購入報告 | 3枚コンボを揃えるのは難しい
[トレトク](https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2ZW9U1+1KK78Y+2QOI+1HKL0I&a8ejpredirect=https%3A%2F%2Fwww.toretoku.jp%2F)で2019-03-25 Monに新デッキのパーツを購入した。

購入したカードは以下の10枚4000円だ。

* 1枚2500円: 《三なる宝球/Trinisphere》
* 3枚0450円: 《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
* 1枚0370円: 《石化した原野/Petrified Field》
* 3枚0400円: 《狂気の祭壇/Altar of Dementia》
* 2枚0580円: 《金属ミミック/Metallic Mimic》

《三なる宝球/Trinisphere》はこちらのキーカードを通し,時間を稼ぐためのカードだ。1枚2500円と高額だったが,1枚あれば《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でサーチできるので思い切って購入した。

《演劇の舞台/Thespian’s Stage》は《暗黒の深部/Dark Depths》との組み合わせのために購入した。《石化した原野/Petrified Field》は,《暗黒の深部/Dark Depths》の枚数が足りないので,マリットレイジトークンを除去されたときに,再度マリットレイジトークンを出せるように購入した。

《狂気の祭壇/Altar of Dementia》と《金属ミミック/Metallic Mimic》は無限頑強のパーツだ。《狂気の祭壇/Altar of Dementia》は2マナであり,サクリ台としては最もマナコストが低く,即効性が高い。《金属ミミック/Metallic Mimic》はアーティファクトであるため,2マナランドからプレイできるのが特徴だ。

これらのパーツをデッキに組み込んで動きを確かめていた。その結果,わかったことがある。それは,**3枚コンボは揃えるのが難しい**ということだ。

無限頑強は以下の3種類のカードが必要な3枚コンボだ。

* 頑強持ち: 《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》,《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
* カウンター処理: 《厳粛/Solemnity》,《金属ミミック/Metallic Mimic》,《療治の侍臣/Vizier of Remedies》
* サクリ台: 《狂気の祭壇/Altar of Dementia》,《爆破基地/Blasting Station》(,《鏡の精体/Mirror Entity》)

1枚が手札にあっても,残り2枚を引き込むのが難しい。よくあるパターンが,同じ種類のカードばかりが手札に来てしまうことだ。

《悟りの教示者/Enlightened Tutor》と《護衛募集員/Recruiter of the Guard》でサーチ可能ではあるが,どちらも**3種類目のカードにアクセスできない**。これがもどかしい。

《厳粛/Solemnity》+《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》+《鏡の精体/Mirror Entity》で無限ライフは可能だ。パーツが揃った段階で,《鏡の精体/Mirror Entity》の能力をX=0で任意の回数宣言すれば,《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》が戦場と墓地を往復して無限ライフとなる。しかし,これは即座に勝利につながるわけではない割に,成立条件が厳しいのであまり現実的ではないように感じる。

サーチカードを多めにして,無限頑強の可能性は引き続き探る。しかし,素直に《暗黒の深部/Dark Depths》に特化したほうが強そうなので,《探検の地図/Expedition Map》は1枚から4枚に増やしたほうがよさそうだ。あるいは,無限頑強の部分をプレインズウォーカーなどのパワーカードに差し替えるのもありかもしれない。

やはり,3枚コンボよりも2枚コンボのほうがコンボが成立しやすい。2枚コンボの成立をひたすら追求したほうが効率はよさそうではある。

まだまだ検討が必要だ。
購入報告 | たった1マナのあらゆる土地の継続的なサーチカード
2019-03-23 Satに,メルカリで[《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》英1枚を666円](https://item.mercari.com/jp/m24919074509/)で購入した。

購入理由は*《暗黒の深部/Dark Depths》のサーチ*だ。

《暗黒の深部/Dark Depths》は高額レアであるため,すぐに4枚揃えるのがやや難しい。そこで,サーチカードを多めに採用することで,かさ増しする。

このカードは2011年にDeath & Taxesで3枚使っていた。《霊気の薬瓶/AEther Vial》を使うことで,土地を出さずにクリーチャーを展開でき,《不毛の大地/Wasteland》や《イス卿の迷路/Maze of Ith》をサーチなどしていた。

今回は《暗黒の深部/Dark Depths》をサーチすることを目的に,追加の4枚目を購入した。

マイナーなのでカード内容を以下に掲載する。


Weathered Wayfarer / 雨ざらしの旅人 (白)
クリーチャー — 人間(Human) ノーマッド(Nomad) クレリック(Cleric)

(白),(T):あなたのライブラリーから土地カードを1枚探し、それを公開した上であなたの手札に加える。その後あなたのライブラリーを切り直す。この能力は、対戦相手1人があなたよりも多くの土地をコントロールしている場合にのみ起動できる。
1/1

引用: [雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer:カードデータ - Wisdom Guild](http://whisper.wisdom-guild.net/card/Weathered+Wayfarer/)


相手より土地が少ないときに,1マナでデッキから土地をサーチできる。

このカードの凄いところは以下3点だ。

1. たった1マナ
2. 継続的に起動可能
3. あらゆる土地が対象

1マナタップだけであらゆる土地を継続的にサーチできる。

能力の起動には,相手より土地が少ないという条件がある。しかし,これは後手であれば何もしなくても勝手に満たされる。また,先手であってもフェッチランドや《不毛の大地/Wasteland》などを使えば満たせるし,単に土地を置かないという手段も選べる。

カードプールが広がるほど,この手のサーチカードは相対的に強力になる。《暗黒の深部/Dark Depths》がその例だ。

このカードが新デッキで活躍することを期待する。
2019-03-29 Fri 20:00 晴れる屋TCレガシー参加報告 | 黒単リアニメイトに瞬殺されるも,グリセルシュートに辛勝!ありがとう装備リベリオン!
## 概要
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201903
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-03-29 Fri 20:00
* 結果: 1-2 (内不戦敗1)

今回の大会が装備リベリオンでの最後の大会となった。

## 購入
大会参加前に,新デッキのパーツを購入した。

* カードショップとど: 《探検の地図/Expedition Map》を1枚300円
* 晴れる屋TC: 《暗黒の深部/Dark Depths》を1枚3000円

《厳粛/Solemnity》を軸にした,《暗黒の深部/Dark Depths》と無限頑強のハイブリッドコンボデッキの内,肝心の《暗黒の深部/Dark Depths》とそのサーチカードである《探検の地図/Expedition Map》を購入した。

《暗黒の深部/Dark Depths》は高額レアなので購入は躊躇する。しかし,最低1枚は必要なので,晴れる屋ポイント2500と100円商品券を使い購入した。

これとは別に,通販でも必要パーツを注文している。これで新デッキに最低限必要なパーツが揃ったので,次回からは新デッキを使う。

## デッキ
デッキ名: 装備リベリオン
バージョン: 4.0.3
60 メインデッキ
27 土地
06 《平地/Plains》
04 《不毛の大地/Wasteland》
04 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
03 《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》
04 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
01 《カラカス/Karakas》
01 《古えの居住地/Ancient Den》

17 クリーチャー
01 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
01 《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》
04 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
02 《果敢な隼/Defiant Falcon》
03 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》
01 《アムローの偵察兵/Amrou Scout》
01 《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》
01 《夜風の滑空者/Nightwind Glider》
01 《熱風の操縦者/Thermal Navigator》
01 《鏡の精体/Mirror Entity》

16 その他
01 《虚空の杯/Chalice of the Void》
02 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
02 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
04 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
01 《静寂の捕縛/Bound in Silence》
02 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
01 《謙虚/Humility》
01 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
01 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
01 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
01 《殴打頭蓋/Batterskull》

15 サイドボード
01 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
01 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
01 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
02 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
01 《真髄の針/Pithing Needle》
01 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
01 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
02 《忘却の輪/Oblivion Ring》
01 《無のロッド/Null Rod》
01 《弱者の石/Meekstone》
01 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
01 《大物狙い/Big Game Hunter》


メインデッキの変更点はない。

サイドボードの変更点は以下の通りだ。

* Out: 《真髄の針/Pithing Needle》1,《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》1
* In: 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》1,《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》1

[前回の大会](https://senooken.jp/blog/2019/03/23/)で,《遺産のドルイド/Heritage Druid》が止まらずに負けたのもあり,《真髄の針/Pithing Needle》を1枚,マナの能力を禁止できる《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》に変更した。

また,同様にANT対策の《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》を《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》に差し替えた。

サイドボードのカードの枚数を更新したので,バージョンを4.0.2から4.0.3に上げた。

## 試合
### 第1試合: 不戦敗
大会参加前に新デッキのためにカードを購入していた。

ゲームショップとどは電子マネーを使えるのが特徴的だ。注文するとすぐに用意してくれて,感じのいいお店だ。レガシーの大会がないのが残念なところだ。

### 第2試合: ××黒単リアニメイト
黒単のリアニメイトは初対戦だった。

1ゲーム目は,相手先行で1ターン目に《暗黒の儀式/Dark Ritual》からの《納墓/Entomb》,《動く死体/Animate Dead》で《グリセルブランド/Griselbrand》。それに対して,こちらは2ターン目に《漸増爆弾/Ratchet Bomb》を設置するのみ。2回《グリセルブランド/Griselbrand》に攻撃されてから,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》で《動く死体/Animate Dead》を破壊する。しかし,その間に大量ドローされ,《墓所のタイタン/Grave Titan》や《グリセルブランド/Griselbrand》をリアニメイトされ,敗北。

2ゲーム目は,こちら1マリガンで土地1,《弱者の石/Meekstone》,《剣を鍬に/Swords to Plowshares》ハンドをキープ。しかし,相手は《漸増爆弾/Ratchet Bomb》と《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》。《悟りの教示者/Enlightened Tutor》から《真髄の針/Pithing Needle》をサーチするも,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》で《弱者の石/Meekstone》は破壊される。しかたなく,《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》を止めるが,その後《グリセルブランド/Griselbrand》をリアニメイトされ,敗北。

**完敗**だった。相手の*コンボ速度に全く追いつけなかった*。相手が速いというよりかはこちらのデッキが遅すぎるのかもしれない。


### 第3試合: ×○○グリセルシュート
またしても高速コンボだった。

1ゲーム目は,《グリセルブランド/Griselbrand》を釣り上げられ,そこからドローとストームで《苦悶の触手/Tendrils of Agony》で敗北した。

2ゲーム目は,こちら《悟りの教示者/Enlightened Tutor》→《虚空の杯/Chalice of the Void》の初動。返す相手は1ターン目に《夜の戦慄/Dread of Night》。こちらはその後に《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》を展開。これは除去されるも,《埋没した廃墟/Buried Ruin》で再度展開したところで相手が投了した。打点が低いので,中期戦になるかと思ったが,助かった。

3ゲーム目は,こちら《無のロッド/Null Rod》と《弱者の石/Meekstone》とリクルーターのハンドをキープ。このゲームは相手の土地が詰まり,その間にこちらがリベリオンを展開できて勝利した。

試合後に,初見のデッキだったのでいろいろ動きを教えてもらった。基本的には,《グリセルブランド/Griselbrand》や《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を墓地から釣り上げて攻撃するデッキで,その補助にストームが入っているとのことだった。その他,《Lake of the Dead》から《墓所のタイタン/Grave Titan》を展開するプランもあったようだ。

相手の引きが弱くて勝てた試合だった。

## 結果
1-2だった。今回は高速コンボにばかり当たった大会だった。1勝できたが,これは運が良かった。

今のデッキだと,*奇跡が起きて4ターンキル,相手がクリーチャー除去やブロッカーの用意をしなければ5ターンキル*で,これがこのデッキの速度だ。

単純に,3-4ターン目にゲームを決めてくる高速コンボが相手だと,**速度がどうしても間に合わない**。やはり,これが今の装備リベリオンの限界だ。

次の新デッキは《厳粛/Solemnity》を使った《暗黒の深部/Dark Depths》と無限頑強のハイブリッドコンボだ。予定では,最速3ターンキル,安定4ターンキルを目指す。これならば,黒単リアニメイトやスニークショーが相手でも勝負できる。

今回の大会参加で,コンボのキーパーツである《暗黒の深部/Dark Depths》を1枚用意できたので,次回からは新デッキで戦いに挑む。新デッキの活躍に期待したい。s

6年のブランクを経て,[2018-10-12 Fri](https://senooken.jp/blog/2018/10/12/)から約半年に渡って使い続けたのが装備リベリオンだ。一世を風靡したリベリオンを現在のレガシー環境で戦えるようにチューニングを繰り返した。

リベリオン,装備品,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》などいくつかの勝ち手段を散りばめたコントロールよりな白ウィニーで,自分の*歴代の白ウィニーでは一番のお気に入り*だ。

今後は新デッキでレガシー環境に戦いを挑むので,装備リベリオンはしばらく寝かせる。

多くの勝利をもたらしてくれた*装備リベリオンのこれまでの活躍に感謝*する。
2019-03-22 Fri 20:00 晴れる屋TCレガシー参加報告 | 無限頑強のパーツ集めは進むも,細かいミスを連発し勝ちきれない
## 概要
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201903
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-03-22 Fri 20:00
* 結果: 1-2 (内不戦敗1)

## 購入
大会参加後に,《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》を4枚120円で晴れる屋TCで購入した。

次の新デッキは《厳粛/Solemnity》を軸にした《暗黒の深部/Dark Depths》と無限頑強のハイブリッドコンボを予定している。無限頑強では《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》がよく使われるので,[前回の大会参加時](https://senooken.jp/blog/2019/03/17/)に購入した。

しかし,コンボ速度を考えると,**唯一の2マナの頑強持ちである《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》が必須**だと感じた。このカードがあれば,2ターン目に2マナランド経由で《厳粛/Solemnity》を設置し,3ターン目にこのカードとサクリ台を同時に展開することで3ターンキルが可能だ。

肝心のサクリ台はいくつか候補を考えている。こちらは次回の大会参加時にでも購入する。《暗黒の深部/Dark Depths》は値段が高いので,しばらくは無限頑強をメインにパーツを集める。一通り揃ったところで大会に持ち込む。

## デッキ
デッキ名: 装備リベリオン
バージョン: 4.0.2
60 メインデッキ
27 土地
6 《平地/Plains》
4 《不毛の大地/Wasteland》
4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
4 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
3 《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》
4 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
1 《カラカス/Karakas》
1 《古えの居住地/Ancient Den》

17 クリーチャー
1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
1 《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》
4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2 《果敢な隼/Defiant Falcon》
3 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》
1 《アムローの偵察兵/Amrou Scout》
1 《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》
1 《夜風の滑空者/Nightwind Glider》
1 《熱風の操縦者/Thermal Navigator》
1 《鏡の精体/Mirror Entity》

16 その他
1 《虚空の杯/Chalice of the Void》
2 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
2 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
1 《静寂の捕縛/Bound in Silence》
2 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
1 《謙虚/Humility》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》

15 サイドボード
1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1 《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
2 《真髄の針/Pithing Needle》
1 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
2 《忘却の輪/Oblivion Ring》
1 《無のロッド/Null Rod》
1 《弱者の石/Meekstone》
1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
1 《大物狙い/Big Game Hunter》


メインデッキの変更点は以下の通りだ。

* Out: 《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》3
* In: 《平地/Plains》3

[前回の大会参加時](https://senooken.jp/blog/2019/03/17/)は,手持ちに《平地/Plains》の予備がなく,《平地/Plains》が少なくなりすぎていた。そのため,半年ほど使い込んだ《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》を全て《平地/Plains》に差し替えた。

サイドボードの変更点は以下の通りだ。

* Out: 《忘却の輪/Oblivion Ring》1
* In: 《真髄の針/Pithing Needle》1

[前回対戦したエルドラージ・ポスト](https://senooken.jp/blog/2019/03/17/)相手だと,《全ては塵/All Is Dust》があるので,《全ては塵/All Is Dust》で破壊されない《真髄の針/Pithing Needle》を採用した。

これは今回の大会参加後にわかったとことだが,どちらかというとマナ能力を封じれる《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》のほうがよかった。

