silent Gravestone》をサーチする。返しのターンで《沈黙の墓石/Silent Gravestone》を設置するも,相手は《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を墓地に落とし,そのスタックで《浅すぎる墓穴/Shallow Grave》でリアニメイトされて負ける。
ここは*《真髄の針/Pithing Needle》を設置し,アップキープに《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》を積み込むべき*だった。相手は瞬殺コンボなので,キーカードを止めるためのカードの展開を最優先すべきだった。アップキープに《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を使うということを完全に失念していた。
## 結果
1-2 (不戦勝1)だった。不戦勝もあり,ゲーム単位では勝てたが,こちらのプレイミスもあり,やはり*試合では勝てない*。
特に,第3試合の2ゲーム目が象徴的だった。[無限頑強のコンボパーツ収集時](https://senooken.jp/blog/2019/04/01/)にも感じたのだが,**3枚コンボの無限頑強が全く揃わない**。特に,サイド後はコンボパーツの枚数を減らすため,初手のキープ基準が難しくなり,なおさら無限頑強のコンボを成立できない。
また,今回は影響なかったが,無限頑強は墓地を使うため,相手の墓地対策の的にもなり,サイド後のコンボ成立は困難だ。
これならば,まだ*《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》や《賛美されし天使/Exalted Angel》などの単体でゲームを決められるカード*を採用した方がましだった。
あるいは,*《絵描きの召使い/Painter’s Servant》+《丸砥石/Grindstone》や《安らかなる眠り/Rest in Peace》+《Helm of Obedience》の2枚コンボ*を残りの枠に採用するのもありだと感じた。やはり,2枚コンボは揃えやすく,速度も早い。大会で成果が出ているだけのことはある。
《絵描きの召使い/Painter’s Servant》+《丸砥石/Grindstone》は2マナランド2枚を使えば,最速2ターンキルが可能だ。また,《安らかなる眠り/Rest in Peace》は*メインからリアニメイト対策ができ,サイド後の《外科的摘出/Surgical Extraction》対策*にもなる。そして,万が一相手が《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を採用していても,《絵描きの召使い/Painter’s Servant》+《丸砥石/Grindstone》を決められる。
これらの2枚コンボのパーツを収集しながら,次回は試しに無限頑強をやめてそのスロットに《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《賛美されし天使/Exalted Angel》を採用して大会に臨む。
## 概要
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201904
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-04-12 Fri 20:00
* 結果: 0-3 (内不戦敗1)
新デッキの厳粛∞での2回目の大会参加だ。今回こそは初金星を上げたいところだ。
## 購入
大会参加直前に,ゲームショップとどで以下のカードを購入した。
* 2枚300円: 《幽霊街/Ghost Quarter》
* 1枚200円: 《幽霊街/Ghost Quarter》
* 1枚147円: 《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》
《幽霊街/Ghost Quarter》は基本土地も破壊できる貴重なカードだ。厳粛∞では,土地の枚数を減らしながら,マナを出せるので,《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》と相性がいい。その他,上陸とも相性がいい。この機会に4枚揃えることにした。
《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》は,《厳粛/Solemnity》との組み合わせでライフの減少では敗北しなくなる。お手軽2枚コンボであり,赤黒系デッキには強力なため購入した。
その他,晴れる屋TCで《シタヌールのフルート/Citanul Flute》を1枚200円で購入した。このカードは5マナと若干重いものの,あらゆるクリーチャー・カードをサーチできる。何より,**アーティファクトであるため《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からサーチ**できる。これにより,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でデッキの全コンボパーツにアクセス可能となる。デッキに1枚仕込んでおきたいと思い購入した。
## デッキ
[前回の大会](https://senooken.jp/blog/2019/04/06/)では,特にサイドボードの練り込みが甘かった。そのため,それなりに改良を施した。
メインデッキの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《金属ミミック/Metallic Mimic》1,《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》1
* In: 《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》1,《修復専門家/Restoration Specialist》1
《金属ミミック/Metallic Mimic》は過剰なコンボパーツだったので,これを減らして,リカバリー用に《修復専門家/Restoration Specialist》を採用した。その他,サイド後の《外科的摘出/Surgical Extraction》対策に,《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》を1枚《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》に変更した。
サイドボードの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》1,《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》1,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》3,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》1,《忘却の輪/Oblivion Ring》1
* In: 《浄化の印章/Seal of Cleansing》1,《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》1,《放逐する僧侶/Banisher Priest》1,《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》1,《ボジューカの沼/Bojuka Bog》1,《平和の番人/Peacekeeper》1
《護衛募集員/Recruiter of the Guard》や《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でサーチしやすいカードを選んだ。
メインデッキに新規採用カード (《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》) が発生したので,バージョンを0.0.0から1.0.0に更新した。
## 試合
### 第1試合: 不戦敗
大会参加前にゲームショップとどと晴れる屋でカードを購入した。バトロコ高田馬場で先週見かけた《Glacial Chasm》を購入しようと思っていたのだが,売り切れていた。これがアダとなる。
