## 概要
2019-07-12 Fri発売の新しいカードセット「[基本セット2020](https://mtg-jp.com/products/0000182/)」の[全カードリスト](https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000182/)が2019-06-26 Wedに公開された。そして,[辞書データ](http://whisper.wisdom-guild.net/apps/autodic/)も2019-06-28 Friに公開された。
基本セットはMTG初心者を念頭においたカードセットだが,レアと神話レアにはエターナル環境を意識したカードも収録されており,なかなか面白いカードセットだ。
その中でも,特に気になった以下のカードをレビューする。
- クリーチャー
- 《暁の騎兵/Cavalier of Dawn》
- 《絞首された処刑人/Hanged Executioner》
- アーティファクト
- 《祖先の象徴/Icon of Ancestry》
- 《多用途の鍵/Manifold Key》
- 《報復のワンド/Retributive Wand》
- 再録カード
- 《神聖の力線/Leyline of Sanctity》
- 《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
- 《鋼の監視者/Steel Overseer》
なお,灯争大戦以降,毎月カードセットがリリースされており,8月にも統率者2020が発売されてめまぐるしい。リリース頻度が早いので,以前のように3か月に一度くらいのほうが安定していていい。
## クリーチャー
### 《暁の騎兵/Cavalier of Dawn》
カードの効果は「5マナ4/6警戒で,ETBで非土地パーマネントを破壊してコントローラーに3/3トークンを生成。PIGでアーティファクトかエンチャントを手札に回収。」だ。
モダンホライゾンで登場した《過大な贈り物/Generous Gift》を内蔵している。
似たようなカードに過去に《賞罰の天使/Angel of Sanctions》が存在していた。こちらはETBで《忘却の輪/Oblivion Ring》が発動し,飛行持ちだ。《忘却の輪/Oblivion Ring》のような放逐能力は,除去されると復活されるリスクがある。
その点,《暁の騎兵/Cavalier of Dawn》は破壊なので,そのリスクがない。また,それどころか死亡時にアドバンテージを稼げる能力まで付いてきている。性質が若干違うが,だいたい上位互換とみてもよいだろう。
5マナのカードとして悪くない性能だ。
### 《絞首された処刑人/Hanged Executioner》
カードの効果は「3マナ1/1飛行で,ETBで1/1飛行トークンを生成。4マナ生贄でクリーチャーを除外。」だ。
白で能動的にクリーチャーを除去できるクリーチャーはそんなに数が多くない。このカードはトークンが出るので,アドバンテージのとれるカードだ,《急報/Raise the Alarm》や《幽体の行列/Spectral Procession》,《未練ある魂/Lingering Souls》のようなトークン生成カードのようにみなしてよいだろう。これらのトークン生成カードに除去がおまけで付いたように捉えることができる。
キャストに3マナ,能力の起動に4マナと悠長な感じがするが,先置きできるのは利点だろう。しかし,除去が目的ならば,《放逐する僧侶/Banisher Priest》や《宮殿の看守/Palace Jailer》のほうが即効性はある。
そのため,トークン系デッキや装備品系デッキのお供にするのが良いだろう。
## アーティファクト
### 《祖先の象徴/Icon of Ancestry》
カードの効果は「キャスト3マナ,選択したクリーチャーに《十字軍/Crusade》,3マナタップで《民兵のラッパ手/Militia Bugler》のETB効果」だ。
《十字軍/Crusade》や《栄光の頌歌/Glorious Anthem》にドロー効果が付いたようなカードだ。《ヘリオッドの槍/Spear of Heliod》と構成が似ている。《ヘリオッドの槍/Spear of Heliod》のタップ効果は防御能力だったが,《祖先の象徴/Icon of Ancestry》はドローなので,こちらのほうが汎用性が高いだろう。
息切れ防止やマナフラッド受けにもなるので,部族デッキで重宝される気がする。
### 《多用途の鍵/Manifold Key》
カードの効果は「キャスト1マナ,1マナタップで他のアーティファクトをアンタップ,3マナタップでクリーチャーがブロックされない」だ。
《通電式キー/Voltaic Key》の上位互換が登場した。《通電式キー/Voltaic Key》自体がアーティファクト系デッキで重宝されたので,《通電式キー/Voltaic Key》とそのまま入れ替えになるだろう。
レガシーでは,《厳かなモノリス/Grim Monolith》との組み合わせが強く,《鋼の監視者/Steel Overseer》との組み合わせも強い。
### 《報復のワンド/Retributive Wand》
カードの効果は「キャスト3マナ,3マナタップで任意の対象に1点のダメージ。PIGで5点ダメージ。」だ。
《破滅のロッド/Rod of Ruin》や《花崗岩の破片/Granite Shard》の系統のカードだ。継続的なダメージソースアーティファクトとしては,《呪われた巻物/Cursed Scroll》が有名だ。ただし,《呪われた巻物/Cursed Scroll》は手札の調整が必要なため,中盤以降の活用がメインとなる。
《報復のワンド/Retributive Wand》は序盤でも確実に1点飛ばすことができ,万が一破壊されても5点も飛ばせるため,悪くない。
## 再録カード
### 《神聖の力線/Leyline of Sanctity》
基本セット2020では,基本セット2011から9年ぶりに力線サイクルが再録となった。
基本セット2020発売と同時に,ロンドン・マリガンが導入されるため,力線が相対的に強くなる。特に,《神聖の力線/Leyline of Sanctity》と《虚空の力線/Leyline of the Void》は高額レアになっていたので,ここで再録されて供給が増えるのはありがたい。
### 《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
1マナの恒久的な墓地対策カードの《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》が再録となった。
このカードも値段がじわじわと上がってきていたので,再録により供給が増えるのはありがたい。
### 《鋼の監視者/Steel Overseer》
スティール・ストンピィやモダンだと鱗親和で採用されているカードが再録となった。
同じく収録されている《多用途の鍵/Manifold Key》のいい相棒になるだろう。
## 結論
基本セット2020はMTG入門者向けのカードセットであるため,モダンホライゾンのように特定環境を意識したカードセットと比べると,興味を持つカードが少なかった。
しかし,エターナル環境に影響を与えるカードや,過去の高額レアなどが再録されており,全体的に安定して落ち着いたカードセットだと感じた。
以下のカードは特に購入したいと思ったので,値段を注視したい。
* 4枚: 《多用途の鍵/Manifold Key》
基本セット2020の登場と同時に,いよいよロンドン・マリガンも導入される。環境がどう変わるのか注視していく。
2019-07-12 Fri発売の新しいカードセット「[基本セット2020](https://mtg-jp.com/products/0000182/)」の[全カードリスト](https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000182/)が2019-06-26 Wedに公開された。そして,[辞書データ](http://whisper.wisdom-guild.net/apps/autodic/)も2019-06-28 Friに公開された。
基本セットはMTG初心者を念頭においたカードセットだが,レアと神話レアにはエターナル環境を意識したカードも収録されており,なかなか面白いカードセットだ。
その中でも,特に気になった以下のカードをレビューする。
- クリーチャー
- 《暁の騎兵/Cavalier of Dawn》
- 《絞首された処刑人/Hanged Executioner》
- アーティファクト
- 《祖先の象徴/Icon of Ancestry》
- 《多用途の鍵/Manifold Key》
- 《報復のワンド/Retributive Wand》
- 再録カード
- 《神聖の力線/Leyline of Sanctity》
- 《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
- 《鋼の監視者/Steel Overseer》
なお,灯争大戦以降,毎月カードセットがリリースされており,8月にも統率者2020が発売されてめまぐるしい。リリース頻度が早いので,以前のように3か月に一度くらいのほうが安定していていい。
## クリーチャー
### 《暁の騎兵/Cavalier of Dawn》
カードの効果は「5マナ4/6警戒で,ETBで非土地パーマネントを破壊してコントローラーに3/3トークンを生成。PIGでアーティファクトかエンチャントを手札に回収。」だ。
モダンホライゾンで登場した《過大な贈り物/Generous Gift》を内蔵している。
似たようなカードに過去に《賞罰の天使/Angel of Sanctions》が存在していた。こちらはETBで《忘却の輪/Oblivion Ring》が発動し,飛行持ちだ。《忘却の輪/Oblivion Ring》のような放逐能力は,除去されると復活されるリスクがある。
その点,《暁の騎兵/Cavalier of Dawn》は破壊なので,そのリスクがない。また,それどころか死亡時にアドバンテージを稼げる能力まで付いてきている。性質が若干違うが,だいたい上位互換とみてもよいだろう。
5マナのカードとして悪くない性能だ。
### 《絞首された処刑人/Hanged Executioner》
カードの効果は「3マナ1/1飛行で,ETBで1/1飛行トークンを生成。4マナ生贄でクリーチャーを除外。」だ。
白で能動的にクリーチャーを除去できるクリーチャーはそんなに数が多くない。このカードはトークンが出るので,アドバンテージのとれるカードだ,《急報/Raise the Alarm》や《幽体の行列/Spectral Procession》,《未練ある魂/Lingering Souls》のようなトークン生成カードのようにみなしてよいだろう。これらのトークン生成カードに除去がおまけで付いたように捉えることができる。
キャストに3マナ,能力の起動に4マナと悠長な感じがするが,先置きできるのは利点だろう。しかし,除去が目的ならば,《放逐する僧侶/Banisher Priest》や《宮殿の看守/Palace Jailer》のほうが即効性はある。
そのため,トークン系デッキや装備品系デッキのお供にするのが良いだろう。
## アーティファクト
### 《祖先の象徴/Icon of Ancestry》
カードの効果は「キャスト3マナ,選択したクリーチャーに《十字軍/Crusade》,3マナタップで《民兵のラッパ手/Militia Bugler》のETB効果」だ。
《十字軍/Crusade》や《栄光の頌歌/Glorious Anthem》にドロー効果が付いたようなカードだ。《ヘリオッドの槍/Spear of Heliod》と構成が似ている。《ヘリオッドの槍/Spear of Heliod》のタップ効果は防御能力だったが,《祖先の象徴/Icon of Ancestry》はドローなので,こちらのほうが汎用性が高いだろう。
息切れ防止やマナフラッド受けにもなるので,部族デッキで重宝される気がする。
### 《多用途の鍵/Manifold Key》
カードの効果は「キャスト1マナ,1マナタップで他のアーティファクトをアンタップ,3マナタップでクリーチャーがブロックされない」だ。
《通電式キー/Voltaic Key》の上位互換が登場した。《通電式キー/Voltaic Key》自体がアーティファクト系デッキで重宝されたので,《通電式キー/Voltaic Key》とそのまま入れ替えになるだろう。
レガシーでは,《厳かなモノリス/Grim Monolith》との組み合わせが強く,《鋼の監視者/Steel Overseer》との組み合わせも強い。
### 《報復のワンド/Retributive Wand》
カードの効果は「キャスト3マナ,3マナタップで任意の対象に1点のダメージ。PIGで5点ダメージ。」だ。
《破滅のロッド/Rod of Ruin》や《花崗岩の破片/Granite Shard》の系統のカードだ。継続的なダメージソースアーティファクトとしては,《呪われた巻物/Cursed Scroll》が有名だ。ただし,《呪われた巻物/Cursed Scroll》は手札の調整が必要なため,中盤以降の活用がメインとなる。
《報復のワンド/Retributive Wand》は序盤でも確実に1点飛ばすことができ,万が一破壊されても5点も飛ばせるため,悪くない。
## 再録カード
### 《神聖の力線/Leyline of Sanctity》
基本セット2020では,基本セット2011から9年ぶりに力線サイクルが再録となった。
基本セット2020発売と同時に,ロンドン・マリガンが導入されるため,力線が相対的に強くなる。特に,《神聖の力線/Leyline of Sanctity》と《虚空の力線/Leyline of the Void》は高額レアになっていたので,ここで再録されて供給が増えるのはありがたい。
### 《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
1マナの恒久的な墓地対策カードの《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》が再録となった。
このカードも値段がじわじわと上がってきていたので,再録により供給が増えるのはありがたい。
### 《鋼の監視者/Steel Overseer》
スティール・ストンピィやモダンだと鱗親和で採用されているカードが再録となった。
同じく収録されている《多用途の鍵/Manifold Key》のいい相棒になるだろう。
## 結論
基本セット2020はMTG入門者向けのカードセットであるため,モダンホライゾンのように特定環境を意識したカードセットと比べると,興味を持つカードが少なかった。
しかし,エターナル環境に影響を与えるカードや,過去の高額レアなどが再録されており,全体的に安定して落ち着いたカードセットだと感じた。
以下のカードは特に購入したいと思ったので,値段を注視したい。
* 4枚: 《多用途の鍵/Manifold Key》
基本セット2020の登場と同時に,いよいよロンドン・マリガンも導入される。環境がどう変わるのか注視していく。
購入報告 | 白エルドラージのエース
2019年6月29日 buy コメント (2)
2019-06-23 Sunに《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》2枚を[メルカリで399円](https://item.mercari.com/jp/m73581422566/)で購入した。
[前回](https://senooken.jp/blog/2019/06/23/)《無声開拓地/Silent Clearing》の購入で期間限定2000ポイントの内,1444ポイントを使ったので,残りのポイント消化が主な目的で購入した。
《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》のテキストは以下となる。
白のエルドラージデッキ (エルドラージ・タックスなど) で《難題の予見者/Thought-Knot Seer》と共に使われているカードだ。
《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》と併用することで,2枚の土地から2ターン目の展開も可能だ。
そして能力がなかなか強い。クリーチャーに対して明滅を行うものだ。これにより,以下の6機能を果たすことができる。
* ETB能力の再利用
* ブロッカー排除
* 攻撃防止
* トークン除去
* 装備品・オーラ剥がし
* 単体除去回避
単純に自分の《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》や《護衛募集員/Recruiter of the Guard》,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》のETB能力を再利用してアドバンテージを稼いでも強い。
そして,スニークショーなどの《グリセルブランド/Griselbrand》や《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》の攻撃を単体で防止できるのも強い。
キャストと能力起動の3マナのコストは軽くはないが,ゲーム中盤以降で*盤面を掌握できる*この能力は強力だ。
2019-07-05 Friにロンドン・マリガンが導入される。3月頃から使っていた白デプス/White Depthでは速度が間に合わないだろうと予想している。そこで,次の新デッキは白エルドラージ/White Eldraziを考えている。
今回購入した《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》は,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》と共にデッキの名を冠するエースカードとして活躍してもらうつもりだ。
また,7月からは勤務時間が10:00-19:00から09:00-17:35に変更となる。これにより,定時で退勤すれば晴れる屋平日レガシーの20:00の1回戦目から参加可能となる。2019-07-05 Friは別の用事が既に入っているので,次回大会参加は2019-07-12 Friの予定だ。それまでに,新デッキの白エルドラージのデッキ構築を練っていきたい。
[前回](https://senooken.jp/blog/2019/06/23/)《無声開拓地/Silent Clearing》の購入で期間限定2000ポイントの内,1444ポイントを使ったので,残りのポイント消化が主な目的で購入した。
《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》のテキストは以下となる。
Eldrazi Displacer / 変位エルドラージ (2)(白)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
欠色(このカードは無色である。)
(2)(◇):他のクリーチャー1体を対象とし、それを追放し、その後それをオーナーのコントロール下でタップ状態で戦場に戻す。((◇)は無色マナを表す。)
3/3
白のエルドラージデッキ (エルドラージ・タックスなど) で《難題の予見者/Thought-Knot Seer》と共に使われているカードだ。
《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》と併用することで,2枚の土地から2ターン目の展開も可能だ。
そして能力がなかなか強い。クリーチャーに対して明滅を行うものだ。これにより,以下の6機能を果たすことができる。
* ETB能力の再利用
* ブロッカー排除
* 攻撃防止
* トークン除去
* 装備品・オーラ剥がし
* 単体除去回避
単純に自分の《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》や《護衛募集員/Recruiter of the Guard》,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》のETB能力を再利用してアドバンテージを稼いでも強い。
そして,スニークショーなどの《グリセルブランド/Griselbrand》や《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》の攻撃を単体で防止できるのも強い。
キャストと能力起動の3マナのコストは軽くはないが,ゲーム中盤以降で*盤面を掌握できる*この能力は強力だ。
2019-07-05 Friにロンドン・マリガンが導入される。3月頃から使っていた白デプス/White Depthでは速度が間に合わないだろうと予想している。そこで,次の新デッキは白エルドラージ/White Eldraziを考えている。
今回購入した《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》は,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》と共にデッキの名を冠するエースカードとして活躍してもらうつもりだ。
また,7月からは勤務時間が10:00-19:00から09:00-17:35に変更となる。これにより,定時で退勤すれば晴れる屋平日レガシーの20:00の1回戦目から参加可能となる。2019-07-05 Friは別の用事が既に入っているので,次回大会参加は2019-07-12 Friの予定だ。それまでに,新デッキの白エルドラージのデッキ構築を練っていきたい。
購入報告 | はじめてのキャノピーランド
2019年6月23日 buy
2019-06-12 Wedに発売されたモダンホライゾンの《無声開拓地/Silent Clearing》1枚を2019-06-18 Tueに[メルカリで1444円](https://item.mercari.com/jp/m38551063713/)で購入した。
[前回](https://senooken.jp/blog/2019/06/22/),[前々回](https://senooken.jp/blog/2019/06/15/)の購入で貯めた月末までの期間限定のメルカリのポイントが2000円分あるので,これで購入した。
《無声開拓地/Silent Clearing》のテキストは以下となっている。
《地平線の梢/Horizon Canopy》と同じ能力を持つモダンホライゾンの土地サイクルであり,通称キャノピーランドと呼ばれている。
《地平線の梢/Horizon Canopy》は以前から1枚欲しいカードだった。アンタップで戦場にプレイでき,中盤から後半にかけてはドローに変換できる。1ターン,1枚の差が勝敗を分けるゲームで,どちらも重要な機能だ。
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》と組み合わせることで毎ターン追加で1ドローできる。このアドバンテージなら,《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》のアドバンテージにも対抗できる。
しかし,《地平線の梢/Horizon Canopy》は6000円程度の高額レアとなっている。デッキの根幹をなす機能ではなく,必須カードではないので,ほしいと思いつつ値段が高いので後回しにしていた。
モダンホライゾンにサイクルが登場して,《地平線の梢/Horizon Canopy》に比べると比較的安価に入手できるようになったので,このタイミングで1枚購入した。
プレリリースでの発売当初は2000円程度の相場だったが,今は1200円程度の相場になっているようだ。強力なカードが手頃な値段で購入できるのはいいことだ。
《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》と共に白デッキで末永く使っていきたい。
まだ500ポイント分メルカリのポイントが残っているので,カードを購入し,7月のロンドン・マリガン導入後の環境に備える。
[前回](https://senooken.jp/blog/2019/06/22/),[前々回](https://senooken.jp/blog/2019/06/15/)の購入で貯めた月末までの期間限定のメルカリのポイントが2000円分あるので,これで購入した。
《無声開拓地/Silent Clearing》のテキストは以下となっている。
Silent Clearing / 無声開拓地
土地
(T),1点のライフを支払う:あなたのマナ・プールに(白)か(黒)を加える。
(1),(T),無声開拓地を生け贄に捧げる:カードを1枚引く。
《地平線の梢/Horizon Canopy》と同じ能力を持つモダンホライゾンの土地サイクルであり,通称キャノピーランドと呼ばれている。
《地平線の梢/Horizon Canopy》は以前から1枚欲しいカードだった。アンタップで戦場にプレイでき,中盤から後半にかけてはドローに変換できる。1ターン,1枚の差が勝敗を分けるゲームで,どちらも重要な機能だ。
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》と組み合わせることで毎ターン追加で1ドローできる。このアドバンテージなら,《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》のアドバンテージにも対抗できる。
しかし,《地平線の梢/Horizon Canopy》は6000円程度の高額レアとなっている。デッキの根幹をなす機能ではなく,必須カードではないので,ほしいと思いつつ値段が高いので後回しにしていた。
モダンホライゾンにサイクルが登場して,《地平線の梢/Horizon Canopy》に比べると比較的安価に入手できるようになったので,このタイミングで1枚購入した。
プレリリースでの発売当初は2000円程度の相場だったが,今は1200円程度の相場になっているようだ。強力なカードが手頃な値段で購入できるのはいいことだ。
《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》と共に白デッキで末永く使っていきたい。
まだ500ポイント分メルカリのポイントが残っているので,カードを購入し,7月のロンドン・マリガン導入後の環境に備える。
購入報告 | エンチャントを回収可能な唯一の土地
2019年6月22日 buy
2019-06-12 Wedに先日発売されたモダンホライゾンの《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》2枚を[メルカリで1222円](https://item.mercari.com/jp/m46494898785/)で購入した。
[前回](https://senooken.jp/blog/2019/06/15/)同様,メルカリで1000円以上購入で1000円ポイントバックのキャンペーンが2019-06-14 Friまで実施されており,これ目当てで購入した。1枚あれば十分だったのだが,丁度1000円くらいで欲しいカードが他になかったのもあり,キャンペーンの条件を満たすために,2枚購入した。
今は相場が300円程度と思っていたより安くなっているが,《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》が1枚2000-3000円程度になっており,このカードもそれくらいのポテンシャルがあるので,もったいなくはない。
《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》のテキストは以下となっている。
実質3マナでエンチャントをライブラリートップに回収して使いまわせる。アーティファクトと異なり,生贄に捧げて強いエンチャントはそこまで多くはないので,《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》よりかは使いにくいだろう。
しかし,[モダンホライゾンのカード評価](https://senooken.jp/blog/2019/06/09/)でも書いた通り,以下のカードを使いまわせるのが強いと考えている。
* 《謙虚/Humility》
* 《忘却の輪/Oblivion Ring》
* 《静寂/Serenity》
* 《浄化の印章/Seal of Cleansing》
* 《斑岩の節/Porphyry Nodes》
* 《独房監禁/Solitary Confinement》
中でも,ゲームを決定づける《謙虚/Humility》を再利用できるのが一番強い。MTGのほとんどのデッキはクリーチャーの攻撃が勝利方法となっており,スニークショーもリアニメイトもドレッジも結局はクリーチャーを使ったデッキだ。
これらをたった1枚で継続的に無効化できる《謙虚/Humility》はとても強い。自分のデッキもクリーチャーが勝ち手段であるが,それにも関わらず,**このカードのおかげで勝てた試合は数多い**。それゆえに,このカードを打ち消しや破壊されたときに,回収できればと思うことが何度もあった。《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》の登場により,スペースをとらずにこれができるようになった。
《謙虚/Humility》の他には,《斑岩の節/Porphyry Nodes》との組み合わせが面白いと感じている。《斑岩の節/Porphyry Nodes》はたった1マナで継続的にクリーチャーを破壊できる珍しいカードだ。破壊のタイミングが次の自分のアップキープとやや遅いので,相手の展開に間に合わないこともある。しかし,1回の攻撃を我慢できるようであれば悪くない。
その他では,《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》や《弁論の幻霊/Eidolon of Rhetoric》といった,エンチャント・クリーチャーを使い回すのも有効な使い方だろう。
エンチャントを墓地から回収する方法は限られており,《水晶のチャイム/Crystal Chimes》や《オーラ術師/Auramancer》,《補充/Replenish》くらいしかなかった。
《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》の登場により,プレインズ・ウォーカー,インスタント,ソーサリー以外のカードは**土地だけで回収可能**となった。
* 土地: 《石化した原野/Petrified Field》
* クリーチャー: 《ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold》,《憑依された沼墓/Haunted Fengraf》,《亡骸のぬかるみ/Mortuary Mire》
* アーティファクト: 《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》,《埋没した廃墟/Buried Ruin》
* エンチャント: 《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》
土地が強いので,ゲーム中盤以降は《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》により,大きなアドバンテージを簡単に獲得できるようになる。
《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》は今後使用する全ての白デッキで採用するだろう。長く使い込んでいきたい。
[前回](https://senooken.jp/blog/2019/06/15/)同様,メルカリで1000円以上購入で1000円ポイントバックのキャンペーンが2019-06-14 Friまで実施されており,これ目当てで購入した。1枚あれば十分だったのだが,丁度1000円くらいで欲しいカードが他になかったのもあり,キャンペーンの条件を満たすために,2枚購入した。
今は相場が300円程度と思っていたより安くなっているが,《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》が1枚2000-3000円程度になっており,このカードもそれくらいのポテンシャルがあるので,もったいなくはない。
《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》のテキストは以下となっている。
Hall of Heliod’s Generosity / ヘリオッドの高潔の聖堂
伝説の土地
(T):(◇)を加える。
(1)(白),(T):あなたの墓地からエンチャント・カード1枚を対象とし、それをあなたのライブラリーの一番上に置く。
実質3マナでエンチャントをライブラリートップに回収して使いまわせる。アーティファクトと異なり,生贄に捧げて強いエンチャントはそこまで多くはないので,《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》よりかは使いにくいだろう。
しかし,[モダンホライゾンのカード評価](https://senooken.jp/blog/2019/06/09/)でも書いた通り,以下のカードを使いまわせるのが強いと考えている。
* 《謙虚/Humility》
* 《忘却の輪/Oblivion Ring》
* 《静寂/Serenity》
* 《浄化の印章/Seal of Cleansing》
* 《斑岩の節/Porphyry Nodes》
* 《独房監禁/Solitary Confinement》