カードの採用枚数を変更したので,デッキのバージョンを4.0.1→4.0.2に更新した。

## 試合
### 第1試合: 不戦敗
大会参加前に新デッキのためにカードの値段を調べていた。

確実にコンボを決めるために,《堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》も集めている。バトロコ高田馬場で安く売っていたので購入したかったのだが,時間の都合で結局購入できなかった。次回購入する。

### 第2試合: ○××エルフ
復帰後初のエルフとの対戦だった。

1ゲーム目は,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》が睨みをきかせ,こちらのリベリオンの動きが間に合った。

ただしプレイミスがあった。《武勇の場の執政官/Archon of Valor’s Reach》(指定アーティファクト)を《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》から出された。こちらリベリオンを一通り展開していた。手札の《静寂の捕縛/Bound in Silence》を使わなくても,《鏡の精体/Mirror Entity》で全体を7/7にして攻撃していれば,そのターンで勝負が決まっていた。余計なターンを相手に与えていたので,ライフの計算をちゃんとすべきだった。

2ゲーム目は,こちらは序盤を《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》で攻めるも,《突然の衰微/Abrupt Decay》で《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を破壊され,4ターン目に《自然の秩序/Natural Order》からトランプルと強化をもたらせすクリーチャーが登場し,ライフを削り取られて負ける。

相手の動きが速くて,こちらのリベリオンの動きが1ターン間に合わなかった。

3ゲーム目は,初手に《謙虚/Humility》と《剣を鍬に/Swords to Plowshares》とリクルーターがいた。《謙虚/Humility》をどのタイミングで出そうか悩んでおり,レベルを並べてからでいいかと悠長に構えていたら,4ターン目に《垣間見る自然/Glimpse of Nature》からコンボを決められ負ける。

**相手はクリーチャーコンボデッキなのだから,とっとと《謙虚/Humility》をプレイすべき**だった。

特に3ゲーム目は,こちらのプレイミスが響いた試合だった。

### 第3試合: ○×○青赤デルバー
[1月末に対戦した](https://senooken.jp/blog/2019/01/07/)相手との再戦だった。

1ゲーム目は,ライフを1まで削られるも,《虚空の杯/Chalice of the Void》X=1が着地し,《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》と《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》で巻き返して勝利した。

2ゲーム目は,《弱者の石/Meekstone》で《昆虫の逸脱者/Insectile Aberration》を封じ込めるも,奇跡の5点火力3枚と《危険因子/Risk Factor》などほぼ火力だけでライフを削り切られた。

3ゲーム目は,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》+《埋没した廃墟/Buried Ruin》のコンボが決まり,アドバンテージを稼ぎまくって,残りライフ5から《悟りの教示者/Enlightened Tutor》経由の《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》で巻き返して勝利した。

3ゲーム目は,プレイミスがあった。相手2マナで土地が止まっており,《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》を展開していた。こちらは《埋没した廃墟/Buried Ruin》で墓地の《漸増爆弾/Ratchet Bomb》を回収して,即起動で《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》を破壊できた。

試合後に隣の人に指摘いただいて判明した。その他,《歩行バリスタ/Walking Ballista》がいるなら,手札のリクルーターは出さずにカウンターを貯めたほうが動きとして強かった。次回以降の参考にする。

## 結果
1-2だった。1勝できたが,細かいプレイミスが多くてなかなか勝ちきれない。

今のデッキはビートダウンなので,ダメージレースなどでライフの計算が必要だ。そもそも*プレイミスが起きにくいデッキ*を使うのがいいだろう。

次の新デッキは最速3ターンキル,安定4ターンキルを目指す。コンボなので,ダメージレースなど存在しないので,プレイミスも起きにくい。完成が待ち遠しい。

サイドボードにANT対策に《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》を用意していた。今回当たったエルフやエンチャントレス相手により効果的な《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》に差し替える。また,《真髄の針/Pithing Needle》も1枚《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》にして,《遺産のドルイド/Heritage Druid》や《厳かなモノリス/Grim Monolith》も止められるようにする。

4月中に新デッキの暫定版を完成させたい。それまでは装備リベリオンの可能性を探り続けていく。
2019-03-16 Sat 20:00 晴れる屋TCレガシー参加報告 | 厳粛DDのパーツ集めは進むも,やはりエルドラージ・ポストには勝てない
## 概要
* イベント名: 休日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201903
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-03-16 Sat 20:00
* 結果: 1-2

普段は休日レガシーには参加しないのだが,日中に外出の用事があったので,そのついでに参加した。

## 購入
大会参加前に以下の12枚のカードを4224円で購入した。

* 1枚0864円: 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》日
* 2枚2160円: 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》日
* 4枚0200円: 《厳粛/Solemnity》日
* 4枚0800円: 《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》日
* 1枚0200円: 《演劇の舞台/Thespian’s Stage》日

[前回の記事](https://senooken.jp/blog/2019/03/16/)で言及した通り,今回は次の新デッキ案である厳粛DDのパーツをメインに集めた。

《演劇の舞台/Thespian’s Stage》のみ晴れる屋TCで購入し,残りはバトロコ高田馬場で購入した。

丁度,バトロコ高田馬場で特価セールを実施しており,《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》と《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》が安かった。その他のカードも値段を確認したところ最安クラスだったので,まとめて購入した。これで《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》が4枚揃った。

後は,《演劇の舞台/Thespian’s Stage》を残り3枚と,《暗黒の深部/Dark Depths》1枚さえあれば,最低限の厳粛DDを組めそうだ。その他,《探検の地図/Expedition Map》も今後購入を検討する。

## デッキ
デッキ名: 装備リベリオン
バージョン: 4.0.1
60 メインデッキ
27 土地
4 《平地/Plains》
4 《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
4 《不毛の大地/Wasteland》
4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
4 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
3 《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》
4 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
1 《カラカス/Karakas》
1 《古えの居住地/Ancient Den》

17 クリーチャー
1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
1 《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》
4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2 《果敢な隼/Defiant Falcon》
3 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》
1 《アムローの偵察兵/Amrou Scout》
1 《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》
1 《夜風の滑空者/Nightwind Glider》
1 《熱風の操縦者/Thermal Navigator》
1 《鏡の精体/Mirror Entity》

16 その他
1 《虚空の杯/Chalice of the Void》
2 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
2 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
1 《静寂の捕縛/Bound in Silence》
2 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
1 《謙虚/Humility》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》

15 サイドボード
1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1 《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
1 《真髄の針/Pithing Needle》
1 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
3 《忘却の輪/Oblivion Ring》
1 《無のロッド/Null Rod》
1 《弱者の石/Meekstone》
1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
1 《大物狙い/Big Game Hunter》


メインデッキの変更点は以下の通りだ。

* Out: 《平地/Plains》1,《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》1
* In: 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》2

大会参加前に《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》が4枚揃ったので,早速採用した。

なお,サイドボードの変更点はない。

カードの採用枚数を変更したので,デッキのバージョンを4.0.0→4.0.1に更新した。

## 試合
### 第1試合: ○○青赤ニヴデルバー
1ゲーム目,1ターン目に設置した《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》を2ターン目に起動したところ,《もみ消し/Stifle》を食らう。その後,4ターンほど白マナを出せる土地を引けず,ゆったり過ごす。しかし,相手も2ターン目にプレイした《ニヴメイガスの精霊/Nivmagus Elemental》で攻撃されるのみ。なんとか白マナの土地を引き込め,そこからリベリオンの通常の動きで勝利。

2ゲーム目は,プレイミスが多かったがそれでも勝利した。《ニヴメイガスの精霊/Nivmagus Elemental》と《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》で残りライフ1まで削られるも,そこから《謙虚/Humility》が通り,《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》でひっくり返す。

プレイミスは以下の3点だった。

1. 2ターン目に《古えの墳墓/Ancient Tomb》で《目くらまし/Daze》を回避しつつ,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》をプレイできたのに,《古えの墳墓/Ancient Tomb》を見落として2マナでプレイして《目くらまし/Daze》で打ち消される。
2. 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を構えれたのに,なぜか白マナを残さず無色マナを立てる。
3. 相手フルタップのときに《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の能力を起動し,《殴打頭蓋/Batterskull》をプレイすれば良いものの,相手のターンにプレイし,トークン誘発を《もみ消し/Stifle》で打ち消される。

相手の《ニヴメイガスの精霊/Nivmagus Elemental》が弱かった。このカードは《狼狽の嵐/Flusterstorm》で生成した余分なストームを食わせなければあまり強くない。こちらのデッキには《剣を鍬に/Swords to Plowshares》2枚しか打ち消せるカードがなかったので,相手にしたら相性が悪かった。

### 第2試合: ××エルドラージ・ポスト
1ゲーム目は,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》→《終末を招くもの/Endbringer》の順番で展開され,《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》をプレイされ負けた。

2ゲーム目は,相手の序盤の動きがにぶい。4ターン目に《謙虚/Humility》を設置し,勝利を確信。相手に《解放された者、カーン/Karn Liberated》をプレイされたので,返しに《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》をプレイすると,相手の手札に《全ては塵/All Is Dust》2枚と《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》などを確認した。ここで,ウギンはプレイできないと何を勘違いしたのか,《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》でカーンを指定してしまった。返しのターンで《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》をプレイされ,あとはそのまま《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》で負けた。ただし,仮に《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》で《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》を指定したとしても,返しで《全ては塵/All Is Dust》を唱えられるので,結局ジリ貧だった。

《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》は初見のカードだったので,カードパワーを見誤ってしまった。

エルドラージ・ポスト相手の場合はプレインズウォーカーも強いので,《真髄の針/Pithing Needle》や《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》はフル投入でよかった。また,指定するカード名にも注意すべきだった。

エルドラージ・ポストとは2回目の対戦だが,全く勝てる気がしない…

### 第3試合: ××青白石鍛冶
1ゲーム目は,《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》に《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を装備され苦戦を強いられる。《漸増爆弾/Ratchet Bomb》で《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》を除去するも,《殴打頭蓋/Batterskull》を止められず負けた。

2ゲーム目は,《封じ込める僧侶/Containment Priest》でこちらのレベルクリーチャーを止められ,《殴打頭蓋/Batterskull》の対処に戸惑っていたら負けた。

2ゲーム目の最後は残りライフが少なかったので,アタックすべきではなかった。また,《呪文貫き/Spell Pierce》をケアして,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を先にプレイしてしまったが,その後の展開を考えると,やはり先に《漸増爆弾/Ratchet Bomb》をプレイすべきだった。

また,《虚空の杯/Chalice of the Void》をプレイしていたので,最初から《漸増爆弾/Ratchet Bomb》では《殴打頭蓋/Batterskull》トークンではなく,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の除去を狙い,手札の《静寂の捕縛/Bound in Silence》で対処すべきだった。中途半端なプレイをしてしまい,負けてしまった。

試合後に,相手に《封じ込める僧侶/Containment Priest》やら《解呪/Disenchant》やらついでの対策カードが刺さるので,いまいちな感じだなという指摘をもらった。これはそうかもしれない。青白石鍛冶の場合は,1マナのカードがやや少ないので,《虚空の杯/Chalice of the Void》もあまり効かない気がした。

下辺りだったようで,スコアシート上では勝ちを譲ってもらえた。

## 結果
1-2だった。1勝でき,結果はともかく参加費分のポイントも回収できたので,悪くはなかった。

今回は,グリクシス・コントロールの他に,まだ一度も勝てていないエルドラージ・ポストと対戦し,また敗北した。青白石鍛冶も苦戦を強いられた。相手の《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》がけっこうきつい。

やはり現状の装備リベリオンに限界を感じる。リベリオンに特化せずに,装備品や《悟りの教示者/Enlightened Tutor》とのハイブリッドにした中途半端さの結果だろうか。

次の新デッキ案である厳粛DDのパーツを集めながら,どうにかできないか検討していきたい。
2019-03-15 Fri 20:00 晴れる屋TCレガシー参加報告 | 戦闘開始ステップが伝わらずもにょる
## 概要
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201903
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-03-15 Fri 20:00
* 結果: 1-2 (内不戦敗1)

## 購入
大会参加前に以下のカードを購入した。

* 980円: 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》英 (カードショップトド)
* 200円: 《ゲートウォッチ招致/Call the Gatewatch》日4 (バトロコ高田馬場)
* 030円: 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》日 (晴れる屋TC)
* 050円: 《果敢な隼/Defiant Falcon》英
* 020円: 《夜風の滑空者/Nightwind Glider》日1英1

[前回の記事](https://senooken.jp/blog/2019/03/15/)で報告した通り,中盤から終盤の動きを強くするために《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》を購入した。

次のエキスパンションの灯争大戦はプレインズウォーカーがテーマときいている。爆弾プレインズウォーカーが登場したときのことを考えて,今の内に《ゲートウォッチ招致/Call the Gatewatch》をかき集めることにした。晴れる屋で購入しようと考えていたが,同じことを考えている人がいるのか既に売り切れだったため,バトロコ高田馬場で購入した。

その他,晴れる屋の100円商品券でリベリオンのパーツで4枚揃っていなかったカードを購入した。《夜風の滑空者/Nightwind Glider》は今まで英語版を使っていた。基本的に対戦相手は日本人のため,日本語カードを使うようにした。

## デッキ
デッキ名: 装備リベリオン
バージョン: 4.0.0
60 メインデッキ
27 土地
4 《平地/Plains》
4 《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
4 《不毛の大地/Wasteland》
4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
4 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
3 《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》
2 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
1 《カラカス/Karakas》
1 《古えの居住地/Ancient Den》

17 クリーチャー
1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
1 《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》
4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2 《果敢な隼/Defiant Falcon》
3 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》
1 《アムローの偵察兵/Amrou Scout》
1 《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》
1 《夜風の滑空者/Nightwind Glider》
1 《熱風の操縦者/Thermal Navigator》
1 《鏡の精体/Mirror Entity》

16 その他
1 《虚空の杯/Chalice of the Void》
2 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
2 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
1 《静寂の捕縛/Bound in Silence》
2 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
1 《謙虚/Humility》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》

15 サイドボード
1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1 《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
1 《真髄の針/Pithing Needle》
1 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
3 《忘却の輪/Oblivion Ring》
1 《無のロッド/Null Rod》
1 《弱者の石/Meekstone》
1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
1 《大物狙い/Big Game Hunter》


メインデッキの変更点は以下の通りだ。

* Out: 《平地/Plains》2,《歩行バリスタ/Walking Ballista》1
* In: 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》2,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》1

[前回の記事](https://senooken.jp/blog/2019/03/15/)で購入報告した,《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》と,今回大会前に購入できた《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》を追加した。

サイドボードの変更点は以下の通りだ。

* Out: 《呪われた巻物/Cursed Scroll》1
* In: 《歩行バリスタ/Walking Ballista》1

新規カード (《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》) に採用により,3.0.0→4.0.0にデッキのバージョンを上げた。

## 試合
### 第1試合: 不戦敗
今回は《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》と《ゲートウォッチ招致/Call the Gatewatch》を購入したかったので,到着し次第近隣カードショップを巡ってカードをかき集めた。幸いなことに,1試合目が若干長引いていたので,メインデッキに《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》を差し替えるところまでできた。

### 第2試合: ○×○黒単リアニメイト
1ゲーム目は,リベリオンの通常の動きで勝利した。

2ゲーム目は,《カラカス/Karakas》で粘るものの,《真髄の針/Pithing Needle》で《カラカス/Karakas》を封じられ敗北した。

3ゲーム目は,こちらが1ターン目に《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》を設置すると,相手は動きを見せない。中盤に《墓所のタイタン/Grave Titan》を連打される。それまでにリベリオンを展開できていたので,ライフを削りきることができた。

相手のプレイングが遅く,延長ターンまで入ってしまった。

また,リクルーターから《静寂の捕縛/Bound in Silence》をプレイする際には,いつも戦闘開始ステップに行っている。これが相手に通じず,延長ターンまで入っていたので,ジャッジを呼ぶのも躊躇し,若干もにょってしまった。「アタック宣言時に」という言葉では通じなかったので,語気を強めて「攻撃クリーチャー指定ステップ前に戦闘を宣言するステップが存在するので,そのタイミングで能力を起動する」と伝えたがあまり伝わらなかった。