### 第2試合: ××青黒スタイフルノート
1ゲーム目は,相手先攻で2ターン目にスタイフルノートを決められる。こちらは1ターン目に《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》を展開していた。メインデッキで対応できるか考えてみたところ,対応方法がなかったので投了した。ここで,メインデッキに《Glacial Chasm》か《イス卿の迷路/Maze of Ith》のどちらかを1枚でも採用していれば,《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》や《探検の地図/Expedition Map》で耐えることができた。《Glacial Chasm》は持っていないものの,《イス卿の迷路/Maze of Ith》は持っていたので,採用を心に決める。
2ゲーム目は,こちら痛恨のプレイミスで1ターン間に合わず敗北する。3ターン目に《厳粛/Solemnity》をプレイし,《暗黒の深部/Dark Depths》を構えるも,《厳粛/Solemnity》は打ち消される。ここで,**土地を置き忘れるという痛恨のプレイミス**をしでかす。相手の場には,《不毛の大地/Wasteland》が出ていたので,この1マナが響き《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で次の《厳粛/Solemnity》のサーチが1ターン間に合わず,相手に先にスタイフルノートを決められる。しかたなく,《浄化の印章/Seal of Cleansing》をサーチて破壊するも,《減衰球/Damping Sphere》から再度決められ負ける。
相手もコンボだったのもあり,*1プレイミスが敗北*につながる試合だった。勝敗は即行でつくので,一つ一つのプレイを慎重にすべきだと痛感した。
### 第3試合: ○××青黒デスシャドー
初対戦のデッキだった。
1ゲーム目は,相手2マリガンで,こちらは順当に《厳粛/Solemnity》+《暗黒の深部/Dark Depths》を決めて勝利した。
2ゲーム目は,《厳粛/Solemnity》を《目くらまし/Daze》で打ち消され,*《厳粛/Solemnity》を《外科的摘出/Surgical Extraction》で除外*される。手札に残り2枚を抱えており,これが響きコンボを決められず,《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》に敗北する。
3ゲーム目は,先攻3マリガン。初手で《演劇の舞台/Thespian’s Stage》+《暗黒の深部/Dark Depths》+《水晶鉱脈/Crystal Vein》の最速《暗黒の深部/Dark Depths》が揃っていた。こちら*最速でコンボを決めるも,《悪魔の布告/Diabolic Edict》でマリット・レイジを除去*される。その後は10/10の《死の影/Death’s Shadow》で敗北する。
## 結果
[前回](https://senooken.jp/blog/2019/04/06/)に引き続き,またしても0-3だった。
今回の反省点は以下の3点だった。
1. 《Glacial Chasm》や《イス卿の迷路/Maze of Ith》を採用
2. 《目くらまし/Daze》のケア
3. 土地を置き忘れないこと
特に,《Glacial Chasm》や《イス卿の迷路/Maze of Ith》は《探検の地図/Expedition Map》,《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でほぼアクセス可能なので,**1枚は必須**だと痛感した。
また,今回は《目くらまし/Daze》を採用したデッキ相手だった。コンボを最速で決めることを考えて,特に《目くらまし/Daze》をケアせずに動いた。しかし,1ターン程度であれば影響はないので,素直に我慢して土地を貯めるべきだった。基本的に,エンチャントは着地後干渉不可能だからだ。
黒相手だと,やはり*《外科的摘出/Surgical Extraction》は確実にサイド後入ってくる*と思ってよい。こちらの無限頑強ルートは墓地対策に弱く,キーカードを除外されるとコンボを決めるのが難しくなる。**《沈黙の墓石/Silent Gravestone》による対策が必要**に感じた。
メインデッキでの勝率を上げるために,メインから《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》もありだと感じた。《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》+《厳粛/Solemnity》は*2枚コンボで成立しやすく*,《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》は*単体でも時間稼ぎ*になる。それに比べ,サクり台や頑強持ちは単体であまり仕事をせず,頑強持ちに至っては,相手が除去を持っていると先置きもできない。
コンボデッキだと3マリガンしても勝てるので,どっしりと構えられて今までのビートダウンとは違った面白みがある。負けるのは悔しいが面白い。次回こそは勝てるように精進する。
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201904
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-04-12 Fri 20:00
* 結果: 0-3 (内不戦敗1)
新デッキの厳粛∞での2回目の大会参加だ。今回こそは初金星を上げたいところだ。
## 購入
大会参加直前に,ゲームショップとどで以下のカードを購入した。
* 2枚300円: 《幽霊街/Ghost Quarter》
* 1枚200円: 《幽霊街/Ghost Quarter》
* 1枚147円: 《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》
《幽霊街/Ghost Quarter》は基本土地も破壊できる貴重なカードだ。厳粛∞では,土地の枚数を減らしながら,マナを出せるので,《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》と相性がいい。その他,上陸とも相性がいい。この機会に4枚揃えることにした。
《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》は,《厳粛/Solemnity》との組み合わせでライフの減少では敗北しなくなる。お手軽2枚コンボであり,赤黒系デッキには強力なため購入した。
その他,晴れる屋TCで《シタヌールのフルート/Citanul Flute》を1枚200円で購入した。このカードは5マナと若干重いものの,あらゆるクリーチャー・カードをサーチできる。何より,**アーティファクトであるため《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からサーチ**できる。これにより,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でデッキの全コンボパーツにアクセス可能となる。デッキに1枚仕込んでおきたいと思い購入した。
## デッキ
[前回の大会](https://senooken.jp/blog/2019/04/06/)では,特にサイドボードの練り込みが甘かった。そのため,それなりに改良を施した。
デッキ名: 厳粛∞
バージョン: 1.0.0
60 メインデッキ
30 土地
05 《平地/Plains》
04 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
04 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04 《水晶鉱脈/Crystal Vein》
04 《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
02 《不毛の大地/Wasteland》
01 《幽霊街/Ghost Quarter》
01 《暗黒の深部/Dark Depths》
01 《古えの居住地/Ancient Den》
01 《カラカス/Karakas》
01 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
01 《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》
01 《石化した原野/Petrified Field》