中でも,ゲームを決定づける《謙虚/Humility》を再利用できるのが一番強い。MTGのほとんどのデッキはクリーチャーの攻撃が勝利方法となっており,スニークショーもリアニメイトもドレッジも結局はクリーチャーを使ったデッキだ。
これらをたった1枚で継続的に無効化できる《謙虚/Humility》はとても強い。自分のデッキもクリーチャーが勝ち手段であるが,それにも関わらず,**このカードのおかげで勝てた試合は数多い**。それゆえに,このカードを打ち消しや破壊されたときに,回収できればと思うことが何度もあった。《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》の登場により,スペースをとらずにこれができるようになった。
《謙虚/Humility》の他には,《斑岩の節/Porphyry Nodes》との組み合わせが面白いと感じている。《斑岩の節/Porphyry Nodes》はたった1マナで継続的にクリーチャーを破壊できる珍しいカードだ。破壊のタイミングが次の自分のアップキープとやや遅いので,相手の展開に間に合わないこともある。しかし,1回の攻撃を我慢できるようであれば悪くない。
その他では,《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》や《弁論の幻霊/Eidolon of Rhetoric》といった,エンチャント・クリーチャーを使い回すのも有効な使い方だろう。
エンチャントを墓地から回収する方法は限られており,《水晶のチャイム/Crystal Chimes》や《オーラ術師/Auramancer》,《補充/Replenish》くらいしかなかった。
《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》の登場により,プレインズ・ウォーカー,インスタント,ソーサリー以外のカードは**土地だけで回収可能**となった。
* 土地: 《石化した原野/Petrified Field》
* クリーチャー: 《ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold》,《憑依された沼墓/Haunted Fengraf》,《亡骸のぬかるみ/Mortuary Mire》
* アーティファクト: 《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》,《埋没した廃墟/Buried Ruin》
* エンチャント: 《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》
土地が強いので,ゲーム中盤以降は《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》により,大きなアドバンテージを簡単に獲得できるようになる。
《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》は今後使用する全ての白デッキで採用するだろう。長く使い込んでいきたい。
購入報告 | 化物のための2マナランド
2019年6月15日 buy
2019-06-12 Wedに[メルカリで《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》3枚を3888円](https://item.mercari.com/jp/m19690207105/)で購入した。
無料で付与された300ポイントを使い,3588円で3枚の購入となり,1枚約1200円と相場としては普通の値段での購入となった。
丁度,メルカリで3000円以上購入で1000円ポイントバックのキャンペーンが2019-06-15 Satまで実施されており,これ目当てで前からほしかった《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》を購入した。
[前回購入時](https://senooken.jp/blog/2019/05/12/)と合わせて,《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》が4枚揃った。これで,後は《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》さえ揃えば白エルドラージ/White Eldraziデッキが作れそうだ。
《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》のテキストは以下となっている。
無色のエルドラージの呪文や能力に限り,2マナ出せ,それ以外では1マナ出せる土地だ。
継続的な2マナランドは貴重であり,《裏切り者の都/City of Traitors》が1万円を超える高額カードである以上,こうした2マナランドは重要だ。
[ロンドン・マリガン導入後](https://senooken.jp/blog/2019/06/08/),環境速度が高速になることが予想される。2ターン目に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》をより確実にキャストし,その後の展開につなげるためにも,《水晶鉱脈/Crystal Vein》ではなく,《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》が必要だった。
《古えの墳墓/Ancient Tomb》と《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》の8枚体制に加えて,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》+《水蓮の花びら/Lotus Petal》1枚により,2ターン目に4マナ出す可能性を高められる。
1ターンキルはどうしようもないとしても,2-3ターン目には少なくとも何かしら動く必要がある。
5月まで使っていた白デプス/White Depthは最速でも4ターンキルしかできない。環境速度に間に合わない可能性がある。速度が間に合わないくらいならば,2-3ターン目は妨害や相手の脅威への対応に徹するという方法もある。
ロンドン・マリガン導入後の環境に備え,デッキ案を引き続き練っていきたい。
無料で付与された300ポイントを使い,3588円で3枚の購入となり,1枚約1200円と相場としては普通の値段での購入となった。
丁度,メルカリで3000円以上購入で1000円ポイントバックのキャンペーンが2019-06-15 Satまで実施されており,これ目当てで前からほしかった《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》を購入した。
[前回購入時](https://senooken.jp/blog/2019/05/12/)と合わせて,《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》が4枚揃った。これで,後は《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》さえ揃えば白エルドラージ/White Eldraziデッキが作れそうだ。
《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》のテキストは以下となっている。
Eldrazi Temple / エルドラージの寺院
土地
(T):(◇)を加える。
(T):(◇)(◇)を加える。このマナは、無色のエルドラージ(Eldrazi)呪文を唱えるためか、無色のエルドラージの能力を起動するためにのみ支払える。
無色のエルドラージの呪文や能力に限り,2マナ出せ,それ以外では1マナ出せる土地だ。
継続的な2マナランドは貴重であり,《裏切り者の都/City of Traitors》が1万円を超える高額カードである以上,こうした2マナランドは重要だ。
[ロンドン・マリガン導入後](https://senooken.jp/blog/2019/06/08/),環境速度が高速になることが予想される。2ターン目に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》をより確実にキャストし,その後の展開につなげるためにも,《水晶鉱脈/Crystal Vein》ではなく,《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》が必要だった。
《古えの墳墓/Ancient Tomb》と《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》の8枚体制に加えて,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》+《水蓮の花びら/Lotus Petal》1枚により,2ターン目に4マナ出す可能性を高められる。
1ターンキルはどうしようもないとしても,2-3ターン目には少なくとも何かしら動く必要がある。
5月まで使っていた白デプス/White Depthは最速でも4ターンキルしかできない。環境速度に間に合わない可能性がある。速度が間に合わないくらいならば,2-3ターン目は妨害や相手の脅威への対応に徹するという方法もある。
ロンドン・マリガン導入後の環境に備え,デッキ案を引き続き練っていきたい。
## 概要
2019-06-14 Fri発売の新しいカードセット「[モダンホライゾン](https://mtg-jp.com/products/0000179/)」の[全カードリスト](https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000179/)が2019-06-01 Satに公開された。そして,[辞書データ](http://whisper.wisdom-guild.net/apps/autodic/)も2019-06-06 Thuに公開された。
モダンホライゾンはMTG初のモダン向けのカードセットとなる。過去に登場した懐かしのサイクル,機能が再登場しており,単純に強くて面白いカードが盛り沢山となっている。面白い試みだ。
その中でも,特に気になった以下のカードをレビューする。
- インスタント
- 《過大な贈り物/Generous Gift》
- 《儚い存在/Ephemerate》
- クリーチャー
- 《夕暮れヒバリ/Vesperlark》
- 《小型マスティコア/Lesser Masticore》
- 土地
- 《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》
- 《虹色の眺望/Prismatic Vista》
- キャノピーランド: 《無声開拓地/Silent Clearing》,《灼陽大峡谷/Sunbaked Canyon》
- 氷雪ランド: 《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
## クリーチャー
### 《夕暮れヒバリ/Vesperlark》
時のらせんブロックで一世を風靡したヒバリ・ブリンク の《目覚ましヒバリ/Reveillark》が小さくなって帰ってきた。
アイアンワークスのような墓地を使った無限コンボデッキでなにか使えそうな印象を持った。
### 《小型マスティコア/Lesser Masticore》
2マナでアーティファクトの唯一の頑強持ちクリーチャーだ。無限頑強のお供として最適のカードだろう。このカードのおかげで,**無限頑強のパーツが《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で全てサーチ可能**になった。
また,モダンホライゾンには《狂気の祭壇/Altar of Dementia》も再録されており,無限頑強を使ってくれといわんばかりだ。
無限頑強+アイアンワークスのハイブリッドコンボとしての可能性も出てきた。
1ターン目に2マナランドから《小型マスティコア/Lesser Masticore》,2ターン目に《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》で《小型マスティコア/Lesser Masticore》を2回生贄に捧げて4マナ出せれば,コンボを決めることも可能だろう。
3枚コンボだが,2ターンキルでき,さらに《マイアの回収者/Myr Retriever》や《屑鉄さらい/Scrap Trawler》のような墓地回収カードもあるので,面白いデッキになりそうだ。
## インスタント
### 《儚い存在/Ephemerate》
時のらせんブロックで一世を風靡したヒバリ・ブリンクのキーカードである《一瞬の瞬き/Momentary Blink》が帰ってきた。《一瞬の瞬き/Momentary Blink》はフラッシュバックコストに青マナを要求しており,マナコストも4マナと重く,コントロール向きだった。
《儚い存在/Ephemerate》はたった1マナで,2回も明滅できる。ETB能力持ちにうまく使えば,1マナで2ドロー相当の働きができる。相手の除去やブロックになどに合わせることで,3枚分の働きにもなる。
### 《過大な贈り物/Generous Gift》
白い《内にいる獣/Beast Within》だ。パーマネントを破壊できるカードは強い。[前回の記事](https://senooken.jp/blog/2019/06/08/)でも書いたが,2019-07-05 Friにロンドン・マリガンが導入され,ますます1枚1枚のカードが重要になってくる。
そのため,このカードも相対的に強くなってくる。土地以外であれば,《忘却の輪/Oblivion Ring》や《議会の採決/Council’s Judgment》があるので,主に土地を破壊できる点が評価項目だろう。
ヘイトベアーでパーマネント対応兼土地破壊が強いだろうか。
## 土地
### 《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》
《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》のエンチャント版だ。《謙虚/Humility》はゲームを決めるカードだが,打ち消されたり破壊されたりして,墓地から回収できればと思う場面が何回かあった。
《忘却の輪/Oblivion Ring》,《静寂/Serenity》,《浄化の印章/Seal of Cleansing》,《斑岩の節/Porphyry Nodes》を使いまわしても強い。
6マナで《独房監禁/Solitary Confinement》を毎ターン使い回すのもありだろう。
これくらいしか強力な使い方が思いつかないが,十分強いと思う。
### 《虹色の眺望/Prismatic Vista》
2018-09に復帰したときに,まさしくこのカードが出ていないかを期待していたのだが,ようやく登場した。
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》も1600円くらいだった値段が,2000円くらいになってしまった。
500円くらいで手軽な値段を希望する。
### キャノピーランド: 《無声開拓地/Silent Clearing》,《灼陽大峡谷/Sunbaked Canyon》
《地平線の梢/Horizon Canopy》は6000円もする超高額カードだった。
値段が安定することを期待したい。
### 氷雪ランド: 《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
氷雪ランドは供給量が圧倒的に少ないので,モダンホライゾンで再録されて供給が安定するのがありがたい。
お供の《占術の岩床/Scrying Sheets》が1000円くらいから3000円に値上がりしているのが気になる。
## 結論
モダンホライゾンは,環境に影響を与えそうなカードが多数収録されており,とても面白いカードセットだ。
個人的には《小型マスティコア/Lesser Masticore》と《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》の登場が最も印象的だった。
以下のカードは特に購入したいと思ったので,値段を注視したい。
* 4枚: 《小型マスティコア/Lesser Masticore》
* 1枚: 《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》
* 1枚: 《無声開拓地/Silent Clearing》か《灼陽大峡谷/Sunbaked Canyon》
特に,《小型マスティコア/Lesser Masticore》の登場で,レガシー版アイアンワークスに興味を持った。
来月には基本セット2020も登場し,ロンドン・マリガンも導入される。レガシー環境がどう変わるのか注視していく。
2019-06-14 Fri発売の新しいカードセット「[モダンホライゾン](https://mtg-jp.com/products/0000179/)」の[全カードリスト](https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000179/)が2019-06-01 Satに公開された。そして,[辞書データ](http://whisper.wisdom-guild.net/apps/autodic/)も2019-06-06 Thuに公開された。
モダンホライゾンはMTG初のモダン向けのカードセットとなる。過去に登場した懐かしのサイクル,機能が再登場しており,単純に強くて面白いカードが盛り沢山となっている。面白い試みだ。
その中でも,特に気になった以下のカードをレビューする。
- インスタント
- 《過大な贈り物/Generous Gift》
- 《儚い存在/Ephemerate》
- クリーチャー
- 《夕暮れヒバリ/Vesperlark》
- 《小型マスティコア/Lesser Masticore》
- 土地
- 《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》
- 《虹色の眺望/Prismatic Vista》
- キャノピーランド: 《無声開拓地/Silent Clearing》,《灼陽大峡谷/Sunbaked Canyon》
- 氷雪ランド: 《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
## クリーチャー
### 《夕暮れヒバリ/Vesperlark》
Vesperlark / 夕暮れヒバリ (2)(白)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
飛行
夕暮れヒバリが戦場を離れたとき、あなたの墓地からパワーが1以下のクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
想起(1)(白)(あなたはこの呪文を、これの想起コストで唱えてもよい。そうしたなら、これが戦場に出たとき、これを生け贄に捧げる。)
2/1
時のらせんブロックで一世を風靡したヒバリ・ブリンク の《目覚ましヒバリ/Reveillark》が小さくなって帰ってきた。
アイアンワークスのような墓地を使った無限コンボデッキでなにか使えそうな印象を持った。
### 《小型マスティコア/Lesser Masticore》
Lesser Masticore / 小型マスティコア (2)
アーティファクト クリーチャー — マスティコア(Masticore)
この呪文を唱えるための追加コストとして、カード1枚を捨てる。
(4):クリーチャー1体を対象とする。小型マスティコアはそれに1点のダメージを与える。
頑強(このクリーチャーが死亡したとき、これの上に-1/-1カウンターが置かれていなかった場合、これを-1/-1カウンターが1個置かれた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。)
2/2
2マナでアーティファクトの唯一の頑強持ちクリーチャーだ。無限頑強のお供として最適のカードだろう。このカードのおかげで,**無限頑強のパーツが《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で全てサーチ可能**になった。
また,モダンホライゾンには《狂気の祭壇/Altar of Dementia》も再録されており,無限頑強を使ってくれといわんばかりだ。
無限頑強+アイアンワークスのハイブリッドコンボとしての可能性も出てきた。
1ターン目に2マナランドから《小型マスティコア/Lesser Masticore》,2ターン目に《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》で《小型マスティコア/Lesser Masticore》を2回生贄に捧げて4マナ出せれば,コンボを決めることも可能だろう。
3枚コンボだが,2ターンキルでき,さらに《マイアの回収者/Myr Retriever》や《屑鉄さらい/Scrap Trawler》のような墓地回収カードもあるので,面白いデッキになりそうだ。
## インスタント
### 《儚い存在/Ephemerate》
Ephemerate / 儚い存在 (白)
インスタント
あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、それを追放する。その後それをオーナーのコントロール下で戦場に出す。
反復(この呪文があなたの手札から唱えられたなら、これの解決に際し、これを追放する。次のあなたのアップキープの開始時に、あなたは追放領域からこのカードをこれのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。)
時のらせんブロックで一世を風靡したヒバリ・ブリンクのキーカードである《一瞬の瞬き/Momentary Blink》が帰ってきた。《一瞬の瞬き/Momentary Blink》はフラッシュバックコストに青マナを要求しており,マナコストも4マナと重く,コントロール向きだった。
《儚い存在/Ephemerate》はたった1マナで,2回も明滅できる。ETB能力持ちにうまく使えば,1マナで2ドロー相当の働きができる。相手の除去やブロックになどに合わせることで,3枚分の働きにもなる。
### 《過大な贈り物/Generous Gift》
Generous Gift / 過大な贈り物 (2)(白)
インスタント
パーマネント1つを対象とし、それを破壊する。それのコントローラーは緑の3/3の象(Elephant)クリーチャー・トークンを1体生成する。
白い《内にいる獣/Beast Within》だ。パーマネントを破壊できるカードは強い。[前回の記事](https://senooken.jp/blog/2019/06/08/)でも書いたが,2019-07-05 Friにロンドン・マリガンが導入され,ますます1枚1枚のカードが重要になってくる。
そのため,このカードも相対的に強くなってくる。土地以外であれば,《忘却の輪/Oblivion Ring》や《議会の採決/Council’s Judgment》があるので,主に土地を破壊できる点が評価項目だろう。
ヘイトベアーでパーマネント対応兼土地破壊が強いだろうか。
## 土地
### 《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》
Hall of Heliod’s Generosity / ヘリオッドの高潔の聖堂
伝説の土地
(T):(◇)を加える。
(1)(白),(T):あなたの墓地からエンチャント・カード1枚を対象とし、それをあなたのライブラリーの一番上に置く。
《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》のエンチャント版だ。《謙虚/Humility》はゲームを決めるカードだが,打ち消されたり破壊されたりして,墓地から回収できればと思う場面が何回かあった。
《忘却の輪/Oblivion Ring》,《静寂/Serenity》,《浄化の印章/Seal of Cleansing》,《斑岩の節/Porphyry Nodes》を使いまわしても強い。
6マナで《独房監禁/Solitary Confinement》を毎ターン使い回すのもありだろう。
これくらいしか強力な使い方が思いつかないが,十分強いと思う。
### 《虹色の眺望/Prismatic Vista》
Prismatic Vista / 虹色の眺望
土地
(T),1点のライフを支払う,虹色の眺望を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから基本土地カード1枚を探して戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。
2018-09に復帰したときに,まさしくこのカードが出ていないかを期待していたのだが,ようやく登場した。
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》も1600円くらいだった値段が,2000円くらいになってしまった。
500円くらいで手軽な値段を希望する。
### キャノピーランド: 《無声開拓地/Silent Clearing》,《灼陽大峡谷/Sunbaked Canyon》
Silent Clearing / 無声開拓地
土地
(T),1点のライフを支払う:あなたのマナ・プールに(白)か(黒)を加える。
(1),(T),無声開拓地を生け贄に捧げる:カードを1枚引く。
Sunbaked Canyon / 灼陽大峡谷
土地
(T),1点のライフを支払う:あなたのマナ・プールに(赤)か(白)を加える。
(1),(T),灼陽大峡谷を生け贄に捧げる:カードを1枚引く。
《地平線の梢/Horizon Canopy》は6000円もする超高額カードだった。
値段が安定することを期待したい。
### 氷雪ランド: 《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
氷雪ランドは供給量が圧倒的に少ないので,モダンホライゾンで再録されて供給が安定するのがありがたい。
お供の《占術の岩床/Scrying Sheets》が1000円くらいから3000円に値上がりしているのが気になる。
## 結論
モダンホライゾンは,環境に影響を与えそうなカードが多数収録されており,とても面白いカードセットだ。
個人的には《小型マスティコア/Lesser Masticore》と《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》の登場が最も印象的だった。
以下のカードは特に購入したいと思ったので,値段を注視したい。
* 4枚: 《小型マスティコア/Lesser Masticore》
* 1枚: 《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》
* 1枚: 《無声開拓地/Silent Clearing》か《灼陽大峡谷/Sunbaked Canyon》
特に,《小型マスティコア/Lesser Masticore》の登場で,レガシー版アイアンワークスに興味を持った。
来月には基本セット2020も登場し,ロンドン・マリガンも導入される。レガシー環境がどう変わるのか注視していく。
考察 | ロンドン・マリガン導入後に本気出す
2019年6月8日 rule2019-06-03 Monにマジック:ザ・ギャザリング 日本公式サイトで[新型マリガン導入のアナウンス](https://mtg-jp.com/reading/publicity/0032582)があった。
この新型マリガンはミシックチャンピオンシップ・ロンドン2019で採用されたことから,通称ロンドン・マリガン (London Mulligan) と呼ばれている。
公式サイトのアナウンスによれば,2019-07-05 Friの基本セット2020の発売と同時にマリガンに関するルールが以下のように変わるらしい。
今までは,マリガンする度に引ける枚数が1枚ずつ減っていた。ロンドン・マリガンでは,引ける枚数は7枚から変わらないものの,その中から任意のカードをマリガンの回数だけライブラリーの一番下に臨む順番で置くことになる。
MTGの中では*非常に大きな変更*だと感じている。
2018-09に復帰してから,バンクーバー・マリガン (マリガン後占術1を実施) を初めて知り,半年のプレイで慣れたところで,再びマリガンルールの変更に出くわすことになった。
パリ・マリガンの期間が長く,この方式に慣れ親しんでいた。個人的には,初手の事故も含めてMTGだと思っていたので,特に不満はなかった。
ロンドン・マリガンにより,初手の事故が起こりにくくなった。マリガンしても常に7枚引くため,キーカードを探しやすくなった。これはコンボデッキにとっては非常に有利に働く。
コンボが有利になるが,対策カードも引きやすくなるので,結果的に均衡状態になるだろうという公式の見解があった。これはもっともといえばもっともだ。
ただし,個人的にはそう思わない。なぜかというと,レガシーやヴィンテージ環境では**1ターンキルが可能なコンボが存在**するからだ。
対策カードを引けたとしても,キャストする間もなく瞬殺されてしまえば元も子もない。
具体的には以下のコンボデッキを想定している。
* ANT
* リアニメイト
* グリセルシュート
* ベルチャー
* レイラインズ
* ネオブランド
この中でも,個人的には*レイラインズ*が気になっている。
《虚空の力線/Leyline of the Void》や《神聖の力線/Leyline of Sanctity》を始めとする各種の力線を《セラの聖域/Serra’s Sanctum》経由で《オパール色の輝き/Opalescence》で一気に展開し,1ターンキルも可能なコンボデッキだ。
《虚空の力線/Leyline of the Void》と《神聖の力線/Leyline of Sanctity》をメインから採用でき,他の瞬殺コンボにも対抗できるこのデッキが強いのではないかと感じている。
ロンドン・マリガン導入後は,力戦,大長,ピッチスペル,《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》,《血清の粉末/Serum Powder》など,マナなしでキャスト可能なカード,初手であることに効果があるカードの需要が高まるだろう。
そして,《真髄の針/Pithing Needle》,《翻弄する魔道士/Meddling Mage》,手札破壊など,特定のカードを無効化するカードや手札破壊,そして1-2マナのカードの重要性が高まると感じる。
《意志の力/Force of Will》を持たないデッキでは,*1ターンキルはどうしようもない*。ロンドン・マリガン導入後,下手したら通常のビートダウンデッキは駆逐されてしまうかもしれない。
白単ビートダウンとしては,ますます《悟りの教示者/Enlightened Tutor》や《難題の予見者/Thought-Knot Seer》の重要性が高まるだろう。
灯争大戦の発売後,6月はモダンホライズン,7月は基本セット2020の発売と,毎月のようにカードセットが登場し,ルールも変化する。今は*MTGにおける大きな変動期*だ。禁止カードの改訂もあるかもしれない。
仕事が忙しくなったのもあり,基本セット2020が発売され,環境が落ち着くまでは一旦MTGを休止しようと思う。
この新型マリガンはミシックチャンピオンシップ・ロンドン2019で採用されたことから,通称ロンドン・マリガン (London Mulligan) と呼ばれている。
公式サイトのアナウンスによれば,2019-07-05 Friの基本セット2020の発売と同時にマリガンに関するルールが以下のように変わるらしい。
103.4. 各プレイヤーはそれぞれ自分の初期手札枚数に等しい枚数のカードを引く。初期手札枚数は通常7枚である。(ただし効果によって初期手札枚数が変わることがある。)最初の手札が満足できるものでなかったプレイヤーは、マリガンを行ってもよい。まず、開始プレイヤーがマリガンを行うかどうかを宣言する。その後、ターン順に各プレイヤーが同様に行う。各プレイヤーが宣言を終えた後、マリガンを行うことを選んだすべてのプレイヤーは同時にマリガンを行う。「マリガンを行う」とは、手札にあるカードをライブラリーに戻して切り直し、自分の初期手札枚数に等しい枚数のカードを引き、その後それらのカードのうちそのプレイヤーがマリガンを行った回数に等しい枚数のカードを自分のライブラリーの一番下に望む順番で置くことである。あるプレイヤーがマリガンを行わないことを選んだなら、残ったカードがそのプレイヤーのゲーム開始時の手札になり、そのプレイヤーはそれ以上マリガンを行うことはできない。その後、マリガンを行うプレイヤーがいなくなるまで、この手順を繰り返す。プレイヤーは、開始時の手札が0枚になるまでマリガンを行うことができる。
今までは,マリガンする度に引ける枚数が1枚ずつ減っていた。ロンドン・マリガンでは,引ける枚数は7枚から変わらないものの,その中から任意のカードをマリガンの回数だけライブラリーの一番下に臨む順番で置くことになる。
MTGの中では*非常に大きな変更*だと感じている。
2018-09に復帰してから,バンクーバー・マリガン (マリガン後占術1を実施) を初めて知り,半年のプレイで慣れたところで,再びマリガンルールの変更に出くわすことになった。
パリ・マリガンの期間が長く,この方式に慣れ親しんでいた。個人的には,初手の事故も含めてMTGだと思っていたので,特に不満はなかった。
ロンドン・マリガンにより,初手の事故が起こりにくくなった。マリガンしても常に7枚引くため,キーカードを探しやすくなった。これはコンボデッキにとっては非常に有利に働く。