こちらも正確な用語を使わなかったのが悪かった。次回からは正確な用語を使って,それでも通じなければ速やかにジャッジを呼ぶことにする。

### 第3試合: ××オムニテル
いつも青黒リアニメイトを使っている人だったので,今回もリアニメイトかと思ったが違った。

1ゲーム目は,リベリオンの通常の動きをする。途中で《実物提示教育/Show and Tell》から《グリセルブランド/Griselbrand》をプレイされる。リクルーターがいたので,これで耐えるプランで進める。次のターンの相手のアタック時にプレイミスをしてしまった。

リクルーターから,《夜風の滑空者/Nightwind Glider》を出して攻撃を止めた。しかし,戦闘後メインフェイズで《首謀者の収得/Mastermind’s Acquisition》からサイドボードから《虐殺/Massacre》で,《夜風の滑空者/Nightwind Glider》とリクルーターを除去される。結局,《グリセルブランド/Griselbrand》が止まらず敗北した。

2ゲーム目は,痛恨の4マリガン。ハンデスまでされ,敗北した。

スニークショーや,オムニテルなど《実物提示教育/Show and Tell》を使う相手は,《燃え立つ願い/Burning Wish》や《首謀者の収得/Mastermind’s Acquisition》があるので,《グリセルブランド/Griselbrand》を止める際は,《静寂の捕縛/Bound in Silence》を優先することにする。

## 結果
1-2 (不戦敗1) だった。1勝できただけ良しとするか。

課題だった,《実物提示教育/Show and Tell》系相手にやはり勝てない。こちらのプレイングにも問題があったのかもしれないが,装備リベリオンの限界を感じる。

先日考えたのだが,《厳粛/Solemnity》+《暗黒の深部/Dark Depths》によるダークデプスもありかなと感じた。ここにさらに,《厳粛な空護り/Somber Hoverguard》+《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》+《鏡の精体/Mirror Entity》の無限頑強,無限ライフのエンジンも組み込める。

《暗黒の深部/Dark Depths》の値段が若干高いのがネックだが,呪文を介さずにコンボを決められるので,スニークショーやオムニテル相手にも強い。

新デッキのためのカード集めも進めて,デッキを強化していく。
購入報告 | 初めてのフェッチランド
2019-03-02 Satに[ラクマで《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》中2枚を1750円](https://item.fril.jp/889081171b66805503dba2949845d09b)で購入した。

2008年頃にレガシーの大会に参加し始めて,初めてのフェッチランドの購入だった。今までずっと白単だけしか使っていなかったので,自分には縁のないカードだと思っていた。とうとう購入してしまった。

購入した理由は,*《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》と相性がいいから*だ。理由はこれだけだ。

[前回の大会](https://senooken.jp/blog/2019/03/02/)で,またしてもグリクシス・コントロールに敗北した。2018-09にレガシーに復帰してから既に8回ほど対戦しているが,*一度たりとも試合に勝てていない*。これはどうにかしなければならない。そう考えて策を練っていた。

グリクシス・コントロールとの戦いは,アドバンテージの稼ぎ合いになる。また,サイド後はアーティファクト破壊が追加されることが想定される。そうなると,出た瞬間にアドバンテージを稼げる《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》が強いという結論になった。

従来は,フェッチランドを所持していなかったので,《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》でカバーしていた。しかし,《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》の場合,レジェンドルールで墓地に送るために最低2枚,または《不毛の大地/Wasteland》が必要となる。《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》を含めて**3枚のカードが必要**であり,揃う確率が減ってしまう。1枚のカードアドバンテージ差が勝敗を分ける試合で,これは大きなロスだ。

そこで,《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》の代わりにフェッチランドの採用を決めた。フェッチランドであれば,1枚で済む。4ターン目に《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》を土地3枚からプレイ後,即座に墓地のフェッチランドをプレイすることで,最低限のアドバンテージを確保できる。

《平地/Plains》をサーチできるフェッチランドであれば何でも良かった。調べたところ,《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》が最安だったので,ひとまずこのカードを2枚購入した。後に残りの2枚も購入する。

また,これにあわせてメインデッキの《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》も1枚から2枚に増量しようと考えている。次回の大会参加時に購入予定だ。メインデッキで採用している,《不毛の大地/Wasteland》,《埋没した廃墟/Buried Ruin》,《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》と《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》のシナジーを強化したい。これにより,*中盤から終盤にかけてアドバンテージを稼げる*ようにしたい。

また,フェッチランドを購入したことで,今後のデッキ構築の選択肢も増える。《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》を使ってもいいし,《デュルガーの垣魔道士/Duergar Hedge-Mage》などで色をタッチすることも選択肢に入ってくる。

《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》により動きを強化し,次こそはグリクシス・コントロールに勝てるようにしたい。
購入報告 | 追加ドローを禁止する白い《Chains of Mephistopheles》
2019-02-26に[《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》日を2枚300円](https://item.mercari.com/jp/m67036006809/)で購入した。

梱包に,《血霧の潜入者/Bloodmist Infiltrator》,《詮索の目/Prying Eyes》と「Unstable」の銀枠カードが使われていた。

今回はフリマサービスの[メルカリ](//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3392399&pid=885715299)を利用した。

購入理由は,メルカリで*300円以上で使える3日間限定100円割引券*がもらえたからだ。《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》はぎりぎり2012-09の休止時に存在を知っており,いつか購入しようと考えていた。100円割引券を使用したので実質1枚100円での購入であり,悪くない買い物だった。

《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》は1ターンに2枚以上のドローを禁止するカードだ。古くは黒の《Chains of Mephistopheles》が存在していた。《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》はエンチャント・クリーチャーであるため,《Chains of Mephistopheles》に比べると除去されやすく,ドロー禁止カードとしては弱くなってしまった。

その代わり,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》でサーチできる。《護衛募集員/Recruiter of the Guard》や《悟りの教示者/Enlightened Tutor》のサーチ対象として1枚は保持しておきたいと前々から気になっていた。

今回メルカリの割引キャンペーンがあったため,手頃な値段のカードとして購入した。ただ,1枚あたりの値段が100-200円と高くないので,メルカリで買わずに晴れる屋で参加賞の100円割引券の購入対象として,温存しておけば良かったかもと若干後悔している。

やはりだが,この手の妨害カードとしてはクリーチャーであるために除去されやすいのが致命的だ。これがただのエンチャントであれば,デルバー系デッキに対しても除去されにくく,《渦まく知識/Brainstorm》,《思案/Ponder》,《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》の+0能力を封じ込められる。アーティファクトでもないので,《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》や《削剥/Abrade》でも破壊されない。かなり強いドロー禁止カードになっていただろう。

もっとも,白で追加ドローの禁止カードは他に存在しないので,唯一無二のカードであることに変わりはない。いつ必要になってもおかしくはない。出番が来るまでカードバインダー内に待機しておいてもらおう。

なお,[メルカリ](//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3392399&pid=885715299)では新規登録時に招待コード[ABTWTV]を入力すると,くじ引きのチケットがもらえるらしい。よければお使いいただきたい。
購入報告 | 唯一の土地・クリーチャー
2019-02-11に《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》英を購入した。今回はフリマサービスの[ラクマ](https://item.fril.jp/6728b1d749eff5afc11cc238d88bf8a9)で1000円で1枚購入した。

カードの梱包に,《森/Forest》,《火山の鎚/Volcanic Hammer》,《氷の干渉器/Icy Manipulator》,《ベナリアの使者/Benalish Emissary》,《羊術/Ovinize》が同封されていた。

購入理由は,*《護衛募集員/Recruiter of the Guard》でサーチできる*からだ。

丁度,[2019-02-11に《護衛募集員/Recruiter of the Guard》を4枚揃えた](https://senooken.jp/blog/2019/02/11/)ところで,このカードをどう活用すればいいかを考えていた。《難題の予見者/Thought-Knot Seer》もセットで使おうと考えており,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》からサーチ可能なマナ加速手段がほしいと感じていた。

候補としては,《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》や《巡礼者の目/Pilgrim’s Eye》があった。しかし,これらはマナ加速のために3-4マナ必要であり,テンポが悪すぎる。

《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》は土地でもあるため,そのターンはマナがでないものの,3マナの行動を取りながら次のターンに4マナに到達できる。あまり強い動きではないが,選択肢として1枚あってもよいと考えた。

緑白フェッチランド (《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》)からもサーチできるので,今後《出産の殻/Birthing Pod》を使う場合にも検討対象となる。そのため,このタイミングで購入することにした。

6年前にやっていたときは1枚200-300円くらいだったので,1000円に値上がりしていて驚いた。クリーチャーになれる土地は《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》など多数存在するが,当時から*[土地・クリーチャーはこのカードだけ](http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?cardtype[]=creature&cardtype[]=land&cardtype_ope=and)*だ。そういう意味で希少性の高いカードだ。

使う予定は未定だが,1枚は保持しておきたいカードだったので,購入できてよかった。

なお,僕の[ラクマ](https://fril.jp)の招待コードは[Id89c]だ。このコードを使って登録すると,お互いに100ポイントもらえるので,良ければお使いいただきたい。
2019-03-01 Fri 20:00 晴れる屋TCレガシー参加報告 | またしてもグリクシス・コントロールに負け無念の全敗
## 概要
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/11/20190301/
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-03-01 Fri 20:00
* 結果: 0-3 (内不戦敗1)

## 購入
《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》英1枚を380円で購入した。

《真髄の針/Pithing Needle》を4枚持っている。しかし,こちらは自分の《虚空の杯/Chalice of the Void》と競合する問題があった。《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》は序盤に相手の脅威が出てい状態でも手札を見てから先置きできるのが強いなと思っていた。

早速サイドボードに採用することにした。

## デッキ
デッキ名: 装備リベリオン
バージョン: 3.0.0
60 メインデッキ
27 土地
6 《平地/Plains》
4 《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
4 《不毛の大地/Wasteland》
4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
4 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
3 《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》
1 《カラカス/Karakas》
1 《古えの居住地/Ancient Den》

18 クリーチャー
2 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
1 《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》
4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2 《果敢な隼/Defiant Falcon》
3 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》
1 《アムローの偵察兵/Amrou Scout》
1 《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》
1 《夜風の滑空者/Nightwind Glider》
1 《熱風の操縦者/Thermal Navigator》
1 《鏡の精体/Mirror Entity》

15 その他
1 《虚空の杯/Chalice of the Void》
2 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
2 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
1 《静寂の捕縛/Bound in Silence》
1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
1 《謙虚/Humility》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》

15 サイドボード
1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1 《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
1 《真髄の針/Pithing Needle》
1 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
1 《呪われた巻物/Cursed Scroll》
3 《忘却の輪/Oblivion Ring》
1 《無のロッド/Null Rod》
1 《弱者の石/Meekstone》
1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
1 《大物狙い/Big Game Hunter》


メインデッキの変更点は以下の通りだ。

* Out: 《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》1,《精神石/Mind Stone》2,《忘却の輪/Oblivion Ring》1,《アムローの偵察兵/Amrou Scout》1
* In: 《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》3,《歩行バリスタ/Walking Ballista》1,《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》1

前から微妙だと思っていた《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》と《精神石/Mind Stone》を,前回購入した除去できる土地である《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》に差し替えた。これで土地が27枚になり,安定して土地を引けるだろう。土地27枚は歴代のデッキでも一番多い。また,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》とのコンボも期待できる。

そして,《忘却の輪/Oblivion Ring》を《歩行バリスタ/Walking Ballista》に差し替えた。今まで対戦した印象だと,《忘却の輪/Oblivion Ring》よりも《歩行バリスタ/Walking Ballista》のほうが強い場面が多いと感じたからだ。

また,《アムローの偵察兵/Amrou Scout》を《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》に差し替えた。《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》のほうがタフネスが高く,除去耐性があるからだ。

サイドボードの変更点は以下の通りだ。

* Out: 《見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen》1,《未達への旅/Journey to Nowhere》1,《歩行バリスタ/Walking Ballista》1
* In: 《大物狙い/Big Game Hunter》1,《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》1,《忘却の輪/Oblivion Ring》1

メインデッキの《忘却の輪/Oblivion Ring》1とサイドボードの《歩行バリスタ/Walking Ballista》1を入れ替えた。

立ち位置が微妙だった《見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen》を《大物狙い/Big Game Hunter》に差し替えた。スニークショーやエルドラージ,リアニメイトなど巨大クリーチャーを展開する相手に対して,リベリオンの動きで対策できるので,色は違うがありではないかと考えた。

そして,今回購入した《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》を採用した。プレインズウォーカーやスニークショー対策になるだろう。

メインデッキに新規カード (《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》) が採用されたので,バージョンを2.1.0から3.0.0に更新した。デッキの完成度が大分高まった。

## 試合
### 第1試合: 不戦敗
今日は晴れる屋に20:30と余裕を持って到着できた。そのため,第2試合開始前に《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》を購入し,サイドボードに採用できた。

第1試合が延長ターンまで入っており,長引いていた。

### 第2試合: ○××ドレッジ
マナを使う通常のドレッジだった。

1ゲーム目はリベリオンの展開ができ,相手の発掘の落ち方もいまいちだったので,だらだら長引き勝利した。ドレッジ相手にメインで勝てたのは運が良かった。

2ゲーム目は,こちら《悟りの教示者/Enlightened Tutor》→《安らかなる眠り/Rest in Peace》の動きで勝ったかなと思ったら,返しに《摩耗+損耗/Wear+Tear》で《安らかなる眠り/Rest in Peace》を破壊される。その後は,《入念な研究/Careful Study》や《セファリッドの円形競技場/Cephalid Coliseum》で発掘されまくり負けた。

3ゲーム目は,こちらは悪くなかったという理由で墓地対策のない初手をキープしてしまった。これが間違いだった。相手の発掘が止まらず負けた。また,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》はトークン破壊用に割り切るべきだった。

3ゲーム目の初手のキープ判断は間違いだった。墓地対策を引くまで2マリガンまで粘るべきだった。反省。

サイドインしたのは,以下の3枚だったが,《罠の橋/Ensnaring Bridge》も必要だったかもしれない。

* 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
* 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
* 《安らかなる眠り/Rest in Peace》

### 第3試合: ××グリクシス・コントロール
今まで一度も勝ったことのないグリクシス・コントロールとの久しぶりの対戦だった。

1ゲーム目は,少々土地を多く引きすぎてしまい,こちらの序盤の動きがもたつく。結局,《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》を対処できず敗北した。

2ゲーム目は,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》→《虚空の杯/Chalice of the Void》の動きができた。しかし,《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》でアドバンテージを取られつつ破壊される。《埋没した廃墟/Buried Ruin》で回収して再び展開するも,またしても《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》で破壊される。結局,アドバンテージ差を付けられ,《悪意の大梟/Baleful Strix》でダメージを受けすぎてしまい,《稲妻/Lightning Bolt》+《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》で6点削られて負けた。

2ゲーム目で《虚空の杯/Chalice of the Void》が効かなかったのは想定外だった。この試合では,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》によりアドバンテージを稼ぐべきだった。また,《呪われた巻物/Cursed Scroll》も展開できたものの,手札があったためあまり能力を起動できず,有効活用できなかった。《呪われた巻物/Cursed Scroll》よりかは,《歩行バリスタ/Walking Ballista》のほうが汎用性が高く,使いやすく感じた。

## 結果
今回は全敗だった。《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》が入って,以前よりも完成度が上がったと感じていただけに,今回の敗北はショックだった。

ドレッジには,[以前対戦したマナレスドレッジ](https://senooken.jp/blog/2018/12/01/)との戦いで,《安らかなる眠り/Rest in Peace》を出せば勝てるという甘い考えがあった。マナレスの場合はそれもあり得るが,マナありの場合は気を引き締めて戦うべきだった。

グリクシス・コントロールにどうしても勝てない。《虚空の杯/Chalice of the Void》があまり効かないというのは発見だった。次回からは《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》+《埋没した廃墟/Buried Ruin》でひたすらアドバンテージを稼ぐプランを意識して戦いに挑む。