14 クリーチャー
04 《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》
03 《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》
01 《金属ミミック/Metallic Mimic》
01 《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
04 《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
01 《修復専門家/Restoration Specialist》
16 その他
04 《探検の地図/Expedition Map》
03 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
03 《狂気の祭壇/Altar of Dementia》
01 《爆破基地/Blasting Station》
01 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
04 《厳粛/Solemnity》
15 サイドボード
01 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
01 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
01 《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
01 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
01 《真髄の針/Pithing Needle》
01 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
01 《忘却の輪/Oblivion Ring》
01 《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
01 《放逐する僧侶/Banisher Priest》
01 《浄化の印章/Seal of Cleansing》
01 《弱者の石/Meekstone》
01 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
01 《平和の番人/Peacekeeper》
01 《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》
メインデッキの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《金属ミミック/Metallic Mimic》1,《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》1
* In: 《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》1,《修復専門家/Restoration Specialist》1
《金属ミミック/Metallic Mimic》は過剰なコンボパーツだったので,これを減らして,リカバリー用に《修復専門家/Restoration Specialist》を採用した。その他,サイド後の《外科的摘出/Surgical Extraction》対策に,《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》を1枚《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》に変更した。
サイドボードの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》1,《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》1,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》3,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》1,《忘却の輪/Oblivion Ring》1
* In: 《浄化の印章/Seal of Cleansing》1,《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》1,《放逐する僧侶/Banisher Priest》1,《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》1,《ボジューカの沼/Bojuka Bog》1,《平和の番人/Peacekeeper》1
《護衛募集員/Recruiter of the Guard》や《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でサーチしやすいカードを選んだ。
メインデッキに新規採用カード (《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》) が発生したので,バージョンを0.0.0から1.0.0に更新した。
## 試合
### 第1試合: 不戦敗
大会参加前にゲームショップとどと晴れる屋でカードを購入した。バトロコ高田馬場で先週見かけた《Glacial Chasm》を購入しようと思っていたのだが,売り切れていた。これがアダとなる。
### 第2試合: ××青黒スタイフルノート
1ゲーム目は,相手先攻で2ターン目にスタイフルノートを決められる。こちらは1ターン目に《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》を展開していた。メインデッキで対応できるか考えてみたところ,対応方法がなかったので投了した。ここで,メインデッキに《Glacial Chasm》か《イス卿の迷路/Maze of Ith》のどちらかを1枚でも採用していれば,《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》や《探検の地図/Expedition Map》で耐えることができた。《Glacial Chasm》は持っていないものの,《イス卿の迷路/Maze of Ith》は持っていたので,採用を心に決める。
2ゲーム目は,こちら痛恨のプレイミスで1ターン間に合わず敗北する。3ターン目に《厳粛/Solemnity》をプレイし,《暗黒の深部/Dark Depths》を構えるも,《厳粛/Solemnity》は打ち消される。ここで,**土地を置き忘れるという痛恨のプレイミス**をしでかす。相手の場には,《不毛の大地/Wasteland》が出ていたので,この1マナが響き《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で次の《厳粛/Solemnity》のサーチが1ターン間に合わず,相手に先にスタイフルノートを決められる。しかたなく,《浄化の印章/Seal of Cleansing》をサーチて破壊するも,《減衰球/Damping Sphere》から再度決められ負ける。
相手もコンボだったのもあり,*1プレイミスが敗北*につながる試合だった。勝敗は即行でつくので,一つ一つのプレイを慎重にすべきだと痛感した。
### 第3試合: ○××青黒デスシャドー
初対戦のデッキだった。
1ゲーム目は,相手2マリガンで,こちらは順当に《厳粛/Solemnity》+《暗黒の深部/Dark Depths》を決めて勝利した。
2ゲーム目は,《厳粛/Solemnity》を《目くらまし/Daze》で打ち消され,*《厳粛/Solemnity》を《外科的摘出/Surgical Extraction》で除外*される。手札に残り2枚を抱えており,これが響きコンボを決められず,《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》に敗北する。
3ゲーム目は,先攻3マリガン。初手で《演劇の舞台/Thespian’s Stage》+《暗黒の深部/Dark Depths》+《水晶鉱脈/Crystal Vein》の最速《暗黒の深部/Dark Depths》が揃っていた。こちら*最速でコンボを決めるも,《悪魔の布告/Diabolic Edict》でマリット・レイジを除去*される。その後は10/10の《死の影/Death’s Shadow》で敗北する。