コンボが有利になるが,対策カードも引きやすくなるので,結果的に均衡状態になるだろうという公式の見解があった。これはもっともといえばもっともだ。
ただし,個人的にはそう思わない。なぜかというと,レガシーやヴィンテージ環境では**1ターンキルが可能なコンボが存在**するからだ。
対策カードを引けたとしても,キャストする間もなく瞬殺されてしまえば元も子もない。
具体的には以下のコンボデッキを想定している。
* ANT
* リアニメイト
* グリセルシュート
* ベルチャー
* レイラインズ
* ネオブランド
この中でも,個人的には*レイラインズ*が気になっている。
《虚空の力線/Leyline of the Void》や《神聖の力線/Leyline of Sanctity》を始めとする各種の力線を《セラの聖域/Serra’s Sanctum》経由で《オパール色の輝き/Opalescence》で一気に展開し,1ターンキルも可能なコンボデッキだ。
《虚空の力線/Leyline of the Void》と《神聖の力線/Leyline of Sanctity》をメインから採用でき,他の瞬殺コンボにも対抗できるこのデッキが強いのではないかと感じている。
ロンドン・マリガン導入後は,力戦,大長,ピッチスペル,《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》,《血清の粉末/Serum Powder》など,マナなしでキャスト可能なカード,初手であることに効果があるカードの需要が高まるだろう。
そして,《真髄の針/Pithing Needle》,《翻弄する魔道士/Meddling Mage》,手札破壊など,特定のカードを無効化するカードや手札破壊,そして1-2マナのカードの重要性が高まると感じる。
《意志の力/Force of Will》を持たないデッキでは,*1ターンキルはどうしようもない*。ロンドン・マリガン導入後,下手したら通常のビートダウンデッキは駆逐されてしまうかもしれない。
白単ビートダウンとしては,ますます《悟りの教示者/Enlightened Tutor》や《難題の予見者/Thought-Knot Seer》の重要性が高まるだろう。
灯争大戦の発売後,6月はモダンホライズン,7月は基本セット2020の発売と,毎月のようにカードセットが登場し,ルールも変化する。今は*MTGにおける大きな変動期*だ。禁止カードの改訂もあるかもしれない。
仕事が忙しくなったのもあり,基本セット2020が発売され,環境が落ち着くまでは一旦MTGを休止しようと思う。
購入報告 | 灯争大戦の注目カード
2019年5月12日 buy
2019-05-05 Sunにカードラッシュで以下のカードを購入した。
* 1枚2080円: 《Helm of Obedience》
* 2枚1780円: 《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》
* 1枚980円: 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
* 1枚880円: 《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》
* 1枚790円: 《爆発域/Blast Zone》
* 1枚130円: 《屍肉あさりの地/Scavenger Grounds》
* 1枚90円: 《発明博覧会/Inventors’ Fair》
* 1枚90円: 《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》
* 送料170円
* 計7090円
灯争大戦の個人的注目カードの《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》と《爆発域/Blast Zone》,さらに《Helm of Obedience》の購入が目的だった。
《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》は1枚890円で,おそらくここが相場の最安だろうが,自信がなかったのでこの段階では2枚だけ購入した。その後,[前回の大会参加時](https://senooken.jp/blog/2019/05/11/)に慌てて残り2枚を購入した。
《爆発域/Blast Zone》はお試しとして1枚だけひとまず購入した。現在の白デプスだと,《厳粛/Solemnity》と相性が悪いので様子見だった。[前回の大会参加時](https://senooken.jp/blog/2019/05/11/)でわかったとおり,やはり《厳粛/Solemnity》と相性が悪いので*白デプスには不要だった*。
《Helm of Obedience》+《安らかなる眠り/Rest in Peace》のセットがそれぞれ1枚ずつしか持っていなかった。デッキ成立としては最低2枚は必要だった。《Helm of Obedience》が相場最安だったので,これ以上安くならないと判断してこのタイミングで購入した。
残りは土地を購入した。《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》は相場最安だったので購入した。やはり,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が強く,これと《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》を採用した白エルドラージは十分デッキとしてありだと感じた。その準備としてひとまず1枚購入した。また,値段を見ながら安いタイミングで集めていきたい。
《屍肉あさりの地/Scavenger Grounds》は墓地対策できる土地だ。《ボジューカの沼/Bojuka Bog》と異なり,アンタップインでインスタントタイミングで墓地を除外できる。1枚持っていていいカードだ。
《発明博覧会/Inventors’ Fair》は,条件がやや厳しいが,それでもライブラリーから任意のアーティファクトをサーチできる貴重な土地なので,1枚購入した。
《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》は,手札の整理ができる土地だ。前回の大会でも,手札に2枚目の《厳粛/Solemnity》が来るなど,余ったカードの処理に悩まされた。また,《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》とのコンボで手札破壊もできる。
4月だけで2万円,5月で既に1万円とここのところ出費がかさんでいる。元がとれるように精進していきたい。
* 1枚2080円: 《Helm of Obedience》
* 2枚1780円: 《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》
* 1枚980円: 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
* 1枚880円: 《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》
* 1枚790円: 《爆発域/Blast Zone》
* 1枚130円: 《屍肉あさりの地/Scavenger Grounds》
* 1枚90円: 《発明博覧会/Inventors’ Fair》
* 1枚90円: 《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》
* 送料170円
* 計7090円
灯争大戦の個人的注目カードの《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》と《爆発域/Blast Zone》,さらに《Helm of Obedience》の購入が目的だった。
《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》は1枚890円で,おそらくここが相場の最安だろうが,自信がなかったのでこの段階では2枚だけ購入した。その後,[前回の大会参加時](https://senooken.jp/blog/2019/05/11/)に慌てて残り2枚を購入した。
《爆発域/Blast Zone》はお試しとして1枚だけひとまず購入した。現在の白デプスだと,《厳粛/Solemnity》と相性が悪いので様子見だった。[前回の大会参加時](https://senooken.jp/blog/2019/05/11/)でわかったとおり,やはり《厳粛/Solemnity》と相性が悪いので*白デプスには不要だった*。
《Helm of Obedience》+《安らかなる眠り/Rest in Peace》のセットがそれぞれ1枚ずつしか持っていなかった。デッキ成立としては最低2枚は必要だった。《Helm of Obedience》が相場最安だったので,これ以上安くならないと判断してこのタイミングで購入した。
残りは土地を購入した。《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》は相場最安だったので購入した。やはり,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が強く,これと《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》を採用した白エルドラージは十分デッキとしてありだと感じた。その準備としてひとまず1枚購入した。また,値段を見ながら安いタイミングで集めていきたい。
《屍肉あさりの地/Scavenger Grounds》は墓地対策できる土地だ。《ボジューカの沼/Bojuka Bog》と異なり,アンタップインでインスタントタイミングで墓地を除外できる。1枚持っていていいカードだ。
《発明博覧会/Inventors’ Fair》は,条件がやや厳しいが,それでもライブラリーから任意のアーティファクトをサーチできる貴重な土地なので,1枚購入した。
《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》は,手札の整理ができる土地だ。前回の大会でも,手札に2枚目の《厳粛/Solemnity》が来るなど,余ったカードの処理に悩まされた。また,《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》とのコンボで手札破壊もできる。
4月だけで2万円,5月で既に1万円とここのところ出費がかさんでいる。元がとれるように精進していきたい。
## 概要
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201905
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-05-11 Fri 20:00
* 結果: 0-2-1 (内不戦勝敗1)
[前回参加](https://senooken.jp/blog/2019/04/20/)から3週間ぶりの大会参加となった。元号が平成から令和に変わり,灯争大戦登場後の初の大会となった。
## 購入
アメニティドリーム新宿店で《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》英2枚2138円で購入した。新カーンはやはり強く,値段の底をつき,ここから値上がりするしかないと感じたので,別で購入した2枚と合わせて,ここで4枚揃えることにした。
無色なのでどのデッキにも投入でき,《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》と組み合わせるだけで,1枚コンボで勝てるのはやはり強い。モダンで禁止になる気がする。
その他,晴れる屋の100円商品券で以下のカードを購入した。
* 1枚50円《変換/Conversion》
* 2枚20円《呪われた者の揺り籠/Cradle of the Accursed》
* 2枚40円《鎖ナイフの障壁/Lashknife Barrier》
《変換/Conversion》は山を平地に変える珍しいカードだ。《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からのサーチ用に1枚購入した。
《呪われた者の揺り籠/Cradle of the Accursed》はクリーチャーを生成できる土地だ。中長期戦では《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》との組み合わせが強い。《探検の地図/Expedition Map》がある以上,こうしたカードも検討の余地がある。
《鎖ナイフの障壁/Lashknife Barrier》は,単体でもクリーチャー保護にも使えるし,コンボ用のパーツになり得る。具体的には,《オパール色の輝き/Opalescence》+《パララクスの波/Parallax Wave》により,無限明滅から無限ドローが可能となる。どこかで保持したかったので,このタイミングで購入した。
## デッキ
まず,[前回の大会参加時](https://senooken.jp/blog/2019/04/20/)からデッキから無限頑強のコンボがなくなった。そのため,デッキの勝ち筋が《暗黒の深部/Dark Depths》一本になったため,**デッキ名を厳粛∞から白デプス/White Depthに変更**した。ただし,デッキのベースは同じなので,バージョンを3.0.0→4.0.0に上げるだけにして,リセットは控えた。
メインデッキの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《水晶鉱脈/Crystal Vein》1, 《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》1
* In: 《爆発域/Blast Zone》1, 《厳かなモノリス/Grim Monolith》1
メインデッキに《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》は不要だと判断し,2ターン目の《難題の予見者/Thought-Knot Seer》のプレイ確率を上げるために,[先日購入](https://senooken.jp/blog/2019/05/04/)した《厳かなモノリス/Grim Monolith》を採用した。
その他,灯争大戦の新カードの《爆発域/Blast Zone》を1枚お試しで採用してみた。
サイドボードの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《忘却の輪/Oblivion Ring》1
* In: 《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》1
メインデッキから外した《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》をサイドボードに移動させた。
## 試合
### 第1試合: 不戦敗
いつも新宿から歩きで晴れる屋TCに向かっている。道中,アメニティドリーム新宿店に立ち寄り値段をチェックした。《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》が相場最安クラスだったので思い切って買った。
### 第2試合: ××赤単プリズン
1ゲーム目は,1ターン目に《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》を出されて焦る。
メインデッキでこのカードに対応できるのは,《忘却の輪/Oblivion Ring》のみだからだ。返しに《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で《忘却の輪/Oblivion Ring》サーチし,《水晶鉱脈/Crystal Vein》を生贄に捧げて,チャンドラを除去する。しかし,ここで《水晶鉱脈/Crystal Vein》を生贄に捧げるしかなかったのが痛かった。その後のゴブリンの2連打に対する《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が間に合わず,殴り切られてしまった。
1ゲーム目は,メインデッキに《真髄の針/Pithing Needle》か《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》,《Glacial Chasm》がほしいゲームだった。
2ゲーム目は,こちら3マリガンで《厳粛/Solemnity》2枚のハンドをやむなくキープ。最速コンボを願うが結局パーツを引けず,相手に2ターン目からゴブリンを連打されそのまま殴りきられて負けた。
1ゲーム目も2ゲーム目も瞬殺されてしまった。相手がぶん回りだったのもあったかもしれないが,自分のデッキの対応力の不十分さをわからされる試合だった。
### 第3試合: ○×バントコントロール
青白奇跡に緑を足して,《壌土からの生命/Life from the Loam》と紋章で9/9トークンを生成する青緑のプレインズウォーカーを搭載した初見のデッキだった。
1ゲーム目が長引く。こちらは《厳粛/Solemnity》+《暗黒の深部/Dark Depths》で4ターン目にコンボを決める動きをするが,相手が《壌土からの生命/Life from the Loam》と《不毛の大地/Wasteland》を持っていた。そのため,《不毛の大地/Wasteland》を回避するためにこちらも《不毛の大地/Wasteland》をサーチするなど,土地をめぐる攻防が発生した。
途中で《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》が着地し,その後も青緑のPWも着地し,《暗黒の深部/Dark Depths》トークンがPWで対処され,青緑PWの紋章で負ける。
途中で《探検の地図/Expedition Map》から《爆発域/Blast Zone》をサーチしたものの,*《厳粛/Solemnity》が出ていたので能力を起動できなかった*。
このゲームでは,2回のプレイミスをしでかす。
1. 相手のカウンターを期待した2枚目の《悟りの教示者/Enlightened Tutor》による《厳粛/Solemnity》のサーチ
2. 《難題の予見者/Thought-Knot Seer》での手札破壊に青緑のPWではなく,《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
どちらもゲームを決定づけるプレイミスだった。
2ゲーム目は,残り5分だったので2マリガンでこちら最速コンボの動きを狙う。こちらの初動の《古えの墳墓/Ancient Tomb》+《探検の地図/Expedition Map》と《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を《意志の力/Force of Will》2発と《不毛の大地/Wasteland》で対処される。しかし,うまくカード引き込み,《厳粛/Solemnity》と《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が着地する。
その後《探検の地図/Expedition Map》から《暗黒の深部/Dark Depths》を引き込み,延長でぎりぎり勝利した。
## 結果
0-2-1だった。昨年9月に復帰してから初めての引き分けだった。
2試合とも自分のデッキの対応の不十分さを感じた。*《暗黒の深部/Dark Depths》は相手の《不毛の大地/Wasteland》で止まる*ので,《真髄の針/Pithing Needle》か《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》はメインデッキに必要だと感じた。
また,《厳粛/Solemnity》と相性が悪いので,《爆発域/Blast Zone》は不要だと感じた。まだ,《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》のほうがましだった。
そして,サイドボードの《防御の光網/Defense Grid》は不要だなと感じた。《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からのサーチ用カードだが,*仮に打ち消されたとしても,打ち消されたカードをまたサーチすればいいだけ*なので,このカードをサーチするタイミングがなかった。
また,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が若干微妙に思えてきた。《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》だと単体でゲームを決めきれない。やはり単体でゲームを決められる《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を入れたほうがよく感じた。
今回の反省を活かして,白デプスを強化していきたい。
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201905
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-05-11 Fri 20:00
* 結果: 0-2-1 (内不戦勝敗1)
[前回参加](https://senooken.jp/blog/2019/04/20/)から3週間ぶりの大会参加となった。元号が平成から令和に変わり,灯争大戦登場後の初の大会となった。
## 購入
アメニティドリーム新宿店で《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》英2枚2138円で購入した。新カーンはやはり強く,値段の底をつき,ここから値上がりするしかないと感じたので,別で購入した2枚と合わせて,ここで4枚揃えることにした。
無色なのでどのデッキにも投入でき,《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》と組み合わせるだけで,1枚コンボで勝てるのはやはり強い。モダンで禁止になる気がする。
その他,晴れる屋の100円商品券で以下のカードを購入した。
* 1枚50円《変換/Conversion》
* 2枚20円《呪われた者の揺り籠/Cradle of the Accursed》
* 2枚40円《鎖ナイフの障壁/Lashknife Barrier》
《変換/Conversion》は山を平地に変える珍しいカードだ。《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からのサーチ用に1枚購入した。
《呪われた者の揺り籠/Cradle of the Accursed》はクリーチャーを生成できる土地だ。中長期戦では《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》との組み合わせが強い。《探検の地図/Expedition Map》がある以上,こうしたカードも検討の余地がある。
《鎖ナイフの障壁/Lashknife Barrier》は,単体でもクリーチャー保護にも使えるし,コンボ用のパーツになり得る。具体的には,《オパール色の輝き/Opalescence》+《パララクスの波/Parallax Wave》により,無限明滅から無限ドローが可能となる。どこかで保持したかったので,このタイミングで購入した。
## デッキ
デッキ名: 白デプス/White Depth
バージョン: 4.0.0
60 メインデッキ
30 土地
05 《平地/Plains》
04 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
04 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
03 《水晶鉱脈/Crystal Vein》
04 《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
02 《不毛の大地/Wasteland》
01 《幽霊街/Ghost Quarter》
01 《暗黒の深部/Dark Depths》
01 《古えの居住地/Ancient Den》
01 《カラカス/Karakas》
01 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
01 《石化した原野/Petrified Field》
01 《爆発域/Blast Zone》
01 《イス卿の迷路/Maze of Ith》
12 クリーチャー
04 《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》
04 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
04 《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
18 その他
04 《探検の地図/Expedition Map》
04 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
04 《厳粛/Solemnity》
01 《厳かなモノリス/Grim Monolith》
01 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
01 《忘却の輪/Oblivion Ring》
01 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
01 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
01 《殴打頭蓋/Batterskull》
15 サイドボード
01 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
01 《沈黙の墓石/Silent Gravestone》
01 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
01 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
01 《真髄の針/Pithing Needle》
01 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
02 《忘却の輪/Oblivion Ring》
02 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
01 《浄化の印章/Seal of Cleansing》
01 《弱者の石/Meekstone》
01 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
01 《防御の光網/Defense Grid》
まず,[前回の大会参加時](https://senooken.jp/blog/2019/04/20/)からデッキから無限頑強のコンボがなくなった。そのため,デッキの勝ち筋が《暗黒の深部/Dark Depths》一本になったため,**デッキ名を厳粛∞から白デプス/White Depthに変更**した。ただし,デッキのベースは同じなので,バージョンを3.0.0→4.0.0に上げるだけにして,リセットは控えた。
メインデッキの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《水晶鉱脈/Crystal Vein》1, 《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》1
* In: 《爆発域/Blast Zone》1, 《厳かなモノリス/Grim Monolith》1
メインデッキに《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》は不要だと判断し,2ターン目の《難題の予見者/Thought-Knot Seer》のプレイ確率を上げるために,[先日購入](https://senooken.jp/blog/2019/05/04/)した《厳かなモノリス/Grim Monolith》を採用した。
その他,灯争大戦の新カードの《爆発域/Blast Zone》を1枚お試しで採用してみた。
サイドボードの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《忘却の輪/Oblivion Ring》1
* In: 《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》1
メインデッキから外した《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》をサイドボードに移動させた。
## 試合
### 第1試合: 不戦敗
いつも新宿から歩きで晴れる屋TCに向かっている。道中,アメニティドリーム新宿店に立ち寄り値段をチェックした。《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》が相場最安クラスだったので思い切って買った。
### 第2試合: ××赤単プリズン
1ゲーム目は,1ターン目に《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》を出されて焦る。
メインデッキでこのカードに対応できるのは,《忘却の輪/Oblivion Ring》のみだからだ。返しに《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で《忘却の輪/Oblivion Ring》サーチし,《水晶鉱脈/Crystal Vein》を生贄に捧げて,チャンドラを除去する。しかし,ここで《水晶鉱脈/Crystal Vein》を生贄に捧げるしかなかったのが痛かった。その後のゴブリンの2連打に対する《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が間に合わず,殴り切られてしまった。
1ゲーム目は,メインデッキに《真髄の針/Pithing Needle》か《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》,《Glacial Chasm》がほしいゲームだった。
2ゲーム目は,こちら3マリガンで《厳粛/Solemnity》2枚のハンドをやむなくキープ。最速コンボを願うが結局パーツを引けず,相手に2ターン目からゴブリンを連打されそのまま殴りきられて負けた。
1ゲーム目も2ゲーム目も瞬殺されてしまった。相手がぶん回りだったのもあったかもしれないが,自分のデッキの対応力の不十分さをわからされる試合だった。
### 第3試合: ○×バントコントロール
青白奇跡に緑を足して,《壌土からの生命/Life from the Loam》と紋章で9/9トークンを生成する青緑のプレインズウォーカーを搭載した初見のデッキだった。
1ゲーム目が長引く。こちらは《厳粛/Solemnity》+《暗黒の深部/Dark Depths》で4ターン目にコンボを決める動きをするが,相手が《壌土からの生命/Life from the Loam》と《不毛の大地/Wasteland》を持っていた。そのため,《不毛の大地/Wasteland》を回避するためにこちらも《不毛の大地/Wasteland》をサーチするなど,土地をめぐる攻防が発生した。
途中で《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》が着地し,その後も青緑のPWも着地し,《暗黒の深部/Dark Depths》トークンがPWで対処され,青緑PWの紋章で負ける。
途中で《探検の地図/Expedition Map》から《爆発域/Blast Zone》をサーチしたものの,*《厳粛/Solemnity》が出ていたので能力を起動できなかった*。
このゲームでは,2回のプレイミスをしでかす。
1. 相手のカウンターを期待した2枚目の《悟りの教示者/Enlightened Tutor》による《厳粛/Solemnity》のサーチ
2. 《難題の予見者/Thought-Knot Seer》での手札破壊に青緑のPWではなく,《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
どちらもゲームを決定づけるプレイミスだった。
2ゲーム目は,残り5分だったので2マリガンでこちら最速コンボの動きを狙う。こちらの初動の《古えの墳墓/Ancient Tomb》+《探検の地図/Expedition Map》と《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を《意志の力/Force of Will》2発と《不毛の大地/Wasteland》で対処される。しかし,うまくカード引き込み,《厳粛/Solemnity》と《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が着地する。
その後《探検の地図/Expedition Map》から《暗黒の深部/Dark Depths》を引き込み,延長でぎりぎり勝利した。
## 結果
0-2-1だった。昨年9月に復帰してから初めての引き分けだった。
2試合とも自分のデッキの対応の不十分さを感じた。*《暗黒の深部/Dark Depths》は相手の《不毛の大地/Wasteland》で止まる*ので,《真髄の針/Pithing Needle》か《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》はメインデッキに必要だと感じた。