また,《呪われた巻物/Cursed Scroll》がいまいちだったので,次回参加時に,3枚目の《歩行バリスタ/Walking Ballista》を購入し,サイドボードの《呪われた巻物/Cursed Scroll》を《歩行バリスタ/Walking Ballista》に変更することにする。

[2019-02-11に3-0](https://senooken.jp/blog/2019/02/11/)して,このデッキならいける!と思ったが,なかなかうまくいかないものだ。懲りずに,今後も精進していく。
2019-02-22 Fri 20:00 晴れる屋TCレガシー参加報告 | 新規墓地対策カードでリアニメイトに初勝利
## 概要
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/11/20190222/
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-02-22 Fri 20:00
* 結果: 1-2 (内不戦敗1)

先週は別の用事で参加できなかったので,2週間ぶりの参加となった。

## 購入
参加賞の100円商品券を使い以下のカードを購入した。

* 3枚030円: 《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》英
* 1枚020円: 《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》日
* 1枚030円: 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》日
* 1枚020円: 《放逐する僧侶/Banisher Priest》日

《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》は土地のスロットでクリーチャー除去もできる。かなり強いカードだと思う。この値段で買えてかなりお買い得だった。

《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》は,2マナで唯一タフネスが2であるため装備リベリオンの最重要リクルーターだ。メインデッキの採用枚数を増やすために購入した。

《放逐する僧侶/Banisher Priest》は,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》からサーチできるクリーチャー除去であるため1枚購入した。このカードも強いので4枚揃えてもいいかもしれない。

## デッキ
### デッキリスト

デッキ名: 装備リベリオン
バージョン: 2.1.0
60 メインデッキ
24 土地
6 《平地/Plains》
4 《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
4 《不毛の大地/Wasteland》
4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
4 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
1 《カラカス/Karakas》
1 《古えの居住地/Ancient Den》

18 クリーチャー
1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
1 《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》
4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2 《果敢な隼/Defiant Falcon》
2 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》
2 《アムローの偵察兵/Amrou Scout》
1 《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》
1 《夜風の滑空者/Nightwind Glider》
1 《熱風の操縦者/Thermal Navigator》
1 《鏡の精体/Mirror Entity》
1 《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》

18 その他
1 《虚空の杯/Chalice of the Void》
2 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
2 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
2 《精神石/Mind Stone》
4 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
1 《忘却の輪/Oblivion Ring》
1 《静寂の捕縛/Bound in Silence》
1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
1 《謙虚/Humility》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》

15 サイドボード
1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1 《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
1 《真髄の針/Pithing Needle》
1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
1 《未達への旅/Journey to Nowhere》
1 《呪われた巻物/Cursed Scroll》
2 《忘却の輪/Oblivion Ring》
1 《無のロッド/Null Rod》
1 《弱者の石/Meekstone》
1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
1 《見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen》


### コメント
装備リベリオンは休止にしようかと思っていたのだが,新デッキが思っていたより強くなかった。また,装備リベリオンもまだまだ改良の余地があるので,使い続けることにした。

メインデッキの変更点は以下の通りだ。

* Out: 《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》1
* In: 《精神石/Mind Stone》1

マナ加速の観点から《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》よりも《精神石/Mind Stone》のほうが好ましいと判断した。

サイドボードの変更点は以下の通りだ。

* Out: 《呪われた巻物/Cursed Scroll》1
* In: 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》1

墓地対策が《安らかなる眠り/Rest in Peace》1枚しかなく,さすがに少なすぎると思ったので増量した。《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》は《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でサーチでき,0マナなので2ターン目に《呪文貫き/Spell Pierce》を回避しながらプレイできる。青黒リアニメイト相手には重要な選択肢だ。

サイドボードに新規カードを採用したため,バージョンを2.0.0→2.1.0に上げた。

## 試合
### 第1試合: 不戦敗
退勤が19:30となり,時間に余裕がなかった。いつもなら新宿駅から徒歩で向かうところだが,やむを得ずJRを利用した。

### 第2試合: ○××BUGデルバー
1ゲーム目は,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》経由で2ターン目に設置した《虚空の杯/Chalice of the Void》が刺さったようだ。相手は《苦花/Bitterblossom》を出しただけで,こちらが《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《殴打頭蓋/Batterskull》を展開すると投了した。

2ゲーム目は,相手は《原基の印章/Seal of Primordium》。こちらは《漸増爆弾/Ratchet Bomb》。続いて《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》。《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》は《致命的な一押し/Fatal Push》で除去される。その後《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を2体展開される。《原基の印章/Seal of Primordium》で《漸増爆弾/Ratchet Bomb》を破壊されたため,5/6となる。結局《タルモゴイフ/Tarmogoyf》に押し切られた。

2ゲーム目は途中で若干のプレイミスをした。4ターン目に2体目の《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を出された場面で,ライフを心配して《忘却の輪/Oblivion Ring》をプレイして《呪文貫き/Spell Pierce》で打ち消された。青いので《呪文貫き/Spell Pierce》を回避するために,先に手札のリクルーターをプレイするべきだった。

3ゲーム目は,相手の《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》と《苦花/Bitterblossom》に負ける。ゲーム終盤で《漸増爆弾/Ratchet Bomb》の使い方を間違えた。こちらの残りライフが少なかったので,《苦花/Bitterblossom》本体の破壊ではなく,《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》と《埋没した廃墟/Buried Ruin》経由でトークンの除去を優先すべきだった。2枚目の《苦花/Bitterblossom》を出されて,後の展開が苦しくなることで頭が一杯になってしまい,目の前の状況を冷静に考えられなかった。ここを間違えなければ,勝負はまだわからなかった。

《漸増爆弾/Ratchet Bomb》は使いどころ間違えることが多い。特にデルバー相手にはライフ計算をきちんと使い間違えないようにしたい。

### 第3試合: ○×○BUGリアニメイト
1ゲーム目は,こちらの動きはあまりよくなかったのだが,《カラカス/Karakas》がきいたようで,墓地に落とした《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria》を出せなくて困っていた。

2ゲーム目は,こちらの墓地対策が間に合わず2ターン目に《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》を出されて負けた。初手にクリーチャーがおらず,除去ばかりの手札だったのでマリガンしたのだが,リアニメイト相手の場合は除去多くても問題ないように感じた。今後のキープ基準の参考にする。

3ゲーム目は,相手2マリガン。こちらは初手に《悟りの教示者/Enlightened Tutor》2枚と《虚空の杯/Chalice of the Void》があった。《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》をサーチして《呪文貫き/Spell Pierce》を回避しながら2ターン目に設置。これが効いたのと,相手は土地が詰まったようで,そのまま勝利した。

墓地対策として採用した《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》が早速活躍してくれた。《安らかなる眠り/Rest in Peace》や《ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace》だとマナコストがかかるため,《目くらまし/Daze》や《呪文貫き/Spell Pierce》の回避が難しい。マナコストの小さいカードの重要性を再認識させられた試合だった。

## 結果
不戦敗込みで1-2だった。

BUGリアニメイトは[2018-11-30に参加したGP静岡の裏の大会](https://senooken.jp/blog/2018/12/01/)で以前対戦して敗北した相手だったので,リベンジできてよかった。

2試合目のBUGデルバーは惜しい試合だった。自分のプレイングにも改善の余地があるので,反省して次に活かしたい。
デッキ解説: 装備リベリオンv2.0.0
前回の大会で復帰後初の3-0を達成した。いいタイミングなので,使用デッキの装備リベリオンを解説する。

## デッキ

デッキ名: 装備リベリオン
バージョン: 2.0.0
URL: https://deck.hareruyamtg.com/ja/deck/224461/show/

60 メインデッキ
24 土地
6 《平地/Plains》
4 《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
4 《不毛の大地/Wasteland》
4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
4 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
1 《カラカス/Karakas》
1 《古えの居住地/Ancient Den》

18 クリーチャー
1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
1 《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》
4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2 《果敢な隼/Defiant Falcon》
2 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》
2 《アムローの偵察兵/Amrou Scout》
1 《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》
1 《夜風の滑空者/Nightwind Glider》
1 《熱風の操縦者/Thermal Navigator》
1 《鏡の精体/Mirror Entity》
2 《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》

18 その他
1 《虚空の杯/Chalice of the Void》
2 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
2 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1 《精神石/Mind Stone》
4 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
1 《忘却の輪/Oblivion Ring》
1 《静寂の捕縛/Bound in Silence》
1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
1 《謙虚/Humility》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》

15 サイドボード
1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1 《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
1 《真髄の針/Pithing Needle》
1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
1 《未達への旅/Journey to Nowhere》
2 《呪われた巻物/Cursed Scroll》
2 《忘却の輪/Oblivion Ring》
1 《無のロッド/Null Rod》
1 《弱者の石/Meekstone》
1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
1 《見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen》


## コンセプト
このデッキは[2018-10-12](https://senooken.jp/blog/2018/10/12/)に初めて使った。そこから改良を加えつつ現在の形となっている。

デッキ名通り,このデッキは以下の2通りの方針を持ったデッキだ。

1. 装備品
2. リベリオン

1点目の装備品は,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》から《殴打頭蓋/Batterskull》を始めとするデッキ内の4種類の装備品によるビートダウンで勝利を狙うものだ。レガシー環境では白のビートダウンデッキを使う場合,ほぼ必須とみられる《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》とそのセットを使ったもので,ありふれたものだ。

2点目のリベリオンは,かつてのメルカディアン・マスクスブロック時代のスタンダードで猛威を奮った名デッキである[リベリオン](http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%AA%E3%83%99%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3)の動きを採用したものだ。デッキ内からレベル・クリーチャーを直接戦場に出すことができるリクルーターを軸にしたデッキだ。

このデッキでのリクルーターは以下のカードが該当する。

* 《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》
* 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》
* 《果敢な隼/Defiant Falcon》
* 《アムローの偵察兵/Amrou Scout》
* 《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》

リベリオンの基本的な動きは以下となる。

1. 2マナのリクルーターをキャスト
2. 2マナのリクルーターの能力を起動し,《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》を召喚
3. リクルーターから《鏡の精体/Mirror Entity》を召喚
4. 《鏡の精体/Mirror Entity》の能力で,こちらのクリーチャー3-4体を4/4-5/5に強化してフルアタック

理想的な動きは以下の5ターンキルだ。

1. 2ターン目に2マナリクルーターを召喚
2. 3ターン目に《古えの墳墓/Ancient Tomb》経由でリクルーターの能力を起動し《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》を召喚
3. 4ターン目にリクルーターから《鏡の精体/Mirror Entity》と《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》を召喚
4. 5ターン目に《鏡の精体/Mirror Entity》で強化した5/5クリーチャー4体で20点を削りきる。

現在のレガシー環境では,グリクシス・コントロールが猛威を奮っており,《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》や《削剥/Abrade》といったアーティファクト破壊が多い。そのため,装備品だけに依存すると苦しい戦いとなる。そこで,装備品以外の勝ち手段としてリベリオンを採用した。

リベリオンはリクルーターが**1体でも**戦場に残れば手札を消費せずにクリーチャーを展開できる。奇跡を始めたした全体除去を持つ相手にも手札に後続を温存でき,消耗戦にも強い。

### 装備品
装備品プランは以下の8枚のカードで構成される。

* 4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
* 1 《殴打頭蓋/Batterskull》
* 1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
* 1 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
* 1 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》

《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》でサーチする装備品は基本的に《殴打頭蓋/Batterskull》だ。Death & Taxesのようなウィニー寄りのデッキの場合は《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》をサーチする。その他は,プロテクションの色に応じて《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》か《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》をサーチする。

リクルーターと《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が両方手札にある場合は,先に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を唱える。

理由は以下2点だ。

1. 《殴打頭蓋/Batterskull》をサーチして展開するほうが,展開が早く,相手のプレインズウォーカーの召喚にも間に合う。
2. 除去や打ち消しを相手に使わせて,本命のリクルーターを通せる。

単純に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を連打するだけでも勝てるゲームが存在する。このセットはおそらく今後も変わらないだろう。

### リベリオン
リベリオンプランは以下の14枚のカードで構成される。

* 1 《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》
* 2 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》
* 2 《アムローの偵察兵/Amrou Scout》
* 2 《果敢な隼/Defiant Falcon》
* 1 《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》
* 1 《熱風の滑空者/Thermal Glider》
* 1 《夜風の滑空者/Nightwind Glider》
* 1 《鏡の精体/Mirror Entity》
* 1 《静寂の捕縛/Bound in Silence》

前半の5種8枚がリクルーターだ。この中で一番重要なのは《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》を始めとする2マナのリクルーターだ。2マナのリクルーターを展開できれば,デッキ内の**全レベルカードにアクセス**できるからだ。そのため,6枚と多く取っている。

中でも《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》は2マナリクルーターでは唯一タフネスが2となっており,重要なカードだ。《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》,《夜の戦慄/Dread of Night》,《暗黒破/Darkblast》,《二股の稲妻/Forked Bolt》,《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》,《歩行バリスタ/Walking Ballista》などタフネス2であることが重要な場面がある。

1マナの《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》は,《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》でサーチするように入れている。5マナあれば,2マナのリクルーターと《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》で2体のレベルカードのサーチが可能だからだ。

リクルーター以外のレベルカードを解説する。

まず,《鏡の精体/Mirror Entity》はこのデッキのエンドカードだ。リクルーターでクリーチャーを並べながら,このカードを召喚することで,高速で高打点を実現する。

《静寂の捕縛/Bound in Silence》は擬似的なクリーチャー除去だ。2マナのリクルーターさえ着地できれば,サーチできるため,相手の高速ビートに耐えることができる。

《熱風の滑空者/Thermal Glider》と《夜風の滑空者/Nightwind Glider》はそれぞれ,プロテクション赤と黒を持つ2/1の飛行クリーチャーだ。プロテクションの色が合えば,除去されず非常に心強い。また,飛行をもっているため,プロテクションの色が合わなくても無駄にはならない。

2マナのリクルーターが着地した場合,最初にサーチするのは《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》だ。リクルートのためのマナ効率が一番良いのが理由だ。リクルーター着地後に除去を打たれた場合に備え,場に2体はリクルーターが残るように展開を心がける。1体でも残れば後続を手札の消費なしに展開できるからだ。

## 補助
デッキのコアとなる部分の解説をしたので,残りの補助カード18枚を解説する。

* 2 《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》
* 1 《精神石/Mind Stone》
* 4 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
* 1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
* 2 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
* 1 《忘却の輪/Oblivion Ring》
* 1 《虚空の杯/Chalice of the Void》
* 1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
* 1 《謙虚/Humility》
* 2 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》

これらの18枚は大きく3種類に分類される。

1. マナ
2. 除去
3. ロック

### マナ
以下の2種類はマナ基盤としての役割を持つ。

* 2 《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》
* 1 《精神石/Mind Stone》

《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》なしの装備品もリベリオンも初動に4マナかかる。そのため,後半無駄にならないマナ発生源が必要だ。そこでこれらの2種類を採用している。

《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》は後半の消耗戦では,回収してそのままフィニッシャーとなる。《精神石/Mind Stone》は序盤はマナ加速であり,マナが余ればドローに変換でき無駄がない。

ただし,これらのカードは初手のキープ基準にしにくいので,素直に《地平線の梢/Horizon Canopy》などに差し替えたほうがいいのではないかと考えている。

### 除去
以下の4種類は除去としての役割を持つ。

* 1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
* 2 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
* 4 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
* 1 《忘却の輪/Oblivion Ring》

特に目立つのが,4枚採用している《漸増爆弾/Ratchet Bomb》だ。序盤や手の空いたときに設置でき,特にプレインズウォーカーを破壊できるのが強い。装備品の除去の避雷針にもなる。時間はかかるものの対応できるカードの幅が広いため,4枚採用している。

《歩行バリスタ/Walking Ballista》はウィニー相手はもちろんことと,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》と同様に相手のプレインズウォーカーを破壊できるのが強い。このカードのおかげで,プレインズウォーカーを即座に除去できて難を逃れた場面が多くあった。また,後述する《謙虚/Humility》とも相性がいい。+1/+1カウンターが乗るため,《謙虚/Humility》設置後は戦闘で非常に有利に立てる。