## 結果
[前回](https://senooken.jp/blog/2019/04/06/)に引き続き,またしても0-3だった。
今回の反省点は以下の3点だった。
1. 《Glacial Chasm》や《イス卿の迷路/Maze of Ith》を採用
2. 《目くらまし/Daze》のケア
3. 土地を置き忘れないこと
特に,《Glacial Chasm》や《イス卿の迷路/Maze of Ith》は《探検の地図/Expedition Map》,《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でほぼアクセス可能なので,**1枚は必須**だと痛感した。
また,今回は《目くらまし/Daze》を採用したデッキ相手だった。コンボを最速で決めることを考えて,特に《目くらまし/Daze》をケアせずに動いた。しかし,1ターン程度であれば影響はないので,素直に我慢して土地を貯めるべきだった。基本的に,エンチャントは着地後干渉不可能だからだ。
黒相手だと,やはり*《外科的摘出/Surgical Extraction》は確実にサイド後入ってくる*と思ってよい。こちらの無限頑強ルートは墓地対策に弱く,キーカードを除外されるとコンボを決めるのが難しくなる。**《沈黙の墓石/Silent Gravestone》による対策が必要**に感じた。
メインデッキでの勝率を上げるために,メインから《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》もありだと感じた。《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》+《厳粛/Solemnity》は*2枚コンボで成立しやすく*,《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》は*単体でも時間稼ぎ*になる。それに比べ,サクり台や頑強持ちは単体であまり仕事をせず,頑強持ちに至っては,相手が除去を持っていると先置きもできない。
コンボデッキだと3マリガンしても勝てるので,どっしりと構えられて今までのビートダウンとは違った面白みがある。負けるのは悔しいが面白い。次回こそは勝てるように精進する。
## 概要
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201904
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-04-05 Fri 20:00
* 結果: 0-3 (内不戦敗1)
今回の大会が新デッキの初陣となった。
## 購入
大会参加直前に,ゲームショップとどで新デッキに必要な以下のカードを追加で購入した。
* 3枚855円: 《探検の地図/Expedition Map》
* 1枚124円: 《幽霊街/Ghost Quarter》
ゲームショップとどは*現在開店2週年でシングルカードが5 %オフ*になっていたのでお得だった。
デッキに1枚しか存在しない《暗黒の深部/Dark Depths》のサーチに,やはり《探検の地図/Expedition Map》は4枚必要だと判断した。《幽霊街/Ghost Quarter》は相手の《演劇の舞台/Thespian’s Stage》を確実に破壊するために採用した。《演劇の舞台/Thespian’s Stage》で基本土地にコピーされると《不毛の大地/Wasteland》で破壊できなくなるためだ。
その後,晴れる屋TCで参加賞の商品券を使い以下のカードを購入した。
* 1枚180円: 《狂気の祭壇/Altar of Dementia》
* 1枚020円: 《療治の侍臣/Vizier of Remedies》
《狂気の祭壇/Altar of Dementia》は4枚目の予備として購入した。《療治の侍臣/Vizier of Remedies》は無限頑強のオプションパーツとして購入した。
## デッキ
今回は新デッキで大会に参加した。デッキ名は厳粛∞ (ゲンシュクエイト) だ。
新デッキを使った最初の大会なので,基本事項を解説する。
このデッキは,*《暗黒の深部/Dark Depths》と無限頑強のハイブリッドコンボ*デッキだ。
《暗黒の深部/Dark Depths》のコンボは,《演劇の舞台/Thespian’s Stage》か《厳粛/Solemnity》の2枚の組み合わせにより,氷雪カウンターを踏み倒してマリットレイジトークンを高速で展開する。
* 《暗黒の深部/Dark Depths》+《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
* 《暗黒の深部/Dark Depths》+《厳粛/Solemnity》
無限頑強のコンボは,頑強持ちクリーチャー+カウンター処理+サクリ台の以下の3種類のカードを使ったコンボにより,ライブラリーアウトか無限ダメージを狙う。
* 頑強: 《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》
* カウンター処理: 《厳粛/Solemnity》,《金属ミミック/Metallic Mimic》
* サクリ台: 《狂気の祭壇/Altar of Dementia》,《爆破基地/Blasting Station》
デッキ名の「厳粛∞ (ゲンシュクエイト)」は,両方のコンボに共通するキーパーツである《厳粛/Solemnity》と,《暗黒の深部/Dark Depths》のイニシャルDDが無限頑強の無限 (∞) に見た目が似ていることから選んだ。読みのエイトはジャニーズのグループの関ジャニ∞がそう呼ぶことを真似した。
《暗黒の深部/Dark Depths》か無限頑強を達成するために,《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》,《探検の地図/Expedition Map》,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》などのサーチカードをありったけ詰め込んでいる。
*最速3ターンキル,安定4ターンキル*を目指したコンボデッキだ。コンボデッキ自体を大会で使うのは初めてだ。サイドボードや詳細はまだまだ不十分なので,今後詰めていく。
## 試合
### 第1試合: 不戦敗
大会参加前に,《探検の地図/Expedition Map》と《幽霊街/Ghost Quarter》を購入し,デッキに採用できた。
その他,《外科的摘出/Surgical Extraction》の買い取りをバトロコ高田馬場でやりたかったのだが,時間が間に合わなさそうだったので見送った。
### 第2試合: ○××赤単プリズン
新デッキの初陣は赤単プリズンだった。
1ゲーム目は,後手3マリガンから無限頑強を5ターン目に決め,鮮やかに勝利した。初めてのコンボ達成でかなり緊張した試合だった。
2ゲーム目は,相手の動きが芳しくなかったので,念のため《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で《漸増爆弾/Ratchet Bomb》をサーチして設置。その後,《厳粛/Solemnity》を設置して次のターンでコンボを決めるところで,《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》で手札の《狂気の祭壇/Altar of Dementia》を止められる。ここで,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》のカウンターを2個にして置いておけば,問題なかったのだが,《虚空の杯/Chalice of the Void》を警戒して,カウンターを載せないというミスプレイをしでかす。その後,《血染めの太陽/Blood Sun》も出され,《暗黒の深部/Dark Depths》のコンボも防がれてしまい敗北する。サイドボードに効果的なカードを採用できていなかったのが敗因だった。
3ゲーム目は,こちらは後手を取った。《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》や《悟りの教示者/Enlightened Tutor》があるので,後手のほうが有利ではないかという仮説を今回の大会で試すためだ。しかし,このゲームはこの選択が裏目に出た。相手1ターン目から3ターン目にかけてゴブリンを大量展開され,ビートで3ターンキルされた。
1ゲーム目に,華麗にコンボを決めれてのは最高によかった。しかし,2ゲーム目のプレイミスは痛かった。デッキの習熟度,サイドの練り込みの浅さを思い知らされる試合だった。
