## 概要
- 大会名: Let’s 5 レガシー
- URL: https://www.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=202003
- 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
- 開催日時: 2020-03-25 Wed 12:00
- 参加人数: 約10
- デッキ: エルドラージ・ホワイト
- 結果: 1-4
- 1R oxx: 忍者
- 2R oo-: エルフ
- 3R xox: デルバー・青赤
- 4R xox: オムニスニーク
- 5R xox: アルーレン

新宿のSBCに髭脱毛に通う日だったのでついでに参加した。晴れる屋の大会では水曜日12:00のLet’s 5 レガシーが,参加費500円+100円商品券で5回戦で一番お得なことに気付いた。できるだけこの大会に参加できるように予定を合わせることにする。

## 購入
今まで大会参加時の購入品を大会報告と一緒に報告していた。

年末年始の総決算時に集計しにくいことと,大会報告の文量がやや多くなるため,別の記事に分けることにした。

## デッキ
今回もエルドラージ・ホワイトを使った。

デッキ名/Deck Nameエルドラージ・ホワイト/Eldrazi White
デッキ製作者/Deck Designer妹尾 賢/SENOO, Ken
バージョン/Version6.2.0
日付/Date2020-03-25 Wed

60メインデッキ/Main Deck
26土地/Land
04《平地/Plains》
04《魂の洞窟/Cavern of Souls》
04《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》
04《不毛の大地/Wasteland》
04《爆発域/Blast Zone》
02《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》

24クリーチャー/Creature
01《歩行バリスタ/Walking Ballista》
04《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
04《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》
01《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
03《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
03《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》
02《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
02《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
04《難題の予見者/Thought-Knot Seer》

10その他/Other
04《虚空の杯/Chalice of the Void》
03《金属モックス/Chrome Mox》
01《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
01《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
01《殴打頭蓋/Batterskull》

15サイドボード/Sideboard
01《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》
01《歩行バリスタ/Walking Ballista》
03《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
01《封じ込める僧侶/Containment Priest》
01《無のロッド/Null Rod》
01《減衰球/Damping Sphere》
01《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
04《虚空の力線/Leyline of the Void》
01《排斥/Cast Out》
01《謙虚/Humility》


主な変更点は以下となる。

- メインデッキ: 《無声開拓地/Silent Clearing》1→《平地/Plains》1
- メインデッキ: 《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》3→4
- メインデッキ: 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》2→1
- サイドボード: 《罠の橋/Ensnaring Bridge》1→《排斥/Cast Out》1

《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》2枚は多く感じたので,1枚《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》に差し替えた。その他,白マナが不足しているように感じたので,ダメージの痛い《無声開拓地/Silent Clearing》を《平地/Plains》に差し替えた。

サイドボードの《罠の橋/Ensnaring Bridge》はエルドラージ・ポスト相手にも効かず,対策としていまいちなので,《実物提示教育/Show and Tell》に効果のある《排斥/Cast Out》に差し替えた。

## 試合
### 1R oxx: 忍者
晴れる屋に初めて参加した大会でコントロール・グリクシスで負かされた相手だった。

初戦で相手の雰囲気に気負わされ,試合が終わるまで終始緊張して震えが止まらない試合だった。

1Gは《虚空の杯/Chalice of the Void》から展開して確か勝利した。

2Gは,序盤を《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》などで,相手の攻撃をとめたものの,《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》の処理に失敗して負ける。こちらが《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》のカウンターが乗っているところで,こちらのターン終了時に相手が《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》でトークンを生成した。そのままターンを返すと,4/4トークンを生成されてしまった。ここはターンを返さずに,トークンを除去すべきだった。

3Gも2Gと同じような展開。今度は,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》から《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》で《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》をとめる。ただ,今度はエルドラージ指定の《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》を忍術で手札に戻され,キャスト。このときに,こちらが気づかなくて,《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》を指定して除去されてしまう。《爆発域/Blast Zone》を構えていたので,キャストスタックで《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》と《変わり身ののけ者/Changeling Outcast》を一緒に除去すべきだった。