《剣を鍬に/Swords to Plowshares》はこのデッキではあまり強くない。後述するロック手段に《虚空の杯/Chalice of the Void》を採用しているため,競合することがあるので枚数を控えている。とはいうものの,デルバーなど高速ビート相手には必要なので,残している。

《忘却の輪/Oblivion Ring》は《漸増爆弾/Ratchet Bomb》で間に合わないときのために1枚採用している。《漸増爆弾/Ratchet Bomb》に巻き込まれる可能性があるため,あまり多くは採用したくない。しかし,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でサーチでき,《殴打頭蓋/Batterskull》などこのカードでなければ対応が難しいカードもあるので採用している。

### ロック
以下の3種類のカードはロックの役割を持つ。

* 1 《虚空の杯/Chalice of the Void》
* 1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
* 1 《謙虚/Humility》

どれも相手にとっては致命的なカードだ。

《虚空の杯/Chalice of the Void》は,奇跡,グリクシス・コントロール,デルバーなど,ストンピィ系以外のデッキに非常に有効なカードだ。基本的にX=1で唱える。相手によってはこれだけで勝てることもある。基本的には後述する《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で最優先でのサーチ対象となる。序盤に出せなくても中盤に出しても,それ以降の1マナの除去,手札破壊,ドロー操作を遮断できるため強い。

《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》はアドバンテージの源泉だ。基本的には,《不毛の大地/Wasteland》を使いまわすことを狙う。《虚空の杯/Chalice of the Void》同様,相手によってはこの《不毛の大地/Wasteland》ループだけでも勝てる。《不毛の大地/Wasteland》の他には,《埋没した廃墟/Buried Ruin》によるアーティファクト回収も強い。環境にアーティファクト破壊が多いので,これで回収することで対応できる。その他,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》をループする動きも強い。最後に単純なマナ加速として,《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》も採用している。これはレジェンドルールで自分で墓地に落ちることを狙ったものだ。デッキに4枚採用しているので,それなりの確率で墓地に落ちてくれる。

《謙虚/Humility》はビート殺しの1枚だ。環境にはエルドラージや《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》など,非常に強力なクリーチャーが蔓延している。この1枚があることで,これらのクリーチャーを無力化できる。《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》や《アカデミーの学長/Academy Rector》などの戦場や墓地に落ちることで効果の発生するカードも永続的に封じることできるのが非常に強い。もちろん自分にも影響はあるが,装備品で強化できるし,そもそも頭数は多いのでカバーできる。

### 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
装備品とリベリオンの他に特徴的なのが,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を用いたシルバーバレット戦略だろう。

《悟りの教示者/Enlightened Tutor》と各種の強力なエンチャント・アーティファクトを採用することで,幅広い場面への対応を実現する。

基本的には以下の4枚がこの優先順位でサーチ対象となる。

* 《虚空の杯/Chalice of the Void》: 初手に《悟りの教示者/Enlightened Tutor》がある場合,まずこのカードをサーチして設置することからゲームを始める。
* 《謙虚/Humility》: ゲーム中盤以降,劣勢になった場合,あるいはこちらが有利になった場合に状況を固定するために展開。
* 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》: 主にJunk系相手で特殊地形が多い場合,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》と《埋没した廃墟/Buried Ruin》が出ており,アドバンテージを稼げる場合。
* 《古えの居住地/Ancient Den》: 初手に土地が1枚しかない場合や,後1マナでリクルーターを起動できる場合にサーチする。あまり好ましくないが,マリガン1回分と考えると悪くはない。
* 《忘却の輪/Oblivion Ring》,《歩行バリスタ/Walking Ballista》: 相手のプレインズウォーカーを除去したい場合にサーチ。

ロック手段をメインに,その場に応じたカードをサーチする。

## マナ
メインデッキの最後に土地を解説する。

* 24 土地
* 6 《平地/Plains》
* 4 《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
* 4 《不毛の大地/Wasteland》
* 4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
* 4 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
* 1 《カラカス/Karakas》
* 1 《古えの居住地/Ancient Den》

基本的に4マナ必要なデッキなので,土地は多めに24枚採用している。特に特徴的なのが,*《埋没した廃墟/Buried Ruin》と《古えの墳墓/Ancient Tomb》*だろう。

《埋没した廃墟/Buried Ruin》はアーティファクト破壊への対策として採用している。装備品はゲームを決める力を持っているため,破壊されても回収して再度の展開を狙う。その他に,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》や《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》ともシナジーがあり,ゲーム中に1枚は引きたいので4枚採用している。

《古えの墳墓/Ancient Tomb》はリベリオンの動きを強化するために採用した。ストンピィ系デッキに顕著だが,速度が間に合わなくて負ける試合が数多くあった。このカードを採用することで初動4マナのリベリオンを3ターン目に起動でき,最速6ターンキルだったのが5ターンキルに短縮できた。また,《目くらまし/Daze》をケアした動きができるようになり,デッキの基礎力向上に欠かせない。

《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》は,POX相手への対策と共に,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》でアドバンテージを稼ぐ要素として4枚採用している。

## サイドボード
メインデッキの解説が終わったので,サイドボードを解説する。

* 15 サイドボード
* 1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
* 1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
* 1 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
* 1 《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
* 1 《真髄の針/Pithing Needle》
* 1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
* 1 《未達への旅/Journey to Nowhere》
* 2 《呪われた巻物/Cursed Scroll》
* 2 《忘却の輪/Oblivion Ring》
* 1 《無のロッド/Null Rod》
* 1 《弱者の石/Meekstone》
* 1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
* 1 《見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen》

内容は大きく以下3種類に分類される。

1. 除去
2. 妨害
3. その他

### 除去
除去の役割を持つのは以下の4種6枚のカードだ。

* 1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
* 1 《未達への旅/Journey to Nowhere》
* 2 《呪われた巻物/Cursed Scroll》
* 2 《忘却の輪/Oblivion Ring》

まず,コンボ以外の相手にはほぼ《歩行バリスタ/Walking Ballista》は投入する。相手のシステムクリーチャーやプレインズウォーカーにも対応できるからだ。

《忘却の輪/Oblivion Ring》は万能除去であり,スニークショー対策でもある。中速コントロールの奇跡やPOXあたりに使う。

《未達への旅/Journey to Nowhere》は青赤デルバーなど高速ビート相手に追加の除去として入れる。《忘却の輪/Oblivion Ring》では間に合わないためだ。

《呪われた巻物/Cursed Scroll》は中長期戦を見越したカードだ。奇跡,POX,Death & Taxesなどに入れる。ただし,自分の《虚空の杯/Chalice of the Void》と競合するので,ここは枚数を減らしたほうがいいように感じている。

### 妨害
妨害の役割を持つのは以下の7種類のカードだ。

* 1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
* 1 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
* 1 《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
* 1 《真髄の針/Pithing Needle》
* 1 《無のロッド/Null Rod》
* 1 《弱者の石/Meekstone》
* 1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》

墓地対策としては,《安らかなる眠り/Rest in Peace》1枚に頼っている。ドレッジなどは《安らかなる眠り/Rest in Peace》の他に,《謙虚/Humility》も有効であり,これらでカバーしている。ただし,あまり当たらないので,あまり使わない。もう1枚墓地対策があったほうがいいかもしれない。

《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》と《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》は高速コンボのANT用だ。

《真髄の針/Pithing Needle》は,プレインズウォーカーを止めたり,スニークショーの《騙し討ち/Sneak Attack》を止めることがメインだ。

《無のロッド/Null Rod》はMUD対策のための専用カードだ。それ以外に目的はない。

《弱者の石/Meekstone》と《罠の橋/Ensnaring Bridge》はエルドラージ対策だ。《罠の橋/Ensnaring Bridge》に関しては,リアニメートやスニークショーの簡易的な対策にもなる。

### その他
最後に除去と妨害以外のカードが以下の2枚だ。

* 1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
* 1 《見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen》

《悟りの教示者/Enlightened Tutor》は妨害カードのかさ増しだ。サイド後はサイドインしたカードを引けるかどうかが勝敗に直結する。アドバンテージを失ってでも序盤に引くためにサイド後は《悟りの教示者/Enlightened Tutor》3枚で戦いに挑む。

《見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen》は追加の勝ち手段だ。奇跡やグリクシス・コントロールのように,消耗戦となる場合の勝ち手段とする。

### サイドプラン
基本的にサイドアウトするカードは以下のカードだ。

* 《夜風の滑空者/Nightwind Glider》 or 《熱風の滑空者/Thermal Glider》: 相手の色に合わせる
* 《静寂の捕縛/Bound in Silence》: 奇跡など非クリーチャーデッキ
* 《アムローの偵察兵/Amrou Scout》と《果敢な隼/Defiant Falcon》合計2枚
* 《謙虚/Humility》(非クリーチャー),《虚空の杯/Chalice of the Void》 (ストンピィ系)

サイド後は相手のクリーチャー除去が増えることを見越して,タフネス1のレベルカードを減らす。その他,相手によっては効果の薄いカードを減らし,その枠にサイドボードから有効なカードを投入していく。

《悟りの教示者/Enlightened Tutor》は,相手が《虚空の杯/Chalice of the Void》を使っていない限りは毎回サイドインする。その他,《歩行バリスタ/Walking Ballista》や《忘却の輪/Oblivion Ring》をよくサイドインする。

## 初手キープ基準
基本的に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》かリクルーターのどちらかが,**1枚以上** くるまで2マリガンまでは積極的に行う。2マリガンの時点で土地がない場合だけ,3マリガンする。

《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》もリクルーターも,手札の消費なしで展開可能であり,除去されなければそのままゲームを決めることもできる。そのため,初手が1-2枚減っても大きな問題ではない。それよりも,序盤にこれらのカードを確実に展開できることが大事だ。

## 課題
スニークショーやANTを始めとする高速コンボは対戦回数も少ないのもあり,勝つのが難しい。

その他,2マナランドを採用してからはまだ当たっていないのでわからないが,奇跡とグリクシス・コントロールもなかなか勝てない。

個人的にはメインデッキはあまり変更できる箇所がなくなってきた印象なので,サイドボードの完成度を高めてこれらの苦手デッキに対応することになるだろう。

## 改良案
最後にデッキの改良案を示す。

ひとまずメインデッキでぱっと思いつくのは以下だろう。

* Out: 《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》2,《精神石/Mind Stone》1,《アムローの偵察兵/Amrou Scout》1
* In: 《地平線の梢/Horizon Canopy》1,《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》2,《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》1

《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》と《精神石/Mind Stone》は無駄にならないマナ供給源としていいかと思った。しかし,初手のキープ基準や安定性に欠けるので,やはり《地平線の梢/Horizon Canopy》や《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》のような無駄になりにくい土地のほうがいいだろうと感じた。

それと,リクルーターで生存確率の高い《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》は増やすべきだ。次回購入する。

その他,サイドボードはまだまだ検討の余地があるだろう。《虚空の杯/Chalice of the Void》と競合しにくい《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》もよいだろうし,場合によっては《日中の光/Light of Day》や《因果応報/Karma》も検討の余地があるかもしれない。

今後も,特に《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からサーチ可能なアーティファクトとエンチャントの調査・検討を継続していく。

## まとめ
復帰後初の3-0を達成した装備リベリオンを解説した。

装備品とリベリオンといった手札を消耗しない勝ち手段を用意し,今までのウィニーの課題だった手札の消耗への解決策を出せた。

その他に,《虚空の杯/Chalice of the Void》,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》,《謙虚/Humility》といった強力なアーティファクトとエンチャントを《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で引っ張ってくるというコントロール的な動きもできる。

アドバンテージやパワーカードが念頭に置かれた現在のレガシー環境にあったデッキになった。白ウィニーばかりを使ってきた自分にとっては,手応えのあるデッキを構築できた。

3-0に満足せず,次は4-1,5-0を達成できるように精進していく。
2019-02-10 Sat 17:00+20:00 晴れる屋TCレガシー参加報告 | 祝!装備リベリオン初3-0で有終の美を飾る
## 概要
* イベント名: 休日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/121/20190210/
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-02-01 Fri 17:00+20:00
* 結果 (17:00): 1-2 (内不戦勝1)
* 結果 (20:00): 3-0

休日はあまり参加しないのだが,この日は昼間に秘書検定2級を受験しており,時間の都合が良かったので,17:00と20:00の大会に参加した。

## 購入
秘書検定の受験会場が御茶ノ水近くの損保会館だったので,秋葉原のカードラッシュ秋葉原2号店で前から欲しかった《護衛募集員/Recruiter of the Guard》と《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を購入した。その他,晴れる屋で商品券200円を使い《パララクスの波/Parallax Wave》を購入した。

購入品は以下の通りだ。

* 1枚0350円: 《パララクスの波/Parallax Wave》
* 1枚2680円: 《護衛募集員/Recruiter of the Guard》日
* 3枚7740円: 《護衛募集員/Recruiter of the Guard》英
* 1枚0780円: 《難題の予見者/Thought-Knot Seer》日
* 1枚0680円: 《難題の予見者/Thought-Knot Seer》英
* 計12230円

知らない人の説明用に,英語と日本語とで最低1枚ずつあったほうがよいと感じたので,値段がちょっと高くなっても日本語のカードも購入した。

《護衛募集員/Recruiter of the Guard》はけっこうな高額カードで,購入を躊躇していた。しかし,間違いなく今後必要になり,値下がりの気配を感じず悩む時間がもったいなかったので,諦めて購入した。

《難題の予見者/Thought-Knot Seer》は以前に2枚購入した。しかし,やはりこのカードは強く是非使いたいので,4枚揃えることにした。

カードラッシュはシングルカードを安く売っているお店の一つであり,[以前](https://senooken.jp/blog/2019/01/16/)にも《古えの墳墓/Ancient Tomb》の購入で利用した。JR秋葉原駅のすぐ近くに1号店があり,こちらは店内が狭かった。2号店は駅から少し離れたところにあるが,店内が広かったのでこちらで購入した。実店舗だとクレジットカードを使えなかったので,現金で支払った。実店舗だと,送料がかからないので,立ち寄れるなら実店舗で購入,または店舗受け取りがお得だ。

《パララクスの波/Parallax Wave》は《オパール色の輝き/Opalescence》と無限コンボを形成でき,単体でも強いので,今後のために購入した。

## デッキ
### デッキリスト

デッキ名: 装備リベリオン
バージョン: 2.0.0
60 メインボード
24 土地
6 《平地/Plains》
4 《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
4 《不毛の大地/Wasteland》
4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
4 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
1 《カラカス/Karakas》
1 《古えの居住地/Ancient Den》

18 クリーチャー
1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
1 《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》
4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2 《果敢な隼/Defiant Falcon》
2 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》
2 《アムローの偵察兵/Amrou Scout》
1 《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》
1 《夜風の滑空者/Nightwind Glider》
1 《熱風の操縦者/Thermal Navigator》
1 《鏡の精体/Mirror Entity》
2 《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》

18 その他
1 《虚空の杯/Chalice of the Void》
2 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
2 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1 《精神石/Mind Stone》
4 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
1 《忘却の輪/Oblivion Ring》
1 《静寂の捕縛/Bound in Silence》
1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
1 《謙虚/Humility》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》

15 サイドボード
1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1 《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
1 《真髄の針/Pithing Needle》
1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
1 《未達への旅/Journey to Nowhere》
2 《呪われた巻物/Cursed Scroll》
2 《忘却の輪/Oblivion Ring》
1 《無のロッド/Null Rod》
1 《弱者の石/Meekstone》
1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
1 《見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen》


### コメント
メインボードの変更点は以下の通りだ。

* Out: 《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》1
* In: 《精神石/Mind Stone》1

《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》は手札に土地が多いときや初手に2枚きたりすると,序盤のマナ加速としていまいちだった。そこで,1枚を《精神石/Mind Stone》に交換した。このカードがいい仕事をしてくれた。