また,《厳粛/Solemnity》と相性が悪いので,《爆発域/Blast Zone》は不要だと感じた。まだ,《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》のほうがましだった。
そして,サイドボードの《防御の光網/Defense Grid》は不要だなと感じた。《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からのサーチ用カードだが,*仮に打ち消されたとしても,打ち消されたカードをまたサーチすればいいだけ*なので,このカードをサーチするタイミングがなかった。
また,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が若干微妙に思えてきた。《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》だと単体でゲームを決めきれない。やはり単体でゲームを決められる《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を入れたほうがよく感じた。
今回の反省を活かして,白デプスを強化していきたい。
2019-04-27 Satにカードラッシュで以下のカードを購入した。
* 1枚0180円: 《Glacial Chasm》
* 2枚1760円: 《絵描きの召使い/Painter’s Servant》
* 送料170円
* 計02110円
《Glacial Chasm》は珍しいカードなので,テキストを掲載する。
マナを出せないどころが,プレイ時に土地の生贄が必要で,攻撃もできず,しかも累加アップキープで2点ずつライフの支払まで必要と,*デメリットだらけ*だ。しかし,**あらゆるダメージからプレイヤーを守ってくれる**。
プレイヤーの身を守る土地には,《コーの安息所/Kor Haven》や《イス卿の迷路/Maze of Ith》がある。特に,*《イス卿の迷路/Maze of Ith》と役割が似ている*。
多くの場面では,デメリットが少ない《イス卿の迷路/Maze of Ith》のほうが使いやすいだろう。ただし,例えば《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》などの対象に取れないクリーチャーや,《僧院の導師/Monastery Mentor》のようなトークンで数で押される場面,さらには火力など《Glacial Chasm》でしか対応できない場面も存在する。そして,*《厳粛/Solemnity》が出ている状態で出せば,累加アップキープの支払が不要*になる。
《探検の地図/Expedition Map》からサーチできるので,今後のために1枚保持したいと考えて購入した。
残りの《絵描きの召使い/Painter’s Servant》は,[前回購入](https://senooken.jp/blog/2019/05/04/)した《丸砥石/Grindstone》とのコンボのために購入した。
このカードはシャドウムーアで登場してから再録されておらず,流通枚数が多くないためか*値段が1枚1000円以上で安定*している。相場より安かったため購入した。今回の購入は《絵描きの召使い/Painter’s Servant》が主な狙いだった。これで《丸砥石/Grindstone》コンボを組めるようになった。
今回の購入で《丸砥石/Grindstone》コンボを組めるようになったので,タイミングを見て試してみたい。
* 1枚0180円: 《Glacial Chasm》
* 2枚1760円: 《絵描きの召使い/Painter’s Servant》
* 送料170円
* 計02110円
《Glacial Chasm》は珍しいカードなので,テキストを掲載する。
Glacial Chasm
土地
累加アップキープ ― 2点のライフを支払う。(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年(age)カウンターを1個置く。その後あなたがこの上に置かれている経年カウンター1個につきアップキープ・コストを1回支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。)
Glacial Chasmが戦場に出たとき、土地を1つ生け贄に捧げる。
あなたがコントロールするクリーチャーは攻撃できない。
あなたに与えられるすべてのダメージを軽減する。
参考: [Glacial Chasm - MTG Wiki](http://mtgwiki.com/wiki/Glacial_Chasm)
マナを出せないどころが,プレイ時に土地の生贄が必要で,攻撃もできず,しかも累加アップキープで2点ずつライフの支払まで必要と,*デメリットだらけ*だ。しかし,**あらゆるダメージからプレイヤーを守ってくれる**。
プレイヤーの身を守る土地には,《コーの安息所/Kor Haven》や《イス卿の迷路/Maze of Ith》がある。特に,*《イス卿の迷路/Maze of Ith》と役割が似ている*。
多くの場面では,デメリットが少ない《イス卿の迷路/Maze of Ith》のほうが使いやすいだろう。ただし,例えば《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》などの対象に取れないクリーチャーや,《僧院の導師/Monastery Mentor》のようなトークンで数で押される場面,さらには火力など《Glacial Chasm》でしか対応できない場面も存在する。そして,*《厳粛/Solemnity》が出ている状態で出せば,累加アップキープの支払が不要*になる。
《探検の地図/Expedition Map》からサーチできるので,今後のために1枚保持したいと考えて購入した。
残りの《絵描きの召使い/Painter’s Servant》は,[前回購入](https://senooken.jp/blog/2019/05/04/)した《丸砥石/Grindstone》とのコンボのために購入した。
このカードはシャドウムーアで登場してから再録されておらず,流通枚数が多くないためか*値段が1枚1000円以上で安定*している。相場より安かったため購入した。今回の購入は《絵描きの召使い/Painter’s Servant》が主な狙いだった。これで《丸砥石/Grindstone》コンボを組めるようになった。
今回の購入で《丸砥石/Grindstone》コンボを組めるようになったので,タイミングを見て試してみたい。
2019-04-25 Thuに「トレトク楽天市場」で以下のカードを購入した。
* 1枚7100円: 《厳かなモノリス/Grim Monolith》
* 1枚2780円: 《Helm of Obedience》
* 2枚1180円: 《丸砥石/Grindstone》
* 1枚0320円: 《水蓮の花びら/Lotus Petal》
* 計11380円
楽天では5と0の付く日はキャンペーンでポイントが+1倍なので,この日を狙って購入した。
新セットの灯争大戦の《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》の登場により,アーティファクト系コンボが強くなると予想して,アーティファクト関係のコンボパーツを購入した。実際,カーンの発表後に《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》が値段が*300円から2500円まで8倍も高騰*してしまった。モダン需要には恐ろしいものがある。
《厳かなモノリス/Grim Monolith》は1枚7100円と高額カードだった。このカードは,*2-3ターン目の《難題の予見者/Thought-Knot Seer》や《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》の着地確率向上*のために購入した。
1ターン目に《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でサーチすることで,2マナランド1枚と平地1枚のハンドから2ターン目に展開が可能になる。もっとも,この目的だけであれば《水蓮の花びら/Lotus Petal》でも十分だった。
しかし,今後《Helm of Obedience》や《丸砥石/Grindstone》+《絵描きの召使い/Painter’s Servant》のコンボも試す場合,一度にたくさんマナを出す選択肢があったほうがいいだろうと考え,7100円と相場の最安だったのもあり,購入を決めた。
また,併せて《水蓮の花びら/Lotus Petal》も1枚購入した。《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》でサイドからマナ加速や,何らかの瞬殺コンボのお供になるだろうと考えたからだ。
《Helm of Obedience》は《安らかなる眠り/Rest in Peace》とのヘルムピースコンボのために購入した。《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を考えると,メインとサイドに1枚ずつほしいので,どこかのタイミングでもう1枚購入したい。
《丸砥石/Grindstone》は《絵描きの召使い/Painter’s Servant》とのコンボのために2枚購入した。肝心の《絵描きの召使い/Painter’s Servant》は持っていないので,別のタイミングで購入する。
今回は《厳かなモノリス/Grim Monolith》や《Helm of Obedience》など高額カードを購入した。再録禁止カードでトーナメントで活躍するカードはすぐに値上がりするので,買い時に悩む。悩む時間がもったいなく感じたので,思い切って購入した。
《厳かなモノリス/Grim Monolith》は早速メインデッキに採用するとして,残りのカードはコンボパーツの枚数が揃い次第,検討する。
なお,5月の連休はMTGの大会には参加しない予定だ。連休は他の作業をし,通常通り金曜日の夜間の大会に参加する。
* 1枚7100円: 《厳かなモノリス/Grim Monolith》
* 1枚2780円: 《Helm of Obedience》
* 2枚1180円: 《丸砥石/Grindstone》
* 1枚0320円: 《水蓮の花びら/Lotus Petal》
* 計11380円
楽天では5と0の付く日はキャンペーンでポイントが+1倍なので,この日を狙って購入した。
新セットの灯争大戦の《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》の登場により,アーティファクト系コンボが強くなると予想して,アーティファクト関係のコンボパーツを購入した。実際,カーンの発表後に《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》が値段が*300円から2500円まで8倍も高騰*してしまった。モダン需要には恐ろしいものがある。
《厳かなモノリス/Grim Monolith》は1枚7100円と高額カードだった。このカードは,*2-3ターン目の《難題の予見者/Thought-Knot Seer》や《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》の着地確率向上*のために購入した。
1ターン目に《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でサーチすることで,2マナランド1枚と平地1枚のハンドから2ターン目に展開が可能になる。もっとも,この目的だけであれば《水蓮の花びら/Lotus Petal》でも十分だった。
しかし,今後《Helm of Obedience》や《丸砥石/Grindstone》+《絵描きの召使い/Painter’s Servant》のコンボも試す場合,一度にたくさんマナを出す選択肢があったほうがいいだろうと考え,7100円と相場の最安だったのもあり,購入を決めた。
また,併せて《水蓮の花びら/Lotus Petal》も1枚購入した。《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》でサイドからマナ加速や,何らかの瞬殺コンボのお供になるだろうと考えたからだ。
《Helm of Obedience》は《安らかなる眠り/Rest in Peace》とのヘルムピースコンボのために購入した。《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を考えると,メインとサイドに1枚ずつほしいので,どこかのタイミングでもう1枚購入したい。
《丸砥石/Grindstone》は《絵描きの召使い/Painter’s Servant》とのコンボのために2枚購入した。肝心の《絵描きの召使い/Painter’s Servant》は持っていないので,別のタイミングで購入する。
今回は《厳かなモノリス/Grim Monolith》や《Helm of Obedience》など高額カードを購入した。再録禁止カードでトーナメントで活躍するカードはすぐに値上がりするので,買い時に悩む。悩む時間がもったいなく感じたので,思い切って購入した。
《厳かなモノリス/Grim Monolith》は早速メインデッキに採用するとして,残りのカードはコンボパーツの枚数が揃い次第,検討する。
なお,5月の連休はMTGの大会には参加しない予定だ。連休は他の作業をし,通常通り金曜日の夜間の大会に参加する。
2019-05-03 Fri発売の新しいカードセット「[灯争大戦](https://mtg-jp.com/products/0000178/)」の[全カードリスト](https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000178/)が[2019-04-20 Satに公開](https://twitter.com/mtgjp/status/1119265901759614976)された。そして,[辞書データ](http://whisper.wisdom-guild.net/apps/autodic/)も2019-04-21 Sunに公開された。
そこで,以下の気になるカードをレビューする。
- 土地
- 《爆発域/Blast Zone》
- 《出現領域/Emergence Zone》
- プレインズウォーカー
- 《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》
- 《太陽の義士、ファートリ/Huatli, the Sun’s Heart》
- 《黒き剣のギデオン/Gideon Blackblade》
- 白
- 《奉謝の亡霊/Grateful Apparition》
- 《高名な弁護士、トミク/Tomik, Distinguished Advokist》
- 《栄光の終焉/Finale of Glory》
- 《ギデオンの勝利/Gideon’s Triumph》
## 土地
《探検の地図/Expedition Map》によりかさ増し可能なため,土地は常に注意すべきカードだ。
### 《爆発域/Blast Zone》
その中でも,《爆発域/Blast Zone》は非常に強力なカードだ。
いってしまえば《漸増爆弾/Ratchet Bomb》の土地だ。盤面に鑑賞できる土地には,《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》が存在するが,《爆発域/Blast Zone》はそれよりも対象範囲が広く,強力だ。
蓄積カウンターが1個置かれた状態で出るのは,利点も欠点もある。トークンや《虚空の杯/Chalice of the Void》などを即座に破壊できない。その代わりに,マナ・コスト1のカードや2以上のカードの対象を早く取ることができる。
プレインズウォーカーを含む*パーマネントを対処できる土地は初めて*だろう。レガシーでも,MUD,スタックス,土地単,黒単POXやコントロール系デッキに十分採用されうるだろう。
土地やアーティファクトのように,どのデッキにも入れられる強いカードは環境を崩す可能性があるので,このようなカードをよく作ったなと感じた。間違いなく強い。
### 《出現領域/Emergence Zone》
《出現領域/Emergence Zone》は,1ターンの間,あらゆるカードに瞬速を付与する。
コンボデッキの可能性を伺わされる。特に,今回は《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》により,アーティファクト系コンボが大幅に強化されるので,アーティファクトやエンチャントなどの置物とのコンボがでてきそうで面白そうなカードだ。
## プレインズウォーカー
今回のカードセットはプレインズウォーカーがテーマということで,興味深いプレインズウォーカーが多数収録されている。
### 《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》
その中で一番強力だと感じたのが,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》だ。
ゲーム外からアーティファクトをサーチできるので,いわゆる願いサイクルの亜種と思ってよいだろう。相手だけの《無のロッド/Null Rod》ももちろん強力だが,-2効果の前ではおまけだろう。
白の願いの《黄金の願い/Golden Wish》は5マナと重すぎたため,トーナメントでは活躍できなかった。しかし,この新カーンは*エターナル環境を変える可能性*を感じる。
効果が実質的に,「**次のターンにあなたはゲームに勝利する**」と書かれているようなものだからだ。アーティファクトだけでコンボが成立する《丸砥石/Grindstone》+《絵描きの召使い/Painter’s Servant》が**《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》だけで**揃えることが可能になる。
従来の丸砥石コンボは,*コンボパーツのサーチに課題*があった。赤型であれば《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》で《絵描きの召使い/Painter’s Servant》を,青型であれば《粗石の魔道士/Trinket Mage》で《丸砥石/Grindstone》を,白型であれば《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でサーチしていた。逆にいえば,*それくらいしかコンボパーツのサーチ手段が存在しなかった*。
《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》が登場したことでサーチ手段が強化され,コンボ成立の可能性が高まる。2マナランドや《厳かなモノリス/Grim Monolith》を経由して,2-3ターン目に展開できれば,*3-5ターン目のコンボ成立は手堅い*。
もちろん,丸砥石コンボだけでなく,《Helm of Obedience》と《虚空の力線/Leyline of the Void》/《安らかなる眠り/Rest in Peace》を使ったヘルムヴォイド/ヘルムピースの成立もサポートされる。*丸砥石とヘルムコンボを両方使う*のもありだ。
ここしばらく大きな活躍のなかった丸砥石コンボやヘルムコンボがトーナメントで復活するかもしれない。それに合わせてこれらのコンボパーツの値段も高騰する可能性を感じる。早めにカードを集めたほうがいいだろう。
### 《太陽の義士、ファートリ/Huatli, the Sun’s Heart》
これはトリッキーなカードだ。*ループジャンクションとのコンボ*が強力だ。ループジャンクションで無限タフネスとなるので,このカードがあれば,そのまま無限ライフを取得でき,そのまま無限ダメージを与えることができる。
無限ライフだけではゲームに勝利できないことがそれなりにある。その欠点を補うことができるので,面白いカードだ。
ただし,ループジャンクションは3枚コンボのため,コンボ成立のハードルがやや高い。そして,プレインズウォーカーのサーチは《ゲートウォッチ招致/Call the Gatewatch》くらいしか軽いカードがなく,これまたなかなか課題はある。
### 《黒き剣のギデオン/Gideon Blackblade》
灯争大戦で新しいギデオンが2種類登場した。そのうち,こちらのギデオンは単純に軽くて強い。
3マナ4/4 破壊不能相当で,居残ると-6の効果でアドバンテージをとれる。+1効果で破壊不能を自軍に付与できるので,《神の怒り/Wrath of God》と相性がいい。
自分のターンに自動的にクリーチャー化するので,《剣を鍬に/Swords to Plowshares》には注意が必要だろう。
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》のほうが使いやすいかもしれないが,軽いのでこのカードも十分強い。
## 白
その他,自分のメインカラーである白のカードで気になるカードをレビューする。
### 《奉謝の亡霊/Grateful Apparition》
2マナ1/1 飛行でプレイヤーに戦闘ダメージが入ると増殖が行える。単純に,プレインズウォーカーの忠誠度カウンターを増やしてもいいし,その他の+1/+1カウンターを増加させてもいい。2マナで回避能力持ちだと,無視できないだろう。《黒き剣のギデオン/Gideon Blackblade》など,3マナプレインズウォーカーと相性がいい。
レガシーで通用するかどうかは微妙だが,スタンダードでは《黒き剣のギデオン/Gideon Blackblade》と一緒に活躍しそうだ。
### 《高名な弁護士、トミク/Tomik, Distinguished Advokist》
強力な土地対策カードだ。土地単やロームを露骨に意識したようなカードだ。タフネスが3のおかげで,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》でサーチできない代わりに,《罰する火/Punishing Fire》1回では除去されない。サイズ的に《セラの報復者/Serra Avenger》の立ち位置がやや怪しくなってきた。
ただ,単体のカードパワーがイマイチなので,メタゲーム次第だろうか。
### 《栄光の終焉/Finale of Glory》
トークン生成カードとしては,かなり高いパフォーマンスを誇る。《十字軍/Crusade》などでの強化を前提とするならば,《荒野の確保/Secure the Wastes》の方が効率がいいが,こちらも悪くない。
しかし,トークン系デッキはゲームを決めるのにやや時間がかかる。《難題の予見者/Thought-Knot Seer》や黒をタッチして手札破壊か,《虚空の杯/Chalice of the Void》,《三なる宝球/Trinisphere》などの妨害要素が必須だろう。
### 《ギデオンの勝利/Gideon’s Triumph》
「攻撃したかブロックした」という記述が若干気になる。おそらく攻撃クリーチャー指定ステップかブロッククリーチャー指定ステップにキャスト可能だと解釈する。
《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》や《大祖始/Progenitus》類の対策として使われていた《天界のほとばしり/Celestial Flare》の上位互換だろう。もちろんギデオンと組み合わせると強力だが,単体でも悪くない。
## 結論
灯争大戦で気になるカードをレビューした。
特に,*《爆発域/Blast Zone》と《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》が強力*だと感じた。《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》に関しては,**レガシー環境のメタゲームを動かす可能性**を感じる。
*《爆発域/Blast Zone》は1枚以上,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》は3枚以上購入*するだろう。今のところ,両方共最安値が800円程度だ。自分の予想では,《爆発域/Blast Zone》は500円程度,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》は1500円程度に落ち着くのではないかと予想している。
《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》は,少なくともスタンダードでは出番がなく,モダンでも微妙ではないかとみている。やはりこのカードの活躍場所はレガシーだろう。
今後の価格動向を見守る。
そこで,以下の気になるカードをレビューする。
- 土地
- 《爆発域/Blast Zone》
- 《出現領域/Emergence Zone》
- プレインズウォーカー
- 《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》
- 《太陽の義士、ファートリ/Huatli, the Sun’s Heart》
- 《黒き剣のギデオン/Gideon Blackblade》
- 白
- 《奉謝の亡霊/Grateful Apparition》
- 《高名な弁護士、トミク/Tomik, Distinguished Advokist》
- 《栄光の終焉/Finale of Glory》
- 《ギデオンの勝利/Gideon’s Triumph》
## 土地
《探検の地図/Expedition Map》によりかさ増し可能なため,土地は常に注意すべきカードだ。
### 《爆発域/Blast Zone》
その中でも,《爆発域/Blast Zone》は非常に強力なカードだ。
Blast Zone / 爆発域
土地
爆発域は蓄積(charge)カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
(T):(◇)を加える。
(X)(X),(T):爆発域の上に蓄積カウンターをX個置く。
(3),(T),爆発域を生け贄に捧げる:点数で見たマナ・コストが爆発域の上に置かれた蓄積カウンターの数に等しく、土地でない各パーマネントをそれぞれ破壊する。
引用: [爆発域/Blast Zone - MTG Wiki](http://mtgwiki.com/wiki/%E7%88%86%E7%99%BA%E5%9F%9F/Blast_Zone)
いってしまえば《漸増爆弾/Ratchet Bomb》の土地だ。盤面に鑑賞できる土地には,《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》が存在するが,《爆発域/Blast Zone》はそれよりも対象範囲が広く,強力だ。
蓄積カウンターが1個置かれた状態で出るのは,利点も欠点もある。トークンや《虚空の杯/Chalice of the Void》などを即座に破壊できない。その代わりに,マナ・コスト1のカードや2以上のカードの対象を早く取ることができる。
プレインズウォーカーを含む*パーマネントを対処できる土地は初めて*だろう。レガシーでも,MUD,スタックス,土地単,黒単POXやコントロール系デッキに十分採用されうるだろう。
土地やアーティファクトのように,どのデッキにも入れられる強いカードは環境を崩す可能性があるので,このようなカードをよく作ったなと感じた。間違いなく強い。
### 《出現領域/Emergence Zone》
《出現領域/Emergence Zone》は,1ターンの間,あらゆるカードに瞬速を付与する。
Emergence Zone / 出現領域
土地
(T):(◇)を加える。
(1),(T),出現領域を生け贄に捧げる:このターン、あなたは呪文を、それが瞬速を持つかのように唱えてもよい。
引用: [出現領域/Emergence Zone - MTG Wiki](http://mtgwiki.com/wiki/%E5%87%BA%E7%8F%BE%E9%A0%98%E5%9F%9F/Emergence_Zone)
コンボデッキの可能性を伺わされる。特に,今回は《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》により,アーティファクト系コンボが大幅に強化されるので,アーティファクトやエンチャントなどの置物とのコンボがでてきそうで面白そうなカードだ。
## プレインズウォーカー
今回のカードセットはプレインズウォーカーがテーマということで,興味深いプレインズウォーカーが多数収録されている。
### 《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》
その中で一番強力だと感じたのが,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》だ。
Karn, the Great Creator / 大いなる創造者、カーン (4)
伝説のプレインズウォーカー — カーン(Karn)
対戦相手がコントロールしているアーティファクトの起動型能力は起動できない。
[+1]:クリーチャーでないアーティファクト最大1つを対象とする。あなたの次のターンまで、それはパワーとタフネスがそれぞれそれの点数で見たマナ・コストに等しいアーティファクト・クリーチャーになる。
[-2]:あなたは、ゲームの外部か追放領域にありあなたがオーナーであるアーティファクト・カード1枚を選び、そのカードを公開してあなたの手札に加えてもよい。
5
引用: [大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator - MTG Wiki](http://mtgwiki.com/wiki/%E5%A4%A7%E3%81%84%E3%81%AA%E3%82%8B%E5%89%B5%E9%80%A0%E8%80%85%E3%80%81%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%B3/Karn,_the_Great_Creator)
ゲーム外からアーティファクトをサーチできるので,いわゆる願いサイクルの亜種と思ってよいだろう。相手だけの《無のロッド/Null Rod》ももちろん強力だが,-2効果の前ではおまけだろう。
白の願いの《黄金の願い/Golden Wish》は5マナと重すぎたため,トーナメントでは活躍できなかった。しかし,この新カーンは*エターナル環境を変える可能性*を感じる。
効果が実質的に,「**次のターンにあなたはゲームに勝利する**」と書かれているようなものだからだ。アーティファクトだけでコンボが成立する《丸砥石/Grindstone》+《絵描きの召使い/Painter’s Servant》が**《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》だけで**揃えることが可能になる。
従来の丸砥石コンボは,*コンボパーツのサーチに課題*があった。赤型であれば《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》で《絵描きの召使い/Painter’s Servant》を,青型であれば《粗石の魔道士/Trinket Mage》で《丸砥石/Grindstone》を,白型であれば《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でサーチしていた。逆にいえば,*それくらいしかコンボパーツのサーチ手段が存在しなかった*。
《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》が登場したことでサーチ手段が強化され,コンボ成立の可能性が高まる。2マナランドや《厳かなモノリス/Grim Monolith》を経由して,2-3ターン目に展開できれば,*3-5ターン目のコンボ成立は手堅い*。
もちろん,丸砥石コンボだけでなく,《Helm of Obedience》と《虚空の力線/Leyline of the Void》/《安らかなる眠り/Rest in Peace》を使ったヘルムヴォイド/ヘルムピースの成立もサポートされる。*丸砥石とヘルムコンボを両方使う*のもありだ。
ここしばらく大きな活躍のなかった丸砥石コンボやヘルムコンボがトーナメントで復活するかもしれない。それに合わせてこれらのコンボパーツの値段も高騰する可能性を感じる。早めにカードを集めたほうがいいだろう。
### 《太陽の義士、ファートリ/Huatli, the Sun’s Heart》
Huatli, the Sun’s Heart / 太陽の義士、ファートリ (2)(緑/白)
伝説のプレインズウォーカー — ファートリ(Huatli)
あなたがコントロールしている各クリーチャーはそれぞれ、パワーではなくタフネスに等しい点数の戦闘ダメージを割り振る。
[-3]:あなたは、あなたがコントロールしているクリーチャーの中で最大のタフネスに等しい点数のライフを得る。
7
引用: [太陽の義士、ファートリ/Huatli, the Sun’s Heart - MTG Wiki](http://mtgwiki.com/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E3%81%AE%E7%BE%A9%E5%A3%AB%E3%80%81%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA/Huatli,_the_Sun%27s_Heart)