### 第3試合: ○××黒緑ダークデプス
ミラーマッチだった。ダークデプスは対戦するのが初めてだった。
1ゲーム目は,お互い《暗黒の深部/Dark Depths》からマリットレイジトークンを出す展開になる。相手が破壊不能が戦闘やダメージでは破壊されると誤解しており,攻撃してきたため,返しに攻撃できて勝利した。
2ゲーム目は,相手2マリガンだったが,《トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach》を2回展開され,無限頑強の揃ったハンドが崩される。苦し紛れに展開した《厳粛/Solemnity》を利用され,相手に《輪作/Crop Rotation》経由で《暗黒の深部/Dark Depths》を出され敗北した。相手にも効果があることを完全に失念していた。
3ゲーム目は,相手に1ターン目に《トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach》を打たれ,手札の土地2枚が落ち,完全にゲームプランを崩される。延長ターンまでいくも,上当たりだったのもあり勝てる気がしなかったので投了した。
## 結果
新デッキでの初の大会は無念の0-3だった。第2試合の1ゲーム目でこちらの理想通りの動きができてとてもよかった。しかし,デッキの完成度の低さを痛感した。
まず,サイドボードがだめだった。せっかくメインに《護衛募集員/Recruiter of the Guard》があるのに,それを活かすカードを採用できていなかった。《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》や《平和の番人/Peacekeeper》など,サイド後にもっと採用できるカードがあった。
また,戦略として今回は自分から後手を選ぶというのを試した。これは《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》のシナジーや《悟りの教示者/Enlightened Tutor》による手札の消耗を軽減するためだった。結論からいうと,これは**NG**だった。
サイド後は相手も対策カードを入れてくるので,1ゲーム目よりも先手後手の影響が大きくなる。そのため,やはり先手を選ぶべきだった。代わりに,先手の場合は《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》を,後手の場合は《探検の地図/Expedition Map》を若干減らして対策カードの枠を作ればよかった。
無限頑強は墓地を使ったコンボのため,サイド後は墓地対策 (《外科的摘出/Surgical Extraction》) される。特に,《外科的摘出/Surgical Extraction》を《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》に受けると,無限頑強の達成が不可能になる。これを避けるためには,《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》と枚数をちらしたほうがよかった。
赤単プリズンの3ゲーム目のように,高速ビートにはやはり後手だと間に合わない。これに耐えるためにも,《Glacial Chasm》や《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》は必要だと感じた。優先的に集めたい。
残念ながら,試合に勝つことはできなかった。鮮やかに瞬殺できたので手応えはあった。今回の試合で課題が見つかったので,これを直して次回は勝てるようにする。
今後少なくとも半年は使い込む。デッキを使いこなせるように,精進していく。
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201904
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-04-05 Fri 20:00
* 結果: 0-3 (内不戦敗1)
今回の大会が新デッキの初陣となった。
## 購入
大会参加直前に,ゲームショップとどで新デッキに必要な以下のカードを追加で購入した。
* 3枚855円: 《探検の地図/Expedition Map》
* 1枚124円: 《幽霊街/Ghost Quarter》
ゲームショップとどは*現在開店2週年でシングルカードが5 %オフ*になっていたのでお得だった。
デッキに1枚しか存在しない《暗黒の深部/Dark Depths》のサーチに,やはり《探検の地図/Expedition Map》は4枚必要だと判断した。《幽霊街/Ghost Quarter》は相手の《演劇の舞台/Thespian’s Stage》を確実に破壊するために採用した。《演劇の舞台/Thespian’s Stage》で基本土地にコピーされると《不毛の大地/Wasteland》で破壊できなくなるためだ。
その後,晴れる屋TCで参加賞の商品券を使い以下のカードを購入した。
* 1枚180円: 《狂気の祭壇/Altar of Dementia》
* 1枚020円: 《療治の侍臣/Vizier of Remedies》
《狂気の祭壇/Altar of Dementia》は4枚目の予備として購入した。《療治の侍臣/Vizier of Remedies》は無限頑強のオプションパーツとして購入した。
## デッキ
今回は新デッキで大会に参加した。デッキ名は厳粛∞ (ゲンシュクエイト) だ。
デッキ名: 厳粛∞
バージョン: 0.0.0
60 メインデッキ
30 土地
05 《平地/Plains》
04 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
04 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04 《水晶鉱脈/Crystal Vein》
04 《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
02 《不毛の大地/Wasteland》
01 《幽霊街/Ghost Quarter》
01 《暗黒の深部/Dark Depths》
01 《古えの居住地/Ancient Den》
01 《カラカス/Karakas》
01 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
01 《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》
01 《石化した原野/Petrified Field》
14 クリーチャー
04 《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》
04 《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》
02 《金属ミミック/Metallic Mimic》
04 《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
16 その他
04 《探検の地図/Expedition Map》
03 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
03 《狂気の祭壇/Altar of Dementia》
01 《爆破基地/Blasting Station》
01 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
04 《厳粛/Solemnity》
15 サイドボード
02 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
02 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
01 《真髄の針/Pithing Needle》
01 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
03 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
02 《忘却の輪/Oblivion Ring》
01 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
01 《弱者の石/Meekstone》