今まで使ったことのないカードを採用したので,デッキのバージョンを1.1.0から2.0.0に上げた。

サイドボードの変更点はない。

## 試合 (17:00)
### 第1試合: 不戦勝
第1試合から参加できるように,試験を途中退室して,最速の動きで向かったので,残念だった。

### 第2試合: ○××赤黒白コントロール
外人だった。《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》や《信仰無き物あさり/Faithless Looting》,《未練ある魂/Lingering Souls》,《名誉回復/Vindicate》,《剣を鍬に/Swords to Plowshares》,《稲妻/Lightning Bolt》などモダンのデッキをベースにした初見のコントロールデッキだった。

各ゲームの詳細は忘れたので,印象に残ったところだけ書く。

2ゲーム目でミスがあった。《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》で装備品をサーチして,手札1枚の状態でターンを返したのが失敗だった。《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》で戦場の《殴打頭蓋/Batterskull》と手札の装備品をまとめて処理されてしまった。《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》をケアするために,手札1枚の状況は避けないといけない。

### 第3試合: ○××Death & Taxes
1ゲーム目はリベリオンの通常の動きで勝利。

2ゲーム目はこちら3マリガンで,展開に差を付けられて負けた。初手が《真髄の針/Pithing Needle》,《剣を鍬に/Swords to Plowshares》2枚の状況で相手が1ターン目に《ルーンの母/Mother of Runes》。ここで《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を使ったのが失敗だったようだ。《霊気の薬瓶/AEther Vial》がないのだから,《真髄の針/Pithing Needle》で《ルーンの母/Mother of Runes》を止めるべきだった。

3ゲーム目は,こちらの痛恨のプレイミスが響いて負けた。手札に《歩行バリスタ/Walking Ballista》があったので,相手の《ルーンの母/Mother of Runes》を放置して,後で除去すればいいかと構えていた。相手の《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》で《殴打頭蓋/Batterskull》をサーチされたので,手なりで《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》に唱え,《ルーンの母/Mother of Runes》で防御されてしまった。これが痛すぎた。素直に,《ルーンの母/Mother of Runes》を《歩行バリスタ/Walking Ballista》で除去し,その後に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》に《剣を鍬に/Swords to Plowshares》で除去すべきだった。欲を出したのが失敗だった。

## 結果 (17:00)
Byeを除くと全敗だった。致命的なプレイミスがあり,勝ちを逃してしまった。特に,Death & Taxesは昔使っていたのもあり,デッキ的にも相性がいい相手だったので,これに負けたのは痛恨の極みだ。反省。

ここで帰っても良かったのだが,せっかくなので20:00にも参加して対戦経験を稼ぐことにした。

## 試合 (20:00)

### 第1試合: ○×○赤単プリズン
1ゲーム目は,相手の《三なる宝球/Trinisphere》が噛み合わず,《罠の橋/Ensnaring Bridge》も《漸増爆弾/Ratchet Bomb》で除去し,リベリオンの通常の動きで勝利。

2ゲーム目は,《罠の橋/Ensnaring Bridge》で防御され,相手の2種類のチャンドラの奥義で負け。

3ゲーム目は,相手のゴブリンをレベルクリーチャーで耐え,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》での除去に成功し,勝利。

赤単プリズンとは2回目の対戦だった。今回の相手は《罠の橋/Ensnaring Bridge》で防御寄りで,2ゲーム目以降も《血染めの月/Blood Moon》を残すなど,こちらとしては戦いやすかった。後は,《熱風の滑空者/Thermal Glider》が強かった。

### 第2試合: ○×○ゴブリン
1ゲーム目は,レベルクリーチャーを並べて,4-5ターン目に《謙虚/Humility》を貼り,単純なビートダウンに持ち込む。このままだと五分五分でこちらは装備品を待つだけ。途中まで相手は粘るものの,時間を優先して投了。

2ゲーム目も,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で《謙虚/Humility》をサーチして,ビートに持ち込むも,《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》で《殴打頭蓋/Batterskull》のトークンなどを除去され,押し負ける。

3ゲーム目は,2ターン目に《古えの墳墓/Ancient Tomb》から《精神石/Mind Stone》と《歩行バリスタ/Walking Ballista》。4ターン目に《歩行バリスタ/Walking Ballista》のカウンターを増やしつつ,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で《謙虚/Humility》をサーチして5ターン目に設置。

《謙虚/Humility》設置後を3/3の《歩行バリスタ/Walking Ballista》がビートをかける。途中で,《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》も装備され,このまま押し切った。

この試合は《謙虚/Humility》頼みの試合だった。メインから《謙虚/Humility》を採用していてよかった。赤と黒は古来からエンチャントには触れない色だ。こういうことができるから,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》はやはり強い。

3ゲーム目では,相手にライフの間違いを指摘されて,若干言い合いになった。帰宅してから再確認したところ,やはりこちらの主張で問題はなかった。

結果として勝敗に影響はなかった。しかし,無用な争いを避けるために,こちらの**ライフメモと相手のライフメモが一致していることを常に確認**したほうがいいと反省した。

今後は,土地の重ね置き,《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》の能力の複数回使用と共に,相手のライフメモにも気を配る。

### 第3試合: ○○赤黒白コントロール
17:00の第2試合で対戦した人との再戦だった。リベンジマッチ。

1ゲーム目は,こちら1ターン目《悟りの教示者/Enlightened Tutor》,2ターン目《虚空の杯/Chalice of the Void》,3ターン目《古えの墳墓/Ancient Tomb》経由《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》2枚のぶんまわりで,そのまま《殴打頭蓋/Batterskull》で勝利。

2ゲーム目は,こちら2マリガンで,初手が《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》,《平地/Plains》,《古えの墳墓/Ancient Tomb》,《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》,《忘却の輪/Oblivion Ring》でいまいちだったので敗北を覚悟。相手2ターン目の《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》を2マナランド経由の《忘却の輪/Oblivion Ring》で除去すると,相手の動きが止まる。その間にうまくこちらもカードを引き込み勝利。

## 結果 (20:00)
2018-09にMTGに復帰してから初の3-0だった。17時の部でのプレイミスもあり,実質全敗したことに腐らずに粘ってよかった。

やはりだが,2マナランドの《古えの墳墓/Ancient Tomb》が強い。これのおかげで,通常なら致命的になる相手の動きにぎりぎり間に合って対応できている (例: 2試合目3ゲーム目の《謙虚/Humility》,3試合目2ゲーム目の2ターン目の《忘却の輪/Oblivion Ring》)。また,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の連打もやはり強い。序盤にマナ加速して,強いカードを叩きつけるのが安定している。

しかし,今回の勝利はコンボや環境トップメタの奇跡,グリクシス・コントロール,エルドラージにあたらなかったのも大きい。例えば,スニークショーに今のデッキで勝てるとは思えない。相手に干渉する方法が,《虚空の杯/Chalice of the Void》しかないのが弱いところだろう。これが今の装備リベリオンの限界だ。

そこで,いったん装備リベリオンを辞めて,今回購入した《護衛募集員/Recruiter of the Guard》や《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を使った新しいデッキを作ることにする。

リベリオンはタイムラグがあり,単体のカードパワーも弱く,デッキ内のスロットも大きく取られる。そのため,特にコンボへ対応しきれない。

リクルーターの代わりに《護衛募集員/Recruiter of the Guard》を使うことで,柔軟なゲーム展開ができる。単純に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》をサーチして連打するだけでも十分強い。

そして,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》だ。戦場に出た瞬間相手の手札の一番強いカードを追放でき,さらに本体も《稲妻/Lightning Bolt》で除去されず,フィニッシャーとなりうる。こちらがコンボを使うにしても,安全確認にできる。《堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》よりも,2マナランドやマナ加速で《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を使ったほうが強いのではないかとも考えている。

1.2万円と高額カードを購入したので,装備リベリオンを上回る新デッキを構築し,これらを使い込んでいきたい。
購入報告 | 白単で可能な無限コンボ3種
1月末期限の楽天スーパーポイントが約800残っており,用途に悩んでいた。結局,MTGのカードを購入した。

楽天市場には,[以前](https://senooken.jp/blog/2018/12/14/)にも利用した「[トレカ通販トレトク](https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2ZW9U1+1KK78Y+2QOI+1BU6GI)」が出店していた。

トレトクでは3000円以上の購入で送料200円が無料になる嬉しいサービスとなっている。そのため,楽天市場のトレトクで3000円以上購入することにした。

それで今回購入したのが以下の20枚だ。

* 1枚060円: 《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》
* 1枚090円: 《宮殿の看守/Palace Jailer》
* 4枚200円: 《精神石/Mind Stone》
* 4枚220円: 《水晶鉱脈/Crystal Vein》
* 1枚380円: 《出産の殻/Birthing Pod》
* 1枚640円: 《オパール色の輝き/Opalescence》
* 2枚120円: 《ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll》
* 2枚160円: 《永劫の輪廻/Enduring Renewal》
* 1枚120円: 《弁論の幻霊/Eidolon of Rhetoric》
* 1枚210円: 《堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》
* 1枚420円: 《無私の霊魂/Selfless Spirit》
* 1枚520円: 《防御の光網/Defense Grid》
* 計3140円

今回購入したパーツは大きく4種類に分類される。

1. その他
2. マナ加速
3. コンボパーツ
4. 妨害

まず,1. その他として,前から欲しかった《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》英と《宮殿の看守/Palace Jailer》を購入した。

続いて,2. マナ加速として,《精神石/Mind Stone》と《水晶鉱脈/Crystal Vein》,《出産の殻/Birthing Pod》を購入した。

《精神石/Mind Stone》は2マナのマナ加速として,《厳かなモノリス/Grim Monolith》に次ぐ有力なカードだと感じていた。序盤はマナ加速でき,マナが余れば手札に変換でき,いつ引いても無駄がない。

《水晶鉱脈/Crystal Vein》は,貴重な2マナランドだ。《裏切り者の都/City of Traitors》が1枚2万円近くする高額カードなので,貧乏人は《古えの墳墓/Ancient Tomb》とこのカードに頼ることになる。

《出産の殻/Birthing Pod》はマナ加速やコンボパーツ扱いとなる。3. で説明する《ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll》などの,マナコストの大きなクリーチャーを高速で召喚でき,今語の可能性を感じている。

さらに,3. コンボパーツとして,《オパール色の輝き/Opalescence》,《ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll》,《永劫の輪廻/Enduring Renewal》を購入した。これらはそれぞれ以下の無限コンボを形成できる。

* 《オパール色の輝き/Opalescence》: 《パララクスの波/Parallax Wave》でクリーチャーを無限に明滅。
* 《ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll》: 《罪の意識/Guilty Conscience》で無限ダメージ。
* 《永劫の輪廻/Enduring Renewal》: 《金属ミミック/Metallic Mimic》+《歩行バリスタ/Walking Ballista》で無限ダメージ

これらは全て**白単だけで実現**できる。白使いとして,これらの可能性は探っていきたい。特に有力なのは,《オパール色の輝き/Opalescence》+《パララクスの波/Parallax Wave》だ。《パララクスの波/Parallax Wave》が単体でも強く,補充デッキで大活躍しており,次のデッキで試したいと考えている。

最後に,4. 妨害として,《弁論の幻霊/Eidolon of Rhetoric》,《堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》,《無私の霊魂/Selfless Spirit》,《防御の光網/Defense Grid》だ。

《堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》と《無私の霊魂/Selfless Spirit》は《護衛募集員/Recruiter of the Guard》でサーチでき,《弁論の幻霊/Eidolon of Rhetoric》と《防御の光網/Defense Grid》は《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でサーチできる。サーチ対象として1枚はキープしておきたいと感じて購入した。

今回は1月末期限の楽天スーパーポイント800点を使うために,MTGのカードを購入した。しかし,楽天スーパーポイントの一番の有効活用は,楽天証券のポイント投資信託だろうと調べていて感じた。今後もおトクなMTGライフを送れるように,探求していく。
購入報告 | カードゲームの必須サプライ
## 概要
通販サイトの[ポンパレモール](https://www.ponparemall.com)で以下の2品を購入した。

* 369円 [Answer ANS-TC004 トレカプロテクト (ジャストサイズ) 64x89 mm 100枚入](https://store.ponparemall.com/ulmax/goods/4580267605980/)
* 140円 [半透明14x14 mm 6面ダイス/オレンジ zak-45028---OR](https://store.ponparemall.com/plusnao/goods/zak-45028/)

## 背景
今回ポンパレモールを利用したのには理由がある。それは,**1/31まで期間限定で500ポイントもらえたから**だ。

税金の支払でおトクなリクルートカードを所持しており,その都合でリクルートのサービスの会員になっている。ポンパレモールは使ったことがなく,今回が初の利用だ。

いつもなら,ポイントの使い途がなくそのまま消滅していたところだった。今はMTGがあるので,何かMTGのカードやサプライなど購入できないか調べたところ今回の商品に辿り着いた。

## スリーブ
主な目当ては,1点目のスリーブだ。このスリーブは二重スリーブする際のインナースリーブとなっている。カードを傷から守るため,二重スリーブにしており,バインダーにしまうときもこのインナースリーブは欠かせない。カードを買う度に消費するので,カードゲームの必需品だ。

MTGのインナースリーブのサイズは64x89 mmだ。このサイズのスリーブとしては,KMCの「パーフェクトサイズ」が有名であり,どこのカードショップでもたいてい扱っている。しかし,今回はAnswerの「[レギューラカード用 プロテクト ジャストタイプ(クリア)](http://a-answerstore.com/?pid=83692319)」を購入した。しかも,定価が200円+税のところ369円 (内税)だ。

というのも,ポンパレモールではあまりMTGのシングルカードやTCG関係のサプライを扱っておらず,もはやポイント消費のためだけの購入だからだ。送料込みの値段と思い我慢した。

## ダイス
2点目は6面ダイスだ。既にダイスは持っているが,期間限定ポイントの残り約140ポイントを使うために購入した。元々ダイスは休止前に一緒に遊んでいた友人からもらったものをずっと使っていた。

先攻後攻を決めるときや,PWの忠誠度や+1/+1カウンター,延長5ターンのターンカウントなど,各種のカウンターとしてゲームの進行上もやは欠かせないサプライであり,予備として持っていてもいいかと思い購入した。

## まとめ
今回は,ポンパレモールで期間限定でもらえた500ポイントを使い,カードゲームの必需品であるスリーブとダイスを購入した。

こういうショッピングサイトの無料ポイントを活用してサプライを購入し,少しでもおトクなMTGライフを過ごそう。
#mtgjp 2019-02-01 Fri 20:00 晴れる屋TCレガシー参加報告 | 安定性を向上させたリベリオンで新年初勝ち越し!
## 概要
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/11/20190201/
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-02-01 Fri 20:00
* 結果: 2-1 (内不戦敗1)

今週は晴れる屋10週年記念で,景品は据え置きで大会の参加費が無料だった。参加し得だった。

## 購入
参加賞の100円商品券を使い,600円の《平和の番人/Peacekeeper》を購入した。

ショーケースに展示されていたプレイドのカードだ。全クリーチャーの攻撃を止めることができる貴重なカードだ。再録禁止カードであるため,今後の値上がりが予想できた。

《護衛募集員/Recruiter of the Guard》でサーチ可能であり,1枚は所持しておきたいと感じ,購入した。

ネット通販で最安であり,また1週年記念でポイントが10 %なので,絶好のタイミングだった。

店舗のショーケースに展示されているプレイドカードはネット通販に出品されていないものがある。

晴れる屋のシングルカードで一番お得なのは,こうしたネットに出品されていないプレイドカードだと感じた。

## デッキ
### デッキリスト

デッキ名: 装備リベリオン
バージョン: 1.1.0
60 メインボード
24 土地
6 《平地/Plains》
4 《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
4 《不毛の大地/Wasteland》
4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
4 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
1 《カラカス/Karakas》
1 《古えの居住地/Ancient Den》

19 クリーチャー
1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
1 《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》
4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2 《果敢な隼/Defiant Falcon》
2 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》
2 《アムローの偵察兵/Amrou Scout》
1 《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》
1 《夜風の滑空者/Nightwind Glider》
1 《熱風の操縦者/Thermal Navigator》
1 《鏡の精体/Mirror Entity》
3 《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》