これはトリッキーなカードだ。*ループジャンクションとのコンボ*が強力だ。ループジャンクションで無限タフネスとなるので,このカードがあれば,そのまま無限ライフを取得でき,そのまま無限ダメージを与えることができる。
無限ライフだけではゲームに勝利できないことがそれなりにある。その欠点を補うことができるので,面白いカードだ。
ただし,ループジャンクションは3枚コンボのため,コンボ成立のハードルがやや高い。そして,プレインズウォーカーのサーチは《ゲートウォッチ招致/Call the Gatewatch》くらいしか軽いカードがなく,これまたなかなか課題はある。
### 《黒き剣のギデオン/Gideon Blackblade》
灯争大戦で新しいギデオンが2種類登場した。そのうち,こちらのギデオンは単純に軽くて強い。
Gideon Blackblade / 黒き剣のギデオン (1)(白)(白)
伝説のプレインズウォーカー — ギデオン(Gideon)
あなたのターンであるかぎり、黒き剣のギデオンは破壊不能を持つ4/4の人間(Human)・兵士(Soldier)クリーチャーになる。これはプレインズウォーカーでもある。
あなたのターン中に黒き剣のギデオンに与えられるダメージをすべて軽減する。
[+1]:あなたがコントロールしている他のクリーチャー最大1体を対象とする。ターン終了時まで、それは警戒か絆魂か破壊不能のうち、あなたが選んだ1つを得る。
[-6]:土地でないパーマネント1つを対象とし、それを追放する。
4
引用: [黒き剣のギデオン/Gideon Blackblade - MTG Wiki](http://mtgwiki.com/wiki/%E9%BB%92%E3%81%8D%E5%89%A3%E3%81%AE%E3%82%AE%E3%83%87%E3%82%AA%E3%83%B3/Gideon_Blackblade)
3マナ4/4 破壊不能相当で,居残ると-6の効果でアドバンテージをとれる。+1効果で破壊不能を自軍に付与できるので,《神の怒り/Wrath of God》と相性がいい。
自分のターンに自動的にクリーチャー化するので,《剣を鍬に/Swords to Plowshares》には注意が必要だろう。
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》のほうが使いやすいかもしれないが,軽いのでこのカードも十分強い。
## 白
その他,自分のメインカラーである白のカードで気になるカードをレビューする。
### 《奉謝の亡霊/Grateful Apparition》
Grateful Apparition / 奉謝の亡霊 (1)(白)
クリーチャー — スピリット(Spirit)
飛行
奉謝の亡霊がプレイヤー1人かプレインズウォーカー1体に戦闘ダメージを与えるたび、増殖を行う。(望む数のパーマネントやプレイヤーを選び、その後すでにそこにあるカウンター1種類につき、そのカウンターをもう1個与える。)
1/1
引用: [奉謝の亡霊/Grateful Apparition - MTG Wiki](http://mtgwiki.com/wiki/%E5%A5%89%E8%AC%9D%E3%81%AE%E4%BA%A1%E9%9C%8A/Grateful_Apparition)
2マナ1/1 飛行でプレイヤーに戦闘ダメージが入ると増殖が行える。単純に,プレインズウォーカーの忠誠度カウンターを増やしてもいいし,その他の+1/+1カウンターを増加させてもいい。2マナで回避能力持ちだと,無視できないだろう。《黒き剣のギデオン/Gideon Blackblade》など,3マナプレインズウォーカーと相性がいい。
レガシーで通用するかどうかは微妙だが,スタンダードでは《黒き剣のギデオン/Gideon Blackblade》と一緒に活躍しそうだ。
### 《高名な弁護士、トミク/Tomik, Distinguished Advokist》
Tomik, Distinguished Advokist / 高名な弁護士、トミク (白)(白)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) アドバイザー(Advisor)
飛行
戦場にある土地と墓地にある土地カードは、対戦相手がコントロールしている呪文や能力の対象にならない。
対戦相手は墓地から土地カードをプレイできない。
2/3
引用: [高名な弁護士、トミク/Tomik, Distinguished Advokist - MTG Wiki](http://mtgwiki.com/wiki/%E9%AB%98%E5%90%8D%E3%81%AA%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%A3%AB%E3%80%81%E3%83%88%E3%83%9F%E3%82%AF/Tomik,_Distinguished_Advokist)
強力な土地対策カードだ。土地単やロームを露骨に意識したようなカードだ。タフネスが3のおかげで,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》でサーチできない代わりに,《罰する火/Punishing Fire》1回では除去されない。サイズ的に《セラの報復者/Serra Avenger》の立ち位置がやや怪しくなってきた。
ただ,単体のカードパワーがイマイチなので,メタゲーム次第だろうか。
### 《栄光の終焉/Finale of Glory》
Finale of Glory / 栄光の終焉 (X)(白)(白)
ソーサリー
警戒を持つ白の2/2の兵士(Soldier)クリーチャー・トークンをX体生成する。Xが10以上であるなら、飛行と警戒を持つ白の4/4の天使(Angel)クリーチャー・トークンもX体生成する。
引用: [栄光の終焉/Finale of Glory - MTG Wiki](http://mtgwiki.com/wiki/%E6%A0%84%E5%85%89%E3%81%AE%E7%B5%82%E7%84%89/Finale_of_Glory)
トークン生成カードとしては,かなり高いパフォーマンスを誇る。《十字軍/Crusade》などでの強化を前提とするならば,《荒野の確保/Secure the Wastes》の方が効率がいいが,こちらも悪くない。
しかし,トークン系デッキはゲームを決めるのにやや時間がかかる。《難題の予見者/Thought-Knot Seer》や黒をタッチして手札破壊か,《虚空の杯/Chalice of the Void》,《三なる宝球/Trinisphere》などの妨害要素が必須だろう。
### 《ギデオンの勝利/Gideon’s Triumph》
Gideon’s Triumph / ギデオンの勝利 (1)(白)
インスタント
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはこのターンに攻撃したかブロックしたクリーチャー1体を生け贄に捧げる。あなたがギデオン(Gideon)・プレインズウォーカーをコントロールしているなら、代わりにそのプレイヤーは該当するクリーチャー2体を生け贄に捧げる。
引用: [ギデオンの勝利/Gideon’s Triumph - MTG Wiki](http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%AE%E3%83%87%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%8B%9D%E5%88%A9/Gideon%27s_Triumph)
「攻撃したかブロックした」という記述が若干気になる。おそらく攻撃クリーチャー指定ステップかブロッククリーチャー指定ステップにキャスト可能だと解釈する。
《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》や《大祖始/Progenitus》類の対策として使われていた《天界のほとばしり/Celestial Flare》の上位互換だろう。もちろんギデオンと組み合わせると強力だが,単体でも悪くない。
## 結論
灯争大戦で気になるカードをレビューした。
特に,*《爆発域/Blast Zone》と《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》が強力*だと感じた。《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》に関しては,**レガシー環境のメタゲームを動かす可能性**を感じる。
*《爆発域/Blast Zone》は1枚以上,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》は3枚以上購入*するだろう。今のところ,両方共最安値が800円程度だ。自分の予想では,《爆発域/Blast Zone》は500円程度,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》は1500円程度に落ち着くのではないかと予想している。
《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》は,少なくともスタンダードでは出番がなく,モダンでも微妙ではないかとみている。やはりこのカードの活躍場所はレガシーだろう。
今後の価格動向を見守る。
購入報告 | たった1マナのあるゆるカードへのサーチカード
2019年4月22日 buy
2019-04-07 Sunに[ラクマで《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を680円](https://item.fril.jp/10ec90d1085a512fa2a7ede58d407c97)で購入した。
大会で対戦していると,意外と《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を知らない人に出くわすので,テキストを以下に掲載する。
*たったの1マナで*ライブラリーからあらゆるアーティファクトかエンチャントをサーチできる。教示者サイクルでは《俗世の教示者/Worldly Tutor》と合わせて,レガシーフォーマットで禁止を受けていない貴重な教示者だ。
サーチカードはカードプールが広くなるほど,強力なカードが存在すればするほど,相対的に重要性を増してくる。
特に,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》はアーティファクトとエンチャントの両方をサーチでき,サーチ対象が広範に渡る。そして,《三つの願いの指輪/Ring of Three Wishes》を経由すれば,デッキ内の全カードにアクセス可能となる。つまり,**たった1マナであらゆるカードへのサーチが可能**となる。
《三つの願いの指輪/Ring of Three Wishes》は極端だとしても,現実的なところで*《探検の地図/Expedition Map》をサーチすることで,あらゆる土地へアクセス可能*だ。
コンボデッキではコンボの成立が勝敗を分ける。したがって,手札の*量よりも質が重要*だ。これは自分がコンボデッキを使うときだけでなく,コンボデッキを相手にするときにもいえる。対策カードを何枚引けるか,これがサイド後の戦いを左右する。
そういう意味で,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》は*非常に強力*なカードだ。2012年頃までプレイしていた際は3枚までしか持っていなかった。教示者はライブラリーの一番上に積み込むだけなので,手札の枚数は減ってしまっている。アドバンテージ面を考えると,さすがに*4枚は不要ではないか*と考えていたからだ。
しかし,現在使っている厳粛∞はコンボデッキであり,キーカードである《厳粛/Solemnity》及び《暗黒の深部/Dark Depths》をサーチできる《探検の地図/Expedition Map》へのアクセスが極めて重要となる。*勝敗を分け,初手のキープ基準にも関わる重要事項*だ。そのため,4枚目が必要と判断し,追加の購入を決めた。
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》のサーチ対象は以下のカードが多い。
* 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
* 《謙虚/Humility》
* 《虚空の杯/Chalice of the Void》
* 《探検の地図/Expedition Map》
* 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
* 《古えの居住地/Ancient Den》
* 《忘却の輪/Oblivion Ring》
特に,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》,《謙虚/Humility》,《虚空の杯/Chalice of the Void》の決定力が大きい。
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》は《不毛の大地/Wasteland》と組み合わさると相手の土地をロックでき,それだけで勝利に直結する。そうでなくても,フェッチランドで土地を伸ばしたり,《地平線の梢/Horizon Canopy》や《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》などを使い回すだけでも,アドバンテージを稼げて強い。こうなると,単純に*3マナで設置後,毎ターン1ドロー*しているに等しい。
《謙虚/Humility》は相手のフィニッシャーを無効化し,数の戦いに持ち込むことができる。リアニメイトやエルフ,スニークショー,《暗黒の深部/Dark Depths》など,フィニッシャーをクリーチャーに頼るデッキは想像以上に多い。それらを*たった1枚で永続的に封じ込める*このカードはやはり強い。
《虚空の杯/Chalice of the Void》はサイド後は対策カードで破壊されることも多い。しかし,特にメインでは相手の意表を付くことができ,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》と同様に,これだけで相手は何もできず,そのまま勝利に直結することがある。
《探検の地図/Expedition Map》はデッキ内の任意の土地にアクセスできる。土地の中にも強力なものが多い。《イス卿の迷路/Maze of Ith》や《カラカス/Karakas》,《不毛の大地/Wasteland》,《埋没した廃墟/Buried Ruin》,《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》などだ。《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》と組み合わさると強力さが増す。
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》の存在が白を使う理由の一つに十分になり得る。今となっては,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》なしの白単,白ウィニーの構築を考えにくい。もちろん,アドバンテージを失うので,通常のビートダウンでは枚数の調整は必要だろう。
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》があるため,新しいカードセットが登場する度に,白のエンチャント,アーティファクト,土地の検討は重要であり,新カードの楽しみが増える。
今後も《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を長く使い込んでいきたい。
大会で対戦していると,意外と《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を知らない人に出くわすので,テキストを以下に掲載する。
Enlightened Tutor / 悟りの教示者 (白)
インスタント
あなたのライブラリーからアーティファクト・カード1枚かエンチャント・カード1枚を探し、そのカードを公開する。あなたのライブラリーを切り直す。その後そのカードをその一番上に置く。
引用: [悟りの教示者/Enlightened Tutor - MTG Wiki](http://mtgwiki.com/wiki/%E6%82%9F%E3%82%8A%E3%81%AE%E6%95%99%E7%A4%BA%E8%80%85/Enlightened_Tutor)
*たったの1マナで*ライブラリーからあらゆるアーティファクトかエンチャントをサーチできる。教示者サイクルでは《俗世の教示者/Worldly Tutor》と合わせて,レガシーフォーマットで禁止を受けていない貴重な教示者だ。
サーチカードはカードプールが広くなるほど,強力なカードが存在すればするほど,相対的に重要性を増してくる。
特に,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》はアーティファクトとエンチャントの両方をサーチでき,サーチ対象が広範に渡る。そして,《三つの願いの指輪/Ring of Three Wishes》を経由すれば,デッキ内の全カードにアクセス可能となる。つまり,**たった1マナであらゆるカードへのサーチが可能**となる。
《三つの願いの指輪/Ring of Three Wishes》は極端だとしても,現実的なところで*《探検の地図/Expedition Map》をサーチすることで,あらゆる土地へアクセス可能*だ。
コンボデッキではコンボの成立が勝敗を分ける。したがって,手札の*量よりも質が重要*だ。これは自分がコンボデッキを使うときだけでなく,コンボデッキを相手にするときにもいえる。対策カードを何枚引けるか,これがサイド後の戦いを左右する。
そういう意味で,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》は*非常に強力*なカードだ。2012年頃までプレイしていた際は3枚までしか持っていなかった。教示者はライブラリーの一番上に積み込むだけなので,手札の枚数は減ってしまっている。アドバンテージ面を考えると,さすがに*4枚は不要ではないか*と考えていたからだ。
しかし,現在使っている厳粛∞はコンボデッキであり,キーカードである《厳粛/Solemnity》及び《暗黒の深部/Dark Depths》をサーチできる《探検の地図/Expedition Map》へのアクセスが極めて重要となる。*勝敗を分け,初手のキープ基準にも関わる重要事項*だ。そのため,4枚目が必要と判断し,追加の購入を決めた。
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》のサーチ対象は以下のカードが多い。
* 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
* 《謙虚/Humility》
* 《虚空の杯/Chalice of the Void》
* 《探検の地図/Expedition Map》
* 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
* 《古えの居住地/Ancient Den》
* 《忘却の輪/Oblivion Ring》
特に,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》,《謙虚/Humility》,《虚空の杯/Chalice of the Void》の決定力が大きい。
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》は《不毛の大地/Wasteland》と組み合わさると相手の土地をロックでき,それだけで勝利に直結する。そうでなくても,フェッチランドで土地を伸ばしたり,《地平線の梢/Horizon Canopy》や《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》などを使い回すだけでも,アドバンテージを稼げて強い。こうなると,単純に*3マナで設置後,毎ターン1ドロー*しているに等しい。
《謙虚/Humility》は相手のフィニッシャーを無効化し,数の戦いに持ち込むことができる。リアニメイトやエルフ,スニークショー,《暗黒の深部/Dark Depths》など,フィニッシャーをクリーチャーに頼るデッキは想像以上に多い。それらを*たった1枚で永続的に封じ込める*このカードはやはり強い。
《虚空の杯/Chalice of the Void》はサイド後は対策カードで破壊されることも多い。しかし,特にメインでは相手の意表を付くことができ,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》と同様に,これだけで相手は何もできず,そのまま勝利に直結することがある。
《探検の地図/Expedition Map》はデッキ内の任意の土地にアクセスできる。土地の中にも強力なものが多い。《イス卿の迷路/Maze of Ith》や《カラカス/Karakas》,《不毛の大地/Wasteland》,《埋没した廃墟/Buried Ruin》,《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》などだ。《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》と組み合わさると強力さが増す。
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》の存在が白を使う理由の一つに十分になり得る。今となっては,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》なしの白単,白ウィニーの構築を考えにくい。もちろん,アドバンテージを失うので,通常のビートダウンでは枚数の調整は必要だろう。
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》があるため,新しいカードセットが登場する度に,白のエンチャント,アーティファクト,土地の検討は重要であり,新カードの楽しみが増える。
今後も《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を長く使い込んでいきたい。
購入報告 | カードを守るインナースリーブ
2019年4月21日 buy
2019-04-10 Wedに[ポンパレモールでAnswerのトレカプロテクトジャストタイプ 64x89 mm ANS-TC004](https://store.ponparemall.com/asakusa-mach/goods/4580267605980/)を280円で購入した。
今回購入したのは,ポンパレモールの4月末までの期間限定の50ポイントを使うためだ。定価が200円くらいなので,ほぼ定価で購入したのと変わりはない。ポイントが付くのでわずかにお得なくらいだ。
実は,[2019-01-28 Monにも同じ商品を購入](https://senooken.jp/blog/2019/02/03/)していた。しかし,そのときの*購入価格は369円*だった。当時も,期間限定の500ポイントの消費を急いでいて,目についた商品を購入した。
今回,再び購入を検討するに当たって,同じ商品を検索し直したところ,約100円安い値段のお店を見つけてしまった。
ポンパレモールというカードの購入ではマイナーな選択肢だが,値段の調査はちゃんとすべきだと反省した。
前回スリーブを購入してから,いろいろとカードが増えた。その他,以前から持っていたが,分類の整理のためにカードバインダーにしまうにあたって,インナースリーブを付けたりして,スリーブの予備が減ってきていた。
MTGはTCGということもあり,カードを集めるのも一環だ。集めたカードの傷を防ぐためにも,できるだけスリーブは付けておきたい。
お店でプレイドで売られている状態の悪いカードは,*インナースリーブを付けずに使われたカード達の末路*だろう。
1枚2円でカードを傷や汚れから守れるなら,安い買い物だ。今後も,期間限定ポイントで使いみちに困ったら,スリーブを購入しようと思う。
インナースリーブでは,KMCの「パーフェクトサイズ」がメジャーだ。しかし,僕はANSERのトレカプロテクト ジャストタイプの方が気に入っている。
理由はパーフェクトサイズに以下2点の不満があったからだ。
1. *スリーブが柔らかく,カードを守ってくれる感じがしない*。
2. ロットの関係かもしれないが,*長さが微妙に長いのが混ざっていて,外スリーブぎりぎりになる*ことがある。
その点,トレカプロテクトだと,スリーブが固く,サイズも揃っていて品質が高いと感じた。定価も,若干だがこちらのほうが安い。特に何もなければ,今後もAnswerのインナースリーブを購入しようと思う。
今回購入したのは,ポンパレモールの4月末までの期間限定の50ポイントを使うためだ。定価が200円くらいなので,ほぼ定価で購入したのと変わりはない。ポイントが付くのでわずかにお得なくらいだ。
実は,[2019-01-28 Monにも同じ商品を購入](https://senooken.jp/blog/2019/02/03/)していた。しかし,そのときの*購入価格は369円*だった。当時も,期間限定の500ポイントの消費を急いでいて,目についた商品を購入した。
今回,再び購入を検討するに当たって,同じ商品を検索し直したところ,約100円安い値段のお店を見つけてしまった。
ポンパレモールというカードの購入ではマイナーな選択肢だが,値段の調査はちゃんとすべきだと反省した。
前回スリーブを購入してから,いろいろとカードが増えた。その他,以前から持っていたが,分類の整理のためにカードバインダーにしまうにあたって,インナースリーブを付けたりして,スリーブの予備が減ってきていた。
MTGはTCGということもあり,カードを集めるのも一環だ。集めたカードの傷を防ぐためにも,できるだけスリーブは付けておきたい。
お店でプレイドで売られている状態の悪いカードは,*インナースリーブを付けずに使われたカード達の末路*だろう。
1枚2円でカードを傷や汚れから守れるなら,安い買い物だ。今後も,期間限定ポイントで使いみちに困ったら,スリーブを購入しようと思う。
インナースリーブでは,KMCの「パーフェクトサイズ」がメジャーだ。しかし,僕はANSERのトレカプロテクト ジャストタイプの方が気に入っている。
理由はパーフェクトサイズに以下2点の不満があったからだ。
1. *スリーブが柔らかく,カードを守ってくれる感じがしない*。
2. ロットの関係かもしれないが,*長さが微妙に長いのが混ざっていて,外スリーブぎりぎりになる*ことがある。
その点,トレカプロテクトだと,スリーブが固く,サイズも揃っていて品質が高いと感じた。定価も,若干だがこちらのほうが安い。特に何もなければ,今後もAnswerのインナースリーブを購入しようと思う。
## 概要
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201904
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-04-19 Fri 20:00
* 結果: 2-1 (内不戦勝敗1)
前回での大会の反省を活かすべく,大会に臨んだ。
## 購入
2枚目の《暗黒の深部/Dark Depths》2400円を,大会での2勝で得た500ポイントと参加賞の100円商品券を使い購入した。
《暗黒の深部/Dark Depths》を1枚しか所持していなかったため,一度のマリット・レイジトークンを除去された場合,《石化した原野/Petrified Field》か《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》で墓地から使い回すしかなかった。
デッキ内に2枚目があることで,墓地からの再利用だけでなく,後続をサーチできるようになった。中長期戦で特に重要になる。今後のために購入できてよかった。
## デッキ
メインデッキの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》2, 《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》1, 《金属ミミック/Metallic Mimic》1, 《護衛募集員/Recruiter of the Guard》3, 《修復専門家/Restoration Specialist》1, 《爆破基地/Blasting Station》1, 《狂気の祭壇/Altar of Dementia》2, 《シタヌールのフルート/Citanul Flute》1
* In: 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》3, 《難題の予見者/Thought-Knot Seer》4, 《殴打頭蓋/Batterskull》1, 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》1, 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》1, 《忘却の輪/Oblivion Ring》1
[前回の大会](https://senooken.jp/blog/2019/04/14/)で惨敗し,3枚コンボの無限頑強は,コンボ成立が難しく,デッキの安定性を下げる要因だと判断した。そこで,無限頑強のパーツ一式をごっそり外し,単体で強い《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》と《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を採用した。
特に,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》は過去に4枚購入 (参考: [#mtgjp 購入報告 | 「稲妻のように素早く動け。そうすれば稲妻のように致命的になれる。」](https://senooken.jp/blog/2019/01/16/),[#mtgjp 2019-02-10 Sat 17:00+20:00 晴れる屋TCレガシー参加報告 | 祝!装備リベリオン初3-0で有終の美を飾る](https://senooken.jp/blog/2019/02/11/)) したものの,使うあてがなかったので,減価償却するのにもよかった。当初は,《賛美されし天使/Exalted Angel》と半分ずつにしようかと思っていた。しかし,思っていたより白白を出すのが難しかったのと,ハンデスできるのがやはり強いと感じたので,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》4枚にした。
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+装備品では,《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》は《厳粛/Solemnity》と相性が悪いので,代わりに《忘却の輪/Oblivion Ring》を1枚採用した。
サイドボードの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》1, 《平和の番人/Peacekeeper》1, 《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》1, 《放逐する僧侶/Banisher Priest》1,
* In: 《忘却の輪/Oblivion Ring》1, 《安らかなる眠り/Rest in Peace》1, 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》2,
メインデッキから《護衛募集員/Recruiter of the Guard》が抜けたので,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》からのサーチ用カード一式を差し替えた。
メインデッキから無限頑強のパーツ一式が抜け,新しく《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が入ったので,バージョンを2.0.0から3.0.0に更新した。
## 試合
マジック・フェスト横浜初日の裏の大会だったため,参加者は8人程度と少なかった。
### 第1試合: 不戦敗
参加者が少なかったのもあり,いつもより早く試合が終わっていた。バトロコ高田馬場でカードを見ていたので,若干遅刻してしまった。
### 第2試合: ○○青白石鍛冶
開始に遅刻してしまい,3分間の追加時間が与えられた。
1ゲーム目は,相手の《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の返しに,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》で《殴打頭蓋/Batterskull》の除外に成功する。その後,こちらも《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を展開し,ビートをかけながら,《暗黒の深部/Dark Depths》を達成を狙う。ビートでもライフをだいぶ追い詰めて,《暗黒の深部/Dark Depths》もダメ押しで展開して勝利した。