01 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
新デッキを使った最初の大会なので,基本事項を解説する。
このデッキは,*《暗黒の深部/Dark Depths》と無限頑強のハイブリッドコンボ*デッキだ。
《暗黒の深部/Dark Depths》のコンボは,《演劇の舞台/Thespian’s Stage》か《厳粛/Solemnity》の2枚の組み合わせにより,氷雪カウンターを踏み倒してマリットレイジトークンを高速で展開する。
* 《暗黒の深部/Dark Depths》+《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
* 《暗黒の深部/Dark Depths》+《厳粛/Solemnity》
無限頑強のコンボは,頑強持ちクリーチャー+カウンター処理+サクリ台の以下の3種類のカードを使ったコンボにより,ライブラリーアウトか無限ダメージを狙う。
* 頑強: 《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》
* カウンター処理: 《厳粛/Solemnity》,《金属ミミック/Metallic Mimic》
* サクリ台: 《狂気の祭壇/Altar of Dementia》,《爆破基地/Blasting Station》
デッキ名の「厳粛∞ (ゲンシュクエイト)」は,両方のコンボに共通するキーパーツである《厳粛/Solemnity》と,《暗黒の深部/Dark Depths》のイニシャルDDが無限頑強の無限 (∞) に見た目が似ていることから選んだ。読みのエイトはジャニーズのグループの関ジャニ∞がそう呼ぶことを真似した。
《暗黒の深部/Dark Depths》か無限頑強を達成するために,《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》,《探検の地図/Expedition Map》,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》などのサーチカードをありったけ詰め込んでいる。
*最速3ターンキル,安定4ターンキル*を目指したコンボデッキだ。コンボデッキ自体を大会で使うのは初めてだ。サイドボードや詳細はまだまだ不十分なので,今後詰めていく。
## 試合
### 第1試合: 不戦敗
大会参加前に,《探検の地図/Expedition Map》と《幽霊街/Ghost Quarter》を購入し,デッキに採用できた。
その他,《外科的摘出/Surgical Extraction》の買い取りをバトロコ高田馬場でやりたかったのだが,時間が間に合わなさそうだったので見送った。
### 第2試合: ○××赤単プリズン
新デッキの初陣は赤単プリズンだった。
1ゲーム目は,後手3マリガンから無限頑強を5ターン目に決め,鮮やかに勝利した。初めてのコンボ達成でかなり緊張した試合だった。
2ゲーム目は,相手の動きが芳しくなかったので,念のため《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で《漸増爆弾/Ratchet Bomb》をサーチして設置。その後,《厳粛/Solemnity》を設置して次のターンでコンボを決めるところで,《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》で手札の《狂気の祭壇/Altar of Dementia》を止められる。ここで,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》のカウンターを2個にして置いておけば,問題なかったのだが,《虚空の杯/Chalice of the Void》を警戒して,カウンターを載せないというミスプレイをしでかす。その後,《血染めの太陽/Blood Sun》も出され,《暗黒の深部/Dark Depths》のコンボも防がれてしまい敗北する。サイドボードに効果的なカードを採用できていなかったのが敗因だった。
3ゲーム目は,こちらは後手を取った。《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》や《悟りの教示者/Enlightened Tutor》があるので,後手のほうが有利ではないかという仮説を今回の大会で試すためだ。しかし,このゲームはこの選択が裏目に出た。相手1ターン目から3ターン目にかけてゴブリンを大量展開され,ビートで3ターンキルされた。
1ゲーム目に,華麗にコンボを決めれてのは最高によかった。しかし,2ゲーム目のプレイミスは痛かった。デッキの習熟度,サイドの練り込みの浅さを思い知らされる試合だった。
### 第3試合: ○××黒緑ダークデプス
ミラーマッチだった。ダークデプスは対戦するのが初めてだった。
1ゲーム目は,お互い《暗黒の深部/Dark Depths》からマリットレイジトークンを出す展開になる。相手が破壊不能が戦闘やダメージでは破壊されると誤解しており,攻撃してきたため,返しに攻撃できて勝利した。
2ゲーム目は,相手2マリガンだったが,《トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach》を2回展開され,無限頑強の揃ったハンドが崩される。苦し紛れに展開した《厳粛/Solemnity》を利用され,相手に《輪作/Crop Rotation》経由で《暗黒の深部/Dark Depths》を出され敗北した。相手にも効果があることを完全に失念していた。
3ゲーム目は,相手に1ターン目に《トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach》を打たれ,手札の土地2枚が落ち,完全にゲームプランを崩される。延長ターンまでいくも,上当たりだったのもあり勝てる気がしなかったので投了した。
## 結果
新デッキでの初の大会は無念の0-3だった。第2試合の1ゲーム目でこちらの理想通りの動きができてとてもよかった。しかし,デッキの完成度の低さを痛感した。
まず,サイドボードがだめだった。せっかくメインに《護衛募集員/Recruiter of the Guard》があるのに,それを活かすカードを採用できていなかった。《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》や《平和の番人/Peacekeeper》など,サイド後にもっと採用できるカードがあった。
また,戦略として今回は自分から後手を選ぶというのを試した。これは《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》のシナジーや《悟りの教示者/Enlightened Tutor》による手札の消耗を軽減するためだった。結論からいうと,これは**NG**だった。
サイド後は相手も対策カードを入れてくるので,1ゲーム目よりも先手後手の影響が大きくなる。そのため,やはり先手を選ぶべきだった。代わりに,先手の場合は《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》を,後手の場合は《探検の地図/Expedition Map》を若干減らして対策カードの枠を作ればよかった。
無限頑強は墓地を使ったコンボのため,サイド後は墓地対策 (《外科的摘出/Surgical Extraction》) される。特に,《外科的摘出/Surgical Extraction》を《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》に受けると,無限頑強の達成が不可能になる。これを避けるためには,《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》と枚数をちらしたほうがよかった。
赤単プリズンの3ゲーム目のように,高速ビートにはやはり後手だと間に合わない。これに耐えるためにも,《Glacial Chasm》や《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》は必要だと感じた。優先的に集めたい。
残念ながら,試合に勝つことはできなかった。鮮やかに瞬殺できたので手応えはあった。今回の試合で課題が見つかったので,これを直して次回は勝てるようにする。
今後少なくとも半年は使い込む。デッキを使いこなせるように,精進していく。
2019-03-29 Fri 20:00 晴れる屋TCレガシー参加報告 | 黒単リアニメイトに瞬殺されるも,グリセルシュートに辛勝!ありがとう装備リベリオン!