17 その他
1 《虚空の杯/Chalice of the Void》
2 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
2 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
1 《忘却の輪/Oblivion Ring》
1 《静寂の捕縛/Bound in Silence》
1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
1 《謙虚/Humility》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》

15 サイドボード
1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1 《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
1 《真髄の針/Pithing Needle》
1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
1 《未達への旅/Journey to Nowhere》
2 《呪われた巻物/Cursed Scroll》
2 《忘却の輪/Oblivion Ring》
1 《無のロッド/Null Rod》
1 《弱者の石/Meekstone》
1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
1 《見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen》


### コメント
メインボードの変更点は以下の通りだ。

* Out: 《ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor》1,《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》1,《忘却石/Oblivion Stone》1,《剣を鍬に/Swords to Plowshares》1
* In: 《アムローの偵察兵/Amrou Scout》2,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》1,《忘却の輪/Oblivion Ring》1,《忘却の輪/Oblivion Ring》1

メインボードのリベリオンとしての安定性を上げるための入れ替えを行った。また,《虚空の杯/Chalice of the Void》と相性の悪い《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を減らし,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》と《忘却の輪/Oblivion Ring》を採用した。特に,《ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor》と《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》を減らして,《アムローの偵察兵/Amrou Scout》を採用したのは,大きかった。これにより,初手に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》かリクルーターが揃う確率があがった。

サイドボードの変更点は以下の通りだ。

* Out: 《ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace》2
* In: 《未達への旅/Journey to Nowhere》1,《弱者の石/Meekstone》1

前回の大会で青赤デルバーに負けたのを反映し,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からサーチできる軽い除去を用意した。

## 試合
### 第1試合: 不戦敗
今日は店内に人が多かった。やはり,10周年記念で大会参加費が無料だったからだろうか。

### 第2試合: ○○青黒デルバー
1ゲーム目は,相手の《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》の攻撃で残りライフが1になる。4-5ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void》X=1の設置に成功。《漸増爆弾/Ratchet Bomb》でぎりぎり除去でき,そこから《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》を装備した《鏡の精体/Mirror Entity》でひっくり返す。

2ゲーム目は,相手《苦花/Bitterblossom》スタート。こちらが序盤に展開した《夜風の滑空者/Nightwind Glider》やらリクルーターなどで時間を稼ぎ,最後は《歩行バリスタ/Walking Ballista》でライフを減らして勝利。

この試合は相手のプレイミス,雑なプレイが目立った。具体的には以下の項目だ。

* 相手先手で《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》スタート。2ターン目に変身するも,攻撃を忘れる。
* 1ターン目にこちらが《不毛の大地/Wasteland》で土地を破壊したにも関わらず,土地を2回セット。
* 《夜風の滑空者/Nightwind Glider》が待ち構えている状態で,《苦花/Bitterblossom》のフェアリートークン1体で攻撃。

100円商品券を4-5枚もっていたので,たぶん連戦で疲れていたのだろう。プレイ中にミスの指摘をして,相手も反省していた。

土地の二重セットやPWの二重起動はたまにあるので,こちらも注意深く監視する必要がある。

ただ,こちらも1ゲーム目にプレイミスがあった。《虚空の杯/Chalice of the Void》と《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》を持っている状態で,《虚空の杯/Chalice of the Void》を先にキャストしてしまった。《虚空の杯/Chalice of the Void》を設置して,除去を防いでからクリーチャーを展開すればいいかという意味不明な思考をしてしまった。反省。

また,相手が《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》に内スリーブを付けておらず,カードが傷んでいるのが気になった。一声かけてやればよかっただろうか。

### 第3試合: ○○エスパー石鍛冶
1ゲーム目は後手スタート。2ターン目の《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》は打ち消されるも,3ターン目の《虚空の杯/Chalice of the Void》が通る。その後,リクルーターの着地に成功し,相手が投了。なにやら,手札に1マナカードを大量に抱えていたらしい。

2ゲーム目は後手でお互い1マリガン。相手が土地1枚ハンドをキープしたらしく,その後2-3ターン土地を引けず,即行で投了された。

あまりMTGした気分ではなかったが,こういう試合もあるか。ただ,デッキにもよるが1マリガンで土地1枚ハンドのキープは甘い。土地1枚の6枚ハンドより,土地2枚の5枚ハンドのほうが強い。相手のキープミスだろう。

## 結果
最終成績が2-1 (不戦敗1) で,新年初の勝ち越しとなった。

先日購入した《虚空の杯/Chalice of the Void》と《古えの墳墓/Ancient Tomb》がやはり強い。実質的に,《虚空の杯/Chalice of the Void》で2ゲーム取ったようなものだ。そして,《古えの墳墓/Ancient Tomb》があると後手2ターン目に《目くらまし/Daze》をケアしながら,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》やリクルーターを展開できるのが強い。実際,1試合目の2ゲーム目はこの動きで相手に《目くらまし/Daze》2枚を切らせることに成功した。

また,リクルーターを増量し,リベリオンの動きの安定化を狙ったのは効果があった。初手に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》かリクルーターが来る頻度が上がり,キープ基準や序盤の動きを安定させれた。

今回の大会は,いつもより未熟なプレイヤーとの連戦だったため勝てたと感じる。天狗にならずに,精進していきたい。
2019-01-25 Fri 20:00 晴れる屋TCレガシー参加報告 | メインに採用した《虚空の杯/Chalice of the Void》で新年初勝利!
先週末は余裕がなかったので参加しなかった。今週は予定が片付いたので参加した。

前回,前々回に購入したカードを試す大会となった。

## 概要
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/11/20190125/
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-01-11 Fri 19:00
* 参加費: 300円
* 結果: 1-2 (内不戦敗1)

## デッキ
### デッキリスト

デッキ名: 装備リベリオン
バージョン: 1.0.0
60 メインボード
24 土地
6 《平地/Plains》
4 《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
4 《不毛の大地/Wasteland》
4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
4 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
1 《カラカス/Karakas》
1 《古えの居住地/Ancient Den》

19 クリーチャー
1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
1 《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》
4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2 《果敢な隼/Defiant Falcon》
2 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》
1 《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》
1 《夜風の滑空者/Nightwind Glider》
1 《熱風の操縦者/Thermal Navigator》
1 《鏡の精体/Mirror Entity》
3 《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》

18 その他
1 《虚空の杯/Chalice of the Void》
2 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
3 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
3 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
1 《静寂の捕縛/Bound in Silence》
1 《忘却石/Oblivion Stone》
1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
1 《謙虚/Humility》
1 《ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
1 《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》

15 サイドボード
1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
2 《ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace》
1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1 《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
1 《真髄の針/Pithing Needle》
1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
2 《呪われた巻物/Cursed Scroll》
2 《忘却の輪/Oblivion Ring》
1 《無のロッド/Null Rod》
1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
1 《見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen》


### コメント
今回のデッキから,バージョン番号を付けることにした。番号の付け方は後日説明する予定だ。

メインボードの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》4,《歩行バリスタ/Walking Ballista》1,《ヴェク追われの盲信者/Zealot il-Vec》1
* In: 《古えの墳墓/Ancient Tomb》4,《虚空の杯/Chalice of the Void》1,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》1

サイドボードの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》1
* In: 《歩行バリスタ/Walking Ballista》1

2マナランドの《古えの墳墓/Ancient Tomb》と《虚空の杯/Chalice of the Void》を採用した。メインから《虚空の杯/Chalice of the Void》を採用することで,奇跡やグリクシス・コントロールなど1マナカードを大量に使用する相手への効果を期待して,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》も1枚増量した。

前回,前々回の記事でいろいろカードを購入したことを報告した。しかし,採用したのは結局《古えの墳墓/Ancient Tomb》と《虚空の杯/Chalice of the Void》だけだ。特に,《Jeweled Amulet》や《ヘリオッドの巡礼者/Heliod’s Pilgrim》+《天使の運命/Angelic Destiny》を採用しなかったことは,購入費用も考えてダメージがあったので説明する。

《Jeweled Amulet》はマナ加速として期待していた。試しにデッキに混ぜて動きをみたところ残念ながら弱かった。《水晶鉱脈/Crystal Vein》などの土地のほうが嬉しい場面が多かった。

《Jeweled Amulet》が強い場面は土地を出しながら,さらにマナを出すときだけだ。このカード自体は,使用にマナが必要なので,《金属モックス/Chrome Mox》などとことなり,土地としてカウントできない。そして,安定して強いカードを使えない。一時的にでも1マナ多く出して,マナコストの高いカードを展開できれば強い。しかし,今のデッキだと,装備品にしてもレベルクリーチャーにしてもその後も継続的にマナが必要なカードばかりなので,使いにくかった。

《ヘリオッドの巡礼者/Heliod’s Pilgrim》+《天使の運命/Angelic Destiny》に関しては,マナコストの重さ,単独でオーラを引いた場合のリスクなどを考えると元が取れないと感じた。オーラを安定的に活用するならば,クリーチャーも相当枚数必要になる。しかし,スペースがとれないため断念した。

## 購入
今回は晴れる屋TCの100円商品券を使い以下のカードを購入した。
* 4枚40円: 《修復専門家/Restoration Specialist》
* 2枚60円: 《コーの遊牧民/Nomads en-Kor》

《護衛募集員/Recruiter of the Guard》でのサーチ先カードを検討していた。その中で,《修復専門家/Restoration Specialist》を見つけた。アーティファクトとエンチャントの両方を回収でき,アドバンテージを取れる可能性があり,間違いなく強い。白単色の軽量クリーチャーには,アーティファクト回収の《宝捜し/Treasure Hunter》やエンチャント回収の《オーラ術師/Auramancer》がいた。しかし,アーティファクトとエンチャントの両方を回収できるクリーチャーは存在しなかった。タイミングが悪くて,トーナメントで活躍できなかったのだろうが,1枚10円は安すぎる。いい買い物だった。

《コーの遊牧民/Nomads en-Kor》はループジャンクションのパーツとして購入した。6年間MTGから離れている間に,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》の他にループジャンクションと相性の良いカードがいくつか登場していた。《古えの墳墓/Ancient Tomb》を購入したので,白単のコンボデッキの可能性を探るのも悪くないと感じ,ループジャンクションのパーツを集め始めた。

## 試合
### 第1試合: 不戦敗
いつもならどこかで延長ターンに入っているのだが,今回は比較的早く終わった。

### 第2試合: ×○○青黒赤スタイフルノート
試合が終わるまでグリクシス・デルバーかと思ったが,スタイフルノートだった。

1ゲーム目は,《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》や《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》で殴りきられて速攻で敗北した。

2ゲーム目は,2ターン目に初手に持っていた《虚空の杯/Chalice of the Void》の設置に成功。相手の動きが鈍くなり,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《殴打頭蓋/Batterskull》で勝利。《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》を設置され,手札にレベルクリーチャーが腐ってしまった。続いて,《倦怠の宝珠/Torpor Orb》を出されるが,こちらの《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の直後だったので危なかった。

3ゲーム目も,《虚空の杯/Chalice of the Void》を4-5ターン目に設置成功。その後,《謙虚/Humility》を設置し中期線になる。
最終的に,《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》+《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》 (1/1) で勝利した。

試合中はスタイフルノートの動きが一切見えなかった。試合後にデッキ名をグリクシス・デルバーかと確認したら,スタイフルノートだと教えてもらえた。《虚空の杯/Chalice of the Void》が見事に刺さり,身動きが取れなかったようだ。

マリガンしたのもあるが,メインボードに1枚だけ採用した《虚空の杯/Chalice of the Void》を2ゲーム初手に持っていたのが強かった。メイン《虚空の杯/Chalice of the Void》はありだ。

### 第3試合: ○××青赤デルバー
奇跡で5点与える火力や《稲妻の連鎖/Chain Lightning》など,火力が多めの構成だった。

1ゲーム目は,こちら先手で1マリガン。相手ダブルマリガン。1ターン目《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》,2ターン目《古えの墳墓/Ancient Tomb》からリベリオンの構えの動きができた。相手が1ターン目に出した《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》や火力で残りライフ3まで詰められるも,なんとか殴り切る。

2ゲーム目は,こちらの動き方にミスがあった。初手が《静寂の捕縛/Bound in Silence》,《歩行バリスタ/Walking Ballista》,《謙虚/Humility》,《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》など。除去多めだからいけるかと思ってキープ。相手の《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》に対する除去のタイミングを見誤った。

《目くらまし/Daze》や《呪文貫き/Spell Pierce》を必要以上に警戒しすぎて,失敗した。

特に,《歩行バリスタ/Walking Ballista》の展開はミスだった。《目くらまし/Daze》ケアで5マナまで待ってから展開しようと考えていたのが失敗だった。3マナの状態で,X=1で唱え,4マナで能力を起動してカウンターを載せて除去するプランでいけばよかった。他にも手札に《静寂の捕縛/Bound in Silence》が控えていたのだから,相手に火力使わせるべきだった。ここは失敗だった。

また,途中で《呪われた巻物/Cursed Scroll》を引いていた。これを《呪文貫き/Spell Pierce》をケアして,温存したのが失敗だった。《呪われた巻物/Cursed Scroll》は手札を消耗しないと機能しないので,ここは《静寂の捕縛/Bound in Silence》を通すため,《呪文貫き/Spell Pierce》の囮にすべきだった。

3ゲーム目は,やや接戦になったものの《古えの墳墓/Ancient Tomb》でライフを消耗し,負けた。2ターン目に《古えの墳墓/Ancient Tomb》を使い,《目くらまし/Daze》ケアで唱えた《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》を《意志の力/Force of Will》で打ち消されたのが痛かった。

その他,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で失敗した。こちら《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》を出しており,相手が《不毛の大地/Wasteland》を構えていた。《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で積み込んでも,《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》を破壊されてシャッフルすることになると思い,断念した。これが間違いだった。

《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》で平地を戦場に出すのは,任意である。平地を探さなければ,シャッフルする必要はなかった。これは完全に見落としていた。今回の一番の反省点だった。

## 結果
今回の成績は1-2 (不戦敗1) となった。新年に入ってようやく初勝利できた。

採用した《虚空の杯/Chalice of the Void》と《古えの墳墓/Ancient Tomb》は早速成果を上げてくれた。

特に,《虚空の杯/Chalice of the Void》は感触が良かった。3戦目の青赤デルバー相手には出す暇がなかったが,出せればかなり有利にこちらは進められる。

《古えの墳墓/Ancient Tomb》も,レベルクリーチャーの能力がまだ起動できないだろうと相手が油断している不意をつくことができてよかった。ただし,2点のダメージがデルバー系相手だと痛い。《古えの墳墓/Ancient Tomb》と《ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor》を併用するのは無理があるかもしれない。何かエンチャントかアーティファクトでライフゲインできるカードがあれば,そちらへの差し替えを検討したほうがいいと感じた。サイドボードに《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》や《独房監禁/Solitary Confinement》もいいかもしれない。

もう少し使い込んでみる。
購入報告 | 「稲妻のように素早く動け。そうすれば稲妻のように致命的になれる。」
前回に続いてシングルカードを購入したので購入記録を付ける。実はどちらも1/12 Satに注文したものだ。

前回の記事と同じだが,やはり今のデッキに足りないのは速度だ。

そこで今回はとうとう2マナランドである《古えの墳墓/Ancient Tomb》に手を出した。その他,思い切って今後必要になる優秀な白色クリーチャーと,ストンピィ系デッキで御用達の《虚空の杯/Chalice of the Void》なども購入した。

今回は最安だったカードラッシュで購入した。内訳は以下の通りだ。

* 4枚9920円《古えの墳墓/Ancient Tomb》
* 1枚4490円《虚空の杯/Chalice of the Void》
* 1枚1790円《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
* 2枚1380円《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
* 1枚 690円《封じ込める僧侶/Containment Priest》
* 1枚 690円《天使の運命/Angelic Destiny》
* 1枚 290円《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》
* 送料150円
* 計19400円