2ゲーム目は,《暗黒の深部/Dark Depths》x2を《剣を鍬に/Swords to Plowshares》で対処される。《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+ 装備品で耐える。結局,《殴打頭蓋/Batterskull》に《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》+《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》が装備され,ビートする。*最終的にライフが83まで膨れ上がり*,相手が対応できなかったので,そのままビートで削りきる。
途中,《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》を引いたのだが,デッキ内に2枚目の《暗黒の深部/Dark Depths》がなかったため,《埋没した廃墟/Buried Ruin》で《探検の地図/Expedition Map》を再利用することにした。しかし,こちらは*《対抗呪文/Counterspell》で打ち消されてしまった*。ここで,《暗黒の深部/Dark Depths》をサーチできれば,もっと早くゲームを決められた。やはり,*2枚目の《暗黒の深部/Dark Depths》は必要*なので,大会終了後の購入を決める。
### 第3試合: ○○スタイフルノート
1ゲーム目は,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を展開し,《不毛の大地/Wasteland》+《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》で相手の土地を全て破壊する。5/6の《タルモゴイフ/Tarmogoyf》がやっかいだったが,《殴打頭蓋/Batterskull》を《難題の予見者/Thought-Knot Seer》に装備できたので,これで勝利できた。
《難題の予見者/Thought-Knot Seer》で相手の《三角エイの捕食者/Trygon Predator》を除外できたのが強かった。
2ゲーム目は,こちら《演劇の舞台/Thespian’s Stage》+《古えの墳墓/Ancient Tomb》+《探検の地図/Expedition Map》経由《暗黒の深部/Dark Depths》の最速マリット・レイジトークンの展開プランの初手をキープする。相手は対応できなかったので,そのまま4ターンキル。
## 結果
**新デッキの厳粛∞での初勝利**を飾ることができた。
やはり,*成立の難しい無限頑強よりも,単体でゲームを決めるパワーを持つ《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》と《難題の予見者/Thought-Knot Seer》のほうが強かった*。
当初は,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《難題の予見者/Thought-Knot Seer》のスロットは,《丸砥石/Grindstone》+《絵描きの召使い/Painter’s Servant》と《安らかなる眠り/Rest in Peace》+《Helm of Obedience》の2枚コンボを挟み込もうかと思っていた。しかし,*《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《難題の予見者/Thought-Knot Seer》も十分強い*ので,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を減価償却するためにも,もう少しこちらを使い込みながら,残りのコンボパーツの収集を進めることにする。
[2019-03-29 Friの大会](https://senooken.jp/blog/2019/03/30/)で勝利したっきり,約1か月ぶりの勝利だった。そして,勝ち越しに関しては[2019-02-10 Sat](https://senooken.jp/blog/2019/02/11/)以来の約2か月ぶりだった。久しぶりに試合で勝利できてよかった。
ここで天狗にならずに,さらに精進していきたい。
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201904
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-04-19 Fri 20:00
* 結果: 2-1 (内不戦勝敗1)
前回での大会の反省を活かすべく,大会に臨んだ。
## 購入
2枚目の《暗黒の深部/Dark Depths》2400円を,大会での2勝で得た500ポイントと参加賞の100円商品券を使い購入した。
《暗黒の深部/Dark Depths》を1枚しか所持していなかったため,一度のマリット・レイジトークンを除去された場合,《石化した原野/Petrified Field》か《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》で墓地から使い回すしかなかった。
デッキ内に2枚目があることで,墓地からの再利用だけでなく,後続をサーチできるようになった。中長期戦で特に重要になる。今後のために購入できてよかった。
## デッキ
デッキ名: 厳粛∞
バージョン: 3.0.0
60 メインデッキ
30 土地
05 《平地/Plains》
04 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
04 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04 《水晶鉱脈/Crystal Vein》
04 《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
02 《不毛の大地/Wasteland》
01 《幽霊街/Ghost Quarter》
01 《暗黒の深部/Dark Depths》
01 《古えの居住地/Ancient Den》
01 《カラカス/Karakas》
01 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
01 《石化した原野/Petrified Field》
01 《イス卿の迷路/Maze of Ith》
12 クリーチャー
04 《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》
04 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
04 《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
18 その他
04 《探検の地図/Expedition Map》
04 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
04 《厳粛/Solemnity》
01 《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》
01 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
01 《忘却の輪/Oblivion Ring》
01 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
01 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
01 《殴打頭蓋/Batterskull》
15 サイドボード
01 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
01 《沈黙の墓石/Silent Gravestone》
01 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
01 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
01 《真髄の針/Pithing Needle》
01 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
02 《忘却の輪/Oblivion Ring》
02 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
01 《浄化の印章/Seal of Cleansing》
01 《弱者の石/Meekstone》
01 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
01 《防御の光網/Defense Grid》
メインデッキの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》2, 《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》1, 《金属ミミック/Metallic Mimic》1, 《護衛募集員/Recruiter of the Guard》3, 《修復専門家/Restoration Specialist》1, 《爆破基地/Blasting Station》1, 《狂気の祭壇/Altar of Dementia》2, 《シタヌールのフルート/Citanul Flute》1
* In: 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》3, 《難題の予見者/Thought-Knot Seer》4, 《殴打頭蓋/Batterskull》1, 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》1, 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》1, 《忘却の輪/Oblivion Ring》1
[前回の大会](https://senooken.jp/blog/2019/04/14/)で惨敗し,3枚コンボの無限頑強は,コンボ成立が難しく,デッキの安定性を下げる要因だと判断した。そこで,無限頑強のパーツ一式をごっそり外し,単体で強い《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》と《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を採用した。
特に,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》は過去に4枚購入 (参考: [#mtgjp 購入報告 | 「稲妻のように素早く動け。そうすれば稲妻のように致命的になれる。」](https://senooken.jp/blog/2019/01/16/),[#mtgjp 2019-02-10 Sat 17:00+20:00 晴れる屋TCレガシー参加報告 | 祝!装備リベリオン初3-0で有終の美を飾る](https://senooken.jp/blog/2019/02/11/)) したものの,使うあてがなかったので,減価償却するのにもよかった。当初は,《賛美されし天使/Exalted Angel》と半分ずつにしようかと思っていた。しかし,思っていたより白白を出すのが難しかったのと,ハンデスできるのがやはり強いと感じたので,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》4枚にした。
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+装備品では,《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》は《厳粛/Solemnity》と相性が悪いので,代わりに《忘却の輪/Oblivion Ring》を1枚採用した。
サイドボードの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》1, 《平和の番人/Peacekeeper》1, 《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》1, 《放逐する僧侶/Banisher Priest》1,
* In: 《忘却の輪/Oblivion Ring》1, 《安らかなる眠り/Rest in Peace》1, 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》2,
メインデッキから《護衛募集員/Recruiter of the Guard》が抜けたので,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》からのサーチ用カード一式を差し替えた。
メインデッキから無限頑強のパーツ一式が抜け,新しく《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が入ったので,バージョンを2.0.0から3.0.0に更新した。
## 試合
マジック・フェスト横浜初日の裏の大会だったため,参加者は8人程度と少なかった。
### 第1試合: 不戦敗
参加者が少なかったのもあり,いつもより早く試合が終わっていた。バトロコ高田馬場でカードを見ていたので,若干遅刻してしまった。
### 第2試合: ○○青白石鍛冶
開始に遅刻してしまい,3分間の追加時間が与えられた。
1ゲーム目は,相手の《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の返しに,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》で《殴打頭蓋/Batterskull》の除外に成功する。その後,こちらも《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を展開し,ビートをかけながら,《暗黒の深部/Dark Depths》を達成を狙う。ビートでもライフをだいぶ追い詰めて,《暗黒の深部/Dark Depths》もダメ押しで展開して勝利した。
2ゲーム目は,《暗黒の深部/Dark Depths》x2を《剣を鍬に/Swords to Plowshares》で対処される。《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+ 装備品で耐える。結局,《殴打頭蓋/Batterskull》に《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》+《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》が装備され,ビートする。*最終的にライフが83まで膨れ上がり*,相手が対応できなかったので,そのままビートで削りきる。
途中,《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》を引いたのだが,デッキ内に2枚目の《暗黒の深部/Dark Depths》がなかったため,《埋没した廃墟/Buried Ruin》で《探検の地図/Expedition Map》を再利用することにした。しかし,こちらは*《対抗呪文/Counterspell》で打ち消されてしまった*。ここで,《暗黒の深部/Dark Depths》をサーチできれば,もっと早くゲームを決められた。やはり,*2枚目の《暗黒の深部/Dark Depths》は必要*なので,大会終了後の購入を決める。
### 第3試合: ○○スタイフルノート
1ゲーム目は,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を展開し,《不毛の大地/Wasteland》+《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》で相手の土地を全て破壊する。5/6の《タルモゴイフ/Tarmogoyf》がやっかいだったが,《殴打頭蓋/Batterskull》を《難題の予見者/Thought-Knot Seer》に装備できたので,これで勝利できた。
《難題の予見者/Thought-Knot Seer》で相手の《三角エイの捕食者/Trygon Predator》を除外できたのが強かった。
2ゲーム目は,こちら《演劇の舞台/Thespian’s Stage》+《古えの墳墓/Ancient Tomb》+《探検の地図/Expedition Map》経由《暗黒の深部/Dark Depths》の最速マリット・レイジトークンの展開プランの初手をキープする。相手は対応できなかったので,そのまま4ターンキル。
## 結果
**新デッキの厳粛∞での初勝利**を飾ることができた。
やはり,*成立の難しい無限頑強よりも,単体でゲームを決めるパワーを持つ《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》と《難題の予見者/Thought-Knot Seer》のほうが強かった*。
当初は,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《難題の予見者/Thought-Knot Seer》のスロットは,《丸砥石/Grindstone》+《絵描きの召使い/Painter’s Servant》と《安らかなる眠り/Rest in Peace》+《Helm of Obedience》の2枚コンボを挟み込もうかと思っていた。しかし,*《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《難題の予見者/Thought-Knot Seer》も十分強い*ので,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を減価償却するためにも,もう少しこちらを使い込みながら,残りのコンボパーツの収集を進めることにする。
[2019-03-29 Friの大会](https://senooken.jp/blog/2019/03/30/)で勝利したっきり,約1か月ぶりの勝利だった。そして,勝ち越しに関しては[2019-02-10 Sat](https://senooken.jp/blog/2019/02/11/)以来の約2か月ぶりだった。久しぶりに試合で勝利できてよかった。
ここで天狗にならずに,さらに精進していきたい。
## 概要
* イベント名: 休日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201904
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-04-13 Sat 20:00
* 結果: 1-2 (内不戦勝1)
普段は休日の大会には参加しないのだが,日中に外出の用事があったので,その帰りに参加した。
## 購入
大会参加直前に,ゲームショップとどで《沈黙の墓石/Silent Gravestone》2枚を190円で購入した。このカードで*《外科的摘出/Surgical Extraction》を対策*できる。
そして,晴れる屋TCでは参加賞の100円商品券を使うことを目的に,以下のカードを購入した。
* 2枚50円: 《憑依された沼墓/Haunted Fengraf》
* 2枚20円: 《亡骸のぬかるみ/Mortuary Mire》
* 1枚10円: 《日中の光/Light of Day》
* 1枚20円: 《因果応報/Karma》
《憑依された沼墓/Haunted Fengraf》と《亡骸のぬかるみ/Mortuary Mire》は墓地からクリーチャーを回収できる土地だ。土地でクリーチャーを回収できるカードは珍しい。土地であれば《探検の地図/Expedition Map》や《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》からサーチできるので,サーチ対象として確保した。
その他,強力な黒対策カードの《日中の光/Light of Day》と《因果応報/Karma》を今後のために購入した。
## デッキ
メインデッキの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》1 ,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》1,《狂気の祭壇/Altar of Dementia》1
* In: 《イス卿の迷路/Maze of Ith》1,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》1,《シタヌールのフルート/Citanul Flute》1,《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》1
[前回の大会](https://senooken.jp/blog/2019/04/13/)の反省点だった,《イス卿の迷路/Maze of Ith》を早速採用した。その他,前回購入した《シタヌールのフルート/Citanul Flute》を採用し,新たに購入した《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を追加した。そして,《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》をサイドからメインに移動させた。
サイドボードの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》1,《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》1
* In: 《沈黙の墓石/Silent Gravestone》1,《防御の光網/Defense Grid》1
今回新しく購入した《沈黙の墓石/Silent Gravestone》をサイドに採用した。また,打ち消し呪文対策で《防御の光網/Defense Grid》を1枚採用した。
メインデッキに新規採用カード (《イス卿の迷路/Maze of Ith》,《シタヌールのフルート/Citanul Flute》,《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》) が発生したので,バージョンを0.0.0から1.0.0に更新した。
## 試合
久しぶりの大会開始時からの参加だった。
### 第1試合: ×○×バント石鍛冶
1ゲーム目は,相手の《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》でビートされ,コンボが間に合わず負ける。
2ゲーム目は,相手の土地が詰まっているところに,《厳粛/Solemnity》+《暗黒の深部/Dark Depths》を決めて勝つ。
3ゲーム目は,相手の《不毛の大地/Wasteland》でこちらの土地が詰まり,コンボも《目くらまし/Daze》や《意志の力/Force of Will》で打ち消されてしまい負ける。
### 第2試合: 不戦勝
待ち時間で晴れる屋TCでシングルカードを購入した。
### 第3試合: ×○×グリセルシュート
1ゲーム目は,相手に2ターンキルされる。
2ゲーム目は,1ターン目に《古えの墳墓/Ancient Tomb》→《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》指定《グリセルブランド/Griselbrand》するスタート。3ターン目に《納墓/Entomb》2枚から《グリセルブランド/Griselbrand》と《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》を落とされ,《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》を展開される。7ドローを2回され,負けたかと思ったが,相手その後動きが鈍い。こちらも動きは鈍かったが,素引きした《爆破基地/Blasting Station》とクリーチャーで残りの4点を削りきる。
3ゲーム目は,こちら*プレイミスを2回*やらかして負ける。2マリガンで,《真髄の針/Pithing Needle》,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》ハンドをキープ。ここで,何を思ったのか*土地を置いてターンを返してしまう*。
返しで相手に《グリセルブランド/Griselbrand》を釣り上げられてしまった。その後,《思考囲い/Thoughtseize》で手札の《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を狙われるので,《沈黙の墓石/Silent Gravestone》をサーチする。返しのターンで《沈黙の墓石/Silent Gravestone》を設置するも,相手は《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を墓地に落とし,そのスタックで《浅すぎる墓穴/Shallow Grave》でリアニメイトされて負ける。
ここは*《真髄の針/Pithing Needle》を設置し,アップキープに《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》を積み込むべき*だった。相手は瞬殺コンボなので,キーカードを止めるためのカードの展開を最優先すべきだった。アップキープに《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を使うということを完全に失念していた。
## 結果
1-2 (不戦勝1)だった。不戦勝もあり,ゲーム単位では勝てたが,こちらのプレイミスもあり,やはり*試合では勝てない*。
特に,第3試合の2ゲーム目が象徴的だった。[無限頑強のコンボパーツ収集時](https://senooken.jp/blog/2019/04/01/)にも感じたのだが,**3枚コンボの無限頑強が全く揃わない**。特に,サイド後はコンボパーツの枚数を減らすため,初手のキープ基準が難しくなり,なおさら無限頑強のコンボを成立できない。
また,今回は影響なかったが,無限頑強は墓地を使うため,相手の墓地対策の的にもなり,サイド後のコンボ成立は困難だ。
これならば,まだ*《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》や《賛美されし天使/Exalted Angel》などの単体でゲームを決められるカード*を採用した方がましだった。
あるいは,*《絵描きの召使い/Painter’s Servant》+《丸砥石/Grindstone》や《安らかなる眠り/Rest in Peace》+《Helm of Obedience》の2枚コンボ*を残りの枠に採用するのもありだと感じた。やはり,2枚コンボは揃えやすく,速度も早い。大会で成果が出ているだけのことはある。
《絵描きの召使い/Painter’s Servant》+《丸砥石/Grindstone》は2マナランド2枚を使えば,最速2ターンキルが可能だ。また,《安らかなる眠り/Rest in Peace》は*メインからリアニメイト対策ができ,サイド後の《外科的摘出/Surgical Extraction》対策*にもなる。そして,万が一相手が《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を採用していても,《絵描きの召使い/Painter’s Servant》+《丸砥石/Grindstone》を決められる。
これらの2枚コンボのパーツを収集しながら,次回は試しに無限頑強をやめてそのスロットに《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《賛美されし天使/Exalted Angel》を採用して大会に臨む。
* イベント名: 休日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201904
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-04-13 Sat 20:00
* 結果: 1-2 (内不戦勝1)
普段は休日の大会には参加しないのだが,日中に外出の用事があったので,その帰りに参加した。
## 購入
大会参加直前に,ゲームショップとどで《沈黙の墓石/Silent Gravestone》2枚を190円で購入した。このカードで*《外科的摘出/Surgical Extraction》を対策*できる。
そして,晴れる屋TCでは参加賞の100円商品券を使うことを目的に,以下のカードを購入した。
* 2枚50円: 《憑依された沼墓/Haunted Fengraf》
* 2枚20円: 《亡骸のぬかるみ/Mortuary Mire》
* 1枚10円: 《日中の光/Light of Day》
* 1枚20円: 《因果応報/Karma》
《憑依された沼墓/Haunted Fengraf》と《亡骸のぬかるみ/Mortuary Mire》は墓地からクリーチャーを回収できる土地だ。土地でクリーチャーを回収できるカードは珍しい。土地であれば《探検の地図/Expedition Map》や《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》からサーチできるので,サーチ対象として確保した。
その他,強力な黒対策カードの《日中の光/Light of Day》と《因果応報/Karma》を今後のために購入した。
## デッキ
デッキ名: 厳粛∞
バージョン: 2.0.0
60 メインデッキ
30 土地
05 《平地/Plains》
04 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
04 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04 《水晶鉱脈/Crystal Vein》
04 《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
02 《不毛の大地/Wasteland》
01 《幽霊街/Ghost Quarter》
01 《暗黒の深部/Dark Depths》
01 《古えの居住地/Ancient Den》
01 《カラカス/Karakas》
01 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
01 《石化した原野/Petrified Field》
01 《イス卿の迷路/Maze of Ith》
12 クリーチャー
04 《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》
02 《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》
01 《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
01 《金属ミミック/Metallic Mimic》
03 《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
01 《修復専門家/Restoration Specialist》
18 その他
04 《探検の地図/Expedition Map》
04 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
02 《狂気の祭壇/Altar of Dementia》
04 《厳粛/Solemnity》
01 《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》
01 《爆破基地/Blasting Station》
01 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
01 《シタヌールのフルート/Citanul Flute》
15 サイドボード
01 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
01 《沈黙の墓石/Silent Gravestone》
01 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
01 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
01 《真髄の針/Pithing Needle》
01 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
01 《忘却の輪/Oblivion Ring》
01 《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
01 《放逐する僧侶/Banisher Priest》
01 《浄化の印章/Seal of Cleansing》
01 《弱者の石/Meekstone》
01 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
01 《平和の番人/Peacekeeper》
01 《防御の光網/Defense Grid》