結局,4/4トークンが2体余計に並んでしまい,このミスが決め手で負ける。

この試合はこちらがミスしなければ勝てる試合だったように感じた。相手の素早いプレイや雰囲気で気負わされ,冷静な判断があまりできなかったか。

例えば,《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》をキャストして,黙って考えていると即座に指定されて,間に処理を挟む余地がなかった。こういうところは待ったをかけるとか,事前に想定して構えておくとかしないと相手に持っていかれるということに気付いた。気をつけたい。

### 2R oo-: エルフ
1Rとはうってかわって,穏やかな感じのいい相手だった。

1Gは《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》+《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》で勝利した。《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote》を出されたので,《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》の飛行がありがたかった試合だった。

2Gは相手1ターン目に《クウィリーオン・エルフ/Quirion Elves》で,こちらは1ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void》をキャストする。返しで相手は土地セットで終わったので,2ターン目に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》で相手の手札の《再利用の賢者/Reclamation Sage》の除去に成功する。これが決定打となり,そのまま押し切れた。

1Gも2Gもうまく動きが噛み合って快勝できた。

### 3R xox: デルバー・青赤
比較的よく当たるデルバー・青赤使いだった。

1Gは相手先手で,《昆虫の逸脱者/Insectile Aberration》が止まらず負ける。

2Gは1ターン目の《魂の洞窟/Cavern of Souls》経由の《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が場に残り,そのまま《殴打頭蓋/Batterskull》に加えて,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》もキャストして勝利した。

3Gは痛恨の3マリガン,しゃーなしキープで特に何もできず《昆虫の逸脱者/Insectile Aberration》+《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》で4キルされる。

3Gは《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》が3回初手に来て,白マナが出ないためになくなくマリガンしてしまった。《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》は中長期線では悪くないのだが,そもそも序盤の初動で試合が決まるので,白マナの出る《無声開拓地/Silent Clearing》のほうがよかった。

### 4R xox: オムニスニーク
1Gは2ターン目に《魂の洞窟/Cavern of Souls》経由で《難題の予見者/Thought-Knot Seer》をキャストして展開する。《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》も追加して,攻め立てるところで,《騙し討ち/Sneak Attack》から《グリセルブランド/Griselbrand》。そのターン中には決められなかったので,返しで2体目の《難題の予見者/Thought-Knot Seer》をキャストすると,《渦まく知識/Brainstorm》でカードを退避させられる。返しで《直観/Intuition》から《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を展開されて負ける。

2Gは2ターン目に《魂の洞窟/Cavern of Souls》経由で《封じ込める僧侶/Containment Priest》を出す。こちらは,返しのターンで無色の《紅蓮地獄/Pyroclasm》で処理される。その返しで,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》が決まり,そのまま押し切る。

3Gは2ターン目《実物提示教育/Show and Tell》で《グリセルブランド/Griselbrand》を出されて3回攻撃されて負ける。確か1マリガンで,初手に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》2枚に《古えの墳墓/Ancient Tomb》2枚,《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》,《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》の2ターン目《難題の予見者/Thought-Knot Seer》の手札をキープした。最初のドローで《封じ込める僧侶/Containment Priest》を引き,1ターン目に《封じ込める僧侶/Containment Priest》をキャストするかどうか悩み,2ターン目の《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を優先した。これが結果的にミスだった。

相手の手札には《削剥/Abrade》もあり,結果的に間に合わなかった。《実物提示教育/Show and Tell》デッキは,《古えの墳墓/Ancient Tomb》,《裏切り者の都/City of Traitors》,《水蓮の花びら/Lotus Petal》など2ターン目に決めてくることもあるので,こちらも1-2ターン目から対処できないとだめだった。