欲を出せば,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》も欲しかった。このカードがあれば優秀な白色クリーチャーをデッキに1枚ずつ採用できる。ただ,今は値段が2500円ほどでやや高騰している。2000円程度に下がるまでもう少し待つことにした。

MTGのカードを約2万円も一度に購入したのは初めてだ。1枚あたりの金額でも《虚空の杯/Chalice of the Void》の4490円で最高金額が更新された。今までの最高は《Karakas》の3000円くらいだった。

この中だと《虚空の杯/Chalice of the Void》が頭ひとつ抜けて高かった。前からサイドボードの《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》と交換とし欲しかったのだが躊躇していた。今回は2マナランドを買うということでセットで必要になるので1枚だけ購入した。1枚あれば《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でかさ増し可能だからだ。

1ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void》X=1で設置すると強いのはそうだが,2-3ターン目にX=1で出しても十分強い。また,実質的に《虚空の杯/Chalice of the Void》と同じ効果をもつ《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》も購入した。このカードと,《封じ込める僧侶/Containment Priest》,《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》は今後《護衛募集員/Recruiter of the Guard》を集めたときにセットで使うカードたちとして,値段的に底がきていると感じたので購入した。

《難題の予見者/Thought-Knot Seer》はエルドラージ相手に出されて強いと感じたので,自分も試す必要があると感じたので2枚購入した。4/4というサイズと,本来ならば黒でなければできない手札破壊できるのが非常に強い。2マナランド経由で2-3ターン目に展開できれば,ヘタすればそれだけで勝利できる。実際,エルドラージ相手にはマリガンしていたのもあり,このパターンで何回か負けている。

そして,《天使の運命/Angelic Destiny》だ。噂通りの綺麗なイラストのカードだ。戦場に出たときにライブラリーからオーラカードをサーチする《ヘリオッドの巡礼者/Heliod’s Pilgrim》は強いカードだと思っている。今後,強いオーラが登場すれば,いつ化けてもおかしくない。強化系オーラで最強クラスのカードである《天使の運命/Angelic Destiny》とぜひともセットで使いたいと思い購入した。

記事名に書いたフレーズは,僕がMTGを始めたときに手に入れた第7版の《速やかな反応/Reflexes》のフレイバーテキストだ。

稲妻のように素早く動け。そうすれば稲妻のように致命的になれる。
――― 戦闘指導教官.
[速やかな反応/Reflexes:カードデータ - Wisdom Guild](http://whisper.wisdom-guild.net/card/7ED213/)


カード自体は先制攻撃を付与するだけのオーラであり,弱いので使ったこともほぼないのだが,なぜか当時からずっと頭に残っているフレイバーテキストだ。

ただ,このフレイバーテキストの通り,**速度が重要**だと年始から連敗して強く感じた。スーサイド理論だが,こちらのライフがどれだけなくなっても,0になる前に相手のライフを0にすれば勝ちだ。相手にいくら手札が残っていようが関係ない。

2マナランドを採用して,序盤から3-4マナのパワーカードをひたすら叩きつける。ゲームが終わるまで,相手より強いカードをひたすら叩きつける。この動きが,単純明快で重要だと痛感した。

今となっては,特に理由がなければ,単色で2マナランドを採用しない理由がないと感じている。

[前回](https://senooken.diarynote.jp/201901152306404230/)の記事でハイバネさんが教えてくれた《スランのタービン/Thran Turbine》も今のデッキと合っている。こちらのカードも高額カードでもないので集める。

《古えの墳墓/Ancient Tomb》,《Jeweled Amulet》,《スランのタービン/Thran Turbine》により,3ターン目に4マナ揃え,2マナレベルクリーチャーの能力を起動し,5ターンキルを狙う。この動きを安定してとれれば,赤単プリズンやエルドラージ相手にも速度で負けないはずだ。

まだ新年になって2週間程度しか経過していないが,金額的におそらく今年購入するMTGのカードの大部分をここで購入しただろう。《古えの墳墓/Ancient Tomb》,《虚空の杯/Chalice of the Void》は,特に今後ずっと使うだろう。

カードパワーに負けないくらい自分のデッキ構築やプレイングにも磨きをかけて,2019年を乗り切りたい。
購入報告 | 2ターン目に3マナ,または3ターン目に4マナ出すための0マナアーティファクト
シングルカードを購入したので購入記録を付ける。

新年になってから6連敗しており,新年早々自分のデッキの問題点が浮き彫りになった。

それは,**速度が遅いこと**だ。

装備品で攻撃する場合も,レベルクリーチャーで攻める場合もどうしても初動が4ターン目からとなってしまう。これでは,赤単プリズンやエルドラージ,コンボ系デッキには遅すぎる。

そこで,デッキの速度を上げるために,序盤にマナ加速できるカードを購入した。それが,今回購入した《Jeweled Amulet》だ。ヤフオクで4枚1040円+送料90円で購入した。

見慣れないカードなので,簡単に効果を説明する。まずはオラクルは以下の通りだ。

Jeweled Amulet (0)
アーティファクト

(1),(T):Jeweled Amuletの上に蓄積(charge)カウンターを1個置く。この起動コストとして支払ったマナのタイプを記録しておく。この能力は、Jeweled Amuletの上に蓄積カウンターが置かれていないときにのみ起動できる。
(T),Jeweled Amuletから蓄積カウンターを1個取り除く:最後に記録されたタイプのマナ1点を加える。


1Tでチャージして,Tでマナを加えることができる。簡単にいうと,1マナだけ貯めて放出できるカードだ。

1ターン目にチャージして,2ターン目以降に貯めたマナを放出することで,通常の土地のプレイと併せて2ターン目に3マナ,3ターン目に4マナ出すことが可能になる。

《Jeweled Amulet》の利点は以下2点だ。

1. 安い
2. 消耗しない

まず,値段が1枚300円程度とリーズナブルだ。これくらいなら揃えやすい。

そして,2点目として,アドバンテージを失わないところがいい。同種のカードに,《金属モックス/Chrome Mox》や《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》が挙がる。これらは手札を消耗する。それに対してこちらは手札は消耗しない。1ターン目や今引きの場合の即効性には劣るが,2ターン目以降に加速する場合には悪くはない。

もちろん1ターン目に2マナ,3マナ出せたほうがよいだろう。しかし,2ターン目や3ターン目に3マナ4マナ出せるのでも十分効果はあるだろう。2マナランドを併用すれば,2ターン目に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を出すことも十分可能だ。2ターン目の《難題の予見者/Thought-Knot Seer》は手札破壊も4/4のサイズも十分な脅威だ。

同種のマナ加速の方法としては以下のカード達が候補として挙がる。

* 《裏切り者の都/City of Traitors》
* 《厳かなモノリス/Grim Monolith》
* 《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
* 《金属モックス/Chrome Mox》
* 《水晶鉱脈/Crystal Vein》
* 《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》

まず,《裏切り者の都/City of Traitors》,《厳かなモノリス/Grim Monolith》は再録禁止ということもあり1枚1万円近くする高額カードだ。なかなか手が出ない。

《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》と《金属モックス/Chrome Mox》もなかなかの高額カードだ。こちらに関しては,1ターン目に2マナ出せるメリットがあるが,手札を消耗する欠点がある。

《水晶鉱脈/Crystal Vein》や《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》も消耗するところは《金属モックス/Chrome Mox》などと同じだ。

これらの消耗するカードは一時的なマナ加速で終止する。結局のところ,その後も3マナ4マナのカードが続くわけなので,やや冗長ではあるが継続的にマナを出せる《Jeweled Amulet》はありだと感じた。

序盤の動きの高速化としてなにかいい方法がないか[Wisdom Guild](http://www.wisdom-guild.net/)で3マナ以下のマナアーティファクトを探していて今回の《Jeweled Amulet》を見つけた。

今回初めて存在を知り,大会などで使われていることをきいたことはない。しかし,値段が安くて効果も悪くない。自分のデッキにこのカードを取り込んで試してみる。

また,これとは別に2マナランドの《古えの墳墓/Ancient Tomb》も必要だと感じており,既に発注した。届き次第購入報告する。
2019-01-11 Fri 20:00 晴れる屋TCレガシー参加報告 | 新年の晴れる屋初めもエルドラージとNic Fitにわからされ無念の0-3
今週は月曜日にミント横浜店の大会に参加したばかりだが,金曜日の大会にも参加した。

## 概要
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/11/20190111/
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-01-11 Fri 19:00
* 参加費: 300円
* 参加人数: 20
* 結果: 0-3 (内不戦敗1)

職場が新横浜付近 (定時10:00-19:00) になったので,横浜のカードショップの大会に出やすいかと思った。横浜のレガシーをやっているお店は,ミント横浜店と信心亭がある。ただし,以下の2点の欠点がある。
* 開始時間が19:00からのため,1回戦目には間に合わない。
* 徒歩で通うのは無理な距離のため,交通費が必要。

これと比べて,晴れる屋TCは以下の条件となる。
* 開始時間が20:00からのため,1回戦目には間に合わない
* 徒歩で通うのが可能であり,交通費不要。

どのみち,1回戦目には横浜も晴れる屋TCも参加できない。そうであれば,交通費が発生せず,参加費として100円商品券のもらえる晴れる屋TCのほうがコスパがいいのではないかと判断して参加した。

今後も1-2週に1回のペースで晴れる屋TCに参加しようと思う。

## デッキ
### デッキリスト

デッキ名: 装備リベリオン
60 メインボード
24 土地
6 《平地/Plains》
4 《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
4 《不毛の大地/Wasteland》
4 《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》
4 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
1 《カラカス/Karakas》
1 《古えの居住地/Ancient Den》

19 クリーチャー
2 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
1 《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》
4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2 《果敢な隼/Defiant Falcon》
2 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》
1 《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》
1 《夜風の滑空者/Nightwind Glider》
1 《熱風の操縦者/Thermal Navigator》
1 《ヴェク追われの盲信者/Zealot il-Vec》
1 《鏡の精体/Mirror Entity》
3 《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》

17 その他
1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
3 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
3 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
1 《静寂の捕縛/Bound in Silence》
1 《忘却石/Oblivion Stone》
1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
1 《謙虚/Humility》
1 《ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
1 《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》

15 サイドボード
2 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
2 《ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace》
1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1 《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
1 《真髄の針/Pithing Needle》
2 《呪われた巻物/Cursed Scroll》
2 《忘却の輪/Oblivion Ring》
1 《無のロッド/Null Rod》
1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
1 《見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen》


### コメント
メインボードの変更点はない。

サイドボードの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《祓い士の薬包/Dispeller’s Capsule》1
* In: 《無のロッド/Null Rod》1

前回の大会でMUDにあたり,アーティファクト対策が1枚は必要だと感じ,速度が遅く《忘却の輪/Oblivion Ring》で代用がきく《祓い士の薬包/Dispeller’s Capsule》を外して,《無のロッド/Null Rod》を採用した。

## 購入
今回は晴れる屋TCの100円商品券を使い以下のカードを購入した。

* 4枚40円: 《ヘリオッドの巡礼者/Heliod’s Pilgrim》
* 1枚10円: 《信仰の足枷/Faith’s Fetters》
* 1枚50円: 《秘教の十字軍/Mystic Crusader》

また,近くのゲームショップとどで以下のカードを購入した。
* 1枚200円: 《強制の門/Coercive Portal》

《ヘリオッドの巡礼者/Heliod’s Pilgrim》はライブラリーからオーラカードをサーチできるカードだ。強力なオーラカードが登場すれば,いつ化けてもおかしくない。3マナなのがやや重たいが,強力なオーラカードと組み合わせれば,レガシーでも可能性があると感じている。

また,強力なオーラカードの除去として《信仰の足枷/Faith’s Fetters》も購入した。パーマネントにエンチャントできるので,PWにも対応できるのが強い。戦場に出たときの4点ゲインも馬鹿にできない。

《秘教の十字軍/Mystic Crusader》は《護衛募集員/Recruiter of the Guard》でのサーチ用に購入した。グリクシス系デッキの場合,こいつを対処できるのは《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》だけとなる。そうでなくても,プロテクション赤・黒は有効な相手が多い。スレッショルドになれば,飛行もつくので,《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》も突破可能だ。

《強制の門/Coercive Portal》は4マナでデメリット無しで毎ターン追加ドローできるほぼ唯一のアーティファクトだ。《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からのサーチ先として有力な1枚だ。今後,エンジェル・ストンピィや白スタックス系デッキを作る際に必要になると考え購入した。

## 試合
### 第1試合: 不戦敗
西新宿から徒歩で通っていた。道を途中で間違えてしまい,到着がややぎりぎりとなってしまった。

### 第2試合: ○××エルドラージ
《虚空の杯/Chalice of the Void》は採用しておらず,ビートよりのタイプだった。

1ゲーム目は,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》2枚から,《殴打頭蓋/Batterskull》+《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》+《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》のクリーチャーで勝利。

途中,自分のターンに《漸増爆弾/Ratchet Bomb》で《果てしなきもの/Endless One》を破壊する際に,《殴打頭蓋/Batterskull》の細菌クリーチャーもまとめて破壊してしまうミスがあった。相手のターンでブロック後にするべきだった。これにより余計にダメージを受けてしまった。勝てたから良かったものの,これが勝敗を分けた可能性があったので次回から注意する。

2ゲーム目は,相手のマナが延び,《忘却蒔き/Oblivion Sower》から《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》が登場してしまい,負ける。

3ゲーム目は,こちらマリガン2回で途中で土地が止まる。その間に,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》,《作り変えるもの/Matter Reshaper》2体を展開され,ダメージレースで負けた。

2ターン目に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が出てくると,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》が間に合わない。こちらの初動は3-4ターン目になるので,相手の速度に間に合わなかった。

### 第3試合: ×○×Nic Fit
《アカデミーの学長/Academy Rector》から《圧倒的輝き/Overwhelming Splendor》を戦場に出すコンボ要素を採用していたのが特徴的だった。

1ゲーム目は,《アカデミーの学長/Academy Rector》から《圧倒的輝き/Overwhelming Splendor》を出されて負け。

2ゲーム目は,初手の《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》サーチの《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》を《陰謀団式療法/Cabal Therapy》で落とされる。しかし,直後に引いた《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》から《殴打頭蓋/Batterskull》を出し,そのままビートを決めて勝ち。

3ゲーム目は,《アカデミーの学長/Academy Rector》から《圧倒的輝き/Overwhelming Splendor》を出されて負け。

3ゲーム目はプレイミスだった。《アカデミーの学長/Academy Rector》から《圧倒的輝き/Overwhelming Splendor》を出されたら実質的に負けなので,初手の《悟りの教示者/Enlightened Tutor》から最速で《安らかなる眠り/Rest in Peace》を出すべきだった。しぶって,クリーチャーの展開を優先したがために,《陰謀団式療法/Cabal Therapy》で《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を落とされ,コンボを決められてしまった。

相手の墓地活用の致命的なコンボがあるなら,墓地対策を最優先にすべきだったと反省。

## 結果
新年初の晴れる屋TCでの大会は,前回の大会に引き続き0-3となった。1ゲームはとれているので惜しい。

今回の大会での勝ちパターンが,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《殴打頭蓋/Batterskull》だった。この動きをより強くしたほうがいいのかもしれないと感じた。

リベリオンの動きは決まれば6ターンキルも可能だが,いかんせん初動が遅くて,高速デッキに間に合わない。そして,採用するレベルクリーチャーも,《熱風の滑空者/Thermal Glider》と《夜風の滑空者/Nightwind Glider》以外は即効性がない。

今回も,エルドラージの3ゲーム目で手札に《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》を抱えたまま負けてしまった。

《古えの墳墓/Ancient Tomb》を採用して速度をあげたほうがいいのかもしれない。その他,リベリオンではなく,《ヘリオッドの巡礼者/Heliod’s Pilgrim》や《護衛募集員/Recruiter of the Guard》を採用して,即効性を上げるなどの検討する必要を感じた。

前回・今回と高速デッキ相手に立て続けに負けて,現在のデッキの限界を感じた。新年の連敗に反省して,デッキを改良していきたい。

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