2019年3月30日 tournament
## 概要
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201903
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-03-29 Fri 20:00
* 結果: 1-2 (内不戦敗1)
今回の大会が装備リベリオンでの最後の大会となった。
## 購入
大会参加前に,新デッキのパーツを購入した。
* カードショップとど: 《探検の地図/Expedition Map》を1枚300円
* 晴れる屋TC: 《暗黒の深部/Dark Depths》を1枚3000円
《厳粛/Solemnity》を軸にした,《暗黒の深部/Dark Depths》と無限頑強のハイブリッドコンボデッキの内,肝心の《暗黒の深部/Dark Depths》とそのサーチカードである《探検の地図/Expedition Map》を購入した。
《暗黒の深部/Dark Depths》は高額レアなので購入は躊躇する。しかし,最低1枚は必要なので,晴れる屋ポイント2500と100円商品券を使い購入した。
これとは別に,通販でも必要パーツを注文している。これで新デッキに最低限必要なパーツが揃ったので,次回からは新デッキを使う。
## デッキ
メインデッキの変更点はない。
サイドボードの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《真髄の針/Pithing Needle》1,《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》1
* In: 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》1,《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》1
[前回の大会](https://senooken.jp/blog/2019/03/23/)で,《遺産のドルイド/Heritage Druid》が止まらずに負けたのもあり,《真髄の針/Pithing Needle》を1枚,マナの能力を禁止できる《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》に変更した。
また,同様にANT対策の《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》を《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》に差し替えた。
サイドボードのカードの枚数を更新したので,バージョンを4.0.2から4.0.3に上げた。
## 試合
### 第1試合: 不戦敗
大会参加前に新デッキのためにカードを購入していた。
ゲームショップとどは電子マネーを使えるのが特徴的だ。注文するとすぐに用意してくれて,感じのいいお店だ。レガシーの大会がないのが残念なところだ。
### 第2試合: ××黒単リアニメイト
黒単のリアニメイトは初対戦だった。
1ゲーム目は,相手先行で1ターン目に《暗黒の儀式/Dark Ritual》からの《納墓/Entomb》,《動く死体/Animate Dead》で《グリセルブランド/Griselbrand》。それに対して,こちらは2ターン目に《漸増爆弾/Ratchet Bomb》を設置するのみ。2回《グリセルブランド/Griselbrand》に攻撃されてから,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》で《動く死体/Animate Dead》を破壊する。しかし,その間に大量ドローされ,《墓所のタイタン/Grave Titan》や《グリセルブランド/Griselbrand》をリアニメイトされ,敗北。
2ゲーム目は,こちら1マリガンで土地1,《弱者の石/Meekstone》,《剣を鍬に/Swords to Plowshares》ハンドをキープ。しかし,相手は《漸増爆弾/Ratchet Bomb》と《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》。《悟りの教示者/Enlightened Tutor》から《真髄の針/Pithing Needle》をサーチするも,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》で《弱者の石/Meekstone》は破壊される。しかたなく,《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》を止めるが,その後《グリセルブランド/Griselbrand》をリアニメイトされ,敗北。
**完敗**だった。相手の*コンボ速度に全く追いつけなかった*。相手が速いというよりかはこちらのデッキが遅すぎるのかもしれない。
### 第3試合: ×○○グリセルシュート
またしても高速コンボだった。
1ゲーム目は,《グリセルブランド/Griselbrand》を釣り上げられ,そこからドローとストームで《苦悶の触手/Tendrils of Agony》で敗北した。
2ゲーム目は,こちら《悟りの教示者/Enlightened Tutor》→《虚空の杯/Chalice of the Void》の初動。返す相手は1ターン目に《夜の戦慄/Dread of Night》。こちらはその後に《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》を展開。これは除去されるも,《埋没した廃墟/Buried Ruin》で再度展開したところで相手が投了した。打点が低いので,中期戦になるかと思ったが,助かった。
3ゲーム目は,こちら《無のロッド/Null Rod》と《弱者の石/Meekstone》とリクルーターのハンドをキープ。このゲームは相手の土地が詰まり,その間にこちらがリベリオンを展開できて勝利した。
試合後に,初見のデッキだったのでいろいろ動きを教えてもらった。基本的には,《グリセルブランド/Griselbrand》や《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を墓地から釣り上げて攻撃するデッキで,その補助にストームが入っているとのことだった。その他,《Lake of the Dead》から《墓所のタイタン/Grave Titan》を展開するプランもあったようだ。
相手の引きが弱くて勝てた試合だった。
## 結果
1-2だった。今回は高速コンボにばかり当たった大会だった。1勝できたが,これは運が良かった。
今のデッキだと,*奇跡が起きて4ターンキル,相手がクリーチャー除去やブロッカーの用意をしなければ5ターンキル*で,これがこのデッキの速度だ。
単純に,3-4ターン目にゲームを決めてくる高速コンボが相手だと,**速度がどうしても間に合わない**。やはり,これが今の装備リベリオンの限界だ。
次の新デッキは《厳粛/Solemnity》を使った《暗黒の深部/Dark Depths》と無限頑強のハイブリッドコンボだ。予定では,最速3ターンキル,安定4ターンキルを目指す。これならば,黒単リアニメイトやスニークショーが相手でも勝負できる。
今回の大会参加で,コンボのキーパーツである《暗黒の深部/Dark Depths》を1枚用意できたので,次回からは新デッキで戦いに挑む。新デッキの活躍に期待したい。s
6年のブランクを経て,[2018-10-12 Fri](https://senooken.jp/blog/2018/10/12/)から約半年に渡って使い続けたのが装備リベリオンだ。一世を風靡したリベリオンを現在のレガシー環境で戦えるようにチューニングを繰り返した。
リベリオン,装備品,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》などいくつかの勝ち手段を散りばめたコントロールよりな白ウィニーで,自分の*歴代の白ウィニーでは一番のお気に入り*だ。
今後は新デッキでレガシー環境に戦いを挑むので,装備リベリオンはしばらく寝かせる。
多くの勝利をもたらしてくれた*装備リベリオンのこれまでの活躍に感謝*する。
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201903
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-03-29 Fri 20:00
* 結果: 1-2 (内不戦敗1)
今回の大会が装備リベリオンでの最後の大会となった。
## 購入
大会参加前に,新デッキのパーツを購入した。
* カードショップとど: 《探検の地図/Expedition Map》を1枚300円
* 晴れる屋TC: 《暗黒の深部/Dark Depths》を1枚3000円
《厳粛/Solemnity》を軸にした,《暗黒の深部/Dark Depths》と無限頑強のハイブリッドコンボデッキの内,肝心の《暗黒の深部/Dark Depths》とそのサーチカードである《探検の地図/Expedition Map》を購入した。
《暗黒の深部/Dark Depths》は高額レアなので購入は躊躇する。しかし,最低1枚は必要なので,晴れる屋ポイント2500と100円商品券を使い購入した。
これとは別に,通販でも必要パーツを注文している。これで新デッキに最低限必要なパーツが揃ったので,次回からは新デッキを使う。
## デッキ
デッキ名: 装備リベリオン
バージョン: 4.0.3
60 メインデッキ
27 土地
06 《平地/Plains》
04 《不毛の大地/Wasteland》
04 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
03 《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》
04 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
01 《カラカス/Karakas》
01 《古えの居住地/Ancient Den》
17 クリーチャー