また,この3Gも途中で《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》を引いてしまい,やはり《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》は不要に感じた。

### 5R xox: アルーレン
先日の第16期レガシー神に輝いた話題のアルーレンだった。もっとも肝心の《魔の魅惑/Aluren》を出されなかったので,試合終了までわからなかった。

1Gはこちら《虚空の杯/Chalice of the Void》,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》の手札をキープする。1ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void》,2ターン目に《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》X=3を展開。途中で《虚空の杯/Chalice of the Void》を引いたので,こちらはX=2でキャストしてがちがちに固める。相手は,《突然の衰微/Abrupt Decay》でX=2の《虚空の杯/Chalice of the Void》を破壊する。《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を引いたので,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》に装備して攻撃すると,《氷牙のコアトル/Ice-Fang Coatl》でブロックされる。その後,《トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest》を出され,1体目は《爆発域/Blast Zone》で対処するも,2体目の対処が間に合わず負ける。

2Gは痛恨の3マリガン。この時点で勝てる気はあまりしなかった。1ターン目に,《金属モックス/Chrome Mox》+《古えの墳墓/Ancient Tomb》から《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》のスタート。その後,相手に《氷牙のコアトル/Ice-Fang Coatl》や《悪意の大梟/Baleful Strix》,《再利用の賢者/Reclamation Sage》で《金属モックス/Chrome Mox》を破壊と苦しくなるが,《爆発域/Blast Zone》で《氷牙のコアトル/Ice-Fang Coatl》と《悪意の大梟/Baleful Strix》の処理に成功。

《不毛の大地/Wasteland》で土地を破壊すると,相手は土地が2枚で詰まり,そのまま相手は何もできずに《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》と途中で追加した3/3の《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》で殴りきり,勝てた。

3Gは《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》+《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》を《爆発域/Blast Zone》で処理するも,その後に出てきた《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》がサイズ的にとめられず,ひたすらアドバンテージを稼がれて負けた。

## 結果
1-4と負け散らかしてしまった。どの試合も1Gは取れており,惜しいところまで来ているのだがなかなか難しい。

[前回の大会](https://mtg.senooken.jp/post/2020/03/07/)で久し振りに勝ち越して,デッキに手応えを感じてそれをさらに改良したので,いけるかと思ったのだが…

対戦相手を振り返ると,デルバー・青赤とエルフ以外はここ半年ほどで大きな大会で成果を挙げているデッキばかりで,なかなかレベルが高く感じた。強いデッキのコピーデッキが流行るのはしかたない。その割に,サルベイジャーコンボはあまりみかけないが…

忍者とアルーレン相手に《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》が役立ってくれた。今まであまり活躍の場を与えられず申し訳なかったのだが,今日は活躍してもらえた。

《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》はやはりまずかったので,ここは差し替えるとして,他にも改良が必要に感じた。

負けて思いついたのが,《封じ込める僧侶/Containment Priest》+《ちらつき鬼火/Flickerwisp》や《太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned》+《歩行バリスタ/Walking Ballista》コンボだ。あるいは,リベリオンに戻して安定5キルを目指したり,《魂の洞窟/Cavern of Souls》のおかげで打ち消しを回避できるので,《現実を砕くもの/Reality Smasher》もありか。

こちらも何か一発がほしい。そういう意味では,バリヘルコンボが有力だろうか。やるとしたら,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+装備品の6枚セットと差し替える感じだろうか。《歩行バリスタ/Walking Ballista》の追加は,デルバー・青赤や《氷牙のコアトル/Ice-Fang Coatl》にも有効なので悪くない。この場合,枚数が足りないので,買い足す必要がある。うーん…

その他,サイドボードも中途半端になっている。苦手意識の強いエルドラージ・ポストを意識して,サイドをそれに対応できる構成にしているのだが,ここも見直しが必要だ。

また新しい課題が見つかったので,次は勝てるように改善したい。

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