メインデッキの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》1 ,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》1,《狂気の祭壇/Altar of Dementia》1
* In: 《イス卿の迷路/Maze of Ith》1,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》1,《シタヌールのフルート/Citanul Flute》1,《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》1
[前回の大会](https://senooken.jp/blog/2019/04/13/)の反省点だった,《イス卿の迷路/Maze of Ith》を早速採用した。その他,前回購入した《シタヌールのフルート/Citanul Flute》を採用し,新たに購入した《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を追加した。そして,《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》をサイドからメインに移動させた。
サイドボードの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》1,《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》1
* In: 《沈黙の墓石/Silent Gravestone》1,《防御の光網/Defense Grid》1
今回新しく購入した《沈黙の墓石/Silent Gravestone》をサイドに採用した。また,打ち消し呪文対策で《防御の光網/Defense Grid》を1枚採用した。
メインデッキに新規採用カード (《イス卿の迷路/Maze of Ith》,《シタヌールのフルート/Citanul Flute》,《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》) が発生したので,バージョンを0.0.0から1.0.0に更新した。
## 試合
久しぶりの大会開始時からの参加だった。
### 第1試合: ×○×バント石鍛冶
1ゲーム目は,相手の《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》でビートされ,コンボが間に合わず負ける。
2ゲーム目は,相手の土地が詰まっているところに,《厳粛/Solemnity》+《暗黒の深部/Dark Depths》を決めて勝つ。
3ゲーム目は,相手の《不毛の大地/Wasteland》でこちらの土地が詰まり,コンボも《目くらまし/Daze》や《意志の力/Force of Will》で打ち消されてしまい負ける。
### 第2試合: 不戦勝
待ち時間で晴れる屋TCでシングルカードを購入した。
### 第3試合: ×○×グリセルシュート
1ゲーム目は,相手に2ターンキルされる。
2ゲーム目は,1ターン目に《古えの墳墓/Ancient Tomb》→《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》指定《グリセルブランド/Griselbrand》するスタート。3ターン目に《納墓/Entomb》2枚から《グリセルブランド/Griselbrand》と《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》を落とされ,《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》を展開される。7ドローを2回され,負けたかと思ったが,相手その後動きが鈍い。こちらも動きは鈍かったが,素引きした《爆破基地/Blasting Station》とクリーチャーで残りの4点を削りきる。
3ゲーム目は,こちら*プレイミスを2回*やらかして負ける。2マリガンで,《真髄の針/Pithing Needle》,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》ハンドをキープ。ここで,何を思ったのか*土地を置いてターンを返してしまう*。
返しで相手に《グリセルブランド/Griselbrand》を釣り上げられてしまった。その後,《思考囲い/Thoughtseize》で手札の《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を狙われるので,《沈黙の墓石/Silent Gravestone》をサーチする。返しのターンで《沈黙の墓石/Silent Gravestone》を設置するも,相手は《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を墓地に落とし,そのスタックで《浅すぎる墓穴/Shallow Grave》でリアニメイトされて負ける。
ここは*《真髄の針/Pithing Needle》を設置し,アップキープに《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》を積み込むべき*だった。相手は瞬殺コンボなので,キーカードを止めるためのカードの展開を最優先すべきだった。アップキープに《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を使うということを完全に失念していた。
## 結果
1-2 (不戦勝1)だった。不戦勝もあり,ゲーム単位では勝てたが,こちらのプレイミスもあり,やはり*試合では勝てない*。
特に,第3試合の2ゲーム目が象徴的だった。[無限頑強のコンボパーツ収集時](https://senooken.jp/blog/2019/04/01/)にも感じたのだが,**3枚コンボの無限頑強が全く揃わない**。特に,サイド後はコンボパーツの枚数を減らすため,初手のキープ基準が難しくなり,なおさら無限頑強のコンボを成立できない。
また,今回は影響なかったが,無限頑強は墓地を使うため,相手の墓地対策の的にもなり,サイド後のコンボ成立は困難だ。
これならば,まだ*《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》や《賛美されし天使/Exalted Angel》などの単体でゲームを決められるカード*を採用した方がましだった。
あるいは,*《絵描きの召使い/Painter’s Servant》+《丸砥石/Grindstone》や《安らかなる眠り/Rest in Peace》+《Helm of Obedience》の2枚コンボ*を残りの枠に採用するのもありだと感じた。やはり,2枚コンボは揃えやすく,速度も早い。大会で成果が出ているだけのことはある。
《絵描きの召使い/Painter’s Servant》+《丸砥石/Grindstone》は2マナランド2枚を使えば,最速2ターンキルが可能だ。また,《安らかなる眠り/Rest in Peace》は*メインからリアニメイト対策ができ,サイド後の《外科的摘出/Surgical Extraction》対策*にもなる。そして,万が一相手が《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を採用していても,《絵描きの召使い/Painter’s Servant》+《丸砥石/Grindstone》を決められる。
これらの2枚コンボのパーツを収集しながら,次回は試しに無限頑強をやめてそのスロットに《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《賛美されし天使/Exalted Angel》を採用して大会に臨む。
## 概要
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201904
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-04-12 Fri 20:00
* 結果: 0-3 (内不戦敗1)
新デッキの厳粛∞での2回目の大会参加だ。今回こそは初金星を上げたいところだ。
## 購入
大会参加直前に,ゲームショップとどで以下のカードを購入した。
* 2枚300円: 《幽霊街/Ghost Quarter》
* 1枚200円: 《幽霊街/Ghost Quarter》
* 1枚147円: 《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》
《幽霊街/Ghost Quarter》は基本土地も破壊できる貴重なカードだ。厳粛∞では,土地の枚数を減らしながら,マナを出せるので,《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》と相性がいい。その他,上陸とも相性がいい。この機会に4枚揃えることにした。
《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》は,《厳粛/Solemnity》との組み合わせでライフの減少では敗北しなくなる。お手軽2枚コンボであり,赤黒系デッキには強力なため購入した。
その他,晴れる屋TCで《シタヌールのフルート/Citanul Flute》を1枚200円で購入した。このカードは5マナと若干重いものの,あらゆるクリーチャー・カードをサーチできる。何より,**アーティファクトであるため《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からサーチ**できる。これにより,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でデッキの全コンボパーツにアクセス可能となる。デッキに1枚仕込んでおきたいと思い購入した。
## デッキ
[前回の大会](https://senooken.jp/blog/2019/04/06/)では,特にサイドボードの練り込みが甘かった。そのため,それなりに改良を施した。
メインデッキの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《金属ミミック/Metallic Mimic》1,《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》1
* In: 《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》1,《修復専門家/Restoration Specialist》1
《金属ミミック/Metallic Mimic》は過剰なコンボパーツだったので,これを減らして,リカバリー用に《修復専門家/Restoration Specialist》を採用した。その他,サイド後の《外科的摘出/Surgical Extraction》対策に,《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》を1枚《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》に変更した。
サイドボードの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》1,《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》1,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》3,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》1,《忘却の輪/Oblivion Ring》1
* In: 《浄化の印章/Seal of Cleansing》1,《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》1,《放逐する僧侶/Banisher Priest》1,《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》1,《ボジューカの沼/Bojuka Bog》1,《平和の番人/Peacekeeper》1
《護衛募集員/Recruiter of the Guard》や《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でサーチしやすいカードを選んだ。
メインデッキに新規採用カード (《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》) が発生したので,バージョンを0.0.0から1.0.0に更新した。
## 試合
### 第1試合: 不戦敗
大会参加前にゲームショップとどと晴れる屋でカードを購入した。バトロコ高田馬場で先週見かけた《Glacial Chasm》を購入しようと思っていたのだが,売り切れていた。これがアダとなる。
### 第2試合: ××青黒スタイフルノート
1ゲーム目は,相手先攻で2ターン目にスタイフルノートを決められる。こちらは1ターン目に《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》を展開していた。メインデッキで対応できるか考えてみたところ,対応方法がなかったので投了した。ここで,メインデッキに《Glacial Chasm》か《イス卿の迷路/Maze of Ith》のどちらかを1枚でも採用していれば,《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》や《探検の地図/Expedition Map》で耐えることができた。《Glacial Chasm》は持っていないものの,《イス卿の迷路/Maze of Ith》は持っていたので,採用を心に決める。
2ゲーム目は,こちら痛恨のプレイミスで1ターン間に合わず敗北する。3ターン目に《厳粛/Solemnity》をプレイし,《暗黒の深部/Dark Depths》を構えるも,《厳粛/Solemnity》は打ち消される。ここで,**土地を置き忘れるという痛恨のプレイミス**をしでかす。相手の場には,《不毛の大地/Wasteland》が出ていたので,この1マナが響き《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で次の《厳粛/Solemnity》のサーチが1ターン間に合わず,相手に先にスタイフルノートを決められる。しかたなく,《浄化の印章/Seal of Cleansing》をサーチて破壊するも,《減衰球/Damping Sphere》から再度決められ負ける。
相手もコンボだったのもあり,*1プレイミスが敗北*につながる試合だった。勝敗は即行でつくので,一つ一つのプレイを慎重にすべきだと痛感した。
### 第3試合: ○××青黒デスシャドー
初対戦のデッキだった。
1ゲーム目は,相手2マリガンで,こちらは順当に《厳粛/Solemnity》+《暗黒の深部/Dark Depths》を決めて勝利した。
2ゲーム目は,《厳粛/Solemnity》を《目くらまし/Daze》で打ち消され,*《厳粛/Solemnity》を《外科的摘出/Surgical Extraction》で除外*される。手札に残り2枚を抱えており,これが響きコンボを決められず,《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》に敗北する。
3ゲーム目は,先攻3マリガン。初手で《演劇の舞台/Thespian’s Stage》+《暗黒の深部/Dark Depths》+《水晶鉱脈/Crystal Vein》の最速《暗黒の深部/Dark Depths》が揃っていた。こちら*最速でコンボを決めるも,《悪魔の布告/Diabolic Edict》でマリット・レイジを除去*される。その後は10/10の《死の影/Death’s Shadow》で敗北する。
## 結果
[前回](https://senooken.jp/blog/2019/04/06/)に引き続き,またしても0-3だった。
今回の反省点は以下の3点だった。
1. 《Glacial Chasm》や《イス卿の迷路/Maze of Ith》を採用
2. 《目くらまし/Daze》のケア
3. 土地を置き忘れないこと
特に,《Glacial Chasm》や《イス卿の迷路/Maze of Ith》は《探検の地図/Expedition Map》,《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でほぼアクセス可能なので,**1枚は必須**だと痛感した。
また,今回は《目くらまし/Daze》を採用したデッキ相手だった。コンボを最速で決めることを考えて,特に《目くらまし/Daze》をケアせずに動いた。しかし,1ターン程度であれば影響はないので,素直に我慢して土地を貯めるべきだった。基本的に,エンチャントは着地後干渉不可能だからだ。
黒相手だと,やはり*《外科的摘出/Surgical Extraction》は確実にサイド後入ってくる*と思ってよい。こちらの無限頑強ルートは墓地対策に弱く,キーカードを除外されるとコンボを決めるのが難しくなる。**《沈黙の墓石/Silent Gravestone》による対策が必要**に感じた。
メインデッキでの勝率を上げるために,メインから《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》もありだと感じた。《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》+《厳粛/Solemnity》は*2枚コンボで成立しやすく*,《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》は*単体でも時間稼ぎ*になる。それに比べ,サクり台や頑強持ちは単体であまり仕事をせず,頑強持ちに至っては,相手が除去を持っていると先置きもできない。
コンボデッキだと3マリガンしても勝てるので,どっしりと構えられて今までのビートダウンとは違った面白みがある。負けるのは悔しいが面白い。次回こそは勝てるように精進する。
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201904
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-04-12 Fri 20:00
* 結果: 0-3 (内不戦敗1)
新デッキの厳粛∞での2回目の大会参加だ。今回こそは初金星を上げたいところだ。
## 購入
大会参加直前に,ゲームショップとどで以下のカードを購入した。
* 2枚300円: 《幽霊街/Ghost Quarter》
* 1枚200円: 《幽霊街/Ghost Quarter》
* 1枚147円: 《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》
《幽霊街/Ghost Quarter》は基本土地も破壊できる貴重なカードだ。厳粛∞では,土地の枚数を減らしながら,マナを出せるので,《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》と相性がいい。その他,上陸とも相性がいい。この機会に4枚揃えることにした。
《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》は,《厳粛/Solemnity》との組み合わせでライフの減少では敗北しなくなる。お手軽2枚コンボであり,赤黒系デッキには強力なため購入した。
その他,晴れる屋TCで《シタヌールのフルート/Citanul Flute》を1枚200円で購入した。このカードは5マナと若干重いものの,あらゆるクリーチャー・カードをサーチできる。何より,**アーティファクトであるため《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からサーチ**できる。これにより,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でデッキの全コンボパーツにアクセス可能となる。デッキに1枚仕込んでおきたいと思い購入した。
## デッキ
[前回の大会](https://senooken.jp/blog/2019/04/06/)では,特にサイドボードの練り込みが甘かった。そのため,それなりに改良を施した。
デッキ名: 厳粛∞
バージョン: 1.0.0
60 メインデッキ
30 土地
05 《平地/Plains》
04 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
04 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04 《水晶鉱脈/Crystal Vein》
04 《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
02 《不毛の大地/Wasteland》
01 《幽霊街/Ghost Quarter》
01 《暗黒の深部/Dark Depths》
01 《古えの居住地/Ancient Den》
01 《カラカス/Karakas》
01 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
01 《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》
01 《石化した原野/Petrified Field》
14 クリーチャー
04 《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》
03 《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》
01 《金属ミミック/Metallic Mimic》
01 《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
04 《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
01 《修復専門家/Restoration Specialist》
16 その他
04 《探検の地図/Expedition Map》
03 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
03 《狂気の祭壇/Altar of Dementia》
01 《爆破基地/Blasting Station》
01 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
04 《厳粛/Solemnity》
15 サイドボード
01 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
01 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
01 《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
01 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
01 《真髄の針/Pithing Needle》
01 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
01 《忘却の輪/Oblivion Ring》
01 《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
01 《放逐する僧侶/Banisher Priest》
01 《浄化の印章/Seal of Cleansing》
01 《弱者の石/Meekstone》
01 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
01 《平和の番人/Peacekeeper》
01 《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》
メインデッキの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《金属ミミック/Metallic Mimic》1,《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》1
* In: 《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》1,《修復専門家/Restoration Specialist》1
《金属ミミック/Metallic Mimic》は過剰なコンボパーツだったので,これを減らして,リカバリー用に《修復専門家/Restoration Specialist》を採用した。その他,サイド後の《外科的摘出/Surgical Extraction》対策に,《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》を1枚《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》に変更した。
サイドボードの変更点は以下の通りだ。
* Out: 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》1,《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》1,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》3,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》1,《忘却の輪/Oblivion Ring》1
* In: 《浄化の印章/Seal of Cleansing》1,《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》1,《放逐する僧侶/Banisher Priest》1,《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》1,《ボジューカの沼/Bojuka Bog》1,《平和の番人/Peacekeeper》1
《護衛募集員/Recruiter of the Guard》や《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でサーチしやすいカードを選んだ。
メインデッキに新規採用カード (《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》) が発生したので,バージョンを0.0.0から1.0.0に更新した。
## 試合
### 第1試合: 不戦敗
大会参加前にゲームショップとどと晴れる屋でカードを購入した。バトロコ高田馬場で先週見かけた《Glacial Chasm》を購入しようと思っていたのだが,売り切れていた。これがアダとなる。
### 第2試合: ××青黒スタイフルノート
1ゲーム目は,相手先攻で2ターン目にスタイフルノートを決められる。こちらは1ターン目に《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》を展開していた。メインデッキで対応できるか考えてみたところ,対応方法がなかったので投了した。ここで,メインデッキに《Glacial Chasm》か《イス卿の迷路/Maze of Ith》のどちらかを1枚でも採用していれば,《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》や《探検の地図/Expedition Map》で耐えることができた。《Glacial Chasm》は持っていないものの,《イス卿の迷路/Maze of Ith》は持っていたので,採用を心に決める。
2ゲーム目は,こちら痛恨のプレイミスで1ターン間に合わず敗北する。3ターン目に《厳粛/Solemnity》をプレイし,《暗黒の深部/Dark Depths》を構えるも,《厳粛/Solemnity》は打ち消される。ここで,**土地を置き忘れるという痛恨のプレイミス**をしでかす。相手の場には,《不毛の大地/Wasteland》が出ていたので,この1マナが響き《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で次の《厳粛/Solemnity》のサーチが1ターン間に合わず,相手に先にスタイフルノートを決められる。しかたなく,《浄化の印章/Seal of Cleansing》をサーチて破壊するも,《減衰球/Damping Sphere》から再度決められ負ける。
相手もコンボだったのもあり,*1プレイミスが敗北*につながる試合だった。勝敗は即行でつくので,一つ一つのプレイを慎重にすべきだと痛感した。
### 第3試合: ○××青黒デスシャドー
初対戦のデッキだった。
1ゲーム目は,相手2マリガンで,こちらは順当に《厳粛/Solemnity》+《暗黒の深部/Dark Depths》を決めて勝利した。
2ゲーム目は,《厳粛/Solemnity》を《目くらまし/Daze》で打ち消され,*《厳粛/Solemnity》を《外科的摘出/Surgical Extraction》で除外*される。手札に残り2枚を抱えており,これが響きコンボを決められず,《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》に敗北する。
3ゲーム目は,先攻3マリガン。初手で《演劇の舞台/Thespian’s Stage》+《暗黒の深部/Dark Depths》+《水晶鉱脈/Crystal Vein》の最速《暗黒の深部/Dark Depths》が揃っていた。こちら*最速でコンボを決めるも,《悪魔の布告/Diabolic Edict》でマリット・レイジを除去*される。その後は10/10の《死の影/Death’s Shadow》で敗北する。
## 結果
[前回](https://senooken.jp/blog/2019/04/06/)に引き続き,またしても0-3だった。
今回の反省点は以下の3点だった。
1. 《Glacial Chasm》や《イス卿の迷路/Maze of Ith》を採用
2. 《目くらまし/Daze》のケア
3. 土地を置き忘れないこと
特に,《Glacial Chasm》や《イス卿の迷路/Maze of Ith》は《探検の地図/Expedition Map》,《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でほぼアクセス可能なので,**1枚は必須**だと痛感した。
また,今回は《目くらまし/Daze》を採用したデッキ相手だった。コンボを最速で決めることを考えて,特に《目くらまし/Daze》をケアせずに動いた。しかし,1ターン程度であれば影響はないので,素直に我慢して土地を貯めるべきだった。基本的に,エンチャントは着地後干渉不可能だからだ。
黒相手だと,やはり*《外科的摘出/Surgical Extraction》は確実にサイド後入ってくる*と思ってよい。こちらの無限頑強ルートは墓地対策に弱く,キーカードを除外されるとコンボを決めるのが難しくなる。**《沈黙の墓石/Silent Gravestone》による対策が必要**に感じた。
メインデッキでの勝率を上げるために,メインから《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》もありだと感じた。《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》+《厳粛/Solemnity》は*2枚コンボで成立しやすく*,《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》は*単体でも時間稼ぎ*になる。それに比べ,サクり台や頑強持ちは単体であまり仕事をせず,頑強持ちに至っては,相手が除去を持っていると先置きもできない。
コンボデッキだと3マリガンしても勝てるので,どっしりと構えられて今までのビートダウンとは違った面白みがある。負けるのは悔しいが面白い。次回こそは勝てるように精進する。
購入報告 | たった2マナでカウンターを防ぐアーティファクト
2019年4月8日 buy
2019-03-25 Mon に,[メルカリで《防御の光網/Defense Grid》を3枚1222円](https://item.mercari.com/jp/m46877597281/)で購入した。
《防御の光網/Defense Grid》のテキストは以下の通りだ。
《防御の光網/Defense Grid》を設置することで,それ以降打ち消し呪文をほぼ禁止でき,こちらの呪文の成功確率がぐんとあがる。
実はこのカードは[以前白単のコンボパーツをかき集めていたときに](https://senooken.jp/blog/2019/02/10/)に1枚購入していた。
今回,新デッキの厳粛∞構築にあたり,コンボ成功確率を高めようと購入した。本当はこれと一緒に,《堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》や《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》も購入しようとしていたのだが,断念した。
コンボパーツが揃ってきたので,実際にデッキを組んで試してみて感じたとことがあったからだ。
それは,**妨害よりもコンボ達成を狙ったほうが手っ取り早い**ことだ。