01 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
01 《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》
04 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
02 《果敢な隼/Defiant Falcon》
03 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》
01 《アムローの偵察兵/Amrou Scout》
01 《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》
01 《夜風の滑空者/Nightwind Glider》
01 《熱風の操縦者/Thermal Navigator》
01 《鏡の精体/Mirror Entity》
16 その他
01 《虚空の杯/Chalice of the Void》
02 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
02 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
04 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
01 《静寂の捕縛/Bound in Silence》
02 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
01 《謙虚/Humility》
01 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
01 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
01 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
01 《殴打頭蓋/Batterskull》
15 サイドボード
01 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
01 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
01 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
02 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
01 《真髄の針/Pithing Needle》
01 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
01 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
02 《忘却の輪/Oblivion Ring》
01 《無のロッド/Null Rod》
01 《弱者の石/Meekstone》
01 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
01 《大物狙い/Big Game Hunter》
メインデッキの変更点はない。
サイドボードの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《真髄の針/Pithing Needle》1,《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》1
* In: 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》1,《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》1
[前回の大会](https://senooken.jp/blog/2019/03/23/)で,《遺産のドルイド/Heritage Druid》が止まらずに負けたのもあり,《真髄の針/Pithing Needle》を1枚,マナの能力を禁止できる《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》に変更した。
また,同様にANT対策の《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》を《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》に差し替えた。
サイドボードのカードの枚数を更新したので,バージョンを4.0.2から4.0.3に上げた。
## 試合
### 第1試合: 不戦敗
大会参加前に新デッキのためにカードを購入していた。
ゲームショップとどは電子マネーを使えるのが特徴的だ。注文するとすぐに用意してくれて,感じのいいお店だ。レガシーの大会がないのが残念なところだ。
### 第2試合: ××黒単リアニメイト
黒単のリアニメイトは初対戦だった。
1ゲーム目は,相手先行で1ターン目に《暗黒の儀式/Dark Ritual》からの《納墓/Entomb》,《動く死体/Animate Dead》で《グリセルブランド/Griselbrand》。それに対して,こちらは2ターン目に《漸増爆弾/Ratchet Bomb》を設置するのみ。2回《グリセルブランド/Griselbrand》に攻撃されてから,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》で《動く死体/Animate Dead》を破壊する。しかし,その間に大量ドローされ,《墓所のタイタン/Grave Titan》や《グリセルブランド/Griselbrand》をリアニメイトされ,敗北。
2ゲーム目は,こちら1マリガンで土地1,《弱者の石/Meekstone》,《剣を鍬に/Swords to Plowshares》ハンドをキープ。しかし,相手は《漸増爆弾/Ratchet Bomb》と《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》。《悟りの教示者/Enlightened Tutor》から《真髄の針/Pithing Needle》をサーチするも,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》で《弱者の石/Meekstone》は破壊される。しかたなく,《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》を止めるが,その後《グリセルブランド/Griselbrand》をリアニメイトされ,敗北。
**完敗**だった。相手の*コンボ速度に全く追いつけなかった*。相手が速いというよりかはこちらのデッキが遅すぎるのかもしれない。
### 第3試合: ×○○グリセルシュート
またしても高速コンボだった。
1ゲーム目は,《グリセルブランド/Griselbrand》を釣り上げられ,そこからドローとストームで《苦悶の触手/Tendrils of Agony》で敗北した。
2ゲーム目は,こちら《悟りの教示者/Enlightened Tutor》→《虚空の杯/Chalice of the Void》の初動。返す相手は1ターン目に《夜の戦慄/Dread of Night》。こちらはその後に《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》を展開。これは除去されるも,《埋没した廃墟/Buried Ruin》で再度展開したところで相手が投了した。打点が低いので,中期戦になるかと思ったが,助かった。
3ゲーム目は,こちら《無のロッド/Null Rod》と《弱者の石/Meekstone》とリクルーターのハンドをキープ。このゲームは相手の土地が詰まり,その間にこちらがリベリオンを展開できて勝利した。
試合後に,初見のデッキだったのでいろいろ動きを教えてもらった。基本的には,《グリセルブランド/Griselbrand》や《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を墓地から釣り上げて攻撃するデッキで,その補助にストームが入っているとのことだった。その他,《Lake of the Dead》から《墓所のタイタン/Grave Titan》を展開するプランもあったようだ。
相手の引きが弱くて勝てた試合だった。
## 結果
1-2だった。今回は高速コンボにばかり当たった大会だった。1勝できたが,これは運が良かった。
今のデッキだと,*奇跡が起きて4ターンキル,相手がクリーチャー除去やブロッカーの用意をしなければ5ターンキル*で,これがこのデッキの速度だ。
単純に,3-4ターン目にゲームを決めてくる高速コンボが相手だと,**速度がどうしても間に合わない**。やはり,これが今の装備リベリオンの限界だ。
次の新デッキは《厳粛/Solemnity》を使った《暗黒の深部/Dark Depths》と無限頑強のハイブリッドコンボだ。予定では,最速3ターンキル,安定4ターンキルを目指す。これならば,黒単リアニメイトやスニークショーが相手でも勝負できる。
今回の大会参加で,コンボのキーパーツである《暗黒の深部/Dark Depths》を1枚用意できたので,次回からは新デッキで戦いに挑む。新デッキの活躍に期待したい。s
6年のブランクを経て,[2018-10-12 Fri](https://senooken.jp/blog/2018/10/12/)から約半年に渡って使い続けたのが装備リベリオンだ。一世を風靡したリベリオンを現在のレガシー環境で戦えるようにチューニングを繰り返した。
リベリオン,装備品,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》などいくつかの勝ち手段を散りばめたコントロールよりな白ウィニーで,自分の*歴代の白ウィニーでは一番のお気に入り*だ。
今後は新デッキでレガシー環境に戦いを挑むので,装備リベリオンはしばらく寝かせる。
多くの勝利をもたらしてくれた*装備リベリオンのこれまでの活躍に感謝*する。