打ち消し呪文でこちらのキーカードが打ち消されたとしても,追加でキーカードを引き当ててもう一度唱えればいいだけだ。
妨害カードを加えることで,*妨害カードを引ける代わりに肝心のコンボパーツを引けないリスク*がある。だとしたら,さらなるコンボパーツやサーチカードの増量や,墓地からの回収でリカバリーする手段を増やしたほうが効果的だ。
もちろん,《真髄の針/Pithing Needle》や《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》のように,恒常的にこちらを妨害してくるカードへの対応は必要だ。ただし,これらは見てから対応しても遅くはない。相手もこちらの妨害のために,カードを使っているので,損益はバランスしている。
そのため,今回購入した《防御の光網/Defense Grid》は失敗だった。《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でのサーチ用に1枚保持するのは問題ないが,4枚も用意する必要はなかった。
実際に使ってみてわかることがあるので,なんともいえないが,こういう買い物の失敗をしないように気をつけたい。
《防御の光網/Defense Grid》のテキストは以下の通りだ。
Defense Grid / 防御の光網 (2)
アーティファクト
各呪文は、それのコントローラーのターンの間を除き、それを唱えるためのコストが(3)多くなる。
引用: [防御の光網/Defense Grid - MTG Wiki](http://mtgwiki.com/wiki/%E9%98%B2%E5%BE%A1%E3%81%AE%E5%85%89%E7%B6%B2/Defense_Grid)
《防御の光網/Defense Grid》を設置することで,それ以降打ち消し呪文をほぼ禁止でき,こちらの呪文の成功確率がぐんとあがる。
実はこのカードは[以前白単のコンボパーツをかき集めていたときに](https://senooken.jp/blog/2019/02/10/)に1枚購入していた。
今回,新デッキの厳粛∞構築にあたり,コンボ成功確率を高めようと購入した。本当はこれと一緒に,《堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》や《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》も購入しようとしていたのだが,断念した。
コンボパーツが揃ってきたので,実際にデッキを組んで試してみて感じたとことがあったからだ。
それは,**妨害よりもコンボ達成を狙ったほうが手っ取り早い**ことだ。
打ち消し呪文でこちらのキーカードが打ち消されたとしても,追加でキーカードを引き当ててもう一度唱えればいいだけだ。
妨害カードを加えることで,*妨害カードを引ける代わりに肝心のコンボパーツを引けないリスク*がある。だとしたら,さらなるコンボパーツやサーチカードの増量や,墓地からの回収でリカバリーする手段を増やしたほうが効果的だ。
もちろん,《真髄の針/Pithing Needle》や《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》のように,恒常的にこちらを妨害してくるカードへの対応は必要だ。ただし,これらは見てから対応しても遅くはない。相手もこちらの妨害のために,カードを使っているので,損益はバランスしている。
そのため,今回購入した《防御の光網/Defense Grid》は失敗だった。《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でのサーチ用に1枚保持するのは問題ないが,4枚も用意する必要はなかった。
実際に使ってみてわかることがあるので,なんともいえないが,こういう買い物の失敗をしないように気をつけたい。
購入報告 | モダンで活躍したサクり台
2019年4月7日 buy
2019-03-27 Wedにヤフオクの[トレカの里ヤフオク!店](https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m273348022?iref=wbr_6)で《爆破基地/Blasting Station》英2枚を964円で購入した。
新デッキの無限頑強コンボのエンドカードにするのが購入理由だ。
《爆破基地/Blasting Station》の効果は以下の通りだ。
クリーチャーを1体生け贄に捧げることで,任意の対象に1点ダメージを与えられる。いわゆる[サクり台](http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B5%E3%82%AF%E3%82%8A%E5%8F%B0)だ。
墓地からクリーチャーを無限に戦場に展開できるカードと組み合わせて,無限ダメージを形成できる。
モダンでは無限頑強で採用された実績がある。アーティファクトでどの色でも採用できるのが強い。
マナコストや即効性では,[以前購入](https://senooken.jp/blog/2019/04/01/)した《狂気の祭壇/Altar of Dementia》に分がある。ただし,《狂気の祭壇/Altar of Dementia》はライブラリー破壊のカードであるため,スニークショーなど《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を採用している相手には効果がない。《真髄の針/Pithing Needle》対策も兼ねて,これらの2種を散らして採用するのがいいだろう。
また,その他にアーティファクトのサクり台には《落とし子の穴/Spawning Pit》も存在する。こちらは,効果の起動にマナが必要なため,即効性がなく,カウンターを使うため《厳粛/Solemnity》とは組み合わせられない。しかし,1マナで2/2クリーチャーを展開できるため,コンボが決まれば数ターン以内に決着が付くだろう。
個人的には,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》でサーチできるサクり台がほしい。調べたところ,**白のクリーチャーのサクリ台は以下の3種類だけ**だ。
* 《鏡の精体/Mirror Entity》
* 《殉教したルサルカ/Martyred Rusalka》
* 《介護人/Caregiver》
しかし,《鏡の精体/Mirror Entity》以外は*《平和の番人/Peacekeeper》の方が強い*。
《鏡の精体/Mirror Entity》を活用する場合,頑強持ちに《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》が必須となる。《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》は**3マナでマナコストに白白を要求**するので,展開が遅くなる。ただし,コンボの成功確率向上の選択肢としてはありえる。
今後の検討課題としたい。
新デッキの無限頑強コンボのエンドカードにするのが購入理由だ。
《爆破基地/Blasting Station》の効果は以下の通りだ。
Blasting Station / 爆破基地 (3)
アーティファクト
(T),クリーチャーを1体、生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。爆破基地は、それに1点のダメージを与える。
クリーチャーが1体戦場に出るたび、あなたは爆破基地をアンタップしてもよい。
引用: [爆破基地/Blasting Station - MTG Wiki](http://mtgwiki.com/wiki/%E7%88%86%E7%A0%B4%E5%9F%BA%E5%9C%B0/Blasting_Station)
クリーチャーを1体生け贄に捧げることで,任意の対象に1点ダメージを与えられる。いわゆる[サクり台](http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B5%E3%82%AF%E3%82%8A%E5%8F%B0)だ。
墓地からクリーチャーを無限に戦場に展開できるカードと組み合わせて,無限ダメージを形成できる。
モダンでは無限頑強で採用された実績がある。アーティファクトでどの色でも採用できるのが強い。
マナコストや即効性では,[以前購入](https://senooken.jp/blog/2019/04/01/)した《狂気の祭壇/Altar of Dementia》に分がある。ただし,《狂気の祭壇/Altar of Dementia》はライブラリー破壊のカードであるため,スニークショーなど《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を採用している相手には効果がない。《真髄の針/Pithing Needle》対策も兼ねて,これらの2種を散らして採用するのがいいだろう。
また,その他にアーティファクトのサクり台には《落とし子の穴/Spawning Pit》も存在する。こちらは,効果の起動にマナが必要なため,即効性がなく,カウンターを使うため《厳粛/Solemnity》とは組み合わせられない。しかし,1マナで2/2クリーチャーを展開できるため,コンボが決まれば数ターン以内に決着が付くだろう。
個人的には,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》でサーチできるサクり台がほしい。調べたところ,**白のクリーチャーのサクリ台は以下の3種類だけ**だ。
* 《鏡の精体/Mirror Entity》
* 《殉教したルサルカ/Martyred Rusalka》
* 《介護人/Caregiver》
しかし,《鏡の精体/Mirror Entity》以外は*《平和の番人/Peacekeeper》の方が強い*。
《鏡の精体/Mirror Entity》を活用する場合,頑強持ちに《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》が必須となる。《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》は**3マナでマナコストに白白を要求**するので,展開が遅くなる。ただし,コンボの成功確率向上の選択肢としてはありえる。
今後の検討課題としたい。
## 概要
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201904
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-04-05 Fri 20:00
* 結果: 0-3 (内不戦敗1)
今回の大会が新デッキの初陣となった。
## 購入
大会参加直前に,ゲームショップとどで新デッキに必要な以下のカードを追加で購入した。
* 3枚855円: 《探検の地図/Expedition Map》
* 1枚124円: 《幽霊街/Ghost Quarter》
ゲームショップとどは*現在開店2週年でシングルカードが5 %オフ*になっていたのでお得だった。
デッキに1枚しか存在しない《暗黒の深部/Dark Depths》のサーチに,やはり《探検の地図/Expedition Map》は4枚必要だと判断した。《幽霊街/Ghost Quarter》は相手の《演劇の舞台/Thespian’s Stage》を確実に破壊するために採用した。《演劇の舞台/Thespian’s Stage》で基本土地にコピーされると《不毛の大地/Wasteland》で破壊できなくなるためだ。
その後,晴れる屋TCで参加賞の商品券を使い以下のカードを購入した。
* 1枚180円: 《狂気の祭壇/Altar of Dementia》
* 1枚020円: 《療治の侍臣/Vizier of Remedies》
《狂気の祭壇/Altar of Dementia》は4枚目の予備として購入した。《療治の侍臣/Vizier of Remedies》は無限頑強のオプションパーツとして購入した。
## デッキ
今回は新デッキで大会に参加した。デッキ名は厳粛∞ (ゲンシュクエイト) だ。
新デッキを使った最初の大会なので,基本事項を解説する。
このデッキは,*《暗黒の深部/Dark Depths》と無限頑強のハイブリッドコンボ*デッキだ。
《暗黒の深部/Dark Depths》のコンボは,《演劇の舞台/Thespian’s Stage》か《厳粛/Solemnity》の2枚の組み合わせにより,氷雪カウンターを踏み倒してマリットレイジトークンを高速で展開する。
* 《暗黒の深部/Dark Depths》+《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
* 《暗黒の深部/Dark Depths》+《厳粛/Solemnity》
無限頑強のコンボは,頑強持ちクリーチャー+カウンター処理+サクリ台の以下の3種類のカードを使ったコンボにより,ライブラリーアウトか無限ダメージを狙う。
* 頑強: 《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》
* カウンター処理: 《厳粛/Solemnity》,《金属ミミック/Metallic Mimic》
* サクリ台: 《狂気の祭壇/Altar of Dementia》,《爆破基地/Blasting Station》
デッキ名の「厳粛∞ (ゲンシュクエイト)」は,両方のコンボに共通するキーパーツである《厳粛/Solemnity》と,《暗黒の深部/Dark Depths》のイニシャルDDが無限頑強の無限 (∞) に見た目が似ていることから選んだ。読みのエイトはジャニーズのグループの関ジャニ∞がそう呼ぶことを真似した。
《暗黒の深部/Dark Depths》か無限頑強を達成するために,《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》,《探検の地図/Expedition Map》,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》などのサーチカードをありったけ詰め込んでいる。
*最速3ターンキル,安定4ターンキル*を目指したコンボデッキだ。コンボデッキ自体を大会で使うのは初めてだ。サイドボードや詳細はまだまだ不十分なので,今後詰めていく。
## 試合
### 第1試合: 不戦敗
大会参加前に,《探検の地図/Expedition Map》と《幽霊街/Ghost Quarter》を購入し,デッキに採用できた。
その他,《外科的摘出/Surgical Extraction》の買い取りをバトロコ高田馬場でやりたかったのだが,時間が間に合わなさそうだったので見送った。
### 第2試合: ○××赤単プリズン
新デッキの初陣は赤単プリズンだった。
1ゲーム目は,後手3マリガンから無限頑強を5ターン目に決め,鮮やかに勝利した。初めてのコンボ達成でかなり緊張した試合だった。
2ゲーム目は,相手の動きが芳しくなかったので,念のため《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で《漸増爆弾/Ratchet Bomb》をサーチして設置。その後,《厳粛/Solemnity》を設置して次のターンでコンボを決めるところで,《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》で手札の《狂気の祭壇/Altar of Dementia》を止められる。ここで,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》のカウンターを2個にして置いておけば,問題なかったのだが,《虚空の杯/Chalice of the Void》を警戒して,カウンターを載せないというミスプレイをしでかす。その後,《血染めの太陽/Blood Sun》も出され,《暗黒の深部/Dark Depths》のコンボも防がれてしまい敗北する。サイドボードに効果的なカードを採用できていなかったのが敗因だった。
3ゲーム目は,こちらは後手を取った。《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》や《悟りの教示者/Enlightened Tutor》があるので,後手のほうが有利ではないかという仮説を今回の大会で試すためだ。しかし,このゲームはこの選択が裏目に出た。相手1ターン目から3ターン目にかけてゴブリンを大量展開され,ビートで3ターンキルされた。
1ゲーム目に,華麗にコンボを決めれてのは最高によかった。しかし,2ゲーム目のプレイミスは痛かった。デッキの習熟度,サイドの練り込みの浅さを思い知らされる試合だった。
### 第3試合: ○××黒緑ダークデプス
ミラーマッチだった。ダークデプスは対戦するのが初めてだった。
1ゲーム目は,お互い《暗黒の深部/Dark Depths》からマリットレイジトークンを出す展開になる。相手が破壊不能が戦闘やダメージでは破壊されると誤解しており,攻撃してきたため,返しに攻撃できて勝利した。
2ゲーム目は,相手2マリガンだったが,《トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach》を2回展開され,無限頑強の揃ったハンドが崩される。苦し紛れに展開した《厳粛/Solemnity》を利用され,相手に《輪作/Crop Rotation》経由で《暗黒の深部/Dark Depths》を出され敗北した。相手にも効果があることを完全に失念していた。
3ゲーム目は,相手に1ターン目に《トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach》を打たれ,手札の土地2枚が落ち,完全にゲームプランを崩される。延長ターンまでいくも,上当たりだったのもあり勝てる気がしなかったので投了した。
## 結果
新デッキでの初の大会は無念の0-3だった。第2試合の1ゲーム目でこちらの理想通りの動きができてとてもよかった。しかし,デッキの完成度の低さを痛感した。
まず,サイドボードがだめだった。せっかくメインに《護衛募集員/Recruiter of the Guard》があるのに,それを活かすカードを採用できていなかった。《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》や《平和の番人/Peacekeeper》など,サイド後にもっと採用できるカードがあった。
また,戦略として今回は自分から後手を選ぶというのを試した。これは《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》のシナジーや《悟りの教示者/Enlightened Tutor》による手札の消耗を軽減するためだった。結論からいうと,これは**NG**だった。
サイド後は相手も対策カードを入れてくるので,1ゲーム目よりも先手後手の影響が大きくなる。そのため,やはり先手を選ぶべきだった。代わりに,先手の場合は《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》を,後手の場合は《探検の地図/Expedition Map》を若干減らして対策カードの枠を作ればよかった。
無限頑強は墓地を使ったコンボのため,サイド後は墓地対策 (《外科的摘出/Surgical Extraction》) される。特に,《外科的摘出/Surgical Extraction》を《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》に受けると,無限頑強の達成が不可能になる。これを避けるためには,《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》と枚数をちらしたほうがよかった。
赤単プリズンの3ゲーム目のように,高速ビートにはやはり後手だと間に合わない。これに耐えるためにも,《Glacial Chasm》や《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》は必要だと感じた。優先的に集めたい。
残念ながら,試合に勝つことはできなかった。鮮やかに瞬殺できたので手応えはあった。今回の試合で課題が見つかったので,これを直して次回は勝てるようにする。
今後少なくとも半年は使い込む。デッキを使いこなせるように,精進していく。
* イベント名: 平日レガシー
* URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201904
* 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
* 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
* 開催日時: 2019-04-05 Fri 20:00
* 結果: 0-3 (内不戦敗1)
今回の大会が新デッキの初陣となった。
## 購入
大会参加直前に,ゲームショップとどで新デッキに必要な以下のカードを追加で購入した。
* 3枚855円: 《探検の地図/Expedition Map》
* 1枚124円: 《幽霊街/Ghost Quarter》
ゲームショップとどは*現在開店2週年でシングルカードが5 %オフ*になっていたのでお得だった。
デッキに1枚しか存在しない《暗黒の深部/Dark Depths》のサーチに,やはり《探検の地図/Expedition Map》は4枚必要だと判断した。《幽霊街/Ghost Quarter》は相手の《演劇の舞台/Thespian’s Stage》を確実に破壊するために採用した。《演劇の舞台/Thespian’s Stage》で基本土地にコピーされると《不毛の大地/Wasteland》で破壊できなくなるためだ。
その後,晴れる屋TCで参加賞の商品券を使い以下のカードを購入した。
* 1枚180円: 《狂気の祭壇/Altar of Dementia》
* 1枚020円: 《療治の侍臣/Vizier of Remedies》
《狂気の祭壇/Altar of Dementia》は4枚目の予備として購入した。《療治の侍臣/Vizier of Remedies》は無限頑強のオプションパーツとして購入した。
## デッキ
今回は新デッキで大会に参加した。デッキ名は厳粛∞ (ゲンシュクエイト) だ。
デッキ名: 厳粛∞
バージョン: 0.0.0
60 メインデッキ
30 土地
05 《平地/Plains》
04 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
04 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04 《水晶鉱脈/Crystal Vein》
04 《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
02 《不毛の大地/Wasteland》
01 《幽霊街/Ghost Quarter》
01 《暗黒の深部/Dark Depths》
01 《古えの居住地/Ancient Den》
01 《カラカス/Karakas》
01 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
01 《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》
01 《石化した原野/Petrified Field》
14 クリーチャー
04 《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》
04 《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》
02 《金属ミミック/Metallic Mimic》
04 《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
16 その他
04 《探検の地図/Expedition Map》
03 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
03 《狂気の祭壇/Altar of Dementia》
01 《爆破基地/Blasting Station》
01 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
04 《厳粛/Solemnity》
15 サイドボード
02 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
02 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
01 《真髄の針/Pithing Needle》
01 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
03 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
02 《忘却の輪/Oblivion Ring》
01 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
01 《弱者の石/Meekstone》
01 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
新デッキを使った最初の大会なので,基本事項を解説する。
このデッキは,*《暗黒の深部/Dark Depths》と無限頑強のハイブリッドコンボ*デッキだ。
《暗黒の深部/Dark Depths》のコンボは,《演劇の舞台/Thespian’s Stage》か《厳粛/Solemnity》の2枚の組み合わせにより,氷雪カウンターを踏み倒してマリットレイジトークンを高速で展開する。
* 《暗黒の深部/Dark Depths》+《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
* 《暗黒の深部/Dark Depths》+《厳粛/Solemnity》
無限頑強のコンボは,頑強持ちクリーチャー+カウンター処理+サクリ台の以下の3種類のカードを使ったコンボにより,ライブラリーアウトか無限ダメージを狙う。
* 頑強: 《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》
* カウンター処理: 《厳粛/Solemnity》,《金属ミミック/Metallic Mimic》
* サクリ台: 《狂気の祭壇/Altar of Dementia》,《爆破基地/Blasting Station》
デッキ名の「厳粛∞ (ゲンシュクエイト)」は,両方のコンボに共通するキーパーツである《厳粛/Solemnity》と,《暗黒の深部/Dark Depths》のイニシャルDDが無限頑強の無限 (∞) に見た目が似ていることから選んだ。読みのエイトはジャニーズのグループの関ジャニ∞がそう呼ぶことを真似した。
《暗黒の深部/Dark Depths》か無限頑強を達成するために,《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》,《探検の地図/Expedition Map》,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》などのサーチカードをありったけ詰め込んでいる。
*最速3ターンキル,安定4ターンキル*を目指したコンボデッキだ。コンボデッキ自体を大会で使うのは初めてだ。サイドボードや詳細はまだまだ不十分なので,今後詰めていく。
## 試合
### 第1試合: 不戦敗
大会参加前に,《探検の地図/Expedition Map》と《幽霊街/Ghost Quarter》を購入し,デッキに採用できた。
その他,《外科的摘出/Surgical Extraction》の買い取りをバトロコ高田馬場でやりたかったのだが,時間が間に合わなさそうだったので見送った。
### 第2試合: ○××赤単プリズン
新デッキの初陣は赤単プリズンだった。
1ゲーム目は,後手3マリガンから無限頑強を5ターン目に決め,鮮やかに勝利した。初めてのコンボ達成でかなり緊張した試合だった。
2ゲーム目は,相手の動きが芳しくなかったので,念のため《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で《漸増爆弾/Ratchet Bomb》をサーチして設置。その後,《厳粛/Solemnity》を設置して次のターンでコンボを決めるところで,《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》で手札の《狂気の祭壇/Altar of Dementia》を止められる。ここで,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》のカウンターを2個にして置いておけば,問題なかったのだが,《虚空の杯/Chalice of the Void》を警戒して,カウンターを載せないというミスプレイをしでかす。その後,《血染めの太陽/Blood Sun》も出され,《暗黒の深部/Dark Depths》のコンボも防がれてしまい敗北する。サイドボードに効果的なカードを採用できていなかったのが敗因だった。
3ゲーム目は,こちらは後手を取った。《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》や《悟りの教示者/Enlightened Tutor》があるので,後手のほうが有利ではないかという仮説を今回の大会で試すためだ。しかし,このゲームはこの選択が裏目に出た。相手1ターン目から3ターン目にかけてゴブリンを大量展開され,ビートで3ターンキルされた。
1ゲーム目に,華麗にコンボを決めれてのは最高によかった。しかし,2ゲーム目のプレイミスは痛かった。デッキの習熟度,サイドの練り込みの浅さを思い知らされる試合だった。
### 第3試合: ○××黒緑ダークデプス
ミラーマッチだった。ダークデプスは対戦するのが初めてだった。
1ゲーム目は,お互い《暗黒の深部/Dark Depths》からマリットレイジトークンを出す展開になる。相手が破壊不能が戦闘やダメージでは破壊されると誤解しており,攻撃してきたため,返しに攻撃できて勝利した。
2ゲーム目は,相手2マリガンだったが,《トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach》を2回展開され,無限頑強の揃ったハンドが崩される。苦し紛れに展開した《厳粛/Solemnity》を利用され,相手に《輪作/Crop Rotation》経由で《暗黒の深部/Dark Depths》を出され敗北した。相手にも効果があることを完全に失念していた。
3ゲーム目は,相手に1ターン目に《トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach》を打たれ,手札の土地2枚が落ち,完全にゲームプランを崩される。延長ターンまでいくも,上当たりだったのもあり勝てる気がしなかったので投了した。
## 結果
新デッキでの初の大会は無念の0-3だった。第2試合の1ゲーム目でこちらの理想通りの動きができてとてもよかった。しかし,デッキの完成度の低さを痛感した。
まず,サイドボードがだめだった。せっかくメインに《護衛募集員/Recruiter of the Guard》があるのに,それを活かすカードを採用できていなかった。《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》や《平和の番人/Peacekeeper》など,サイド後にもっと採用できるカードがあった。
また,戦略として今回は自分から後手を選ぶというのを試した。これは《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》のシナジーや《悟りの教示者/Enlightened Tutor》による手札の消耗を軽減するためだった。結論からいうと,これは**NG**だった。
サイド後は相手も対策カードを入れてくるので,1ゲーム目よりも先手後手の影響が大きくなる。そのため,やはり先手を選ぶべきだった。代わりに,先手の場合は《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》を,後手の場合は《探検の地図/Expedition Map》を若干減らして対策カードの枠を作ればよかった。
無限頑強は墓地を使ったコンボのため,サイド後は墓地対策 (《外科的摘出/Surgical Extraction》) される。特に,《外科的摘出/Surgical Extraction》を《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》に受けると,無限頑強の達成が不可能になる。これを避けるためには,《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》と枚数をちらしたほうがよかった。
赤単プリズンの3ゲーム目のように,高速ビートにはやはり後手だと間に合わない。これに耐えるためにも,《Glacial Chasm》や《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》は必要だと感じた。優先的に集めたい。
残念ながら,試合に勝つことはできなかった。鮮やかに瞬殺できたので手応えはあった。今回の試合で課題が見つかったので,これを直して次回は勝てるようにする。
今後少なくとも半年は使い込む。デッキを使いこなせるように,精進していく。